JP2019181563A - 疲労寿命向上のための異種チタン合金溶加材を利用した溶接チタン構造体 - Google Patents

疲労寿命向上のための異種チタン合金溶加材を利用した溶接チタン構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる種類のチタンを溶接するための方法および異なる種類のチタンを接合する溶接部などを提供する。【解決手段】異なる種類のチタンを溶接するための方法が提供される。この方法は、溶接されるチタンの種類とは異なる種類の溶加材を使用する。この方法によれば、チタンを溶接する従来の方法によって形成された溶接部と比較して、引張強度を失うことなく、室温および高温で改善された疲労寿命を有する溶接部を形成することができる。【選択図】図4

Description

本開示は、概してチタンの溶接に関し、特に、チタンの異種合金の溶接に関する。
航空宇宙、自動車、医療、およびスポーツ用品を含む多くの産業がチタンおよびチタン合金を利用している。これらのおよび他の産業は、製造中に異なる種類のチタン合金を互いに溶接することが多い。チタン合金は、その化学物質の含有量と結晶構造に基づいて、アルファ、ベータ、アルファ−ベータの3種類に分類できる。アルファ型チタン合金は主に六方最密充填結晶構造を有する。アルファ型チタン合金は一般に、高い耐食性、低から中程度の強度、極低温および高温での良好な機械的性質、および最小の熱処理性を示す。それらはアルファ相安定剤としてアルミニウム、酸素、窒素または炭素などの合金元素を含むことができる。アルファ型チタン合金の例には、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo(Ti6242)およびTi−8Al−1Mo−1Vがある。ベータ型チタン合金は、主に体心立方結晶構造を有し、概して、高い強度、高い成形性、および熱処理性を有する。これらの合金は、ベータ相安定剤として、バナジウム、モリブデン、鉄、ニオブ、およびクロムなどの元素を含むことができる。ベータ型チタン合金の例には、Ti−10V2Fe3AlおよびTi−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si(ベータ21S)がある。アルファ−ベータ型チタン合金は、アルファ型とベータ型の両方のチタンの混合物を含む。最も一般的に使用されているアルファ−ベータ型チタン合金の1つはTi−6Al−4Vである。
異種のチタンを溶接する場合、溶加材の選択は、接合される合金の1つと同様の種類の合金に限られてきた。American Welding Society(AWS)溶接ハンドブック第5巻、第9版では、第6章の407−408頁において、溶加材が接合されるチタンの種類の1つと一致すべきであることが教示されている。例えば、アルファ型チタン加工物をベータ型チタン加工物に接合するためには、アルファ型チタン溶加材またはベータ型チタン溶加材を使用すべきである。これは溶接継手が、より弱い引張強度を有するチタン型と同じ程度に強いことを確実にする。
American Welding Society(AWS)溶接ハンドブック第5巻、第9版
本教示によれば、異なる種類のチタンを溶接するための方法が提供される。該方法は、第1の種類のチタンを含む第1の加工物を準備するステップを含み、第1の種類のチタンは、アルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つである。第2の種類のチタンを含む第2の加工物が準備され、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる。溶加材が選択され、溶加材はアルファ−ベータ型チタンを含み、選択された溶加材は溶融されて第1および第2の加工物を接合する溶接部を形成する。
本教示によれば、2つの異なる種類のチタンを接合する溶接部が提供される。溶接部は、第1の溶接縁部を含む第1の加工物を含み、第1の加工物は第1の種類のチタンを含み、第1の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンである。溶接部は、第2の溶接縁部を含む第2の加工物をさらに含み、第2の加工物は第2の種類のチタンを含み、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる。溶接部分が第1および第2の溶接縁部の間に配置され、溶接部分はアルファ−ベータ型チタンを含む溶加材を含む。
本教示によれば、異なる種類のチタンを溶接するための別の方法が提供される。該方法は、第1の種類のチタンを含む第1の加工物を準備するステップを含み、第1の種類のチタンは、アルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンのうちの1つである。第2の種類のチタンを含む第2の加工物が準備され、第2の種類のチタンは、アルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンのうちの1つであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる。溶加材が選択され、溶加材は、アルファ型チタン、ベータ型チタンおよびアルファ−ベータ型チタンのうちの1つであり、溶加材は、第1の種類のチタンおよび第2の種類のチタンとは異なる。次いで、溶加材を溶かして第1および第2の加工物を接合する溶接部を形成する。
本教示によれば、2つの異なる種類のチタンを接合する別の溶接部が提供される。溶接部は、第1の溶接縁部を含む第1の加工物を含み、第1の加工物は、第1の種類のチタンを含み、第1の種類のチタンは、アルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンである。溶接部は、第2の溶接縁部を含む第2の加工物をさらに含み、第2の加工物は第2の種類のチタンを含み、第2の種類のチタンはアルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンであり、チタンの第2の種類はチタンの第1の種類とは異なる。溶接部分が第1および第2の溶接縁部の間に配置され、溶接部分はアルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンを含む溶加材を含み、溶加材は第1の種類のチタンおよび第2の種類のチタンとは異なる。
前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、例示的および説明的なものにすぎず、特許請求の範囲に記載のように本開示を限定するものではないことを理解されたい。
本明細書に組み込まれてその一部を構成する添付の図面は、本開示を例示し、その説明と共に本開示の原理を説明するのに役立つ。
