JP2019197407A - 制御システム、サポート装置、サポートプログラム - Google Patents

制御システム、サポート装置、サポートプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オンラインモニタを表示装置上で容易に実現できる構成を提供する。【解決手段】制御装置は、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムから生成されたネイティブコードを格納する記憶部と、記憶部に格納されたネイティブコードを実行する演算処理部とを含む。表示装置は、第1のユーザプログラムから生成され、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を格納する記憶部と、制御装置からネイティブコードの実行状態を示す回路出力状態を取得するとともに、シーケンス回路情報および取得した回路出力状態に基づいて、制御装置におけるシーケンスプログラムの実行状態を視覚化するモニタ機能部とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、オンラインモニタの実現に向けられた制御システム、サポート装置、サポートプログラムに関する。
FA(ファクトリオートメーション)の分野では、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)などの制御装置を用いて設備や機械などの制御対象を制御することが一般的である。このような制御装置には、通常、ユーザに各種情報を提示するとともに、ユーザからの操作を受付ける表示装置が接続される。制御装置により制御される制御対象の状態などが表示装置上に表示される。
一方、デバッグなどのために、制御装置で実行される制御対象に応じて任意に作成されるプログラム(以下、「シーケンスプログラム」とも称す。)の実行状態を確認したいというニーズがある。このようなシーケンスプログラムの実行状態を確認する機能(以下、「オンラインモニタ」とも称す。)を表示装置上で実現することも実現されている。
例えば、特開2003−044277号公報(特許文献1)は、プログラムの開発環境と実行環境とを共存させてプログラム開発の効率を向上させる構成を開示する。より具体的には、制御ランタイム部を用いて、PLCと同様の実行環境をコンピュータ装置上に実現し、制御ランタイム部による実行結果をプログラマブル表示器に戻すことで、プログラマブル表示器でラダープログラムの実行状態を表示する。
特開2003−044277号公報
上述の特開2003−044277号公報(特許文献1)に開示される構成においては、PLCと同一の実行環境を実現するために、コンピュータ装置上にランタイム部を設ける必要があり、コンピュータ装置の構成が複雑化するという課題がある。
本発明の一つの目的は、オンラインモニタを表示装置上で容易に実現できる構成を提供することである。
本発明の一つの実施の形態に係る制御システムは、制御対象を制御するための制御装置と、制御装置と接続された表示装置とを含む。制御装置は、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムから生成されたネイティブコードを格納する記憶部と、記憶部に格納されたネイティブコードを実行する演算処理部とを含む。表示装置は、第1のユーザプログラムから生成され、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を格納する記憶部と、制御装置からネイティブコードの実行状態を示す回路出力状態を取得するとともに、シーケンス回路情報および取得した回路出力状態に基づいて、制御装置におけるシーケンスプログラムの実行状態を視覚化するモニタ機能部とを含む。
この実施の形態によれば、制御装置がネイティブコードの形でユーザプログラムを実行するために、ユーザプログラムに含まれるシーケンスプログラムの回路部品を復元できない場合であっても、オンラインモニタを提供できる。
上述の実施の形態において、回路出力状態は、演算処理部において実行されるネイティブコードで利用されている各変数の値を含むようにしてもよい。この実施の形態によれば、制御装置は、ネイティブコードの実行結果のみを表示装置に提供すればよく、処理負荷の増大を抑制できる。
上述の実施の形態において、シーケンス回路情報は、シーケンスプログラムに規定される回路毎に、規定されている回路部品の種類および各回路部品に対応付けられている変数の情報を含むようにしてもよい。この実施の形態によれば、表示装置が利用可能なリソースに制限がある場合であっても、オンラインモニタに必要な解釈を容易に実現できる。
上述の実施の形態において、表示装置の記憶部は、表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムから生成されたオブジェクトコードをさらに格納するようにしてもよい。この実施の形態によれば、表示装置での処理を高速化できる。
上述の実施の形態において、制御システムは、ユーザ操作に従って、第1のユーザプログラムおよび第2のユーザプログラムを作成するとともに、第1のユーザプログラムからネイティブコードおよびシーケンス回路情報の生成、ならびに、第2のユーザプログラムからオブジェクトコードを生成するサポート装置をさらに含むようにしてもよい。
この実施の形態によれば、制御装置および表示装置の別にサポート装置を用意する必要はなく、また、制御装置および表示装置を連係させて必要なデータをそれぞれの装置に提供できる。
本発明の別の一つの実施の形態に従えば、制御対象を制御するための制御装置と、制御装置と接続された表示装置とを含む、制御システムに向けられたサポート装置が提供される。サポート装置は、ユーザ操作に従って、制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムを生成する手段と、ユーザ操作に従って、表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムを生成する手段と、第1のユーザプログラムから、制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード、および、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を生成する手段と、第2のユーザプログラムから表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコードを生成する手段と、ネイティブコードを制御装置へ転送する手段と、オブジェクトコードおよびシーケンス回路情報を表示装置へ転送する手段とを含む。
この実施の形態によれば、制御装置がネイティブコードの形でユーザプログラムを実行するために、ユーザプログラムに含まれるシーケンスプログラムの回路部品を復元できない場合であっても、オンラインモニタを提供できる。
