JP2019184855A - 画像形成装置及びヤレ検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像読取装置によりヤレ検出を行う場合に、検知する汚れのサイズや階調の組み合わせから、適切な判定パラメータが選択されるようにする。【解決手段】記録媒体上にヤレ検出用チャートを形成する画像形成部20と、ヤレ検出用チャートを読み取る画像読取部30とを備え、読取画像とヤレ検出用チャートデータとを比較してヤレ検出を行う画像検査部は、複数の判定パラメータに基づいてヤレ検出を行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、検出正解率が所定率以上、又は、誤検知数が所定数以下となる判定パラメータが選択されるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びヤレ検出方法に関し、より詳しくは、画像読取装置によりヤレ検出を行う場合に、検知する汚れのサイズや階調の組み合わせから、適切な判定パラメータを選択することができる画像形成装置及びヤレ検出方法に関する。
従来、一定の紙質の検査用転写紙に基準パターンを形成して、この基準パターンの画質を検査するようにした画像形成装置が知られている(特許文献1)。
また、生成した印刷物上の画像を読み取った画像データと、印刷物を生成するための元の画像データとを比較して、印刷物上の画像における欠陥の有無の判定(欠陥判定処理)を行う画像検査装置を備えた画像形成装置が知られている(特許文献2)。
特開平04−000453 特開2013−216076
画像形成装置においては、画像検査の結果に基づいて画質補正を行っても画像の不良や位置ずれなどが発生する場合がある。このような場合には、記録媒体(用紙)自体が有するヤレ(異物、汚れ、キズ等)が原因で画像の異常が発生している可能性がある。したがって、このような場合には、記録媒体(用紙)のヤレ検出を行う必要がある。
ヤレ検出は、記録媒体上の汚れやキズを画像読取装置(ICCU等)により読み取ってスキャン画像を生成し、このスキャン画像上の異物や汚れ、キズ等の像を検知することによって行う。このようなヤレ検出においては、ヤレとして検知するべき異物や汚れ、キズ等のサイズや濃淡のレベルを定める適切な判定パラメータが、記録媒体の種類(紙種)ごとに異なるという問題がある。
ヤレとして検知するべき汚れ等の大きさや濃淡が、紙種によってそれぞれ異なるため、従来のヤレ検出においては、誤検知が生じる虞があった。すなわち、検知レベルの向上に応じた判定パラメータが設定されることにより、記録媒体に元々ある汚れや濃淡までがヤレとして検知されてしまい、実際には使用可能なレベルの記録媒体が使用不可能と判定されてしまうという問題があった。
このような誤検知が生ずると、使用可能な記録媒体が廃棄されてしまい、記録媒体の無駄が生ずる。記録媒体の無駄をなくすには、使用不可能と判定された記録媒体の中から、使用可能な記録媒体を拾い出すための再検査をしなければならず、煩雑である。
そこで本発明の課題は、画像読取装置によりヤレ検出を行う場合に、検知する汚れのサイズや階調の組み合わせから、適切な判定パラメータを選択することができる画像形成装置及びヤレ検出方法を提供することにある。
さらに本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
本発明の前記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.
記録媒体上に、ヤレ検出用チャートデータに基づいてヤレ検出用チャートを形成する画像形成部と、
前記ヤレ検出用チャートを読み取り、スキャン画像を生成する画像読取部と、
前記スキャン画像と前記ヤレ検出用チャートデータとを比較してヤレ検出を行う画像検査部とを備え、
前記画像検査部は、複数の判定パラメータに基づいてヤレ検出を行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、前記検出正解率が所定率以上、又は、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータが選択されるようにすることを特徴とする画像形成装置。
2.
前記検出正解率及び前記誤検知数を表示する表示手段と、
前記判定パラメータを選択する選択手段と
を備えることを特徴とする前記1記載の画像形成装置。
3.
前記検出正解率が所定率以上、かつ、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とする前記1又は2記載の画像形成装置。
4.
前記判定パラメータは、前記記録媒体の汚れのサイズ及び濃淡に対応するものであることを特徴とする前記1、2又は3記載の画像形成装置。
5.
