JP2019186924A - ユーザ端末をスケジューリングする方法及び基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】本公開の実施例は、ユーザ端末をスケジューリングする方法及び基地局を提供する。【解決手段】本公開実施例に係る基地局においてユーザ端末をスケジューリングする方法は、前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するステップと、選択されたユーザ端末に基づいてユーザグループ化を行うステップと、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするステップと、を含む。【選択図】図2

Description

本公開は、無線通信分野に関し、具体的には、ユーザ端末をスケジューリングする方法及び基地局に関する。
MIMO技術は、複数のアンテナを設定することによりダイバーシティ又は多重の方式でデータ伝送を行うことで、無線ネットワーク内の容量を著しく向上することができる。同一の時間周波数リソースでの複数の並行的なデータストリームを用いることにより、1つのユーザの伝送効率を向上するシングルユーザMIMO(SU−MIMO)技術、及び、同一の時間周波数リソースでの複数の並行的なデータストリームを用いることにより異なるユーザの伝送効率を向上するマルチユーザMIMO(MU−MIMO)技術がすでに提案されている。
MU−MIMOを用いた通信システムにおいて、通常は、同一のビームを選択した複数のユーザをグループ化することで、同一の時間周波数リソースでの複数の並行的なデータストリームを用いて通信するユーザグループを特定する(以下、ユーザグループ化と呼ぶ)。具体的には、基地局は、ユーザ間の相互干渉を考慮し、同一のビームを選択した複数のユーザをユーザグループ化することができる。しかし、異なるビームを選択した複数のユーザをユーザグループ化する場合に、異なるユーザが選択したビームが異なるので、そのフィードバックするチャネル品質情報(例えば、CSI情報)に対応するビームも異なる。かかる場合、基地局は、ユーザ端末間の干渉を推定することができない。したがって、従来のユーザグループ化方法は、異なるビームを選択した複数のユーザをスケジューリングしてMU−MIMO方式で通信を行うことに適用しない。
本公開に係る一態様は、ユーザ端末をスケジューリングする方法であって、前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するステップと、選択されたユーザ端末に基づいて、ユーザグループ化を行うステップと、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするステップと、を含む方法を提供する。
本公開に係る一態様は、前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するように構成される選択部と、選択されたユーザ端末に基づいて、ユーザグループ化を行うように構成されるグループ化部と、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするように構成されるスケジューリング部と、を含む基地局を提供する。
本公開の実施例に係るユーザ端末をスケジューリングする方法及び基地局において、そのチャネル品質のよいユーザ端末を、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末として選択することにより、ユーザ間の干渉を取得できない場合において、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う信頼性を向上する。また、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は閾値を調整することにより、ユーザ端末を選択する正確性が向上される。
本発明の上記及びその他の目的、特徴、メリットは、図面を併せて本公開の実施例をより詳しく説明することにより、より明らかになるであろう。
図1Aは、本公開の実施例を応用した通信システムの一例を説明する図である。 図1Bは、本公開の実施例を応用した通信システムの一例を説明する図である。 図2は、本公開の一実施例に係る、基地局によって実行される、ユーザ端末をスケジューリングする方法のフローチャートを示す図である。 図3は、本公開の一例に係る、相対チャネル品質パラメータと第2の閾値との比較を示す図である。 図4は、本公開の一実施例に係る基地局を示すブロック図である。 図5は、本公開の一実施形態に係る基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本公開の実施例に係る、上り制御情報を送信する方法及び移動局について説明する。図面において、同一の参照記号は、常に同一の要素を示す。ただし、ここで述べる実施例は例示的なものに過ぎず、本公開の範囲を限定するものでないことが理解されるべきである。また、ここで述べるUEは、例として、移動端末(或いは、移動局と呼ぶ)又は固定端末など様々な類型のユーザ端末を含むことができる。ただし、便宜上、以下の記載において、UEと移動局が互換的に使用される場合もある。
まず、図1Aと図1Bを参照しながら本公開の実施例を応用可能な通信システムの例を説明する。当該無線通信システムは、SU/MU−MIMO技術を用いて1つ又は複数のUEと通信する。本公開の実施例に係る通信システムにおいて、基地局は、同一ビームを選択した複数の移動局に対して、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うことができる。ここで、ビームは、基地局がビームフォーミングにより生成したものであってもよい。図1Aに示すように、基地局110は、同一ビーム120を選択した第1移動局131と第2移動局132とを、1つのユーザグループとしてスケジューリングすることができる。具体的に、図1Aに示す例において、基地局110は、ユーザ間の干渉に基づいて、同一ビーム120を選択した複数の移動局のうちから、ユーザ間干渉の小さい移動局を1つのユーザグループとして選択することができる。
一方、本公開の実施例に係る通信システムにおいて、基地局は、異なるビームを選択した複数の移動局に対して、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うことができる。図1Bに示すように、第3移動局221は、基地局110から送信されるビーム211を選択し、第4移動局222は、基地局110から送信されるビーム212を選択する。しかし、図1Bに示す例において、基地局110は、第3移動局221に対するビーム212の干渉、及び第4移動局222に対するビーム211の干渉を取得することができない。したがって、ユーザ間干渉に基づいて、ユーザグループ化を行うことができない。
本公開の実施例は、ユーザ間干渉を取得できない場合であっても、ユーザを有効的にスケジューリングすることで、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うことを実現可能な方法及び基地局を提供する。
以下、図面を参照しながら本公開の実施例を説明する。以下、図2を参照しながら本公開の一実施例に係るユーザ端末をスケジューリングする方法を説明する。
