JP2019187652A5 - - Google Patents
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Description
上記課題を解決するため、この開示の血圧計は、
本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構を備え、
上記揺動機構は、
上記本体のうち、上記カフの上記前面側の第1部分に対向する位置に立設された第1コイルばねと、
上記本体のうち、前後方向に関して上記第1部分と上記回転軸との間の第2部分に対向する位置に立設された第2コイルばねと
を有し、
上記第1コイルばねの自然状態での長さは上記第2コイルばねの自然状態での長さよりも長く、かつ、上記第1コイルばねのばね定数は上記第2コイルばねのばね定数よりも小さく設定され、
上記待機状態では、上記カフの重量によって上記カフの上記第1部分が上記第1コイルばねを自然状態での長さから圧縮し、かつ、上記カフの上記第2部分が上記第2コイルばねの上端に当接した状態になることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度に維持されることを特徴とする。
本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構を備え、
上記揺動機構は、
上記本体のうち、上記カフの上記前面側の第1部分に対向する位置に立設された第1コイルばねと、
上記本体のうち、前後方向に関して上記第1部分と上記回転軸との間の第2部分に対向する位置に立設された第2コイルばねと
を有し、
上記第1コイルばねの自然状態での長さは上記第2コイルばねの自然状態での長さよりも長く、かつ、上記第1コイルばねのばね定数は上記第2コイルばねのばね定数よりも小さく設定され、
上記待機状態では、上記カフの重量によって上記カフの上記第1部分が上記第1コイルばねを自然状態での長さから圧縮し、かつ、上記カフの上記第2部分が上記第2コイルばねの上端に当接した状態になることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度に維持されることを特徴とする。
特に、この血圧計では、上記揺動機構は、次のように動作する。すなわち、上記待機状態では、上記カフの重量によって上記カフの上記第1部分が上記第1コイルばねを自然状態での長さから圧縮する。ここで、上記第1コイルばねのばね定数は、比較的(上記第2コイルばねのばね定数よりも)小さく設定されているので、上記第1コイルばねは、自然状態での長さから容易に圧縮されて、長さが短くなる。この結果、上記カフの上記第2部分が上記第2コイルばねの上端に当接する。ここで、上記第2コイルばねのばね定数は、比較的(上記第1コイルばねのばね定数よりも)大きく設定されているので、上記第2コイルばねは、自然状態での長さから少し短くなるだけで、上記第1コイルばねの弾性力と上記第2コイルばねとの弾性力とによって上記カフの重量を支える状態になる。これにより、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度に維持される。
別の局面では、この開示の血圧計は、
本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構と、
上記カフに一体に取り付けられた加速度センサと、
上記加速度センサの出力の変化に基づいて、上記カフに腕が挿入されたか否かを判定する腕挿入判定部と
を備えたことを特徴とする。
本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構と、
上記カフに一体に取り付けられた加速度センサと、
上記加速度センサの出力の変化に基づいて、上記カフに腕が挿入されたか否かを判定する腕挿入判定部と
を備えたことを特徴とする。
この開示の血圧計によれば、既述のように、様々な体型の被測定者が正しい測定姿勢を短時間でとることができる。さらに、この血圧計では、腕挿入判定部は、上記カフに一体に取り付けられた加速度センサの出力の変化に基づいて、上記カフに腕が挿入されたか否かを判定する。したがって、この判定結果に基づいて、例えば適切なタイミングで、測定を開始するための操作方法や、とるべき測定姿勢などのガイダンス(案内)を、音声や表示で発することができる。この結果、被測定者が操作に不慣れであっても、円滑に正しい操作を行うことができ、正しい血圧測定結果を得ることができる。また、この血圧計では、上記カフに上腕が挿入されていない待機状態では、上記カフは上記揺動機構によって緩く支持されており、上記カフの傾角は上記待機角度から大または小のいずれに変わり得る。したがって、上記加速度センサによる腕挿入検知の精度を高めることができる。
Claims (6)
- 本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構を備え、
上記揺動機構は、
上記本体のうち、上記カフの上記前面側の第1部分に対向する位置に立設された第1コイルばねと、
上記本体のうち、前後方向に関して上記第1部分と上記回転軸との間の第2部分に対向する位置に立設された第2コイルばねと
を有し、
上記第1コイルばねの自然状態での長さは上記第2コイルばねの自然状態での長さよりも長く、かつ、上記第1コイルばねのばね定数は上記第2コイルばねのばね定数よりも小さく設定され、
上記待機状態では、上記カフの重量によって上記カフの上記第1部分が上記第1コイルばねを自然状態での長さから圧縮し、かつ、上記カフの上記第2部分が上記第2コイルばねの上端に当接した状態になることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度に維持されることを特徴とする血圧計。 - 請求項1に記載の血圧計において、
上記第1コイルばね、上記第2コイルばねは、それぞれ、上記本体の上記第1コイルばね、上記第2コイルばねに対応する位置に立設された第1心棒、第2心棒の周りに嵌合しており、
上記カフの上記第1部分、上記第2部分には、それぞれ、上記カフが上記回転軸の周りに回転するのに伴って上記第1心棒、上記第2心棒が通るのを許容する第1逃げ部、第2逃げ部が設けられていることを特徴とする血圧計。 - 請求項1または2に記載の血圧計において、
上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が、上記待機角度から大に変わるとき予め定められた上限傾角を超えるのを規制する上ストッパと、
上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が、上記待機角度から小に変わるとき予め定められた下限傾角を下回るのを規制する下ストッパと
を備えたことを特徴とする血圧計。 - 本体と、この本体に対して水平な回転軸の周りに回動可能に取り付けられ、被測定者の上腕が挿入される筒状のカフとを備えた血圧計であって、
上記カフは、このカフの内周面に沿って、被測定者の上腕を圧迫するための流体袋を有するとともに、このカフの中心軸が延在する方向に関して、血圧測定時に被測定者に面して配される前面側とは反対の後面側が上記回転軸に取り付けられており、
上記カフに上腕が挿入されていない待機状態で、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角を上記前面側が上記後面側よりも高い或る待機角度に維持するとともに、上記カフに上腕が挿入されることによって、上記カフの中心軸の水平面に対する傾角が上記待機角度から大または小のいずれに変わるのも許容する揺動機構と、
上記カフに一体に取り付けられた加速度センサと、
上記加速度センサの出力の変化に基づいて、上記カフに腕が挿入されたか否かを判定する腕挿入判定部と
を備えたことを特徴とする血圧計。 - 請求項1から4までのいずれか一つに記載の血圧計において、
上記カフに一体に取り付けられた加速度センサと、
上記加速度センサが出力する重力加速度ベクトルの成分に基づいて、上記カフが下方へ押し付けられた状態にあるか否かを判定する下部圧迫判定部と
を備えたことを特徴とする血圧計。 - 請求項1から5までのいずれか一つに記載の血圧計において、
上記本体は、
ポンプと、
上記ポンプから上記カフの上記流体袋に流体を供給して、上記カフに挿入された被測定部位を圧迫する制御を行う圧力制御部と、
上記流体の圧力に基づいて血圧を算出する血圧算出部と
を備えたことを特徴とする血圧計。
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