JP2019185674A - 画像送信方法、画像キャプチャシステム及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像送信方法、画像キャプチャシステム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部ネットワークに接続されたコンピュータに医用画像を安全に送信可能な画像送信方法等を提供すること。【解決手段】画像送信方法は、医用画像を含む医用情報を外部ネットワークに接続されない第1端末にて表示するようにし、前記第1端末にて表示するようにされている前記医用画像を含む医用情報をキャプチャしたキャプチャ画像を生成し外部ネットワークに接続される第2端末に保存し、前記第2端末から外部ネットワークに接続される第3端末に前記キャプチャ画像を送信する。【選択図】図1

Description

本開示は、医用画像に係る画像送信方法等に関する。
近年、医療機関においては、カルテや検査画像などの医用情報の電子化が進んでいる。それに伴い、PACS(Picture Archiving and Communication Systems:画像保存通信システム)やHIS(Hospital Information System:病院情報システム)等の医療情報システムの導入が行われている。
医療機関が保有する医用データは機微な個人情報であるから、改ざん、漏洩は許されない。それに対して、画像データのセキュリティを向上させる医用画像管理システムが提案されている。
特開2006−279407号公報
一方、医療機関においては、外部からの侵入、外部へのデータの漏洩から守るため、医療情報システムを公衆網に接続しないのが通常である。しかしながら、夜間の救急搬送などに伴い、緊急に医用画像の読影診断が必要であっても、読影医が退勤していた場合、自宅などの医療機関外にいる読影医へ医用画像を送信し、読影してもらう必要がある。
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、外部ネットワークに接続されたコンピュータに医用画像を安全に送信可能な画像送信方法の提供である。
本開示に係る画像送信方法は、医用画像を含む医用情報を外部ネットワークに接続されない第1端末にて表示するようにし、前記第1端末にて表示するようにされている前記医用画像を含む医用情報をキャプチャしたキャプチャ画像を生成し外部ネットワークに接続される第2端末に保存し、前記第2端末から外部ネットワークに接続される第3端末に前記キャプチャ画像を送信することを特徴とする。
本開示にあっては、外部ネットワークに接続されたコンピュータに医用画像を安全に送信可能となる。
画像送信システムの構成例を示す説明図である。 画像キャプチャのハードウェア構成例を示すブロック図である。 表示端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 キャプチャ端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 認証サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 受信端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 読影依頼から診断報告までの手順例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 画像送信システムの他の構成例を示す説明図である。 読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。 読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。 受信端末の画面例を示す説明図である。 読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。 受信端末又はキャプチャ端末の画面例を示す説明図である。 読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。 受信端末又はキャプチャ端末の画面例を示す説明図である。 読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。 キャプチャ端末に表示される読影医連絡画面の例を示す説明図である。 読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。 受信端末の画面例を示す説明図である。 キャプチャ端末の表示部に表示した表示端末の出力画像の例を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る実施の形態を説明する。
実施の形態1
図1は画像送信システム(画像キャプチャシステム)の構成例を示す説明図である。画像送信システム100は画像キャプチャ(キャプチャデバイス)1、表示端末(第1端末)2、医用情報システム3、キャプチャ端末(第2端末)4、認証サーバ5、画像サーバ6及び受信端末(第3端末)7を含む。画像キャプチャ1、表示端末2、医用情報システム3及びキャプチャ端末4は医療機関内に設置された機器である。画像キャプチャ1、表示端末2及び医用情報システム3はネットワークN1により、互いに通信可能に接続されている。また図示しないが、表示端末2が医用情報システム3そのものであってもよいし、表示端末2がモダリティであってもよい。ネットワークN1は医療機関内のLAN(Local Area Network)であり、内部で閉じたネットワークである。キャプチャ端末4はネットワークN1に接続されていない。認証サーバ5、画像サーバ6及び受信端末7は医療機関外に設置された機器である。キャプチャ端末4、並びに認証サーバ5、画像サーバ6及び受信端末7はネットワークN2により、互いに通信可能に接続されている。ネットワークN2は医療機関の内外を接続するネットワークである。ネットワークN2はインターネットなどの公衆網を利用した仮想私設通信網、例えば、VPN(Virtual Private Network)である。
画像キャプチャ1は映像信号を受け付け、受け付けた映像信号に基づく静止画ファイル又は動画ファイルを生成し、生成したファイルを出力する。画像キャプチャ1が受け付ける映像信号は、例えば、HDMI(登録商標)、DVI−D、HD−SDI、SD−SDI規格などである。画像キャプチャ1が出力するファイルの形式は、静止画では例えば、BMP(Windows bitmap)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、又はPNG(Portable Network Graphics)である。画像キャプチャ1が出力するファイルの形式は、動画では例えば、AVI(Audio Video Interleave)、WMV(Windows Media Video)又はMPEG(Moving Picture Experts Group)形式である。図1の例では、画像キャプチャ1は表示端末2が表示している映像から静止画ファイル又は動画ファイルを生成し、キャプチャ端末4に出力する。
図2は画像キャプチャのハードウェア構成例を示すブロック図である。画像キャプチャ1は筐体を有するスタンドアローンの機器である。画像キャプチャ1はCPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、入力部13、記憶部14、及び出力部15を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU11はROM12に記憶された制御プログラム1Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。入力部13には表示端末2が表示させている画像の画像信号が入力される。記憶部14は例えばフラッシュメモリ又はSSD(solid state drive)である。記憶部14は入力部13に入力された画像信号より生成した静止画や動画をファイルとして記憶する。出力部15は静止画や動画のファイルをキャプチャ端末4に出力する。
