JP2019191326A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hajime Sugaya
哉 菅谷
山崎 博之
Hiroyuki Yamazaki
博之 山崎
西沢 祐樹
Yuki Nishizawa
祐樹 西沢
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Abstract

【課題】画像不良等の検出を行う場合に、検出精度を低下させることなく、記録材に効率よくテストパターン画像を配置する画像形成装置を提供する。【解決手段】複数種類のテストパターン画像を生成し、生成したテストパターン画像を用紙P上において画像を形成可能な領域に配置するように、テストパターン画像の位置を制御するテストパターン画像生成部を備え、テストパターン画像生成部は、用紙Pのサイズに基づいて出力画像のサイズを決定し(S101)、出力画像のサイズとテストパターン画像のサイズとに基づいて、出力画像にテストパターン画像を配置する(S102〜S107)。【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真プロセスを用いるレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、例えば感光体表面を一様に帯電した後、感光体表面を露光して静電潜像を形成し、静電潜像をトナーによって可視像化する電子写真プロセスを用いるレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置がある。このような画像形成装置では、テストパターン画像を記録材上に出力し、スキャナ等のセンサによってテストパターン画像をスキャンし、スキャンした結果を元の画像(以下、元画像という)と比較することによって画像不良を検知するシステムが知られている。例えば特許文献1では、交換部品の時期を予測する精度を向上させるため、テストパターン画像を出力し、マスタ画像と検査対象である出力画像の読み取り結果とを比較して、交換部品に異常があるかを判定する構成がある。また、例えば特許文献2では、画像形成装置内に画像読み取り装置を配し、記録材に出力したテストパターン画像を、改めて画像読み取り装置にセットすることなく出力したテストパターン画像をスキャンすることを可能とする構成が知られている。
特開2015−034807号公報 特開2017−116607号公報
画像不良の検出には、その要因に応じてそれぞれ特定のテストパターン画像を使用する必要がある。例えば、画像の一部が形成されないような画像不良を検出したい場合には、一定領域を塗りつぶした画像(以下、ベタ画像という)がテストパターン画像として使用される。また例えば、出力画像中に濃度の濃いスジが発生するような画像不良を検出したい場合には、ベタ画像ではなく一定の濃度で形成したハーフトーン画像が使用される。また、テストパターン画像は、画像不良の発生要因を特定するために、単色かつ特定の長さや幅を有することが必要である。例えば、感光体に起因する画像不良の場合は、その画像不良を検出するために、テストパターン画像が少なくとも感光体表面の1回転分に相当する画像長を有する必要がある。更には、複数の感光体によって異なる色を重畳するカラー画像形成装置の場合には、記録材上に各色独立してテストパターン画像を形成する必要がある。
以上のように、画像不良を検出するための診断方法やその診断のために用いられるテストパターン画像は、検出対象とする画像不良に応じて変更する必要がある。また、記録材にテストパターン画像を出力する際、記録材上に配置することが可能なテストパターン画像の数には限りがある。このような条件のもと、交換部品の状態を検査するために画像不良の検出を実施する場合、交換部品の状態に応じて検出対象や形成したいテストパターン画像の種類や数が多様に変化してしまう。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像不良等の検出を行う場合に、検出精度を低下させることなく、記録材に効率よくテストパターン画像を配置することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)画像形成状態を検査するための検査用画像を記録材に形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、複数種類の前記検査用画像を生成し、生成した前記検査用画像を記録材上において画像を形成可能な領域に配置するように、前記検査用画像の位置を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、記録材のサイズに基づいて前記領域のサイズを決定し、前記領域のサイズと前記検査用画像のサイズとに基づいて、前記領域に前記検査用画像を配置することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、画像不良等の検出を行う場合に、検出精度を低下させることなく、記録材に効率よくテストパターン画像を配置することができる。
実施例1、2の画像形成装置の概要を示す図 実施例1、2の画像形成装置の制御構成を示すブロック図 実施例1の画像診断のためのテストパターン画像の配置を示す図 実施例1の画像診断処理を示すフローチャート 実施例2の画像診断のためのテストパターン画像の配置を示す図 実施例2の画像診断のためのテストパターン画像の配置を示す図 実施例2の画像診断処理を示すフローチャート
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を実施例によって詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状等は、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
<画像形成装置の構成と印刷動作>
実施例1では、1台の画像形成装置において、記録材である用紙に印刷する画像データと、印刷後の用紙をスキャンして得られたデータとに基づいて画像形成装置に備えられた交換部品が正常に機能しているか否かを判断する方法を説明する。まず、図1を参照して実施例1に利用するカラー電子写真方式の画像形成装置の全体構成の概略を説明する。実施例1に示す画像形成装置は電子写真方式の画像形成プロセスを利用したレーザプリンタ(以下、プリンタという)100である。図1に示すプリンタ100は、プリンタ100に対して着脱可能な画像形成部であるプロセスステーション(以下、カートリッジという)5Y,5M,5C,5Kを備える。4個のカートリッジ5Y,5M,5C,5Kは同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー(現像剤)による画像を形成する点で相違する。なお、特定のカートリッジの説明を行う場合を除き、以下、YMCKの符号を省略する。各カートリッジ5は、それぞれ、トナー容器23、感光体である感光ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、クリーニングブレード4、廃トナー容器24を有する。カートリッジ5の下方には露光装置7が配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1に対して行う。トナー容器23、現像ローラ3は現像手段として機能する。
