JP2019190248A - 便器洗浄タンク及び便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンク本体を防露材で覆いながらも薄型化を図ることができる便器洗浄タンク、便器装置及び給水ホースを防露材の内側に容易に収容することができる便器洗浄タンクの施工方法を提供すること。【解決手段】洗浄水を貯留するタンク本体41と、タンク本体41を覆う防露材44と、を有する便器洗浄タンク4であって、防露材44は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく、前後方向に分割されている。【選択図】図3

Description

本発明は、便器洗浄タンク及び便器装置に関し、詳しくは、洗浄水量を確保しながらも、タンク本体の奥行方向の寸法を小さくした薄型の便器洗浄タンク及びこれを備える便器装置に関する。
従来、洗浄水を貯留するタンク本体と、タンク本体を覆う防露材と、を有する便器洗浄タンクが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−177257号公報
近年、便器装置において、便器の前出寸法の縮小化が求められている。このような便器装置を、便器に便器洗浄タンクが固定される便器装置により構成する場合、便器の前出寸法を縮小するためには、便器洗浄タンクを薄型化することが必要である。
特許文献1に記載の便器洗浄タンクのタンク本体は、成形型から離型するための抜き勾配が上下方向に設けられ、上部よりも下部の幅及び奥行き寸法が小さくなる形状を有している。このため、このタンク本体を覆う防露材も、タンク本体の外周面の形状に合わせて、上下方向の抜き勾配が設けられ、上部よりも下部の幅及び奥行き寸法が小さくなる形状を有している。その結果、タンク本体を薄型化すると、タンク本体の抜き勾配のみならず、防露材の抜き勾配に相当するタンク容積が減少し、所望の洗浄水量を確保することが困難となる問題がある。
また、上記従来の防露材は、タンク本体の外周面の形状に合わせて成形された一体物であるため、給水ホースをタンク本体と防露材との間に収容する際は、防露材の底面に形成される挿通孔に給水ホースを挿入する必要がある。しかし、給水ホースは可撓性を有するものの、耐圧性を有するがゆえに鋭角に屈曲させることが困難であるため、便器洗浄タンクの組立て作業性を向上させる観点では、従来の便器洗浄タンクは改善の余地があった。
本発明は、タンク本体を防露材で覆いながらも薄型化を図ることができる便器洗浄タンク及び便器装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、タンク本体を防露材で覆いながらも薄型化を図ることができると共に、給水ホースを防露材の内側に容易に収容することができる便器洗浄タンクの施工方法を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る便器洗浄タンクは、洗浄水を貯留するタンク本体(例えば、後述のタンク本体41)と、前記タンク本体を覆う防露材(例えば、後述の防露材44、前側防露材441、後側防露材442)と、を有する便器洗浄タンク(例えば、後述の便器洗浄タンク4)であって、前記防露材は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく、前後方向に分割されている。
(2) (1)に記載の便器洗浄タンクにおいて、前記タンク本体内に洗浄水を供給する給水ホース(例えば、後述の給水ホース6)を有し、前記給水ホースは、前記タンク本体と前記防露材との間に収容されていることが好ましい。
(3) (2)に記載の便器洗浄タンクにおいて、前記タンク本体の下部にベースプレート(例えば、後述のベースプレート43)を有し、前記ベースプレートは、前記給水ホースを側方から嵌合させて係止する係止溝部(例えば、後述の係止溝部433)を有することが好ましい。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の便器洗浄タンクにおいて、前記防露材を前後方向から挟む挟持部材(例えば、後述の側面フレーム部材451、取付け金具47)を有し、前記挟持部材は、前記ベースプレートの幅方向の両端面(例えば、後述の端面43a)にそれぞれ取り付けられていることが好ましい。