図3は表示端末2のハードウェア構成例を示すブロック図である。表示端末2は、例えばPC(Personal Computer)、ノートPC、タブレットコンピュータなどである。表示端末2はCPU21、ROM22、RAM(Random Access Memory)23、大容量記憶部24、入力部25、表示部26、通信部27及び外部出力部28を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU21はROM22に記憶された制御プログラム2Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM23は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)又はフラッシュメモリである。RAM23はCPU21によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
大容量記憶部24は、例えばハードディスク又はSSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶部24は各種データを記憶する。入力部25はキーボードやマウス等である。表示部26は液晶表示装置である。表示部26は医用画像などを表示する。また、入力部25は表示部26と一体化したタッチパネルディスプレイでもよい。通信部27はネットワークN1を介して、医用情報システム3と通信を行う。また、CPU21が通信部27を用い、ネットワークN1等を介して他のコンピュータから制御プログラム2Pをダウンロードし、大容量記憶部24に記憶してもよい。
外部出力部28は表示部26に表示させている画像と同等の画像を表示するための画像信号を出力する。外部出力部28が出力する画像信号は、例えば、HDMI規格の信号である。なお、外部出力部28は、表示部26に表示出力するように画像信号を出力する図示しない表示部26用の出力部と別の出力部として説明しているが、表示部26用の出力部と同じあってもよい。
医用情報システム3がPACSである場合、医用画像をデジタルデータで受信、保存・データベース化している。表示端末2からのリクエストで指定の画像を配信する。医用画像はX線撮影装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴断層撮影)装置などから取得した画像である。
図4はキャプチャ端末4のハードウェア構成例を示すブロック図である。キャプチャ端末4は、例えばPC、ノートPC、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどである。キャプチャ端末4はCPU41、ROM42、RAM43、大容量記憶部44、入力部45、表示部46、通信部47及び外部入力部48を含む。各構成はバスBで接続されている。CPU41、ROM42、RAM43、大容量記憶部44、入力部45、表示部46及び通信部47は、それぞれ表示端末2のCPU21、ROM22、RAM23、大容量記憶部24、入力部25、表示部26及び通信部27と同様であるから、説明を省略する。なお、ROM42には制御プログラムとして、キャプチャアプリケーションプログラム4P(以下、「キャプチャアプリ」と記す)が、記憶されている。
外部入力部48は外部からデータを受け取るための通信ポートである。外部入力部48は例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートである。外部入力部48は画像キャプチャ1から静止画ファイルや動画ファイルを取得する。
図5は認証サーバ5のハードウェア構成例を示すブロック図である。認証サーバ5は、例えばサーバコンピュータ、ブレードサーバなどである。認証サーバ5はCPU51、ROM52、RAM53、大容量記憶部54及び通信部55を含む。各構成はバスBで接続されている。CPU51、ROM52、RAM53、大容量記憶部54及び通信部55は、それぞれ表示端末2のCPU21、ROM22、RAM23、大容量記憶部24及び通信部27と同様であるから、説明を省略する。なお、ROM52には制御プログラム5Pが、記憶されている。
図6は受信端末7のハードウェア構成例を示すブロック図である。受信端末7はPC、ノートPC、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどで構成する。受信端末7はCPU71、ROM72、RAM73、大容量記憶部74、入力部75、表示部76及び通信部77各構成はバスBで接続されている。CPU71、ROM72、RAM73、大容量記憶部74、入力部75、表示部76及び通信部77は、それぞれ表示端末2のCPU21、ROM22、RAM23、大容量記憶部24、入力部25、表示部26及び通信部27と同様であるから、説明を省略する。なお、ROM72には制御プログラムとして、ビューワアプリケーションプログラム7P(以下、「ビューワアプリ」と記す)が、記憶されている。
画像送信システム100の動作について、説明する。ここでは次のような場面を想定する。医療機関において、医用情報により診断が必要となったが、当該医用情報を診断(以下、読影と示す)できる医師(以下、読影医と記す)が退勤しており、医療機関内での読影はできない。そのため、自宅などの医療機関外にいる読影医に読影を依頼せざるを得ない。そこで、診断の依頼を出す医療機関関係者は、表示端末2に読影を依頼する医療情報である医用画像を表示させる。画像キャプチャ1を用いて、表示端末2に表示させた画像をキャプチャし、キャプチャ端末4に取り込む。キャプチャ端末4を用いて、外部の画像サーバ6に保存する。読影医は画像サーバ6に保存された画像を、自宅にある受信端末7にダウンロードし、読影を行う。読影医は読影による診断報告を医療機関に送信する。以上のような場面での画像送信システム100の動作を説明する。以下、医療機関外で読影を行い、診断報告を行うことが可能な読影医を「受信者」と呼ぶ。
図7から図10は読影依頼から診断報告までの手順例を示すフローチャートである。読影を依頼する医師又は当該医師の指示の下に作業を行う職員等(以下、「送信者」と呼ぶ。)は表示端末2に読影対象の医用画像を表示させる。キャプチャ端末4のキャプチャアプリを起動する(ステップS1)。表示端末2の表示部26に表示している画像を外部出力部28から出力するようにする(ステップS2)。キャプチャ端末4のCPU41は認証サーバ5に対して、VPN接続認証を要求する(ステップS3)。認証サーバ5のCPU51はキャプチャ端末4に対して、パスワードを要求する(ステップS4)。CPU41はVPN接続パスワードを認証サーバ5に送信する(ステップS5)。VPN接続パスワードは予め大容量記憶部44に記憶しておく。また、キャプチャアプリの起動時に送信者が入力してもよい。認証サーバ5のCPU51は受信したパスワードが正しいか否かにより認証を成功とする否かを判定する(ステップS6)。CPU51は認証を成功としないと判定した場合(ステップS6でNO)、キャプチャ端末4に対して、再度パスワードを要求する(ステップS4)。CPU51は認証を成功とすると判定した場合(ステップS6でYES)、キャプチャ端末4に認証成功を通知し、キャプチャ端末4はVPN接続を完了する(ステップS7)。キャプチャ端末4のCPU41は画像キャプチャ1を用いて、表示端末2が出力した画像をキャプチャする(ステップS8)。
図8に移り、キャプチャ端末4のCPU41はキャプチャして生成された画像(キャプチャ画像)を大容量記憶部44等に記憶する(ステップS9)。キャプチャ端末4のCPU41は画像サーバ6に接続要求を行う(ステップS10)。画像サーバ6はキャプチャ端末4に対して、ログインパスワードを要求する(ステップS11)。キャプチャ端末4のCPU41はログインパスワードを画像サーバ6に送信する(ステップS12)。ログインパスワードはVPN接続パスワードと同様、予め大容量記憶部44に記憶しておくか、又は、接続時に送信者が入力してもよい。画像サーバ6は受信したパスワードが予め記憶してあるパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS13)。画像サーバ6は両パスワードが一致しないと判定した場合(ステップS13でNO)、キャプチャ端末4に対して、再度パスワードを要求する(ステップS11)。画像サーバ6は両パスワードが一致すると判定した場合(ステップS13でYES)、キャプチャ端末4の接続を許可し、キャプチャ端末4はログインを完了する(ステップS14)。キャプチャ端末4のCPU41は画像を画像サーバ6へアップロードする(ステップS15)。画像サーバ6はアップロードされた画像を保存する(ステップS16)。
