JP2019193110A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019193110A JP2019193110A JP2018084291A JP2018084291A JP2019193110A JP 2019193110 A JP2019193110 A JP 2019193110A JP 2018084291 A JP2018084291 A JP 2018084291A JP 2018084291 A JP2018084291 A JP 2018084291A JP 2019193110 A JP2019193110 A JP 2019193110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- image
- information processing
- region
- attention area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
Description
特許文献1には、天井に設置された全方位カメラによって撮像された全方位画像から動体が密集している部分を優先的に抽出し、当該動体を含む領域を動画表示用のアスペクト比で切り出す点が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、動体の画像内における位置を考慮せずに表示の優先度を付与している。そのため、切り出した画像を表示させた場合に、角度的に動体の情報を取得できなかったり、解像度が劣っているために動体を確認できなかったりする場合がある。
そこで、本発明は、全方位画像内の注目領域の画像を表示する際の表示の優先度を適切に付与することを課題としている。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるネットワークカメラシステム1000は、監視領域を監視するユーザに、当該監視領域を撮像した画像を提供する監視システムである。このネットワークカメラシステム1000は、監視領域を撮像した画像から注目領域を検出し、検出した注目領域に対して表示の優先度を付与し、付与した優先度に従って注目領域の画像をユーザに提示することができる。ここで、注目領域は、人体や車体といった動体を含む領域とすることができる。
ネットワーク300は、例えば、Ethernet(登録商標)の通信規格に準拠する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。なお、ネットワーク300は、カメラ100とクライアント装置200との間で通信可能な構成であれば、その通信規格、規模および構成は問わない。ネットワーク300は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)、若しくはこれらの複合により実現してもよい。
クライアント装置200は、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォン、タブレット型PCといった端末装置により構成することができる。クライアント装置200は、カメラ100から配信される画像をユーザに提示する表示装置である。
CPU111は、撮像装置100における動作を統括的に制御する。ROM112は、CPU111が処理を実行するために必要な制御プログラム等を記憶する不揮発性メモリである。なお、当該プログラムは、不図示の外部メモリや着脱可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU111は、処理の実行に際してROM112から必要なプログラム等をRAM113にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。
撮像部114は、撮像光学系を構成するレンズ部や撮像素子を備える。通信I/F115は、外部装置と通信するためのインタフェースである。
表示部214は、液晶ディスプレイ(LCD)等のモニタを備え、カメラ100から配信される画像を表示する。操作部215は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスを備え、ユーザからの指示入力を受け付けることができる。
カメラ100は、撮像部101と、画像処理部102と、露出制御部103と、光学制御部104と、動きベクトル検出部105と、表示情報処理部106と、画像出力部107と、を備える。
撮像部101は、レンズ群101a、光学フィルタ101b、撮像素子101c、ゲインコントロールアンプ回路(AGC)101dおよびA/D変換器101eを備える。撮像部101は、図1の撮像部114に対応している。
レンズ群101aは、被写体からの入射した光を撮像素子101c上に集光するための撮像光学系である。レンズ群101aは、魚眼レンズを含む。また、レンズ群101aは、被写体に対するピント合わせを行うフォーカスレンズや、画角を調整するズームレンズ等を含んでもよい。
撮像素子101cは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを備える。撮像素子101cは、レンズ群101aおよび光学フィルタ101bを介して結像された被写体像を電気信号(アナログ信号)に変換して出力する。AGC101dは、撮像素子101cから出力された電気信号に対して増幅処理などを行い、カメラ100の利得制御を自動で行う。A/D変換器101eは、AGC101dにより増幅処理されたアナログ信号をデジタル信号へと変換する。