図2は、本公開の一実施例に係る、基地局によって実行されるユーザ端末をスケジューリングする方法200のフローチャートを示す。図2に示すように、ステップS201において、前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整する。基地局の具体的な設置に基づいて、基地局のアンテナポート数を特定することができる。例えば、基地局のアンテナポート数は、基地局のアンテナ数であってもよい。また、例えば、基地局のアンテナポート数は、基地局の送受信ユニット(Transceiver Unit、TxRU)数であってもよい。ここで、1つのTxRUは、1つ又は複数のアンテナを備えることができる。本公開に係る実施例において、基地局は、そのアンテナポートのうちの一部又は全部を用いてビームを形成し、1つのユーザ端末と通信することができる。例えば、図1Aと図1Bに示す例において、基地局110は、16個のアンテナポートを含むことができる。図1Aに示す例において、基地局110は、16個のアンテナポートをビームフォーミングすることにより、ビーム120を形成することができる。一方、図1Bに示す例において、基地局110は、16個のアンテナポートのうちの4つをビームフォーミングすることにより、第3移動局221が選択するビーム211を形成することができる。また、基地局110は、16個のアンテナポートのうちの8つをビームフォーミングすることにより、第4移動局222が選択するビーム212を形成することができる。
移動局は、基地局から送信される参照信号を検出することにより、その品質パラメータを基地局にフィードバックすることができる。当該測定は、基地局のアンテナポートのうちの一部を介して送信される参照信号に基づいて行われる可能性がある。そのため、ステップS201において、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整することができる。例えば、ユーザ端末に用いるアンテナポート数と前記基地局のアンテナポート数の比の値に基づいて調整することができる。
本公開に係る実施例において、チャネル品質パラメータは、ユーザ端末のチャネル品質を反映可能な如何なるパラメータであってもよい。例えば、チャネル品質パラメータは、ユーザ端末のチャネル品質情報(CQI)、信号対干渉雑音比(SINR)、ランク指示子(RI)、又は参照信号受信品質(RSRQ)などであってもよい。
本公開の一例によれば、ユーザ端末のチャネル品質パラメータは、当該ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータであり、前記閾値は、絶対チャネル品質パラメータに対応する第1閾値である。
例えば、チャネル品質パラメータがCQIである場合に、絶対チャネル品質パラメータは、ユーザ端末が複数のトランスポートブロック(Transmission block)において測定した瞬時CQIの平均値又は長期(long term)CQIの平均値であってもよい。類似的に、チャネル品質パラメータがSINRである場合に、チャネル品質パラメータは、ユーザ端末が複数のトランスポートにおける瞬時SINRの平均値又は長期SINRの平均であってもよい。
第1閾値は、絶対チャネル品質パラメータに対応する値である。チャネル品質パラメータがユーザ端末のCQIである場合に、予め設置されたCQIレベルに基づいて、第1閾値を設置することができる。例えば、予め設置されたCQIレベルのうちの特定CQIレベルを第1閾値として選択することができる。又、例えば、予め設置されたCQIレベルのうちの特定CQIレベルをオフセットすることで第1閾値を特定することができる。ステップS201において、当該ユーザ端末のCQIが第1閾値以上であるユーザ端末を選択する。
類似的に、チャネル品質パラメータがユーザ端末のSINRである場合に、予め設置されたMCSレベル又はCQIレベルに対応するSINRに基づいて、第1閾値を設置することができる。例えば、予め設置されたCQIレベルのうちの特定CQIレベル又は予め設置されたMCSレベルのうちの特定MCSレベルに対応するSINRを第1閾値として選択することができる。又、例えば、特定CQIレベル又は特定MCSレベルに対応するSINRをオフセットすることで第1閾値を特定することができる。ステップS201において、当該ユーザ端末のSINRが第1閾値以上であるユーザ端末を選択する。
本公開の他の例によれば、ユーザ端末のチャネル品質パラメータは、当該ユーザ端末の相対チャネル品質パラメータであり、前記閾値は、相対チャネル品質パラメータに対応する第2閾値であることができる。ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータ及び参照チャネル品質パラメータに基づいて、相対チャネル品質パラメータを取得することができる。参照チャネルパラメータは、最大CQIレベル又は最大MCSレベルであってもよい。例えば、チャネル品質パラメータがCQIである場合に、ユーザ端末の瞬時CQIの平均値又は長期CQIの平均値に基づいて、当該端末のCQIレベル(すなわち、最大CQIレベル)を特定することができる。具体的には、最大CQIレベルは、ユーザ端末の瞬時CQIの平均値又は長期CQIの平均値より低い最大CQIレベルであってもよい。例えば、ユーザ端末の瞬時CQIの平均値又は長期CQIの平均値に基づいて、予め設置されたCQIレベルのうちから、当該平均値より低い、予め設置されたCQIレベルのうちの最大のCQIレベルを、ユーザ端末の最大CQIレベルとして選択することができる。最大MCSレベルの選択方式は、最大CQIレベルの選択方式と類似するので、ここでは説明を省略する。
図3は、本公開の一例に係る、相対チャネル品質パラメータと第2閾値との比較を示す図である。図3に示す例において、チャネル品質パラメータはSINRである。図3に示すように、ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータは、第1SINR310であり、参照チャネル品質パラメータは、ユーザ端末のSINRに要求されるMCSより低い最大MCSレベルに対応する第2SINR320である。第1SINR310と第2SINR320との差を、ユーザ端末の相対チャネル品質パラメータとして取得することができる。図3における灰色の矢印は、相対SINRに対応する第2閾値を示した。ステップS210において、第1SINR310と第2SINR320との間の差が第2閾値以上であるか否かを特定し、差が第2閾値以上であるユーザ端末を選択することができる。
また、本公開に係る他の例によれば、基地局は、伝送レイヤ(layer)数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整することができる。ここで、伝送レイヤは、データ伝送を行う際に基地局又はUEがサポートする、伝送を同時に行うデータストリームのストリーム数であってもよい。具体的には、図2に示す方法200は、ユーザ端末がスケジューリングされてMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる伝送レイヤ数と、前記基地局がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる総伝送レイヤ数とに基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するステップをさらに含むことができる。
例えば、チャネル品質パラメータがCQIである場合に、ユーザによってフィードバックされるCQIは、RIに指示されるデータストリームのSINRの平均値に基づくものであり、つまり、ストリームごとに割り当てられた基地局送信電力は、基地局の総送信電力の1/RIである。そのため、以下の式(1)により、調整されたチャネル品質パラメータCQIupdateを取得することができる。