本発明のさらに別の一つの実施の形態に従えば、制御対象を制御するための制御装置と、制御装置と接続された表示装置とを含む、制御システムに向けられたサポートプログラムが提供される。サポートプログラムはコンピュータに、ユーザ操作に従って、制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムを生成するステップと、ユーザ操作に従って、表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムを生成するステップと、第1のユーザプログラムから、制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード、および、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を生成するステップと、第2のユーザプログラムから表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコードを生成するステップと、ネイティブコードを制御装置へ転送するステップと、オブジェクトコードおよびシーケンス回路情報を表示装置へ転送するステップとを実行させる。
この実施の形態によれば、制御装置がネイティブコードの形でユーザプログラムを実行するために、ユーザプログラムに含まれるシーケンスプログラムの回路部品を復元できない場合であっても、オンラインモニタを提供できる。
本発明によれば、オンラインモニタを表示装置上で容易に実現できる。
本実施の形態に係る制御システムの機能的な構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係る制御システムの構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るPLCのハードウェア構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るHMIのハードウェア構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るサポート装置のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るHMIにおいて提供されるオンラインモニタの一例を示す模式図である。 本発明の関連技術に係るオンラインモニタの実現例を説明するための図である。 本発明の関連技術に係るオンラインモニタを実現するための実装例を説明するための図である。 本発明の関連技術に係るオンラインモニタにおける課題を説明するための図である。 インタプリタ方式およびコンパイラ方式の実装例の相違を説明するための図である。 本実施の形態に係るオンラインモニタの実現例を説明するための図である。 本実施の形態に係るオンラインモニタを実現するための処理手順の一例を説明するための図である。 本実施の形態に係る制御システムにおいて用いられるシーケンス回路情報の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るサポート装置により提供されるインターフェイス画面の一例を示す模式図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
<A.適用例>
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係る制御システム1の機能的な構成例を示す模式図である。図1を参照して、制御システム1は、制御対象を制御する制御装置と、制御装置と接続された表示装置とを含む。以下の説明においては、制御装置の典型例としてPLC100と、表示装置の典型例としてHMI(Human Machine Interface)200とを含む制御システム1を示す。
本明細書において、制御対象に応じて任意に作成されるユーザプログラム(シーケンスプログラム)の制御装置における実行状態を確認する機能を「オンラインモニタ」とも称する。本実施の形態に係る表示装置(HMI200)は、1または複数の制御装置(PLC100)から必要な情報を取得して、オンラインモニタを提供する。
国際規格IEC61131−3においては、PLCアプリケーションのプログラミング言語として、ラダーダイアグラム(LD:Ladder Diagram)、ファンクションブロックダイアグラム(FBD:Function Block Diagram)、シーケンシャルファンクションチャート(SFC:Sequential Function Chart)、インストラクションリスト(IL:Instruction List)、ストラクチャードテキスト(ST:Structured Text)の5種類を規定する。本実施の形態に係るオンラインモニタは、いずれのプログラミング言語で記述されたシーケンスプログラムであってもよい。以下では、典型例として、ラダーダイアグラムで記述されたシーケンスプログラムについて説明する。
本明細書においては、制御装置(PLC100)および表示装置(HMI200)において実行される、制御対象や制御システム1に応じて任意に作成されるアプリケーションプログラムを「ユーザプログラム」とも称す。制御装置(PLC100)で実行されるユーザプログラムは、制御対象に応じて作成されるシーケンスプログラムやモーションプログラムなどを含む。表示装置(HMI200)で実行されるユーザプログラムは、画面表示を実現するためのオブジェクトのレイアウト・属性や表示を制御するためのロジックなどを含む。
図1に示すように、PLC100は、PLC用のユーザプログラム(シーケンスプログラムを含む)から生成されたネイティブコード154を格納する記憶部を有している。PLC100の演算処理部は、記憶部に格納されたネイティブコード154を実行する。ネイティブコード154の実行により、制御対象に対する制御が実現される。このネイティブコード154は、サポート装置300からPLC100に対して書込まれる。
また、HMI200は、HMI200において画面表示を実現するためのHMI用のユーザプログラム250から生成されたオブジェクトコード252を格納する記憶部を有している。HMI200の記憶部には、さらに、PLC用のユーザプログラムから生成され、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報156が格納される。
HMI200は、オンラインモニタを提供するためのオンラインモニタモジュール260を有している。オンラインモニタモジュール260は、PLC100からネイティブコード154の実行状態を示す回路出力状態を取得する。すなわち、HMI200(オンラインモニタモジュール260)は、PLC100との間で、回路出力状態を遣り取りする。そして、HMI200のオンラインモニタモジュール260は、シーケンス回路情報156および取得した回路出力状態に基づいて、PLC100におけるシーケンスプログラムの実行状態を視覚化する(すなわち、オンラインモニタを提供する)。
このような構成を採用することで、PLC100で実行されるシーケンスプログラムを含むユーザプログラムがネイティブコードのような、元のシーケンスプログラムを再現できない形式であっても、HMI200においてオンラインモニタを提供できる。
<B.制御システムの構成例>