特定のチタンおよびチタン合金の六方最密充填単位格子を概略的に示す。 特定のチタン合金の体心立方単位格子を概略的に示す。 本教示による異種のチタン合金の溶接方法を示す。 本教示による異種のチタン合金の溶接方法を示す。 本教示による異種のチタン合金の溶接方法を示す。 本教示による異種のチタン合金を接合する溶接部を示す。 従来の溶接部および本教示による溶接部の最大引張強度を示したグラフである。 従来の溶接部および本教示による溶接部の室温での疲労強度を示すグラフである。 華氏700℃で1000時間曝露した後の従来の溶接部および本教示による溶接部の疲労強度を示すグラフである。 華氏1200℃で10時間曝露した後の従来の溶接部および本教示による溶接部の高温疲労強度を示すグラフである。
ここで、本開示の例示的な実施態様を詳細に参照し、その例を添付の図面に示す。可能な限り、同じまたは類似の部分を指すために、図面全体を通して同じ参照番号が使用される。以下の説明では、その一部を形成する添付の図面を参照し、それらの図面において、本開示を実施することができる特定の例示的な実施態様を例として示す。これらの実施態様は、当業者が本開示を実施することを可能にするために十分に詳細に説明され、他の実施形態が利用され得、本開示の範囲から逸脱することなく変更がなされ得ることが理解されるべきである。したがって、以下の説明は単なる例示である。
異種のチタンを溶接するには、接合されている加工物間の隙間を埋めるための溶加材の使用が必要とされる。異種のチタンとは、例えば、アルファ型チタンをベータ型チタンに溶接すること、アルファ型チタンをアルファ−ベータ型チタンに溶接すること、またはベータ型チタンをアルファ−ベータ型チタンに溶接することであってよい。上述のように、溶加材は、溶接されるチタンの種類のうちの1つと一致するように従来から選択されてきた。例えば、アルファ型チタン加工物をベータ型チタン加工物に溶接するとき、溶加材は、加工物の1つと一致するようにアルファ型またはベータ型チタンのいずれかでなければならない。これは溶接継手において適切な強度を確実にする。例示的な実施態様では、溶接されている異種のチタンとは異なる種類のチタンのチタン溶加材の使用が開示されている。本発明の方法によって形成された溶接部は、一致する溶加材を使用して形成された従来の溶接部と同等の引張強度を有する。しかしながら、意外にも、接合される加工物とは異なる種類のチタンの溶加材を使用する本発明の溶接継手は、向上した疲労寿命を示した。これにより、溶接されたチタン部品の寿命を延ばし、部品の重量と交換コストを削減することができる。疲労寿命の向上は高温でも明らかであり、高温環境にさらされる可能性がある異種のチタンを接合するために溶接を使用するためのさらなる機会を提供する。
本明細書で使用されるとき、用語「種類」および「相」は、チタンおよびその合金の3つの分類、アルファ、ベータ、およびアルファ−ベータを指すために互換的に使用される。本明細書で使用されるように、他に記載がなければ、用語「チタン」は、純チタンおよびチタン合金を指す。
本明細書で使用するとき、用語「アルファ」型チタンまたは「アルファ」相チタンは、約5.8から約8.0重量パーセントのアルミニウム当量(Aleq)および約1.3から約2.0重量パーセントのモリブデン当量(Moeq)を有するチタン合金を指す。チタン合金のアルミニウム当量は、次の式によって決まる。
Aleq=Al+(Zr/6)+(Sn/3)+(O×10) 式1
ここで、チタン合金中、Alはアルミニウムの重量%、Zrはジルコニウムの重量%、Snはスズの重量%、そしてOは酸素の重量%である。特に指定しない限り、重量パーセントは、チタン合金の総重量に対する合金元素の重量を示す。チタン合金のモリブデン当量は、次の式によって決まる。
Moeq=Mo+(Ta/5)+(Nb/3.6)+(W/2.5)+(V/1.5)+(Cr×1.25)+(Ni×1.25)+(Mn×1.7)+(Co×1.7)+(Fe×2.5) 式2
式2において、チタン合金中、Moはモリブデンの重量%、Taはタンタルの重量%、Nbはニオブの重量%、Wはタングステンの重量%、Vはバナジウムの重量%、Crはクロムの重量%、Niはニッケルの重量%、Mnはマンガンの重量%、Coはコバルトの重量%、Feは鉄の重量%である。アルファ型チタンは、一般に、図1に示されるような六方最密充填結晶構造を有する。アルファ型チタン合金は90%以上のアルファ型チタンを含み、これは、例えば顕微鏡画像分析および走査型電子顕微鏡(SEM)後方散乱電子(BSE)法などの定量的金属組織学的方法によって決定することができる。
本明細書で使用されるとき、用語「ベータ」型チタン合金またはベータ相チタン合金は、約3.0重量パーセント未満のAleqおよび約10.0重量パーセントを超えるMoeqを有するチタン合金を指す。AleqとMoeqは、それぞれ式1および式2によって決定できる。ベータ型チタンは、一般に、図2に示されるような体心立方結晶構造を有する。ベータ型チタン合金は、約50%以上のベータ型チタンの体積分率を含み、これは例えば顕微鏡画像分析および走査型電子顕微鏡(SEM)後方散乱電子(BSE)法などの定量的金属組織学方法によって決定することができる。
本明細書で使用されるとき、用語「アルファ−ベータ」型チタンは、約3.0−約7.0重量パーセントのAleqおよび約2.1−約10.0重量パーセントのMoeqを有するチタン合金を示す。AleqおよびMoeqは、それぞれ式1および式2によって決定することができる。微構造的には、アルファ−ベータ型チタンはアルファ型とベータ型の両方の混合物を含む。ベータ型チタンの量は、約10%から約50%の体積分率を構成する。各種類の量は、例えば、顕微鏡画像分析および走査型電子顕微鏡(SEM)後方散乱電子(BSE)法などの定量的金属組織学的方法によって決定することができる。
図3A−図3Cは、本開示による2つの異なる種類のチタンを溶接するための例示的な方法300を示す。図3Aにおいて、アルファ、ベータ、またはアルファ−ベータのいずれかの第1の種類のチタンで形成された第1の加工物301が準備される。第1の加工物301は、第1の溶接縁部303を有する。第1の溶接縁部303は、第1の加工物301が他の加工物に接合される表面または点である。第1の加工物とは異なる第2の種類のチタンで形成された第2の加工物302が準備される。例えば、第1の加工物301はアルファ型チタンから形成することができ、第2の加工物302はベータ型チタンから形成することができる。第2の加工物302は、第2の溶接縁部304を含むことができる。第2の溶接縁部304は、第2の加工物302が第1の加工物301に接合される表面または点である。