CQIupdate=CQI*RI*L/M (1)
ここで、CQIは、ユーザ端末の初期CQIであり、Lは、ユーザ端末がスケジューリングされてMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合の伝送レイヤ数であり、Mは、基地局がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる総伝送レイヤ数である。
ステップS201において、絶対チャネル品質パラメータと閾値とを用いて比較する場合に、基地局は、ユーザ端末自身のチャネル品質に基づいて、チャネル品質の高いユーザ端末を、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末として選択することができる。絶対チャネル品質パラメータと比べて、相対チャネル品質パラメータは、ユーザ端末自身のチャネル品質を考慮するほか、ユーザに最も近接するシステム伝送性能に要求されるチャネル品質も考慮し、両者の差分を比較することにより、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末を選択することで、選択の正確性をさらに向上できる。
また、本公開の他の例によれば、基地局は、ユーザ端末からの応答情報に基づいて、ステップS210において使用される閾値を調整することができる。例えば、図2に示す方法200は、1つのユーザ端末からの応答情報に基づいて、当該ユーザ端末に用いる閾値を調整するステップをさらに含むことができる。応答情報は、基地局から送信される情報に対してユーザ端末がフィードバックするACK/NACK信号であってもよい。ユーザ端末からの応答情報がACK信号である場合に、ステップS210において当該端末に用いる閾値を減少することができ、ユーザ端末からの応答情報がNACK信号である場合に、ステップS201において当該端末に用いる閾値を向上することができ、その逆も同様である。
また、例えば、図2に示す方法200は、前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からの応答情報に基づいて、前記一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を調整するステップをさらに含むことができる。前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からのACK/NACK信号のうちにACK信号が占める比率が設定値より高い場合に、ステップS201において当該一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を減少することができ、そうでなければ、ステップS201において当該端末に用いる閾値を向上することができ、その逆も同様である。
1つ又は複数のユーザ端末の応答情報に基づいて、閾値を調整することにより、基地局は、ユーザ端末に対して、より有効的に閾値を設置することができる。よって、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末を有効的に選択することができる。
続いて、ステップS202において、選択されたユーザ端末に基づいて、ユーザグループ化を行う。次いで、ステップS203において、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。本公開の一例によれば、ステップS203において、基地局は直接に、MU−MIMO方式で、ステップS202において特定されるユーザグループ内のユーザ端末に対して、データ伝送を行う。本公開の一例によれば、図2に示す方法は、ユーザグループ内のユーザ端末について、当該端末がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータと、当該端末がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータとを比較するステップをさらに含むことができる。MU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータがSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータより高い場合に、ステップS203において、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。例えば、データ伝送の性能パラメータは、データ伝送の比例公平因子であってもよい。MU−MIMO方式でデータ伝送を行う比例公平因子がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う比例公平因子より高い場合に、ステップS203において、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。
また、本発明に係る例において、SU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末と、MU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末を独立的に選択することができる。例えば、1つのユーザ端末に関して、基地局は、当該ユーザ端末を、SU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末とすることができるか、及びMU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末とすることができるかについて、それぞれ特定することができる。そして、そのうちのデータ伝送の性能パラメータが高い方式を選択して当該ユーザ端末と通信する。したがって、SU−MIMO方式でそれと伝送するユーザ端末は、MUユーザグループ内のユーザ端末であってもよいし、MUユーザグループ外のユーザ端末であってもよい。
以下、図4を参照しながら本公開の一実施例に係る基地局を説明する。図4は、本公開の一実施例に係る基地局400のブロック図を示す。図4に示すように、基地局400は、選択部410、グループ化部420及びスケジューリング部430を含む。この3つの部に加えて、基地局400は、他の部材を含むこともできる。しかし、これらの部材は、本公開実施例の内容に関係しないので、ここではその図及び説明を省略する。また、本公開の実施例に係る基地局400が実行する下記操作の詳細は、上記の図1から3を参照しながら述べた詳細と同じである。よって、重複を回避するために、同じ詳細に対する説明を省略する。
選択部410は、前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択することができる。ここで、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整する。上述したように、本公開に係る実施例において、基地局は、そのアンテナポートのうちの一部又は全部を用いてビームを形成し、1つのユーザ端末と通信することができる。移動局は、基地局から送信される参照信号を検出することにより、その品質パラメータを基地局にフィードバックすることができる。当該測定は、基地局のアンテナポートのうちの一部により送信される参照信号に基づいて行われる可能性がある。したがって、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整することができる。例えば、ユーザ端末に用いるアンテナポート数と前記基地局のアンテナポート数の比の値に基づいて調整することができる。本公開の一例によれば、基地局(例えば、選択部410を用いる)によってアンテナポート数に基づいて調整することができる。
