JP2019200028A - 受液器、受液器の製造方法および受液器を用いたコンデンサ - Google Patents
受液器、受液器の製造方法および受液器を用いたコンデンサ Download PDFInfo
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Description
ベース部材の挿入部の外周面に平目状のローレット目が形成され、挿入部がタンク部材の下端開口内に圧入されて、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面との間に隙間が形成されるとともに、ベース部材の挿入部のローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間に隙間が形成され、当該両隙間にろう材フィレットが形成されている受液器。
上端が閉鎖されるとともに下端が開口した筒状であり、かつ内周面が円筒面である金属ベア材製タンク部材と、上下両端が開口した筒状である金属ベア材製ベース部材と、ベース部材内に着脱自在に下方から嵌め入れられるプラグとを用意すること、
ベース部材に、外周面が円筒面でありかつタンク部材内に挿入される挿入部と、当該挿入部の外周面に連なるとともにタンク部材の外部に位置する平坦面とを設けること、
ベース部材の挿入部の外周面に平目状のローレット目を形成すること、
ローレット目の全凸部の先端を同一円筒面上に位置させるとともに、当該円筒面の直径をタンク部材の内周面の直径よりも大きくしておくこと、
ベース部材の挿入部の周囲にろう材を配置すること、
ベース部材の挿入部を、ローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間に隙間が形成されるようにタンク部材の下端開口内に圧入し、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面とによりろう材を挟むこと、
タンク部材およびベース部材を一定温度に加熱することにより、ろう材を用いてタンク部材とベース部材とをろう付し、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面との間の隙間、およびベース部材の挿入部のローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間の隙間にろう材フィレットを形成すること、
ならびにベース部材内に下方からプラグを嵌め入れることを含む受液器の製造方法。
凝縮部が、長手方向を上下方向に向けて配置された凝縮部出口ヘッダと、長手方向を左右方向に向けるとともに上下方向に間隔をおいて並列状に配置され、かつ長手方向の一端が凝縮部出口ヘッダに接続された複数の熱交換管からなる熱交換パスとを備えており、過冷却部が、凝縮部出口ヘッダの下方に隣り合うように配置された過冷却部入口ヘッダと、長手方向を左右方向に向けるとともに上下方向に間隔をおいて並列状に配置され、かつ長手方向の一端が過冷却部入口ヘッダに接続された複数の熱交換管からなる熱交換パスとを備えており、受液器が上記1)〜3)のうちのいずれかに記載された受液器からなり、
凝縮部出口ヘッダと過冷却部入口ヘッダとが1つのヘッダタンク内に設けられ、凝縮部出口ヘッダに、凝縮部から冷媒を流出させる冷媒流出口が形成され、過冷却部入口ヘッダに、受液器から冷媒を流入させる冷媒流入口が形成され、
受液器のベース部材が、凝縮部出口ヘッダおよび過冷却部入口ヘッダが設けられたヘッダタンクにろう材により接合されており、受液器のベース部材に、凝縮部出口ヘッダの冷媒流出口に通じる冷媒流入穴と、過冷却部入口ヘッダの冷媒流入口に通じる冷媒流出穴が形成されているコンデンサ。
(2):凝縮部
(3):過冷却部
(4):受液器
(5):熱交換管
(7):左側ヘッダタンク
(16):冷媒流出口
(17):冷媒流入口
(19):凝縮部出口ヘッダ
(21):過冷却部入口ヘッダ
(23):ベース部材
(24):タンク部材
(25):プラグ
(27):冷媒流入穴
(28):冷媒流出穴
(29):ローレット目
(29a):凸部
(29b):溝部
(30):面取り部
(33):挿入部
(34):平坦面
(37):円筒体
(39)(40):隙間
(42)(43)(44):ろう材フィレット
(45):ろう材
Claims (7)
