JP2019181649A - 搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアのドアインナパネル側を把持しながらもドアを車体フレームの外側から組み付けることを可能にする搬送方法を提供する。【解決手段】ロボットアーム41の先端部に、フロントサイドドア3のドアインナパネル31を把持するためのピンクランプ43a〜43cを備えさせる。クランプユニット42を、フロントサイドドア3のドアアウタパネル32側からドアインナパネル31側に向けて窓開口部35に通過させ、ドアインナパネル31に形成された複数の基準ピン孔に複数のピンクランプ43a〜43cがそれぞれ挿入されることでフロントサイドドア3を把持して搬送する。これにより、ドアインナパネル31を把持しながらも、フロントサイドドア3を車体フレーム2の外側から組み付けることが可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両ドア(以下、単にドアと呼ぶ場合もある)をロボットアームで把持して搬送する搬送方法に関する。
従来、自動車の生産ラインにおけるドアの組み付け(建て付け)工程として、特許文献1にも開示されているように、ドアインナパネルに形成された基準ピン孔に、搬送ロボットのロボットアームから突出するピンクランプを挿入し、これによってドアを把持することが知られている。そして、このドアを、車体フレームの所定位置(ドア開口部の位置)まで搬送して車体フレームに組み付けるようにしている。
特開2005−125456号公報 特開平8−188186号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている搬送方法では、ロボットアームがドアのドアインナパネル側に位置しており、車体フレーム(完成した車体フレーム)に対してドアを外側から組み付けることが困難であり、ドアの組み付け工程の自由度が大幅に制限されるものであった。また、ドアを車体フレームの外側から組み付けるための手段として、ドアアウタパネルをロボットアームに吸着(バキューム吸着)させて搬送することも行われているが(例えば特許文献2を参照)、ドアアウタパネルの表面は意匠面であるため、この面を把持に利用することは好ましくない。また、この手段は、複数種類のドアに対する汎用性に乏しいものである。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドアのドアインナパネル側を把持しながらもドアを車体フレームの外側から組み付けることを可能にする搬送方法を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、意匠面を構成するドアアウタパネルと、該ドアアウタパネルに一体的に組み付けられ且つ複数の基準ピン孔を有するドアインナパネルと、サッシフレーム内側の窓開口部とを有する車両ドアを、先端に複数のピンクランプを有するロボットアームで把持して搬送する搬送方法を対象とする。そして、この搬送方法は、前記ロボットアームが、前記車両ドアの前記ドアアウタパネル側から前記ドアインナパネル側に向けて前記窓開口部を通過し、前記ドアインナパネルの前記複数の基準ピン孔に前記複数のピンクランプがそれぞれ挿入されることで前記車両ドアを把持して搬送することを特徴とする。
この特定事項により、搬送ロボットは車両ドアのドアアウタパネル側に位置しながらも、ロボットアームがサッシフレーム内側の窓開口部を通過して、複数のピンクランプがドアインナパネルの基準ピン孔にそれぞれ挿入され、これによって車両ドアが把持される。このため、ドアインナパネルを把持しながらも、車両ドアを車体フレームの外側から組み付けることが可能になる。
本発明では、ロボットアームが、窓開口部を通過することで、その先端部分がドアインナパネル側に位置し、このドアインナパネルの複数の基準ピン孔に複数のピンクランプがそれぞれ挿入されることで車両ドアを把持して搬送するようにしている。このため、ドアインナパネルを把持しながらも、車両ドアを車体フレームの外側から組み付けることが可能になる。