前記判定パラメータは、基準記録媒体から算出された判定パラメータに、各種記録媒体から算出された判定パラメータとの差分情報を加えて設定されたものであることを特徴とする前記1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
6.
前記差分情報は、前記基準記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータと、前記各種記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータとの差分情報であることを特徴とする前記5記載の画像形成装置。
7.
記録媒体上に、ヤレ検出用チャートデータに基づいてヤレ検出用チャートを形成し、
前記ヤレ検出用チャートを読み取り、スキャン画像を生成し、
前記スキャン画像と前記ヤレ検出用チャートデータとを比較してヤレ検出を行い、
前記ヤレ検出は、複数の判定パラメータに基づいて行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、前記検出正解率が所定率以上、又は、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とするヤレ検出方法。
8.
前記検出正解率及び前記誤検知数を表示することを特徴とする前記7記載のヤレ検出方法。
9.
前記検出正解率が所定率以上、かつ、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とする前記7又は8記載のヤレ検出方法。
10.
前記判定パラメータは、前記記録媒体の汚れのサイズ及び濃淡に対応するものであることを特徴とする前記7、8又は9記載のヤレ検出方法。
11.
前記判定パラメータは、基準記録媒体から算出された判定パラメータに、各種記録媒体から算出された判定パラメータとの差分情報を加えて設定されたものであることを特徴とする前記7〜10の何れかに記載のヤレ検出方法。
12.
前記差分情報は、前記基準記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータと、前記各種記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータとの差分情報であることを特徴とする前記11記載のヤレ検出方法。
本発明によれば、画像読取装置によりヤレ検出を行う場合に、検知する汚れのサイズや階調の組み合わせから、適切な判定パラメータを選択することができる画像形成装置及びヤレ検出方法を提供することができる。
本発明の実施形態の画像形成装置を示す概略側面図 前記画像形成装置の構成を示すブロック図 前記画像形成装置の制御部の機能を示すブロック図 ヤレ検出用チャートの一例を示す図 前記画像形成装置における基準判定パラメータの選択を示すフローチャート 前記画像形成装置における差分情報の作成を示すフローチャート 前記画像形成装置における差分情報を用いた判定パラメータの生成を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明のヤレ検出方法は、本発明の画像形成装置によって実行される。
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置を示す概略側面図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図1に示すように、記録媒体上に画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20を経た記録媒体を読み取ってスキャン画像を生成する画像読取部(インラインセンサ)30とを備えている。
画像形成部20は、各色用の4つの感光体21、無端状の転写ベルト22、転写ローラ23、定着器24及び記録媒体供給部(用紙トレイ)25を備えている。4つの感光体21は、転写ベルト22のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各感光体21は、形成する画像の色が異なるだけで構成は同じである。
画像形成時、各感光体21は、帯電し、原稿画像に基づく光束により走査されて、静電潜像を形成する。静電潜像にトナー等の色材を供給して現像すると画像が形成される。4つの感光体21によりそれぞれ形成された画像は、転写ベルト22に順次重ねて転写(1次転写)される。この転写により、転写ベルト22上には、各色からなる画像が形成される。なお、1次転写後、感光体21上に残留する色材は除去される。
画像形成部20には、搬送機構26により、記録媒体供給部25から記録媒体(用紙)が給紙される。搬送された記録媒体には、転写ローラ23により転写ベルト22が密着され、この転写ベルト22から画像が転写(2次転写)される。2次転写された画像は、定着器24により記録媒体が加熱及び加圧されることにより、記録媒体に定着される。なお、記録媒体の両面に画像を形成する場合には、表面画像が形成された記録媒体の表裏を反転させた後、再度転写ローラ23により転写ベルト22に密着させ、裏面画像を形成する。
