JP2019194093A - キャップ付き容器 - Google Patents

キャップ付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019194093A
JP2019194093A JP2018087921A JP2018087921A JP2019194093A JP 2019194093 A JP2019194093 A JP 2019194093A JP 2018087921 A JP2018087921 A JP 2018087921A JP 2018087921 A JP2018087921 A JP 2018087921A JP 2019194093 A JP2019194093 A JP 2019194093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
container
protrusion
guide
corrugated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018087921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7053090B2 (ja
Inventor
和寿 吉村
Kazuhisa Yoshimura
和寿 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2018087921A priority Critical patent/JP7053090B2/ja
Publication of JP2019194093A publication Critical patent/JP2019194093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7053090B2 publication Critical patent/JP7053090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】キャップを容器に装着する際に簡単に装着でき、内容物が飛び出すような強い力をかけなくても容器からキャップ゜を外すことができるキャップ゜付き容器を提供すること。【解決手段】前記容器本体5とキャップ7を有するキャップ付き容器1であって、キャップ7は、天面71と、天面71の周縁に肩部3方向に向かって周設された側壁72とを有する外筒73と、天面71の内面から口部2方向に向かって筒状に設けられた内筒6とを有して構成され、口部2には、内筒6と接触しながら内筒6を下方に案内するガイド突起22が径方向の外側に突出して周設され、肩部3には、周方向に連続する山部311と谷部312とを有して構成される波形段部31が形成され、外筒の側壁72の下端部には、周方向に連続する山部741と谷部742とを有して構成された波形段部31と嵌合可能な波形突片74が形成される構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、キャップ付き容器に関する。
従来のキャップ付き容器は、特許文献1に記載されているように、口部11と肩部12を備えた容器10と、天板部21と側壁部22を備え口部11に被せられるキャップと20とを備えたもので、容器10の肩部12には、山部14Aと谷部14Bを有する波形の段部14が設けられ、キャップ20の側壁部下端22Aには、波形の段部14に嵌め合い可能な波形突片23が設けられており、容器10の肩部12における山部14Aの上方表面に、弧状隆起部15を設ける構造としている。
当該構造では、キャップ20の波形突片23と容器10における段部14の山部14Aが突き合った状態になると、波形突片23の内面のキャップ側係合部24は容器10における弧状隆起部15の表面に当たることになり、弧状隆起部15の表面の曲面が案内作用をなして波形突片23を隣接する弧状隆起部15の間に導くこととなる。
そして、このような弧状隆起部15の案内作用によって、容器10の口部11にキャップ20を被せる際に、キャップ20の波形突片23と容器10における段部14の山部14Aが突き合った状態で止まるのを抑止することができる。
また、容器10が容器側係合部16を備え、キャップ20がキャップ側係合部24を備える場合には、弧状隆起部15を設けることで、容器10の縦軸周りにキャップ20を回動して容器側係合部16とキャップ側係合部24の係合を外す際のクリック感が得やすくなるように構成されている(特許文献1の段落0023)。
特開2015−48122号公報
しかし、特許文献1の発明では、容器側係合部16とキャップ側係合部24が係合しているため、まず、この係合を解除する必要があるが、キャップ20を取り外すためにキャップ20の側壁を手で握ったとき、キャップ20の外側から内側に向かって力がかかることになり容器側係合部16とキャップ側係合部24の係合を強くすることになる。よって、無意識にさらに強い力でキャップ20を回動し係合を解除しようとすることになる。
また、肩部12に設けられた山部14Aと谷部14Bの高さ方向の差が大きい(以下、「急傾斜」という)と、より強い力でキャップ20を回動させなければキャップ20を取り外すことができない。さらに特許文献1に記載された発明では、弧状隆起部15の表面に乗り上げる抵抗がかかった後、キャップは容器に対して、抵抗が少なくなった状態で離れることになり、キャップが容器から離れる際の抵抗も急激に少なくなることにより、内容物の飛び出しの問題が生じ、飛び出した内容物が周囲を汚してしまう虞がある。