露出制御部103は、画像処理部102から出力される輝度情報をもとに、撮像画像を所望の明るさに調整すべく絞りおよびAGC101dを制御する。光学制御部104は、ピント合わせ動作を行う。ピント合わせ動作は、画像処理部102において生成された画像信号から高周波成分を抜き出し、高周波成分の値をフォーカスピント情報(フォーカス評価値)として、当該フォーカス評価値が最大となるようにレンズ群101aを制御する動作である。また、光学制御部104は、光学フィルタ101bの挿抜動作も行うことができる。
画像出力部107は、画像処理部102において生成された全方位画像と、注目領域および指定領域に関する情報、表示情報処理部106において設定された優先度とに基づいて、クライアント装置200に表示させる画像を出力する。具体的には、画像出力部107は、全方位画像から注目領域の画像を切り出し、切り出した画像を、表示の優先度の高い順にクライアント装置200へ配信することで、クライアント装置200へ表示させる表示制御を行う。
一方、カメラ100が全方位画像から動体を含む注目領域を検出しており、カメラ100から注目領域の切り出し画像が配信された場合、クライアント装置200は、カメラ100から受信した注目領域の画像を表示画面に表示する。例えば、カメラ100が4つの注目領域を検出している場合、4つの表示領域501〜504の表示は、それぞれ注目領域の切り出し画像を表示する注目領域表示となる。
また、全方位画像の特徴として、画像中心からの距離に応じて画素密度が変化するという特徴もある。そのため、注目領域の画像内位置によっては、注目領域の切り出し画像を表示画面上に表示させても、解像度が劣っているために動体を確認できない場合がある。
この図5の処理は、カメラ100の動きベクトル検出部105が画像処理部102から全方位画像を取得したタイミングで開始される。ただし、図5の処理の開始タイミングは、上記のタイミングに限らない。カメラ100は、CPU111が必要なプログラムを読み出して実行することにより、図5に示す各処理を実現することができる。以降、アルファベットSはフローチャートにおけるステップを意味するものとする。
図6は、S1において実行される動体検出処理を示すフローチャートである。
S11において、動きベクトル検出部105は、現フレームと前フレームとの差分である背景差分画像を取得し、S12に移行する。S12では、動きベクトル検出部105は、背景差分画像をもとに動体の有無を判定し、動体が存在しないと判定した場合には、注目領域が検出されなかったと判断してそのまま図6の処理を終了する。なお、この場合、優先度を付与する対象の注目領域が存在しないため、そのまま図5の処理も終了する。一方、動きベクトル検出部105は、動体が存在すると判定した場合にはS13に移行する。
S14では、動きベクトル検出部105は、動体の動きベクトルを取得する。S15では、動きベクトル検出部105は、S14において取得された動きベクトルから動体の移動方向を算出する。S16では、動きベクトル検出部105は、S14において取得された動きベクトルから動体の移動速度を算出する。
画素密度は、カメラ100のレンズの特性により、画像の周辺部に近づくにつれて密になる場合と、画像の周辺部に近づくにつれて疎になる場合とがあるが、どちらの場合にも適用可能である。図9(A)は、画像の周辺部に近づくにつれて画素密度が密になる場合を示しており、この場合、半径L3の円C3の外側が、画素密度が所定値以上となる領域となる。また、図9(B)は、画像の周辺部に近づくにつれて画素密度が疎になる場合を示しており、この場合、半径L3の円C3の内側が、画素密度が所定値以上となる領域となる。したがって、注目領域の画像中心からの距離Lと円C3の半径L3とを比較することで、注目領域が、画素密度が所定値以上の位置に存在するか否かを判定することができる。
なお、図9(A)における半径L3と、図9(B)における半径L3とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、画素密度情報の代わりに、解像本数情報を使用することも可能である。
一方、画素密度が所定値未満である場合には、表示情報処理部106は、注目領域の画像から動体に関する必要な情報は取得可能だが、やや解像度が劣っていると判定してS6に移行し、この注目領域の表示の優先度を「中」に設定する。
S7では、表示情報処理部106は、優先度の設定対象である注目領域を表示の対象外とすべく表示の優先度を設定する(優先度を付与しない)。
なお、図10(A)および図10(B)において、動体601の位置(注目領域の位置)は、顔の中心としている。また、後述する図11(A)、図11(B)および図12についても同様である。
なお、本実施形態では、注目領域が所定領域外に存在している場合、当該注目領域を表示対象外とする場合について説明した。しかしながら、注目領域が所定領域外であり、注目領域の位置の画素密度が所定値以上である場合には、表示の優先度を、例えば「低」など、表示対象とするが優先度は低い状態に設定してもよい。
この図13の処理は、注目領域の表示の優先度に基づいて注目領域の画像をクライアント装置200に表示させる表示制御を行う処理であり、図5の優先度設定処理の終了後に開始される。カメラ100は、CPU111が必要なプログラムを読み出して実行することにより、図13に示す各処理を実現することができる。
まずS21において、画像出力部107は、ユーザの指示により注目領域の優先表示が実施されているか否かを判定する。ユーザは、クライアント装置200の操作部215を操作して、カメラ100により検出された注目領域を優先的に表示部214に表示するか否かを事前に指示することができる。画像出力部107は、注目領域の優先表示が実施されていると判定した場合にはS22に移行し、注目領域の優先表示が実施されていないと判定した場合にはそのまま図13の処理を終了する。