画像読取部30は、画像形成部20において画像が形成された記録媒体面を読み取り、例えばビットマップ形式のスキャン画像を生成する。なお、画像読取部30は、記録媒体の両面を読み取るようにしてもよい。画像読取部30としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたインラインセンサやエリアセンサ等を用いることができる。
画像形成装置10は、画像取込部(スキャナ)17及び表示部14を備えている。画像取込部17は、プラテン(原稿台)17a、スキャナ17b及び自動原稿送り装置(ADF:auto document feeder:オートドキュメントフィーダ)17c等を有して構成され、プラテン17a上にセットされた原稿面を読み取り、例えばビットマップ形式の原画像を生成する。スキャナ17bは、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor:コンタクト・イメージセンサ)等により構成されている。スキャナ17bは、原稿の両面を読み取るものであってもよい。なお、原稿の両面を読み取るスキャナは、自動原稿送り装置17c内に設けられる。
画像取込部17により生成された原画像は、各画素がR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有する。この原画像は、図示しない色変換部によって、C、M、Y及びKの4色の画素値を有する原画像に色変換される。
表示部14は、後述する制御部により制御されて、操作画面やその他種々の情報を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)、OELD(Organic Electro Luminescence Display有機エレクトロルミネッセンス表示装置)等を用いることができる。
図2は、前記画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、図2に示すように、制御部11を有し、この制御部11に、画像取込部17及び画像読取部30の他、画像形成装置10の各部が接続されて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、メモリ(RAM:Random Access Memory)12等を備えて構成され、メモリ12から各種プログラムを読み出してCPU11aにおいて実行することにより、各部を制御する。CPU11a及びメモリ12には、画像取込部17及び画像読取部30から、原画像及びスキャン画像が、ASIC(application specific integrated circuit:特定用途向け集積回路)13を介して入力される。例えば、制御部11は、画像取込部17により生成されたビットマップ形式の原画像を画像処理し、画像処理後の原画像に基づいて、画像形成部20により記録媒体上に原稿画像を形成させる。制御部11における画像処理は、例えば、画像の回転、拡大、縮小、ページ番号の付加、ページ集約等のレイアウト処理、細線化処理、濃度補正処理、疑似的に中間調を再現する中間調処理等である。
メモリ12は、原画像、スキャン画像、CPU11aにより読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶する。メモリ12としては、ハードディスク等の大容量メモリも併用することができる。
制御部11には、図示しない操作部から、ユーザの操作に応じた操作信号が入力される。操作部としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
図3は、前記画像形成装置の制御部の機能を示すブロック図である。
制御部11のCPU11aは、図3に示すように、状態管理部11b、印画制御部20a、スキャナ制御部17d、ILS(In-Line Sensor:インラインセンサ)制御部30a及びILS解析部30bの機能を有している。状態管理部11bは、印画制御部20aを介して画像形成部20を制御する。また、状態管理部11bは、スキャナ制御部17dを介して画像取込部17を制御する。さらに、状態管理部11bは、ILS制御部30aを介して画像読取部30を制御する。ILS制御部30aには、ILS解析部30bが接続されている。また、状態管理部11bは、表示部14を制御する。
図4は、ヤレ検出用チャートの一例を示す図である。