図9に移り、キャプチャ端末4のCPU41は受信者を選択する(ステップS17)。CPU41は受信者候補の一覧を表示部46に表示し、送信者は入力部45を用いて受信者を選択する。受信者候補の一覧データは予め大容量記憶部44に記憶しておくか、認証サーバ5又は画像サーバ6から取得する。キャプチャ端末4は受信端末7へのお知らせを画像サーバ6に送信する(ステップS18)。画像サーバ6はお知らせを受信し、それを受信端末7に送信する(ステップS19)。受信端末7はお知らせを受信する(ステップS20)。お知らせの内容は、読影を依頼する旨、画像は画像サーバ6にアップロード済みである旨などである。お知らせは電子メールやプッシュ通知などの仕組み又はそれらと同様な仕組みを用いて、受信端末7が常にオンラインでなくとも、数秒から数分で届くようにする。お知らせを見た受信者により、受信端末7のビューワアプリが起動される(ステップS21)。受信端末7のCPU71は認証サーバ5に対して、VPN接続認証を要求する(ステップS22)。認証サーバ5のCPU51は受信端末7に対して、パスワードを要求する(ステップS23)。CPU71はVPN接続パスワードを認証サーバ5に送信する(ステップS24)。VPN接続パスワードは予め大容量記憶部74に記憶しておく。また、ビューワアプリの起動時に受信者が入力してもよい。認証サーバ5のCPU51は受信したパスワードが正しいか否かにより認証を成功とする否かを判定する(ステップS25)。CPU51は認証を成功としないと判定した場合(ステップS25でNO)、受信端末7に対して、再度パスワードを要求する(ステップS23)。CPU51は認証を成功とすると判定した場合(ステップS25でYES)、受信端末7に認証成功を通知し、受信端末7はVPN接続を完了する(ステップS26)。
図10に移り、受信端末7のCPU71は画像サーバ6に接続要求を行う(ステップS27)。画像サーバ6は受信端末7に対して、ログインパスワードを要求する(ステップS28)。受信端末7のCPU71はログインパスワードを画像サーバ6に送信する(ステップS29)。ログインパスワードはVPN接続パスワードと同様、予め大容量記憶部74に記憶しておくか、又は、接続時に受信者が入力してもよい。画像サーバ6は受信したパスワードが予め記憶してあるパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS30)。画像サーバ6は両パスワードが一致しないと判定した場合(ステップS30でNO)、受信端末7に対して、再度パスワードを要求する(ステップS28)。画像サーバ6は両パスワードが一致すると判定した場合(ステップS30でYES)、受信端末7の接続を許可し、受信端末7はログインを完了する。受信端末7のCPU71は画像サーバ6からキャプチャ画像をダウンロードする(ステップS31)。CPU71は受取報告を画像サーバ6に送信する(ステップS32)。画像サーバ6は受取報告を受信し、受信した受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS33)。キャプチャ端末4は診断報告を受信する(ステップS34)。CPU71はダウンロードした画像を表示部76に表示する。画像を表示させた受信者は画像の読影を行い、入力部75を用いて診断報告を作成する。CPU71は診断報告を取得し、取得した診断報告を画像サーバ6へ送信する(ステップS35)。画像サーバ6は診断報告を受信し、受信した診断報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS36)。キャプチャ端末4は診断報告を受信する(ステップS37)。受信端末7のCPU71は診断報告の送信が完了したら、ダウンロードした画像を削除する(ステップS38)。画像サーバ6は診断報告の送受信が完了したら、保存している画像を削除する(ステップS39)。キャプチャ端末4は診断報告の受信が完了したら、画像を削除する(ステップS40)。
なお、受信端末7のCPU71は、ダウンロードした画像を表示部76に表示する際、一定の条件下において開封報告を画像サーバ6に送信するようにしてもよい。一定の条件下とは、ダウンロードした画像を表示部76に表示することであってもよいし、表示後に所定の時間経過後であってもよい。またダウンロードした画像を表示部76に表示する際に読影を開始することを知らせる読影ボタンを合わせて表示し、受信者が入力部75を用いて読影ボタンを押下した場合であってもよい。
図11から図15は所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。図11から図15は図10に示した手順の一部を変更するものである。図11について説明する。図10において、受信端末7のCPU71はステップS31を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS41)。CPU71は開封報告を画像サーバ6に送信する(ステップS42)。受信端末7のCPU71は図10のステップS35以降を実行する。一方、画像サーバ6は開封情報を受信する(ステップS43)。画像サーバ6は受取報告を生成し、キャプチャ端末4に送信する(ステップS44)。キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS34)。
図12について説明する。図10において、受信端末7のCPU71はステップS31を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS41)。CPU71は所定時間経過したか否かを判定する(ステップS45)。CPU71は所定時間経過していないと判定した場合(ステップS45でNO)、ステップS45を繰り返す。CPU71は所定時間経過したと判定した場合(ステップS45でYES)、CPU71は開封報告を画像サーバ6に送信する(ステップS42)。受信端末7のCPU71は図10のステップS35以降を実行する。一方、画像サーバ6は開封情報を受信する(ステップS43)。画像サーバ6は受取報告を生成し、キャプチャ端末4に送信する(ステップS44)。キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS34)。
図13について説明する。図10において、受信端末7のCPU71はステップS31を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS41)。CPU71は読影ボタンのクリックを検知する(ステップS46)。CPU71は開封報告を画像サーバ6に送信する(ステップS42)。受信端末7のCPU71は図10のステップS35以降を実行する。一方、画像サーバ6は開封情報を受信する(ステップS43)。画像サーバ6は受取報告を生成し、キャプチャ端末4に送信する(ステップS44)。キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS34)。
図14について説明する。図10において、受信端末7のCPU71はステップS31を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS41)。CPU71は読影ボタンのクリックを検知する(ステップS46)。CPU71は終了ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップS47)。CPU71は終了ボタンがクリックされていないと判定した場合(ステップS47でNO)、ステップS47を繰り返す。CPU71は終了ボタンがクリックされたと判定した場合(ステップS47でYES)、開封報告を画像サーバ6に送信する(ステップS42)。受信端末7のCPU71は図10のステップS35以降を実行する。一方、画像サーバ6は開封情報を受信する(ステップS43)。画像サーバ6は受取報告を生成し、キャプチャ端末4に送信する(ステップS44)。キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS34)。
図15について説明する。図10において、受信端末7のCPU71はステップS31を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS41)。CPU71は開封報告を画像サーバ6に送信する(ステップS42)。受信端末7のCPU71は図10のステップS35以降を実行する。一方、画像サーバ6は開封情報を受信する(ステップS43)。画像サーバ6は受取報告を生成し、キャプチャ端末4及び他のキャプチャ端末4に送信する(ステップS44)。キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS34)。他のキャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS48)。他のキャプチャ端末4は携帯電話機やスマートフォンなどの携帯通信端末が望ましい。
