JP2019180259A - 撒餌の残量を出力可能な撒餌収容装置 - Google Patents

撒餌の残量を出力可能な撒餌収容装置 Download PDF

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【課題】撒餌の残量を検出し、内部の撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することができる撒餌収容装置を提供する。【解決手段】撒餌収容装置100は、内部に撒餌105を収容可能に構成された本体部101と、本体部101内に収容されている撒餌105の残量を検出する残量検出部102と、撒餌105が収容された本体部101の水中への投入時間を決定する投入時間決定部109と、前記投入時間から撒餌105の残量がなくなるまでの時間を測定する放出時間測定部110と、該放出時間を出力する出力部113と、を備えるよう構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、釣用の撒餌を収容する撒餌収容装置に関し、特に、撒餌収容装置に収容されている撒餌の残量を出力することができる撒餌収容装置に関する。
撒餌収容装置として、内部に撒餌若しくはこませ(以下、撒餌という)を収容し、当該撒餌を水中へ放出する構成が知られている。このような撒餌収容装置では、通常ハリスを介して釣り針が取り付けられ、撒餌収容装置から放出された撒餌によって釣り針の周囲に魚をおびき寄せるよう構成される。
撒餌収容装置は、水中において撒餌を放出するため、水上にいる釣り人からは、撒餌収容装置内に残っている撒餌の残量を視認することができない一方で、撒餌収容装置が空にならないようにするために、撒餌収容装置に十分に撒餌が残っているタイミングで撒餌収容装置を水中から引き上げて撒餌を補充する場合がある。この場合、撒餌収容装置の引き上げ、撒餌の補充、及び撒餌収容装置の所定水深への再投入のために多くの時間を必要とする。
従来より、釣り人に内部の撒餌が空になったことを知らせることができる様々な撒餌収容装置が知られている。特許文献1には、釣り人のしゃくり操作ごとに所定量の撒餌を放出することができる撒餌収容装置が開示されている。当該撒餌収容装置では、これにより、釣り人はしゃくりの回数によって撒餌の残量を知ることができることが開示されている。他方、特許文献2には、容器内部の撒餌を当該容器に設けられた開口部から水中に押し出すように構成された往復動部材を有する撒餌収容装置が開示されている。当該撒餌収容装置では、釣り人が当該所定の時間が経過したときに撒餌収容装置が空になったと判断することができることが開示されている。
特開2002−345382号公報 特開2006−333754号公報
しかしながら、従来の撒餌収容装置では、撒餌収容装置が空になったタイミングを正確に検出することができない。特許文献1に開示の撒餌収容装置では、周囲の環境によってしゃくり1回当たりに放出される撒餌の量が変化し得るので、撒餌収容装置が空になるまでの時間を正確に推定するのは実際上困難であるという問題がある。他方、特許文献2に開示の撒餌収容装置では、往復動部材の変位速度が調節されていても、水流の影響により撒餌の放出量が変化し得るため、撒餌収容装置が空になるまでの時間を精度よく把握することは難しいという問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撒餌の残量を検出し、内部の撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することができる撒餌収容装置を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、内部に撒餌を収容可能に構成された本体部と、該本体部内に収容されている撒餌の残量を検出する残量検出部と、該撒餌が収容された本体部の水中への投入時間を決定する投入時間決定部と、前記投入時間から前記撒餌の残量がなくなるまでの時間を測定する放出時間測定部と、該放出時間を出力する出力部と、を備えるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置によれば、撒餌の残量を検出し、内部の撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することで、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間をより正確に把握することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置では、水深を検出する水深検出部と、前記撒餌を放出する水温を検出する水温検出部と、をさらに備え、前記出力部は、前記撒餌の残量がなくなる際の水深と水温とを出力するように構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記出力部は、無線送信部を有するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、制御部を有する電動リールに接続され、前記出力部は、前記放出時間を含む情報を該電動リールの該制御部へ無線送信し、該制御部は、前記放出時間の経過後電動リールの自動巻上げを開始するよう該電動リールを制御するように構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、表示部を有するリールに接続され、前記出力部は、前記放出時間を含む情報を該表示部へ無線送信し、該表示部は、前記