感光ドラム1は、回転過程で、帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。そして感光ドラム1は露光装置7による露光を受けることにより、それぞれ目的のカラー画像の各色に対応した静電潜像が形成される。ここで、イエローに対応する静電潜像は第1の色に対応した静電潜像(以下、第1の色成分像という)に相当する。マゼンタに対応する静電潜像は第2の色に対応した静電潜像(以下、第2の色成分像という)に相当する。シアンに対応する静電潜像は第3の色に対応した静電潜像(以下、第3の色成分像という)に相当する。ブラックに対応する静電潜像は第4の色に対応した静電潜像(以下、第4の色成分像という)に相当する。
帯電ローラ2は、感光ドラム1の回転に伴って従動回転する。感光ドラム1上に形成された静電潜像は、カートリッジ5の現像ローラ3により現像される。この現像ローラ3を介して感光ドラム1上の静電潜像にそれぞれの色のトナーが付着されトナー像として現像される。各トナー容器23内のトナーは、負帯電の非磁性一成分トナーであり、静電潜像の現像は、非磁性一成分接触現像方式によって行われる。現像ローラ3には現像電圧電源(不図示)により現像電圧が印加され、これにより現像が行われる。
中間転写ベルトユニットは、中間転写ベルト8、駆動ローラ9、2次転写対向ローラ10から構成される。また、各感光ドラム1に対向して、中間転写ベルト8の内側に1次転写ローラ6が配設され、1次転写電圧電源(不図示)により正極性の1次転写電圧が印加される。モータ(不図示)により駆動ローラ9が回転することにより、中間転写ベルト8は回動され、それに従い、2次転写対向ローラ10も従動回転する。各感光ドラム1は矢印方向(時計回り方向)に回転し、中間転写ベルト8が矢印A方向に回転し、1次転写ローラ6に正極性の1次転写電圧が印加される。これにより、感光ドラム1上のトナー像は、感光ドラム1Y上のトナー像から順次、中間転写ベルト8上(ベルト上)に転写される。その後、中間転写ベルト8上で4色のトナー像が重なった状態で2次転写ローラ11まで搬送される。感光ドラム1のクリーニングブレード4は、感光ドラム1に圧接し、中間転写ベルト8に転写されずに感光ドラム1表面に残ったトナー及びその他の感光ドラム1上(感光体上)の残留物を除去する。
給搬送装置12は、用紙Pを収納する給紙カセット13(給紙部)内から用紙Pを給紙する給紙ローラ14と、給紙された用紙Pを搬送する搬送ローラ対15とを有する。そして、給搬送装置12から搬送された用紙Pは、レジストレーションローラ対(以下、レジストローラ対という)16によって2次転写ローラ11に搬送される。中間転写ベルト8から用紙Pへの転写においては、2次転写ローラ11に正極性の電圧を印加することにより、搬送された用紙Pに、中間転写ベルト8上の4色のトナー像が転写される(以下、2次転写という)。クリーナー21は、2次転写後に中間転写ベルト8上に残ったトナーを除去する。
トナー像が転写された後の用紙Pは、定着手段である定着器17に搬送される。定着器17は、定着ヒータ30と、定着ヒータ30の温度を測定する温度センサ31を内蔵した定着ローラ18と、定着ローラ18に圧接するための加圧ローラ19と、を備えたフィルム加熱方式の定着器である。そして、用紙Pを加熱及び加圧することによりトナー像が定着されて、画像形成物(プリント済みの用紙等)としてプリンタ100外(機外)へ排出される。プリンタ100は、用紙Pを両面印刷することが可能である。また、プリンタ100は、両面印刷用の搬送路(以下、両面搬送路という)に読み取り手段である画像読み取り部2050を有していて、画像読み取り部2050により、用紙Pのスキャン画像を取得するスキャン機能を提供する。画像読み取り部2050は、用紙Pの第1面である表面に画像形成が行われた後に両面搬送路上に搬送された場合には、その用紙Pの表面を読み取るように配置されている。用紙Pの第2面である裏面にも印刷を行う両面印刷の場合、定着器17を通過した用紙Pの後端が両面フラッパ50の位置を通過した後に、まず両面フラッパ50のポジションを両面搬送路側に切り替える。また、排出ローラ対20の回転方向を決定する後述する反転クラッチ2024(図2参照)により排出ローラ対20の回転方向を両面搬送路側に切り替える。これにより用紙Pの搬送方向は反転し、用紙Pは両面搬送路に搬送される。両面搬送路では、両面搬送ローラ対51と本体合流ローラ対53により用紙Pが搬送され、用紙Pはレジストローラ対16まで搬送される。レジストローラ対16以降は用紙Pの表面と同一の処理が実行され、用紙Pは定着器17を通過した後、プリンタ100の機外へ排出される。
また、画像読み取り部2050により、用紙Pの表面をスキャンするときは、前述の両面印刷のときと同様に、両面搬送路へ用紙Pを搬送する。用紙Pの先端が両面搬送ローラ対51を通過したタイミングで、画像読み取り部2050が用紙Pの表面の読み取りを開始する。画像読み取り部2050は発光素子(不図示)とCIS(CONTACT IMAGE SENSOR)(不図示)を有している。画像読み取り部2050は、画像読み取り部2050上を移動していく用紙Pの画像を時系列の電気デジタル画素信号(以下、画素信号という)として読み取る。画像読み取り部2050は、読み取った画像の画素信号を画像読み取り部2050内のメモリに蓄積する。画像読み取り部2050による画像の読み取りが完了した用紙Pは、用紙搬送路を通過し、機外に排出される。
<ブロック図>
図2は、実施例1のプリンタ100の制御ブロック図である。プリンタ100は、コントローラ1000とエンジン2000とに分かれている。コントローラ1000は、画像出力デバイスであるエンジン2000と接続され、一方ではLAN1013と接続されることで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。コントローラ制御部1010は、システム全体を制御するCPUであり、ワークメモリであるRAM(不図示)と、ブートプログラムが格納されたROM(不図示)とを有している。HDD1020はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ等を格納する。画素計測部1040、診断手段である読み取り画像判断部1041、テストパターン画像生成部1042は、HDD1020に格納されたコントローラ制御部1010が実行するソフトウェアの機能である。操作部I/F1011は、例えばタッチパネルを有した操作部1014とのインターフェース部で、操作部1014に表示される画像データを操作部1014に対して出力する。また、操作部1014から本システム使用者が入力した情報を、コントローラ制御部1010に伝える役割をする。ネットワークI/F1012はLAN1013に接続され、情報の入出力を行う。ラスターイメージプロセッサ1030はPDL(Page Description Language)コードをビットマップイメージに展開する。エンジン画像処理部1034は、ラスターイメージプロセッサ1030により展開されたビットマップイメージに対して、補正、解像度変換等を行うことで、エンジン2000に送信する画像データに変換する。読み取り画像処理部1033は、画像読み取り部2050で読み取られた入力画像データに対し補正、加工、編集等を行う。