ここで、特許文献1に記載された発明を例にして説明すると、一般に肩部12に設けられた山部14Aと14Bの高さ方向の差が小さい(以下、「緩やかな傾斜」という)と、キャップ20を取り外すにはそれほど強い力で回動させる必要はない。緩やかな傾斜であるため、山部14Aをキャップ20を回転させて乗り越えるにはそれほどの力が必要でないからである。よって、「緩やかな傾斜」を有する構造ではキャップ20が外れた時の反動で、容器10の内容物が飛び出す虞がない。
一方でキャップ20を装着するときは、肩部12に設けられた山部14Aと谷部14Bの高さ方向の差が大きい(急傾斜)方が、波形突片23(22A)が簡単に装着できる(特許文献1に記載の発明)。これは、山部14Aと谷部14Bの傾斜が急傾斜であるため、傾斜部分が案内作用を発揮して波形突片23(22A)の下に凸の部分を簡単に谷部14Bに案内するからである。特許文献1においては、加えて、弧状隆起部15の曲面もこの案内作用を発揮している(段落0019)。
以上より、内容物が飛び出す虞がないように、強い力でなくても容器からキャップを外すことができるようなキャップ付き容器の構造(「緩やかな傾斜」を有する構造)と、キャップを容器に装着する際には簡単に装着することができるようなキャップ付き容器の構造(「急傾斜」を有する構造)は、構造が相反するものであり両者の構造の効果双方を有するキャップ付き容器の要望があるにもかかわらず、実現されていない。
本発明は、上記した問題点を解消すべく、キャップを容器に装着する際には簡単に装着させることができ、かつ内容物が飛び出す虞がないように、強い力をかけなくても容器からキャップを外すことができるようなキャップ付き容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るキャップ付き容器は、胴部の上に肩部を介して立設された口部を備えた有底筒状の容器本体と、前記口部と肩部を覆うように前記容器本体に装着されるキャップと、を有するキャップ付き容器であって、前記キャップは、天面と、前記天面の周縁に肩部方向に向かって周設された側壁とを有する外筒と、前記天面の内面から前記口部方向に向かって筒状に設けられた内筒とを有して構成され、前記口部には、前記内筒と接触しながら内筒を下方に案内するガイド突起が径方向の外側に突出して周設され、前記肩部には、周方向に連続する山部と谷部とを有して構成される波形段部が形成され、前記外筒の側壁の下端部には、周方向に連続する山部と谷部とを有して構成された前記波形段部と嵌合可能な波形突片が形成されていることを特徴とする。
本態様においては、キャップが外筒と内筒の2重構造になっており、口部の径方向の外側に突出して設けられたガイド突起と内筒が接触することにより、ガイド突起の案内作用によって内筒自体が回転しながら、すなわちキャップ自体が回転しながら下方に案内され、外筒の側壁の下端部に設けられた波形突片と肩部に設けられた波形段部が嵌合することにより、キャップが容器本体に装着される。
つまり、内筒とガイド突起が接触しガイド突起の案内作用により、また外筒の側壁の下端部に設けられた波形突片と肩部に設けられた波形段部が嵌合する構成を有していることにより、簡単にキャップを容器本体に装着することができる。
本発明の第2の態様に係るキャップ付き容器は、第1の態様において、前記内筒の内周面には径方向の内側に突出して前記ガイド突起と係合する係合部が設けられており、前記係合部の下方には前記ガイド突起と接触する誘導片が連接されていることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様に係るキャップ付き容器は、第1又は第2の態様において、前記誘導片が前記ガイド突起に接触しながら、前記内筒が下方に案内され、前記係合部と前記ガイド突起が係合するとともに、前記波形突片と波形段部が嵌合することを特徴とする。
第2及び第3の態様によれば、内筒には係合部の下方にガイド突起と接触する誘導片が連接されているので、ガイド突起と接触し易くより簡単に容器本体にキャップを装着することができる。
さらに上記態様によれば、キャップが外筒と内筒の2重構造になっているため、キャップを外すときは、外筒部分を握ってキャップを取り外すので、握った際にキャップに加わる力は外筒にしか伝わらないので、口部と係合する内筒には影響は及ぼさない。つまり、外筒部分を握る(把持する)力で、係合部とガイド突起が係合している部分を押し付けることがないので、キャップを容器本体から取り外しにくくなることがない。
そのため、従来のキャップ付き容器と異なり、キャップ(外筒部分)にさらに強い力をかけることなく、容器本体からキャップを取り外すことが可能となる。つまり、キャップ開栓時におけるキャップをせり上げる為の必要な力を軽くでき、容器本体からキャップを取り外す力を軽くすることができる。
従って、キャップを取り外した反動によって容器本体の内容物が飛び出す虞がない。
また、内筒が下方に案内され、係合部とガイド突起が係合するとともに、波形突片と波形段部が嵌合するので、確実に容器本体にキャップが装着される。
本発明の第4の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第3のいずれかの態様において、前記波形突片の谷部の下端と前記誘導片の下端との高さ方向の位置における距離h´と前記ガイド突起の上端と前記波形段部の上端を構成する山部との高さ方向の位置における距離hとの関係が、h>h´の関係を満たしていることを特徴とする。
本態様によれば、上述のh>h´の関係を満たしているので、容器本体の肩部に設けられた波形段部を構成する山部と外筒の側壁の下端部に設けられた波形突片の谷部(下に凸の部分)が突き合った状態で止まることがない。