放出時間が経過したことを示す情報を操作者へ出力するように構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置によれば、撒餌がなくなるまでの予測時間に基づき、撒餌がなくなった撒餌収容装置を水中から効率的に回収することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、前記投入時間決定部は、前記電動リール又は前記リールのクラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間を検出し、前記投入時間は、該クラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間に基づき設定されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、前記本体部の水中への投入の有無を検出する水中検出部をさらに備え、前記投入時間は、前記本体部の水中への投入時間に基づき設定されるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記出力部は、前記本体部が水中にないときに通電され、前記残量検出部は、前記本体部が水中にあるときに通電されるこよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記水中検出部は、圧力センサによる水圧を検出するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記水中検出部は、一対の電極を備え、該一対の電極間における水による通電を検出するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、撒餌の重量を測定する撒餌重量測定部と、以前の使用時における撒餌の重量と前記放出時間とを含む情報を記憶する記憶部と、前記放出時間を推定する放出時間推定部と、をさらに備え、該放出時間推定部は、測定された前記撒餌の重量と前記情報とに基づき前記放出時間の推定値を算出するよう構成される。
上記実施形態によれば、撒餌の残量を検出し、内部の撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することで、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間をより正確に把握することができる撒餌収容装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100を概略的に示す図 本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による投入時間等の出力方法を示すフローチャート 本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100と電動リールとの協動方法を説明する模式的な図 本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による出力手段の表示方法を表すフローチャート 本発明の他の実施形態に係る撒餌収容装置100を概略的に示す図 本発明の他の実施形態に係る撒餌105の重量と放出時間Tとの関係を示す履歴情報の例を説明する図 本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による投入時間出力方法および履歴の追加方法を表すフローチャート
以下、本発明の様々な実施形態を適宜図面を参照して説明する。なお、図面における共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100について説明する。図1に示す撒餌収容装置100は、本体部101と、本体部101の上方を覆う蓋111と、本体部101の下方を覆う基底部112と、を備える。蓋111には、釣竿Rから伸びる道糸107の一端が取り付けられる。基底部112の下端にはハリスが取り付けられており、このハリスの先端には釣り針108が取り付けられる。
本体部101は、例えば、中空の円筒形状に形成され、その中空の内部空間に撒餌105が収容される。撒餌105は、集魚効果のある任意の餌であり、例えば、オキアミ、魚肉のミンチ、煎り糠、及びさなぎ粉(粉状にしたカイコの死骸)等が用いられる。本体部101は、例えば、合成樹脂から形成される。
当該本体部101は、水中に撒餌を放出することができるように、その内部と外部とを連通する一以上の連通孔を有する。連通孔の位置、大きさ、数は、撒餌105の種類、釣りの対象とする魚種、及びこれら以外の要因により、適宜設定することができる。蓋111が本体部101に対して開閉可能となるように蓋111を本体部101に取り付け、水中で蓋111を開くことにより撒餌105を水中に放出してもよい。
図示の撒餌収容装置100は、投光ユニット1022及び受光ユニット1021を含む残量検出部102、信号処理部103、送信部104、並びに電源106を備える。残量検出部102は、蓋111に設けられた投光ユニット1022と、基底部112に設けられた受光ユニット1021とを備え、撒餌収容装置100内における撒餌105の残量を検出することができる。信号処理部103は、後述する出力部113での出力に加えて、必要に応じて、残量検出部102により検出された撒餌105の残量を示す残量信号を生成し、送信部104は、残量信号を外部装置(図示しない)に対して送信するよう構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、内部に撒餌105を収容可能に構成された本体部101と、該本体部101内に収容されている撒餌105の残量を検出する残量検出部102と、該撒餌が収容された本体部の水中への投入時間(該撒餌105が収容された状態の該本体部101を水中へ投入するタイミング)を決定する投入時間決定部109と、該投入時間から撒餌105の残量がなくなるまでの時間を測定する放出時間測定部110と、該放出時間を出力する出力部113と、を備えるよう構成される。