コントローラ制御部1010とエンジン制御部2010とはエンジンI/F1100を介して接続されており、エンジンI/F1100を経由して、コントローラ制御部1010からエンジン制御部2010へ動作指示及び画像データの通信を行う。エンジン2000は、画像出力デバイスである。エンジン制御部2010は、エンジンI/F1100を介してコントローラ制御部1010と接続されており、コントローラ1000からの指示に従い、エンジン2000の各ユニットを動作させ、用紙Pに印刷を行う。エンジン制御部2010は、エンジン全体を制御するCPUであって、RAM(不図示)とエンジン2000を制御するプログラムが格納されたROM(不図示)から構成される。交換部品管理部2040は、ROM(不図示)に格納されたエンジン制御部2010が実行するプログラムの機能である。
エンジン制御部2010は、定着部2020、モータ駆動部2021、露光制御部2022、両面フラッパ50、反転クラッチ2024等と接続されている。定着部2020は定着器17に電力の供給を行う。モータ駆動部2021は、プリンタ100内の感光ドラム1や中間転写ベルト8及び加圧ローラ19等を駆動するためのモータを駆動する。露光制御部2022は、露光装置7を制御する。両面フラッパ50は、両面印刷時に用紙Pの搬送路を切り替える。また、両面フラッパ50は、画像読み取り部2050により用紙P上の検査用画像であるテストパターン画像を読み取る際にも用紙Pの搬送路を両面搬送路に切り替える。反転クラッチ2024は、排出ローラ対20の回転方向を切り替える。エンジン制御部2010は、コントローラ1000からエンジンI/F1100を介して送信されてくる画像データに基づいて電子写真方式の画像形成プロセスにより用紙Pにトナー像を印刷する。
また、エンジン制御部2010は画像読み取り部2050と接続されている。エンジン制御部2010は、画像読み取り制御部2041を有し、画像読み取り制御部2041は画像読み取り部2050を制御する。用紙Pの表面に担持された画像をスキャンする場合は、用紙Pが画像読み取り部2050上に到達する前にエンジン制御部2010は画像読み取り制御部2041を介して画像読み取り部2050へ読み取り指示を出力する。用紙Pの後端が画像読み取り部2050を通過した後に、エンジン制御部2010はコントローラ制御部1010に画像読み取りが完了したことを報知する。コントローラ制御部1010は、エンジンI/F1100を介して画像読み取り部2050に蓄積されたスキャン画像のデータを取得する。なお、コントローラ1000、エンジン2000の各機能は、各CPUが各種制御プログラムを実行することで実現してもよいし、その機能の一部又は全てを特定用途向けの専用回路(ASIC)等に行わせてもよい。
<交換部品状態と画像診断>
トナー容器23内のトナーの残量(以下、トナー残量という)が少なくなってきた場合、又は撹拌での摩擦によるトナーの劣化、更には感光ドラム1の摩耗により、必要なトナー画像の濃度を得ることが難しくなってくる場合がある。また、これらの現象が発生すると、トナー像の白抜け等の画像不良が発生するおそれもある。これらを防止するために、プリンタ100は、トナー残量や感光ドラム1の摩耗量を計測する構成を有している。なお、感光ドラム1の摩耗量が所定量に達したときを感光ドラム1が寿命に到達したと表現する。感光ドラム1が寿命に到達すると、必要なトナー画像の濃度を得ることができなくなり、カートリッジ5の交換が必要となる。また、感光ドラム1に限定されず、プリンタ100が備える交換部品について、交換部品が寿命に到達すると、交換部品の交換が必要となる。
(トナー残量の計測)
トナー残量の計測は、色を出力するための所定値以上の濃度を有する画素の数(以下、画素数という)に基づいて予測する方式を利用する。コントローラ制御部1010の画素計測部1040は、ラスターイメージプロセッサ1030によりPDLコードから展開したビットマップイメージからYMCK各色を出力する画素数をカウントする。コントローラ制御部1010は、エンジン制御部2010にプリント指示を出すときに、印刷する画像の画素数をエンジン制御部2010に報知する。エンジン制御部2010の算出手段である交換部品管理部2040は、エンジン制御部2010から報知された画素数を積算した値を用いてトナー残量を算出する。なお、トナー残量の計測は上述した方式に限定されない。例えば、トナー容器23内にトナーの量を検知するセンサ等を備え、センサ等の検知結果に基づいてトナー残量を検知する方式等であってもよい。
(感光ドラムの寿命の計測)
感光ドラムの摩耗の度合いを示す感光ドラム1の摩耗量は、感光ドラム1の累積回転数より推定する。交換部品管理部2040は、モータ駆動部2021を介して感光ドラム1を駆動するモータの駆動状態を監視する。交換部品管理部2040は、駆動時間及び駆動速度に基づいて感光ドラム1の累積回転数を算出し、想定される寿命到達までの累積回転数に対する割合によって感光ドラム1の寿命を算出する。交換部品管理部2040は、算出したトナー残量及び感光ドラム1の寿命をコントローラ制御部1010に報知する。コントローラ制御部1010はエンジン制御部2010から報知されたトナー残量及び感光ドラム1の寿命に応じて、ユーザにカートリッジ5の交換を促すメッセージを操作部1014に表示する。
しかしながら、印刷する画像の種類やプリンタ100の雰囲気環境によっては、トナー残量や感光ドラム1の摩耗量について上述した手法にて算出した残量と実際の寿命が必ずしも相関を示さない場合がある。したがって、印刷枚数を重ねるほどに、誤差が蓄積していくため、トナー残量や感光ドラム1の寿命を高精度には判断できない場合がある。また、交換部品の寿命到達を報知した後でも、寿命に到達した交換部品を使用する場合もある。したがって、実施例1のプリンタ100は、カートリッジ5が寿命到達又は寿命間近になっている場合に、テストパターン画像を出力して画像形成状態を検査する必要がある。テストパターン画像の状態を読み取ることにより画像不良が発生していないか否かを確認する。テストパターン画像は、画像不良の種類に応じて生成される。交換部品の寿命に起因して画像不良が発生している場合、テストパターン画像は、交換部品の寿命に起因して発生する画像不良を判断できるように交換部品に適したテストパターン画像が生成される。以下、テストパターン画像を用いて画像不良が発生していないか否かを判断する動作を、画像診断(診断)という。
<テストパターン画像>