制御部11はまた、画像検査部の機能を有し、画像読取部30により生成されたスキャン画像とヤレ検出用チャートデータとを比較することにより、スキャン画像中のヤレを検出する。スキャン画像は、図4に示すように、ヤレ検出用チャートデータに基づいて記録媒体上に形成されたヤレ検出用チャート40を画像読取部30により読取って生成されたものである。ヤレ検出用チャートデータとしては、汚れのレベル(大きさ及び濃度)が段階的に異なる複数の汚れのサンプル画像40a、40b、40c・・・を含むヤレ検出用チャート40を記録媒体上に形成するデータが好ましい。なお、図4は、ヤレ検出用チャート40が形成されたエンボス紙のスキャン画像であり、サンプル画像40a、40b、40c・・・以外の像41は、エンボス紙の凹凸が検知されたものである。このような像41は、ヤレ検出用チャートデータには含まれない。
ヤレ検出用チャート40におけるサンプル画像40a、40b、40c・・・は、制御部11が検知できるすべてのレベルの汚れのサンプル画像、すなわち制御部11が使用する複数の判定パラメータのうち、最もヤレを検知しやすい判定パラメータを用いて検知できる汚れのサンプル画像である。汚れの大きさや濃度、背景とのコントラストが大きいほど、汚れが目立ちやすくなる。
判定パラメータは、どの大きさ(差渡し径、又は面積)以上の汚れをヤレと判定するか、また、どの濃度や階調以上の汚れをヤレと判定するかという閾値を定めるものである。
制御部11は、複数の判定パラメータに基づいてヤレ検出を行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、検出正解率が所定率以上、又は、誤検知数が所定数以下となる判定パラメータが選択されるようにする。制御部11は、複数の推奨判定パラメータから、最適の判定パラメータが選択されるようにする。図4に示したヤレ検出用チャート40を用いてヤレ検出を行う場合には、判定パラメータは、記録媒体の汚れのサイズ及び濃淡に対応するものである。
ヤレの検出正解率とは、ヤレ検出用チャート40のスキャン画像において、何らかの異常な像の数に対するヤレとして正しく検知した像の数の割合である。何らかの異常な像には、サンプル画像40a、40b、40c・・・のみならず、記録媒体上の実際の汚れや凹凸も含まれる。異常な像の全てがヤレとして正しく検知されれば検出正解率は100%であり、異常な像の一部がヤレと検知されなければ検出正解率は100%未満となる。さらに、検知された像から誤検知数を差し引いたものが正解数である。誤検知数とは、ヤレとして検知するべきでない像をヤレとして検知してしまった数である。以下の〔表1〕に示すように、ヤレとして検知した像の中に誤検知のものが含まれているので、検出正解率が100%未満であっても誤検知数が0とはならない。検出正解率が高くなる(100%に近づく)ほど、誤検知数も多くなる。
制御部11は、表示手段14により、検出正解率及び誤検知数を表示する。この画像形成装置10のユーザは、表示手段14の表示に基づいて、選択手段となる操作部により、判定パラメータを選択することができる。このとき、検出正解率が所定率以上、かつ、誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することもできる。また、検出正解率の下限(例えば80%以上)及び誤検知数の上限(例えば10個未満)を予め設定しておき、この設定に適合する判定パラメータ(〔表1〕中のレベル2)があったときに自動的に選択されるようにしてもよい。
ところで、検知する汚れの大きさや濃度、階調は、記録媒体の種類(紙質や表面形状)によって異なる特徴を有している。例えば、封筒は、厚みによって影が入ってくるので、階調の閾値を大きくすることが好ましい。再生紙は、小さな黒点が多く存在するので、これらより大きい黒点を閾値とすることが好ましい。また、エンボス紙は、表面の凹凸が大きな薄い汚れに見えてしまうので、これより小さく濃い汚れを閾値とすることが好ましい。これらを解決するように、記録媒体の種類によって、検知する汚れの大きさや濃度、階調の組み合わせが最適な閾値となる判定パラメータを選択する。
判定パラメータは、例えばエンボス紙に推奨の基本判定パラメータ(汚れは小、濃淡は濃い)をまずは用いて、その判定パラメータから「汚れ重視」、「濃淡重視」、「推奨のまま」の合計3つのレベルの判定パラメータを作成する。作成した判定パラメータを用いて、エンボス紙に形成したヤレ検出用チャート40のスキャン画像を検査した結果が〔表1〕に示したものである。
検出正解率が設定値より高くなり誤検知数が設定数より少なくなる判定パラメータがあれば、前述したように、自動的に判定パラメータを選択することができる。判定パラメータが適切に選択されることにより、使用可能な記録媒体が廃棄されてしまうことがなく、記録媒体の無駄を防止できる。また、使用不可能と判定された記録媒体の中から、使用可能な記録媒体を拾い出すための再検査をする必要がない。
