JP2019190980A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの燃料レベルをコイルのインダクタンスによって高精度に検知可能な誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料供給装置1は、誘導形燃料レベルゲージ5のコイル11と共にLC回路51を形成するコンデンサ14と、LC回路51の共振周波数を検出する増幅回路62が実装された制御基板61を備えている。コンデンサ14は、リードフレーム18及び端子13a、13bのみを介してコイル11と接続され、これらの部品はインサート成形により保持部材15の所定の位置に保持されている。また、制御基板61はフランジ3の上面に設置されている。これらにより、LC回路51の経路、及び誘導形燃料レベルゲージ5と制御部6との距離を短くすることができ、接続配線のインダクタンス等の外乱の影響が抑制され、コイルのインダクタンスを高精度に検知することが可能である。
【選択図】図7

Description

本願は、誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置に関するものである。
車両の燃料タンク内の燃料をエンジンに圧送する燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料レベルを検知するための燃料レベルゲージを備えている。燃料レベルゲージの一つの形式である誘導形燃料レベルゲージは、コイルを用い、燃料レベルに応じてコイルのインダクタンスが変化することを利用して燃料レベルを検知するものである。
特許文献1には、容器内の流体に浮かぶフロートと連結された磁性部材が、ボビンに巻かれた誘導コイルの内側を移動するように構成された誘導流体レベルセンサが開示されている。このように構成された誘導コイルのインダクタンスは、磁性部材の位置、すなわち流体のレベルに対応して変化することから、誘導コイルのインダクタンスを検知することにより、燃料レベルを検知することができる。
特表2012−518783号公報
誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置において、コイルのインダクタンスを高精度に検知するためには、コイルのインダクタンスを検知する制御部が誘導形燃料レベルゲージに近接していることが望ましい。しかしながら、例えば四輪車において、コイルのインダクタンスを検知する制御部を車両のECU(Electronic Control Unit)に備えた場合、燃料タンクは後輪側に配置され、ECUは前輪側に配置されることが多く、誘導形燃料レベルゲージとECUとの距離は約2メートルとなる。
このように、誘導形燃料レベルゲージと制御部の距離が長い場合、接続配線のインダクタンス及び配線ばらつき等の外乱の影響が大きくなり、コイルのみのインダクタンスを高精度に検知することが難しいという課題があった。なお、上記特許文献1には、誘導流体レベルセンサのコイルのインダクタンスを検知する制御部の配置については言及されていない。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、燃料タンクの燃料レベルをコイルのインダクタンスによって高精度に検知可能な誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置を提供することを目的とする。
本願に開示される燃料供給装置は、車両の燃料タンク内の燃料をモータ駆動によってエンジンへ圧送する燃料ポンプと、燃料タンク内の燃料に浮かぶフロート、磁性材料または導電材料によって形成されフロートと連結されたコア、フロートの位置変化に応じてコアが移動する中空部を有するボビン、及びボビンの外周に巻回されコアの移動によってインダクタンスが変化するコイルを有する誘導形燃料レベルゲージと、コイルと共にLC回路を形成するコンデンサと、コイルのインダクタンスの変化に対応して変化するLC回路の共振周波数を検出する電子回路が実装された制御基板とを備えたものである。
本願に開示される燃料供給装置によれば、誘導形燃料レベルゲージのコイルと共にLC回路を形成するコンデンサを有しているので、このコンデンサをコイル及び制御基板に近接して配置することにより、LC回路の経路、及びLC回路と制御基板の間の接続配線の距離を短くすることができ、外乱の影響を抑制することができる。これにより、コイルのインダクタンスを高精度に検知することが可能な誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置が得られる。