テストパターン画像は、単色の一様な濃度(例えば50%の濃度)で出力されるハーフトーン画像であり、Y、M、C、Kそれぞれのテストパターン画像を有する。感光ドラム1上のどの位置に画像不良が発生しても発生した画像不良を検出することが可能となるように、テストパターンのサイズは、出力可能な画像幅一杯で、画像長は感光ドラム1の1周分よりも長い画像とする。なお、画像長は感光ドラム1の回転方向(副走査方向ともいう)の長さであり、画像幅は感光ドラム1の回転軸方向(主走査方向ともいう)の長さである。実施例1のプリンタ100は、用紙Pの搬送方向に直交する方向にはLetterサイズ(215.9mm×279.4mm)の幅の用紙を搬送することを想定しており、幅方向には216mmまでの幅の用紙を搬送することが可能である。また、実施例1で使用する感光ドラム1の1周の長さは80mmである。そこで、実施例1においては、テストパターン画像は、例えば画像幅を212mmとし、画像長を85mmとする。画像幅は、両端に2mmの余白を設けるため、216mmよりも4mm短い幅とする。この212mmという幅は最大幅であり、実際のテストパターン画像は転写する用紙Pの幅によって形成可能な最大幅に変更して動作させる。
交換部品管理部2040は、トナー残量又は感光ドラム1が、寿命に達したタイミングでカートリッジ5に対する画像診断の要求を、コントローラ制御部1010に対して報知する。制御手段であるテストパターン画像生成部1042は、要求があった色のカートリッジ5に対するテストパターン画像を出力する、すなわち、用紙Pの表面に要求があった色のカートリッジ5に対するテストパターン画像を形成する。以下、用紙P上に所定の画像を形成することを所定の画像を出力する、という。テストパターン画像が形成された用紙Pは両面搬送路上の画像読み取り部2050まで搬送され、画像読み取り部2050は出力結果である用紙P上のテストパターン画像をスキャンする(読み取る)。スキャンされた用紙P上のテストパターン画像のデータ(以下、画像データという)は、読み取り画像処理部1033によって処理され、余白部とドット部の出現比率に基づいて濃度が算出される。読み取り画像処理部1033は、算出した濃度とテストパターン画像の原画像とを比較することで、濃度低下を検出する。また、読み取り画像処理部1033は、白抜けについては、一様に分布して出現するはずのドットの出現を観測し、ドットの出現頻度が他の領域より低下して白くなっている領域を検出する。このように、読み取り画像処理部1033は、テストパターン画像をスキャンした結果とテストパターン画像の元画像とに基づいて、濃度低下や白抜け等の画像不良を検出する。
読み取り画像処理部1033により画像不良を検出した場合には、カートリッジ5の交換を促すメッセージを操作部1014において通知するか、出力の保証ができない旨のメッセージを報知してもよい。また、寿命検知制御での寿命到達時にはカートリッジ5の交換を報知せずに画像不良を検出した時点で初めてカートリッジ5の交換を促すよう報知してもよい。
実施例1では、画像診断の要求があった場合に、他のカートリッジ5についても寿命を考慮して、寿命到達が近いカートリッジや、寿命到達を報知した後も使用しているカートリッジ5についても同様の画像診断を行うように動作させる。このとき、1枚の用紙Pに出力されるテストパターン画像について、複数のテストパターン画像を複合させて出力することによって複数のカートリッジ5に対する画像診断を、パフォーマンスの低下を抑えつつ、略同時に実行させることが可能となる。これは、複数のカートリッジ5で略同時に診断の要求が発生した場合にも有効である。
画像診断に使用される用紙Pには、給紙カセット13にセットされた用紙Pが用いられる。そのため、テストパターン画像の幅及び長さは用紙Pのサイズに応じたサイズにしなければならない。ここで、用紙Pに応じたサイズとは、用紙Pにおいて上下左右の余白部を除いた画像形成が可能な領域に対応したサイズを意味する。先に述べたように、実施例1で実行する画像診断のテストパターン画像の搬送方向の長さは85mmである。給紙カセット13にセットされた用紙Pは搬送方向の長さが279mmである。すなわち、用紙Pには搬送方向に3つのテストパターン画像を配置することができる。そこで、画像診断の要求がなされたカートリッジ5の他に、更に2つのカートリッジ5まで、1枚の用紙Pにテストパターン画像を出力することができ、3つのカートリッジ5に対する画像診断が実行可能である。実施例1では、同時に画像診断を実施する対象とするカートリッジ5は、トナー残量又は感光ドラム1の寿命情報が所定値以下であるカートリッジ5の中から選択される。寿命情報が所定値以下となったカートリッジ5の数が出力可能数(上述した例では、3)より多い場合には、より寿命到達に近いカートリッジ5が優先して選択される。寿命到達に近いカートリッジ5ほど、より長い期間使用されているため、画像不良が発生する可能性が高い。このため、これらを優先して画像診断を行うことで、通常の印刷動作において画像不良が発生することを防止する。このようにして選択されたカートリッジ5に対応するテストパターン画像を、用紙Pのサイズに応じて配置し、1枚の用紙Pに出力されるテストパターン画像とする。
各カートリッジ5の寿命情報が表1に示した場合のテストパターン画像の選択例を説明する。
Figure 2019191326
表1で、1列目は各色を示し、2列目は各色のトナー残量(%)を示し、3列目は各色の感光ドラム1の寿命(ドラム寿命(%))を示す。いずれも、上述した方法で、交換部品管理部2040によって算出される。
交換部品管理部2040は、算出したトナー残量と感光ドラム1の寿命が表1に示す状態の場合、カートリッジ5Yのトナー残量が0%となったため、コントローラ制御部1010に寿命情報を報知するとともに、カートリッジ5Yに対する画像診断を要求する。テストパターン画像生成部1042は、交換部品管理部2040からの画像診断の要求を受けて、テストパターン画像生成部1042によりテストパターン画像を生成する。テストパターン画像生成部1042は、まず診断要求の対象であるYのテストパターン画像を配置する。そして、テストパターン画像生成部1042は、表1の各カートリッジ情報を参照し、寿命情報が10%以下となったカートリッジ5が存在するか否かを判断する。テストパターン画像生成部1042は、例えば表1の場合、カートリッジ5Cのドラム寿命が5%、カートリッジ5Kのトナー残量及びドラム寿命が7%であるため、これらに対しても画像診断を実施すると判断し、CとKのテストパターン画像を生成する。このように、カートリッジ5の寿命に基づいて、画像診断を行う対象となるカートリッジ5の順位(以下、優先順位という)を決定し、優先順位に従い、そのカートリッジ5に適したテストパターン画像を出力画像に順番に配置する。上述した例では、画像診断要求の対象となったカートリッジ5Yを除き、優先順位は、1番目がカートリッジ5C、2番目がカートリッジ5Kとなる。
このようにしてテストパターン画像生成部1042が生成したテストパターン画像を図3に示す。図3に示すように、テストパターン画像生成部1042によって生成されたYCKの3つのカートリッジ5Y、5C、5Kに対するテストパターン画像は、用紙Pの搬送方向に先頭から順番に配置される。また例えば、寿命情報についてカートリッジ5Cのトナー残量が10%よりも多い場合には、Y及びKのみのテストパターン画像が用紙P上に配置される。更に、カートリッジ5Y、5C、5Kに加え、カートリッジ5Mもトナー残量が10%以下となっている場合には、用紙P上には3つのテストパターン画像しか配置できないため、次のように配置される。すなわち、カートリッジ5M、5C、5Kの中でより0%に近いカートリッジ5から順に2つのカートリッジ5が選択され、選択されたカートリッジ5の色に対するテストパターン画像が配置される。以上のように、実施例1では、画像診断を行う数(図3の例では3つ)よりも少ない用紙Pの枚数(図3では1枚)で、画像診断を実施することができる。
