JP2019194523A - 計量装置の異常検出装置および異常検出方法 - Google Patents

計量装置の異常検出装置および異常検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トラックスケールなども含めた計量装置において、異常状態を生じた際や定期検査時などに、異常状態の原因を特定したり推測したりすることが可能となる計量装置の異常検出装置および異常検出方法を提供する。【解決手段】本発明の計量装置の異常検出装置は、載台などの荷重負荷部と、この荷重負荷部を支持してデータを出力するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出する指示計4と、を備えた計量装置において、所定のイベントの前および後のデジタルロードセルの出力情報を記録して保存する記録保存部18aを有する。また、記録保存部18aは、保存されたデジタルロードセルの出力情報をメンテナンス情報として保存する。【選択図】図2

Description

本発明は計量装置の異常検出装置および異常検出方法に関する。
計量装置として、載台などの荷重負荷部を支持するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出・表示する指示計とを備えているものは既に広く知られている。また、この種の計量装置において、トラックなどの車両で搬送する貨物の積載量を測定するために用いられるトラックスケールも既に広く知られている。
トラックスケールでは、貨物を載せていない空車状態(空荷状態)で予め計量するとともに、この後、貨物を載せた状態(荷載状態)で計量して、荷載状態の計量値から空荷状態の計量値を差し引いて貨物重量を算出し、記載した計量伝票を発行したり、貨物重量を確認したりしている。
また、トラックスケールを含めた計量装置は、各種の取引や証明を行う際に使用されるものは特定計量器と呼ばれ、この種の特定計量器は所定期間ごとに検査を行う必要がある。特定計量器では、検査時点でも十分な精度を有して正確であることが検査の合格となる条件である。
ここで、トラックスケールを含めて計量装置では指示計の電源を投入すると、この電源投入状態での重量を0(零)と設定するいわゆるパワーオンゼロ動作(電源投入時の零(0)点合わせ動作(零点設定動作))が自動的に行われる。この際は、予め決められた許容範囲内であれば、自動的に零点設定される。
また、トラックスケールでは、載台やデジタルロードセルが、車両が乗り入れやすいようにいわゆる計量現場(設置現場)が屋外である場合が多い。また、電源投入時に、ある程度の変動があっても、差し支えなく零点設定動作を行えるように、許容変動幅を比較的大きめ(例えば、秤量の10%以内)に設定している。
一方、トラックスケールの指示計は、一般に室内に設置されるため、室内に設置している指示計と屋外に設置している載台とが比較的大きい距離離れている(場合によっては数百m離れている)ことがあり、この場合には、指示計を操作している者が、載台の状況を認識していない場合がある。
また、このようなトラックスケールなどの計量装置では、計量時などに各種のエラー表示が出る場合がある。例えば、測定秤量値が、秤量を越えている際には秤量オーバーエラーが表示され、測定時にデジタルロードセルによる測定値が異常となった際にはロードセル異常エラーが表示され、測定重量が、予め設定されているマイナス値より小さくなった際(例えば、計量値がマイナス20目量未満の時)には、マイナスオーバーエラーが表示される。
特開2015−200584公報
しかしながら、例えば計量時などにエラー表示が出たために、利用者が計量装置のメーカーなどに連絡があった場合でも、メーカーなどが確認した際には、エラー表示が再現されず、エラー表示の原因がわからないことがある。すなわち、どのような状況でエラー表示があったのかその状況や経緯がわからないため、エラー表示の原因がわからないことがある。
また、発行された計量伝票の計量値がおかしいとの利用者などからの連絡や問合せがある場合がある。しかし、後でメーカーなどが確認しようとした場合でも、その時の状況がわからないため、原因がわからないことがある。
また、指示計の電源投入時には、許容変動幅内であれば、自動的に零点設定動作が行われるため、電源投入時に、載台に何か物が載っているなど、正しい状況でない場合には、貨物重量値が正しくなくなる恐れがある。例えば、秤量が40tで許容変動幅が秤量の10%以内であるトラックスケールの場合には、電源投入時に、載台に何らかの物が載っていても、4t以内であれば、そのまま零点設定されてしまい、その後の載台上の状況が変動すると、その分だけ、計量誤差を生じてしまう。