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載の便器洗浄タンクにおいて、前記防露材は、突合せ面に亘って差し込まれた連結部材(例えば、後述の連結部材48)によって連結されていることが好ましい。
(6) (1)〜(5)のいずれかに記載の便器洗浄タンクにおいて、前記タンク本体は、ブロー成形品であることが好ましい。
(7) 本発明に係る便器装置は、便器本体(例えば、後述の便器本体21)と、前記便器本体に供給する洗浄水を貯留する(1)〜(6)のいずれかに記載の便器洗浄タンク(例えば、後述の便器洗浄タンク4)と、を備える。
(8) 本発明に係る便器洗浄タンクの施工方法は、洗浄水を貯留するタンク本体(例えば、後述のタンク本体41)と、前記タンク本体を覆う防露材(例えば、後述の防露材44)と、前記タンク本体内に洗浄水を供給する給水ホース(例えば、後述の給水ホース6)と、を有する便器洗浄タンク(例えば、後述の便器洗浄タンク4)の施工方法であって、前記防露材は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく、前後方向に分割された前側防露材(例えば、後述の前側防露材441)と後側防露材(例えば、後述の後側防露材442)とを有し、前記タンク本体内の内部部品(例えば、後述のボールタップ4a)に接続された前記給水ホースを、前記タンク本体の後面に沿って配置させた後、前記タンク本体の後面に、前記給水ホースを覆って前記後側防露材を取り付ける。
(9) 本発明に係る便器洗浄タンクは、洗浄水を貯留するタンク本体(例えば、後述のタンク本体41)と、前記タンク本体を覆う防露材(例えば、後述の防露材44)と、を有する便器洗浄タンク(例えば、後述の便器洗浄タンク4)であって、前記防露材は、前記防露材の側面上の両側面に配置される突合せ面(例えば、後述の突合せ面441a、442a)を境にして前後方向に分割されている。
本発明によれば、タンク本体を防露材で覆いながらも薄型化を図ることができる便器洗浄タンク及び便器装置を提供することができる。
また、本発明によれば、タンク本体を防露材で覆いながらも薄型化を図ることができると共に、給水ホースを防露材の内側に容易に収容することができる便器洗浄タンクの施工方法を提供することができる。
本発明に係る便器洗浄タンクを備える便器装置の斜視図である。 本発明に係る便器洗浄タンクの内部を示す平面図である。 本発明に係る便器洗浄タンクの一部を分解して示す斜視図である。 本発明に係る便器洗浄タンクの下部構造の要部を拡大して示す断面図である。 本発明に係る便器洗浄タンクを後方側から見た斜視図である。 ベースプレートの要部を拡大して示す図である。 壁掛けタイプの便器装置の斜視図である。 壁掛けタイプの便器装置を後方側から見た斜視図である。 壁掛けタイプの便器装置の便器洗浄タンクの側面図である。 防露材の連結部材を示す拡大正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に示す便器装置1は、図1に示すように、便器2が床面f1に設置される床置きタイプの便器装置を示している。便器装置1は、便器2と、この便器2の後方に配置される便器洗浄装置3と、を備えている。なお、以下の説明において、便器2に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。また、便器2に着座した使用者から見た場合の左右の向きを幅方向とする。更に、床面f1に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
便器2は、立壁面f2に近接した床面f1上に設置されている。便器2は、便器本体21の上部に回動可能に取り付けられた便座22及び便蓋23と、これら便座22及び便蓋23の後方に配置される便座装置の機能部24と、を有している。便器本体21の後部の両側面には、それぞれサイドカバー211が面ファスナー等によって着脱可能に取り付けられ、便器本体21の後部を遮蔽している。
便器洗浄装置3は、便器本体21の後方に配置されている。便器洗浄装置3は、便器洗浄タンク4と、便器洗浄タンク4の外装体であるタンクカバー5と、を含んで構成される。