画像診断の対象となっているカートリッジ5を選択する際に、優先順位を寿命情報に基づいて決定したが、選択方法はこれに限定されない。例えば、ユーザの指定によって優先順位を決めてもよいし、以前に画像診断が実行されているならば、前回画像診断が実行されてからの間隔が最も長い色を優先してもよい。また、画像診断に使用される用紙Pは、用紙Pのサイズを考慮せずにまず実行したいテストパターン画像を配置し、作成したテストパターン画像にあった長さの用紙Pをセットしてもよい。また、トナー残量が0%に到達した後もそのカートリッジ5の使用を続けた場合には、次のようにしてもよい。トナー残量が0%に到達した後も使用を続けたカートリッジ5に対して画像診断を要求する場合は、画像診断を実施した後のプリント枚数が所定値に達した場合に再度画像診断を要求する等、一定間隔で画像診断が実行できるように動作させるとよい。
<画像診断処理>
図4は、エンジン制御部2010から画像診断要求を受けた場合のコントローラ制御部1010の制御の様子を示したフローチャートである。ステップ(以下、Sとする)100でコントローラ制御部1010は、エンジン制御部2010から画像診断の実行要求を受信する。S101でコントローラ制御部1010は、給紙カセット13にセットされている用紙Pの情報、すなわち用紙Pのサイズを取得し、用紙Pのサイズに基づきテストパターン画像として出力可能な出力画像のサイズを決定する。S102でコントローラ制御部1010は、テストパターン画像として、まず、画像診断要求の対象となっているカートリッジ5に対するテストパターン画像を選択する。コントローラ制御部1010は、テストパターン画像を用紙P上に形成するための出力画像に、画像診断要求の対象となっているカートリッジ5に適したテストパターン画像を配置する。例えば、表1の状態の場合、コントローラ制御部1010は、画像診断要求の対象となっているカートリッジ5Yに対するテストパターン画像を選択し、図3のように用紙Pの先端に配置する。S103でコントローラ制御部1010は、出力画像にテストパターン画像を配置した後、S101で決定した出力可能な画像サイズに対してまだ空き領域があり、更に他のカートリッジ5に対するテストパターン画像を配置することが可能か否かを判断する。S103でコントローラ制御部1010は、更に他のカートリッジ5に対するテストパターン画像を配置することが可能であると判断した場合、処理をS104に進める。S103でコントローラ制御部1010は、他のカートリッジ5に対するテストパターン画像を配置することができないと判断した場合、処理をS108に進める。
S104でコントローラ制御部1010は、他のカートリッジ5(未選択のカートリッジ5)について、算出した寿命が低い(残り少ない)順にカートリッジ5を1つ選択する。例えば、表1の状態の場合、コントローラ制御部1010は、M、C、Kの3つの中からドラム寿命が5%となっているカートリッジ5Cを選択する。S105でコントローラ制御部1010は、S104で選択したカートリッジ5について、画像診断の対象となるかを、寿命情報に基づき寿命状態が所定値以下であるか否かによって判断する。S105でコントローラ制御部1010は、S104で選択したカートリッジ5の寿命状態が所定値以下であると判断し、画像診断の対象となると判断した場合、処理をS106に進める。S106でコントローラ制御部1010は、S104で選択したカートリッジ5を画像診断の対象とし、そのカートリッジ5に対するテストパターン画像を出力画像として追加する。例えば、表1の状態の場合、選択されたカートリッジ5Cは、寿命状態(ドラム寿命)が10%以下であるため、コントローラ制御部1010は、画像診断の対象であると判断し、カートリッジ5Cに対するテストパターン画像を出力画像に追加する(図3参照)。S105でコントローラ制御部1010は、S104で選択したカートリッジ5の寿命状態が所定値以下ではないと判断し、画像診断の対象ではないと判断した場合、処理をS107に進める。以上のように、コントローラ制御部1010は、用紙Pのサイズに基づいて出力画像のサイズを決定し、出力画像のサイズと画像診断に用いられるテストパターン画像とに基づいて、出力画像にテストパターン画像を配置する。
S107でコントローラ制御部1010は、全てのカートリッジ5について画像診断の対象となるか否かの判断対象として選択済みか否かを判断する。S107でコントローラ制御部1010は、全てのカートリッジ5について選択済みではないと判断した場合、処理をS103に戻す。S107でコントローラ制御部1010は、全てのカートリッジ5について選択済みであると判断した場合、処理をS108に進める。コントローラ制御部1010は、S101で決定した出力可能な画像サイズに対してテストパターン画像を配置することが不可能と判断するか、全てのカートリッジ5を選択するまでS103からS106の処理を繰り返す。例えば、表1の状態の場合、出力画像に空き領域があり、かつ、カートリッジ5Kが画像診断の対象と判断され、出力画像にカートリッジ5Kに対するテストパターン画像が追加される(図3参照)。ここで、カートリッジ5Mが未選択となっているが、S101で決定された出力画像に空き領域がないため(図3参照)、コントローラ制御部1010は、処理をS108に進めることとなる。なお、表1によれば、カートリッジ5Mの寿命状態は所定値(10%)以下ではないため、出力画像に空き領域があったとしても、画像診断の判断対象とはならない。
S108でコントローラ制御部1010は、用紙P上に形成するテストパターン画像が決定したら、テストパターン画像の印刷指示をエンジン制御部2010に出力する。エンジン制御部2010は、コントローラ制御部1010からテストパターン画像の印刷指示を受信すると、用紙P上にテストパターン画像を形成し、画像読み取り部2050まで用紙Pを搬送する。S109でコントローラ制御部1010は、画像読み取り部2050によって用紙P上に形成されたテストパターン画像の読み取りが完了したか否かを判断する。コントローラ制御部1010は、エンジン制御部2010からの通知によって画像読み取り部2050によるテストパターン画像の読み取りが完了したか否かを判断する。S109でコントローラ制御部1010は、画像読み取り部2050による用紙P上のテストパターン画像の読み取りが完了していないと判断した場合、処理をS109に戻す。S109でコントローラ制御部1010は、画像読み取り部2050による用紙P上のテストパターン画像の読み取りが完了したと判断した場合、処理をS110に進める。
S110でコントローラ制御部1010は、エンジン制御部2010から画像読み取り部2050による用紙P上のテストパターン画像の読み取り結果を取得する。S111でコントローラ制御部1010は、読み取り画像判断部1041によって画像不良が発生しているか否か(画像不良発生の有無)をS110で取得した読み取り結果から判断する。S112でコントローラ制御部1010は、S111における判断の結果、画像不良が発生しているか否かを判断する。例えば、表1のような状態の場合、図3のように、カートリッジ5Y、5C、5Kについてテストパターン画像を形成したため、コントローラ制御部1010は、カートリッジ5Y、5C、5Kのそれぞれについて画像不良が発生したか否かを判断する。S112でコントローラ制御部1010は、画像不良が発生していると判断した場合、処理をS113に進め、画像不良が発生していないと判断した場合、処理を終了する。S113でコントローラ制御部1010は、画像不良が発生していると判断したカートリッジ5の交換を操作部1014からユーザに報知し、処理を終了する。