つまり、外筒に設けられた波形突片の谷部(下に凸部分)と肩部に設けられた波形段部の山部とが突き合う前に誘導片とガイド突起とが接触するため、内筒の誘導片がガイド突起に案内されて内筒(キャップ)が回転しながら移動するので、外筒の側壁の下端部に設けられた波形突片の谷部(下に凸の部分)の部分も移動し、容器本体の肩部に設けられた波形段部を構成する山部と突き合う位置からずれるということである。
すなわち、ガイド突起は、外筒の側壁の下端部に設けられた波形突片の谷部(下に凸の部分)の部分と容器本体の肩部に設けられた波形段部を構成する山部とが突き合わないように位置をずらすという位置補正の機能を有している。
そして、このガイド突起の位置補正機能と案内作用とが発揮され、キャップと容器本体とを簡単、確実に装着することができる。
本発明の第5の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第4のいずれかの態様において、誘導片は、外筒側に凸状に湾曲しながら先端が口部側を向くように形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、キャップを装着するときは、誘導片の先端が口部側を向くように形成されているので、ガイド突起に接触しやすく、かつ案内されやすくスムーズにキャップを容器本体に装着することができる。
一方、キャップを取り外すときは、誘導片は、外筒側に凸状に湾曲しておりガイド突起にあまり干渉しないので、スムーズにキャップを容器本体から取り外すことができる。
本発明の第6の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第5のいずれかの態様において、誘導片は下方に向かう逆三角形形状が内筒の下端に所定の間隔を有して周設されたものであり、前記ガイド突起は前記誘導片の逆三角形形状の斜辺部と接触して前記誘導片を案内する傾斜部を有することを特徴とする。
本態様によれば、キャップを装着するときは、誘導片がガイド突起と接触し下方に案内され、斜め下方向に移動しながら内筒(キャップ)が回転するように容器本体側に接近していくので、簡単にキャップを容器本体に装着することが可能となる。
本発明の第7の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第6のいずれかの態様において、口部には、径方向の外側に突出したネックリングが設けられ、前記ネックリングには径方向の外側に突出する前記ガイド突起が形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、ガイド突起をネックリングと一体で成形でき、部品点数を減らすことができる。
本発明の第8の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第7のいずれかの態様において、ガイド突起は、ネックリングの側部上に周方向に所定の間隔を有して複数形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、ネックリングの側部上に周方向に所定の間隔を有して複数形成されていることから、複数の誘導片が複数のガイド突起と接触し案内される部分が増え、各誘導片がスムーズに下方に移動するので、内筒の内周面に設けられている係合部とガイド突起が簡単に係合して、素早く簡単に内筒(キャップ)が容器本体に装着できる。
本発明の第9の態様に係るキャップ付き容器は、第1から第8のいずれかの態様において、誘導片は可撓性を有していることを特徴とする、
本態様によれば、第1から第8の態様の効果に加え、誘導片が可撓性を有しているのでキャップを取り外すときは、誘導片がガイド突起に接触(干渉)したとしても摩擦力はそれほど大きくならないため、強い力をかけてキャップを取り外す必要がない。
本発明に係るキャップ付き容器は、キャップを容器に装着する際には簡単に装着させることができ、かつ内容物が飛び出す虞がないように、強い力をかけなくても容器からキャップを外すことができる効果を有している。
本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様の一部を示す半断面図。 (a)は本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるネックリング部のA―Aにおける断面図。(b)は本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様における主にネックリングの部分と波形段部を示した図。 (a)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体に案内される際の誘導片とガイド突起の関係を示した図。(b)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体と装着した際の誘導片とガイド突起の関係を示した図。(c)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体から取り外される際の誘導片とガイド突起の関係を示した図。 (a)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体に案内される際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。