JP2019193645A - シート状細胞培養物の製造方法 - Google Patents
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しかし心臓移植は、免疫抑制治療に伴う感染症の危険性、遠隔期の冠動脈硬化病変の出現、絶対的なドナー不足などが深刻な問題となっており、また現在の補助人工心臓は、血栓塞栓症・感染などの合併症、装置の耐久性の問題から患者QOLが非常に制限され、長期補助が困難である。
骨格筋に含まれる筋芽細胞は、筋肉が損傷を受けたとき分裂し修復を行う。心筋と骨格筋は構造、機能などに類似する部分が多く、そのため骨格筋由来の筋芽細胞は傷害心筋も修復し得ると考えられている。海外では自己骨格筋芽細胞の心筋への移植が臨床的に応用されつつある。
さらに、培養液には、抗酸化作用を目的としたセレンの添加が行われる場合がある。
さらに、他家血清の代わりにレシピエントへの悪影響の少ない自己血清を用いることもできるが、自己血清は、事前にレシピエントから採血して調製する必要があるなど、レシピエントや医療従事者に身体的・時間的負担を強いるものであり、レシピエントの状態によっては、入手が困難なケースもある。
したがって、臨床的に安全性が高い、良質なシート状の細胞培養物を簡便に得るための方法的改善が求められていた。
(1)(i)血清で被覆された培養基材上に細胞を播種する工程、および
(ii)細胞を培養してシート状の細胞培養物を形成する工程、
を含む、シート状細胞培養物の製造方法。
(2)細胞が、実質的に増殖することなくシート状細胞培養物を形成し得る密度で播種される、上記(1)の方法。
(3)細胞が、筋芽細胞を含む、上記(1)または(2)の方法。
(4)培養基材が、成長因子によりさらに被覆されている、上記(1)〜(3)のいずれかの方法。
(5)培養基材が、ステロイド剤によりさらに被覆されている、上記(1)〜(4)のいずれかの方法。
(6)血清で被覆された培養基材が、培養基材を血清と共にインキュベートし、その後血清を廃棄することにより得られる、上記(1)〜(5)のいずれかの方法。
(7)血清で被覆された培養基材が、培養基材を血清と共にインキュベートし、その後血清を廃棄し、次いで培養基材を無血清洗浄液で洗浄することにより得られる、上記(1)〜(6)のいずれかの方法。
(9)細胞培養物を培養基材から単離する工程をさらに含む、上記(1)〜(8)のいずれかの方法。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかの方法により製造された細胞培養物。
(11)疾病、傷病の治療に用いる、上記(10)の細胞培養物。
(12)製造工程由来不純物を実質的に含まない、上記(10)または(11)の細胞培養物。
(13)上記(10)〜(12)のいずれかの細胞培養物を含む移植片。
(14)血清がコートされた、上記(1)〜(9)のいずれかの方法に用いる培養基材。
(15)成長因子がさらにコートされた、上記(14)の培養基材。
(16)ステロイド剤がさらにコートされた、上記(14)または(15)の培養基材。
(ii)血清を廃棄する工程、
を含む、上記(14)〜(16)のいずれかの培養基材の製造方法。
(18)(iii)培養基材を洗浄する工程
をさらに含む、上記(17)の方法。
(19)培養基材と、血清とを含む、上記(14)〜(16)のいずれかの培養基材の製造キット。
(20)(i)血清で被覆された培養基材上に細胞を播種する工程、および
(ii)細胞を無血清培地で培養して細胞培養物を形成する工程、
を含む、細胞培養物の炎症性サイトカイン産生を抑制する方法。
さらに、血清や成長因子などを含まない培地で培養した場合、作製した細胞培養物の損傷が懸念される製造工程由来不純物の除去を目的とした洗浄などの操作が不要となり、細胞培養物のより確実で安定した製造が可能となる。
さらにまた、本発明の方法により、所望の大きさ・形状の細胞培養物が短期間で製造できるため、細胞培養物を利用した生体の処置をより柔軟かつ容易に行うことが可能となる。