本実施の形態は、以下の効果を奏する。医療機関内に保存された医用画像を医療機関内のネットワークN1に接続されていない端末で送信することが可能となる。すなわち、送信したい医用画像を医療機関内のネットワークN1に接続された表示端末2に表示する。当該表示画像を画像キャプチャ1にてキャプチャし、画像を生成する。生成した画像をキャプチャ端末4に記憶し、キャプチャ画像を医療機関外のネットワークN2を介して、画像サーバ6に送信する。画像キャプチャ1は、医療機関内のネットワークN1に接続された表示端末2と、医療機関外のネットワークN2に接続されたキャプチャ端末4とを介在する。しかし、画像キャプチャ1は画像データ(画像信号、画像ファイル)のみを入出力するので、画像キャプチャ1を介して、医療機関内のネットワークN1が外部からの侵入を受け、医用データの改ざん、漏洩などのリスクを低減することが可能となる。
また、キャプチャ端末4から受信端末7への画像の送信は、VPNを用いたセキュアな通信を行う。さらにまた、読影医が行った診断報告を送信完了後に、受信端末7、画像サーバ6及びキャプチャ端末4のそれぞれは保存している画像を削除する。受信端末7、画像サーバ6及びキャプチャ端末4が画像を保存している時間が可能な限り短くなるので、画像の改ざん、漏洩などのリスクを低減することが可能となる。
さらにまた、画像の受取報告、診断報告が受信端末7からキャプチャ端末4に送信されるので、送信者は読影の進行を把握することが可能となる。
実施の形態2
本実施の形態は画像サーバ6を含まない構成である。本実施の形態における画像送信システム100の構成は、図1に示した実施の形態1の構成から画像サーバ6を除いた構成である。本実施の形態における画像送信システム100の構成の説明及び図示は省略する。画像キャプチャ1、表示端末2、キャプチャ端末4、認証サーバ5及び受信端末7のハードウェア構成も実施の形態1と同様であるので、説明及び図示は省略する。
本実施の形態における読影依頼から診断報告までの手順を説明する。図16及び図17は読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。本実施の形態と実施の形態1との相違を大まかに述べると、実施の形態1では、キャプチャ端末4と受信端末7とがVPNに同時に接続されている必要がないが、本実施の形態では、キャプチャ端末4と受信端末7とがVPNに同時に接続されている必要がある。そのため、実施の1と異なり、画像の送受信を行う前に、キャプチャ端末4と受信端末7とがVPNに接続を完了する必要がある。
送信者の操作に基づき、キャプチャ端末4のCPU41は受信者への読影依頼を生成し、受信端末7に送信する(ステップS61)。読影依頼の送受信は、図示しないサーバを用いて、電子メール、プッシュ通知などで行う。また、P2P(Peer to Peer)通信を用いてもよい。受信端末7のCPU71は読影依頼を受信し、それに対する承諾を送信する(ステップS62)。キャプチャ端末4は依頼受諾を受信する(ステップS63)。なお、受信者が受諾できない場合は、受信端末7から不承諾の通知が送信される。不承諾の通知を受信したキャプチャ端末4のCPU41はその旨を表示部46に表示し、送信者に受信者の再設定を促す。CPU41は他の受信者宛の読影依頼を生成し、ステップS61以降を実行する。CPU41はキャプチャアプリを起動する(ステップS64)。送信者の操作により、表示端末2は画像を出力する(ステップS65)。キャプチャ端末4のCPU41はVPN接続を行う。ここで、ステップS66からステップS70までの処理は、図7におけるステップS3からステップS7までの処理と同様であるので、説明を省略する。CPU41は画像をキャプチャし保存する。ここで、ステップS71及びS72のそれぞれは、図7におけるステップS8及び図8のステップS9と同様であるので、説明を省略する。
一方、受信端末7のCPU71は読影依頼に対する承諾を送信後、ビューワアプリを起動する(ステップS73)。受信端末7のCPU71はVPN接続を行う。ここで、ステップS74からS78までの処理は、図9におけるステップS22からS26までの処理と同様であるので、説明を省略する。
図17に移り、キャプチャ端末4のCPU41は受信端末7へキャプチャ画像を送信する(ステップS81)。受信端末7は画像を受信する(ステップS82)。受信端末7のCPU71は受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。キャプチャ端末4のCPU41は受取報告を受信する(ステップS84)。受信端末7のCPU71はダウンロードした画像を表示部76に表示する。受信者は画像の読影を行い、入力部75を用いて診断報告を作成する。CPU71は診断報告を取得し、取得した診断報告をキャプチャ端末4へ送信する(ステップS85)。キャプチャ端末4は診断報告を受信する(ステップS86)。受信端末7のCPU71は診断報告の送信が完了したら、ダウンロードした画像を削除する(ステップS87)。キャプチャ端末4は診断報告の受信が完了したら、画像を削除する(ステップS88)。
なお、ステップS83からステップS87において、キャプチャ端末4と受信端末7との処理の進行に不整合が出ないようにするために、キャプチャ端末4は受信端末7から送信されたデータを受信した後、受領通知を受信端末7に送信してもよい。受信端末7は受領通知を受信してから、次のステップ(ステップS83、S85、S87)を実行する。
なお、受信端末7のCPU71は、ダウンロードした画像を表示部76に表示する際、所定の条件下において開封報告を画像サーバ6に送信するようにしてもよい。所定の条件下とは、ダウンロードした画像を表示部76に表示することであってもよいし、表示後に所定の時間経過後であってもよい。またダウンロードした画像を表示部76に表示する際に読影を開始することを知らせる読影ボタンを合わせて表示し、受信者が入力部75を用いて読影ボタンを押下した場合であってもよい。
図18から図22は所定条件下において開封報告を送信する手順例を示すフローチャートである。図18から図22は図17に示した手順の一部を変更するものである。図18について説明する。図17において、受信端末7のCPU71はステップS82を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS89)。CPU71は受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。受信端末7のCPU71は図17のステップS85以降を実行する。一方、キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS84)。当該形態においては、画像の受取情報を自動送信することで、読影開始時間を知らせることが、受信者の手を煩わせることなく可能となる。
図19について説明する。図17において、受信端末7のCPU71はステップS82を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS89)。CPU71は所定時間経過したか否かを判定する(ステップS90)。CPU71は所定時間経過していないと判定した場合(ステップS90でNO)、ステップS90を繰り返す。CPU71は所定時間経過したと判定した場合(ステップS90でYES)、CPU71は受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。受信端末7のCPU71は図10のステップS85以降を実行する。一方、キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS84)。当該形態においては、受取情報の自動送信に一定時間の閾値を設けることで、読影医の意図しない開封による自動送信を減らすことが可能となる。
図20について説明する。図17において、受信端末7のCPU71はステップS82を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS89)。CPU71は読影ボタンのクリックを検知する(ステップS91)。CPU71は受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。受信端末7のCPU71は図17のステップS85以降を実行する。一方、キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS84)。当該形態においては、読影開始を知らせるボタンを設けることで、読影医の意図しない開封による自動送信を減らすことが可能となる。
