JP2019199445A - 経口摂取用組成物及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収でき、製造・流通コストが抑えられた経口摂取用組成物を提供する。【解決手段】ジオスゲニン含有粉末と、中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを含むことを特徴とする経口摂取用組成物を提供する。前記ジオスゲニン含有粉末は、ジオスゲニンを固形分換算で5質量%以上20質量%以下含有する山芋抽出物であることが好ましく、前記中鎖脂肪酸は、カプリル酸及び/又はカプリン酸であることが好ましく、前記中鎖脂肪酸の含有量は、前記ジオスゲニンに対して質量比で2.5倍以上100倍以下であることが好ましく、前記粉末油脂は、グリセリン脂肪酸エステルを1質量%以上5質量%以下含有することが好ましく、ハードカプセル、錠剤、又は顆粒の形態であることが好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収させることができる経口摂取用組成物、及びその製造方法に関する。
ジオスゲニンは、性ホルモンの中間体であるデヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone;DHEA)と類似した構造をもつ。山芋にはスピロスタン型サポニンであるジオスチン(配糖体)が含まれ、山芋を食せば、主に胃酸により、ジオスチンのアグリコン(非糖部分)であるジオスゲニンに変換されて、生体内でその機能を発揮し得る。
ジオスゲニンの機能としては、滋養強壮作用、脂肪燃焼作用等が報告されている。また、下記非特許文献1には、ジオスゲニンの投与により、アルツハイマー病の症状があるマウスにおいて、神経細胞の軸索萎縮とシナプス縮退の修復を促進させたこと、正常マウスにおいて、神経興奮と記憶機能を亢進させたことが記載されている。
このようにジオスゲニンは様々な効果を有するので、より高効率で体内に吸収させることができる組成物が求められている。
例えば、下記特許文献1には、ジオスゲニン、所定のジオスゲニン誘導体、及びこれらの薬学的に許容される塩から選ばれる1種以上の化合物が油脂に懸濁又は溶解していることを特徴とする経口投与剤であり、(1)神経細胞の軸索の機能不全が関与する疾患の予防及び/又は治療、(2)神経細胞の軸索の伸展、(3)変性した神経細胞の軸索の修復、及び(4)記憶の増進又は記憶力低下の抑制から選択された少なくとも1つの用途に用いるための経口投与剤が開示されている。
特許第6165323号公報
Tohda C, Yang X, Matsui M, Inada Y, Kadomoto E, Nakada S, Watari H, Shibahara N. Diosgenin-Rich Yam Extract Enhances Cognitive Function: A Placebo-Controlled, Randomized, Double-Blind, Crossover Study of Healthy Adults., Nutrients., 2017 24;9(10). pii: E1160.
しかしながら、上記特許文献1に記載されている経口投与剤では、体内へのジオスゲニンの吸収効率が十分に高いとは言えず、また、油脂に懸濁又は溶解させる必要があるため、ソフトカプセルなどの製品形態に限定されてしまい、製造コストがかかるという問題点があった。
したがって、本発明の目的は、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収でき、製品形態の自由度を高めることができる経口摂取用組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため、粉末状のジオスゲニンを、中鎖脂肪酸を含む粉末油脂に混合することで、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の1つは、ジオスゲニン含有粉末と、中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを含むことを特徴とする経口摂取用組成物を提供するものである。本発明の経口摂取用組成物によれば、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収させることができる。また、粉末原料を混合して製造できるので、製造コストを低減すると共に、製品形態の自由度を高めることができる。さらに、ジオスゲニンは、長い食経験のある山芋などに含まれる化合物であるため、安全性が確認されている。
本発明の経口摂取用組成物において、前記ジオスゲニン含有粉末は、ジオスゲニンを固形分換算で5質量%以上20質量%以下含有する山芋抽出物であることが好ましい。これによれば、ジオスゲニンを更に効率よく、体内へ吸収させることができる。