本実施形態に示すタンクカバー5は、便器洗浄タンク4の前方を覆う前カバー51と、便器洗浄タンク4の側方及び後方を覆う後カバー52と、便器洗浄タンク4の上方を覆う上カバー53と、を有する。前カバー51と上カバー53は、後カバー52に対して着脱可能に取り付けられる。これにより、便器洗浄タンク4の全体がタンクカバー5によって遮蔽され、見栄えが良好となり、意匠性が向上する。
なお、便器洗浄タンク4の下方の便器2の後方側は、左右一対の下カバー54によって覆われている。これにより、便器2の後方側に配置される配管部品(図示せず)等が目隠しされると共に、便器2の後方側が便器洗浄装置3から下方向に延びる薄型の箱体形状となり、意匠的な統一感が生み出されて意匠性が更に向上する。
便器洗浄タンク4は、図3に示すように、タンク本体41と、内蓋42と、ベースプレート43と、防露材44と、補強フレーム45と、備えている。なお、図3では、便器2のうちの便器本体21のみ破線で示し、便座22、便蓋23、機能部24の図示を省略している。
タンク本体41は、ブロー成形品からなる。ブロー成形されたタンク本体41の上面開口部411(図2参照)は、ブロー成形品の上部を略水平方向に切断することによって形成される。このため、ブロー成形品は、前後方向に離型することによって成形でき、射出成形品のような離型のための抜き勾配を上下方向に設ける必要がない。その結果、タンク本体41の外周面は、上下方向に沿って真っ直ぐな面となり、床面f1に対して垂直に延びた側壁面を構成することができる。このため、タンク本体41は、抜き勾配に起因するタンク容積の減少が少なく、奥行き寸法を小さくして薄型化しても、射出成形品に比べてタンク容積を大きく確保することが可能である。タンク本体41が薄型化されることにより、このタンク本体41を有する便器洗浄タンク4を備えた便器装置1は、前後方向の寸法(前出寸法)を縮小化することが可能である。
本実施形態に示すタンク本体41は、前後方向(奥行き方向)よりも左右方向(幅方向)に長く形成されている。具体的には、このタンク本体41は、左右方向の長さ(幅)と前後方向の長さ(奥行き)との比が、5.4:2となるように形成されている。
タンク本体41の内部には洗浄水が貯留されると共に、図2に示すように、便器洗浄用の内部部品が収容されている。具体的には、タンク本体41内には、給水を行うボールタップ4a、ボールタップ4aの止水を行うためのフロート4b、洗浄水の水位を制限すると共に便器本体21に補給水を供給するためのオーバーフロー管4c、排水口を開閉するフラッパー弁4d、フラッパー弁4dを引き上げる玉鎖4e、玉鎖4eを引き上げ操作するための引上げアーム4f等が収容されている。引上げアーム4fには、タンクカバー5の外側に取り付けられるレバーハンドル4gのスピンドル4hが連結されている。
内蓋42は、タンク本体41の上面開口部411(図2参照)を被蓋するようにタンク本体41に対してねじ止めされている。具体的には、内蓋42は、内蓋本体421と、点検蓋422とで構成される。内蓋本体421は、上面開口部411の全周に沿って装着され、タンク本体41に対してねじ止めされる。一方、点検蓋422は、タンク本体41に対してねじ止めされておらず、内蓋本体421に対して着脱可能に取り付けられている。このため、内蓋42は、内蓋本体421から点検蓋422を取り外すことにより、ねじ止めされている内蓋本体421を取り外すことなく、タンク本体41の内部に対してアクセス可能である。
ベースプレート43は、タンク本体41の下部に取り付けられている。ベースプレート43は、タンク本体41よりも硬質な樹脂によって形成され、タンク本体41の底面形状に略等しい平面形状を有している。ベースプレート43は、タンク本体41の下面を支持すると共に、ベースプレート43の底部から突出する一対の緊締ボルト431(図3参照)によって、便器本体21の後部の上面21aに固定されることにより、タンク本体41を便器本体21に固定する機能を有する。
タンク本体41とベースプレート43との取付け構造を図4に示す。タンク本体41の底面412に、円形の下面開口部413が形成されている。この下面開口部413には、略円筒状の弁座シート46が装着されている。弁座シート46は、タンク本体41の内部部品の一つであるフラッパー弁4d(図4において図示せず)の弁座を構成する部品であり、下面開口部413よりも大径なフランジ部461を有している。弁座シート46は、フランジ部461とタンク本体41との間にパッキン46aを挟むようにして、タンク本体41の内側から装着されている。