図3Bにおいて、溶加材305が選択されている。溶加材305は、アルファ型、ベータ型またはアルファ−ベータ型のチタンであり得るが、第1の種類および第2の種類とは異なる種類である。例えば、第1の加工物301は、アルファ型チタンから形成することができる。アルファ型チタンの例には、Ti−5Al−2Sn−3Li、Ti−8Al−1Mo−1V、Ti−2.5Cu、Ti−6242、Ti−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−5Al−5Sn−2Zr−2Mo、Ti−3Al−2.5V、Ti−5Al−2.5Sn極低侵入型、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−0.1Si、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−0.4Mo−0.45SiおよびTi−5.8Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−0.35Siがあるが、これらに限定されない。第2の加工物302は、ベータ型チタンで形成することができる。ベータ型チタンの例には、Ti−13V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe−3Al、Ti−10V−2Fe−3AlおよびTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、Ti−15V−3Al−3Cr−3Sn、Ti−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si、Ti−15Mo−5Zr−3Al、Ti−5V−5Mo−5Al−3Cr、Ti−1.5Al−5.5Fe−6.8MoおよびTi−8Mo−8V−2Fe−3Alがあるが、これらに限定されない。この場合、溶加材305は、アルファ−ベータ型チタンであるように選択される。アルファ−ベータ型チタンの例には、Ti−6AL−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、Ti−6Al−6V−2Sn、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−4V超低侵入型、Ti−5Al−2Sn−2Zr−4Mo−4Cr、Ti−7Al−4Mo、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe、Ti−6Al−1.7Fe−0.1Si、Ti−6Al−2Sn−2Zr−2Mo−2Cr−0.25Si、Ti−4.5Al−5Mo−1.5Cr、Ti−5Al−4V−0.075Mo−0.5Fe、Ti−5Al−5V−1FeおよびTi−3.5Al−2.0V−1.2Feがあるが、これらに限定されない。結果として、選択された溶加材305は、アルファ型チタンから形成された第1の加工物301およびベータ型チタンから形成された第2の加工物302とは異なる種類のチタンから形成されたアルファ−ベータ型チタン合金である。当業者は、加工物の1つがアルファ−ベータ型チタンで形成されている場合、溶加材もアルファ型またはベータ型チタンであり得ることを理解するであろう。
図3Cにおいて、溶加材305(図3Bに示す)は溶融され接合領域309を形成する。溶接法の種類および関連する装置に応じて、溶加材305は溶融して、毛細管現象により第1の溶接縁部303と第2の溶接縁部304との間の接合領域309に流れる。適切な溶接法としては、線形摩擦溶接、摩擦攪拌溶接、ガスタングステンアーク溶接、プラズマアーク溶接、レーザービーム溶接、ガスタングステンアーク溶接(GTAW)、ガスメタルアーク溶接(GMAW)、プラズマアーク溶接(PAW)、電子ビーム溶接(EBW)およびサブマージアーク溶接(SAW)が挙げられるが、これらに限定されない。
再び図3Cを参照すると、接合領域309は、第1の加工物301と第2の加工物302とを接合する。2つの加工物が描かれているが、当業者は、3つ以上の加工物を開示された方法によって接合することができることを理解するであろう。突合せ継手が描かれているが、当業者は、非制限的にラップ、コーナー、エッジおよびT継手を含む他の継手を形成できることをさらに理解するであろう。本教示は、溶接される加工物とは異なる種類でもある溶加材を選択することによって、異なる種類のチタンを溶接する方法を提供する。本明細書に開示される方法の利点は、従来の溶接によって製造されたチタン溶接部と比較して、室温および高温で匹敵する引張強度および向上した疲労寿命を有するチタン溶接部の製造を含む。
図4は、本教示に従って形成された異なる種類のチタンを接合する例示的な溶接領域400を概略的に示す。溶接部分430は、第1の加工物410と第2の加工物420とを接合する。第1の加工物410は、アルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンのいずれかの第1の種類のチタンを含む。第2の加工物420は、アルファ型チタン、ベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンのいずれかであるが、第1の加工物410の第1の種類のチタンとは異なる第2の種類のチタンを含む。例えば、第1加工物410を形成する第1の種類のチタンはアルファ型チタンとすることができ、第2加工物420を形成する第2の種類のチタンはベータ型チタンまたはアルファ−ベータ型チタンとすることができる。
第1の加工物410は第1の溶接縁部412をさらに含み、第2の加工物420は第2の溶接縁部422を含む。溶接部分430は第1の加工物410と第2の加工物420とを接合するために第1の溶接縁部412と第2の溶接縁部422の間に配置される。溶接部分430は、異種の第1および第2の加工物とは異なる種類のチタンである選択された溶加材から形成される。例えば、第1の加工物410を形成する第1の種類のチタンがアルファ型チタンであり、第2の加工物420を形成する第2の種類のチタンがベータ型チタンである場合、溶接部分430は、アルファ−ベータ型溶加材の使用によりもたらされるアルファ−ベータ型チタンで形成される。当業者であれば、第2の加工物がアルファ−ベータ型チタンから形成されるとき、溶接部分がベータ型チタン合金から形成されるようにベータ型溶加材が選択されることを理解するであろう。突き合わせ継手が図4に描かれているが、当業者であれば、ラップ、コーナー、エッジおよびT継手を含むがこれらに限定されない他の継手を形成できることを理解するであろう。当業者はまた、溶接領域400が3つ以上の加工物を含み得ることを理解するであろう。