本発明の経口摂取用組成物において、前記中鎖脂肪酸は、カプリル酸及び/又はカプリン酸であることが好ましい。これによれば、ジオスゲニンを更に効率よく、体内へ吸収させることができる。
本発明の経口摂取用組成物において、前記中鎖脂肪酸の含有量は、前記ジオスゲニンに対して質量比で2.5倍以上100倍以下であることが好ましい。これによれば、ジオスゲニンを更に効率よく、体内へ吸収させることができる。
本発明の経口摂取用組成物において、前記粉末油脂は、グリセリン脂肪酸エステルを1質量%以上5質量%以下含有することが好ましい。これによれば、ジオスゲニンを更に効率よく、体内へ吸収させることができる。
本発明の経口摂取用組成物は、ハードカプセル、錠剤、又は顆粒の形態であることが好ましい。これによれば、製造が容易で扱いやすい形態の経口摂取用組成物を提供することができる。
本発明のもう1つは、ジオスゲニン含有粉末と中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを混合する工程を含み、ジオスゲニンを油脂と懸濁及び/又は乳化する工程を含まないことを特徴とする経口摂取用組成物の製造方法を提供するものである。本発明の経口摂取用組成物の製造方法によれば、ジオスゲニンの体内への吸収効率が高い経口摂取用組成物を提供できる。また、粉末原料を混合して製造できるので、製造コストを低減でき、製品形態の自由度を高めることができる。さらに、ジオスゲニンは、長い食経験のある山芋などに含まれる化合物であるため、安全性が確認されている。
本発明の経口摂取用組成物によれば、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収させることができる。また、粉末原料を混合して製造できるので、製造コストを低減すると共に、製品形態の自由度を高めることができる。さらに、ジオスゲニンは、長い食経験のある山芋などに含まれる化合物であるため、安全性が確認されている。
本発明の経口摂取用組成物の製造方法によれば、ジオスゲニンの体内への吸収効率が高い経口摂取用組成物を提供できる。また、粉末原料を混合して製造できるので、製造コストを低減でき、製品形態の自由度を高めることができる。さらに、ジオスゲニンは、長い食経験のある山芋などに含まれる化合物であるため、安全性が確認されている。
油脂の種類によって、ジオスゲニンの血中移行濃度に差があることを示す図表である。 油脂の性状(液体、粉末)によって、ジオスゲニンの血中移行濃度に差があることを示す図表である。
本発明に用いるジオスゲニン含有粉末に含まれるジオスゲニンは、ステロイドサポゲニンであり、例えば、ヤマノイモ科(Dioscoreaceae)に属するヤマノイモ(山芋)(Dioscorea japonica)、ナガイモ(Dioscorea batatas)、オニドコロ(Dioscorea tokoro)、ヒメドコロ(Dioscorea tenuipes)、カエデドコロ(Dioscorea quinqueloba)、モミジドコロ(Dioscorea septemloba)、タチドコロ(Dioscorea gracillima)、及びダイジョ(Dioscorea alata)等に含まれている。
ジオスゲニンの由来については特に限定されないが、山芋であることが好ましい。また、1又は2種類以上を由来としてもよい。
本発明で用いるジオスゲニン含有粉末としては、例えば、特許第6095591号に記載の方法によって得られる粉末状の山芋抽出物を用いることができる。
上記文献に記載された山芋抽出物の製造方法の一例を挙げると、ジオスチンを固形分中に2質量%以上含有する山芋に抽出溶媒として水の含有量が5〜50w/w%の含水エタノールを添加して60〜100℃で溶媒抽出し、減圧濃縮後、酸を加えて70〜100℃で酸処理し、その後アルカリを加えて中和して、これを更に減圧濃縮後、カラムクロマトグラフィーに供して塩除去を行うことにより、ジオスゲニンを固形分中に5〜20質量%含有する抽出物を得ることができる。この抽出物を減圧濃縮し、乾燥後、粉砕し、篩分けすることにより、ジオスゲニン含有粉末を調製することができる。このジオスゲニン含有粉末は、水分が4質量%以下で、全体の90質量%以上がJIS規格による標準篩を用いて60メッシュ(目開き250μm)をパスする粒度とされていることが好ましい。
本発明に用いるジオスゲニン含有粉末は、ジオスゲニンを固形分換算で5質量%以上20質量%以下含有する山芋抽出物であることが好ましく、ジオスゲニンを固形分換算で15質量%以上20質量%以下含有する山芋抽出物であることがより好ましい。ジオスゲニンの含有量が5質量%未満であるとジオスゲニンの吸収による効果が十分に得られなくなる傾向があり、20質量%を超えると、更なる精製が必要となり、製造コストが高くなる傾向がある。