実施の形態1による燃料供給装置が設置された燃料タンクを示す断面図である。 実施の形態1による燃料供給装置の構成を説明するブロック図である。 実施の形態1による燃料供給装置の回路構成の一部を説明する図である。 実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージの動作原理を説明する図である。 実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージを構成するボビンユニットを示す斜視図である。 実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージを構成するコアユニットを示す斜視図である。 実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージの全体構成を示す斜視図である。 実施の形態1による燃料供給装置における制御部の部品構成を説明する分解図である。 実施の形態2による燃料供給装置の制御基板を示す上面図である。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1による燃料供給装置について、図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態1による燃料供給装置が設置された燃料タンクを示す断面図、図2は、燃料供給装置の構成を説明するブロック図、図3は、燃料供給装置の回路構成の一部を説明する図、図4は、誘導形燃料レベルゲージの動作原理を説明する図である。なお、各図において、同一、相当部分には同一符号を付している。
本実施の形態1による燃料供給装置1は、車両の燃料タンク2に設置されるものであり、図1に示すように、燃料Fを貯溜する燃料タンク2の開口部である上面開口部2aより挿入される。燃料供給装置1は、燃料タンク2の上面開口部2aに設置されるフランジ3と、燃料タンク2内の燃料Fをモータ駆動によってエンジンに圧送する燃料ポンプ4と、燃料タンク2内の燃料レベルを検知する誘導形燃料レベルゲージ5と、誘導形燃料レベルゲージ5の出力を検出する電子回路を含む制御部6を備えている。制御部6は、電子回路が実装された制御基板61によって構成される。
さらに、燃料供給装置1は、図1に示すように、燃料ポンプ4の吸込口に接続され、燃料Fの異物を取り除くサクションフィルタ7と、燃料ポンプ4から圧送された燃料Fの圧力を調整するためのプレッシャレギュレータ8を備えている。燃料ポンプ4、誘導形燃料レベルゲージ5、サクションフィルタ7、及びプレッシャレギュレータ8は、ケース9によって保持されている。
図2に示すように、誘導形燃料レベルゲージ5はLC回路51を有し、LC回路51が発振する共振周波数を出力信号として出力する。制御部6を構成する制御基板61には、LC回路51の共振周波数を検出し増幅する増幅回路62が実装されている。図3に示すように、LC回路51はコイルとコンデンサにより構成され、LC回路51から発振された共振周波数は増幅回路62に入力され増幅される。
さらに、制御基板61には、増幅回路62により増幅された周波数をECU20が処理可能な帯域へ分周する分周回路63と、燃料ポンプ4の給電部64と、燃料ポンプ4のモータ駆動を制御するモータ駆動回路65が実装されている。ECU20の処理により得られた燃料レベルは、車両に備えられた表示器21に表示される。給電部64は、バッテリー電源22に接続されている。
本実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージ5の動作原理について、図4を用いて説明する。誘導形燃料レベルゲージ5は、燃料タンク2内の燃料に浮かぶフロート16と、磁性材料または導電材料によって形成されフロート16と連結されたコア12と、フロート16の位置変化に応じてコア12が移動する中空部を有するボビン10を有している。ボビン10の外周にはコイル11が巻回されている。
また、誘導形燃料レベルゲージ5は、ボビン10に固定されコイル11の端部と各々結線された2つの端子13a、13bを有している。コンデンサ14は、それぞれの端子13a、13bと電気的に接続され、端子13a、13bは制御部6に接続される。本実施の形態1では、コンデンサ14は、端子13a、13bの間に配置され、コイル11と並列に接続され、LC回路51を形成している。
LC回路51は、電気振動の共振を生じさせる共振回路の一種であり、コイル11とコンデンサ14の間で特定の周波数の信号を生成する。すなわち、端子13a、13bは、LC回路51から発振される共振周波数を出力する端子である。LC回路51の共振周波数は、コイル11のインダクタンスに依存しており、コイル11のインダクタンスの変化に対応して共振周波数が変化する。