まず、本実施の形態に係る制御システムの構成例について説明する。図2は、本実施の形態に係る制御システム1の構成例を示す模式図である。図2を参照して、制御システム1は、制御装置の典型例であるPLC100と、表示装置の典型例であるHMI200と、サポート装置300とを含む。これらの装置はネットワーク2を介して互いに接続されている。
PLC100は、予め作成されたユーザプログラム(シーケンスプログラムやモーションプログラムを含む)に従って制御演算を実行することで、制御対象を制御する。HMI200は、予め作成されたユーザプログラムに従って、ユーザに各種情報を提示するとともに、ユーザからの操作を受付ける。サポート装置300は、PLC100およびHMI200で実行されるユーザプログラムの作成やデバッグなどの機能を提供する。
<C.制御システム1に含まれる各装置のハードウェア構成>
次に、制御システム1に含まれる各装置のハードウェア構成の一例について説明する。
(c1:PLC100)
図3は、本実施の形態に係るPLC100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図3を参照して、PLC100は、プロセッサ102と、メインメモリ104と、ストレージ106と、ネットワークコントローラ108と、フィールドネットワークコントローラ110,112と、USB(Universal Serial Bus)コントローラ114と、メモリカードインターフェイス116と、ローカルバスコントローラ120とを含む。これらのコンポーネントは、プロセッサバス130を介して接続されている。
プロセッサ102は、制御演算などを実行する演算処理部に相当し、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで構成される。具体的には、プロセッサ102は、ストレージ106に格納されたプログラム(一例として、システムプログラム1060およびネイティブコード154(ユーザプログラム150から生成))を読出して、メインメモリ104に展開して実行することで、制御対象に応じた制御、および、後述するような各種処理を実現する。
メインメモリ104は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ106は、記憶部に相当し、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ106には、基本的な機能を実現するためのシステムプログラム1060に加えて、設備や機械などの制御対象に応じて作成されるネイティブコード154が格納される。
ネットワークコントローラ108は、ネットワーク2を介して、HMI200を含む任意の情報処理装置との間でデータを遣り取りする。フィールドネットワークコントローラ110,112は、フィールドネットワークを介して、任意のリモートIOデバイスや外部装置との間でデータを遣り取りする。図3には、2つのフィールドネットワークコントローラ110,112を図示するが、単一のフィールドネットワークコントローラを採用してもよい。USBコントローラ114は、USB接続を介して、任意の外部装置などとの間でデータを遣り取りする。
メモリカードインターフェイス116は、着脱可能な記録媒体の一例であるメモリカード118を受付ける。メモリカードインターフェイス116は、メモリカード118に対してデータを書込み、メモリカード118から各種データ(ログやトレースデータなど)を読出すことが可能になっている。
ローカルバスコントローラ120は、ローカルバス12を介して、任意のローカルIOユニットとの間でデータを遣り取りする。
図3には、プロセッサ102がプログラムを実行することで必要な機能が提供される構成例を示したが、これらの提供される機能の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)など)を用いて実装してもよい。あるいは、PLC100の主要部を、汎用的なアーキテクチャに従うハードウェア(例えば、汎用パソコンをベースとした産業用パソコン)を用いて実現してもよい。この場合には、仮想化技術を用いて、用途の異なる複数のOS(Operating System)を並列的に実行させるとともに、各OS上で必要なアプリケーションを実行させるようにしてもよい。
(c2:HMI200)
図4は、本実施の形態に係るHMI200のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図4を参照して、HMI200は、プロセッサ202と、メインメモリ204と、ストレージ206と、ネットワークコントローラ208と、入力部210と、表示部212と、USBコントローラ214と、メモリカードインターフェイス216とを含む。これらのコンポーネントは、プロセッサバス230を介して接続されている。
プロセッサ202は、表示処理や入力処理などを実行する演算処理部に相当し、CPUやGPUなどで構成される。具体的には、プロセッサ202は、ストレージ206に格納されたプログラム(一例として、システムプログラム2060およびオブジェクトコード252(ユーザプログラム250から生成))を読出して、メインメモリ204に展開して実行することで、PLC100に対応する表示処理および入力処理を実現する。
メインメモリ204は、DRAMやSRAMなどの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ206は、記憶部に相当し、例えば、HDDやSSDなどの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ206には、基本的な機能を実現するためのシステムプログラム2060に加えて、設備や機械などの制御対象に応じて作成されるオブジェクトコード252、ならびに、シーケンス回路情報156が格納される。
入力部210は、タッチパネル、マウス、キーボードなどで構成され、ユーザ操作を受付ける。表示部212は、液晶ディスプレイなどで構成され、プロセッサ202によるオブジェクトコード252による実行結果に応じた画像などを表示する。入力部210および表示部212が一体化して構成されてもよい。
ネットワークコントローラ208は、ネットワーク2を介して、PLC100を含む任意の情報処理装置との間でデータを遣り取りする。USBコントローラ214は、USB接続を介して、任意の外部装置などとの間でデータを遣り取りする。
メモリカードインターフェイス216は、着脱可能な記録媒体の一例であるメモリカード218を受付ける。メモリカードインターフェイス216は、メモリカード218に対してデータを書込み、メモリカード218から各種データ(ログやトレースデータなど)を読出すことが可能になっている。
図4には、プロセッサ202がプログラムを実行することで必要な機能が提供される構成例を示したが、これらの提供される機能の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASICまたはFPGAなど)を用いて実装してもよい。あるいは、HMI200の主要部を、汎用的なアーキテクチャに従うハードウェア(例えば、汎用パソコンをベースとした産業用パソコン)を用いて実現してもよい。この場合には、仮想化技術を用いて、用途の異なる複数のOSを並列的に実行させるとともに、各OS上で必要なアプリケーションを実行させるようにしてもよい。
(c3:サポート装置300)
図5は、本実施の形態に係るサポート装置300のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図5を参照して、サポート装置300は、一例として、汎用的なアーキテクチャに従うコンピュータがプログラムを実行することで実現される。
より具体的には、サポート装置300は、プロセッサ302と、メインメモリ304と、ストレージ306と、入力部308と、表示部310と、光学ドライブ312と、USBコントローラ316とを含む。これらのコンポーネントは、プロセッサバス318を介して接続されている。
プロセッサ302は、CPUやGPUなどで構成され、ストレージ306に格納されたプログラム(一例として、OS3060およびサポートプログラム3062)を読出して、メインメモリ304に展開して実行することで、後述するような各種処理を実現する。
メインメモリ304は、DRAMやSRAMなどの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ306は、例えば、HDDやSSDなどの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ306には、基本的な機能を実現するためのOS3060に加えて、サポート装置300としての機能を提供するためのサポートプログラム3062が格納される。サポートプログラム3062は、後述するように、PLC用ツールおよびHMI用ツールとしての機能を有している。
入力部308は、キーボードやマウスなどで構成され、ユーザ操作を受付ける。表示部310は、ディスプレイ、各種インジケータ、プリンタなどで構成され、プロセッサ302からの処理結果などを出力する。
USBコントローラ316は、USB接続を介して、任意の外部装置などとの間でデータを遣り取りする。
サポート装置300は、光学ドライブ312を有しており、コンピュータ読取可能なプログラムを非一過的に格納する記録媒体314(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの光学記録媒体)から、その中に格納されたプログラムが読取られてストレージ306などにインストールされる。
サポート装置300で実行されるサポートプログラム3062などは、コンピュータ読取可能な記録媒体314を介してインストールされてもよいが、ネットワーク上のサーバ装置などからダウンロードする形でインストールするようにしてもよい。また、本実施の形態に係るサポート装置300が提供する機能は、OSが提供するモジュールの一部を利用する形で実現される場合もある。
図5には、プロセッサ302がプログラムを実行することで、サポート装置300として必要な機能が提供される構成例を示したが、これらの提供される機能の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASICまたはFPGAなど)を用いて実装してもよい。
<D.オンラインモニタ>
次に、本実施の形態に係るHMI200において提供されるオンラインモニタの一例について説明する。
図6は、本実施の形態に係るHMI200において提供されるオンラインモニタの一例を示す模式図である。図6を参照して、HMI200の表示部には、対象のPLC100で実行されるシーケンスプログラムにより規定されるシーケンス回路270が視覚化されて提供される。シーケンス回路270は、1または複数の回路部品が結合されたものであり、入力値に相当する接点および出力値に相当するコイルを含み得る。
図6に示すシーケンス回路270は、回路部品として、接点272およびファンクション273,274,275,276を含む。オンラインモニタにおいては、シーケンスプログラムの状態値に応じて、回路部品に対応付けて状態値表示271が付加される。図6に示す例では、接点272の直前までは回路が活性化されているものの、接点272自体はオフ(すなわち、活性化されていない)であることが示されている。
本実施の形態においては、PLC100と通信可能に接続されたHMI200において、図6に示すようなオンラインモニタが提供される。
<E.関連技術>
次に、本発明の関連技術に係るオンラインモニタの実現例について説明する。
図7は、本発明の関連技術に係るオンラインモニタの実現例を説明するための図である。図7を参照して、本発明の関連技術においては、PLC100用のサポート装置400およびHMI200用のサポート装置500が用意される。
PLC100用のサポート装置400では、PLC100で実行されるユーザプログラム(シーケンスプログラムなど)を作成するための開発環境(以下、「PLC用ツール」とも称す。)が提供されており、ユーザは、制御対象に応じてPLC用のユーザプログラム150を作成する((1)プログラム作成)。
一方、HMI200用のサポート装置500では、HMI200で実行されるユーザプログラム(画面表示を実現するためのオブジェクトのレイアウト・属性や表示を制御するためのロジックなど)を作成するための開発環境(以下、「HMI用ツール」とも称す。)が提供されており、ユーザは、制御対象に応じてHMI用のユーザプログラム250を作成する((2)プログラム作成)。
サポート装置400において作成されたPLC用のユーザプログラム150は、PLC100へ転送される((3)ユーザプログラム(中間コード)の書込み)。同様に、サポート装置500において作成されたHMI用のユーザプログラム250は、HMI200へ転送される((4)ユーザプログラム(オブジェクトコード)の書込み)。なお、HMI用のユーザプログラム250は、サポート装置500においてオブジェクトコードに変換されて転送されてもよい。
上述の(1)〜(4)は、制御システム1による処理を実現するための処理である。制御システム1における処理が実現されると、以下に示すようなオンラインモニタに係る処理が実行できる。
すなわち、ユーザがHMI200に対してオンラインモニタの実行を指示すると、HMI200は、対象のPLC100に対して、シーケンス回路情報を要求する((5)シーケンス回路情報の要求)。この要求に応答して、PLC100は、予め格納されているシーケンスプログラムに基づいて、シーケンス回路情報を応答するとともに、シーケンスプログラムの実行状態を示す回路出力状態をHMI200へ送信する((6)シーケンス回路情報+回路出力状態)。回路出力状態は、シーケンスプログラムに規定されている回路部品の状態値(オン/オフあるいは値)を含む。なお、HMI200からPLC100に対するシーケンス回路情報の要求は、PLC100に格納されているユーザプログラムのすべてではなく、その一部のみが対象とされることもある。
HMI200は、PLC100からのシーケンス回路情報および回路出力状態に基づいて、シーケンス回路270(図6参照)を視覚化する((7)オンラインモニタ)。
このような処理手順を採用することで、PLC100で実行されるユーザプログラムをHMI200に格納していなくとも、HMI200においてオンラインモニタを実現できる。
<F.関連技術における課題>
図7に示すような本発明の関連技術に係るオンラインモニタの実現例は、PLC100に格納されているユーザプログラム(シーケンスプログラム)からシーケンス回路を構成する回路部品および接続関係を一意に特定できることが前提となる。
図8は、本発明の関連技術に係るオンラインモニタを実現するための実装例を説明するための図である。図8を参照して、本発明の関連技術においては、PLC100は、一種のインタプリタ方式でユーザプログラムを実行する。より具体的には、PLC100は、PLC100用のサポート装置400から書込まれるユーザプログラムを逐次解釈してネイティブコードを生成する。図8に示す構成例においては、ユーザが作成したユーザプログラムから生成された中間コード152がサポート装置400からPLC100に書込まれる。PLC100は、ユーザプログラムの実行時において、サポート装置400により書込まれた中間コード152を逐次解釈して、PLC100のプロセッサ102が解釈できるネイティブコード(マシン語により記述された命令)を生成することで、ユーザプログラムを実行する。
なお、例えば、IEC61131−3に従って記述されたユーザプログラムを逐次解釈するような実装形態を採用してもよい。
このような中間コード152は、IEC61131−3に従って記述されたユーザプログラムを予め定められた規則に従って変換したコードに相当するので、シーケンス回路と双方向に変換可能である。すなわち、中間コード152の各コードに対応する回路部品を一意に決定できるので、中間コード152から対応するシーケンス回路を復元できる。
HMI200は、PLC100から必要に応じて中間コード152を取得し、その取得した中間コード152に含まれる各コードに対応する回路部品からシーケンス回路を復元し、オンラインモニタを実現できる。そのため、HMI200用のサポート装置500からPLC100で実行されるユーザプログラムのシーケンス回路などをHMI200へ書込む必要はない。
図9は、本発明の関連技術に係るオンラインモニタにおける課題を説明するための図である。図9を参照して、PLC100の実行環境によっては、PLC100用のサポート装置400から、中間コード152ではなく、ネイティブコード154がPLC100に書込まれる場合がある。すなわち、PLC100は、コンパイラ方式でユーザプログラムを実行することもある。
この場合には、サポート装置400は、ユーザにより作成されたユーザプログラム(IEC61131−3に従って記述されたコード)をビルド処理(パース、最適化、コンパイルなどを含む)してネイティブコード154を生成する。ネイティブコード154は、PLC100のプロセッサ102により直接解釈できるため、中間コード152を用いる場合に比較して、処理を高速化できるという利点がある。
一方で、このようなネイティブコード154は、IEC61131−3に従って記述されたユーザプログラムを最適化した上で生成されるものであり、基本的には、シーケンス回路への逆変換は不可能である。すなわち、ネイティブコード154の各コードに対応する回路部品を一意に特定することはできず、ネイティブコード154から対応するシーケンス回路を復元できない。
そのため、HMI200は、PLC100からネイティブコード154を取得したとしても、その取得したネイティブコード154からシーケンス回路を復元できないため、上述したような方法でオンラインモニタを実現できない。
図10は、インタプリタ方式およびコンパイラ方式の実装例の相違を説明するための図である。図10を参照して、インタプリタ方式およびコンパイラ方式のいずれにおいても、各回路部品に対応するネイティブコードが生成されることになる。
インタプリタ方式においては、各回路部品に対応する中間コードが生成される。中間コードは、PLC100のプロセッサ102により直接解釈することはできないものの、回路部品には一対一で結びついている。すなわち、回路部品から中間コードへの変換は双方向の変換であり、中間コードから回路部品に逆変換することができる。そして、中間コードからネイティブコードが生成される。中間コードからネイティブコードへの変換は一方向の変換であり、基本的には、ネイティブコードから中間コードに逆変換することはできない。
コンパイラ方式においては、各回路部品からネイティブコードが生成される。ネイティブコードは、PLC100のプロセッサ102が直接解釈できるコードである。コンパイラ方式においては、コンパイラにより最適化などが行なわれるため、同一の回路部品から、全く同じネイティブコードが生成される保証はない。このため、ネイティブコードから確実に回路部品に戻すことができない。すなわち、回路部品からネイティブコードへの変換は一方向の変換であり、基本的には、ネイティブコードから回路部品に逆変換することはできない。
上述したように、図7に示す本発明の関連技術に係るオンラインモニタは、インタプリタ方式のPLC100においては実現可能であるものの、コンパイラ方式のPLC100においては実現が難しい。そこで、本実施の形態に係る制御システム1においては、コンパイラ方式のPLC100に対しても、オンラインモニタを実現できる構成を提供する。
<G.本実施の形態>
次に、本実施の形態に係るオンラインモニタについて説明する。
(g1:オンラインモニタの実現例)
図11は、本実施の形態に係るオンラインモニタの実現例を説明するための図である。図11を参照して、本実施の形態においては、図7に示すPLC100用のサポート装置400およびHMI200用のサポート装置500が提供するそれぞれの開発環境を提供するサポート装置300が提供されている。すなわち、サポート装置300は、PLC用ツールおよびHMI用ツールを提供する統合ツールとして機能する。
ユーザは、サポート装置300を操作して、制御対象に応じたPLC用のユーザプログラム150、および、HMI200で実行されるユーザプログラム250を作成する((1)プログラム作成)。
プログラム作成が完了すると、サポート装置300は、ユーザプログラム150およびユーザプログラム250をビルド処理して、ユーザプログラム150に対応するネイティブコードおよびユーザプログラム250に対応するオブジェクトコードを生成する((2)ビルド処理)。このとき、サポート装置300は、ユーザプログラム150からシーケンス回路情報156を併せて生成する。シーケンス回路情報156は、HMI200においてオンラインモニタを提供するために用いられる表示用の情報である。シーケンス回路情報156の詳細については、後述する。
サポート装置300において作成されたユーザプログラム150に対応するネイティブコードはPLC100へ転送される((3)ユーザプログラム(ネイティブコード)の書込み)。同様に、サポート装置300において作成された、ユーザプログラム250に対応するオブジェクトコード、および、ユーザプログラム150に対応するシーケンス回路情報156は、HMI200へ転送される((4)ユーザプログラム(オブジェクトコード)+シーケンス回路情報の書込み)。
上述の(1)〜(4)は、制御システム1による処理を実現するための処理である。このように、サポート装置300は、ユーザ操作に従って、PLC用のユーザプログラム150およびHMI用のユーザプログラム250を作成するとともに、ユーザプログラム150からネイティブコード154およびシーケンス回路情報156の生成、ならびに、ユーザプログラム250からオブジェクトコード252を生成する。
制御システム1における処理が実現されると、以下に示すようなオンラインモニタに係る処理が実行できる。
すなわち、ユーザがHMI200に対してオンラインモニタの実行を指示すると、HMI200は、対象のPLC100に対して、回路出力状態を要求する((5)回路出力状態の要求)。この要求に応答して、PLC100は、実行しているネイティブコードの実行状態を示す回路出力状態をHMI200へ送信する((6)回路出力状態)。回路出力状態は、シーケンスプログラムに規定されている回路部品の状態値(オン/オフあるいは値)を含む。なお、PLC100からHMI200に送信される回路出力状態は、PLC100において実行されているネイティブコードの状態値の一部のみを含むようにすることもある。
HMI200は、サポート装置300からのシーケンス回路情報156、および、PLC100からの回路出力状態に基づいて、シーケンス回路270(図6参照)を視覚化し、オンラインモニタを提供する((7)オンラインモニタ)。
図11に示すように、本実施の形態においては、PLC用ツールおよびHMI用ツールを統合したサポート装置300を用いることで、HMI200用のユーザプログラム250をHMI200へ書込む際に、PLC用のユーザプログラム150から生成されたオンラインモニタに必要な情報を併せてHMI200へ書込むことができる。これによって、PLC100にネイティブコードの形でユーザプログラム150が格納される場合であっても、HMI200においてオンラインモニタを提供できる。
(g2:オンラインモニタの処理手順)
図12は、本実施の形態に係るオンラインモニタを実現するための処理手順の一例を説明するための図である。図12を参照して、統合ツールであるサポート装置300においては、必要なデータを生成する処理が実行される。図12に示される各ステップは、コンピュータであるサポート装置300のプロセッサ302がサポートプログラム3062(図5など参照)を実行することで実現される。
具体的には、PLC100に関して、サポート装置300は、ユーザ操作に従って、PLC用のユーザプログラムを作成する(ステップS2)。すなわち、サポート装置300は、ユーザ操作に従って、PLC100において実行される、シーケンスプログラムを含むユーザプログラム150を生成する。
続いて、サポート装置300は、作成されたPLC用のユーザプログラムに対してビルド処理を実行し(ステップS4)、ユーザプログラムに対応するネイティブコードに加えて、シーケンス回路情報156を生成する。すなわち、サポート装置300は、PLC用のユーザプログラム150から、PLC100の演算処理部であるプロセッサ102が実行するネイティブコード154、および、シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報156を生成する。
そして、サポート装置300は、生成したネイティブコードをPLC100へ転送する(ステップS6)。最終的に、PLC100は、サポート装置300から転送されたネイティブコードを実行する(ステップS8)。
一方、HMI200に関して、サポート装置300は、ユーザ操作に従って、HMI用のユーザプログラム250を作成する(ステップS12)。すなわち、サポート装置300は、ユーザ操作に従って、HMI200において画面表示を実現するためのユーザプログラム250を生成する。
続いて、サポート装置300は、作成されたHMI用のユーザプログラム250に対してビルド処理を実行し(ステップS14)、ユーザプログラムに対応するオブジェクトコードを生成する。すなわち、サポート装置300は、HMI用のユーザプログラム250からHMI200の演算処理部であるプロセッサ202が実行するオブジェクトコード252を生成する。
そして、サポート装置300は、生成したオブジェクトコードに加えて、ステップS4において生成されたシーケンス回路情報156をHMI200へ転送する(ステップS16)。すなわち、サポート装置300は、オブジェクトコード252およびシーケンス回路情報156をHMI200へ転送する。
最終的に、HMI200は、サポート装置300から転送されたオブジェクトコード252を実行して画面表示を実現するとともに、ユーザ操作に応答して、シーケンス回路情報156に基づいてオンラインモニタを提供する(ステップS18)。
(g3:シーケンス回路情報156)
本実施の形態に係るオンラインモニタにおいては、HMI200にシーケンス回路情報156を提供することで、対象のPLC100で実行されるシーケンスプログラムの内容を示すシーケンス回路を視覚化する。
シーケンス回路情報156は、シーケンス回路を視覚化するための情報であり、統合ツールであるサポート装置300がシーケンス回路の情報を維持するために作成されるデータである。シーケンス回路情報156は、使用できるリソースに制限のあるHMIであっても容易に処理できるように、コンパクトであり、かつ、解釈の処理負担が小さいフォーマットで作成されることが好ましい。
図13は、本実施の形態に係る制御システム1において用いられるシーケンス回路情報156の一例を示す模式図である。図13を参照して、例えば、PLC用のユーザプログラムの規定される回路毎に含まれる回路部品の情報が記述される。
図13には、1つの接点278と1つのコイル279とからなる回路の例を示す。この例において、シーケンス回路情報156の回路定義281は、「回路」などの種別を示す種別情報282と、各回路に含まれる回路部品の情報を示す回路部品情報283,284とを含む。図13に示される回路定義281が、ユーザプログラムに規定される回路の数だけ繰返されることになる。
このように、シーケンス回路情報156は、シーケンスプログラムに規定される回路毎に、規定されている回路部品の種類および各回路部品に対応付けられている変数の情報を含む。
なお、図13に示す回路定義281は一例であり、どのようなフォーマットを用いてもよい。また、シーケンス回路情報156は、XMLなどのメタ形式言語で記述されてもよい。
(g4:回路出力状態)
PLC100からHMI200に提供される回路出力状態は、PLC100におけるシーケンスプログラムの実行状態を示すものである。回路出力状態は、基本的には、PLC100において実行されるユーザプログラムで利用されている各変数の値を含む。すなわち、回路出力状態は、PLC100の演算処理部であるプロセッサ102において実行されるネイティブコード154で利用されている各変数の値を含む。
