JP2019181884A - タイヤ用ゴム部材の成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状精度に優れるタイヤ用ゴム部材の成形装置の提供。【解決手段】成形装置2は、成形フォーマ6にストリップ20を巻回させてタイヤ用ゴム部材22を形成する。この成形装置2は、ストリップ22を供給するアプリケータ14と、アプリケータ14を成形フォーマ6に近づく方向及び離れる方向に移動させる移動装置と、制御装置とを備えている。制御装置は、移動装置を制御して、ストリップ20が接する外周面22aとアプリケータ14の先端部14dとの距離を一定に保持する機能を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ用ゴム部材の成形装置に関する。
特開2011−183698号公報には、成形フォーマにストリップを巻回してタイヤ用ゴム部材を形成する成形装置が開示されている。この成形装置では、アプリケータが、成形フォーマにストリップを供給している。このストリップが成形フォーマに所定の形状で巻回される。これにより、このストリップから、所定の形状を備えるタイヤ用ゴム部材が形成される。
特開2011−183698号公報
成形されるゴム部材は、成形フォーマの軸方向位置によって、その直径が異なっている。この成形装置では、ゴム部材の外周面とアプリケータとの距離は、成形フォーマの軸方向位置によって、異なっている。このゴム部材の外周面とアプリケータとの距離の変化は、ゴム部材の外周面に対して、ストリップが接する位置精度を低下させる。この位置精度の低下は、ゴム部材の形状精度を低下させる。このゴム部材の形状精度の低下は、タイヤの形状精度を低下させる。
本発明の目的は、形状精度に優れるタイヤ用ゴム部材の成形装置の提供にある。
本発明に係る成形装置は、成形フォーマにテープ状のストリップを巻回させてタイヤ用ゴム部材を形成する。この成形装置は、上記ストリップを供給するアプリケータと、上記アプリケータを上記成形フォーマに近づく方向及び離れる方向に移動させる移動装置と、制御装置とを備えている。上記アプリケータは、上記成形フォーマに上記ストリップを送り出す先端部を備えている。上記制御装置は、上記移動装置を制御して、上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を一定に保持する機能を備えている。
好ましくは、この成形装置は、距離センサーを備えている。上記距離センサーは、上記ストリップが接する上記外周面と上記先端部との距離を測定する機能を備えている。上記制御装置は、上記距離センサーが測定する距離に基づいて、上記ストリップが接する上記外周面と上記先端部との距離を一定に保持する機能を備えている。
好ましくは、この成形装置は、上記ストリップを上記成形フォーマに向かって圧着する押さえローラを備えている。
本発明に係るタイヤの製造方法は、
長尺のテープ状のストリップを準備するストリップ準備工程と、
成形フォーマにアプリケータで上記ストリップを供給し、上記成形フォーマに上記ストリップを巻回し、タイヤ用ゴム部材を形成するゴム部材成形工程と
を備えている。
上記アプリケータは、上記成形フォーマに上記ストリップを送り出す先端部を備えている。上記ゴム部材成形工程において、上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を一定に保持し、上記外周面に上記ストリップが巻回される。
好ましくは、上記ゴム部材成形工程において、
上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を測定し、測定した距離に基づいて、上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を一定に保持し、上記外周面に上記ストリップが巻回される。
好ましくは、上記ゴム部材成形工程において、上記ストリップを押さえローラで上記成形フォーマに向かって圧着する。
本発明に係る成形装置は、ストリップが接する外周面とアプリケータの先端部との距離を一定に保持する機能を備えている。この距離を一定に保持することで、この成形装置は、ストリップの接着位置精度に優れている。この接着位置精度に優れていることで、ゴム部材の形状精度に優れている。成形装置のゴム部材を用いることで、この成形装置は、タイヤの形状精度の向上に寄与する。