図21について説明する。図17において、受信端末7のCPU71はステップS82を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS89)。CPU71は読影ボタンのクリックを検知する(ステップS91)。CPU71は終了ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップS92)。CPU71は終了ボタンがクリックされていないと判定した場合(ステップS92でNO)、ステップS92を繰り返す。CPU71は終了ボタンがクリックされたと判定した場合(ステップS92でYES)、受取報告をキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。受信端末7のCPU71は図17のステップS85以降を実行する。一方、キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS84)。当該形態においては、読影開始を知らせるボタンを設けることで、読影医の意図しない開封による自動送信を減らすことが可能となる。また終了ボタンを設けることで、読影時間などの情報をキャプチャ端末4に伝えることが可能となる。
図22について説明する。図17において、受信端末7のCPU71はステップS82を実行後、画像ファイルが開封されたことを検知する(ステップS89)。CPU71は受取報告をキャプチャ端末4及び他のキャプチャ端末4に送信する(ステップS83)。受信端末7のCPU71は図17のステップS85以降を実行する。一方、キャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS84)。他のキャプチャ端末4は受取報告を受信する(ステップS93)。他のキャプチャ端末4は携帯電話機やスマートフォンなどの携帯通信端末が望ましい。キャプチャ端末4や他のキャプチャ端末4は受取報告を受信スマと音声やバイブレーションで知らせる。音声やバイブレーションは他の通知と異なる特有なものとすることが望ましい。当該形態においては、複数端末への自動送信を行うことで、キャプチャ端末4使用者への連絡を確実のものとすることが可能となる。また特殊音声を使用することも効果を増幅させる。
本実施の形態は、実施の形態1と同様な効果に加え、以下の効果を奏する。実施の形態1と比較して、画像サーバ6を必要としないため、構築コスト、運用コストを低めに抑えることが可能となる。
実施の形態3
本実施の形態は実施の形態1と同様、画像サーバ6を含む構成である。実施の形態1と異なるのは、画像サーバ6へのログイン操作を省いた点である。本実施の形態における画像送信システム100の構成は、図1に示した実施の形態1の構成と同様である。本実施の形態における画像送信システム100の構成の説明及び図示は省略する。画像キャプチャ1、表示端末2、キャプチャ端末4、認証サーバ5及び受信端末7のハードウェア構成も実施の形態1と同様であるので、説明及び図示は省略する。
本実施の形態における読影依頼から診断報告までの手順を説明する。図23及び図24は読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。以下の説明においては、図7から図10に示した実施の形態1のフローチャートと異なる点を主として説明する。
キャプチャ端末4でのキャプチャアプリを起動(ステップS101)から、VPN接続完了(ステップS107)を経て、キャプチャ画像を保存する(ステップS109)処理は、図7のステップS1からステップS9と同様であるから、説明を省略する。本実施の形態において、キャプチャ端末4がVPN接続に成功した場合、認証サーバ5は認証情報を発行する(ステップS110)。発行した認証情報は認証サーバ5の大容量記憶部54に記憶される。
キャプチャ端末4のCPU41は画像サーバ6に接続要求を行う(ステップS111)。画像サーバ6は認証サーバ5に対して、接続要求をしたキャプチャ端末4の認証情報を要求する(ステップS112)。認証サーバ5は接続要求をしたキャプチャ端末4の認証情報を画像サーバ6に送信する(ステップS113)。画像サーバ6は認証情報を受信したことにより、キャプチャ端末4の接続を許可する(ステップS114)。キャプチャ端末4はログインを完了する(ステップS115)。
キャプチャ端末4のCPU41がキャプチャした画像を画像サーバ6へアップロードする(ステップS116)処理から、受信端末7のVPN接続完了(図24のステップS127)までの処理は、図8のステップS15から図9のステップS26と同様であるから、説明を省略する。本実施の形態において、受信端末7がVPN接続に成功した場合、認証サーバ5は認証情報を発行する(ステップS128)。発行した認証情報は認証サーバ5の大容量記憶部54に記憶される。
受信端末7のVPN接続完了(ステップS127)後、CPU71は画像サーバ6に接続要求を行う(ステップS129)。画像サーバ6は認証サーバ5に対して、受信端末7に対する認証情報を要求する(ステップS130)。認証サーバ5はステップS128で発行した認証情報を画像サーバ6に送信する(ステップS131)。画像サーバ6は認証情報を受信したことをもって、受信端末7のログインを許可する(ステップS132)。受信端末7はログインを完了する(ステップS133)。受信端末7による画像のダウロード(ステップS134)からキャプチャ端末4の画像の削除(ステップS143)までの処理は、図10のステップS31からステップS40と同様であるから、説明を省略する。
なお、受信端末7のCPU71は、ダウンロードした画像を表示部76に表示する際、所定の条件下において開封報告を画像サーバ6に送信するようにしてもよい。具体的な処理は図11から図15を参照して説明した処理と同様であるから、説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態1と同様な効果に加え、以下の効果を奏する。本実施の形態では、送信者、受信者共に、VPN接続時にパスワードの入力が求められる。しかし、その後に画像サーバ6と接続する際には、パスワードを入力する必要がない。すなわち、本実施の形態では、いわゆるシングルサイオンが実現する。それにより、送信者及び受信者の利便性が向上する。
実施の形態4
本実施の形態は実施の形態1と同様、画像サーバ6を含む構成である。実施の形態1と異なるのは、認証サーバ5の機能が強化されている点である。具体的には、本実施の形態の認証サーバ5はVPNに接続中の端末を記憶する機能を有している。例えば、本実施の形態の認証サーバ5は、大容量記憶部54にVPN接続中の端末一覧を記憶している。そして、本実施の形態の認証サーバ5は、VPN接続している端末からの問い合わせに対し、他にVPN接続中の端末の一覧を回答することが可能である。本実施の形態における画像送信システム100の構成は、図1に示した実施の形態1の構成と同様である。本実施の形態における画像送信システム100の構成の説明及び図示は省略する。画像キャプチャ1、表示端末2、キャプチャ端末4、認証サーバ5及び受信端末7のハードウェア構成も実施の形態1と同様であるので、説明及び図示は省略する。
本実施の形態における読影依頼から診断報告までの手順を説明する。本実施の形態において、自宅などの医療機関外にいる読影医であって、緊急の読影診断が可能な読影医は、受信端末7をVPNに接続しておくものとする。図25、図26及び図27は読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。以下の説明においては、図7から図10に示した実施の形態1のフローチャートと異なる点を主として説明する。
緊急の読影診断が可能な読影医は、受信端末7を起動する(ステップS161)。その後のVPN接続認証(ステップS162)から、VPN接続の完了(ステップS166)は、図9のステップS22からステップS26と同様であるから、説明を省略する。
画像の送信が必要となった送信者は、表示端末2を起動する(ステップS167)。その後の画像の出力(ステップS168)から、VPN接続の完了(ステップS173)は、図7のステップS2からステップS7と同様であるから、説明を省略する。