自動車の生産ラインにおけるドア組み付けステーションを示す斜視図である。 フロントサイドドアをドアインナパネル側から見た図である。 ロボットアームによるフロントサイドドアの把持状態を示す斜視図である。 ピンクランプのクランプ動作を説明するための図である。 フロントサイドドアの組み付け工程を説明するためのドア組み付けステーションの正面図である。 車体フレームにおけるドアヒンジ締結部分を示す図である。 フロントサイドドアの組み付け工程を説明するためのドア組み付けステーションの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、車両のフロントサイドドアを車体フレーム(例えばモノコック構造の車体フレーム)に組み付ける際に該フロントサイドドアを搬送する搬送方法として本発明を適用した場合について説明する。
−ドア組み付けステーションの概略−
図1は、自動車の生産ラインにおけるドア組み付けステーションを示す斜視図である。この図に示すようにドア組み付けステーションは、コンベア1によって搬送されてきた車体フレーム2に対してフロントサイドドア3を組み付けるためのものである。このドア組み付けステーションには、搬送ロボット4が配設されている。この搬送ロボット4は多関節ロボットで構成されており、ロボットアーム41の先端部でフロントサイドドア3を把持し、該フロントサイドドア3を車体フレーム2の所定位置(ドア開口部21の位置)まで搬送して該車体フレーム2に組み付けるようにしている。より具体的には、フロントサイドドア3の前端部に取り付けられたドアヒンジ(図示省略)が車体フレーム2のドア開口部21の前端のピラー部分(フロントピラー)22に締結されることになる。
なお、図1は右側のフロントサイドドア3を車体フレーム2に組み付けるための搬送ロボット4を示しているが、図示しない左側のフロントサイドドアを車体フレーム2に組み付けるための搬送ロボットがコンベア1の反対側(図1における奥側)に配設されており、この搬送ロボットによって左側のフロントサイドドアが搬送されることになる。
−フロントサイドドアの構成−
図2は、フロントサイドドア3をドアインナパネル31側から見た図である。この図に示すように、フロントサイドドア3は、ドアインナパネル31、ドアアウタパネル32(図3を参照)、サッシフレーム33、ヒンジサイドパネル34等を含み、これらが一体的に組み付けられた構成となっている。
また、フロントサイドドア3のドアインナパネル31の3箇所には円形の基準ピン孔31a〜31cが形成されている。この基準ピン孔31a〜31cは、ロボットアーム41の先端部に備えられた後述するピンクランプ43a〜43c(図3を参照)がそれぞれ挿入されることによってロボットアーム41に把持される部分である。
各基準ピン孔31a〜31cとしては、第1基準ピン孔31a、第2基準ピン孔31b、第3基準ピン孔31cを備えている。
第1基準ピン孔31aは、ドアインナパネル31の上部(ベルトラインBLから所定寸法を存した下側部分)であってドアインナパネル31の前後方向の中央位置よりも前側(図2における左側)に配設されている。第2基準ピン孔31bは、前記第1基準ピン孔31aと略同一の高さ位置であってドアインナパネル31の前後方向の中央位置よりも後側(図2における右側)に配設されている。第3基準ピン孔31cは、ドアインナパネル31の下部(ドアインナパネル31の下端から所定寸法を存した上側部分)であってドアインナパネル31の前後方向の略中央部分に配設されている。これら基準ピン孔31a〜31cの位置はこれに限定されるものではない。また、これら基準ピン孔31a〜31cの位置は、車種毎に異なる複数種類のフロントサイドドア3それぞれにおいて同一の位置となっている。
−クランプユニットの構成−
本実施形態の特徴として、ロボットアーム41の先端部にはフロントサイドドア3のドアインナパネル31を把持するためのピンクランプ43a〜43cを備えたクランプユニット42が備えられている。以下、このクランプユニット42について説明する。