投入時間決定部109は、後述する方法により、撒餌105が本体部101へ収容されたタイミングを決定することができる。放出時間測定部110は、投入時間決定部109及び残量検出部102と接続され、撒餌105が本体部101へ収容されてから撒餌105の残量がなくなるまでの時間(放出時間という)を測定することができる。出力部113は、放出時間測定部110により測定された投入時間を出力するよう構成される。
電源106は、残量検出部102、信号処理部103、送信部104、投入時間決定部109、放出時間測定部110、出力部113及びこれら以外の電子部品に対して必要な電力を供給する。電源106は、例えば、小型のボタン電池、環境の温度差、振動、光エネルギーを電力に変換する環境発電型の電池、及びこれら以外の任意の電池であってもよい。これらの残量検出部102、信号処理部103、送信部104、投入時間決定部109、放出時間測定部110、出力部113及び電源106は、漏電が起きないように適切な防水処理が施されている。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100によれば、撒餌105の残量を検出し、内部の撒餌105がなくなるまでの時間を計測し、出力することで、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間を従来と比してより正確に把握することが可能となる。
図示しないが、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100では、水深を検出する水深検出部114と、撒餌105の放出の際の水温を検出する水温検出部115と、をさらに備えるよう構成される。この場合、出力部113は、撒餌105の残量がなくなる際の水深と水温とを出力するように構成される。図示しないが本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の出力部113は、外部へ出力情報を送信するための無線送信部116をさらに有するよう構成され得る。これにより、撒餌105の残量がなくなった際の水深および水温を測定することで、操作者に対して水中の環境に関する情報を知らせることができ、釣果を向上させることにつながる。
図1に示す受光ユニット1021は、基底部112に投光ユニット1022と対向するように設けられ、投光ユニット1022から発せされ本体部101の内部空間を経て伝達された光を受光するように構成される。投光ユニット1022は、例えば、発光ダイオード(LED)であり、所定の帯域の光を発することができる。投光ユニット1022は、水中での透過性が高く、且つ、撒餌105によって遮断されやすい(減衰されやすい)帯域の光を発するように構成される。投光ユニット1022から発せられる光は、例えば、可視光、赤外光、又はこれら以外の可視光帯域近傍の周波数帯の光であってもよい。
受光ユニット1021は、フォトダイオード等の光電変換素子を備える。この光電変換素子は、例えば、公知の硫化カドミウムセルである。受光ユニット1021の光電変換素子は、受光量に応じた量の電荷を発生させ、この発生させた電荷の量に応じた電気信号(例えば電圧値)を読み出して出力信号として出力することができる。受光ユニット1021において十分な光量の光を受光できるようにするために、投光ユニット1022には集光レンズを設けてもよい。また、撒餌収容装置100の周囲からの環境光が受光ユニット1021に入射してノイズが発生しないようにするため、本体部101に光を透過しない遮光部材を取り付けたり、または、光を透過しない合成樹脂から本体部101を形成してもよい。
以上のように、受光ユニット1021が投光ユニット1022と対向するように設けられ、投光ユニット1022から本体部101の内部空間を経て伝達された光を受光するように構成されているため、本体部101の内部空間に残っている撒餌105の量が多い場合には、撒餌105によって投光ユニット1022からの光が遮断され、受光ユニット1021から出力される電圧が小さくなる。撒餌105が水中に放出されて撒餌収容装置100内に残存する撒餌105の量が少なくなると、受光ユニット1021への入射光の光量が増え、受光ユニット1021から出力される電圧が大きくなる。このようにして、受光ユニット1021の出力によって、本体部101内の撒餌105の残量を検出することができる。
また、信号処理部103は、残量信号によって搬送波を変調して変調波を生成し、この変調波を送信部104から水中に送信する。残量信号の変調は、様々なアナログ変調又はデジタル変調を用いて行われる。アナログ変調を用いる場合には、残量信号は、変調前にD/A変換される。残量信号を変調するために、公知の様々な変調方式を用いることができる。例えば、振幅変調、周波数変調、位相変調、及びこれら以外の様々な変調方式を用いることができる。
次に図2を参照して、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による投入時間等の出力方法につき説明する。