弁座シート46は、フランジ部461よりも下方側に、外周面に雄ねじを有する円筒部462を一体に有し、この円筒部462が下面開口部413から下方に突出している。弁座シート46は、下面開口部413から突出する円筒部462に、タンク本体41の外側から締付けナット46bが螺合することにより、タンク本体41に取り付けられている。
一方、ベースプレート43の中央部には、円形の開口部432が設けられ、この開口部432に、タンク本体41の下面から突出する弁座シート46の円筒部462が貫挿されている。そして、この開口部432から下方に突出する円筒部462に締付けナット46cが螺合することにより、ベースプレート43が締付けナット46cとタンク本体41との間で挟着されている。これにより、タンク本体41の下部にベースプレート43が固定される。
タンク本体41に固定されたベースプレート43は、下面に突設される一対の緊締ボルト431(図3参照)を、便器本体21の上面21aに設けられるタンク取付け穴(図示せず)に挿入させて固定される。これにより、タンク本体41がベースプレート43を介して便器本体21に固定される。便器本体21に固定されたタンク本体41の円筒部462は、便器本体21の洗浄水流入口(図示せず)と連通し、タンク本体41内の洗浄水を便器本体21に供給可能とされる。
防露材44は、発泡スチロール樹脂等により、タンク本体41の外周面に沿った形状に成形されている。本実施形態に示す防露材44は、両側面(防露材44の幅方向の両端面)に配置される前側防露材441と後側防露材442との突合せ面441a、442aを境にして前後方向に2分割されている。具体的には、防露材44は、両側部(防露材44の前面部と後面部とを連結する部位)の前後方向にアンダー部(前後方向と交差する方向に突出する凸部又は前後方向と交差する方向に凹む凹部)を有することなく、前後方向に分割されている。防露材44は、前側防露材441と後側防露材442とで、タンク本体41を前後方向から挟むようにタンク本体41の外周面に装着されている。防露材44は、少なくともタンク本体41内に貯留される洗浄水の水位に対応する高さを有する。
この防露材44は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく前側防露材441と後側防露材442とに前後方向に2分割されているため、成形型から離型するための抜き勾配が前後方向に設けられ、従来の防露材のような上下方向には設けられない。これにより、前側防露材441と後側防露材442とが組み合わされて構成される防露材44は、便器洗浄タンク4の前面側及び後面側において上下方向に沿って垂直に延びる面を形成することができる。その結果、便器洗浄タンク4を薄型化しても、従来のような防露材の抜き勾配に起因する便器洗浄タンク4のタンク容積の減少を招くおそれはない。しかも、本実施形態に示すタンク本体41にも上下方向の抜き勾配が設けられていないことと相俟って、便器洗浄タンク4の更なる薄型化を図り、便器装置1の前後方向の寸法(前出寸法)を更に縮小化することが可能である。
本実施形態に示す前側防露材441の突合せ面441aと後側防露材442の突合せ面442aとは、防露材44の両側部の中央部に上下方向に沿って直線状に延びるように配置されているが、これらの突合せ面441a、442aは、両側部の前後方向にアンダー部が形成されない限り、防露材44のどの位置に配置されていてもよく、防露材44の側面上の両側面にそれぞれ配置することができる。また、例えば、図示しないが、前側防露材441と後側防露材442とは、それぞれ平面視でL字型に形成され、それらが組み合わされることによって、内部にタンク本体41の収容空間が形成されるようにしてもよい。また、突合せ面441a、442aは必ずしも上下方向に沿って直線状に延びていなくてもよい。
防露材44は、前後方向に2分割されることにより、図5に示すように、防露材44の後面側に上下方向に沿う凸部又は凹部を有することができる。しかも、前側防露材441及び後側防露材442の抜き勾配は、防露材44の両側面に前後方向に沿って設けられるため、防露材を左右方向に分割する場合に比べて、抜き勾配に起因する防露材44の内側空間の容積減少分が少なくなり、それだけタンク本体41のインク容積を確保することができる。