このとき、クライアント装置200の表示画面500に表示可能な4つの表示領域501〜504は、すべて注目領域の画像の表示用として使用可能である。そのため、クライアント装置200は、例えば図14(B)に示すように、車体602を含む注目領域の画像を第1の表示領域501に表示し、人体601を含む注目領域の画像を第2の表示領域502に表示する。なお、どの表示領域にどの優先度の画像を表示するかについては、予め設定されていてもよいし、ユーザにより指定可能であってもよい。
図15は、S25において実行される表示領域変更処理手順を示すフローチャートである。
まずS251において、画像出力部107は、クライアント装置200に表示させる注目領域の画像の数、つまり、注目領域の表示用として必要な表示領域の数(必要表示領域数)を決定する。ここで、注目領域用の必要表示領域数は、ユーザが指定した数であってもよいし、予め決められた数であってもよい。
具体的には、図16に示すように、4つの表示領域501〜504においてユーザ指定領域表示が行われており、注目領域用の必要表示領域数が2つと決定された場合、4つの表示領域501〜504のうちの2つを注目領域の表示用の表示領域に置き換える。図16では、2つの表示領域503、504を、注目領域の表示用の表示領域として選択し、注目領域表示を行わせる場合について示しているが、置き換える表示領域は上記に限定されない。例えば、表示領域に優先順位を付与しておく、動体が存在しない画像が表示されている表示領域を置き換える、最も変化が少ない画像が表示されている表示領域を置き換える等の方法を用いて決定することができる。
S255では、画像出力部107は、注目領域内に優先対象物体が含まれるか否かを判定する。そして、画像出力部107は、注目領域内に優先対象物体が含まれると判定した場合にはS256に移行し、注目領域内に優先対象物体が含まれないと判定した場合にはS258に移行する。
S256では、画像出力部107は、優先対象物体が含まれると判定された注目領域の優先度を判定し、優先度が高い場合はS257に移行する。一方、優先度が中である場合など、優先度が高ではない場合にはS258に移行する。
S258では、画像出力部107は、クライアント装置200の表示画面において注目領域の表示用の表示領域に空きがあるか否かを判定する。そして、画像出力部107は、表示領域に空きかあると判定した場合にはS257に移行し、空きがないと判定した場合にはそのまま図15の処理を終了する。つまり、優先対象物体を含まない場合や、注目領域の優先度が中である注目領域については、表示領域に空きがある場合にのみ表示が行われる。
具体的には、カメラ100は、注目領域が、全方位画像の中心からの距離が所定範囲内となる所定領域内に存在する場合、注目領域が所定領域外に存在する場合よりも表示の優先度を高く設定する。また、カメラ100は、注目領域が、全方位画像の画素密度が所定値以上の位置に存在する場合、画素密度が所定値未満の位置に存在する場合よりも表示の優先度を高く設定する。
これにより、全方位画像から、例えば人体と車体といった複数種類の動体が検出された場合、優先的に表示すべき動体を含む注目領域に対して高い優先度を付与することができる。したがって、ユーザが優先的に確認したい情報を適切に提示することができる。
カメラ100は、クライアント装置200の表示画面に表示させる注目領域の画像の数を決定し、表示画面において注目領域の表示用として使用可能な未使用の表示領域の数とを比較する。そして、使用可能な表示領域数が不足している場合は、表示画面上の複数の表示領域のうち、注目領域以外の画像の表示用として使用されている表示領域から、注目領域の画像の表示用として使用する表示領域を選択する。そして、選択された表示領域に注目領域の画像を表示させる表示制御を行う。
これにより、決められた表示領域数の中で、注目領域の画像を適切に表示画面へ表示させることができる。
上記実施形態においては、カメラ100は、画像の歪曲率を考慮せずに注目領域を検出し、注目領域の表示の優先度を設定する場合について説明したが、画像の歪曲率を考慮して表示の優先度を設定するようにしてもよい。画像の歪みが著しい場合、注目領域の画像からナンバープレート情報や顔情報といった必要な情報を取得することが難しい。そのため、カメラ100は、画像の歪曲率を取得し、画像の歪曲率が閾値以上である場合には、動体検出処理を行わないようにしてもよい。つまり、歪曲率が閾値未満である場合に、動体検出処理を行い、注目領域の表示の優先度を設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、注目領域の位置の判定に用いる所定領域(閾値L1、L2)や、注目領域の位置の画素密度の判定に用いる所定値(閾値L3)を固定とする場合について説明した。しかしながら、上記閾値は、動体の移動速度等に応じて可変であってもよい。
以下、これらについて詳細に説明する。
S31において、カメラ100は、画像の歪曲率を取得し、歪曲率が閾値以上であるか否かを判定する。そして、歪曲率が閾値以上である場合には、表示の対象外とすべく表示の優先度の設定を行わないようにそのまま図17の処理を終了し、歪曲率が閾値未満である場合にS32に移行する。S32では、動きベクトル検出部105は、全方位画像から動体を検出する動体検出処理を行う。このS32における動体検出処理は、図5のS1の処理(図6の処理)と同様である。
また、S34では、表示情報処理部106は、S32において検出された動体の移動速度や画像上のゲインといった情報に応じて、注目領域の位置の画素密度の判定に用いる所定値を変更する。つまり、表示情報処理部106は、画素密度の閾値L3を変更する。
動体の移動速度が速い場合、動体の像が流れてしまうことが想定される。そのため、上記のように閾値を変更することにより、動体の移動速度が速い場合には、ナンバープレートや顔が、より大きく、より鮮明に撮像される位置に存在する場合に、表示画面に優先的に表示させるようにすることができる。