図3は、ロボットアーム41によるフロントサイドドア3の把持状態を示す斜視図である。図1および図3に示すように、ロボットアーム41の先端部にはクランプユニット42が備えられている。このクランプユニット42は、ロボットアーム41の先端部に取り付けられたベース部42a、このベース部42aの延在方向(図1および図3では水平方向)に対して直交する方向(図1および図3では鉛直方向)に延在する第1フレーム42bおよび第2フレーム42c、これらフレーム42b,42cの延在方向に対して直交する方向(図1および図3では水平方向)に延在する中間部42d、この中間部42dの延在方向に対して直交する方向(図1および図3では鉛直方向)に延在する第3フレーム42eを備えている。
また、前記クランプユニット42の外形としては、前記各フレーム42b,42c,42eおよび中間部42dを含む部分(以下、この部分を窓開口通過部分40という)の外形が、前記サッシフレーム33の内側である窓開口部35の開口形状よりも小さく設定されている。具体的には、図3におけるクランプユニット42の平面視形状における前記窓開口通過部分40での各寸法(フロントサイドドア3の前後方向および幅方向の各寸法)が窓開口部35の各寸法よりも小さく設定されている。つまり、窓開口通過部分40における前後方向(図1における左右方向)の寸法は窓開口部35の前後方向の寸法よりも小さく設定されている。また、窓開口通過部分40における幅方向(図1における奥行き方向)の寸法は窓開口部35の高さ方向の寸法よりも小さく設定されている。これにより、図1および図3に示すように、窓開口通過部分40が窓開口部35を通過することを可能にしている。
前記中間部42dおよび第3フレーム42eそれぞれには、これら中間部42dおよび第3フレーム42eから進退自在なピンクランプ43a〜43cが備えられている。具体的に、中間部42dの2箇所にピンクランプ43a,43bが備えられており、これらピンクランプ43a,43bはそれぞれ前記ドアインナパネル31の第1基準ピン孔31aおよび第2基準ピン孔31bに対応した位置に配設されている。また、第3フレーム42eにピンクランプ43cが備えられており、このピンクランプ43cは前記ドアインナパネル31の第3基準ピン孔31cに対応した位置に配設されている。中間部42dおよび第3フレーム42eそれぞれに備えられているピンクランプ43a〜43cの構成は同一であるため、ここでは中間部42dに備えられた一つのピンクランプ43aを代表して説明する。
図4はピンクランプ43aのクランプ動作を説明するための図である。この図4に示すように、ピンクランプ43aは、左右方向に移動自在な一対のグリッパ44,44と、該グリッパ44,44の内部に位置する拡径ロッド45とを備えている。
前記グリッパ44,44は、略半円筒形状の本体部44a,44aと、この本体部44a,44aの先端部に備えられ、該本体部44a,44aの外面よりも外側に拡径された拡径部44b,44bとを備えている。
拡径ロッド45はグリッパ44,44の内部を進退移動自在となっている。この拡径ロッド45の進退移動の駆動源としては例えばエアシリンダが挙げられる。グリッパ44,44の内側には、先端側(図4における上側)に向かうに従って相手側のグリッパ44から離間する傾斜面44c,44cが形成されている。また、拡径ロッド45の外面は、前記グリッパ44,44の傾斜面44c,44cに当接する同じく傾斜面45a,45aとなっている。このため、図4(a)に示すように拡径ロッド45が前進位置にある状態では、各グリッパ44,44同士は近接した位置にある。この状態における各グリッパ44,44の左右両端同士の間の寸法(拡径部44b,44bの左右両端同士の間の寸法)は第1基準ピン孔31aの内径寸法よりも小さくなっている。一方、図4(b)に示すように拡径ロッド45が後退位置に移動すると、各グリッパ44,44同士が離間される位置となる。この状態における各グリッパ44,44の左右両端同士の間の寸法は大きくなる。
また、前記グリッパ44,44の先端部には、ピンクランプ43aを第1基準ピン孔31aに挿入する際のガイドとなるように先細り形状とされたカバー部材46が取り付けられている。
−フロントサイドドアの組み付け工程−