本発明に用いる粉末油脂に含まれる中鎖脂肪酸は、炭素数6〜12の飽和脂肪酸をいい、例えば、ラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸、カプロン酸、ヘプチル酸、ペラルゴン酸等が挙げられる。このうち、カプリル酸及び/又はカプリン酸を用いることが好ましい。さらに、1又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、本明細書における「中鎖脂肪酸」には「中鎖脂肪酸エステル」が含まれるものとする。ここで、「中鎖脂肪酸エステル」とは中鎖脂肪酸のエステル体を意味し、例えば中鎖脂肪酸とグリセリンがエステル結合した構造を有する中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT : Medium Chain Triglyceride)(例えば、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド)が挙げられる。
中鎖脂肪酸は、粉末油脂中に50質量%以上含有することが好ましく、50質量%以上99質量%以下含有することがより好ましく、50質量%以上65質量%以下含有することがさらに好ましい。中鎖脂肪酸の含有量が50質量%未満であると商品の摂取量(粒数)が多くなり、かつ加工費(カプセル充填費や造粒加工費)が高くなる傾向がある。99質量%を超えると、後に説明するグリセリン酸脂肪エステルの含有量が少なくなるため、その効果が十分に得られなくなる傾向がある。
本発明に用いる粉末油脂は、グリセリン脂肪酸エステルを1質量%以上5質量%以下含有することが好ましく、3質量%以上5質量%以下含有することがより好ましい。グリセリン脂肪酸エステルの含有量が1質量%未満であるとジオスゲニンの吸収が十分なものとならない傾向があり、5質量%を超えると、加工性の低下につながる傾向がある。グリセリン脂肪酸エステルは、モノカプリル酸グリセリンなどの液状原料より親油型モノステアリン酸グリセリンなどの粉末原料の方が好ましい。特に、錠剤加工した際、液体より粉体のグリセリン脂肪酸エステルを用いた方が、中鎖脂肪酸が染み出しにくく、製剤の安定性が増すからである。
本発明の経口摂取用組成物の中鎖脂肪酸の含有量は、ジオスゲニンに対して質量比で5倍以上であることが好ましく、2.5倍以上100倍以下であることがより好ましく、15倍以上60倍以下であることがさらに好ましい。2.5倍未満であるとジオスゲニンの吸収が十分なものとならない傾向があり、100倍を超えると中鎖脂肪酸が優先して吸収され過ぎることによりジオスゲニンの吸収を妨げる原因となる傾向がある。
本発明の経口摂取用組成物は、上記に記載したジオスゲニン含有粉末と、中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを混合する工程によって製造することができる。この場合、ジオスゲニンを油脂と懸濁及び/又は乳化する工程を含まないことが好ましい。混合した粉末は、所望の形態にして製品化することができる。
本発明の経口摂取用組成物の製品形態としては、例えばハードカプセル、錠剤、顆粒、丸剤、散剤、トローチ剤等が挙げられる。ジオスゲニン含有粉末と、中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを混合して上記形態に加工することで製造できるので、製造コストを抑え、取り扱いやすい製品にすることができる。
本発明の経口摂取用組成物の1日当たりの摂取量としては、ジオスゲニンの摂取量として0.08〜1.25mg/体重1kgが好ましく、0.12〜0.9mg/体重1kgがより好ましい。
なお、ジオスゲニンの量は、公知のHPLC分析により、別途標準品により求めた検量線にあてはめて定量する方法等により求めることができる。
本発明の経口摂取用組成物は、本発明の目的を損なわない限り、他の成分を含有することに特に制限はない。例えば、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、コーティング剤、着色剤、発色剤、矯味剤、着香剤、酸化防止剤、防腐剤、呈味剤、酸味剤、甘味剤、強化剤、ビタミン剤、膨張剤、増粘剤、界面活性剤等を添加することができる。
本発明の経口摂取用組成物は、医薬品や、機能性表示食品、特定保健用食品、栄養補助食品などの健康食品や、その他の一般の食品等として製品化することができる。
一般の食品としては、例えば、チョコレート、ビスケット、ガム、キャンディー、クッキー、グミ、打錠菓子等の菓子類;シリアル;アイスクリーム、シャーベット等の冷菓などが挙げられる。
本発明の経口摂取用組成物は、ジオスゲニンを高効率で体内へ吸収させることができることので、滋養強壮作用、脂肪燃焼作用、アルツハイマー病予防、認知機能強化作用等が期待される。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、これらの実施例は本発明を何ら限定するものではない。
<試験例1>
1.試験方法
(1)試料の調製
・比較例1