本公開に係る実施例において、チャネル品質パラメータは、ユーザ端末のチャネル品質を反映可能な如何なるパラメータであってもよい。例えば、チャネル品質パラメータは、ユーザ端末のチャネル品質情報(CQI)、信号対干渉雑音比(SINR)、ランク指示子(RI)、又は参照信号受信品質(RSRQ)などであってもよい。
本公開の一例によれば、ユーザ端末のチャネル品質パラメータは、当該ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータであり、前記閾値は、絶対チャネル品質パラメータに対応する第1閾値である。本公開の他の例によれば、ユーザ端末のチャネル品質パラメータは、当該ユーザ端末の相対チャネル品質パラメータであり、前記閾値は、相対チャネル品質パラメータに対応する第2閾値であることができる。ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータ及び参照チャネル品質パラメータに基づいて、相対チャネル品質パラメータを取得することができる。参照チャネル品質パラメータは、上記の最大CQIレベル又は最大MCSレベルであってもよい。上記では、CQI、SINRなどのチャネル品質パラメータを結合しながら選択操作を詳しく説明したため、ここでは説明を省略する。
また、本公開の他の例によれば、基地局は、伝送レイヤ(layer)数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整することができる。ここで、伝送レイヤは、データ伝送を行う際に基地局又はUEがサポートする、伝送を同時に行うデータストリームのストリーム数であってもよい。具体的には、選択部410は、さらに、ユーザ端末がスケジューリングされてMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる伝送レイヤ数、及び、前記基地局がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる総伝送レイヤ数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整してもよい。上記の式(1)に基づいて、伝送レイヤ数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調節することができる。ここでは説明を省略する。
絶対チャネル品質パラメータを用いて閾値と比較する場合に、基地局は、ユーザ端末自身のチャネル品質に基づいて、チャネル品質の高いユーザ端末を、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末として選択することができる。絶対チャネル品質パラメータと比べて、相対チャネル品質パラメータは、ユーザ端末自身のチャネル品質を考慮するほか、ユーザに最も近接するシステム伝送性能に要求されるチャネル品質も考慮し、両者の差分を比較することにより、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末を選択する。よって、選択の正確性をさらに向上できる。
また、本公開の他の例によれば、基地局は、ユーザ端末からの応答情報に基づいて、使用する閾値を調整することができる。例えば、基地局400は、1つのユーザ端末からの応答情報に基づいて、当該ユーザ端末に用いる閾値を調整する調整部をさらに含むことができる。応答情報は、基地局から送信される情報に対してユーザ端末がフィードバックするACK/NACK信号であってもよい。ユーザ端末からの応答情報がACK信号である場合に、当該端末に用いる閾値を減少することができる。ユーザ端末からの応答情報がNACK信号である場合に、当該端末に用いる閾値を向上することができる。
また、例えば、調整部は、さらに、前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からの応答情報に基づいて、前記一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を調整してもよい。前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からのACK/NACK信号においてACK信号が占める比率が設定値より高い場合に、当該一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を減少することができる。そうでなければ、当該端末に用いる閾値を向上することができ、その逆も同様である。
1つ又は複数のユーザ端末の応答情報に基づいて、閾値を調整することにより、基地局は、ユーザ端末に対して、より有効的に閾値を設置することができる。よって、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う候補ユーザ端末を有効的に選択することができ、その逆も同様である。
続いて、グループ化部420は、選択されたユーザ端末に基づいて、ユーザグループ化を行う。次いで、スケジューリング部430は、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。本公開の一例によれば、スケジューリング部430は、グループ化部420で特定されるユーザグループ内のユーザ端末に対して、直接にMU−MIMO方式でデータ伝送を行うことができる。本公開の他の例によれば、基地局は、当該端末がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータと、当該端末がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータとを比較する比較部をさらに含むことができる。MU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータがSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータより高いことを、比較部が特定した場合に、スケジューリング部430は、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。例えば、データ伝送の性能パラメータは、データ伝送の比例公平因子であってもよい。MU−MIMO方式でデータ伝送を行う比例公平因子がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う比例公平因子より高い場合に、スケジューリング部430は、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする。
また、本発明に係る例において、SU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末及びMU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末を独立的に選択することができる。例えば、1つのユーザ端末に関して、基地局は、当該ユーザ端末を、SU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末とすることができるか、及びMU−MIMO方式で通信する候補ユーザ端末とすることができるかについて、それぞれ特定することができる。そして、そのうちのデータ伝送の性能パラメータが高い方式を選択して当該ユーザ端末と通信する。したがって、SU−MIMO方式でそれと伝送するユーザ端末は、MUユーザグループ内のユーザ端末であってもよいし、MUユーザグループ外のユーザ端末であってもよい。