ゲインが高いほど、ノイズの影響をより大きく受けていることが想定される。そのため、上記のように閾値を変更することにより、ゲインが第一の閾値以上である場合には、動体が、より大きく、より鮮明に撮像される位置に存在する場合に、表示画面に優先的に表示させるようにすることができる。
なお、ゲインが第一の閾値よりもさらに大きい第二の閾値以上である場合は、ナンバープレートや顔の確認が困難と考えられるため、表示の対象外とすべく表示の優先度の設定を行わないようにしてもよい。
さらに、上記の閾値は、全方位画像を撮像した時間帯を考慮して変更してもよいし、照明の照射範囲や強度分布を考慮して変更してもよい。
なお、表示情報処理部106は、動体の移動方向を考慮して表示の優先度を設定してもよい。例えば、表示情報処理部106は、動体の移動方向が全方位画像の中心に向かう方向である場合、動体の移動方向が全方位画像の中心から遠ざかる方向である場合よりも表示の優先度を高く設定することができる。
また、動体が車体である場合、動体の移動方向が画像の周辺部から中心部に向かう方向である場合に、表示の優先度を高く設定することで、車体の前方部のナンバープレートを優先的に表示画面に表示させることができる。
また、上記実施形態においては、クライアント装置200は、1つの表示画面上の複数の表示領域にそれぞれ画像を表示させる場合について説明したが、画像の表示方法は分割表示に限定されるものではない。例えば、クライアント装置200は、複数の表示画面(表示部214)を備え、各表示画面にそれぞれ画像を表示させる構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、注目領域が人体や車体といった動体を含む領域である場合について説明したが、注目領域は、注目すべきオブジェクトが含まれる領域であればよく、注目すべきオブジェクトは動体に限定されない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (19)
- 全方位画像における注目領域の位置を示す位置情報を取得する第一の取得手段と、
前記全方位画像の画素密度情報を取得する第二の取得手段と、
前記第一の取得手段により取得された位置情報と、前記第二の取得手段により取得された画素密度情報とに基づいて、前記注目領域の表示の優先度を設定する設定手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域が、前記全方位画像の中心からの距離が所定範囲内となる所定領域内に存在する場合、前記注目領域が前記所定領域外に存在する場合よりも前記表示の優先度を高く設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記注目領域は、動体を含む領域であり、
前記設定手段は、
前記動体の移動速度が速いほど、前記所定領域を前記全方位画像の中心に近い位置に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記注目領域は、物体を含む領域であり、
前記設定手段は、
前記物体の大きさが大きいほど、前記所定領域を前記全方位画像の中心に近い位置に設定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域のゲインが第一の閾値以上である場合、前記ゲインが前記第一の閾値未満である場合よりも前記所定領域を前記全方位画像の中心に近い位置に設定することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域のゲインが前記第一の閾値よりも大きい第二の閾値以上である場合、当該注目領域を表示の対象外とすべく前記表示の優先度を設定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域が、前記全方位画像の画素密度が所定値以上の位置に存在する場合、前記画素密度が前記所定値未満の位置に存在する場合よりも前記表示の優先度を高く設定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記注目領域は、動体を含む領域であり、
前記設定手段は、
前記動体の移動速度が速いほど、前記所定値を大きい値に設定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記注目領域は、物体を含む領域であり、
前記設定手段は、
前記物体の大きさが大きいほど、前記所定値を大きい値に設定することを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域のゲインが第一の閾値以上である場合、前記ゲインが前記第一の閾値未満である場合よりも前記所定値を大きい値に設定することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域に優先的に表示すべき特定物体が存在するか否かを判定し、前記特定物体が存在する場合、前記特定物体が存在しない場合よりも前記表示の優先度を高く設定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記注目領域は、動体を含む領域であり、
前記設定手段は、
前記動体の移動方向が前記全方位画像の中心に向かう方向である場合、前記動体の移動方向が前記全方位画像の中心から遠ざかる方向である場合よりも前記表示の優先度を高く設定することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、
前記注目領域の歪曲率が閾値以上である場合、当該注目領域を表示の対象外とすべく前記表示の優先度を設定することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記全方位画像から前記注目領域を検出する検出手段をさらに備え、