キャプチャ端末4のCPU41は認証サーバ5に対して、接続中の端末を問い合わせる(ステップS174)。認証サーバ5のCPU51は各受信端末7へ問い合わせを行う(ステップS175)。この問い合わせは、例えば、ブロードキャストコマンドで行う。受信端末7のCPU71は認証サーバ5からの問い合わせに対して、応答する(ステップS176)。認証サーバ5は受信端末7からの応答を受けて、受信端末7が受信可能である旨をキャプチャ端末4に対して送信する(ステップS177)。キャプチャ端末4のCPU41はキャプチャアプリを起動する(ステップS178)。図26に移り、画像のキャプチャ(ステップS179)から、画像の保存(ステップS187)は、図7のステップS8から図8のステップS16と同様であるから、説明を省略する。同様に、キャプチャ端末4からのお知らせの送信(ステップS189)からビューワアプリの起動(図27のステップS191)は、図8のステップS18からステップS21と同様であるから、説明を省略する。続いて、画像サーバ6へ接続要求(ステップS192)から、キャプチャ端末4における画像の削除(ステップS205)は、図10のステップS27からステップS40と同様であるから、説明を省略する。
なお、ステップS177で複数の受信端末7から応答があった場合は、以下のようにする。認証サーバ5のCPU51は任意の受信端末7を選択し、選択した受信端末7のみが受信可能であるとして、その旨をキャプチャ端末4に送信する。ランダムで選択してもよいし、予め定めたアルゴリズムを使って選択してもよい。又は認証サーバ5のCPU51は応答のあったすべての受信端末7の情報をキャプチャ端末4に送信する。キャプチャ端末4のCPU41は応答のあった受信端末7の情報をすべて表示部46に表示する。送信者は入力部45により、画像の受信先とする受信端末7を選択し、お知らせの送信する(ステップS188)。この場合、各受信端末7のホスト名やユーザ名に基づき、各受信端末7を使用している読影医の氏名が表示されることが望ましい。さらにまた、画像の受信先とする受信端末7の選択を送信者の介在無しで、キャプチャ端末4のCPU41が行ってもよい。
なお、受信端末7のCPU71は、ダウンロードした画像を表示部76に表示する際、所定の条件下において開封報告を画像サーバ6に送信するようにしてもよい。具体的な処理は図11から図15を参照して説明した処理と同様であるから、説明を省略する。
本実施の形態は、実施の形態1と同様な効果に加え、以下の効果を奏する。画像の受信が可能になっている受信端末7に読影依頼を送信するので、迅速に読影診断を開始することが可能となる。
実際の形態5
本実施の形態は実施の形態1から4とは全体構成が大きく異なる。図28は画像送信システムの他の構成例を示す説明図である。画像送信システム100は画像キャプチャ1、表示端末2、医用情報システム3、キャプチャ端末4、受信端末7及びメッセンジャーサービス8を含む。図28に示すように、本実施の形態においては、認証サーバ5及び画像サーバ6が含まれていない。本実施の形態においては、メッセンジャーサービス8を利用する。
メッセンジャーサービス8は、ユーザ間でリアルタイムに短いメッセージ(インスタントメッセージ)をやりとりすることができるサービスである。特に、本実施の形態においては、ファイル送受信機能が含まれているものとする。また、キャプチャ端末4及び受信端末7はメッセンジャーサービス8用のアカウント情報を有している。さらに、キャプチャ端末4及び受信端末7は、キャプチャアプリケーションプログラム4P及びビューワアプリケーションプログラム7Pの機能をもつメッセンジャーアプリを備えているものとする。メッセンジャーアプリはメッセンジャーサービス8を利用するためのアプリケーションプログラムである。
上述の実施の形態と同様に、画像キャプチャ1、表示端末2、医用情報システム3及びキャプチャ端末4は医療機関内に設置された機器である。キャプチャ端末4及び受信端末7はネットワークN2を介して、メッセンジャーサービス8の利用が可能である。ここで、メッセンジャーサービス8は、ユーザ間でテキストメッセージを送受信可能なサービスである。メッセンジャーサービス8はメッセージに画像を貼付可能である。メッセンジャーサービス8は例えば、LINE(登録商標)、Facebook(登録商標) Messenger、Google(登録商標) ハングアウトである。
本実施の形態における読影依頼から診断報告までの手順を説明する。図29は読影依頼から診断報告までの手順の他の例を示すフローチャートである。自宅などの医療機関外にいる読影医であって、緊急の読影診断が可能な読影医は、受信端末7のメッセンジャーアプリを起動しておく(ステップS221)。送信者はキャプチャ端末4のメッセンジャーアプリを起動する(ステップS222)。送信者は受信者一覧より受信者を選択する。選択は受信者候補の一覧から選択する。一覧では、オンラインではない受信者候補は含めないことが望ましい。キャプチャ端末4のCPU41は受信者の選択を受け付ける(ステップS223)。CPU41は選択された受信者宛の読影依頼をメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS224)。メッセンジャーサービス8は読影依頼を受信し、それを受信者の受信端末7に送信する(ステップS225)。受信端末7のCPU71は読影依頼を受信し、表示部76に表示する(ステップS226)。読影医は依頼を確認し、入力部75を用いして依頼の承諾を入力し、CPU71は承諾を受け付け、送信者宛の承諾通知をメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS227)。メッセンジャーサービス8は承諾通知を受信し、キャプチャ端末4に送信する(ステップS228)。一方、送信者は表示端末2から画像キャプチャ1へ画像を出力するように操作する(ステップS229)。キャプチャ端末4のCPU41は承諾受信後、画像をキャプチャする(ステップS230)。キャプチャ端末4のCPU41は画像をメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS231)。メッセンジャーサービス8は画像を受信し、受信端末7へ送信する(ステップS232)。受信端末7のCPU71は画像を受信し、表示部76に表示する(ステップS233)。受信者である読影医は読影、診断を行い、診断報告を入力部75により入力する。受信端末7のCPU71は診断報告を受け付け、送信者宛でメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS234)。メッセンジャーサービス8は診断報告を受信し、キャプチャ端末4へ送信する(ステップS235)。キャプチャ端末4のCPU41は診断報告を受信し、表示部46に表示する(ステップS236)。送信者は診断報告が届いたことを確認し、受取報告の送信をキャプチャ端末4に指示する。キャプチャ端末4のCPU41は受取報告を受信宛でメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS237)。メッセンジャーサービス8は受取報告を受信し、受信端末7へ送信する(ステップS238)。受信端末7のCPU71は受取報告を受信する(ステップS239)。CPU71は画像を削除する(ステップS240)。キャプチャ端末4のCPU41は受取報告の送信後、画像を削除する(ステップS241)。
本実施の形態は、実施の形態1と同様な効果に奏する。それに加え、以下の効果を奏する。メッセンジャーサービス8を利用することにより、認証サーバ5及び画像サーバ6が不要となるので、構築コスト、運用コストの削減が可能となる。
なお、受信端末7のCPU71は、受信者である読影医が読影画像を確認したことを検出して、読影開始を知らせるメッセージを送信してもよい。
図30は読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。
図30は図29に示した手順の一部を変更するものである。図29において、受信端末7のCPU71は画像を受信し、受信者の操作により表示部76に表示する(ステップS233)。CPU71は読影開始のメッセージをメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS242)。メッセンジャーサービス8は読影開始のメッセージをキャプチャ端末4へ送信する(ステップS243)。キャプチャ端末4は読影開始のメッセージを受信する(ステップS244)。CPU71はステップS242の実行後、図29のステップS234以降を実行する。
図31は受信端末の画面例を示す説明図である。受信者が送信された画像を確認したことで、「読影を開始しました」とのメッセージが送信されている。頭蓋メッセージは、自動送信されたメッセージである。当該形態においては、メッセージを確認することで、読影開始を知らせるメッセージを自動送信することが可能となる。