<ハードウェア構成>
本公開の一実施形態における基地局やユーザ端末などは、本公開の無線通信方法の処理を実行するコンピュータとして機能することができる。図5は、本公開の一実施形態に係る基地局400のハードウェア構成の一例を示した図である。上述した基地局400は物理的にプロセッサ510、メモリ520、記憶部530、通信装置540、バス550などを含むコンピュータ装置として構成されることができる。
また、以下の説明において、「装置」のような文言は、回路、デバイス、ユニットなどで読み替えることができる。基地局のハードウェア構成は、図に示す各装置を1つ又は複数含んでもよいし、一部の装置を含まなくてもよい。
例えば、プロセッサ510は、1つしか図示されていないが、複数のプロセッサであってもよい。また、1つのプロセッサにより処理を実行してもよいし、1つ以上のプロセッサにより同時に、順番に、又は他の方法を採用して処理を実行してもよい。また、プロセッサ510は、1つ以上のチップにより実装されてもよい。
基地局400の各機能は、例として、以下の方式で実現する。所定のソフトウェア(プログラム)をプロセッサ510、メモリ520などのハードウェアに読み込むことにより、プロセッサ510が演算し、通信装置540による通信を制御すると共に、メモリ520と記憶部530におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御する。
プロセッサ510は、例として、オペレーティングシステムを動作させることで、コンピュータ全体を制御する。プロセッサ510は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理ユニット(CPU、Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述した選択部410、グループ化部420、調整部、比較部及びスケジューリング部430の一部の機能などは、プロセッサ510によって実現されてもよい。
また、プロセッサ510は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、記憶部530及び/又は通信装置540からメモリ520へ読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、コンピュータが上記実施形態において説明した動作の少なくとも一部を実行するためのプログラムを採用することができる。
メモリ520は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、例えば、読み出し専用メモリ(ROM、Read Only Memory)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable Programmable ROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM、Electrically EPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ520は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(メイン記憶装置)などとも呼ぶ。メモリ520は、本公開の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを記憶することができる。
記憶部530は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、例えば、フレキシブルディスク(flexible disk)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)、光磁気ディスク(例えば、読み出し専用ディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、ブルーレイ(Blu−ray(登録商標)ディスク))、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック(stick)、キードライブ(key driver))、磁気ストライプ、データベース、サーバー、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶部530は、補助記憶装置とも呼ばれる。
通信装置540は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間通信を行うためのハードウェア(送信受信デバイス)であり、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラー、ネットワークカード、通信モジュールなどとも呼ばれる。通信装置540は、例として、周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)及び/又は時間分割複信(TDD、Time Division Duplex)を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んでもよい。
また、プロセッサ510、メモリ520などの各装置は、情報を通信するためのバス550を介して接続される。バス550は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスによって構成されてもよい。
また、基地局は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、プログラム可能論理デバイス(PLD、Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含み、当該ハードウェアにより各機能ブロックの一部又は全部を実現してもよい。例えば、プロセッサ1410は、これらのハードウェアの少なくとも1つにより実装されてもよい。
(変形例)
また、本明細書に説明された用語及び/又は本明細書を理解するのに必要な用語は、同一又は類似する意味を有する用語と交換することができる。例えば、チャネル及び/又はシンボルは、信号(シグナリング)であってもよい。また、信号は、メッセージであってもよい。参照信号は、RS(Reference Signal)と略称されてもよいし、適用する規格に応じて、パイロット(Pilot)、パイロット信号とも呼ばれる。また、コンポーネントキャリア(CC、Component Carrier)は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれることもある。
また、無線フレームは、時間領域において1つ又は複数の期間(フレーム)によって構成され得る。無線フレームを構成する当該1つ又は複数の期間(フレーム)の各々は、サブフレームとも呼ばれる。さらに、サブフレームは、時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成され得る。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存せずに固定の時間長(例えば1ms)であってもよい。