(b)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体と装着した際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。(c)は、本発明に係るキャップ付き容器の第1の実施態様におけるキャップが容器本体から取り外される際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。 (a)は、本発明に係るキャップ付き容器の第2の実施態様におけるキャップが容器本体に案内される際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。(b)は、本発明に係るキャップ付き容器の第2の実施態様におけるキャップが容器本体と装着した際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。(c)は、本発明に係るキャップ付き容器の第2の実施態様におけるキャップが容器本体から取り外される際の誘導片、波形突片、ガイド突起及び波形段部のそれぞれの位置関係を示した図。
以下、図1から図5を参照しながら本発明に係るキャップ付き容器の実施形態について説明するが、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。また各図において、共通する構成部分には同一の符号を付して重複する説明は省略することとする。
図1に示すように、第1の実施態様のキャップ付き容器1は、胴部4の上に肩部3を介して立設された口部2を備えた有底(図示せず)筒状の容器本体5と、口部2と肩部3を覆うように容器本体5に装着されるキャップ7とを有している。
口部2には中栓9が組付けられさらに中栓9はヒンジ81を介して蓋体8と連結している。蓋体8は、開閉可能とするためにヒンジ81を支点として回動可能となっている。
口部2の上部には係止部23が設けられており、当該係止部23の部分が中栓9の被係止部91を係止することにより、中栓9が口部2から抜けないような構造になっている。
さらに、口部2には、径方向の外側に突出したネックリング21が設けられ、ネックリング21の側部上には径方向の外側に突出するガイド突起22が形成されている(図2参照)。
キャップ7は、天面71と、天面71の周縁に肩部3方向に向かって周設された側壁72とを有する外筒73と、天面71の内面から口部2方向に向かって筒状に設けられた内筒6とを有して構成されている。
すなわち、本態様のキャップ7は外筒73と内筒6とを有する2重構造となっている。本態様では外筒73と内筒6とは一体に形成されている。
外筒の側壁72の下端部には、後述する波形段部31と係合する周方向に連続する山部741と谷部742とを有する波形突片74が形成されている。
内筒6の内周面には径方向の内側に突出して、上述したネックリング21に形成されたガイド突起22と係合する係合部62が設けられ、当該係合部62の下方にはガイド突起22に接触する誘導片61が連接されている。
本態様においては、誘導片61は、下方に向かう逆三角形形状(図3参照)が内筒6の下端に等間隔で8個周設されている。
なお、本態様の波形突片74の谷部742(下に凸部)は、周方向において内筒6の下端に周設されている誘導片61の逆三角形状の位置とほぼ同じ位置に形成されているが、波形突片74と誘導片61は同じ位置でなくてもよい。
また、誘導片61は可撓性を有する素材が好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂が挙げられる。さらに、これらを薄く加工したものでもよい。
容器本体5の肩部3には、周方向に連続する山部311と谷部312とを有して構成される波形段部31が形成され、キャップ7の外筒の側壁72の下端部に形成された波形突片74と嵌合する構成になっている。
図2に示すように、ネックリング21は、口部2の径方向の外側に突出して設けられており、ネックリング21の側部上には周方向に所定の間隔を有してガイド突起22が複数形成されている。ここで、ネックリング21は口部2に一体に形成されていても良いし、別体として形成されていても良い。
なお、図2では、ネックリング21とガイド突起22の関係をわかりやすくするため、蓋体8や中栓9は記載していない。
本態様におけるガイド突起22は、ネックリング21の側部上に等間隔で8個設けられており、ネックリング21と一体形成されている。また、ガイド突起22の形状は本態様では5角形の形状を有している(図3参照)。
そして、ネックリング21に設けられているガイド突起22の位置は、周方向において容器本体5の肩部3に形成された波形段部31を構成する山部311の位置と同じ位置に構成されているが、必ずしも同じ位置でなくてもよい。
なお、本態様ではネックリング21にガイド突起22が形成されているが、ガイド突起は、例えば、口部2リップ外周に形成されていてもよいし、その他の位置に形成されていてもよい。
次に、図3を参照(適宜図1、図2を参照)しながら、本発明の作用効果について説明する。
なお、図3においては、本態様の作用効果がわかりやすいように、主に作用効果に関わりのある部分の構成のみを記載している。
図3(a)は、キャップ7を容器本体5に装着する最初の段階である。
キャップ7の内筒6の部分を口部2に合わせて軽く押し込むと、キャップ7の内筒6の先端部に設けられた誘導片61が、ネックリング21の側部上に設けられたガイド突起22に接触する。この際、逆三角形状をした誘導片61の先端は、口部2側を向くように、すなわち内側を向くように形成されているのでガイド突起22に接触し易くなっている。