ただし、記録媒体が白紙ではない紙種の場合には、〔表1〕に示すように、検出正解率と誤検知数とが相反することが多く、それぞれが一長一短であるため、判定パラメータの選択は、ユーザに委ねることが好ましい。例えば、記録媒体の無駄(使用可能な記録媒体を廃棄してしまうこと)があったとしても、高画質を求める場合には、検知レベルの高い判定パラメータを選択し、低画質であっても記録媒体の無駄をなくしたい場合には、検知レベルの低い判定パラメータを選択することができる。
なお、判定パラメータは、〔表1〕に示すものに限定されず、ヤレ検出正解率及び誤検知数をそれぞれ個別に設定した判定パラメータを選択することができる。
また、判定パラメータは、基準となる記録媒体から算出された判定パラメータに、各種記録媒体から算出された判定パラメータとの差分情報を加えて作成することもできる。例えば、普通紙について検出正解率に基づいて判定パラメータを選択し、これを画像形成装置10の基準判定パラメータとしておく。基準判定パラメータの選択は、例えば工場出荷時に行っておく。この基準判定パラメータをベースにして、記録媒体の種類ごとの差分情報を予めメモリ12に保持させておき、この差分情報を使用する記録媒体の種類に応じて基準判定パラメータに加えれば、使用する記録媒体の種類に応じた判定パラメータが生成される。これにより、出荷先(客先)においては、記録媒体の種類ごとにヤレ検出用チャート40を出力して判定パラメータを選択する操作が不要になる。
なお、記録媒体の種類ごとの基準となる判定パラメータは、各記録媒体の種類において画像形成をしない状態でヤレ検出正解率が0%となる判定パラメータを採用する。また、差分情報は、基準となる記録媒体に画像形成をしない状態で誤検知数が0となる判定パラメータと、各種記録媒体に画像形成をしない状態で誤検知数が0となる判定パラメータとの差分情報である。
図5は、前記画像形成装置における基準判定パラメータの選択を示すフローチャートである。
基準判定パラメータの選択の手順は、図5に示すように、ステップst51でスタートすると、ステップst52で、特定紙種Aの判定パラメータを3種類作成する。例えば、予め保持している紙種A用標準判定パラメータ(レベル1)と、汚れ重視の判定パラメータ(レベル2)と、濃淡重視の判定パラメータ(レベル3)とを作成する。
ステップst53で、記録媒体(特定紙種A)にヤレ検出用チャート40を出力し、ステップst54で、画像読取部30でヤレ検出用チャート40のスキャン画像を読取る。
ステップst55で、スキャン画像について判定パラメータを用いてヤレ検出を行い、複数の判定パラメータが選択可能であればステップst56に進み、判定パラメータが一意に選択できればその判定パラメータを選択してステップst57に進む。
ステップst56では、ヤレの検出正解率及び誤検知数を表示部14により表示し、操作部による判定パラメータの選択又は判定パラメータの変更の指示を待つ。判定パラメータが選択された場合にはステップst57に進み、判定パラメータの変更が指示された場合には判定パラメータを変更してステップst55に戻る。
ステップst57では、特定紙種Aに対する基準判定パラメータとしてメモリ12に保存し、ステップst58に進んで終了する。
図6は、前記画像形成装置における差分情報の作成を示すフローチャートである。
差分情報の作成の手順は、図6に示すように、ステップst61でスタートすると、ステップst62で、特定紙種Bの判定パラメータを3種類作成する。例えば、予め保持している紙種B用標準判定パラメータ(レベル1)と、汚れ重視の判定パラメータ(レベル2)と、濃淡重視の判定パラメータ(レベル3)とを作成する。
ステップst63で、記録媒体(特定紙種B)を画像形成しない状態(白紙)で出力し、ステップst64で、画像読取部30でスキャン画像を読取る。
ステップst65で、スキャン画像について判定パラメータを用いてヤレ検出を行い、誤検知があればステップst66に進み、誤検知がなければステップst67に進む。
ステップst66では、汚れの大きさ及び濃度の検知レベルを緩和した判定パラメータに変更し、ステップst65に戻る。
ステップst67では、予め設定されているこの画像形成装置10の普通紙用判定パラメータとの差分情報を求め、紙種Bの差分情報としてメモリ12に保存し、ステップst68に進んで終了する。
図7は、前記画像形成装置における差分情報を用いた判定パラメータの生成を示すフローチャートである。
差分情報を用いた判定パラメータの生成の手順は、図7に示すように、ステップst71でスタートすると、ステップst72で、普通紙用の判定パラメータを3種類作成する。例えば、予め保持している普通紙用の標準判定パラメータ(レベル1)と、汚れ重視の判定パラメータ(レベル2)と、濃淡重視の判定パラメータ(レベル3)とを作成する。
ステップst73で、記録媒体(普通紙)にヤレ検出用チャート40を出力し、ステップst74で、画像読取部30でヤレ検出用チャート40のスキャン画像を読取る。