さらに、スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(直交周波数分割多重(OFDM、Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA、Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボルなど)によって構成されてもよい。また、スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。また、スロットは、複数のミニスロットを含むこともできる。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成され得る。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれることもある。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を示す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、その各々に対応するその他の名称を使用することもできる。例えば、1つのサブフレームは、伝送時間間隔(TTI、Transmission Time Interval)と呼ばれてもよい。複数の連続するサブフレームは、TTIと呼ばれてもよい。1つのスロット又は1つのミニスロットは、TTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及び/又はTTIは、従来のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間であってもよいし(例えば、1から13個のシンボル)、1msより長い期間であってもよい。また、TTIを示す単位は、サブフレームではなく、スロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例として、無線通信においてスケジューリングされる最小時間単位を指す。例えば、LTEシステムにおいて、無線基地局は、各ユーザ端末に対して、TTI単位で無線リソース(各ユーザ端末において使用可能な周波数帯域幅、送信電力など)を割り当てるスケジューリングを行う。また、TTIの定義は、これに限らない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、及び/又はコードワードの送信時間単位であり、スケジューリング、リンク適応などの処理単位となることもできる。また、TTIが規定された場合、実際にトランスポートブロック、コードブロック、及び/又はコードワードにマッピングする時間区間(例えばシンボル数)は、当該TTIより短くてもよい。
また、1つのスロット又は1つのミニスロットがTTIと呼ばれる場合に、1つ以上のTTI(すなわち、1つ以上のスロット又は1つ以上のミニスロット)は、スケジューリングの最小時間単位となることもできる。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は、制御され得る。
1ms時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8−12におけるTTI)、標準TTI、長TTI、通常サブフレーム、標準サブフレーム、又は長サブフレームなどとも呼ばれる。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、短TTI、部分的TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、短サブフレーム、ミニスロット、又はサブスロットなどとも呼ばれる。
また、長TTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msよりも長い時間長を有するTTIで読み替えてもよい。短TTI(例えば短縮TTIなど)は、長TTIのTTI長よりも短く、かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB、Resource Block)は、時間領域と周波数領域のリソース割り当て単位である。周波数領域において、1つ又は複数の連続する副キャリア(サブキャリア(subcarrier))を含むことができる。また、RBは、時間領域において1つ又は複数のシンボルを含んでもよいし、1つのスロット、1つのミニスロット、1つのサブフレーム又は1つのTTI長であってもよい。1つのTTI、1つのサブフレームは、それぞれ、1つ又は複数のリソースブロックで構成されうる。また、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB、Physical RB)、サブフレームグループ(SCG、Sub−Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG、Resource Element Group)、PRGペア、RBペアなどと呼ばれることもある。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE、Resource Element)で構成されうる。例えば、1つのREは、1つのサブキャリアと1つのシンボルの無線リソースエリアであってもよい。
また、上記の無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構成は、ただの例に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレーム数、各サブフレーム又は無線フレームのスロット数、スロットに含まれるミニスロット数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボルとRBの数、RBに含まれるサブキャリア数、及びTTIにおけるシンボルの数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP、Cyclic Prefix)長などの構成については、様々な変更を行うことができる。
また、本明細書に説明された情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、規定値からの相対値で表されてもよいし、又は対応する他の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースは、規定のインデックスにより指示されてもよい。さらに、これらのパラメータを用いた式などは、本明細書に明示に開示されたものと異なってもよい。
本明細書においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。例えば、様々なチャネル(物理上りリンク制御チャネル(PUCCH、Physical Uplink Control Channel)、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH、Physical Downlink Control Channel)など)及び情報要素は、如何なる適切な名称により識別することもできる。よって、これら様々なチャネル及び情報要素に割り当てられた様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書に説明された情報、信号などは、様々異なる技術のいずれかで示すことができる。例えば、上述した説明全体にわたって言及され得るデータ、コマンド、命令、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界又は磁性粒子、光場又は光子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現され得る。