図1は、本発明の一実施形態に係る成形装置が示された概念図である。 図2は、図1の成形装置の使用状態が示された斜視図である。 図3は、図1の成形装置の使用状態が示された説明図である。 図4は、図1の成形装置の使用状態が示された他の説明図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された成形装置2は、架台4、成形フォーマ6、架台8、第一移動台10、第二移動台12、アプリケータ14、押さえローラ16及び距離センサー18を備えている。図示されないが、この成形装置2は、更に制御装置を備えている。図1において、左右方向が成形装置2の前後方向であり、紙面に垂直な方向が成形装置2の横方向である。
成形フォーマ6は、架台4に支持されている。成形フォーマ6は、円筒形状を備えている。成形フォーマ6の軸線は、成形装置2の横方向に延びている。成形フォーマ6は、外周面6aを備えている。成形フォーマ6は、その軸線を回転軸にして回転可能にされている。
第一移動台10は、架台8に支持されている。第一移動台10は、架台8に対して、横方向に移動可能にされている。第一移動台10は、成形フォーマ6の軸線に平行に移動可能にされている。
第二移動台12は、第一移動台10に支持されている。第二移動台12は、第一移動台10に対して、上下方向に移動可能にされている。第二移動台12は、成形フォーマ6の軸線に直交する方向に移動可能にされている。この第二移動台12は、本発明に係る移動装置として機能する。ここでは、第二移動台12は、上下方向に移動可能にされているが、この移動方向はこれに限られない。本発明に係る移動装置は、成形フォーマ6に近付く方向及び離れる方向に移動可能にされていればよい。例えば、この移動装置は、上下方向に対して、傾斜する方向に移動可能にされていてもよい。この移動装置は、好ましくは、成形フォーマ6の軸線に直交する方向に移動可能にされる。
アプリケータ14は、第二移動台12に支持されている。アプリケータ14は、第二移動台12によって、成形フォーマ6に近付く方向及び離れる方向に移動可能にされている。アプリケータ14は、前方に位置するローラ14aと、後方に位置するローラ14bと、ローラ14aとローラ14bとの掛け渡されているベルト14cとを、備えている。図示されないが、アプリケータ14は駆動装置を備えている。この駆動装置は、ベルト14cを巡回させる機能を備えている。この駆動装置によって、ベルト14cは、ローラ14aとローラ14bとに案内されて巡回可能にされている。
押さえローラ16は、ローラ本体16a及びローラ支持部16bを備えている。ローラ本体16aは、ローラ支持部16bに支持されている。ローラ本体16aは、円筒形状を備えている。ローラ本体16aは、その軸線を回転軸にして、回転可能に支持されている。ローラ支持部16bは、アプリケータ14に支持されている。ローラ支持部16bは、ローラ本体16aを、成形フォーマ6に近付く向きに付勢する機能を備えている。この押さえローラ16は、アプリケータ14に支持されるが、これに限られない。押さえローラ16は、別個の独立の架台に支持されてもよい。
距離センサー18は、アプリケータ14に支持されている。距離センサー18は、アプリケータ14の前方に取り付けられている。距離センサー18は、距離を測定する機能を備えている。距離センサー18は、測定で得られた距離データを制御装置に送信する機能を備えている。
制御装置は、距離センサー18から距離データを受信する機能を備えている。制御装置は、第二移動台12を制御する機能を備えている。制御装置は、第二移動台12を制御して、成形フォーマ6とアプリケータ14との間隔を制御する機能を備えている。制御装置は、基準距離を記憶する機能と、この基準距離と受信した距離データとを比較する機能と、を備えている。制御装置は、第二移動台12を制御して、基準距離と受信した距離データとの差を所定の範囲にする、機能を備えている。
図2には、使用状態にある成形装置2の一部が示されている。図2の矢印Xは、成形装置2の横方向(左右方向)左向きを表し、矢印Yは上下方向上向きを表している。図2には、成形装置2の一部と共に、ストリップ20及び中間体22が示されている。
このストリップ20は、長尺のテープ状の未加硫ゴムからなっている。ストリップ20の厚さは、特に限定されないが、例えば0.5mm以上4.0mm以下であり、幅は、例えば10mm以上40mm以下である。