まず、撒餌収容装置100を準備する(ステップS0)。次に、撒餌105を撒餌収容装置100に収容する(ステップS1)。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されたかを検出する(ステップS2)。撒餌105は撒餌収容装置100に収容されているが、撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されていない場合(ステップS2でNOの場合)、所定時間の経過後に再度確認し、当該本体部101が水中へ投入されるまでこれを繰り返す。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入された場合(ステップS2でYESの場合)、当該本体部101が水中へ投入された時点(タイミング)を投入時間(T=0)とする。所定時間の経過後に、当該本体部101が水中にあるか確認する(ステップS4)。当該本体部101が水中にない場合、撒餌収容装置100に「残量あり」の表示がなされる(ステップS5)。
一方、当該本体部101が水中にあるか確認し(ステップS4)、当該本体部101が水中にある場合、撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認する(ステップS6)。当該残量がゼロになっていない場合は、所定時間の経過後(T=T+1)、再度ステップS4およびS6を繰り返す。撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認し、当該残量がゼロになっている場合、その時の時間Tを放出時間と決定する(ステップS7)。その際、水深検出部114により水深を測定し、水温検出部115により水温を測定する(ステップS7)。次に、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS8)、水中にある場合は所定時間の経過後それを繰り返す。他方、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS8)、水中にない場合は、出力部113において、当該放出時間Tと、撒餌105の残量がなくなる際の水深および水温とを出力する(ステップS9)。なお、出力部113において、当該放出時間Tのみを出力するよう構成してもよい。また、これら以外の出力を一緒に行うよう構成しても構わない。
このようにして、撒餌の残量を検出し、内部の撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することで、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間をより正確に把握することができるようになる。例えば、撒餌の量を一定にしておけば、海流の急激な変化等がない限り、撒餌がなくなるまでの時間はおおむね再現性がある。したがって、内部に撒餌が無い状態で水中に収納装置100を保持している状態を少なくすることができ、釣果の向上が期待できる。
次に、図3を参照して、制御部40を備える釣竿R(電動リールという)から伸びる道糸107に接続された撒餌収容装置100と、電動リールとの協動方法について説明する。図3(a)に示すように、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100は、制御部40を有する電動リールに接続され、当該出力部113は、放出時間T1を含む情報を該電動リールの該制御部40へ無線送信する。その後、図3(b)に示すように、撒餌収容装置100を水中へ投入してから内部の撒餌105がなくなるまでの時間T2を計測する。その後、図3(c)に示すように、該制御部40は、放出時間T1の経過後電動リールの自動巻上げを開始するよう該電動リールを制御する。その際、図3(c)に示すように、新たに測定された放出時間T2を撒餌収容装置100は電動リールへ送信することができる。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100によれば、撒餌105がなくなるまでの予測時間に基づき、撒餌がなくなるであろうタイミングで撒餌収容装置を電動リールの自動巻き上げによって、水中から効率的に回収することが可能となり、操作者の負担を減らすことができる。
図示しないが、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100は、表示部を有するリールに接続され、出力部113は、放出時間を含む情報を該表示部へ無線送信し、該表示部は、放出時間が経過したことを示す情報を操作者へ出力するように構成される。ここで、当該リールは、電動リール以外のリールであってもよく、放出時間の経過を示すことができる表示部があるリールであればどのようなリールについても適用することができる。電動リール以外のリールである場合は、操作者が手動で巻き上げを行なう。この場合は、撒餌収納容器100に表示部を設ける必要が無く、装置の小型化や低コスト化を実現できる。また、放出時間を含む情報を無線送信する受信先は、リールに限らず、表示部を有する携帯電話やコンピューター、魚群探知機であっても良い。また、スピーカー等によって音声で操作者に伝える手段であっても良い。これらの構成により、撒き餌収納容器100に表示部を設ける必要が無くなり、装置の小型化や低コスト化、省電力化を実現できる。