本発明における細胞には、細胞培養物、特にシート状の細胞培養物を形成し得る任意の細胞が含まれる。かかる細胞の例としては、限定されずに、筋芽細胞(例えば、骨格筋芽細胞)、心筋細胞、線維芽細胞、滑膜細胞、上皮細胞、内皮細胞などが含まれる。これらのうち、本発明においては、単層の細胞培養物を形成するもの、例えば、筋芽細胞が好ましい。細胞は、細胞培養物による治療が可能な任意の生物に由来し得る。かかる生物には、限定されずに、例えば、ヒト、非ヒト霊長類、イヌ、ネコ、ブタ、ウマ、ヤギ、ヒツジなどが含まれる。また、本発明の方法に用いる細胞は1種類のみであってもよいが、2種類以上の細胞を用いることもできる。本発明の好ましい態様において、細胞培養物を形成する細胞が2種類以上ある場合、最も多い細胞の比率(純度)は、細胞培養物製造終了時において、65%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは75%以上である。
上記培養基材は、種々の形状であってもよいが、平坦であることが好ましい。また、その面積は特に限定されないが、典型的には、1〜200cm2、好ましくは2〜100cm2、より好ましくは3〜50cm2である。
培養基材をコートするための血清は、市販されているか、または、所望の生物から採取した血液から定法により調製することができる。具体的には、例えば、採取した血液を室温で20〜60分程度放置して凝固させ、これを1000〜1200×g程度で遠心分離し、上清を採取する方法などが挙げられる。
インキュベート時間も、血清成分が培養基材上に付着することができれば特に限定されず、例えば、1〜72時間、好ましくは4〜48時間、より好ましくは5〜24時間、さらに好ましくは6〜12時間である。インキュベート温度も、血清成分が培養基材上に付着することができれば特に限定されず、例えば、0〜60℃、好ましくは4〜45℃、より好ましくは室温〜40℃である。
本発明において、「シート状の細胞培養物」は、細胞が互いに連結してシート状になったものをいい、典型的には1つの細胞層からなるものであるが、2以上の細胞層から構成されるものも含む。細胞同士は、直接および/または介在物質を介して、互いに連結していてもよい。介在物質としては、細胞同士を少なくとも機械的に連結し得る物質であれば特に限定されないが、例えば、細胞外マトリックスなどが挙げられる。介在物質は、好ましくは細胞由来のもの、特に、細胞培養物を構成する細胞に由来するものである。細胞は少なくとも機械的に連結されるが、さらに機能的、例えば、化学的、電気的に連結されてもよい。
また、本発明の一態様において、基礎培地に含まれるビタミン剤の濃度は、D−パントテン酸カルシウム:4〜12mg/L、塩化コリン:4〜14mg/L、葉酸:0.6〜4mg/L、i−イノシトール:7.2mg/L、ナイアシンアミド:4〜6.1mg/L、リボフラビン:0.0038〜0.4mg/L、チアミン:3.4〜4mg/L、ピリドキシン:2.1〜4mg/Lである。
ここで、「製造工程由来不純物」とは、典型的には、製造各工程に由来する以下に列挙するものが含まれる。すなわち、細胞基材に由来するもの(例えば、宿主細胞由来蛋白質、宿主細胞由来DNA)、細胞培養液に由来するもの(例えば、インデューサー、抗生物質、培地成分)、あるいは細胞培養以降の工程である目的物質の抽出、分離、加工、精製工程に由来するものなどである(例えば、医薬審発第571号参照)。
(i)対象から採取した組織または生体液から所望の細胞を単離する工程、
(ii)単離した細胞を増殖させる工程、
(iii)血清で被覆された培養基材上に細胞を播種する工程、
(iv)細胞を培養してシート状の細胞培養物を形成する工程、および
(v)形成された培養物を基材から剥離する工程、
を含む、再生治療用シート状細胞培養物の製造方法にも関する。