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物(製品名:ジオパワー15、株式会社アンチエイジング・プロ)50mgを液体状の中鎖脂肪酸(製品名:BergaBest Oil 70/30、Sternchemie社製)790μLに懸濁させたものを、比較例1の試料とした。
・比較例2
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物50mgを水790μLに懸濁させたものを、比較例2の試料とした。
・比較例3
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物50mgをオリーブ油(製品名:オリーブ油RR、サミット製油株式会社製)790μLに懸濁させたものを、比較例3の試料とした。
・比較例4
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物50mgを魚油(DHAとして70%含有)(製品名:DHA−70、株式会社マルハニチロ食品社製)790μLに懸濁させたものを、比較例4の試料とした。
(2)マウスへの投与
ddyマウスに対して、各試料を全量経口投与した。各投与から0,3,6,12時間後、マウス血漿中のジオスゲニン濃度をLC/MS(液体クロマトグラフィー質量分析法)により測定した。
2.結果
結果を表1、及び図1に示した。表1、及び図1に示すように、油脂の種類によって、ジオスゲニンの血中移行濃度に大きな差があることがわかった。特に中鎖脂肪酸に懸濁させた比較例1が、ジオスゲニンの吸収効率が高いことがわかった。
Figure 2019199445
<試験例2>
1.試験方法
(1)試料の調製
・比較例5
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物50mgとグリセリン脂肪酸エステル(製品名:エキセル S−95花王株式会社製、粉末の親油型モノステアリン酸グリセリン)750mgとを混合したものを、比較例5の試料とした。
・実施例1
ジオスゲニンを15%以上含む山芋抽出物50mgと粉末状の中鎖脂肪酸(製品名:BergaBest MCT粉末、Sternchemie社製)750mgとを混合したものを、実施例1の試料とした。ただし、上記粉末状の中鎖脂肪酸には、中鎖脂肪酸(製品名:BergaBest MCT粉末、Sternchemie社製)60〜80質量%の他に、グルコース10〜20質量%、カゼインナトリウム7〜15質量%、及びグリセリン脂肪酸エステル(親油型モノステアリン酸グリセリン)1〜5%が含まれている。
(2)マウスへの投与
ddyマウスに対して、各試料を経口投与した。各投与から0,3,6,12時間後、マウス血漿中のジオスゲニン濃度をLC/MSにより測定した。
2.結果
結果を表2、及び図2に示した。表2、及び図2に示すように、粉末状の中鎖脂肪酸を含む試料(実施例1)では、液体状の中鎖脂肪酸を含む試料(比較例1)に比べて、投与から3時間後において顕著にジオスゲニンの血中移行濃度が高いことがわかった。
このことから、粉末状の中鎖脂肪酸を原料として使用でき、その効果も期待できることから、液体原料では不可能であった、ハードカプセル、錠剤、顆粒での形態で経口摂取用組成物を製造することが可能であることがわかった。
Figure 2019199445

Claims (7)

  1. ジオスゲニン含有粉末と、中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを含むことを特徴とする経口摂取用組成物。
  2. 前記ジオスゲニン含有粉末は、ジオスゲニンを固形分換算で5質量%以上20質量%以下含有する山芋抽出物である、請求項1に記載の経口摂取用組成物。
  3. 前記中鎖脂肪酸は、カプリル酸及び/又はカプリン酸である、請求項1又は2に記載の経口摂取用組成物。
  4. 前記中鎖脂肪酸の含有量は、前記ジオスゲニンに対して質量比で2.5倍以上100倍以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の経口摂取用組成物。
  5. 前記粉末油脂は、グリセリン脂肪酸エステルを1質量%以上5質量%以下含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の経口摂取用組成物。
  6. ハードカプセル、錠剤、又は顆粒の形態である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の経口摂取用組成物。
  7. ジオスゲニン含有粉末と中鎖脂肪酸を50質量%以上含む粉末油脂とを混合する工程を含み、ジオスゲニンを油脂と懸濁及び/又は乳化する工程を含まないことを特徴とする経口摂取用組成物の製造方法。
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