図5に示すように、本実施形態に示す便器洗浄タンク4には、タンク本体41と防露材44(後側防露材442)との間に、可撓性を有する耐圧ホースからなる給水ホース6が収容されている。このため、給水ホース6は、防露材44によって覆われて断熱され、外観表面の結露の発生が抑制される。給水ホース6の一端は、タンク本体41内に配置されるボールタップ4a(図2参照)に接続され、他端は、防露材44(後側防露材442)の下端、具体的には防露材44(後側防露材442)とベースプレート43との境界部から外部に露出して下方に延び、図示しない接続金具を介して給水管に接続される。
給水ホース6において、防露材44の下端から外部に露出したホース部分は、ベースプレート43に設けられた係止溝部433内に嵌合して係止される。係止溝部433は、図6に示すように、給水ホース6の位置に対応するベースプレート43の後方側の角部に、後方に向けて開放するU字型に形成されている。
係止溝部433の溝入口側(後方側)には、2つの係止突部434、435が設けられている。一方の係止突部434は、係止溝部433を構成する幅方向の一対の側壁部のうちの外側の側壁部433aの後端側に一体に設けられている。この係止突部434は、側壁部433aから係止溝部433の溝入口側を、係止溝部433の溝幅の略半分に亘って遮るように、ベースプレート43の幅方向の内側に向けて突出している。また、他方の係止突部435は、内側の側壁部433bに沿って、側壁部433bを延長するように後方に向けて突出している。
係止突部434、435は、ベースプレート43の高さ方向の位置が異なっている。一方の係止突部434は、ベースプレート43(係止溝部433)の高さ方向の下端部に配置され、他方の係止突部435は、ベースプレート43(係止溝部433)の高さ方向の上端部に配置されている。従って、係止突部434、435は、突出方向と高さとが互い違いになるように形成されている。
この係止溝部433に給水ホース6を嵌合させる際は、給水ホース6を僅かに斜めに撓ませながら、2つの係止突部434、435間にベースプレート43の側方(後方)から挿入させることにより行うことができる。このとき、給水ホース6を鋭角に折り曲げたり、給水ホース6を端部から係止溝部433に挿入したりする必要がないため、給水ホース6の取り付け作業を楽に行うことができる。
具体的な施工方法としては、先ず、予めベースプレート43が取り付けられたタンク本体41を用意し、タンク本体41内のボールタップ4a(図2参照)に給水ホース6の一端を接続する。給水ホース6の他端側は、タンク本体41の後面に沿って下方に延びるように配置される。その後、タンク本体41の後面に、給水ホース6を覆って後側防露材442を取り付ける。これにより、タンク本体41と防露材44(後側防露材442)との間に給水ホース6が収容される。
この方法によれば、給水ホース6をタンク本体41に沿わせておくだけで、給水ホース6を防露材44内に収容可能であるため、従来のように給水ホースの端部を防露材の挿通孔に挿入する面倒な作業の必要がなく、防露材44の内側への給水ホース6の収容作業を容易に行うことができる。なお、給水ホース6は、後側防露材442を取り付ける前又は後に、上記のようにベースプレート43の係止溝部433内に係止される。
本実施形態に示す補強フレーム45は、図3に示すように、便器洗浄タンク4の両側面に配置される金属製の側面フレーム部材451と、便器洗浄タンク4の前面側に幅方向に延びるように配置される金属製の補強ステー452と、を有している。
側面フレーム部材451は、ベースプレート43の幅方向の両端面43aに、それぞれ固定ねじ45aによって固定されている。側面フレーム部材451は、ベースプレート43からタンク本体41の略1/2の高さに亘る範囲の便器洗浄タンク4の側面を覆うように配置されている。側面フレーム部材451は、平面視コ字型に形成されており、ベースプレート43に取り付けられることによって、前側防露材441と後側防露材442とが前後に開かないように、2分割されている防露材44を前後方向から挟持している。従って、この側面フレーム部材451は、本発明の挟持部材に対応する。
なお、タンクカバー5の後カバー52は、この側面フレーム部材451にねじ固定されている。この後カバー52に前カバー51及び上カバー53が取り付けられることにより、タンクカバー5は、側面フレーム部材451及びベースプレート43を介して便器本体21に固定される。