誘導片61がガイド突起22に接触すると、逆三角形状をした誘導片61の一つの斜辺部611と5角形状をしたガイド突起22の一つの斜辺(以下、「傾斜部」という)221とが接触し、誘導片61は傾斜部221の案内効果により案内されながら斜め下方(図3(a)の矢印方向)に移動していく。つまり、すべての誘導片61が、対応している傾斜部221に接触し、その案内効果により案内されながら斜め下方に移動していくので、内筒6が回転しながら移動することになる。
本態様では、キャップ7は2重構造で外筒73と内筒6が一体に形成されているので、内筒6に形成されている誘導片61が移動するということは、内筒6も移動し外筒73も移動することになるので、最終的にはキャップ7が回転しながら移動することになる。なお、図3(a)の状態ではまだ係合部62はガイド突起22を下方に乗り越えた状態にはない。
ここで、上述したように、本態様では外筒の側壁72の下端部に設けられた波形突片74の谷部742(下に凸部)は、周方向において内筒6の下端に周設されている誘導片61の逆三角形状の位置とほぼ同じ位置に形成されているので(図1参照)、波形突片74の谷部742(下に凸部)も、キャップ7の移動とともに移動する。
一方、ネックリング21に設けられているガイド突起22の位置は、周方向において容器本体5の肩部3に形成された波形段部31を構成する山部311の位置とほぼ同じ位置にある(図2参照)。
したがって、キャップ7の内筒6の部分を口部2に係合させて軽く押し込む前に、波形段部31を構成する山部311と外筒の側壁72の下端部に設けられた波形突片74の谷部742(下に凸部)が対向していても、軽く押し込んだ瞬間にガイド突起22の案内効果によりキャップ7は回転しながら移動するため、波形突片74の谷部742(下に凸部)も移動し、波形段部31を構成する山部311と突き合わない位置に移動する。
つまり、ガイド突起22は案内効果により、波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合わないように、キャップ7の位置を補正する位置補正の機能も有している。
ここで、ガイド突起22の形状は、誘導片61を案内できる部分、すなわち傾斜している傾斜部を有していればよく、本態様のように5角形形状に限定されるものではなく、三角形状、四角形状(ひし形形状)や上に突状の湾曲形状であっても良い。
このように、キャップ7の位置を補正する機能を有することから、波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合うことがなく、簡単にキャップ7を容器本体5に装着することができる。
そして、すでに、キャップ7は移動していることから、容器本体5にキャップ7を装着させるのに、キャップ7を深く移動させる必要がないため(少し移動させれば装着できるため)、波形段部31の山部311と谷部312との高さ方向の距離を大きく(急傾斜)する必要がない。すなわち、山部311と谷部312との高さ方向の距離を小さく(緩やかな傾斜)することができる。これは、波形段部31と嵌合する波形突片74の山部741と谷部742にも同様のことが言える。
これにより、キャップ開栓時におけるキャップをせり上げる為の必要な力を軽くでき、容器本体からキャップを取り外す力を軽くすることができる。キャップを取り外した反動による内容物の飛び跳ねの虞をなくすことができる。
図3(b)は、キャップ7が容器本体5と装着した際の誘導片61とガイド突起22の関係を示した図である。
図3(a)の状態からさらにキャップ7を押し込むと、誘導片61がさらにガイド突起22に案内され(図3(b)の矢印方向)、内筒6の内周面に設けられた係合部62が、ガイド突起22を下方に乗り越えてガイド突起22に係止される。ここで、容器本体5へのキャップ7の装着が完成する。この時、容器本体5の肩部3に形成された、周方向に連続する山部311と谷部312とを有して構成される波形段部31(図1参照)と、キャップ7の外筒の側壁72の下端部に形成された波形突片74(図1参照)とが嵌合する。
図3(c)は、キャップが容器本体から取り外される際の誘導片61とガイド突起22の関係を示した図である。
容器本体5からキャップ7を取り外すときは、外筒73を握って回転させることで、内筒6の係合部62がガイド突起22を上方に乗り越えることにより、キャップ7は容器本体5との装着が解かれるが、本態様では、この際誘導片61が外筒73側に凸状に湾曲しているため、係合部62がガイド突起22を上方に乗り越えた後に、誘導片61がガイド突起22に干渉することがほとんどなく、また、干渉したとしても可撓性を有しているのでそれほど摩擦力が生じることもなく、スムーズにキャップ7を容器本体5から取り外すことができる。
本態様では、前述したように、波形段部31の山部311と谷部312との高さ方向の距離を小さくすることができる構成なので、つまり、山部311と谷部312との高さを小さく(緩やかな傾斜)することができる構造なので、キャップ7を容器本体5から取り外す際には、外筒73を強く回して取り外す必要がない。小さな力で少し回転させるだけで、波形段部31(図1参照)と波形突片74(図1参照)との嵌合が、波形突片74が緩やかな傾斜をせり上がることにより解除される。そして、その際に係合部62がガイド突起22を上方に乗り越え、キャップ7の容器本体5に対する装着が解かれる。
また、本態様では、キャップ7と容器本体5が実際に装着しているのは、内筒6に設けられた係合部62とガイド突起22の係合によるところが大きいので、本態様のように、キャップ7が外筒73と内筒6との2重構造を有している場合には、外筒73に係る力が内筒6に影響を与えることが少なく、従来のようにキャップを強く握るほど外れにくくなる態様ではない。そのため、本態様ではキャップを強く握っても外れにくくなることが無い為キャップ7を取り外し易くすることができるので、キャップ7を取り外す際の力の反動で容器本体5の内容物が飛びだすこともない。