図3A−図3Cに概略的に示された方法によって形成された別の例示的な溶接部では、溶加材はモリブデン(Mo)を含まないように選択することができる。例えば、第1の加工物301は、Ti6242などのアルファ型チタン合金とすることができ、第2の加工物302は、Beta21Sなどのベータ型チタン合金とすることができる。溶加材305は、Ti−6Al−4Vなどのアルファ−ベータ型チタン合金とすることができる。図4を参照すると、溶加材がモリブデンをほとんどまたは全く含まない場合、溶接部分430はモリブデン含有量を低くすることができ、有害な冶金反応を回避することができる。さらなる例は、約6重量%以下のMo含有量を有するアルファチタン合金である第1の加工物301と、約10重量%−約20重量%のMo含有量を有するベータ型チタン合金である第2の加工物302とを含む。合金元素としてMoを含まないアルファ−ベータ溶加材を選択することによって、溶接継手は、低いモリブデン含有量を有することができ、有害な冶金反応を回避することができる。本教示に従って形成された溶接部の向上した疲労寿命を実証するために、試験溶接部および対照溶接部を製造した。試験溶接部および対照溶接部を製造するために、それぞれ厚さ0.027インチ、幅9インチ、および長さ12インチの寸法を有する第1および第2の加工物を一緒に溶接した。手動ガスタングステンアーク溶接を使用して、正極性直流およびアルゴンバックパージを使用して形成された四角溝溶接継手によって加工物を接合した。溶接された加工物は約12×18インチのパネルを形成した。次に試験用クーポンを切断する前に、パネルを華氏1200度で8時間加熱した。試験溶接部は、アルファベータ溶加材を用いて溶接されたパネルから切り取られたクーポンであり、対照溶接部は、アルファまたはベータ溶加材を用いて溶接されたパネルから切り取られたクーポンであった。
試験溶接部は、アルファ−ベータ型チタン溶加材、Ti−6Al−4Vを使用して、ベータ型チタン合金から形成された第1の加工物Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Siを、アルファ型チタン合金、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Siから形成された第2の加工物に接合した。したがって、試験溶接部は、アルファ−ベータ型チタン溶加材を使用してアルファ型チタンをベータ型チタンに接合した。
対照溶接部1は、ベータ型Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Siを溶加材として用いて、ベータ型Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si加工物を、アルファ型Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si加工物と接合することによって形成された。対照溶接部2は、溶加材としてアルファ型Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Siを用いて、ベータ型Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si加工物を、アルファ型Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si加工物と接合することによって形成された。したがって、対照溶接部1は、ベータ型チタン溶加材を用いてアルファ型チタンをベータ型チタンに接合し、対照溶接部2は、アルファ型チタン溶加材を用いてベータ型チタンをアルファ型チタンに接合した。
試験溶接部および対照溶接部の最大引張強度は、1条件につき3つの試験片を用いてASTM E−8の図10に示す引張試験片構成を用いてASTM E−8に従って決定した。溶接部は試験片のゲージ部の中央に配置した。図5に示すグラフ500は、試験溶接部(510)、対照溶接部1(530)および対照溶接部2(550)の平均最大引張強度を示す。試験溶接部は、アルファ−ベータ溶加材(Ti−6Al−4V)を使用して、異種のアルファ型チタン(Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si)加工物をベータ型チタン(Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si)加工物に接合するが、約138ksiの平均最大引張強度を有していた。対照溶接部2は、異種のアルファ型チタン(Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si)加工物をベータ型チタン(Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si)加工物に接合するが、アルファ型チタン加工物と同様のアルファ型チタン溶加材(Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si)を使用し、138ksiの平均最大引張強度を有していた。対照溶接部1は、異種のアルファ型チタン(Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−Si)加工物をベータ型チタン(Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si)加工物に接合するが、ベータ型チタン加工物と同様のベータ型チタン溶加材(Ti−15Mo−3Nb−3Al−0.2Si)を使用し、約136ksiの平均最大引張強度を有していた。溶接されるチタンの種類のうちの1つと同様の溶加材によって接合されている従来の異種チタンの溶接部と比較したとき、これらの結果は、接合されるチタンの種類とは異なる溶加材によって異種チタンを接合する溶接部について引張強度の損失を示さなかった。
試験溶接部および対照溶接部についての室温での疲労寿命は、ASTM E−466に従って、+0.06のr比および毎秒10サイクルの頻度を用いて決定された。Kt(応力拡大係数)が1.0の試験片を使用した。溶接部は試験片ゲージ部の中央に配置した。図6は、試験溶接部および対照溶接部についての室温での疲労寿命のグラフ600を示す。グラフ600は、破壊までの平均サイクル数対最大応力をksiで示したものである。対照溶接部1(630)および対照溶接部2(650)の破壊までの平均サイクル数は、最大応力約55から約60ksiで10,000から100,000サイクルの間であった。対照的に、試験溶接部(610)は、より高い最大応力において破壊するまでのサイクル数が多いことを示した。例えば、試験溶接部の破壊までの平均サイクル数は、最大応力が約60ksiおよび約65ksiに増加したときに1,000,000サイクルを超えた。最大応力を約70ksiに増加させると、10,000から100,000サイクルの間の破壊までの平均サイクル数がもたらされた。これらの結果は、溶接されたチタン合金の1つと同様の溶加材を使用する従来の溶接部と比較して、溶接されたチタン合金とは異なる溶加材によって接合された異種のチタン合金の溶接部について室温での疲労寿命の有意な改善を実証する。