次に、フロントサイドドア3の組み付け工程について説明する。このフロントサイドドア3の組み付け工程としては、クランプユニット42によるフロントサイドドア3のクランプ動作、フロントサイドドア3の搬送動作、フロントサイドドア3を車体フレーム2に締結する組み付け動作が順に行われる。
クランプユニット42によるフロントサイドドア3のクランプ動作としては、予め所定位置に置かれた(ワーク搬送台車等に置かれた)フロントサイドドア3に対し、その窓開口部35を、ドアアウタパネル32側からドアインナパネル31側に向けて窓開口通過部分40(各フレーム42b,42c,42eおよび中間部42dを含む部分)を通過させる。つまり、搬送ロボット4のロボットアーム41を作動させ、クランプユニット42のベース部42aの延在方向が鉛直方向となるように、つまり、各フレーム42b,42c,42eの延在方向が水平方向、中間部42dの延在方向が鉛直方向となるようにロボットアーム41を作動させて、窓開口通過部分40を窓開口部35に通過させる。
その後、図3に示すように、クランプユニット42のベース部42aの延在方向が水平方向となるように、つまり、各フレーム42b,42c,42eの延在方向が鉛直方向、中間部42dの延在方向が水平方向となるようにロボットアーム41を作動させる。
また、各フレーム42b,42c,42eに備えられているピンクランプ43a〜43cそれぞれを各基準ピン孔31a〜31cに対向させ、このピンクランプ43a〜43cをそれぞれ各基準ピン孔31a〜31cに挿入する(図4(a)に示す状態を参照)。この際、ピンクランプ43a〜43cの拡径ロッド45は前進位置にあり、各グリッパ44,44の左右両端同士の間の寸法は基準ピン孔31a〜31cの内径寸法よりも小さくなっているため、基準ピン孔31a〜31cに対するカジリを生じさせることなくピンクランプ43a〜43cは基準ピン孔31a〜31cに挿入される。
その後、図4(b)に示すように拡径ロッド45を後退位置に移動させ、各グリッパ44,44同士を離間させる。また、その後、ピンクランプ43a〜43cが各基準ピン孔31a〜31cから抜け出る方向にロボットアーム41を作動させる。この際、前述したようにピンクランプ43a〜43cには、本体部44a,44aの外面よりも外側に拡径された拡径部44b,44bが備えられているため、この拡径部44b,44bが基準ピン孔31a〜31cの開口縁に当接する(図4(c)を参照)。これによって、ロボットアーム41とフロントサイドドア3との相対位置が予め決められた位置関係として位置決めされることになる。
このようにしてロボットアーム41によってフロントサイドドア3を把持した状態で、ロボットアーム41を作動させ、図5に示すように、フロントサイドドア3を車体フレーム2の所定位置(ドア開口部21の位置)まで搬送し、フロントサイドドア3の前端部に取り付けられたドアヒンジ(図示省略)と車体フレーム2のドア開口部21(図1を参照)の前端のフロントピラー22とを位置合わせする。図6は、このフロントピラー22を示しており、このフロントピラー22には、上側ヒンジを締結するための締結孔22a,22a、下側ヒンジを締結するための締結孔22b,22b,22bがそれぞれ形成されている。フロントサイドドア3の搬送動作では、該フロントサイドドア3に取り付けられている各ヒンジの締結孔と、フロントピラー22に形成されている締結孔22a,22bとを位置合わせする。この位置合わせのための手段としては、周知のレーザセンサ等を用いて行われる。つまり、車体フレーム2の位置姿勢をセンサによって計測し、その位置に基づいてフロントサイドドア3の搬送位置を補正して、フロントサイドドア3を車体フレーム2の所定位置まで搬送することになる。図7は、このフロントサイドドア3を車体フレーム2の所定位置まで搬送した状態を示している。
そして、図示しない締結ロボットによって、フロントサイドドア3に取り付けられている各ヒンジの締結孔と、フロントピラー22に形成されている締結孔22a,22bとに亘ってボルトを挿通し、フロントサイドドア3を各ヒンジを介して車体フレーム2に組み付ける。この場合も、締結ロボットによるボルトの挿通位置は前記センサによる計測値に基づいて補正されることになる。