補強ステー452の両端部は、左右の側面フレーム部材451に固定ねじ45bによってそれぞれ固定されている。これにより、左右の側面フレーム部材451同士が補強ステー452によって連結され、側面フレーム部材451に生じるスプリングバック等によって側面フレーム部材451が左右方向に広がることを防止している。
補強フレーム45は、使用者がタンクカバー5に凭れ掛かった際に、その荷重を受けてタンク本体41に荷重を直接作用させないように機能する。補強ステー452に作用する荷重は、補強ステー452の両端部から各側面フレーム部材451に伝達される。側面フレーム部材451は、タンク本体41よりも堅牢なベースプレート43に固定されているため、補強ステー452から伝達される荷重を効果的に受け止め、ベースプレート43を介して便器本体21に逃がすことができる。
なお、前後方向に分割された防露材44は、抜き勾配も前後方向に設けられるため、図3に示すように、前側防露材441の前面には、補強フレーム45の補強ステー452を収容する凹部44aと側面フレーム部材451を収容する凹部44bとを有することができる。この凹部44a、44bにより、補強フレーム45の前方への突出量を抑えることができるため、補強フレーム45を設けてもタンク本体41のタンク容積の減少を招くことなく、便器洗浄タンク4を薄型化することができる。
補強ステー452を収容する凹部44aは、前側防露材441の上下方向の中央部付近に配置されている。この部位は、使用者がタンクカバー5に凭れ掛かった際に使用者の背中が直接当たる部位に対応する。防露材44は、上下方向の抜き勾配を持たないため、前側防露材441の上下方向の中央部付近に、幅方向に亘って凹部44aを備えることが可能である。
図7及び図8は、壁掛けタイプの便器装置1Aを示している。なお、以下に示す便器装置1Aにおいて、上述した便器装置1と同一符号の部位は同一構成の部位であるため、それらの詳細な説明は上記の記載を援用し、以下では省略する。
便器装置1Aは、床面f1と立壁面f2とに亘る逆L字型の壁パネルPを有する。壁パネルPは、前壁面P1と上壁面P2とで構成される。便器2は、前壁面P1に取り付けられている。便器2は、便器本体21Aの上部に便座22と便座装置の機能部24とを有する。便器2の上方の前壁面P1には、背凭れ板7aが取り付けられ、その背凭れ板7aの一側方に手摺部7bが前方に突出するように取り付けられている。この手摺部7bは、手摺取付け部7cに、上方に回動可能に取り付けられている。また、背凭れ板7aの他側方には、便器洗浄等を操作するための操作スイッチ7dが取り付けられている。
便器本体21Aは、図8に示すように、壁パネルPの背面側に設けられた略H型の便器固定スタンド101によって支持されている。便器固定スタンド101の間には、便器本体21Aに接続される排水管102が配置されている。便器本体21Aは、便器洗浄タンク4の取り付け部位を有していない。このため、便器洗浄タンク4は、壁パネルPの背面側に配置されている。この便器洗浄タンク4は、補強フレーム45を有しておらず、タンクカバー5で覆われていない以外、上述の床置きタイプの便器装置1における便器洗浄タンク4とほぼ同一である。従って、ここでは、床置きタイプの便器装置1における便器洗浄タンク4と異なる構成のみについて説明する。
便器洗浄タンク4は、便器固定スタンド101の上端部に幅方向に亘って取り付けられたタンク取付けフレーム103上に載置されている。便器洗浄タンク4は、ベースプレート43の幅方向の両端面43a(図9参照)にそれぞれ取り付けられたタンク取付け部材47によって、タンク取付けフレーム103に取り付けられている。
タンク取付け部材47は金属製の板部材からなり、図9に示すように、ベースプレート43の端面43aに固定ねじ47aによって固定される取付け部材本体471と、この取付け部材本体471の上端部の前側及び後側からそれぞれ上方に延びる一対の挟持片472と、取付け部材本体471の下端に設けられるL字型の取付け脚部473と、を一体に有している。一対の挟持片472は、便器洗浄タンク4の防露材44の下部側を前後から挟むことができるように前後に離間して配置されている。便器洗浄タンク4は、このタンク取付け部材47の取付け脚部473を利用して、タンク取付けフレーム103上にねじ固定されている。
便器洗浄タンク4の防露材44(前側防露材441と後側防露材442)は、タンク取付け部材47の一対の挟持片472間に挟まれることによって、下部側の前後方向の開きが阻止される。従って、このタンク取付け部材47は、本発明の挟持部材に対応する。