図32は読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。図32は図30と同様、図29に示した手順の一部を変更するものである。図29において、受信端末7のCPU71は画像を受信し、受信者の操作により表示部76に表示する(ステップS233)。CPU71は画像の詳細を確認するために、受信者が画像をタッチしたことを検知する(ステップS245)。CPU71は読影開始のメッセージをメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS242)。メッセンジャーサービス8は読影開始のメッセージをキャプチャ端末4へ送信する(ステップS243)。キャプチャ端末4は読影開始のメッセージを受信する(ステップS244)。CPU71はステップS242の実行後、図29のステップS234以降を実行する。
図33は受信端末又はキャプチャ端末の画面例を示す説明図である。図33Aは受信者が画像の受信を確認した状態である。図33Bは受信者が画像にタッチして、画像331の内容を確認した状態である。図33Cは受信者が画像をタッチした後のキャプチャ端末4の画面例である。読影開始メッセージ332が送信されたことを示している。当該形態においては、受信者が画像をタッチするまで、読影開始メッセージを送信しない。そのため、受信者である読影医の意図しないメッセージ送信を防止することが可能となる。
図34は読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。図34は図30と同様、図29に示した手順の一部を変更するものである。図29において、受信端末7のCPU71は画像を受信し、受信者の操作により表示部76に表示する(ステップS233)。CPU71は画像の詳細を確認するために、受信者が画像をタッチしたことを検知する(ステップS245)。CPU71は受信者が開始ボタンをクリックしたことを検知する(ステップS246)。CPU71は読影開始のメッセージをメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS242)。メッセンジャーサービス8は読影開始のメッセージをキャプチャ端末4へ送信する(ステップS243)。キャプチャ端末4は読影開始のメッセージを受信する(ステップS244)。CPU71はステップS242の実行後、図29のステップS234以降を実行する。
図35は受信端末又はキャプチャ端末の画面例を示す説明図である。図35Aは受信者が画像の受信を確認した状態である。図35Bは受信者が画像にタッチして、画像351の内容を確認した状態である。図33Cは受信者が開始ボタン352をクリックした後のキャプチャ端末4の画面例である。読影開始メッセージ353が送信されたことを示している。当該形態においては、受信者が画像をタッチした後、開始ボタンをクリックしないと、読影開始メッセージを送信しない。そのため、受信者である読影医の意図しないメッセージ送信を防止することが可能となる。
図36は読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。図36は図30と同様、図29に示した手順の一部を変更するものである。図29において、受信端末7のCPU71は画像を受信し、受信者の操作により表示部76に表示する(ステップS233)。CPU71は画像の詳細を確認するために、受信者が画像をタッチしたことを検知する(ステップS245)。CPU71は読影開始のメッセージをメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS242)。メッセンジャーサービス8は読影開始のメッセージをキャプチャ端末4へ送信する(ステップS243)。キャプチャ端末4は読影開始のメッセージを受信する(ステップS244)。キャプチャ端末4のCPU41は読影医連絡画面の選択をロックする(ステップS247)。読影医連絡画面は読影依頼の送信先候補となる読影医を一覧表示する画面である。当該画面を用いて、送信先の読影医を選択する。CPU71はステップS242の実行後、診断報告を受け付け、受け付けた診断報告をメッセンジャーサービス8に送信する(ステップS234)。メッセンジャーサービス8は診断報告受信し、受信した診断報告をキャプチャ端末4へ送信する(ステップS235)。キャプチャ端末4は診断報告受信する(ステップS236)。キャプチャ端末4のCPU41は読影医連絡画面のロックを解除する(ステップS248)。キャプチャ端末4のCPU41はステップS248の実行後、図29のステップS237以降を実行する。
図37はキャプチャ端末4に表示される読影医連絡画面の例を示す説明図である。図37Aは通常の読影医連絡画面の例を示す。図37Aに示す例では、読影依頼の送信先候補である読影医として、読影医Aから読影医Dが表示されている。ここでは、例えば読影医Bに読影依頼したとする。図37Bはロックされた読影医連絡画面の例を示す。ここで、読影依頼を受信した読影医Bは読影医を開始しているので、その旨と画面をロックしていることを表示している。当該形態においては、キャプチャ端末4使用者の複数の読影医への依頼メッセージ送信を防止することが可能となる。
図38は読影開始を知らせるメッセージを送信する手順例を示すフローチャートである。図36は図30と同様、図29に示した手順の一部を変更するものである。図38は図36に示したフローを変更するものである。図38に示す内容のうち図36と共通する部分は説明を省略する。図38のフローは読影依頼を複数の医師に送信した場合の処理を示す。ここでは、読影医Aから読影医Dに読影依頼を行い、読影医Bから読影開始のメッセージが送られたものとする。読影医Aから読影医Dが使用する端末をそれぞれ、受信端末7A、7B、7C、7Dとする。
メッセンジャーサービス8は読影医B使用の受信端末7Bより読影開始のメッセージを受信後、読影開始のメッセージをキャプチャ端末4及び受信端末7B以外の受信端末7A、7C、7Dへ送信する(ステップS243)。キャプチャ端末4は読影開始のメッセージを受信する(ステップS244)。キャプチャ端末4のCPU41は読影医連絡画面の選択をロックする(ステップS247)。受信端末7A、7C、7Dは読影開始のメッセージを受信する(ステップS249)。受信端末7A、7C、7Dは画面をロックする(ステップS250)。その後、メッセンジャーサービス8は受信端末7Bから診断報告受信し、受信した診断報告をキャプチャ端末4及び受信端末7B以外の受信端末7A、7C、7Dへ送信する(ステップS235)。キャプチャ端末4は診断報告受信する(ステップS236)。キャプチャ端末4のCPU41は読影医連絡画面のロックを解除する(ステップS248)。キャプチャ端末4のCPU41はステップS248の実行後、図29のステップS237以降を実行する。受信端末7A、7C、7Dは診断報告受信する(ステップS251)。受信端末7A、7C、7Dは読影医連絡画面のロックを解除する(ステップS252)。
図39は受信端末の画面例を示す説明図である。図39Aは読影依頼が送信された後の画面例である。図39Bは読影医Bが読影を開始したことを示す、受信端末Bの画面例である。図39Cは読影医Bが使用する受信端末7B以外の受信端末7A、7C、7Dの画面例である。読影医Bが読影を開始したこと、そのため画面がロックされていることを示している。当該形態においては、キャプチャ端末4使用者の複数の読影医への依頼メッセージ送信を防止することが可能となる。当該形態においては、所見を複数の読影医が同時に書くことを防止することが可能となる。
なお、利用するメッセンジャーサービス8はセキュア通信を行えるものが望ましい。また、メッセンジャーアプリに画像の暗号化及び復号化の機能を設けてもよい。キャプチャ端末4から暗号化した画像を送信し、受信端末7で画像を復号化する。これにより、利用するメッセンジャーサービス8がセキュア通信を行えない場合であっても、画像の漏洩リスクを低減することが可能となる。
変形例