本発明はさらに、(i)培養基材を血清と共にインキュベートする工程、および(ii)血清を廃棄する工程を含む、上記培養基材の製造方法に関する。具体的な製造手法は、本発明のシート状細胞培養物の製造方法に関して上記したとおりである。本発明の一態様において、工程(ii)の後に、(iii)培養基材を無血清洗浄液で洗浄する工程が追加されてもよい。
本方法における各工程は、基本的に、本発明のシート状細胞培養物の製造方法に関して上記したとおりである。本方法において、炎症性サイトカインとは、炎症に伴い産生されるサイトカインの総称であり、例えば、限定することなく、TNF−α、IL−1、IL−6などが挙げられる。したがって、「炎症性サイトカイン産生を抑制する」とは、これらのサイトカインの産生を、血清含有培地で細胞培養物を形成した場合に比べて、低減させることを意味する。低減の程度は、誤差の範囲を超えるものであれば特に限定されないが、例えば、血清含有培地で細胞培養物を形成した場合に比べて15%以上、好ましくは25%以上、より好ましくは50%以上、さらに好ましくは60%以上、特に好ましくは70%以上である。
血清成分を含まないMCDB131培地、IMDM培地(GIBCO製)、CDハイブリドーマ培地(GIBCO製)、乳腺上皮細胞用培地(GIBCO製)または神経幹細胞用培地(GIBCO製)に0.01μg/mL上皮成長因子(Invitrogen製)、4μg/mLリン酸デキサメタゾンナトリウム注射液(第一三共製薬製)を添加した後、各々2mLにヒト筋芽細胞3.0×106〜3.1×106個ずつを懸濁し、無処理のφ3.5cm温度応答性培養皿(セルシード製)にそれぞれ播種した。
播種後、37℃、5%CO2の条件で培養を行い18時間後に状態観察を実施した結果、いずれの培養細胞においても、シート状の細胞培養物の形成は認められなかった。
図1に、無血清培地を用いた細胞培養18時間後の外観図を示す。この結果から、従来の手法では、シート状細胞培養物の作製に血清成分が不可欠であることが明らかとなった。
20%ウシ胎仔由来血清、0.01μg/mL上皮成長因子(Invitrogen製)、4μg/mLリン酸デキサメタゾンナトリウム注射液(第一三共製薬製)を含有するMCDB131培地2mLに、ヒト筋芽細胞3.0×106〜3.1×106個ずつを懸濁し、無処理のφ3.5cm温度応答性培養皿(セルシード製)にそれぞれ播種した。播種後、37℃、5%CO2濃度の条件で培養を行い24時間後に状態観察を実施した結果、シート状細胞培養物が形成されていた(図2)。
20%ウシ胎仔由来血清(Invitrogen製)を含有するMCDB131培地(Invitrogen製)を、24ウェル温度応答性培養皿(セルシード製)に400μL添加し、37℃、5%CO2濃度の条件でインキュベーションを行い、7時間後にピペッティングにより除去した。
血清除去後の培養皿にHanks’ Balanced Salt Solution(Invitrogen製)を1mL添加し、20秒間ゆっくりと撹拌洗浄を行った後、これをピペッティングにより廃棄した。これを2回繰り返し行った。
洗浄後、血清、成長因子、ステロイド剤、セレンなどの因子を一切添加していないF12/DMEM培地(Invitrogen製)400μLを培養皿に加え、3.0×106個の骨格筋芽細胞(ヒト由来)を播種した。
播種後、37℃、5%CO2濃度の条件で培養を行い24時間後に状態観察を実施した結果、シート状細胞培養物が形成されていた(図3)。形成されたシート状細胞培養物は、血清成分を含有した培地を用いた既知の方法によって作製したシート状細胞培養物(比較例2、図2)と比較し、目視観察において何ら遜色は認められないものだった。
細胞生存率の測定は以下の手順に従った。
形成したシート状細胞培養物をトリプシン様蛋白分解酵素で解離させた後、同量のTrypan Blue Stain0.4%液を加え混和した。
混和後、細胞浮遊液を細胞が沈まないうちに10μLずつ採取し、血球計算盤に注入した。注入後、直ちに倒立型光学顕微鏡にて、血球計算盤の2つのチャンバーの9mm2枠全体に観察される細胞数の計測を行った。
計測後、2つのチャンバーの生死細胞数の平均を求め、染色された細胞を含む全細胞数に対する無染色細胞の割合を算出した。