第1の実施態様では、ガイド突起22は案内効果により、波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合わないように、キャップ7の位置を補正する位置補正の機能を有しているが、当該機能が発揮されるためには、当然に波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合うより前に、内筒6に設けられた誘導片61とガイド突起22とが接触する必要がある。
そこで、図4を参照にして、第1の実施態様において、波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合うより前に、内筒6に設けられた誘導片61とネックリング21に設けられたガイド突起22とが接触するための要件(以下「接触要件」という)について説明する。
図4において、(a)は、キャップ7が容器本体5に案内される際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図、(b)は、キャップ7が容器本体5と装着した際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図、(c)は、キャップ7が容器本体5から取り外される際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図である。
ここで、図4(a)を中心に接触要件について説明する。既に説明した構成部分には同一の符号を付して重複する説明は省略することとする。
図4(a)において、波形段部31を構成する山部311の上端とガイド突起22の5角形形状の上端の頂点との距離をh、波形突片74の谷部742の下端と内筒6に設けられた誘導片61の逆三角形形状の下端の頂点の距離をh´とすると、接触要件としてh>h´が必要である。当該要件を満たせば、(a)のように、誘導片61とガイド突起22とが先に接触して、波形突片74の谷部742(下に凸部)と波形段部31を構成する山部311とが突き合わずに、ガイド突起22の案内作用と位置補正機能によって、(b)のように、波形突片74と波形段部31とが嵌合してキャップ7と容器本体5が装着される。
ここで、波形突片74と波形段部31とがずれないで正確に嵌合するには、以下の要件が必要である。
平面視において、キャップ7の中心(図1の中心線О上にある)から誘導片61及び波形突片74の谷部742を通る直線とキャップ7の中心から波形突片74の前記谷部742の隣にある山部741を通る直線とのなす角度と、平面視において、キャップ7の中心Оからガイド突起22及び波形段部31の山部311を通る直線とキャップ7の中心から波形段部31の前記山部311の隣にある谷部312を通る直線とのなす角度が同一であることが必要である。
双方の角度が同一であれば、波形突片74と波形段部31の形状が嵌り合うように同一になるからである。
図5には、本発明に係るキャップ付き容器の第2の実施態様が記載されており、(a)はキャップ7が容器本体5に案内される際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図、(b)は、キャップ7が容器本体5と装着した際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図、(c)は、キャップ7が容器本体5から取り外される際の誘導片61、波形突片74、ガイド突起22及び波形段部31のそれぞれの位置関係を示した図である。
ここで、第1の実施態様と同様、図5(a)を中心に接触要件について説明する。なお、図4にて、既に説明した構成部分には同一の符号を付して、異なる部分について説明する。
第1の実施態様と比較すると、キャップ7においては第1の実施態様では、外筒73に設けられた波形突片74の谷部742と内筒6に設けられた誘導片61は周方向において同じ位置にあるが、第2の実施態様では誘導片61は波形突片74の谷部742から山部の741の方向にαずれている(図5(b)参照)。
また、容器本体5においては、口部2に設けられたネックリング21に形成されたガイド突起22が、第1の態様と異なり、波形段部31の谷部312と周方向においてほぼ同じ位置となるように設けられている。
本発明において、同じ位置とは正確に完全一致するものをいうのではなく、多少の差も含むものとする。
第2の実施態様であっても、接触要件は第1の実施態様と同様に、波形段部31を構成する山部311の上端とガイド突起22の5角形形状の上端の頂点との距離をh、波形突片74の谷部742の下端と内筒6に設けられた誘導片61の逆三角形形状の下端の頂点の距離をh´とすると、接触要件としてh>h´が必要である。
また、波形突片74と波形段部31とがずれないで正確に嵌合するには、以下の要件が必要である。
平面視において、キャップ7の中心(図1の中心線О上にある)から誘導片61を通る直線とキャップ7の中心から波形突片74の谷部742を通る直線とのなす角度と、平面視において、キャップ7の中心からガイド突起22を通る直線とキャップ7の中心から波形段部31の山部311を通る直線とのなす角度(周方向における周長αに相当)が同一であり、かつ、誘導片61を通る直線とキャップ7の中心から波形突片74の前記谷部742の隣にある山部741を通る直線とのなす角度と、平面視において、キャップ7の中心からガイド突起22を通る直線とキャップ7の中心から前記波形段部31の前記山部311の隣にある谷部312を通る直線とのなす角度が同一であることが必要である。