ステップst75で、スキャン画像について判定パラメータを用いてヤレ検出を行い、複数の判定パラメータが選択可能であればステップst76に進み、判定パラメータが一意に選択できればその判定パラメータを選択してステップst77に進む。
ステップst76では、ヤレの検出正解率及び誤検知数を表示部14により表示し、操作部による判定パラメータの選択又は判定パラメータの変更の指示を待つ。判定パラメータが選択された場合にはステップst77に進み、判定パラメータの変更が指示された場合には判定パラメータを変更してステップst75に戻る。
ステップst77では、選択された判定パラメータに、予め作成された全紙種の判定パラメータの差分情報を加えて、全紙種用の判定パラメータを作成してメモリ12に保存し、ステップst78に進んで終了する。
なお、すでに判定パラメータが設定されている状態で設定の初期化を行う場合には、ヤレ検出用チャート40中の各サンプル画像40a、40b、40c・・・のうち、現在設定されている判定パラメータにより検出できるサンプル画像40a、40b、40c・・・を示すマーク等の画像を表示することが好ましい。これにより、ユーザが各判定パラメータを比較評価することができる。
また、ヤレ検出用チャート40とともに判定パラメータにより検出できるヤレの境界を表すカーソルを表示部14により表示し、操作部によりこのカーソルを操作してヤレ検出用チャート40中の各ヤレのサンプル画像40a、40b、40c・・・間を移動させて、各サンプル画像40a、40b、40c・・・を検出対象となる画像と検出対象ではない画像に分類することにより、ユーザの評価が入力できるようにしてもよい。
制御部11は、選択された判定パラメータをメモリ12に保存する。制御部11は、選択された判定パラメータを、画像の形成に用いた記録媒体の種類、画像の形成の依頼者及びヤレの検出結果の評価者の少なくとも1つに対応付けて保存することが好ましい。
制御部11は、汚れの他、画像の欠陥、色ずれ、位置ずれ等の複数種類のヤレを検出することができ、制御部11は検出対象のヤレの種類に応じた検出アルゴリズムを使用して、各種類のうちの少なくとも1種類のヤレを検出する。制御部11は、各検出アルゴリズムにおいて、判定パラメータを変更することにより、ヤレの検出レベルを切り替えることができる。
例えば、欠陥の検出時、制御部11は、スキャン画像とヤレ検出用チャートデータの特徴点を決定し、当該特徴点の特徴量を算出して判別分析法により類似するか否かを判別し、類似しないと判別された特徴点を、スジ、しわ、汚れ、画像の誤り、消失等の欠陥が生じた画像領域として検出する。この検出アルゴリズムでの判定パラメータは、判別分析に使用する線形判別関数等であり、これを変更することにより、欠陥の検出レベルを切り替えることができる。
色ずれの検出時、制御部11は、スキャン画像とヤレ検出用チャートデータの階調値の差が閾値以上の画像領域を色ずれが生じた画像領域として検出する。この検出アルゴリズムでの判定パラメータは、スキャン画像とヤレ検出用チャートデータの階調値の差と比較する閾値であり、この閾値を小さくすれば色ずれを検出しやすく、大きくすれば色ずれを検出しにくくなり、色ずれの検出レベルを変更することができる。
制御部11は、ヤレ検出用チャートデータの階調値を基準値として、スキャン画像の階調値と基準値との差を色ずれ量として算出する。キャリブレーションのため、色ずれ検出用の画像が形成された場合はそのスキャン画像中の色ずれを検出することもできる。色ずれ検出用の画像としては、例えば1次色(C、M、Y及びK)、2次色(1次色の混色)等の階調値を異ならせた複数のパッチからなるカラーチャート等の画像を用いることができる。
位置ずれの検出時、制御部11は、ヤレ検出用チャートデータとスキャン画像の位置ずれ量が閾値以上の画像領域を位置ずれが生じた画像領域として検出する。この検出アルゴリズムでの判定パラメータは、位置ずれ量と比較する閾値であり、この閾値を小さくすれば位置ずれを検出しやすく、大きくすれば位置ずれを検出しにくくなり、位置ずれの検出レベルを変更することができる。
位置ずれの補正のため、位置ずれ検出用の画像が形成された場合は、当該画像の位置ずれを検出することもできる。位置ずれ検出用の画像としては、例えばトンボと呼ばれる十字の画像等を用いることができる。制御部11は、ヤレ検出用チャートデータとスキャン画像のそれぞれの位置ずれ検出用の画像の位置、例えば記録媒体の端部からトンボの画像までの距離等を比較し、位置が異なるトンボの画像領域を位置ずれが生じた画像領域として検出する。制御部11は、ヤレ検出用チャートデータとスキャン画像のそれぞれの位置ずれ検出用の画像の位置の差を位置ずれ量として算出する。
上述したように、制御部11が、検出対象のヤレの種類に応じて、又は部分的な画像領域ごとに、使用する判定パラメータを切り替える場合、制御部11は、各判定パラメータを個別に決定する。例えば、制御部11が汚れと色ずれのヤレをそれぞれ検出する場合、制御部11は、汚れに対するユーザの評価に応じて汚れの判定パラメータを決定し、色ずれに対するユーザの評価に応じて色ずれの判定パラメータを決定する。