以上示したように、実施例1では、用紙P上に配置可能な最大数までテストパターン画像を配置し実行する。そのため、用紙Pの出力枚数を増やさずにかつ必要なテストパターン画像のみを出力して画像診断を実行することができる。また、優先順位に応じて、画像診断の実行毎に実施する対象を変化させるので、画像診断の実行時点で優先したい画像診断が適宜実行可能となる。
実施例1では、画像の濃度に着目した画像解析により、トナーの劣化を判断し、カートリッジ5の交換を判断するために画像診断を行う手法を説明した。しかし、トナーだけでなく、感光ドラム1や、中間転写ベルト8、定着器17の定着ローラ18及び加圧ローラ19、給搬送装置12の給紙ローラ14等のローラといった経年変化が生じる交換部品に対して、本発明は適用可能である。それぞれの交換部品ごとに、経年変化に応じて生じる特徴的な画像についての症状(以下、画像症状という)を解析するアルゴリズムを用意すればよい。また、交換部品の経年変化の状態を検知するための画像診断だけでなく、部品交換時の取り付け不良で発生する特徴的な画像症状等を検知するための画像診断を実施させてもよい。更には画像診断の結果、ユーザに交換を促すように報知するだけでなく、画像診断の結果に応じて画像形成処理やプリンタの動作に対して補正処理を行うようにしてもよい。
なお、実施例1では、画像形成装置は、カラーレーザプリンタを利用して説明した。しかし、本発明は、モノクロレーザプリンタやインクジェットプリンタ等の他の構成の印刷装置にも適用可能である。また、実施例1では、画像読み取り装置は、両面搬送路に設けられていたが、印刷した用紙をスキャンすることができれば、この構成には限定されない。用紙搬送路上に設置する構成でなくとも、例えばコピー機のように、原稿読み取り装置を別途有しており、画像形成装置によってテストパターン画像を形成した用紙Pを、別途有する原稿読み取り装置にセットしてスキャンして得てもよい。
以上、実施例1によれば、画像不良等の検出を行う場合に、検出精度を低下させることなく、記録材に効率よくテストパターン画像を配置することができる。
実施例1では、テストパターン画像を出力する長さ方向のみにテストパターン画像を複数配置する構成を示した。実施例2では更にテストパターン画像のサイズと配置する位置を考慮して、より好適にテストパターン画像を組み合わせる構成を示す。実施例2では、カートリッジ5の経年変化に起因する画像不良の他に、定着器17を用紙Pが通過し、定着ローラ18の表面が削れることに起因する画像不良、及び給紙ローラ14の摩耗や紙粉等の付着に起因する画像不良等を検出する。
<ブロック図>
実施例1で示した図2のとおりである。交換部品管理部2040は、カートリッジ5に加えて定着ローラ18と給紙ローラ14の寿命情報も算出及び保持する。寿命情報は感光ドラム1の寿命と同様に、ローラの回転距離を各ローラの駆動状態を監視して算出し、想定される寿命到達までの回転距離に対する割合によって算出する。
<交換部品状態と画像診断>
定着ローラ18に対する画像診断は、搬送される用紙Pの端部付近の位置で発生する削れを発見するため、用紙Pの幅方向に対して左側(L)と右側(R)の両端の位置(両端部)にテストパターン画像を形成する。実施例2では、例えば、用紙Pの両端部に40mm幅の20%濃度の単色のハーフトーン画像を形成し、表面の削れによって画像が形成されない白抜けを検出する。図5(a)に定着ローラ18に対するテストパターン画像の配置を示す。このテストパターン画像は、幅方向中央に132mm(=66mm+66mm)の余白を有した画像であり、画像診断を実行するためには、少なくともこの画像の一部を用紙Pに形成する必要がある。このため、両端のテストパターン画像が所定幅以上形成できる紙幅を有した用紙Pを用いて画像診断を実行する必要がある。画像長は定着ローラ18の1周分(90mm)よりも長い95mmとしている。定着ローラ18に適したテストパターン画像は、出力画像における位置が指定されたテストパターン画像である。
給紙ローラ14は、給紙カセット13の用紙積載部の先端中央位置(先端部、中央部)に配置されている。給紙ローラ14は、給紙の際に用紙Pの束(以下、用紙束という)に上から押圧して当接することで、用紙束の最上位の1枚の用紙Pを分離して搬送させるために使用される。テストパターン画像は、給紙ローラ14が用紙Pに接触する位置に形成される。図5(b)に給紙ローラ14に対するテストパターン画像の配置を示す。テストパターン画像は用紙Pの幅方向の中央先端位置に、50mmの幅を有し、画像長は給紙ローラ14の1周分(62mm)を確保し65mmとしている。給紙ローラ14に適したテストパターン画像は、出力画像における位置が指定されたテストパターン画像である。テストパターン画像は単色のベタ画像を出力し、紙粉の付着等による転写不良を検出することを目的としている。この単色のテストパターン画像は、画像不良の検出のしやすさからKでの出力で実行することが望ましいが、これに限定はせず他色を用いてもよい。
各寿命情報が表2の場合のテストパターン画像の選択例を示す。
Figure 2019191326
表2の(a)に示すカートリッジ5の寿命情報は実施例1の表1と同様であり、説明を省略する。表2の(b)は、定着ローラ18及び給紙ローラ14の寿命情報(%)である。表2(b)は、1列目に各部材名を示し、2列目に各部材の寿命(%)を示す。実施例1と同様に、画像診断が要求されたカートリッジ5Yと寿命の少ない交換部品から順番にテストパターン画像が配置される。なお、カートリッジ5に適したテストパターン画像は、出力画像における位置が指定されていないテストパターン画像である。表2の場合、寿命が0%となっているカートリッジ5Yが画像診断要求の対象であり、最初に選択される。カートリッジ5Yの次に選択されるのは、表2(b)に示す給紙ローラ14(寿命4%)である。給紙ローラ14のテストパターン画像は、図5(b)に示したように用紙Pの先端に配置する必要がある。このため、テストパターン画像の配置は、まず出力画像の先端に給紙ローラ14用のテストパターン画像が配置され、次いでカートリッジ5Y用のテストパターン画像(他の検査用画像)が配置される。次に残りの寿命が短いカートリッジ5Cのテストパターン画像が配置される。このように、出力画像に各テストパターン画像を配置することで、実施例1と同じく、搬送方向に対しては新たにテストパターン画像を配置することができなくなる。しかし、定着ローラ18のテストパターン画像は、図5(a)に示したように用紙Pの両端部に配置する構成であり、給紙ローラ14の用紙中央部に配置するテストパターン画像と組み合わせることが可能である。