このようにして、フロントサイドドア3の組み付け工程が終了すると、各ピンクランプ43a〜43cの拡径ロッド45が前進位置に移動され、クランプユニット42によるフロントサイドドア3のクランプ状態が解除される。そして、窓開口部35を、ドアインナパネル31側からドアアウタパネル32側に向けて窓開口通過部分40を通過(フロントサイドドア3から離脱)させ、ドア組み付けステーションにあっては、次のワーク(車体フレーム2)がコンベア1によって搬送されてくるのを待つことになる。
−実施形態の効果−
以上説明したように、本実施形態では、ロボットアーム41が、フロントサイドドア3のドアアウタパネル32側から前記ドアインナパネル31側に向けて窓開口部35を通過し、ドアインナパネル31の複数の基準ピン孔31a〜31cに複数のピンクランプ43a〜43cがそれぞれ挿入されることでフロントサイドドア3を把持して搬送するようにしている。このため、ドアインナパネル31を把持しながらも、フロントサイドドア3を車体フレーム2の外側から組み付けることが可能になる。その結果、フロントサイドドア3の組み付け工程の自由度が制限されることがなくなり、また、意匠面であるドアアウタパネル32の表面を把持に利用する必要もなくなるため、車両の意匠性を悪化させることもない。
また、前述したように各基準ピン孔31a〜31cの位置は車種毎に異なる複数種類のフロントサイドドア3それぞれにおいて同一の位置となっている。つまり、本実施形態にあっては、ドア組み付けステーションに種類の異なる車体フレーム2が搬送されてきた場合であっても同じ搬送ロボット4によってフロントサイドドア3を把持して搬送することが可能となっている。つまり、種類の異なる車体フレーム2およびフロントサイドドア3に応じてクランプユニット42を取り替える必要はなく、汎用性を高めることができる。
−他の実施形態−
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
例えば、前記実施形態では、フロントサイドドア3をモノコック構造の車体フレーム2に組み付ける際に該フロントサイドドア3を搬送する搬送方法として本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、リヤサイドドアやバックドアを車体フレームに組み付ける際に該ドアを搬送する搬送方法として適用してもよい。また、車体フレーム2としてはモノコック構造のものには限定されない。
また、前記実施形態では、フロントサイドドア3の3箇所に基準ピン孔31a〜31cを形成するものとしていた。つまり、ピンクランプ43a〜43cによって3箇所をクランプするものとしていた。本発明にあっては、クランプ箇所の個数は限定されるものではなく、2箇所であってもよいし、4箇所以上であってもよい。
また、前記実施形態では、フロントサイドドア3の閉建付(ドア閉鎖状態での組み付け)の場合について説明したが、半開建付(ドアを半分開放した状態での組み付け)の場合にも適用が可能である。
本発明は、車両ドアをロボットアームで把持して搬送する搬送方法に適用可能である。
3 フロントサイドドア(車両ドア)
31 ドアインナパネル
31a 第1基準ピン孔
31b 第2基準ピン孔
31c 第3基準ピン孔
32 ドアアウタパネル
33 サッシフレーム
35 窓開口部
4 搬送ロボット
40 窓開口通過部分
41 ロボットアーム
42 クランプユニット
43a〜43c ピンクランプ
44 グリッパ

Claims (1)

  1. 意匠面を構成するドアアウタパネルと、該ドアアウタパネルに一体的に組み付けられ且つ複数の基準ピン孔を有するドアインナパネルと、サッシフレーム内側の窓開口部とを有する車両ドアを、先端に複数のピンクランプを有するロボットアームで把持して搬送する搬送方法であって、
    前記ロボットアームが、前記車両ドアの前記ドアアウタパネル側から前記ドアインナパネル側に向けて前記窓開口部を通過し、前記ドアインナパネルの前記複数の基準ピン孔に前記複数のピンクランプがそれぞれ挿入されることで前記車両ドアを把持して搬送することを特徴とする搬送方法。
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