なお、上述した各検出アルゴリズム及び判定パラメータは一例であり、制御部11が使用する検出アルゴリズム及び判定パラメータはこれらに限定されない。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
10 画像形成装置
11 制御部
11a CPU
11b 状態管理部
12 メモリ
13 ASIC
14 表示部
17 画像取込部
17a プラテン(原稿台)
17b スキャナ
17c 自動原稿送り装置
17d スキャナ制御部
20 画像形成部
20a 印画制御部
21 感光体
22 転写ベルト
23 転写ローラ
24 定着器
25 記録媒体供給部(用紙トレイ)
26 搬送機構
30 画像読取部
30a ILS制御部
30b ILS解析部
40 ヤレ検出用チャート
41 サンプル画像以外の像

Claims (12)

  1. 記録媒体上に、ヤレ検出用チャートデータに基づいてヤレ検出用チャートを形成する画像形成部と、
    前記ヤレ検出用チャートを読み取り、スキャン画像を生成する画像読取部と、
    前記スキャン画像と前記ヤレ検出用チャートデータとを比較してヤレ検出を行う画像検査部とを備え、
    前記画像検査部は、複数の判定パラメータに基づいてヤレ検出を行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、前記検出正解率が所定率以上、又は、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータが選択されるようにすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出正解率及び前記誤検知数を表示する表示手段と、
    前記判定パラメータを選択する選択手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記検出正解率が所定率以上、かつ、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記判定パラメータは、前記記録媒体の汚れのサイズ及び濃淡に対応するものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記判定パラメータは、基準記録媒体から算出された判定パラメータに、各種記録媒体から算出された判定パラメータとの差分情報を加えて設定されたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記差分情報は、前記基準記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータと、前記各種記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータとの差分情報であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 記録媒体上に、ヤレ検出用チャートデータに基づいてヤレ検出用チャートを形成し、
    前記ヤレ検出用チャートを読み取り、スキャン画像を生成し、
    前記スキャン画像と前記ヤレ検出用チャートデータとを比較してヤレ検出を行い、
    前記ヤレ検出は、複数の判定パラメータに基づいて行い、それぞれの検出正解率及び誤検知数を算出し、前記検出正解率が所定率以上、又は、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とするヤレ検出方法。
  8. 前記検出正解率及び前記誤検知数を表示することを特徴とする請求項7記載のヤレ検出方法。
  9. 前記検出正解率が所定率以上、かつ、前記誤検知数が所定数以下となる判定パラメータを選択することを特徴とする請求項7又は8記載のヤレ検出方法。
  10. 前記判定パラメータは、前記記録媒体の汚れのサイズ及び濃淡に対応するものであることを特徴とする請求項7、8又は9記載のヤレ検出方法。
  11. 前記判定パラメータは、基準記録媒体から算出された判定パラメータに、各種記録媒体から算出された判定パラメータとの差分情報を加えて設定されたものであることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載のヤレ検出方法。
  12. 前記差分情報は、前記基準記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータと、前記各種記録媒体に画像形成しない状態で前記誤検知数が0となる判定パラメータとの差分情報であることを特徴とする請求項11記載のヤレ検出方法。
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