試験溶接部および対照溶接部の高温疲労寿命は、室温疲労試験片と同じ試験パラメータおよび試験片構成でASTM E−466に従って試験された。図7は、華氏1200度で10時間熱曝露した後の高温疲労寿命のグラフ700を示す。グラフ700は、破壊までの平均サイクル数対最大応力をksiで示す。約60ksiの最大応力で、対照溶接部1(730)の破損までの平均サイクル数は約8,000であった。同じ最大応力約60ksiにおいて、対照溶接部2(750)の破損までの平均サイクル数は約13,000であった。対照的に、同じ60ksiの最大応力で、試験溶接部(710)は破壊まで平均49,000サイクルを超えた。これらの結果は、溶接されたチタン合金の1つと同様の溶加材を使用する従来の溶接部と比較して、溶接されるチタンの種類とは異なる溶加材を用いて接合された異種のチタンについて高温での疲労寿命の劇的な改善を示す。
図8は、華氏700度に1000時間熱曝露した後の高温疲労寿命のグラフ800を示す。グラフ800は、破壊までの平均サイクル数対最大応力をksiで示したものである。最大応力約60ksiにおいて、対照溶接部1(830)の破壊までの平均サイクル数は約67,000であった。同じ最大応力約60ksiにおいて、対照溶接部2(850)の破壊までの平均サイクル数は約100,000であった。しかしながら、同じ60ksiの最大応力での試験溶接部(810)は、破壊までに平均410,000サイクルを超えた。前述のように、これらの結果は、溶接されたチタン合金の一つと同様の溶加材を使用する従来の溶接部と比較して、溶接されたチタンの種類とは異なる溶加材を使用して接合された異種のチタンについて、高温での疲労寿命の劇的な改善を示す。
さらに、本開示は、以下の条項による実施例を含む。
項1.
異種のチタンを溶接する方法であって、
第1の種類のチタンを含む第1の加工物を準備するステップであって、第1の種類のチタンは、アルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つである、ステップと、
第2の種類のチタンを含む第2の加工物を準備するステップであって、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる、ステップと、
溶加材を選択するステップであって、溶加材がアルファ−ベータ型チタンを含む、ステップと、
第1および第2の加工物を接合する溶接部を形成するために溶加材を溶融するステップとを含む方法。
項2.
アルファ型チタンが、約5.8から約8.0重量パーセントのアルミニウム当量(Aleq)および約1.3から約2.0重量パーセントのモリブデン当量(Moeq)を含み、
ベータ型チタンが、約3.0重量%以下のAleqおよび約10.0重量%以上のMoeqを含み、
アルファ−ベータ型チタンが、約3.0から約7.0重量%のAleqおよび約2.1から約10.0重量%のMeqを含み、
Aleqが次の式によって決まり、
Aleq=Al+(Zr/6)+(Sn/3)+(O×10)
ここで、チタン合金中、Alはアルミニウムの重量%、Zrはジルコニウムの重量%、Snはスズの重量%、Oは酸素の重量%であり、
Moeqが次の式によって決まり、
Moeq=Mo+(Ta/5)+(Nb/3.6)+(W/2.5)+(V/1.5)+(Cr×1.25)+(Ni×1.25)+(Mn×1.7)+(Co×1.7)+(Fe×2.5)
ここで、チタン合金中、Moはモリブデンの重量%、Taはタンタルの重量%、Nbはニオブの重量%、Wはタングステンの重量%、Vはバナジウムの重量%、Crはクロムの重量%、Niはニッケルの重量%、Mnはマンガンの重量%、Coはコバルトの重量%、Feは鉄の重量%である、
項1に記載の方法。
項3.
アルファ型チタンが、約90%を超えるアルファ型チタンを含む、項1または2に記載の方法。
項4.
アルファ型チタンが、チタン、Ti−5Al−2Sn−3Li、Ti−8Al−1Mo−1V、Ti−2.5Cu、Ti−6242、Ti−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−5Al−5Sn−2Zr−2Mo、Ti−3Al−2.5V、Ti−5Al−2.5Sn極低侵入型、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−0.1Si、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−0.4Mo−0.45SiまたはTi−5.8Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−0.35Siを含む、項1から3の何れか一項に記載の方法。
項5.
ベータ型チタンが、少なくとも50%のベータ型チタンを含む、項1から4の何れか一項に記載の方法。
項6.
ベータ型チタンが、Ti−13V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe−3Al、Ti−10V−2Fe−3AlおよびTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、Ti−15V−3Al−3Cr−3Sn、Ti−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si、Ti−15Mo−5Zr−3Al、Ti−5V−5Mo−5Al−3Cr、Ti−1.5Al−5.5Fe−6.8MoまたはTi−8Mo−8V−2Fe−3Alを含む、項1から5の何れか一項に記載の方法。
項7.
選択されるアルファ−ベータ型チタンがモリブデンを含まない、項1から6の何れか一項に記載の方法。
項8.
アルファ−ベータ型チタンが、Ti−6AL−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、Ti−6Al−6V−2Sn、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−4V超低侵入型、Ti−5Al−2Sn−2Zr−4Mo−4Cr、Ti−7Al−4Mo、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe、Ti−6Al−1.7Fe−0.1Si、Ti−6Al−2Sn−2Zr−2Mo−2Cr−0.25Si、Ti−4.5Al−5Mo−1.5Cr、Ti−5Al−4V−0.075Mo−0.5Fe、Ti−5Al−5V−1FeまたはTi−3.5Al−2.0V−1.2Feを含む、項1から7の何れか一項に記載の方法。
項9.
溶加材を溶融するステップが、線形摩擦溶接、摩擦攪拌溶接、ガスタングステンアーク溶接、プラズマアーク溶接、レーザービーム溶接、ガスタングステンアーク溶接、ガスメタルアーク溶接、プラズマアーク溶接、電子ビーム溶接またはサブマージアーク溶接の1つ以上を用いるステップを含む、項1から8の何れか一項に記載の方法。
項10.
2つの異種チタンを接合する溶接部であって、
第1の溶接縁部を含む第1の加工物であって、第1の種類のチタンを含み、第1の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンである、第1の加工物と、
第2の溶接縁部を含む第2の加工物であって、第2の種類のチタンを含み、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる、第2の加工物と、
第1の溶接縁部および第2の溶接縁部の間に配置された溶接部分であって、アルファ−ベータ型チタンを含む溶加材を含む、溶接部分と、
を含む溶接部。
項11.
アルファ型チタンが、約5.8から約8.0重量パーセントのアルミニウム当量(Aleq)および約1.3から約2.0重量パーセントのモリブデン当量(Moeq)を含み、
ベータ型チタンが、約3.0重量%以下のAleqおよび約10.0重量%以上のMoeqを含み、
アルファ−ベータ型チタンが、約3.0から約7.0重量%のAleqおよび約2.1から約10.0重量%のMeqを含み、
Aleqが次の式によって決まり、
Aleq=Al+(Zr/6)+(Sn/3)+(O×10)
ここで、Alはアルミニウムの重量%、Zrはジルコニウムの重量%、Snはスズの重量%、Oは酸素の重量%であり、
Moeqが次の式によって決まり、
Moeq=Mo+(Ta/5)+(Nb/3.6)+(W/2.5)+(V/1.5)+(Cr×1.25)+(Ni×1.25)+(Mn×1.7)+(Co×1.7)+(Fe×2.5)
ここで、Moはモリブデンの重量%、Taはタンタルの重量%、Nbはニオブの重量%、Wはタングステンの重量%、Vはバナジウムの重量%、Crはクロムの重量%、Niはニッケルの重量%、Mnはマンガンの重量%、Coはコバルトの重量%、Feは鉄の重量%である、
項10に記載の溶接部。
項12.
アルファ型チタンが、約90%を超えるアルファ型チタンを含む、項10または11に記載の溶接部。
項13.
アルファ型チタンが、チタン、Ti−5Al−2Sn−3Li、Ti−8Al−1Mo−1V、Ti−2.5Cu、Ti−6242、Ti−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−5Al−5Sn−2Zr−2Mo、Ti−3Al−2.5V、Ti−5Al−2.5Sn極低侵入型、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−0.1Si、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−0.4Mo−0.45SiまたはTi−5.8Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−0.35Siを含む、項10から12の何れか一項に記載の溶接部。
項14.
ベータ型チタンが、少なくとも50%のベータ型チタンを含む、項10から13の何れか一項に記載の溶接部。
項15.
ベータ型チタンが、Ti−13V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe−3Al、Ti−10V−2Fe−3AlおよびTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、Ti−15V−3Al−3Cr−3Sn、Ti−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si、Ti−15Mo−5Zr−3Al、Ti−5V−5Mo−5Al−3Cr、Ti−1.5Al−5.5Fe−6.8MoまたはTi−8Mo−8V−2Fe−3Alを含む、項10から14の何れか一項に記載の溶接部。
項16.
アルファ−ベータ型チタンが、Ti−6AL−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、Ti−6Al−6V−2Sn、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−4V超低侵入型、Ti−5Al−2Sn−2Zr−4Mo−4Cr、Ti−7Al−4Mo、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe、Ti−6Al−1.7Fe−0.1Si、Ti−6Al−2Sn−2Zr−2Mo−2Cr−0.25Si、Ti−4.5Al−5Mo−1.5Cr、Ti−5Al−4V−0.075Mo−0.5Fe、Ti−5Al−5V−1FeまたはTi−3.5Al−2.0V−1.2Feを含む、項10から15の何れか一項に記載の溶接部。
項17.
第1の種類のチタンが、約6重量%以下のモリブデン含有量を含み、第2の種類のチタンが、約10重量%から約20重量%のモリブデン含有量を含み、アルファ−ベータ型チタンを含む溶加材が、モリブデンを含まない、項10から16の何れか一項に記載の溶接部。
項18.
2つの異種チタンを接合する溶接部であって、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Moチタン合金を含む第1の加工物と、ベータ型チタンを含む第2の加工物と、第1の加工物と第2の加工物とを接合する溶接部分であって、Ti−6Al−4Vを含む溶加材を含む溶接部分とを含む、溶接部。
項19.
溶接されたチタン部品であって、
Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Moチタン合金を含む第1の加工物と、
ベータ型チタンを含む第2の加工物と、
第1の加工物と第2の加工物とを接合する溶接部であって、Ti−6Al−4Vを含む溶加材を含む溶接部と、
を含む溶接されたチタン部品。
本教示は1つまたは複数の実施態様に関して例示されているが、添付の特許請求の範囲の主旨および範囲から逸脱することなく、例示された例に対して変更および/または修正を加えることができる。例えば、方法は一連の行為または事象として説明されているが、本教示はそのような行為または事象の順序によって限定されないことが理解されるだろう。いくつかの行為は、異なる順序で、および/または本明細書に記載されたものとは別の他の行為または事象と同時に起こり得る。例えば、方法のステップは、第1、第2、第3などとして記載されている。本明細書で使用されるとき、これらの用語は、互いに対する相対的な順序のみを指す。例えば、第1は第2の前に起こる。また、本教示の1つまたは複数の態様または実装に従って方法論を実施するためにすべての方法段階が必要とされるとは限らない。構造的構成要素および/または処理段階を追加することができ、あるいは既存の構造的構成要素および/または処理段階を削除または修正することができることは理解されるだろう。さらに、本明細書に示されている1つまたは複数の行為は、1つまたは複数の別々の行為および/または段階で実行することができる。さらに、用語「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(having)」、「有する(has)」、「有する(with)」、またはそれらの変形が、詳細な説明および特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限りにおいて、そのような用語は、用語「含む(comprising)」と同様に、包括的であると意図される。「少なくとも1つの」という用語は、列挙された項目のうちの1つまたは複数を選択することができることを意味するのに使用される。本明細書で使用されるように、例えばAおよびBのような項目の列挙に関して用語「1つまたは複数」は、A単独、B単独、またはAおよびBを意味する。用語「少なくとも1つ」は、列挙された項目のうちの1つ以上を選択できることを意味するために使用される。さらに、本明細書の説明および特許請求の範囲において、一方が他方の「上」にある2つの材料に関して使用される「上(on)」という用語は、材料間の少なくともいくらかの接触を意味し、一方で「上(over)」は材料が近接しているが、場合により接触は可能であるが必須ではないような1つまたは複数の追加の介在材料を有し得ることを意味する。「上(on)」および「上(over)」のどちらも、本明細書で使用されるどのような方向性も意味しない。用語「共形(conformal)」は、その下にある材料の角度が共形材料によって保存されているコーティング材料を表す。「約」という用語は、変更が例示された実施態様に対する方法または構造の不適合をもたらさない限り、列挙された値がいくらか変更され得ることを示す。最後に、「例示的」は、それが理想であることを意味するのではなく、説明が例として使用されることを示す。本教示の他の実施態様は、本明細書の考察および本明細書の開示の実施から当業者には明らかであろう。明細書および実施例は例示としてのみ考慮されることを意図しており、本教示の真の範囲および主旨は添付の特許請求の範囲によって示される。
301 第1の加工物
302 第2の加工物
303 第1の溶接縁部
304 第2の溶接縁部
305 溶加材
309 接合領域
400 溶接領域
410 第1の加工物
412 第1の溶接縁部
420 第2の加工物
422 第2の溶接縁部
430 溶接部

Claims (19)

  1. 異種のチタンを溶接する方法であって、
    第1の種類のチタンを含む第1の加工物(301,410)を準備するステップであって、第1の種類のチタンは、アルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つである、ステップと、
    第2の種類のチタンを含む第2の加工物(302,420)を準備するステップであって、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンのうちの1つであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる、ステップと、
    溶加材(305)を選択するステップであって、溶加材(305)がアルファ−ベータ型チタンを含む、ステップと、
    第1の加工物(301,410)および第2の加工物(302,420)を接合する溶接部(430)を形成するために溶加材(305)を溶融するステップとを含む方法。
  2. アルファ型チタンが、約5.8から約8.0重量パーセントのアルミニウム当量(Aleq)および約1.3から約2.0重量パーセントのモリブデン当量(Moeq)を含み、
    ベータ型チタンが、約3.0重量%以下のAleqおよび約10.0重量%以上のMoeqを含み、
    アルファ−ベータ型チタンが、約3.0から約7.0重量%のAleqおよび約2.1から約10.0重量%のMeqを含み、
    Aleqが次の式によって決まり、
    Aleq=Al+(Zr/6)+(Sn/3)+(O×10)
    ここで、Alはアルミニウムの重量%、Zrはジルコニウムの重量%、Snはスズの重量%、Oは酸素の重量%であり、
    Moeqが次の式によって決まり、
    Moeq=Mo+(Ta/5)+(Nb/3.6)+(W/2.5)+(V/1.5)+(Cr×1.25)+(Ni×1.25)+(Mn×1.7)+(Co×1.7)+(Fe×2.5)
    ここで、Moはモリブデンの重量%、Taはタンタルの重量%、Nbはニオブの重量%、Wはタングステンの重量%、Vはバナジウムの重量%、Crはクロムの重量%、Niはニッケルの重量%、Mnはマンガンの重量%、Coはコバルトの重量%、Feは鉄の重量%である、
    請求項1に記載の方法。
  3. アルファ型チタンが、約90%を超えるアルファ型チタンを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. アルファ型チタンが、チタン、Ti−5Al−2Sn−3Li、Ti−8Al−1Mo−1V、Ti−2.5Cu、Ti−6242、Ti−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−5Al−5Sn−2Zr−2Mo、Ti−3Al−2.5V、Ti−5Al−2.5Sn極低侵入型、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−0.1Si、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−0.4Mo−0.45SiまたはTi−5.8Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−0.35Siを含む、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
  5. ベータ型チタンが、少なくとも50%のベータ型チタンを含む、請求項1から4の何れか一項に記載の方法。
  6. ベータ型チタンが、Ti−13V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe−3Al、Ti−10V−2Fe−3AlおよびTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、Ti−15V−3Al−3Cr−3Sn、Ti−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si、Ti−15Mo−5Zr−3Al、Ti−5V−5Mo−5Al−3Cr、Ti−1.5Al−5.5Fe−6.8MoまたはTi−8Mo−8V−2Fe−3Alを含む、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。
  7. 選択されるアルファ−ベータ型チタンがモリブデンを含まない、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
  8. アルファ−ベータ型チタンが、Ti−6AL−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、Ti−6Al−6V−2Sn、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−4V超低侵入型、Ti−5Al−2Sn−2Zr−4Mo−4Cr、Ti−7Al−4Mo、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe、Ti−6Al−1.7Fe−0.1Si、Ti−6Al−2Sn−2Zr−2Mo−2Cr−0.25Si、Ti−4.5Al−5Mo−1.5Cr、Ti−5Al−4V−0.075Mo−0.5Fe、Ti−5Al−5V−1FeまたはTi−3.5Al−2.0V−1.2Feを含む、請求項1から7の何れか一項に記載の方法。
  9. 溶加材(305)を溶融するステップが、線形摩擦溶接、摩擦攪拌溶接、ガスタングステンアーク溶接、プラズマアーク溶接、レーザービーム溶接、ガスタングステンアーク溶接、ガスメタルアーク溶接、プラズマアーク溶接、電子ビーム溶接またはサブマージアーク溶接の1つ以上を用いるステップを含む、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
  10. 2つの異種チタンを接合する溶接部であって、
    第1の溶接縁部(303,412)を含む第1の加工物(301,410)であって、第1の種類のチタンを含み、第1の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンである、第1の加工物(301,410)と、
    第2の溶接縁部(304,422)を含む第2の加工物(302,420)であって、第2の種類のチタンを含み、第2の種類のチタンはアルファ型チタンまたはベータ型チタンであり、第2の種類のチタンは第1の種類のチタンとは異なる、第2の加工物(302,420)と、
    第1の溶接縁部および第2の溶接縁部の間に配置された溶接部分(430)であって、アルファ−ベータ型チタンを含む溶加材(305)を含む、溶接部分(430)と、
    を含む溶接部。
  11. アルファ型チタンが、約5.8から約8.0重量パーセントのアルミニウム当量(Aleq)および約1.3から約2.0重量パーセントのモリブデン当量(Moeq)を含み、
    ベータ型チタンが、約3.0重量%以下のAleqおよび約10.0重量%以上のMoeqを含み、
    アルファ−ベータ型チタンが、約3.0から約7.0重量%のAleqおよび約2.1−約10.0重量%のMeqを含み、
    Aleqが次の式によって決まり、
    Aleq=Al+(Zr/6)+(Sn/3)+(O×10)
    ここで、Alはアルミニウムの重量%、Zrはジルコニウムの重量%、Snはスズの重量%、Oは酸素の重量%であり、
    Moeqが次の式によって決まり、
    Moeq=Mo+(Ta/5)+(Nb/3.6)+(W/2.5)+(V/1.5)+(Cr×1.25)+(Ni×1.25)+(Mn×1.7)+(Co×1.7)+(Fe×2.5)
    ここで、Moはモリブデンの重量%、Taはタンタルの重量%、Nbはニオブの重量%、Wはタングステンの重量%、Vはバナジウムの重量%、Crはクロムの重量%、Niはニッケルの重量%、Mnはマンガンの重量%、Coはコバルトの重量%、Feは鉄の重量%である、
    請求項10に記載の溶接部。
  12. アルファ型チタンが、約90%を超えるアルファ型チタンを含む、請求項10または11に記載の溶接部。
  13. アルファ型チタンが、チタン、Ti−5Al−2Sn−3Li、Ti−8Al−1Mo−1V、Ti−2.5Cu、Ti−6242、Ti−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−5Al−5Sn−2Zr−2Mo、Ti−3Al−2.5V、Ti−5Al−2.5Sn極低侵入型、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo−0.1Si、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−0.4Mo−0.45SiまたはTi−5.8Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−0.35Siを含む、請求項10から12の何れか一項に記載の溶接部。
  14. ベータ型チタンが、少なくとも50%のベータ型チタンを含む、請求項10から13の何れか一項に記載の溶接部。
  15. ベータ型チタンが、Ti−13V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe−3Al、Ti−10V−2Fe−3AlおよびTi−3Al−8V−6Cr−4Mo−4Zr、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、Ti−15V−3Al−3Cr−3Sn、Ti−15Mo−3Al−2.7Nb−0.25Si、Ti−15Mo−5Zr−3Al、Ti−5V−5Mo−5Al−3Cr、Ti−1.5Al−5.5Fe−6.8MoまたはTi−8Mo−8V−2Fe−3Alを含む、請求項10から14の何れか一項に記載の溶接部。
  16. アルファ−ベータ型チタンが、Ti−6AL−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、Ti−6Al−6V−2Sn、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−4V超低侵入型、Ti−5Al−2Sn−2Zr−4Mo−4Cr、Ti−7Al−4Mo、Ti−4.5Al−3V−2Mo−2Fe、Ti−6Al−1.7Fe−0.1Si、Ti−6Al−2Sn−2Zr−2Mo−2Cr−0.25Si、Ti−4.5Al−5Mo−1.5Cr、Ti−5Al−4V−0.075Mo−0.5Fe、Ti−5Al−5V−1FeまたはTi−3.5Al−2.0V−1.2Feを含む、請求項10から15の何れか一項に記載の溶接部。
  17. 第1の種類のチタンが、約6重量%以下のモリブデン含有量を含み、第2の種類のチタンが、約10重量%から約20重量%のモリブデン含有量を含み、アルファ−ベータ型チタンを含む溶加材(305)が、モリブデンを含まない、請求項10から16の何れか一項に記載の溶接部。
  18. 2つの異種チタンを接合する溶接部であって、
    Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Moチタン合金を含む第1の加工物(301、410)と、
    ベータ型チタンを含む第2の加工物(302、420)と、
    第1の加工物(301、410)と第2の加工物(302、420)とを接合する溶接部分(430)であって、Ti−6Al−4Vを含む溶加材(305)を含む溶接部分(430)とを含む、溶接部。
  19. 溶接されたチタン部品であって、
    Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Moチタン合金を含む第1の加工物(301、410)と、
    ベータ型チタンを含む第2の加工物(302、420)と、
    第1の加工物(301、410)と第2の加工物(302、420)とを接合する溶接部であって、Ti−6Al−4Vを含む溶加材を含む溶接部と、
    を含む溶接されたチタン部品。
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