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤへ及び/又は下位レイヤから上位レイヤへ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力され得る。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えばメモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理されてもよい。入出力された情報、信号などは、上書き、更新又は追記され得る。出力された情報、信号などは、削除され得る。入力された情報、信号などは、その他の装置に転送され得る。
情報の通知は、本明細書に説明された方式/実施形態に限らず、他の方法で行われることもできる。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下りリンク制御情報(DCI、Downlink Control Information)、上りリンク制御情報(UCI、Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)シグナリング、報知情報(マスタ情報ブロック(MIB、Master Information Block)、システム情報ブロック(SIB、System Information Block)など)、媒体アクセス制御(MAC、Medium Access Control)シグナリング)、その他信号又はこれらの組合せによって実施され得る。
また、物理レイヤシグナリングは、L1/L2(第1レイヤ/第2レイヤ)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などとも呼ばれる。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージとも呼ばれる。例えば、RRC接続確立(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再設定(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC CE(Control Element))により通知することができる。
また、規定情報の通知(例えば、「Xである」の通知)は、明示的に行われるほか、暗黙的に(例えば、当該規定情報の通知を行わないこと、又は他の情報による通知)行われても良い。
判定について、1ビットで示す値(0又は1)により行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で示す真偽値(boolean値)により行われてもよいし、又は数値の比較(例えば、規定値との比較)により行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL、Digital Subscriber Line)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバー、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書に用いられる「システム」と「ネットワーク」のような用語は、互換的に使用され得る。
本明細書において、「基地局(BS、Base Station)」、「無線基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」及び「コンポーネントキャリア」のような用語は、互換的に使用され得る。無線基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本明細書において、「移動局(MS、Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE、User Equipment)」及び「端末」のような用語は、互換的に使用され得る。無線基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
また、本明細書における無線基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、無線基地局とユーザ端末との間の通信が、複数のユーザ端末間(D2D、Device−to−Device)通信で代替される構成においても、本公開の各方式/実施形態を応用することもできる。同様に、本明細書におけるユーザ端末は、無線基地局で読み替えてもよい。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、移動管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)、サービングゲートウェイ(S−GW、Serving−Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。
本明細書に説明された各方式/実施形態は、個別に使用されてもよいし、組み合わせて使用されてもよいし、又は実行手順において切り替えて使用されてもよい。また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書に説明された各方式/実施形態は、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A、LTE−Advanced)、ロングタームエボリューションビヨンド(LTE−B、LTE−Beyond)、スーパー第3世代移動通信システム(SUPER 3G)、国際移動通信アドバンスト(IMT−Advanced)、第4世代移動通信システム(4G、4th generation mobile communication system)、第5世代移動通信システム(5G、5th generation mobile communication system)、将来の無線アクセス(FRA、Future Radio Access)、新無線アクセス技術(New−RAT、Radio Access Technology)、新無線(NR、New Radio)、新無線アクセス(NX、New radio access)、新世代無線アクセス(FX、Future generation radio access)、グローバル移動通信システム(GSM(登録商標)、Global System for Mobile communications)、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB、Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、ウルトラブロードバンド(UWB、Ultra−WideBand)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、その他の適切な無線通信方法及び/又はこれらに基づいて拡張した次世代システムに応用され得る。