例えば、電源投入時に載台の上に雪が積もっていたり、雨が溜まっていたりした場合に、計量時においてその状況が変化すると、計量値が不正確になってしまう。また、場合によっては、指示計の電源投入時に車両が載っているにも関わらず、指示計の操作者などがこれに気付かずに、そのまま計量動作を継続してしまい、その後に状況が変化する(例えば、載台に載っていた車両が移動するなど)と、計量値が不正確になってしまったり、マイナスオーバーエラーが表示されたりする恐れがある。このような場合にも、後でメーカーなどが確認しようとした場合でも、その時の状況がわからないため、原因がわからないことがある。
また、砂利が落下するなどして石を、載台とこの載台の周囲の基礎との間や、載台とデジタルロードセルとの間に、噛み込む場合がある。このような状況下で計量すると、計量値が不正確になってしまうおそれがあるが、挟まれた場所が見えにくい場合には、原因を特定するまでに時間がかかったり、わからなかったりすることがある。
このような不具合に対して、載台に車両が載った状態を撮像装置で撮像して記録する車両重量計量システムや車両重量計量方法が、例えば特許文献1に、開示されている。この計量システムや車両重量計量方法では、載台上に停止した車両を撮像し、画像データから車両番号(ナンバープレートの番号)等と計量データとを関連付けて保存することで、車両番号を誤って入力してしまった場合でも、後に確認することが可能となる。また、載台の状況を指示計が設置されている事務室にいるオペレータから確認しながら、計量操作を行えることも開示されている。
この計量システムや車両重量計量方法を用いることで、撮像された画像を確認することで、計量時の状況を視認できるため、例えば、エラー表示がでたり、計量値がおかしいとの利用者などからの連絡があったりした場合でも、その原因と推測できるような画像があれば、記録画像から原因を特定することが可能となる。例えば、載台上に雪が積もっていたり、雨が溜まっていたりしていた場合には、これらが原因であることを推測できる。
しかしながら、撮像手段で撮像した画像には死角があるため、原因となる場所が死角で写っていない場合には原因を特定できない。また、載台とこの載台の周囲の基礎との間や、載台とデジタルロードセルとの間に、石を噛み込んだ場合には、残されている画像からこれを認識することは困難である。
本発明は上記課題を解決するもので、トラックスケールなども含めた計量装置において、異常状態を生じた際や定期検査時などに、異常状態の原因を特定したり推測したりすることが可能となる計量装置の異常検出装置および異常検出方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明の計量装置の異常検出装置は、載台などの荷重負荷部と、この荷重負荷部を支持してデータを出力するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出する指示計と、を備えた計量装置において、所定のイベントの前および後のデジタルロードセルの出力情報を記録して保存する記録保存部を有することを特徴とする。また、記録保存部は、保存されたデジタルロードセルの出力情報をメンテナンス情報として保存することが好適である。
また、本発明の計量装置の異常検出方法は、載台などの荷重負荷部と、この荷重負荷部を支持してデータを出力するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出する指示計と、を備えた計量装置において、異常を検出する計量装置の異常検出方法であって、所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセルの出力情報を記録して保存することを特徴とする。
上記計量装置の異常検出装置や異常検出方法によれば、所定のイベントの前および後のデジタルロードセルの出力情報が保存されるため、異常が生じた際に、保存されたデジタルロードセルの出力情報から異常状態の原因を検出したり推測したりすることができる。特に、所定のイベントの後だけでなく前のデジタルロードセルの出力情報も保存されるので、所定のイベントよりも前に異常であったかどうかを確認することができる。また、イベントよりも前の状態も含めた時間経過に伴う出力情報の値の変動状態を検出することができる(すなわち、デジタルロードセルの出力値を点ではなくて時間経過に伴って線状に知ることができる)ので、変動傾向を一層認識しやすくなり、異常であったかどうかをより確認し易くなる。