- 上端が閉鎖されるとともに下端が開口した筒状であり、かつ内周面が円筒面である金属ベア材製タンク部材と、上下両端が開口した筒状であり、かつタンク部材にろう材により接合された金属ベア材製ベース部材と、ベース部材内に着脱自在に下方から嵌め入れられたプラグとからなり、ベース部材に、外周面が円筒面でありかつタンク部材内に挿入される挿入部と、当該挿入部の外周面に連なるとともにタンク部材の外部に位置する平坦面とが設けられ、挿入部がタンク部材の下端開口内に挿入された状態でベース部材がタンク部材にろう材により接合されており、コンデンサの凝縮部から流入した気液混相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する受液器であって、
ベース部材の挿入部の外周面に平目状のローレット目が形成され、挿入部がタンク部材の下端開口内に圧入されて、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面との間に隙間が形成されるとともに、ベース部材の挿入部のローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間に隙間が形成され、当該両隙間にろう材フィレットが形成されている受液器。 - ベース部材の挿入部の外周面と上端面との間に面取り部が形成され、当該面取り部とタンク部材の内周面との間にろう材フィレットが形成されている請求項1記載の受液器。
- 面取り部の面取り角が10〜30度である請求項2記載の受液器。
- 請求項1記載の受液器を製造する方法であって、
上端が閉鎖されるとともに下端が開口した筒状であり、かつ内周面が円筒面である金属ベア材製タンク部材と、上下両端が開口した筒状である金属ベア材製ベース部材と、ベース部材内に着脱自在に下方から嵌め入れられるプラグとを用意すること、
ベース部材に、外周面が円筒面でありかつタンク部材内に挿入される挿入部と、当該挿入部の外周面に連なるとともにタンク部材の外部に位置する平坦面とを設けること、
ベース部材の挿入部の外周面に平目状のローレット目を形成すること、
ローレット目の全凸部の先端を同一円筒面上に位置させるとともに、当該円筒面の直径をタンク部材の内周面の直径よりも大きくしておくこと、
ベース部材の挿入部の周囲にろう材を配置すること、
ベース部材の挿入部を、ローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間に隙間が形成されるようにタンク部材の下端開口内に圧入し、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面とによりろう材を挟むこと、
タンク部材およびベース部材を一定温度に加熱することにより、ろう材を用いてタンク部材とベース部材とをろう付し、タンク部材の下端面とベース部材の平坦面との間の隙間、およびベース部材の挿入部のローレット目の溝部とタンク部材の内周面との間の隙間にろう材フィレットを形成すること、
ならびにベース部材内に下方からプラグを嵌め入れることを含む受液器の製造方法。 - ベース部材の挿入部の外周面と上端面との間に面取り部を形成しておき、ろう材によるタンク部材とベース部材とのろう付時に、面取り部とタンク部材の内周面との間にろう材フィレットを形成する請求項4記載の受液器の製造方法。
- 面取り部の面取り角が10〜30度である請求項5記載の受液器の製造方法。
- 凝縮部と、凝縮部の下方に設けられた過冷却部と、凝縮部と過冷却部との間に設けられ、かつ凝縮部から流入した気液混相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する受液器とを備えたコンデンサにおいて、
凝縮部が、長手方向を上下方向に向けて配置された凝縮部出口ヘッダと、長手方向を左右方向に向けるとともに上下方向に間隔をおいて並列状に配置され、かつ長手方向の一端が凝縮部出口ヘッダに接続された複数の熱交換管からなる熱交換パスとを備えており、過冷却部が、凝縮部出口ヘッダの下方に隣り合うように配置された過冷却部入口ヘッダと、長手方向を左右方向に向けるとともに上下方向に間隔をおいて並列状に配置され、かつ長手方向の一端が過冷却部入口ヘッダに接続された複数の熱交換管からなる熱交換パスとを備えており、受液器が請求項1〜3のうちのいずれかに記載された受液器からなり、
凝縮部出口ヘッダと過冷却部入口ヘッダとが1つのヘッダタンク内に設けられ、凝縮部出口ヘッダに、凝縮部から冷媒を流出させる冷媒流出口が形成され、過冷却部入口ヘッダに、受液器から冷媒を流入させる冷媒流入口が形成され、
受液器のベース部材が、凝縮部出口ヘッダおよび過冷却部入口ヘッダが設けられたヘッダタンクにろう材により接合されており、受液器のベース部材に、凝縮部出口ヘッダの冷媒流出口に通じる冷媒流入穴と、過冷却部入口ヘッダの冷媒流入口に通じる冷媒流出穴が形成されているコンデンサ。
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