まず、形成したシート状細胞培養物をトリプシン様蛋白分解酵素で解離させた後、遠心処理を行い上清を廃棄した。
これに0.5%BSA含PBS液を加え細胞をリンスした後、0.5%BSA含PBS液で10倍希釈した抗ヒトCD56抗体(ベクトン・ディッキンソン製)を添加し混和した。対照として0.5%BSA含PBS液で10倍希釈した陰性コントロール用抗体(ベクトン・ディッキンソン製)を添加混和したものを用意した。
各抗体を混和した後、直ちに冷暗所で約1時間反応させ0.5%BSA含PBS液を加え細胞をリンスした後、0.5%BSA含PBS液を加え解析に供した。
解析はフローサイトメーター(ベクトン・ディッキンソン製)を用い、各抗体を混和した細胞に含まれる抗体陽性細胞の割合を計測した。計測にあたっては、陰性コントロールの陽性率の補正を行い、細胞数5,000〜10,000個を解析した。
解析後、各抗体を混和した細胞の陽性細胞率の割合の差から純度を求めた。
表2の結果が示すとおり、実施例1と比較例2のシート状細胞培養物の細胞生存率および骨格筋芽細胞純度に違いは見られなかった。
無血清培地を用いた効果を検証するため、以下の比較試験を実施した。
まず、20%ウシ胎仔由来血清、0.01μg/mL上皮成長因子(Invitrogen製)、4μg/mLリン酸デキサメタゾンナトリウム注射液(第一三共製薬製)を含有するMCDB131培地を、24ウェル温度応答性培養皿に400μL添加し、37℃、5%CO2濃度の条件でインキュベーションを行い、7時間後にピペッティングにより除去した。これを6枚用意した。
このうち3枚は、既知の方法として、前述と同様の組成からなる培地を400μL加え、6.7×105個の骨格筋芽細胞を播種した。播種後、37℃、5%CO2濃度の条件で培養を行い24時間後に形成されたシート状細胞培養物が含浸された前記の培地を200μL採取し、これを検体1とした。
あらかじめRD1W液を100μLずつ添加したELISA用プレートの各ウェルに、各検体をそれぞれ100μLずつアプライし、2時間反応させた。ウェルを4回洗浄した後、200μLのConjugateを入れ、2時間反応させた。ウェルを4回洗浄した後、Substrate Solution200μLを加え発色させ、30分後に発色停止液50μLを加えた後、450nmの吸光度を測定し(対照波長は540nm)、検量線より各検体のインターロイキン−6濃度を算出した。
表3の結果が示すとおり、検体2について算出されたインターロイキン−6濃度は検体1に比べ明らかに低かった。この結果は、本発明による無血清培地を用いたシート状細胞培養物の作製方法が、細胞へ与える刺激が低いことを示すものである。したがって、本発明の方法により、炎症発症の危険が極めて低い、臨床において高い安全性を有するシート状細胞培養物を提供できることが明らかとなった。
Claims (5)
- (i)血清で被覆された培養基材上に、心筋細胞を、該細胞がコンフルエントに達する密度またはそれ以上の密度で播種してシート状心筋細胞培養物を形成する工程、および
(ii)形成されたシート状心筋細胞培養物を培養基材から単離する工程
を含む、シート状心筋細胞培養物の製造方法。 - シート状心筋細胞培養物を形成する工程が、血清含有培地中で行われる、請求項1に記載の方法。
- 培養基材を血清で被覆する工程をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
- 血清が自己血清である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 培養基材と、血清と、コンフルエントに達する密度またはそれ以上の密度をもたらす数の心筋細胞とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法に用いるための組合せ物。
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