本明細書に使用される「に基づいて」のような記載は、その他の段落に明確に記載されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」のような記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」との両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書で使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断(決定)」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断(決定)」したとみなす事などを含み得る。また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断(決定)」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」したとみなす事を含み得る。
本明細書において使用される「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は、「アクセス」で読み替えることもある。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

Claims (14)

  1. 基地局によって実行される、ユーザ端末をスケジューリングする方法であって、
    前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するステップと、
    選択されたユーザ端末に基づいてユーザグループ化を行うステップと、
    MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするステップと、を含む方法。
  2. 前記チャネル品質パラメータは、絶対チャネル品質パラメータであり、
    前記閾値は、前記絶対チャネル品質パラメータに対応する第1閾値である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャネル品質パラメータは、ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータと参照チャネル品質パラメータに基づいて取得される相対チャネル品質パラメータであり、
    前記閾値は、前記相対チャネル品質パラメータに対応する第2閾値である、請求項1に記載の方法。
  4. ユーザ端末がスケジューリングされてMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる伝送レイヤ数、及び、前記基地局がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる総伝送レイヤ数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 1つのユーザ端末からの応答情報に基づいて、当該ユーザ端末に用いる閾値を調整するステップをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からの応答情報に基づいて、前記一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を調整するステップをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    ユーザグループ内のユーザ端末について、当該端末がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータと、当該端末がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータとを比較するステップをさらに含み、
    MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするステップは、
    MU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータがSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータより高い場合に、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするステップを含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 基地局であって、
    前記基地局に接続するユーザ端末のうちから、そのチャネル品質パラメータが閾値以上であるユーザ端末を選択し、ユーザ端末に用いるアンテナポート数及び前記基地局のアンテナポート数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するように構成される選択部と、
    選択されたユーザ端末に基づいてユーザグループ化を行うように構成されるグループ化部と、
    MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングするように構成されるスケジューリング部と、含む基地局。
  9. 前記チャネル品質パラメータは、絶対チャネル品質パラメータであり、
    前記閾値は、前記絶対チャネル品質パラメータに対応する第1閾値である、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記チャネル品質パラメータは、ユーザ端末の絶対チャネル品質パラメータと参照チャネル品質パラメータに基づいて取得される相対チャネル品質パラメータであり、
    前記閾値は、前記相対チャネル品質パラメータに対応する第2閾値である、請求項8に記載の基地局。
  11. 選択部は、ユーザ端末がスケジューリングされてMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる伝送レイヤ数、及び、前記基地局がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う場合に用いる総伝送レイヤ数に基づいて、ユーザ端末の品質パラメータ又は前記閾値を調整するようにさらに構成される、請求項8に記載の基地局。
  12. 1つのユーザ端末からの応答情報に基づいて、当該ユーザ端末に用いる閾値を調整するように構成される調整部をさらに含む、請求項8から11のいずれか一項に記載の基地局。
  13. 前記基地局に接続する一部又は全部のユーザ端末からの応答情報に基づいて、前記一部又は全部のユーザ端末に用いる閾値を調整するように構成される調整部をさらに含む、請求項8から11のいずれか一項に記載の基地局。
  14. 前記基地局は、
    ユーザグループ内のユーザ端末について、当該端末がSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータと、当該端末がMU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータとを比較するように構成される比較部をさらに含み、
    前記スケジューリング部は、MU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータがSU−MIMO方式でデータ伝送を行う性能パラメータより高い場合に、MU−MIMO方式でデータ伝送を行うように、前記ユーザグループ内のユーザ端末をスケジューリングする、請求項8から11のいずれか一項に記載の基地局。
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