このようにして配置したテストパターン画像を図6に示す。図6に示すように、まず用紙Pの先端中央部に配置する必要のある給紙ローラ14用のテストパターン画像が配置され、給紙ローラ14用のテストパターン画像と組み合わせることが可能な定着ローラ18用のテストパターン画像が左右両端に配置される。そして、これらのテストパターン画像に続いて、搬送方向に、カートリッジ5Y用、カートリッジ5C用のテストパターン画像が配置される。以上のことから、給紙ローラ14、定着ローラ18、カートリッジ5Y、5Cの4つの交換部品の画像診断に必要なテストパターン画像を、1枚の用紙P上に形成することができる。以上のように、実施例2においても、画像診断を行う数(図6の例では4つ)よりも少ない用紙Pの枚数(図6では1枚)で、画像診断を実施することができる。
<画像診断処理>
図7は、エンジン制御部2010から画像診断要求を受けた場合のコントローラ制御部1010の制御の様子を示したフローチャートである。S200、S201の処理は実施例1の図4のS100、S101の処理と同様であり説明を省略する。S202でコントローラ制御部1010は、テストパターン画像として、まず、S201で画像診断要求の対象となっている交換部品に対するテストパターン画像を選択し出力画像に配置する。例えば、表2の状態となっている場合、コントローラ制御部1010は、カートリッジ5Yのトナー残量が0%となっているため、出力画像にカートリッジ5Yに対するテストパターン画像を配置する。S203でコントローラ制御部1010は、寿命情報が低い順にまだ選択していない交換部品を1つ選択する。S204でコントローラ制御部1010は、選択した交換部品について、画像診断の対象となるか否かを、寿命状態が所定値以下か否かによって判断する。S204でコントローラ制御部1010は、寿命状態が所定値以下であると判断した場合、処理をS205に進め、寿命状態が所定値より大きいと判断した場合、処理をS210に進める。例えば、表2の場合、カートリッジ5Yの次に寿命情報が低い給紙ローラ14を選択し、給紙ローラ14の寿命が4%で所定値(10%)以下となっているため、給紙ローラ14を画像診断の対象とする。
S205でコントローラ制御部1010は、S203で選択された交換部品に対するテストパターン画像について、配置位置に指定がないか否か、又は、指定された位置に配置されたテストパターン画像が既に存在しないか否かを確認する。以下、テストパターン画像について、指定された配置位置を指定位置という。S205でコントローラ制御部1010は、S203で選択された所定値以下の寿命状態の交換部品のテストパターン画像について、配置位置に指定があり、かつ指定位置に他のテストパターン画像がすでに存在すると判断した場合、処理をS206に進める。例えば、表2の場合、給紙ローラ14に対するテストパターン画像には指定位置(出力画像の中央先端位置)があり、かつ、現在その位置にはカートリッジ5Yに対するテストパターン画像があるため、コントローラ制御部1010は処理をS206に進める。S206でコントローラ制御部1010は、指定位置に既に配置されたテストパターン画像について、既に配置されたテストパターン画像の位置を変更することが可能か否かを判断する。
S206でコントローラ制御部1010は、既に配置されているテストパターン画像の位置を変更することが可能であると判断した場合、処理をS207に進め、変更できないと判断した場合は、処理をS210に進める。例えば、表2の場合、既に配置されているカートリッジ5Yに対するテストパターン画像には指定位置がないため、コントローラ制御部1010は、位置を変更することが可能であると判断する。S207でコントローラ制御部1010は、既に配置されている(設置済みの)テストパターン画像の位置を変更(移動)する。例えば、表2の場合、コントローラ制御部1010は、カートリッジ5Yに対するテストパターン画像を、給紙ローラ14に対するテストパターン画像を配置することができるだけの空き領域を確保して出力画像の後端側に移動させ、処理をS208に進める。
S205でコントローラ制御部1010は、テストパターン画像の配置位置に指定がない、又は、指定位置に他のテストパターン画像がないと判断した場合、処理をS208に進める。S208でコントローラ制御部1010は、出力画像の空き領域にS203で選択された交換部品用のテストパターン画像を配置することが可能か否かを判断する。S208でコントローラ制御部1010は、出力画像の空き領域にテストパターン画像を配置することが可能であると判断した場合、処理をS209に進め、可能ではないと判断した場合、処理をS210に進める。S209でコントローラ制御部1010は、空き領域にS203で選択された交換部品に対するテストパターン画像を新たに配置する。なお、S207からS208の処理に進んだ場合の「出力画像の空き領域」とは、S207で既に配置されていたテストパターン画像を移動したことによって得られた空き領域である。例えば、上述した例では、S202で最初にカートリッジ5Y用のテストパターン画像が用紙Pの先端に配置される。しかし、S203で選択された給紙ローラ14用のテストパターン画像が用紙Pの中央先端に位置するように指定されているため、特に指定位置のないカートリッジ5Y用のテストパターン画像の位置が変更される。そして、その空き領域に給紙ローラ14用のテストパターン画像が配置される。
S210でコントローラ制御部1010は、全ての交換部品について選択が済んだか否かを判断する。S210でコントローラ制御部1010は、全ての交換部品について選択が済んでいないと判断した場合、処理をS203に戻し、全ての交換部品について選択が済んだと判断した場合、処理をS211に進める。以上、S203からS209を全ての交換部品に対して実施し、出力するテストパターン画像を決定する。
例えば、表2の場合、次に寿命状態の低い交換部品としてカートリッジ5Cが選択され、カートリッジ5Cの寿命状態が所定値以下であるため(5%≦10%)、画像診断の対象であると判断される。カートリッジ5Cに対するテストパターン画像は、指定位置がなく、かつ、出力画像にはまだ空き領域があるため、カートリッジ5Yに対するテストパターン画像に続いて配置される(図6参照)。また、次に寿命状態の低い交換部品としてカートリッジ5Kが選択され画像診断の対象と判断されるが、カートリッジ5Kに対するテストパターン画像を配置する空き領域が出力画像にはない。このため、カートリッジ5Kに対するテストパターン画像は出力画像に追加されない。また、次に寿命状態の低い交換部品として定着ローラ18が選択され画像診断の対象と判断される。定着ローラ18に対するテストパターン画像には指定位置(出力画像の両端)があり、定着ローラ18に対するテストパターン画像及び給紙ローラ14に対するテストパターン画像を組み合わせて配置することが可能である。このため、定着ローラ18に対するテストパターン画像は、出力画像に追加される(図6参照)。
なお、S211からS215までの処理は、実施例1の図4のS108からS112までの処理と同様であり、説明を省略する。S216でコントローラ制御部1010は、S215で画像不良が発生したと判断された交換部品について、部品を交換するよう促す情報を操作部1014からユーザに報知する。
以上示したように、画像診断の種類に対応したテストパターン画像について、そのサイズと位置指定に関する情報を用いることで、用紙Pに形成されるテストパターン画像をより効果的に配置することができ、画像診断を効率的に実施可能となる。