さらに、PLC100において実行されるユーザプログラムにおいてファンクションやファンクションブロックが利用されている場合には、内部変数の値を含むようにしてもよい。このとき、単なる変数の値を用いてもよいし、構造体などを用いてもよい。
PLC100からHMI200に提供される回路出力状態は、予め定められた周期または要求される毎に更新されるようにしてもよい。
<H.インターフェイス画面例>
次に、本実施の形態に係るサポート装置300により提供されるインターフェイス画面の一例について説明する。
図14は、本実施の形態に係るサポート装置300により提供されるインターフェイス画面360の一例を示す模式図である。図14には、サポート装置300からHMI200への転送処理を実行する段階で表示されるインターフェイス画面例を示す。
図14を参照して、インターフェイス画面360においては、HMI200への転送対象となる、プロジェクトデータ項目361と、設定データ項目362と、ユーザデータ項目363と、シーケンス回路情報項目364とを含むリストが表示されている。
プロジェクトデータ361項目は、画面表示を実現するためのオブジェクトのレイアウト・属性や表示を制御するためのロジックなどを含む。設定データ項目362は、HMI200自体の設定値や実行環境についての設定値を含む。ユーザデータ項目363は、ユーザの認証情報やユーザ自身が規定する情報を含む。シーケンス回路情報項目364は、オンラインモニタを提供する対象となるPLC100のユーザプログラムから生成された情報を含む。
シーケンス回路情報項目364をHMI200へ転送する対象となるPLC100は、サポート装置300が自動的に選択してもよいし、ユーザが任意に選択するようにしてもよい。
ユーザが転送ボタン366を押下することで、サポート装置300から対象のHMI200に対して、選択されているデータが転送される。本実施の形態においては、HMI200において画面表示などを実現するためのデータに加えて、オンラインモニタを提供するためのシーケンス回路情報が転送される。
<I.付記>
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
[構成1]
制御システム(1)であって、
制御対象を制御するための制御装置(100)と、
前記制御装置と接続された表示装置(200)とを備え、
前記制御装置は、
シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラム(150)から生成されたネイティブコード(154)を格納する記憶部(106)と、
前記記憶部に格納されたネイティブコードを実行する演算処理部(102)とを含み、
前記表示装置は、
前記第1のユーザプログラムから生成され、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報(156)を格納する記憶部(206)と、
前記制御装置から前記ネイティブコードの実行状態を示す回路出力状態を取得するとともに、前記シーケンス回路情報および前記取得した回路出力状態に基づいて、前記制御装置における前記シーケンスプログラムの実行状態を視覚化するモニタ機能部(260)とを含む、制御システム。
[構成2]
前記回路出力状態は、前記演算処理部において実行されるネイティブコードで利用されている各変数の値を含む、構成1に記載の制御システム。
[構成3]
前記シーケンス回路情報は、前記シーケンスプログラムに規定される回路毎に、規定されている回路部品の種類および各回路部品に対応付けられている変数の情報(281)を含む、構成2に記載の制御システム。
[構成4]
前記表示装置の記憶部は、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラム(250)から生成されたオブジェクトコード(252)をさらに格納する、構成1〜3のいずれか1項に記載の制御システム。
[構成5]
ユーザ操作に従って、前記第1のユーザプログラムおよび前記第2のユーザプログラムを作成するとともに、前記第1のユーザプログラムから前記ネイティブコードおよび前記シーケンス回路情報の生成、ならびに、前記第2のユーザプログラムから前記オブジェクトコードを生成するサポート装置(300)をさらに備える、構成4に記載の制御システム。
[構成6]
制御対象を制御するための制御装置(100)と、前記制御装置と接続された表示装置(200)とを含む、制御システム(1)に向けられたサポート装置(300)であって、
ユーザ操作に従って、前記制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラム(150)を生成する手段(S2)と、
ユーザ操作に従って、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラム(250)を生成する手段(S12)と、
前記第1のユーザプログラムから、前記制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード(154)、および、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報(156)を生成する手段(S4)と、
前記第2のユーザプログラムから前記表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコード(252)を生成する手段(S14)と、
前記ネイティブコードを前記制御装置へ転送する手段(S6)と、
前記オブジェクトコードおよび前記シーケンス回路情報を前記表示装置へ転送する手段(S8)とを備える、サポート装置。
[構成7]
制御対象を制御するための制御装置(100)と、前記制御装置と接続された表示装置(200)とを含む、制御システム(1)に向けられたサポートプログラム(3062)であって、前記サポートプログラムはコンピュータ(300)に
ユーザ操作に従って、前記制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラム(150)を生成するステップ(S2)と、
ユーザ操作に従って、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラム(250)を生成するステップ(S12)と、
前記第1のユーザプログラムから、前記制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード(154)、および、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報(156)を生成するステップ(S4)と、
前記第2のユーザプログラムから前記表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコード(252)を生成するステップ(S14)と、
前記ネイティブコードを前記制御装置へ転送するステップ(S6)と、
前記オブジェクトコードおよび前記シーケンス回路情報を前記表示装置へ転送するステップ(S8)とを実行させる、サポートプログラム。
<J.利点>