第1の実施態様と同様、それぞれの角度が同一であれば、波形突片74と波形段部31の形状が嵌り合うように同一になるからである。
以上、本発明の実施態様について説明したが、本発明は当該実施態様に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の各構成要素の設計変更等があっても、それらは本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るキャップ付き容器は、キャップを容器に装着する際には簡単に装着ができ、かつ内容物が飛び出す虞がないように、強い力をかけなくても容器からキャップを外すことができるような効果を有している。そのため、新たなキャップ付き容器の分野に用途展開が可能である。
1 :キャップ付き容器
2 :口部
3 :肩部
4 :胴部
5 :容器本体
6 :内筒
7 :キャップ
8 :蓋体
9 :中栓
21 :ネックリング
22 :ガイド突起
23 :係止部
31 :波形段部
61 :誘導片
62 :係合部
71 :天面
72 :側壁
73 :外筒
74 :波形突片
91 :被係止部
221:傾斜部
311:波形段部の山部
312:波形段部の谷部
741:波形突片の山部
742:波形突片の谷部
О :中心線

Claims (9)

  1. 胴部(4)の上に肩部(3)を介して立設された口部(2)を備えた有底筒状の容器本体(5)と、
    前記口部(2)と肩部(3)を覆うように前記容器本体(5)に装着されるキャップ(7)と、を有するキャップ付き容器(1)であって、
    前記キャップ(7)は、天面(71)と、前記天面(71)の周縁に肩部(3)方向に向かって周設された側壁(72)とを有する外筒(73)と、前記天面(71)の内面から前記口部(2)方向に向かって筒状に設けられた内筒(6)とを有して構成され、
    前記口部(2)には、前記内筒(6)と接触しながら内筒(6)を下方に案内するガイド突起(22)が径方向の外側に突出して周設され、
    前記肩部(3)には、周方向に連続する山部(311)と谷部(312)とを有して構成される波形段部(31)が形成され、
    前記外筒の側壁(72)の下端部には、周方向に連続する山部(741)と谷部(742)とを有して構成された前記波形段部(31)と嵌合可能な波形突片(74)が形成されていることを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 前記内筒(6)の内周面には径方向の内側に突出して前記ガイド突起(22)と係合する係合部(62)が設けられており、前記係合部(62)の下方には前記ガイド突起(22)と接触する誘導片(61)が連接されていることを特徴とする、請求項1に記載されたキャップ付き容器。
  3. 前記誘導片(61)が前記ガイド突起(22)に接触しながら、前記内筒(6)が下方に案内され、前記係合部(62)と前記ガイド突起(22)が係合するとともに、前記波形突片(34)と波形段部(31)が嵌合することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載されたキャップ付き容器。
  4. 前記波形突片(74)の谷部(742)の下端と前記誘導片(61)の下端との高さ方向の位置における距離(h´)と前記ガイド突起(22)の上端と前記波形段部(31)の上端を構成する山部(311)との高さ方向の位置における距離(h)との関係が、h>h´の関係を満たしていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
  5. 誘導片(61)は、外筒(73)側に凸状に湾曲しながら先端が口部(2)側を向くように形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
  6. 誘導片(61)は下方に向かう逆三角形形状が内筒(6)の下端に所定の間隔を有して周設されたものであり、前記ガイド突起(22)は前記誘導片(61)の逆三角形形状の斜辺部(611)と接触して前記誘導片(61)を案内する傾斜部(221)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
  7. 口部(2)には、径方向の外側に突出したネックリング(21)が設けられ、前記ネックリング(21)には径方向の外側に突出する前記ガイド突起(22)が形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
  8. ガイド突起(22)は、ネックリング(21)の側部上に周方向に所定の間隔を有して複数形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
  9. 誘導片(61)は可撓性を有していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載されたキャップ付き容器。