また、保持部材15は、ボビン10及びコンデンサ14を保持すると共に、コア12の移動範囲を制限している。図4において、Lは、コア12の移動範囲を示している。燃料Fに浮かぶフロート16は、燃料レベルに応じて燃料タンク2内での上下位置を変化させる。アーム17の一方の端部はフロート16に接続され、他方の端部は保持部材15の固定部15aに固定されており、固定部15aはアーム17が可動する際の回転中心となる。さらに、アーム17のジョイント部171とコア12のスライド部121によりリンク機構が形成され、アーム17の回転をコア12の上下移動へ伝達している。
上記のように構成された誘導形燃料レベルゲージ5においては、燃料レベルに応じてフロート16の位置が変化し、フロート16に連動してコア12が上下移動する。このコア12の移動量に応じて、コイル11のインダクタンスが変化する。さらに、コイル11のインダクタンスの変化に対応してLC回路51の共振周波数が変化する。制御部6は、増幅回路62によってLC回路51の共振周波数を検出及び増幅し、増幅した周波数を分周回路63によってECU20が処理可能な帯域へ分周してECU20へ出力する。
本実施の形態1による誘導形燃料レベルゲージ5の具体的な構成例について、図5から図8を用いて説明する。図5は、誘導形燃料レベルゲージを構成するボビンユニットを示している。ボビンユニット10Aは、ボビン10、コイル11、端子13a、13b、及びコンデンサ14等を含んでいる。ボビン10は絶縁性の非磁性体であり、例えばポリアセタール(Polyacetal:略称POM)等の熱可塑性樹脂の成形部品である。ボビン10の外周にはコイル11が均等に巻回され、上側縁部10aには端子13a、13bが固定されている。
コイル11と端子13a、13bは、結線部131a、131bにてヒュージング結線されている。コンデンサ14は、リードフレーム18によって端子13a、13bの間に保持され、リードフレーム18及び端子13a、13bを介してコイル11と並列に接続されている。
コンデンサ14は、端部をリードフレーム18とはんだ結線され、保護部141により封止されている。保護部141は、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いたトランスファ成形により形成される。リードフレーム18の端部18a、18bは、端子13a、13bに溶接される。これにより、コンデンサ14とコイル11が並列に接続され、ボビンユニット10A内でLC回路が形成される。
図6は、誘導形燃料レベルゲージを構成するコアユニットを示している。コアユニット12Aは、コア12とスライド部121を有している。コア12は、フェライト等の強磁性部材、または銅、アルミニウム等の導電部材である。スライド部121は、POM等の成形部品であり、インサート成形によってコア12と一体に形成されている。
図7は、誘導形燃料レベルゲージの全体構成を示す斜視図であり、一部を透視して示している。ボビンユニット10Aは、熱可塑性樹脂の成形部品である保持部材15と一体に形成されている。すなわち、コンデンサ14、リードフレーム18、端子13a、13b、ボビン10、及びコイル11等の部品は、インサート成形により保持部材15の所定の位置に保持されている。また、コアユニット12Aは、保持部材15のガイド部15bに配置される。ガイド部15bは、コア12がボビン10の内部に挿入されるようにガイドする。
アーム17は、アルミニウム等の金属フレームにより構成され、一方の端部にフロート16が設置され、他方の端部にリンク部材19が設置される。リンク部材19の穴19aは、保持部材15の固定部15aにスナップフィットで固定される。さらに、リンク部材19は、コアユニット12Aのスライド部121と共にリンク機構を形成しており、フロート16の移動がアーム17を介してコアユニット12Aへ伝達される。コアユニット12Aの可動域は、フロート16の位置が燃料切れ時の燃料レベルで最下位となり、満タン時の燃料レベルで最上位となるように設定されている。
図8は、制御部の構成を説明する分解斜視図である。制御基板61は、燃料タンク2の上面開口部2aに設置されるフランジ3の燃料タンク2の外側の面に配置される。制御基板61は、フランジ3の上面のケース部301に収容され、タッピングねじ302によって固定される。ケース部301は、コネクタ303と接続される給電端子304、燃料ポンプ4と接続されるポンプ端子305、及び誘導形燃料レベルゲージ5と接続されるゲージ端子306を有し、制御基板61は各端子とはんだで接続される。制御基板61の設置後、ケース部301とカバー部307は溶着等により封止される。