本変形例は表示端末2が出力している画像をキャプチャ端末4でキャプチャする際にキャプチャする範囲を指定可能とするものである。図40はキャプチャ端末4の表示部46に表示した表示端末2の出力画像の例を示す説明図である。出力画像には既にキャプチャ端末4で保存した出力画像のサムネイル画像が表示されるサムネイル領域461と表示端末2の出力画像を表示する医用画像領域462が含まれている。医用画像領域462に表示される出力画像には撮影画像4622に加えて患者属性4621とを含んでいることがある。患者属性4621は例えば、患者の氏名、性別、年齢である。463は入力部45の一例であるマウスポインタなどのポイティングデバイスの位置を示すものである。464はポイティングデバイスでの選択範囲を示す表示である。図40に示すように、入力部45の一例であるポイティングデバイスにより、患者属性4621を除いた範囲を指定して、図示しないキャプチャボタンを押下することにより出力画像の一部をキャプチャする。また、キャプチャボタンを押下することにより、ポインティングデバイスによる指定をすることなく、画像認識により所定の条件下(例えば患者属性に関わる情報を含む領域という条件)に基づく画像を含まない出力画像の一部をキャプチャしてもよい。受信端末7に送信する画像に患者属性4621を含めないことにより、画像が漏洩した場合の情報量を減らすと共に、画像が悪用されるリスクを低減することが可能となる。医用画像や患者の属性などを含めた情報を医用情報という。
当該変形例は上述の実施の形態1から5のいずれにも適用可能である。なお、キャプチャする範囲から患者属性4621を除くとしたが、読影、診断に必要とする属性は含めてもよい。例えば、患者の氏名は含めないが、性別、年齢は含めてもよい。又は必要とする属性は画像に含めないが、別途、電話等で送信者から受信者に伝達してもよい。手段を変えることにより、撮影画像と患者属性4621とが同時に漏洩するリスクを低減することが可能となる。
なお、画像キャプチャ1はキャプチャ端末4に内蔵可能な拡張ボードとしてもよい。拡張ボードは例えば、AGP(Accelerated Graphics Port)やPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに挿して使うボードである。
表示端末2が本体とディスプレイとを含むデスクトップPCの場合、本体とディスプレイとの間に画像キャプチャ1を接続してもよい。この場合、画像キャプチャ1はディスプレイに対しては、本体からの画像信号をそのまま出力する。画像キャプチャ1はキャプチャ端末4に対しては、キャプチャして生成した画像を出力する。
また、画像キャプチャ1とキャプチャ端末4とが担う機能をカメラ内蔵のスマートフォンで実現してもよい。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 画像送信システム
1 画像キャプチャ(キャプチャデバイス)
11 CPU
12 ROM
13 入力部
14 記憶部
15 出力部
1P 制御プログラム
2 表示端末(第1端末)
4 キャプチャ端末(第2端末)
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 大容量記憶部
45 入力部
46 表示部
47 通信部
48 外部入力部
4P キャプチャアプリケーションプログラム
5 認証サーバ
6 画像サーバ
7 受信端末(第3端末)
8 メッセンジャーサービス
B バス

Claims (16)

  1. 医用画像を含む医用情報を外部ネットワークに接続されない第1端末にて表示するようにし、
    前記第1端末にて表示するようにされている前記医用画像を含む医用情報をキャプチャしたキャプチャ画像を生成し外部ネットワークに接続される第2端末に保存し、
    前記第2端末から外部ネットワークに接続される第3端末に前記キャプチャ画像を送信する
    ことを特徴とする画像送信方法。
  2. 画像を生成するキャプチャデバイスを前記第1端末と前記第2端末とに接続し、
    前記キャプチャデバイスにより前記キャプチャ画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像送信方法。
  3. 前記第2端末は、仮想私設通信網に接続を行い、
    該仮想私設通信網を介して前記第3端末に前記キャプチャ画像を送信する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像送信方法。
  4. 前記第2端末は、前記仮想私設通信網に接続する際に、認証サーバの認証を受ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像送信方法。
  5. 前記第3端末は、前記キャプチャ画像の受信が完了した場合、前記第2端末に受取通知を送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像送信方法。
  6. 前記キャプチャ画像は前記第1端末にて表示するようにされている前記医用情報の一部であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像送信方法。
  7. 医用画像を含む医用情報を表示するようにする表示部を有する外部ネットワークに接続されない第1端末と、
    前記第1端末にて表示するようにされている前記医用画像を含む医用情報をキャプチャしたキャプチャ画像を生成する生成部を有するキャプチャデバイスと、
    前記キャプチャデバイスが生成した前記キャプチャ画像を取得する画像取得部、前記外部ネットワークに接続する通信部、及び前記外部ネットワークに接続された第3端末に前記通信部を介して前記キャプチャ画像を出力する出力部を有する第2端末と
    を備えることを特徴とする画像キャプチャシステム。
  8. 前記第2端末から前記第3端末に送信された前記キャプチャ画像を受信する受信部、
    受信した前記キャプチャ画像を記憶する記憶部、
    前記第3端末に前記キャプチャ画像の受信を通知する通知部、及び
    前記通知部による通知後に、接続を確立した前記第3端末へ前記キャプチャ画像を送信する送信部を有する画像サーバ
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像キャプチャシステム。
  9. 前記第2端末及び前記第3端末が仮想私設通信網に接続する際に認証を行う認証サーバ
    を備えることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像キャプチャシステム。
  10. 前記第2端末は所定の条件下において前記第3端末から前記キャプチャ画像を開封したことを示す開封報告を受信する
    ことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかの1項に記載の画像キャプチャシステム。
  11. 前記第2端末と共に、前記開封報告を受信する第4端末を備える
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像キャプチャシステム。
  12. 前記第2端末はメッセンジャーサービスにより前記キャプチャ画像を送信し、
    前記第3端末は前記メッセンジャーサービスにより前記キャプチャ画像を受信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像キャプチャシステム。
  13. 前記第3端末は所定の条件下において開封報告を前記メッセンジャーサービスを介して、前記第2端末に送信する
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像キャプチャシステム。
  14. 前記第3端末は前記キャプチャ画像の開封後に操作をロックする信号を前記メッセンジャーサービスを介して前記第2端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の画像キャプチャシステム。
  15. 前記第2端末は前記キャプチャ画像を複数の前記第3端末へ送信し、
    複数の前記第3端末中で一の端末が前記開封報告を前記メッセンジャーサービスに送信した場合、
    前記メッセンジャーサービスは前記開封報告を前記第2端末及び複数の前記第3端末中の他の端末に前記開封報告を送信し、
    前記開封報告を受信した複数の前記第3端末中の他の端末は操作がロックされる
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像キャプチャシステム。
  16. 外部ネットワークに接続されないサーバから取得した医用画像を含む医用情報を表示する前記外部ネットワークに接続されない一端末から、前記医用画像を含む医用情報をキャプチャしたキャプチャ画像を生成し、
    生成した前記キャプチャ画像を前記外部ネットワークに接続される他端末へ送信する
    ことをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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