JP2018087921A 2018-04-30 2018-04-30 キャップ付き容器 Active JP7053090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018087921A JP7053090B2 (ja) 2018-04-30 2018-04-30 キャップ付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018087921A JP7053090B2 (ja) 2018-04-30 2018-04-30 キャップ付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019194093A true JP2019194093A (ja) 2019-11-07
JP7053090B2 JP7053090B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=68469530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018087921A Active JP7053090B2 (ja) 2018-04-30 2018-04-30 キャップ付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7053090B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771069U (ja) * 1980-10-17 1982-04-30
JPS5916858U (ja) * 1982-07-22 1984-02-01 ライオン株式会社 容器とキヤツプとの嵌合構造
JPH10258858A (ja) * 1997-03-14 1998-09-29 L'oreal Sa スナップ嵌合式キャップを有する型式の容器
JP2015048122A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 東洋製罐株式会社 キャップ付き容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771069U (ja) * 1980-10-17 1982-04-30
JPS5916858U (ja) * 1982-07-22 1984-02-01 ライオン株式会社 容器とキヤツプとの嵌合構造
JPH10258858A (ja) * 1997-03-14 1998-09-29 L'oreal Sa スナップ嵌合式キャップを有する型式の容器
JP2015048122A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 東洋製罐株式会社 キャップ付き容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP7053090B2 (ja) 2022-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8333288B2 (en) Child resistant container having cap and locking ring
US4006836A (en) Safety cap
US6112921A (en) Child-resistant squeeze-and-turn closure, package and method of manufacturing
US8205761B2 (en) Lightweight child-resistant closure
RU2346868C1 (ru) Упаковка из контейнера и защищенного от открывания детьми укупорочного устройства с фиксацией откручивания
US20070045320A1 (en) Safety Closure
US9902535B2 (en) Child-resistant closure
US10676256B2 (en) Child-resistant closure
US7819265B2 (en) Child-resistant closure and container package
US20150014269A1 (en) Senior friendly child resistant closure
US7165692B2 (en) Child-resistant closure and container package
US20060273060A1 (en) Reversible vial closure
KR20210127224A (ko) 합성 수지제 용기 뚜껑
US3912101A (en) Childproof closure
JP2019194093A (ja) キャップ付き容器
US7055708B1 (en) Child-resistant package
US7185776B1 (en) Closure and container package
EP2327633B1 (en) Lightweight child-resistant closure
US20070267379A1 (en) Reversible two-function cap for vial
CN111971234B (zh) 儿童安全盖
JP5607477B2 (ja) 容器
JP2020059538A (ja) キャップ
JP7401237B2 (ja) 容器蓋
JP2023072778A (ja) 1ピースキャップ
JP7128999B2 (ja) 容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7053090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150