以上、実施例2によれば、画像不良等の検出を行う場合に、検出精度を低下させることなく、記録材に効率よくテストパターン画像を配置することができる。
5Y,5M,5C,5K カートリッジ
1010 コントローラ制御部
1041 読み取り画像判断部
1042 テストパターン画像生成部

Claims (17)

  1. 画像形成状態を検査するための検査用画像を記録材に形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、
    複数種類の前記検査用画像を生成し、生成した前記検査用画像を記録材上において画像を形成可能な領域に配置するように、前記検査用画像の位置を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、記録材のサイズに基づいて前記領域のサイズを決定し、前記領域のサイズと前記検査用画像のサイズとに基づいて、前記領域に前記検査用画像を配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録材上に形成された前記検査用画像を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段により前記検査用画像を読み取った結果に基づいて画像不良に関する診断を行う診断手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 寿命に到達すると交換される交換部品を備え、
    前記診断手段は、前記交換部品の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断を行い、
    前記制御手段は、前記交換部品の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断に適した検査用画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 複数の前記画像形成部を備え、
    前記画像形成部は、静電潜像を担持する感光体と、前記感光体上の静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、を少なくとも含み、
    前記交換部品は、前記画像形成部であり、
    前記診断手段は、前記画像形成部の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光体の摩耗の度合い又は前記現像手段におけるトナーの残量に基づいて前記画像形成部の寿命を算出する算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記算出手段により算出された前記複数の前記画像形成部の寿命に基づいて、前記診断を行う対象となる前記画像形成部の順位を決定し、決定した前記順位に従い、前記画像形成部に応じた前記検査用画像を前記領域に順番に配置することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記算出手段は、前記画像形成部による画像形成が行われる際に入力された画像において所定値以上の濃度を有する画素の数に基づき前記トナーの残量を算出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記算出手段は、前記感光体の累積回転数に基づき前記感光体の摩耗の度合いを算出することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記感光体の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断に用いられる検査用画像は、記録材の搬送方向において前記感光体の少なくとも1周分の長さを有することを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記検査用画像は、前記領域における位置が指定された検査用画像を含むことを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記位置が指定された検査用画像を前記領域の指定された位置に配置する際に、前記指定された位置に他の検査用画像がすでに配置されている場合、前記他の検査用画像について位置の指定がない場合には、前記他の検査用画像を移動させて空き領域を確保し、前記空き領域に前記位置が指定された検査用画像を配置することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 給紙部に収納された記録材を給紙する給紙ローラと、
    記録材に形成された前記検査用画像を定着させる定着手段と、
    を備え、
    前記交換部品は、前記給紙ローラ及び/又は前記定着手段であり、
    前記診断手段は、前記給紙ローラ及び/又は前記定着手段の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断を行うことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記給紙ローラの寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断に用いられる検査用画像は、記録材の搬送方向において前記給紙ローラの少なくとも1周分の長さを有し、前記領域の前記搬送方向における先端部、かつ、前記搬送方向に直交する方向における中央部に配置されることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記定着手段の寿命に起因する画像不良が発生しているか否かの診断に用いられる検査用画像は、前記搬送方向において前記定着手段の少なくとも1周分の長さを有し、前記領域の前記搬送方向に直交する方向における両端部に配置されることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段は、前記診断の対象が前記給紙ローラ及び前記定着手段である場合には、前記給紙ローラに適した検査用画像と前記定着手段に適した検査用画像とを組み合わせて前記領域に配置することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記読み取り手段は、前記定着手段により定着された後の前記検査用画像を読み取ることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、前記交換部品の寿命が所定の値以下となっている前記交換部品に適した検査用画像を生成することを特徴とする請求項3から請求項15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、前記領域に前記検査用画像を配置する空き領域がない場合には、前記検査用画像を前記領域に配置しないことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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