タンク取付け部材47の挟持片472は、便器洗浄タンク4の高さに比べて遥かに低く形成されており、防露材44の下部側の開きしか防止することができない。このため、防露材44の上部側は、図9に破線で示すように、前側防露材441と後側防露材442とに亘って設けられる連結部材48によって連結され、前後方向の開きが阻止されている。
連結部材48は、図10に示すように、両端が尖った形状の樹脂製の円柱状部材からなる。連結部材48の長さ方向の中央部にはフランジ部481が形成されていると共に、フランジ部481を挟んでその両端側に、それぞれ先端に向けて傾斜する複数の返し部482が形成されている。連結部材48は、図9に示すように、前側防露材441と後側防露材442との突合せ面441a、442aにそれぞれ設けられた挿入穴441b、442bにそれぞれ差し込まれることにより、突合せ面441a、442aを跨ぐように配置される。これにより、前側防露材441と後側防露材442との上部側が一体に連結される。
なお、この連結部材48は、防露材44の幅方向の一方側に配置されるが、防露材44の幅方向の両側にそれぞれ配置されてもよい。また、連結部材48は、図3に示すように、必要に応じて、床置きタイプの便器装置1における便器洗浄タンク4にも用いることができる。
4 便器洗浄タンク
41 タンク本体
43 ベースプレート
43a (ベースプレートの幅方向の)端面
433 係止溝部
44 防露材
441 前側防露材
441a (前側防露材の)突合せ面
442 後側防露材
442a (後側防露材の)突合せ面
451 側面フレーム部材(挟持部材)
47 タンク取付け部材(挟持部材)
48 連結部材
6 給水ホース

Claims (9)

  1. 洗浄水を貯留するタンク本体と、前記タンク本体を覆う防露材と、を有する便器洗浄タンクであって、
    前記防露材は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく、前後方向に分割されている、便器洗浄タンク。
  2. 前記タンク本体内に洗浄水を供給する給水ホースを有し、
    前記給水ホースは、前記タンク本体と前記防露材との間に収容されている、請求項1に記載の便器洗浄タンク。
  3. 前記タンク本体の下部にベースプレートを有し、
    前記ベースプレートは、前記給水ホースを側方から嵌合させて係止する係止溝部を有する、請求項2に記載の便器洗浄タンク。
  4. 前記防露材を前後方向から挟む挟持部材を有し、
    前記挟持部材は、前記ベースプレートの幅方向の両端面にそれぞれ取り付けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の便器洗浄タンク。
  5. 前記防露材は、突合せ面に亘って差し込まれた連結部材によって連結されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の便器洗浄タンク。
  6. 前記タンク本体は、ブロー成形品である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の便器洗浄タンク。
  7. 便器本体と、前記便器本体に供給する洗浄水を貯留する請求項1〜6のいずれか1項に記載の便器洗浄タンクと、を備える、便器装置。
  8. 洗浄水を貯留するタンク本体と、前記タンク本体を覆う防露材と、前記タンク本体内に洗浄水を供給する給水ホースと、を有する便器洗浄タンクの施工方法であって、
    前記防露材は、両側部の前後方向にアンダー部を有することなく、前後方向に分割された前側防露材と後側防露材とを有し、
    前記タンク本体内の内部部品に接続された前記給水ホースを、前記タンク本体の後面に沿って配置させた後、前記タンク本体の後面に、前記給水ホースを覆って前記後側防露材を取り付ける、便器洗浄タンクの施工方法。
  9. 洗浄水を貯留するタンク本体と、前記タンク本体を覆う防露材と、を有する便器洗浄タンクであって、
    前記防露材は、前記防露材の側面上の両側面に配置される突合せ面を境にして前後方向に分割されている、便器洗浄タンク。





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