以上のように、本実施の形態1による燃料供給装置1は、誘導形燃料レベルゲージ5のコイル11と共にLC回路51を形成するコンデンサ14と、LC回路51の共振周波数を検出する増幅回路62が実装された制御基板61とを有し、コンデンサ14をコイル11及び制御基板61に近接して配置することにより、LC回路51の経路、及びLC回路51と増幅回路62の間の接続配線の距離の短縮化を図ったものである。
本実施の形態1では、コンデンサ14は、リードフレーム18及び端子13a、13bのみを介してコイル11と並列に接続され、これらの部品はインサート成形により保持部材15の所定の位置に保持されている。また、制御基板61は、フランジ3の上面のケース部301に収容されている。これらにより、LC回路51の経路、及び誘導形燃料レベルゲージ5と制御部6との距離を従来例よりも短くすることができ、接続配線のインダクタンス及び配線ばらつき等の外乱の影響を抑制することができる。
よって、本実施の形態1によれば、燃料タンク2内の燃料レベルを高精度に検知することが可能な燃料供給装置1が得られる。さらに、増幅回路62及びモータ駆動回路65を制御基板61に実装しているので、燃料タンク2の外部における部品点数削減の効果が期待できる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2による燃料供給装置の制御基板を示す上面図である。図9に示すように、本実施の形態2による燃料供給装置は、制御部6Aを構成する制御基板61Aに実装されたコンデンサ14Aを備えている。なお、本実施の形態2による燃料供給装置の全体構成は、上記実施の形態1と同様であるので、以下の説明では図1、図2及び図8を流用する。
上記実施の形態1では、コイル11と共にLC回路51を形成するコンデンサ14を、保持部材15と一体に形成されたボビン10により保持し、コイル11とコンデンサ14の距離が短くなるようにした。ただし、コンデンサ14の設置箇所は、ボビン10または保持部材15に限定されるものではなく、コイル11及び制御基板61に近接し、且つコイル11との位置関係が固定されていればよい。これらの条件を満たせば、コンデンサ14を、誘導形燃料レベルゲージ5の保持部材15以外に設置することが可能である。
本実施の形態2による燃料供給装置1のコンデンサ14Aは、制御部6Aを構成する制御基板61Aに実装されている。制御基板61Aは、例えばエポキシボードであり、コンデンサ14Aの他、増幅回路、分周回路、及びモータ駆動回路の機能を有する集積回路66が実装されている。なお、制御基板61Aは、上記実施の形態1と同様に、フランジ3の上面のケース部301に収容される。
コンデンサ14Aは、フランジ3のゲージ端子306(図8参照)とはんだ結線される接続部67の近傍に配置され、誘導形燃料レベルゲージ5の端子13a、13bとコネクタ付のリードワイヤ(図示省略)を介して接続される。このとき、リードワイヤの長さは、端子13a、13bとゲージ端子306を接続可能な最短の長さとする。なお、本実施の形態2による燃料供給装置1のその他の構成、及び誘導形燃料レベルゲージ5の動作原理等は、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態2では、コイル11とコンデンサ14Aを、端子13a、13bとコネクタ付リードワイヤで接続しているので、LC回路51としてのコイル11のインダクタンスにコネクタ付リードワイヤのインダクタンスが加算される。ただし、コネクタ付リードワイヤは接続可能な最短の長さであることから、加算されるインダクタンスはコイル11のインダクタンスに対して微小である。よって、コンデンサ14Aを制御基板61Aに配置した場合も、外乱の影響を抑制し、コイル11のインダクタンスを高い精度で検知することができる。
本実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に、燃料タンク2内の燃料レベルを高精度に検知することが可能な燃料供給装置1が得られる。なお、実施の形態1及び実施の形態2では、誘導形燃料レベルゲージ5を備えた燃料供給装置1について説明したが、本願による誘導形燃料レベルゲージ5は、燃料供給装置1とは独立した部品として燃料タンク2に設置することも可能である。
本開示は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
本願は、誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置として利用することができる。