また、本発明は、所定のイベントの所定時間前から所定時間後までのデジタルロードセルの出力情報を保存することを特徴とする。この構成により、保存するデジタルロードセルの出力情報の情報量を比較的少なくすることが可能となる。
また、本発明は、デジタルロードセルが複数設けられ、記録保存部に全てのデジタルロードセルの出力情報を保存することを特徴とする。この構成により、各々のデジタルロードセルに関する異常状態の原因を検出したり推測したりすることができ、撮像する場合のような死角となる情報の欠落などは生じない。
また、本発明は、記録保存部に保存された同じイベントのデジタルロードセルの複数の出力情報を比較して表示または出力可能に構成されていることを特徴とする。この構成により、また、計量装置を長期にわたって使用していた場合などに、計量装置のデジタルロードセルの出力情報からデジタルロードセルの経年変化に係る兆候などを検出して表示したり出力したりすることができるので、この表示情報や出力情報を確認して、デジタルロードセルの出力状況などの長期的傾向をより容易に認識することができる。
また、少なくとも一部のイベントが、指示計の電源投入時に行われる零点設定動作の実行であると好適である。また、少なくとも一部のイベントが、計量時を含む、荷重負荷部に荷重対象が載せられてから離脱されるまでであっても好適である。また、少なくとも一部のイベントが、計量エラーであっても好適である。また、計量装置がトラックスケールである場合も好適である。
本発明によれば、所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセルの出力情報を記録して保存することにより、異常が生じた際に、保存されたデジタルロードセルの出力情報から異常状態の原因を検出したり推測したりすることができる。特に、所定のイベントの後だけでなく前のデジタルロードセルの出力情報も保存されるので、所定のイベントよりも前に異常であったかどうかを確認することができる。
また、所定のイベントの所定時間前から所定時間後までのデジタルロードセルの出力情報を保存すること、例えば、所定のイベントの数秒間前から数秒間後までのデジタルロードセルの出力情報を保存することで、保存するデジタルロードセルの出力情報の情報量を比較的少なくすることが可能となり、計量装置を使用開始から使い終わるまでの情報を一般的な記録保存装置で全て保存することも可能である。
また、デジタルロードセルが複数設けられ、記録保存部に全てのデジタルロードセルの出力情報を保存することにより、各々のデジタルロードセルに関する異常状態の原因を検出したり推測したりすることができて、撮像する場合のような死角となる情報の欠落などは生じない。
また、記録保存部に保存された同じイベントのデジタルロードセルの複数の出力情報を比較して表示または出力可能に構成することにより、また、計量装置を長期にわたって使用していた場合などに、計量装置のデジタルロードセルの出力情報からデジタルロードセルの経年変化に係る兆候などを検出して表示したり出力したりすることができるので、この表示情報や出力情報を確認して、デジタルロードセルの出力状況などの長期的傾向をより容易に認識することができる。また、異常が発生する前に、デジタルロードセルを変えたり、各種のメンテナンスを行ったりして、異常が発生することを予防することも可能となる。
また、イベントが、指示計の電源投入時に行われる零点設定動作の実行であると、零点設定動作による調整量を認識できる。また、計量装置がトラックスケールである場合には、電源投入時に載台の上に雪や雨、車両などのものが載っていたことを容易に推測でき、零点設定が不良状態で行われた可能性があることも推測できる。
また、イベントが、計量時を含む、荷重負荷部に荷重対象が載せられてから離脱されるまでであると、正しい状態で計量されたかどうかを推測することが可能となる。また、計量装置がトラックスケールである場合に、例えば、計量時よりも前や後に計量値が最大になった場合には、計量時に車両の一部が載台にまだ載っていなかった(タイヤの一部が載台2に載っていなかった)と推測でき、これにより、計量した貨物重量が小さめになったり(荷載状態で計量した場合)、大きめになったり(空荷状態で計量した場合)していると推測できる。
また、イベントが、計量エラーである場合には、計量エラー発生前のデジタルロードセルの出力情報を含めて判断できるため、計量エラーの原因を推測し易くなる。