また、図示しないが、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100における投入時間決定部109は、電動リール又はリールのクラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間を検出し、当該投入時間は、該クラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間に基づき設定されるよう構成されてもよい。これにより、投入時間決定部109を撒餌収納容器100ではなくリール側に持たせることができ、撒餌収納容器100の省電力化や小型化が実現できる。
さらに、図示しないが、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100は、本体部101の水中への投入の有無を検出する水中検出部をさらに備え、当該投入時間は、前記本体部の水中への投入時間に基づき設定されるよう構成されてもよい。本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記水中検出部は、圧力センサによる水圧を検出するよう構成されてもよい。また、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置の前記水中検出部は、一対の電極を備え、該一対の電極間における水による通電を検出するよう構成されてもよい。
本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100の出力部113は、本体部101が水中にないときに通電され、残量検出部102は、前記本体部が水中にあるときに通電されるよう構成されてもよい。
次に図4を参照して、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による出力手段の表示方法につき説明する。
まず、撒餌収容装置100を準備する(ステップS10)。次に、撒餌105を撒餌収容装置100に収容する(ステップS11)。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されたかを検出する(ステップS12)。撒餌105は撒餌収容装置100に収容されているが、撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されていない場合(ステップS12でNOの場合)、所定時間の経過後に再度確認し、当該本体部101が水中へ投入されるまでこれを繰り返す。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入された場合(ステップS12でYESの場合)、当該本体部101が水中へ投入された時点(タイミング)を投入時間(T=0)とすると共に、出力部113をオフにし、残量検出部102をオンとする(ステップS13)。所定時間の経過後に、当該本体部101が水中にあるか確認する(ステップS14)。当該本体部101が水中にない場合、撒餌収容装置100に「残量あり」の表示がなされると共に、残量検出部102がオフにされる(ステップS15)。
一方、当該本体部101が水中にあるか確認し(ステップS14)、当該本体部101が水中にある場合、撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認する(ステップS16)。当該残量がゼロになっていない場合は、所定時間の経過後(T=T+1)、再度ステップS4およびS6を繰り返す。撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認し、当該残量がゼロになっている場合、その時の時間Tを放出時間と決定する(ステップS17)。そして、出力部113はオフのまま、残量検出部102をオフとする(ステップS18)。次に、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS19)、水中にある場合は所定時間の経過後それを繰り返す。他方、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS19)、水中にない場合は、出力部113をオンにすると共に、出力部113において、当該放出時間Tを出力する(ステップS20)。なお、ステップ20において、撒餌105の残量がなくなる際の水深および水温とを出力するように構成してもよい。その場合、ステップS17において、水深検出部114により水深を測定し、水温検出部115により水温を測定するよう構成することができる。なお、これら以外の情報を、出力部113に出力するよう構成してもよい。
このようにして、撒餌収容装置100が水中にある場合、出力部をオフとすることで電力の省力化を行うことができる。また、撒餌収容装置100が水面よりも上にある場合や残量検出部による撒餌の残量を検出が終了した場合において、残量検出部をオフとすることで電力の省力化を行うことができる。さらに、撒餌がなくなるまでの時間を計測し、出力することで、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間をより正確に把握することができるようになる。
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100について説明する。
まず、図1と同様に、図示の撒餌収容装置100は、投光ユニット1022及び受光ユニット1021を含む残量検出部102、信号処理部103、送信部104、並びに電源106を備える。残量検出部102は、蓋111に設けられた投光ユニット1022と、基底部112に設けられた受光ユニット1021とを備え、撒餌収容装置100内における撒餌105の残量を検出することができる。信号処理部103は、出力部113での出力に加えて、必要に応じて、残量検出部102により検出された撒餌105の残量を示す残量信号を生成し、送信部104は、残量信号を外部装置(図示しない)に対して送信するよう構成してもよい。