インタプリタ方式の制御装置のオンラインモニタを提供する場合には、制御装置が実行する中間コードなどを取得することで、シーケンス回路情報を一意に復元でき、これによって表示装置に特別な仕組みを用意することなく、オンラインモニタを提供できる。
これに対して、コンパイラ方式の制御装置のオンラインモニタを提供する場合には、制御装置が実行するネイティブコードを取得したとしても、シーケンス回路情報に復元することは原則的に不可能であり、オンラインモニタの提供が難しかった。
これに対して、本実施の形態に係る制御システムにおいては、PLC用ツールおよびHMI用ツールを提供した統合ツールであるサポート装置を用いることで、表示装置へのデータ転送時に、制御装置で実行されるユーザプログラム(シーケンスプログラム)の回路情報を併せて提供することができ、これによって、ネイティブコードを格納して実行する制御装置に対しても、オンラインモニタを容易に提供できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御システム、2 ネットワーク、12 ローカルバス、100 PLC、102,202,302 プロセッサ、104,204,304 メインメモリ、106,206,306 ストレージ、108,208 ネットワークコントローラ、110,112 フィールドネットワークコントローラ、114,214,316 USBコントローラ、116,216 メモリカードインターフェイス、118,218 メモリカード、120 ローカルバスコントローラ、130,230,318 プロセッサバス、150,250 ユーザプログラム、152 中間コード、154 ネイティブコード、156 シーケンス回路情報、200 HMI、210,308 入力部、212,310 表示部、252 オブジェクトコード、260 オンラインモニタモジュール、270 シーケンス回路、271 状態値表示、272,278 接点、273,274,275,276 ファンクション、279 コイル、281 回路定義、282 種別情報、283,284 回路部品情報、300,400,500 サポート装置、312 光学ドライブ、314 記録媒体、360 インターフェイス画面、361 プロジェクトデータ項目、362 設定データ項目、363 ユーザデータ項目、364 シーケンス回路情報項目、366 転送ボタン、1060,2060 システムプログラム、3060 OS、3062 サポートプログラム。

Claims (7)

  1. 制御システムであって、
    制御対象を制御するための制御装置と、
    前記制御装置と接続された表示装置とを備え、
    前記制御装置は、
    シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムから生成されたネイティブコードを格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納されたネイティブコードを実行する演算処理部とを含み、
    前記表示装置は、
    前記第1のユーザプログラムから生成され、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を格納する記憶部と、
    前記制御装置から前記ネイティブコードの実行状態を示す回路出力状態を取得するとともに、前記シーケンス回路情報および前記取得した回路出力状態に基づいて、前記制御装置における前記シーケンスプログラムの実行状態を視覚化するモニタ機能部とを含む、制御システム。
  2. 前記回路出力状態は、前記演算処理部において実行されるネイティブコードで利用されている各変数の値を含む、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記シーケンス回路情報は、前記シーケンスプログラムに規定される回路毎に、規定されている回路部品の種類および各回路部品に対応付けられている変数の情報を含む、請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記表示装置の記憶部は、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムから生成されたオブジェクトコードをさらに格納する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御システム。
  5. ユーザ操作に従って、前記第1のユーザプログラムおよび前記第2のユーザプログラムを作成するとともに、前記第1のユーザプログラムから前記ネイティブコードおよび前記シーケンス回路情報の生成、ならびに、前記第2のユーザプログラムから前記オブジェクトコードを生成するサポート装置をさらに備える、請求項4に記載の制御システム。
  6. 制御対象を制御するための制御装置と、前記制御装置と接続された表示装置とを含む、制御システムに向けられたサポート装置であって、
    ユーザ操作に従って、前記制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムを生成する手段と、
    ユーザ操作に従って、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムを生成する手段と、
    前記第1のユーザプログラムから、前記制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード、および、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を生成する手段と、
    前記第2のユーザプログラムから前記表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコードを生成する手段と、
    前記ネイティブコードを前記制御装置へ転送する手段と、
    前記オブジェクトコードおよび前記シーケンス回路情報を前記表示装置へ転送する手段とを備える、サポート装置。
  7. 制御対象を制御するための制御装置と、前記制御装置と接続された表示装置とを含む、制御システムに向けられたサポートプログラムであって、前記サポートプログラムはコンピュータに
    ユーザ操作に従って、前記制御装置において実行される、シーケンスプログラムを含む第1のユーザプログラムを生成するステップと、
    ユーザ操作に従って、前記表示装置において画面表示を実現するための第2のユーザプログラムを生成するステップと、
    前記第1のユーザプログラムから、前記制御装置の演算処理部が実行するネイティブコード、および、前記シーケンスプログラムの回路構成を規定するシーケンス回路情報を生成するステップと、
    前記第2のユーザプログラムから前記表示装置の演算処理部が実行するオブジェクトコードを生成するステップと、
    前記ネイティブコードを前記制御装置へ転送するステップと、
    前記オブジェクトコードおよび前記シーケンス回路情報を前記表示装置へ転送するステップとを実行させる、サポートプログラム。
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