前記設定手段は、ユーザにより指定された前記全方位画像における指定領域と、前記検出手段により検出された前記注目領域との表示の優先度を設定することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記検出手段は、前記動体を含む領域を前記注目領域として検出することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
- 前記設定手段により設定された表示の優先度が高い順に、前記注目領域の画像を表示装置に表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示装置に表示させる前記注目領域の画像の数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記注目領域の画像の数に応じて、前記表示装置において画像を表示可能な複数の表示領域のうち、前記注目領域以外の画像の表示用として使用されている表示領域から、前記注目領域の画像の表示用として使用する表示領域を選択する選択手段と、をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記選択手段により選択された前記表示領域に前記注目領域の画像を表示させることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - 全方位画像における注目領域の位置を示す位置情報を取得するステップと、
前記全方位画像の画素密度情報を取得するステップと、
前記位置情報と前記画素密度情報とに基づいて、前記注目領域の表示の優先度を設定するステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1から17のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084291A JP7150462B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084291A JP7150462B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019193110A true JP2019193110A (ja) | 2019-10-31 |
JP7150462B2 JP7150462B2 (ja) | 2022-10-11 |
Family
ID=68391004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018084291A Active JP7150462B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7150462B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021177085A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
KR102304609B1 (ko) * | 2021-01-20 | 2021-09-24 | 주식회사 딥바이오 | 조직 검체 이미지 정제 방법, 및 이를 수행하는 컴퓨팅 시스템 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005167604A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Chuo Electronics Co Ltd | 映像監視システム |
WO2008035411A1 (fr) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Fujitsu Limited | Dispositif de détection d'informations de corps mobile, procédé de détection d'informations de corps mobile et programme de détection d'informations de corps mobile |
JP2011055361A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像処理装置及び撮像装置 |
JP2014222825A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | キヤノン株式会社 | 映像処理装置および映像処理方法 |
-
2018
- 2018-04-25 JP JP2018084291A patent/JP7150462B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005167604A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Chuo Electronics Co Ltd | 映像監視システム |
WO2008035411A1 (fr) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Fujitsu Limited | Dispositif de détection d'informations de corps mobile, procédé de détection d'informations de corps mobile et programme de détection d'informations de corps mobile |