本発明の実施の形態に係る計量装置(計量装置の異常検出装置)を簡略的に示す図である。 同計量装置の指示計収納部、指示計などを簡略的に示す図である。 正常な計量時における計量前から計量後の測定値の変化状態を示す図である。 異常な計量時における計量前から計量後の測定値の変化状態を示す図である。 図3に示した際の左右のバランス状態と前後のバランス状態とをそれぞれ示した図である。 図4に示した際の左右のバランス状態と前後のバランス状態とをそれぞれ示した図である。
以下、本発明の実施の形態に係る計量装置の異常検出装置および異常検出方法を図面に基づき説明する。
ここで、図1は本発明の実施の形態に係る計量装置(計量装置の異常検出装置)の1例であるトラックスケールを簡略的に示す図、図2は同計量装置の指示計収納部、指示計などを簡略的に示す図である。
図1、図2に示すように、計量装置1の1例としてのトラックスケールは、荷重が負荷される(荷を積んだトラックが載せられる)荷重負荷部としての載台2と、この載台2を支持して荷重に対応するデータを出力する複数のデジタルロードセル3と、デジタルロードセル3からの出力信号に基づいて荷重(重量)を算出する指示計4と、デジタルロードセル3と指示計4とを接続する接続配線5と、商用電源に接続される電源部6などを備えている。なお、図示しないが、載台2は、周囲が基礎(あるいは外周枠)などで囲まれているが、基礎などには接触しない状態で配設されている。また、基礎などまたは載台2には、前後左右に大きく移動することがないように、ストッパが取り付けられており、ストッパと載台2との間、またはストッパと基礎などの間に隙間が開けられた状況で設置される。また、この実施の形態では、図1、図2に示すように、指示計4や電源部6などが、指示計収納部(指示計収納ボックス(収納筐体))10内に収容されている場合を示しているが、これに限るものではない。
また、この実施の形態では、図1に示すように、デジタルロードセル3が複数(4つ)設けられている(デジタルロードセル3A〜3D)場合を図示しているが、デジタルロードセル3(3A〜3D)の数は1つでもよいし、4つ以外の複数でもよい。この実施の形態では、全てのデジタルロードセル3(3A〜3D)が、ロードセルユニット接続部(いわゆるジャンクション・ボックス)7に接続され、接続配線5を通してデジタルロードセル3側への電源が供給されるとともに、各デジタルロードセル3(3A〜3D)からの信号が接続配線5を通して指示計4側に送られる。なお、図2における11は、指示計収納部10を含めた計量装置1全体の電源をON(接続)・OFF(切断)する全体電源スイッチ、12は商用電源に接続される電源プラグ、13は接続配線5が接続される端子台である。
図2に示すように、指示計4は、例えば、指示計収納部(指示計収納ボックス)10に、着脱可能な状態で組み付けられており、指示計電源スイッチ4aと、計量値を含めた各種情報を表示する表示部4bと、各種の設定を行う際に用いられる入力部4cと、デジタルロードセル3に重量値などの信号を送るように指示するとともに、全てのデジタルロードセル3からの信号を入力して計量値を算出したり計量動作に関する各種制御を行ったりする指示計CPU(指示計制御部)4dや、計量に関する各種情報などを記憶する記憶部4eなどを有している。
また、指示計4を着脱自在に収納する指示計収納部10に、電源部6やサブCPU16、などを有するサブ基板15や、計量装置10全体の制御などを行う内蔵CPU(上位CPU)17や各種の情報を記憶保存する記憶部18も設けられている。なお、サブ基板15には、デジタルロードセル3からの出力データなどを一時的に記憶する領域を有する記憶部16aも設けられている。
なお、この計量装置1では、指示計4の電源スイッチ4aが入っていない際でも、サブ基板15やデジタルロードセル3に給電され、デジタルロードセル3からの出力データは随時一時的にサブCPU16の記憶部16aに一時的に記憶されている。また、指示計4の電源スイッチ(指示計電源スイッチ4a)が投入された際に、指示計や内蔵CPU17、記憶部18に通電される。また、指示計電源スイッチ4aの投入時には、この電源投入状態での重量を0(零)と設定するいわゆるパワーオンゼロ動作(電源投入時の零(0)点合わせ動作(零点設定動作))が自動的に行われる。この際は、予め決められた許容範囲内であれば、自動的に零点設定される。
ここで、記憶部18には、所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセル3の出力情報を記録して保存する記録保存部18aが設けられている(記録保存用領域がある)。
記録保存部18aには、所定のイベントの所定時間前から所定時間後までのデジタルロードセル2の出力情報がメンテナンス情報として保存される。具体的には、サブCPU16の記憶部16aに、デジタルロードセル3からの出力データがFIFO(ファーストイン・ファーストアウト:先入れ先出し)方式で随時記憶されている。そして、後述するイベントがあれば、内蔵CPU(上位CPU)17からサブCPU16に、そのイベントの所定時間前(例えば、数秒前)から所定時間後(例えば、数秒後)までのデジタルロードセル3の出力情報を送るよう指示し、これに対応した出力情報を受け取って、記録保存部18aに保存する。
また、デジタルロードセル3からは、荷重に対応する出力データが、例えば、1秒間に数回または数十回(例えば、1秒間に10回)の所定周期毎に出力される。したがって、記録保存部18aには、イベント前およびイベント後のデジタルロードセル3の出力情報をそれぞれ複数、連続して保存しており、これらの連続して(点ではなくて線状に)記録されている出力情報から、イベント前およびイベント後の値の変動傾向や安定度合いなども観測可能とされている。また、記録保存部18aに保存された同じイベントのデジタルロードセル3の複数の出力情報を比較して表示部4bに表示したり、プリンタに接続するなどして外部に出力したりできるよう構成されている。また、記録保存部18aに保存される際には、イベントの発生時間も記録保存される(例えば、サブCPU16に備えられている時計部の時刻が記録される)。
記録保存部18aには、3つのイベント(第1〜第3のイベント)の前から後までの時間的に連続するデジタルロードセル3の出力情報を記録して保存する。第1のイベントは、指示計4の電源投入時に行われる零点設定動作の実行である。第2のイベントは、計量時を含む、荷重負荷部に荷重対象が載せられてから離脱されるまでである。第3のイベントは、計量エラーである。
第1のイベントとしての指示計4の電源投入時には零点設定動作が自動的に行われるが、この指示計4の電源投入時の所定時間前(例えば数秒前)から所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、指示計4の電源が投入される度に全て保存される。
また、載台2に車両が載って、その後、計量され、車両が載台2から降りる(第2のイベント)と、載台2に車両が載り始めた際の所定時間前(例えば数秒後)から、車両が載台2から降りた際(離脱時)の所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、載台2に車両が載る度に全て保存される。
また、計量エラーが発生する(第3のイベント)と、この計量エラー発生時の所定時間前(例えば数秒後)から所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、計量エラーが発生する度に全て保存される。例えば、測定秤量値が、秤量を越えている際には秤量オーバーエラーが表示され、測定時にデジタルロードセル3による測定値が異常となった際にはロードセル異常エラーが表示され、測定重量がマイナスとなった際にはマイナスオーバーエラーが表示されるが、これらの計量エラーの発生時には、この計量エラー発生時の所定時間前(例えば数秒後)から所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、計量エラーが発生する度に全て保存される。
なお、記録保存部18aにデジタルロードセル3の出力情報を記録して保存する際には、この出力情報とともに、何れのイベントであるかを識別できる識別情報も併記して記録保存することが好ましいが、これに限るものではない。
上記構成において、指示計4の電源投入時には零点設定動作が自動的に行われる。例えば、計量装置1が、その秤量が40tで許容変動幅が秤量の10%以内であるトラックスケールである場合には、電源投入時に、載台2に何らかの物が載っていても、4t以内であれば、そのまま零点設定されてしまい、その後の載台2上の状況が変動すると、その分だけ、計量誤差を生じてしまう。
例えば、電源投入時に載台2の上に雪が積もっていたり、雨が溜まっていたりした場合には、これらの雪や雨の重量が載台2に負荷しているため、デジタルロードセル3の出力情報に基づいて(他の日などのデジタルロードセル3の出力情報と比較するなどして)、載台2の上に何か載っていたことを推測できる。したがって、その日時や重量などから、載台2に雪が積もっていたり、雨が溜まっていたりして、零点設定が不良状態で行われた可能性があることを推測できる。
また、このように載台2の上に雪が積もっていたり、雨が溜まっていたりしている状況下で、空車車両の計量や、荷載状態の車両を計量すると、これらの車両出入り時や計量時に載台2が振動して、雪や雨が除去されるなどして、計量情報が不正確となったのではないかと推定することも可能となる。
また、電源投入時に載台2に車両やその他の物品などが載せられている場合にも、車両やこれらの物品の荷重が載台2に負荷しているため、デジタルロードセル3の出力情報に基づいて(他の日などのデジタルロードセル3の出力情報と比較するなどして)、載台2の上に車両や何かの物品が載っていたことを推測できる。
また、電源投入時に載台2に車両が載せられている場合には、その後に車両が載台2から離脱して荷重が大きく減少するため、測定重量がマイナスとなったマイナスオーバーエラーが表示されるなどした場合でも、電源投入時に載台2に車両が載せられていることを推測したり、疑ったりすることが可能となる。
また、車両に載せていた砂利が落下するなどして石を、載台2とこの載台2の周囲の基礎との間や、載台2とデジタルロードセル3との間に、噛み込む場合がある。このような状況下で計量すると、噛み込んだ箇所を通して荷重が拡散するなどして、計量値が不正確になってしまうおそれがある。この場合に、特許文献1に開示されているように撮像手段で載台上の車両などの画像を撮像した場合に、挟まれた場所が見えにくい場合には、原因を特定するまでに時間がかかったり、わからなかったりすることがある。これに対して、上記構成によれば、石などを噛み込んだ箇所に近いデジタルロードセル3の計量値が小さくなるので、この値を観察したり、他の日時のデータと比較したりすることで、石などを噛み込んだことや噛み込んだタイミングを推測したり、現在も噛み込んだままであること(この場合には、計量時だけでなく、電源投入時もこの傾向が続くため)を推測したりすることが可能である。
また、計量装置1を長期にわたって使用する場合には、電源投入時ごとのデジタルロードセル3の出力情報の履歴を観察することで、デジタルロードセル3の出力が安定していることや、あるデジタルロードセル3の出力が後ほど下降傾向となったり上昇傾向となったり、不安定であったりする場合がある。この場合には、計量装置を長期にわたって使用していた場合や定期点検時などに、計量装置1のデジタルロードセル3の出力情報からデジタルロードセル3の経年変化に係る兆候などを検出して表示したり出力したりすることができるので、この表示情報や出力情報を確認して、デジタルロードセル3の出力状況などの長期的傾向をより容易に認識することができる。また、特定のデジタルロードセル3の値が変動した場合には、そのデジタルロードセル3が異常となり始めた時期を推測することが可能となる。また、デジタルロードセル3の出力情報を確認することで、それぞれの挙動から、そのデジタルロードセル3や載台2との組付け状況を確認するなどのメンテナンスを行うことが望ましいことを比較的容易に推測することができて、信頼性が向上する。また、このような履歴情報の推移を確認することで異常が発生することを予防することも可能となる。
また、例えば、貨物重量がおかしいなどとの問い合わせがあった場合に、この際の載台2に車両が載り始めた際の所定時間前(例えば数秒後)から、車両が載台2から降りた際(離脱時)の所定時間後(例えば数秒後)まで(第2のイベント)の、各デジタルロードセル3の出力情報を観察することで以下のような状況を推測することができる。
例えば、計量時よりも前や後に計量値が最大になった場合には、計量時に車両の一部が載台2にまだ完全には載っていなかった(タイヤの一部が載台2に載っていなかった)と推測でき、これにより、計量した貨物重量が小さめになったり(荷載状態で計量した場合)、大きめになったり(空荷状態で計量した場合)していると推測できる。なお、図3と図4は、計量時直前から計量後の測定値の変化状態を示している。計量する際は、まず、載台2にトラックなどの車両の前輪が載って測定荷重が増加し、この後、載台2に後輪(本実施の形態では後輪が2軸の場合を示している)も載って測定荷重が増加し、全ての車輪が載った状態で計量される。したがって、通常(正常な計量時)であれば、図3に示すように、計量時にほぼ最大測定荷重となる。一方、図4に示すように、計量時より後に、測定荷重が増加し続け、計量後に最大測定荷重となっていることから、計量時には、車両の一部(例えば後輪のタイヤの一部)が載台2に完全には載っていなかったと推測できる。すなわち、これが原因で、貨物重量が正確でなかったと推測でき、場合によっては使用者にアドバイスをすることができる。
また、図5は前記図3に示した際の左右のバランス状態Aと前後のバランス状態Bとをそれぞれ示した図であり、図6は前記図4に示した際の左右のバランス状態Aと前後のバランス状態Bとをそれぞれ示した図である。図5、図6において、左右のバランス状態Aは、車両の重心位置が中央にある時を50%の箇所で示し、左右の端部に近づくほど0%や100%に近づく。また、前後のバランス状態Bは、車両の重心位置が、前後の中央にある時を50%の箇所で示し、車両が乗り始める側にあるほど0%に近づき、車両が降りる側にあるほど100%に近づく。
この計量装置1では、各デジタルロードセル3の出力情報の重量値から、左右のバランス状態Aと前後のバランス状態Bとを表示または外部に出力可能とされている。通常(正常な計量時)ならば、図5に示すように、車両の全車輪が載台2に載ることで、左右のバランス状態Aおよび前後のバランス状態Bの両方が安定するが、図6に示すように、前後のバランス状態Bが増加している(まだ安定していない)状態で計量したことがわかり、このようなバランス状態Aを示す線図に基づいても、計量時には、車両の一部(例えば後輪のタイヤの一部)が載台2に完全には載っていなかったと推測できる。また、左右のバランス状態Aを確認することで、左右のバランス状態Aが悪い状態で計量した場合には、左右の何れかの車輪が載台2からはみ出した状態で計量したことを推測することができる。
また、載台2に車両が載った際、強風(横風など)が吹いていた場合には、車両が風であおられるため、計量荷重が不安定となる場合が多い。したがって、このような場合でも、載台2に車両が載り始めた際の所定時間前から、車両が載台2から降りた際の所定時間後までの、各デジタルロードセル3の出力情報を確認することで、このような状況(風などにより計量時およびその前後のタイミングで不安定な状況であったこと)を推測することができる。また、同様に、これらの期間内に、運転手などの人が載ったり、降りたりした場合には、その人の体重分だけ、計測値が変動するため、これらの状況を推測することも可能となる。
また、上記したように、計量エラーが発生する(第3のイベント)と、この計量エラー発生時の所定時間前(例えば数秒後)から所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、計量エラーが発生する度に全て保存される。例えば、測定重量値が、秤量を越えている際には秤量オーバーエラーが表示され、測定時にデジタルロードセル3による測定値が異常となった際にはロードセル異常エラーが表示され、測定重量が、予め設定されているマイナス値より小さくなった際(例えば、計量値がマイナス20目量未満の時)にはマイナスオーバーエラーが表示される。何れの場合も、これらの計量エラーの発生時には、この計量エラー発生時の所定時間前(例えば数秒後)から所定時間後(例えば数秒後)までの、各デジタルロードセル3の出力情報が、計量エラーが発生する度に全て保存されるので、エラーとなる原因を推測し易くなる。
例えば、秤量オーバーエラーが発生する前に外部から衝撃を受けたり、地震が発生したりした場合には、その際の減少による計量値の変化状況がわかって原因を推測し易くなる。また、測定時にデジタルロードセル3による測定値が異常となった際にはロードセル異常エラーが表示されるが、異常となる直前のデジタルロードセル3の計量データについてもわかるため、異常となる直前から異常となりかけていたのか、異常となる直前は正常であった、などの区別をすることができて、異常原因を推測し易くなる。また、測定重量が、予め設定されているマイナス値より小さくなった際(例えば、計量値がマイナス20目量未満の時)にはマイナスオーバーエラーが表示されるが、この場合には、マイナスオーバーエラー発生時の直前においても、載台2の計量値が0に近づいていたのかどうかで、より原因を推測し易くなる。また、上記したように電源投入時に載台2に車両やその他のものが載せられている場合には、その後に車両が載台2から離脱して荷重が大きく減少するため、測定重量が、予め設定されているマイナス値より小さくなってマイナスオーバーエラーが表示され、この情報に基づいて、電源投入時に載台2に車両が載せられていることを推測したり、疑ったりすることが可能となる。また、エラー表示が表示された場合には、表示部4bにエラー表示がでるだけで、具体的にどの程度オーバーしているのかを従来は確認できなかった。これに対して、このようにエラー表示した際のデジタルロードセル3の計量データ(出力情報)を記録して確認することができるので、どの程度オーバーしているのかを確認しながら、エラー時の状況やこの状況に基づく判定を行うことが可能となる。
上記のように本発明の実施の形態に係る計量装置1の異常検出装置および異常検出方法によれば、所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセル3の出力情報を記録して保存することにより、異常が生じた際に、保存されたデジタルロードセル3の出力情報から異常状態の原因を検出したり推測したりすることができる。特に、所定のイベントの後だけでなく前のデジタルロードセル3の出力情報も保存されるので、所定のイベントよりも前に異常であったかどうかを確認することができる。
また、デジタルロードセル3(3A〜3D)が複数設けられ、記録保存部18aに全てのデジタルロードセル3(3A〜3D)の出力情報を保存することにより、各々のデジタルロードセル3(3A〜3D)に関する異常状態の原因を検出したり推測したりすることができて、撮像する場合のような死角となる情報の欠落などは生じない。
なお、上記実施の形態では、記録保存部18aが指示計収納部10に収納されている記憶部18に設けられている場合を述べたが、これに限るものではなく、記録保存部は、指示計の内部や指示計収納部10の外部など、何れの場所に設けてもよい。
また、上記実施の形態では計量装置1がトラックスケールである場合を述べたが、これに限るものではなく、ホッパスケールやコイルスケールなど各種の計量装置に適用可能である。また、上記実施の形態では荷重が負荷される荷重負荷部が載台2である場合を述べたが、これに限るものではなく、計量装置が、測定対象物が吊り下げられる荷重負荷部としての吊り部を有する吊り秤(懸垂式はかり)である場合にも適用可能である。
1 計量装置(トラックスケール)
2 載台
3、3A〜3D デジタルロードセル
4 指示計
4a 指示計電源スイッチ
4b 表示部
4c 入力部
4d 指示計CPU(指示計制御部)
4e 記憶部
10 指示計収納部
15 サブ基板
16 サブCPU
16a 記憶部
17 内蔵CPU(上位CPU)
18 記憶部
18a 記録保存部

Claims (10)

  1. 載台などの荷重負荷部と、この荷重負荷部を支持してデータを出力するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出する指示計と、を備えた計量装置において異常を検出する計量装置の異常検出装置であって、
    所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセルの出力情報を記録して保存する記録保存部を有することを特徴とする計量装置の異常検出装置。
  2. 記録保存部は、保存されたデジタルロードセルの出力情報をメンテナンス情報として保存することを特徴とする請求項1に記載の計量装置の異常検出装置。
  3. 記録保存部には、所定のイベントの所定時間前から所定時間後までのデジタルロードセルの出力情報が保存されることを特徴とする請求項1または2に記載の計量装置の異常検出装置。
  4. デジタルロードセルが複数設けられ、記録保存部に全てのデジタルロードセルの出力情報を保存することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  5. 記録保存部に保存された同じイベントのデジタルロードセルの複数の出力情報を比較して表示または出力可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  6. 少なくとも一部のイベントが、指示計の電源投入時に行われる零点設定動作の実行であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  7. 少なくとも一部のイベントが、計量時を含む、荷重負荷部に荷重対象が載せられてから離脱されるまでであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  8. 少なくとも一部のイベントが、計量エラーであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  9. 計量装置がトラックスケールであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の計量装置の異常検出装置。
  10. 載台などの荷重負荷部と、この荷重負荷部を支持してデータを出力するデジタルロードセルと、デジタルロードセルからの信号を処理して、重量を算出する指示計と、を備えた計量装置において、異常を検出する計量装置の異常検出方法であって、
    所定のイベントの前から後までの時間的に連続するデジタルロードセルの出力情報を記録して保存することを特徴とする計量装置の異常検出方法。
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