中間体22は、このストリップ20が成形フォーマ6の外周面6aに巻回されて形成されている。この中間体22の外周面22aに、更に、ストリップ20が巻回されて、所定の形状の巻回体が形成される。この様にして、未加硫ゴムからなる巻回体としての、タイヤ用ゴム部材が形成される。
図3には、成形装置2の一部を横方向に見た使用状態が示されている。図3に示される様に、ストリップ20は、アプリケータ14の先端部14dから成形フォーマ6に向かって送り出されている。この成形装置2では、先端部14dは、ローラ14aと、ベルト14cのうちローラ14aの外周面に接する部分で構成される。この先端部14dに、ストリップ20がベルト14cから離れる離別点が位置する。このアプリケータ14では、先端部14dは、ストリップ20の送り出し部として機能する。
押さえローラ16では、ローラ支持部16bがローラ本体16aを中間体22の外周面22aに向かって押圧している。この先端部14dから送り出されたストリップ20は、このローラ本体16aによって、中間体22の外周面22aに圧着されている。
距離センサー18は、アプリケータ14の先端部14dの近傍に位置している。図3の両矢印Dは、距離センサー18が測定する距離を表している。この距離Dは、距離センサー18から中間体22の外周面22aまでの半径方向距離として測定される。本発明に係る距離センサーは、アプリケータ14の先端部14dと、ストリップ20が巻回される、中間体22の外周面22aと、の間の距離を測定出来ればよく、この距離センサー18に限られない。例えば、本発明に係る距離センサーは、アプリケータ14の先端部14dの位置を測定するセンサーと、中間体22の外周面22aの位置を測定するセンサーと、これらのセンサーで得られた位置情報から先端部14dと外周面22aとの間の距離を求めるものであってもよい。
図4には、成形装置2の一部を前後方向に見た使用状態が示されている。図4には、中間体22の断面形状が示されている。図4に示される様に、この断面形状は、幅方向位置によって、その外径が異なっている。図示されないが、この中間体22の外周面22aに、更に、ストリップ20が巻回されて、タイヤ用ゴム部材としての、所定の形状の巻回体が形成される。
図1から図4を参照しつつ、この成形装置2を用いて、タイヤ用ゴム部材の製造方法が説明される。このゴム部材の製造方法は、ストリップ準備工程及びゴム部材成形工程を備えている。ここでは、ゴム部材として、トレッド部材を例に説明がされる。このトレッド部材は、加硫されてタイヤのトレッドを形成するゴム部材である。
ストリップ準備工程では、ストリップ20が準備される。例えば、ストリップ20が、図示されない押出機によって、ゴム組成物から押し出し形成される。このストリップ20は、ゴム部材成形工程に送られる。
ゴム部材成形工程では、図示されない搬送コンベアによって、ストリップ20は、成形装置2に供給される。成形装置2の制御装置が、第一移動台10及び第二移動台12を制御して、アプリケータ14を所定の位置に移動させる。制御装置は、アプリケータ14の先端部14dを、成形フォーマ6の外周面6aに対して、所定の位置に配置する。この所定の位置で、アプリケータ14からストリップ20が成形フォーマ6の外周面6aに供給される。押さえローラ16のローラ本体16aがストリップ20を外周面6aに貼り付ける。ストリップ20が外周面6aに貼り付けられつつ、成形フォーマ6が回転して外周面6aにストリップ20が巻回される。
制御装置は、第一移動台10を制御する。第一移動台10は、アプリケータ14を成形フォーマ6の軸方向に移動する。ストリップ20の供給位置が軸方向に移動されつつ、ストリップ20は外周面6aに巻回される。ストリップ20は、外周面6aに螺旋状に巻回される。巻回されたストリップ20は、押さえローラ16で圧着される。
距離センサー18は、ストリップ20が巻回されて形成された中間体22の外周面22aまでの距離Dを測定する。距離センサー18は、測定して得られた距離データを制御装置に送信する。
制御装置は、距離センサー18から距離データを受信する。制御装置は、距離センサー18から成形フォーマ6の外周面6a及び中間体22の外周面22aまでの基準距離を記憶している。制御装置は、この基準距離と受信した距離データとを比較する。制御装置は、第二移動台12を制御する。制御装置は、第二移動台12を制御して、基準距離と距離データとの差が所定の範囲になるように、アプリケータ14を移動させる。制御装置は、中間体22の外周面22aとアプリケータ14の先端部14dとの距離を一定に保持する。
この様に、中間体22の外周面22aとアプリケータ14の先端部14dとの距離を一定に保持しつつ、アプリケータ14は成形フォーマ6の軸方向に移動する。このアプリケータ14からストリップ20が供給されて、中間体22の外周面22aにストリップ20が巻回される。押さえローラ16がストリップ20を外周面22aに圧着する。この様にして、ストリップ20から所定の形状のトレッド部材が成形される。
本発明に係るタイヤの製造方法は、前述のゴム部材の製造方法と同様のトレッド部材の製造工程、予備成形工程及び加硫工程を備えている。予備成形工程では、トレッド部材の製造工程で形成されたトレッド部材と、タイヤの各部を形成する他の部材とを組み合わせて、ローカバーが形成される。加硫工程では、このローカバーが加硫される。この加硫によって、ローカバーからタイヤが得られる。
ここでは、トレッド部材の製造方法を例に説明がされたが、インナーライナー部材、サイドウォール部材等、タイヤの他のゴム部材も同様に製造されてもよい。また、成形フォーマ6には、インナーライナー部材、サイドウォール部、ベルト部材等の他の部材と共にトレッド部材が巻回されてもよい。この様に、複数の部材が成形フォーマに巻回される場合には、中間体22の外周面22aとアプリケータ14の先端部14dとの距離は大きく変化し易い。この成形装置2は、成形フォーマ6に複数の部材が形成される、ゴム部材の製造方法に特に適している。
成形装置2では、制御装置は、第二移動台12を制御している。これにより、制御装置は、中間体22の外周面22aと先端部14dとの距離を一定に保持している。制御装置は、この距離を一定に保持して、ストリップ20を外周面22aに接しさせている。これにより、この成形装置2は、周方向において、ストリップ20が外周面22aに接する位置精度に優れている。
成形装置2では、制御装置は、第一移動台10を制御している。制御装置は、軸方向において、ストリップ20が外周面22aに接する位置を制御している。この成形装置2では、この外周面22aの軸方向及び周方向において、ストリップ20が外周面22aに接する位置を制御している。この成形装置2は、ストリップ20を外周面22aに優れた位置精度で接しさせうる。これにより、成形装置2は、トレッド部材の形状を高精度に成形しうる。
この成形装置2では、距離センサー18が、ストリップが巻回される中間体22の外周面22aと、アプリケータ14の先端部14dとの間の距離を測定する。制御装置は、距離センサー18が測定した距離に基づいて、外周面22aと先端部14dとの距離を一定に保持する。この成形装置2は、中間体22の外周面22aの実際の形状に基づいて、ストリップ20が外周面22aに接する位置を調整している。これにより、成形装置2は、トレッド部材の形状をより高精度で成形しうる。
この成形装置2では、外周面22aとアプリケータ14の先端部14dとの間の距離を測定して、外周面22aと先端部14dとの距離を一定に保持したが、本発明に係る成形装置は、この距離を一定に保持出来ればよく、これに限られない。例えば、制御装置が、ストリップ20が外周面22aに巻回されはじめたときからゴム部材が成形されるまでの、中間体22の外形形状を記憶していてもよい。この記憶された外形形状に基づき、制御装置は、第二移動台12を制御して、外周面22aと先端部14dとの距離を一定に保持してもよい。
この成形装置2は、押さえローラ16を備えている。この押さえローラ16のローラ本体16aが、ストリップ20を、中間体22の外周面22aに圧着する。この成形装置2は、ストリップ20と外周面22aとの接する位置精度に優れている。この成形装置2では、このストリップ20と外周面22aとが接する位置と、ローラ本体16aがストリップ20を押圧する位置とがずれることが抑制されている。これにより、外周面22aに圧着されるストリップ20が折れ曲がったり、変形したりすることが抑制されている。押さえローラ16を備える成形装置2において、ストリップ20を高精度に圧着しうる。
この成形装置2では、第一移動台10及び第二移動台12は、アプリケータ14の位置を調整したが、これに限られない。この第一移動台10は、軸方向において、成形フォーマ6とアプリケータ14との相対的位置を調整できればよい。第一移動台10は、成形フォーマ6を支持して、成形フォーマ6を軸方向に移動可能にしてもよい。この第二移動台12は、近付く方向及び離れる方向において、成形フォーマ6とアプリケータ14との相対的位置を調整できればよい。第二移動台12は、成形フォーマ6を支持して、成形フォーマ6とアプリケータ14との近付く方向及び離れる方向に移動可能にしてもよい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
図1から図4に示された成形装置が準備された。この成形装置を用いて、100個のトレッド部材が成形された。このトレッド部材を用いて、100本のタイヤが製造された。
[比較例]
従来の成形装置が準備された。この成形装置は、距離センサーを備えていない。この成形装置では、アプリケータの先端部と成形フォーマの外周面との距離が一定されて、100個のトレッド部材が成形された。その他は実施例と同様にして、100本のタイヤが製造された。
[外観評価]
トレッド部材の外観が検査された。この外観検査では、ストリップの位置ずれや折れ曲がりの有無による、形状精度が検査された。更に、製造されたタイヤの外観が検査された。その結果が表1に示されている。この評価結果は、3段階の指数で表されている。この指数は、大きいほど、発生率が低い。この指数が大きいほど、好ましい。
Figure 2019181884
表1に示されるように、実施例の成形装置では、比較例の成形装置に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、ストリップが巻回されて形成されるゴム部材であって、タイヤの各部を形成する部材の製造に広く適用されうる。
2・・・成形装置
6・・・成形フォーマ
6a・・・外周面
10・・・第一移動台
12・・・第二移動台
14・・・アプリケータ
14d・・・先端部
16・・・押さえローラ
18・・・距離センサー
20・・・ストリップ
22・・・中間体
22a・・・外周面

Claims (6)

  1. 成形フォーマにテープ状のストリップを巻回させてタイヤ用ゴム部材を形成する成形装置であって、
    上記ストリップを供給するアプリケータと、
    上記アプリケータを上記成形フォーマに近づく方向及び離れる方向に移動させる移動装置と、
    制御装置と
    を備えており、
    上記アプリケータが、上記成形フォーマに上記ストリップを送り出す先端部を備えており、
    上記制御装置が、上記移動装置を制御して、上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を一定に保持する機能を備えている、成形装置。
  2. 距離センサーを備えており、
    上記距離センサーが、上記ストリップが接する上記外周面と上記先端部との距離を測定する機能を備えており、
    上記制御装置が、上記距離センサーが測定する距離に基づいて、上記ストリップが接する上記外周面と上記先端部との距離を一定に保持する機能を備えている、請求項1に記載の成形装置。
  3. 上記ストリップを上記成形フォーマに向かって圧着する押さえローラを備えている請求項1又は2に記載の成形装置。
  4. 長尺のテープ状のストリップを準備するストリップ準備工程と、
    成形フォーマにアプリケータで上記ストリップを供給し、上記成形フォーマに上記ストリップを巻回し、タイヤ用ゴム部材を形成するゴム部材成形工程と
    を備えており、
    上記アプリケータが、上記成形フォーマに上記ストリップを送り出す先端部を備えており、
    上記ゴム部材成形工程において、上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を一定に保持し、上記外周面に上記ストリップが巻回される、タイヤの製造方法。
  5. 上記ゴム部材成形工程において、
    上記ストリップが接する外周面と上記先端部との距離を測定し、測定した距離に基づいて上記ストリップが圧着される外周面と上記先端部との距離を一定に保持し、上記外周面に上記ストリップが巻回される、請求項4に記載のタイヤの製造方法。
  6. 上記ゴム部材成形工程において、
    上記ストリップを押さえローラで上記成形フォーマに向かって圧着する請求項4又は5に記載のタイヤの製造方法。
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