JP2011055361A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像処理装置及び撮像装置 |
JP2014222825A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | キヤノン株式会社 | 映像処理装置および映像処理方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021177085A1 (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-10 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
KR102304609B1 (ko) * | 2021-01-20 | 2021-09-24 | 주식회사 딥바이오 | 조직 검체 이미지 정제 방법, 및 이를 수행하는 컴퓨팅 시스템 |
WO2022158843A1 (ko) * | 2021-01-20 | 2022-07-28 | 주식회사 딥바이오 | 조직 검체 이미지 정제 방법, 및 이를 수행하는 컴퓨팅 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7150462B2 (ja) | 2022-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11089228B2 (en) | Information processing apparatus, control method of information processing apparatus, storage medium, and imaging system | |
CN109698905B (zh) | 控制设备、摄像设备、控制方法和计算机可读存储介质 | |
CN107850753B (zh) | 检测设备、检测方法、检测程序和成像设备 | |
JP2015115714A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP2021002066A (ja) | 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム | |
JP2019145942A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
EP3454547A1 (en) | Imaging apparatus, image processing apparatus, imaging method, image processing method, and storage medium | |
JP7150462B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
JP2016054423A (ja) | 撮像装置、その制御方法およびプログラム | |
JP6265602B2 (ja) | 監視カメラシステム、撮像装置及び撮像方法 | |
JP2013223104A (ja) | カメラおよびカメラシステム | |
JP7302596B2 (ja) | 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム | |
JP2018201156A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP2010177821A (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2019161335A (ja) | 撮像装置 | |
WO2013175837A1 (ja) | カメラ制御装置、カメラ制御方法、プログラムおよびカメラ装置 | |
JP2021136671A (ja) | 情報処理装置、撮像装置、方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2021005760A (ja) | 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP2019216398A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、および、プログラム | |
JP7353864B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム、撮像システム | |
JP7321691B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、および、プログラム | |
WO2022097559A1 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、プログラム、記憶媒体及び方法 | |
JP2018037747A (ja) | 情報処理装置、その制御方法およびプログラム | |
JP2023063765A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラム | |
JP2019134332A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220928 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7150462 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |