JP2019181044A - ワンタッチ式開閉ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンタッチで容易にアームの開閉を行い、衣服を落とすことなくハンガーにかける。【解決手段】衣服を掛けるための左右のアーム7aと7bの付根部分が、6で重なり係合されており、一定の範囲で回動する。アームは上下にスライドするスイッチ部品3とワイヤー4aと4bにそれぞれ係合されており、スイッチ部品とアームは連動する。スイッチ部品が上部にあるときは、スイッチ部品上部に設けられた反しにより上部に係止し、アームが開いた状態を保持する。アームを閉じるときは、反し下部の突起部をつまむことで反しが外れスイッチ部品が下方へスライドし、連動してアームが閉まる。また、別の構造パターンとして、アームが開く為の力をオメガ型のバネと上方にのみ折曲する係合部品を利用し、より小さい力でアームが開くことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、生活雑貨用品であるハンガーを使用し、洗濯物を干す作業の時間を短縮させ、低コストで作成することのできるハンガーの形状に関する。
従来の衣服を吊り下げるハンガーには、上端にフックがあり、中央部から左右対称に下方へ向かって伸びるアームを一体形成したものや、アーム部分を本体とは別部品として開閉式にしたものがある。
特許文献として特許第5530796号がある。しかし、これは閉じた状態のアーム部分を襟部より衣服に挿入し、落ちないようにしながら衣服外側よりアーム部分を持ち直し、アームを広げなくてはならない。その際に衣服が落ちる可能性があり、ある程度の技術を必要とする。
非特許文献として特開平7−246150がある。しかし、これはアームが開いた状態を保つための係止力をバネのみに頼ることになり、バネの経年劣化による係止力の低下により本来の機能を得ることが出来なくなり、耐久性に問題がある。
本発明の課題は、ワンタッチで容易にアームの開閉を行い、衣服を落とすことなくハンガーにかけることのできる開閉式ハンガーを提供する事である。
また、最小限に抑えた容易に作成することのできるパーツを使用し、容易な組み立てによって作成することで、低コストで開閉式ハンガーを提供することである。
本発明は、課題を解決するために、本体の下方に円柱状の突起部分を設け、アームの内方の突起部分の外径に合わせた貫通穴を突起部分に通し、アームを突起部分を起点に一定の範囲内で回動自在とし、アーム部分を折りたたむことを可能とする。
回動の範囲については、上方においては本体と本体カバーの篏合部にて過回動を抑止し、下方においては後記のワイヤーにより過回動を抑止する。
そして、アーム部分の開閉をワンタッチで行うために、アーム内方の貫通穴より外側上部にワイヤーの一方を絆す為のフックを設け、ワイヤーのもう一方を本体と本体カバーで挟み込み一定の範囲内で上下にスライドするスイッチ部品に絆す。そのスイッチ部品が下方にあるときは重力によりアーム部分が下方へと回動し、アーム部分が閉じた状態となる。閉じた状態のアーム部分を襟部より衣服に挿入し、スイッチ部品を上方へとスライドさせることにより、絆されたワイヤーを通してアーム部分が上方に回動する力が伝わり、アーム部分が開き衣服を係止する。
このときスイッチ部品は、スイッチ部品上部が本体と本体カバーの篏合部に設けられた穴部分に入り込み、スイッチ部品上部に設けられた反しにより係止し、アーム部分が開いた状態を保持する。
アーム部分を再び閉じるときは、スイッチ部品上部反しより下方に左右に向かって設けられた突起部をつまむことにより、反し部分が内側に移動し本体と本体カバーの篏合部に設けられた穴部分よりはずれ、スイッチ部品が上部に係止する力を失うため、重力によりスイッチ部品が下方へとスライドし、それに伴いアーム部分も下方へ回動し、アーム部分が閉じた状態になる。
スイッチ部品上部は、反しのついた左右対称の弾性片であり、中央に向かって力が働いた際には左右の弾性片の隙間が狭くなるが、力が働かないときは元の位置へと戻る。
この各動作により、アーム部分の開閉をワンタッチで行うことができる。
上記説明のワイヤーについては、スイッチ部品とアーム部分が連動するのであれば、紐状でなくてもよい。
例えばコの字状に折曲したプラスチック製の棒状部品等でもよい。
製作に使用する部品は、基本的に可塑性樹脂を使用し、金型製作費用を抑えるために2プレート成型で成型できる形状にしてある。
組み立て工程も、量産しやすいように、工程が少なく容易に作成することができる構造にした。
また、別の構造パターンとして、より容易にアーム部分の開閉をワンタッチで行うために、アーム部分を開く動作においてバネを使用する構造パターンがある。
これは、内側に閉まろうとする力が働くオメガ型のバネを使用し、そのバネの力をスイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品を使用することによりアーム部分が上方へと回動する力に変換し、同時にスイッチ部品を上方へとスライドさせる。開ききったところでスイッチ部品上部が本体と本体カバーの篏合部に設けられた穴部分に入り込み、スイッチ部品上部に設けられた反しにより係止し、アーム部分が開いた状態を保持する。
アーム部分が閉じている状態のときは、スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品によりバネは押し広げられている状態で係止している。スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品の中央部にスイッチ部品下部を係合し、外側部分にはそれぞれバネとワイヤーを係合している。スイッチ部品上部反しより下方の突起部分が本体カバーを突き抜けて飛び出ている。この突起部分は本体カバーに設けられた上下に長い楕円形の穴によりスライドする範囲が制限されており、それに伴いスイッチ部品のスライドする範囲も制限される。
スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品は、外側はバネと、中央はスイッチ部品と係合されているため、おのずと動く範囲は制限され、スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品の中央部が下方へと折曲することを許容せず、上方へと折曲することのみを許容する。
この構造パターンにおいて衣服を干そうとするときは、閉じた状態のアーム部分を襟部より衣服に挿入し、衣服を持った手または衣服襟部分にスイッチ部品上部反しより下方の突起部分を当てることにより、スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品のバネを押し広げられている状態で係止する力を失い、バネの力により上方へと折曲し、それに伴いアーム部分が上方へと回動する。
そして、アーム部分を再び閉じるときは、スイッチ部品上部反しより下方の本体カバーを突き抜けて飛び出した突起部分を本体方向に押しながら下方へとスライドさせると、反し部分が本体側に移動し本体と本体カバーの篏合部に設けられた穴部分よりはずれ、スイッチ部品がスイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品を押し広げ、バネが開いた状態を維持し、それに伴いアーム部分も下方へ回動し、アーム部分が閉じた状態になる。
このスイッチ部品上部反しは弾性片であり、力が加わっているときには反し部分は移動するが、力が働いていないときは元の位置に戻る。
この各動作により、アーム部分の開閉をより容易に、アームを持ち直す必要なくワンタッチで行うことができる。
ワンタッチで容易にアームの開閉ができるハンガーを安価で提供し、多くの人の洗濯物を干す作業の時間を短縮することができる。
本発明であるワイヤー式開閉ハンガーのアームが開いている使用状態の正面図。点線は、かくれ線である。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーのアームが閉じている使用状態の正面図。点線は、かくれ線である。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーのスイッチ部品の詳細図。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーのアーム部分の詳細図。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーの本体の詳細図。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーの別パターンのアームが開いている使用状態の正面図。点線は、かくれ線である。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーの別パターンのアームが閉じている使用状態の正面図。点線は、かくれ線である。 本発明であるワイヤー式開閉ハンガーの別パターンのスイッチ部品及びスイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品の詳細図。
本発明は、上端部にフックが一体となった本体部品と本体カバーに挟まれる状態で、本体下端部に左右対称となるアーム部分を配置し、アーム部分のフックとスイッチ部品のフックをワイヤーで絆し、スイッチ部品を上下にスライドさせることにより本体下端部を基軸としてアーム部分が回動し、アーム部分を開閉させる。
ワイヤーについては、スイッチ部品とアーム部分が連動するのであれば、紐状でなくてもよい。
例えばコの字状に折曲したプラスチック製の棒状部品等でもよい。
また、別の構造パターンとしてバネを使用した場合においては、バネとワイヤーを上方にのみ折曲する係合部品の両端に係合し、中央の折曲する基軸部分とスイッチ部品を係合し、スイッチ部品とバネを連動させることにより、小さい力と動作でバネの力を利用してアーム部分を開くことができる。
どちらの構造パターンであっても、アーム部分が開いた状態にあるときは、スイッチ部品上部が本体と本体カバーの篏合部に係止することによりアーム部分が閉まることを許容しない。
各部品は、容易に外れることを防ぐため、本体と本体カバーにて挟み込むが、本体と本体カバーの接着方法については、接着剤やネジ止め、凹凸部分による圧着等一般的な方法による。
本発明を使用する場合は、例えば洗濯した丸首の衣服を物干し竿に掛けるとき、片方の手で衣服の襟首を掴持し、もう一方の手でスイッチ部品貫通穴と本体上部のフック付根の横を軽く握持し、アーム部分を衣服の襟首より挿入し、スイッチ部品を持った手を強く握持すればスイッチ部品は上へとスライドし、連動してアーム部分が開く為、衣服を保持することができる。そして本体上部のフックを物干し竿に掛ければ、洗濯した衣服を容易に襟首を広げることなく干すことができる。
また、別の構造パターンとしてバネを使用した場合においては、片方の手で本発明品を掴持し、もう一方の手で衣服の襟首を掴持し、アーム部分を衣服の襟首より挿入し、衣服の襟首を掴持した手を軽くスイッチ部品の突起部分に当てることでスイッチ部品は上へとスライドし、連動してアーム部分が開く為、衣服を保持することができる。そして本体上部のフックを物干し竿に掛ければ、洗濯した衣服をより容易に、襟首を広げることなく干すことができる。
洗濯物が乾燥し、ハンガーより取り外す際は、スイッチ部品をワンタッチで下方にスライドさせることでアーム部分が連動して閉まるため、容易に襟首を広げることなく引き抜くことができる。
上記記載の方法は、使用方法の一例に過ぎず、記載の通りに使用しなければならないという事ではない。
例えば複数の衣服を、複数の本発明品を使用して干す場合ならば、先に本発明品を物干し竿に複数掛けておき、洗濯した衣服を本発明品のところまで持っていき、上記の方法で衣服を掛けることで、複数の物干し竿に掛ける動作を一度の動作で済ませることができ、時間短縮をすることができる。
本発明品は、低コストで生産可能で、ワンタッチでアームの開閉ができるという使いやすいもので、その使い方においては、本発明品の特徴を生かして、使用者が一番使いやすい方法で使用すればよいものである。
1 本体
2 本体カバー
3 スイッチ部品
4 ワイヤー(機能を果たすことができれば紐状ではなく コの字状に折曲したプラスチック製の棒状部品等でもよい)
5 ストッパー
6 突起部分
7 アーム部分
8 ワイヤー抑え突起部分
9 オメガ型バネ
10 スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品
11 スイッチ部品(別パターン)
12 スイッチ部品上部反し
13 スイッチ部品上部反し外し用突起部
14 スイッチ部品下部ワイヤーフック
15 アーム部分貫通穴
16 アーム部分上部ワイヤーフック
17 スイッチ部品(別パターン)本体カバー突き抜け突起部分
18 スイッチ部品(別パターン)上部反し
19 スイッチ部品(別パターン)下部係合突起部
20 スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品の中央係合用貫通穴
21 スイッチ部品・バネ・ワイヤー係合部品の外側係合用貫通穴。この穴にこの穴と同径の円柱を差し込みバネとワイヤーを軸着する。
22 本体と本体カバー篏合部。この部分がスイッチ部品上部反しに引っ掛かりスイッチ部品を係止する。
23 本体貫通穴
24 スイッチ部品貫通穴

Claims (2)

  1. 本体上端に物干し竿に掛けるためのフックを設け、本体下端に左右対称の衣服を掛けるためのアームを配置し、アームは本体内方にて開閉可能に重ねて軸支され、本体中央に設置されたスライドして動くスイッチ部品とアームをワイヤーまたはコの字状のプラスチック棒にて係合することにより連動して開閉可能であり、スイッチ部品は上部に反しのついた弾性片を設け、反しが本体と本体カバーの篏合部に入り込み上方へスライドされた状態で係止するため、連動して動くアームもまた開いた状態で係止し、反し部分より下方に設けられた突起部をつまむことで、ワンタッチで上方へスライドされた状態で係止することを解除し、アームを閉じることのできるワンタッチ式開閉ハンガー。
  2. 本体上端に物干し竿に掛けるためのフックを設け、本体下端に左右対称の衣服を掛けるためのアームを配置し、アームは本体内方にて開閉可能に重ねて軸支され、本体中央に設置されたスライドして動くスイッチ部品と、上方にのみ折曲する係合部品中央の折曲する基軸に係合し、係合部品両端にそれぞれオメガ型のバネの端部とワイヤーを係合し、ワイヤーのもう一方をアームと係合し、それによりスイッチ部品と連動してアームが開閉可能であり、アームを開く際にはバネの力を利用して小さい力で開くことができ、スイッチ部品は上部に反しのついた弾性片を設け、反しが本体と本体カバーの篏合部に入り込み上方へスライドされた状態で係止するため、連動して動くアームもまた開いた状態で係止し、反し部分より下方に設けられた突起部分を本体方向に押すことで、上方へスライドされた状態で係止することを解除し、そのまま下方へスイッチ部品をスライドさせることで折曲した係合部品を直線状態にし、オメガ型のバネを押し広げることでスイッチ部品と連動してアームを閉じることのできるワンタッチ式開閉ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019202863A1 (ja) * 2019-02-08 2020-04-30 瀬倉株式会社 ハンガー

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