1 燃料供給装置、2 燃料タンク、2a 上面開口部、3 フランジ、4 燃料ポンプ、5 誘導形燃料レベルゲージ、6、6A 制御部、7 サクションフィルタ、8 プレッシャレギュレータ、9 ケース、10 ボビン、10A ボビンユニット、10a 上側縁部、11 コイル、12 コア、12A コアユニット、13a、13b 端子、14、14A コンデンサ、15 保持部材、15a 固定部、15b ガイド部、16 フロート、17 アーム、18 リードフレーム、18a、18b 端部、19 リンク部材、19a 穴、20 ECU、21 表示器、22 バッテリー電源、51 LC回路、61、61A 制御基板、62 増幅回路、63 分周回路、64 給電部、65 モータ駆動回路、66 集積回路、67 接続部、121 スライド部、131a、131b 結線部、141 保護部、171 ジョイント部、301 ケース部、302 タッピングねじ、303 コネクタ、304 給電端子、305 ポンプ端子、306 ゲージ端子、307 カバー部
本願に開示される燃料供給装置は、車両の燃料タンク内の燃料をモータ駆動によってエンジンへ圧送する燃料ポンプと、燃料タンク内の燃料に浮かぶフロート、磁性材料または導電材料によって形成されフロートと連結されたコア、フロートの位置変化に応じてコアが移動する中空部を有するボビン、及びボビンの外周に巻回されコアの移動によってインダクタンスが変化するコイルを有する誘導形燃料レベルゲージと、コイルと共にLC回路を形成するコンデンサと、コイルのインダクタンスの変化に対応して変化するLC回路の共振周波数を検出する電子回路が実装された制御基板とを備え、コンデンサは、ボビンに固定されコイルの端部と各々結線された2つの端子の間にリードフレームによって保持され、且つ、リードフレーム、端子、及びボビンと共に、熱可塑性樹脂によって形成された保持部材に保持されているものである。
本願に開示される燃料供給装置によれば、誘導形燃料レベルゲージのコイルと共にLC回路を形成するコンデンサが、リードフレーム及び端子のみを介してコイルと並列に接続され、これらの部品は保持部材の所定の位置に保持されているので、LC回路の経路を短くすることができ、接続配線のインダクタンス及び配線ばらつき等の外乱の影響を抑制することができる。これにより、コイルのインダクタンスを高精度に検知することが可能な誘導形燃料レベルゲージを備えた燃料供給装置が得られる。

Claims (9)

  1. 車両の燃料タンク内の燃料をモータ駆動によってエンジンへ圧送する燃料ポンプと、
    前記燃料タンク内の燃料に浮かぶフロート、磁性材料または導電材料によって形成され前記フロートと連結されたコア、前記フロートの位置変化に応じて前記コアが移動する中空部を有するボビン、及び前記ボビンの外周に巻回され前記コアの移動によってインダクタンスが変化するコイルを有する誘導形燃料レベルゲージと、
    前記コイルと共にLC回路を形成するコンデンサと、
    前記コイルのインダクタンスの変化に対応して変化する前記LC回路の共振周波数を検出する電子回路が実装された制御基板と、を備えたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記制御基板には、前記LC回路の共振周波数を検出し増幅する増幅回路が実装されていることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 前記制御基板には、前記燃料ポンプのモータ駆動を制御するモータ駆動回路が実装されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記燃料タンクの開口部に設置されたフランジを備え、前記制御基板は、前記フランジの前記燃料タンクの外側の面に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  5. 前記ボビンに固定され前記コイルの端部と各々結線された2つの端子を有し、前記コンデンサは、それぞれの前記端子と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  6. 前記コンデンサは、前記ボビンに保持されていることを特徴とする請求項5記載の燃料供給装置。
  7. 前記コンデンサは、リードフレームによって前記端子の間に保持され、前記リードフレーム及び前記端子を介して前記コイルと並列に接続されていることを特徴とする請求項6記載の燃料供給装置。
  8. 前記コンデンサは、前記端子及び前記ボビンと共に、熱可塑性樹脂によって形成された保持部材に保持されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の燃料供給装置。
  9. 前記コンデンサは、前記制御基板に実装され、リードワイヤによって前記端子と接続されると共に、前記リードワイヤ及び前記端子を介して前記コイルと並列に接続されていることを特徴とする請求項5記載の燃料供給装置。
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