さらに、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置は、撒餌の重量を測定する撒餌重量測定部117と、以前の使用時における撒餌の重量と放出時間とを含む情報(履歴情報)を記憶する記憶部118と、当該放出時間を推定する放出時間推定部119と、をさらに備え、該放出時間推定部119は、測定された撒餌の重量と、前記履歴情報とに基づき当該放出時間の推定値を算出するよう構成される。
出力部113には、このようにして算出された放出時間の推定値を表示するように構成することができる。
次に、図6を参照して、撒餌105の重量と放出時間Tとの関係を示す履歴情報について説明する。図示のように、横軸に撒餌105の重量mを示し、縦軸に撒餌105の放出時間Tを示す。そして、図6におけるプロットされた各○は、これまでの撒餌105の重量mと放出時間Tとの関係を示す履歴情報である。このようにして、これまでの履歴情報を蓄積しておくことで、新たに撒餌105を収容した撒餌収容装置100を水中へ投入する場合、投入しようとする撒餌105の重量mに基づき、想定される予想放出時間Tpを出力することで、予め放出時間の予測をより正確に得ることが可能となる。詳細については図7を参照して説明する。
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態に係る撒餌収容装置100による投入時間出力方法および履歴の追加方法につき説明する。
まず、撒餌収容装置100を準備する(ステップS20)。次に、撒餌105を撒餌収容装置100に収容する(ステップS21)。そして、本体部101へ収容された撒餌105の重量mを測定する(ステップS22)。次に、図6で説明した撒餌105の重量と放出時間Tとの関係を示す履歴情報に基づき、予想放出時間Tpを算出する(ステップS23)。そして、当該算出された予想放出時間Tpに基づき、当該Tpを出力する(ステップS24)。その後、撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されているか確認する(ステップS25)。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入されていない場合(ステップS25でNOの場合)、所定時間の経過後に再度確認し、当該本体部101が水中へ投入されるまでこれを繰り返す。撒餌105が収容された本体部101が水中へ投入された場合(ステップS25でYESの場合)、当該本体部101が水中へ投入された時点(タイミング)を投入時間(T=0)とする(ステップS26)。その後、所定時間の経過後に、当該本体部101が水中にあるか確認する(ステップS27)。当該本体部101が水中にない場合、撒餌収容装置100に「残量あり」の表示がなされる(ステップS28)。
一方、当該本体部101が水中にあるか確認し(ステップS27)、当該本体部101が水中にある場合、撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認する(ステップS28)。当該残量がゼロになっていない場合は、所定時間の経過後(T=T+1)、再度ステップS27およびS28を繰り返す。撒餌収容装置100の撒餌105の残量がゼロになっているか確認し(ステップS28)、当該残量がゼロになっている場合、その時の時間Tを放出時間と決定する(ステップS29)。次に、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS30)、水中にある場合は所定時間の経過後それを繰り返す。他方、撒餌収容装置100の本体部101が水中にあるか確認し(ステップS30)、水中にない場合は、先に決定した放出時間Tと、重量mを上記履歴情報に追加する(ステップS30)。ここで、当該放出時間T、重量mに加えて、撒餌105の残量がなくなる際の水深および水温とを共に履歴情報に追加しても構わない。
このようにして、撒餌の量に変動があった際も、撒餌の放出時間Tと重量mとの関係を示す履歴情報に基づき、撒餌が収容された撒餌収容装置を水中に投入する際に予め撒餌がなくなるまでの予測時間をより正確に把握することができるようになる。
本発明の実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。例えば、上述した実施形態における各部材の、材質、形状、寸法、形態、数、又は配置等は適宜変更され得る。例えば、撒餌収容装置内の撒餌の残量を検出する具体的な方法は、本明細書に明示したものに限られない。撒餌の残量の具体的な検出方法は、使用する撒餌の種類に応じて最適な検出方法を用いることができる。
100 撒餌収容装置
101 本体部
102 残量検出部
103 信号処理部
104 送信部
105 撒餌
106 電源
107 道糸
108 釣り糸
109 投入時間決定部
110 放出時間測定部
111 蓋
112 基底部
113 出力部
114 水深検出部
115 水温検出部
116 無線送信部
117 撒餌重量測定部
118 記憶部
119 放出時間推定部
120 情報出力装置
121 受信部
122 復調部
123 出力部
1021 受光ユニット
1022 投光ユニット

Claims (11)

  1. 内部に撒餌を収容可能に構成された本体部と、
    該本体部内に収容されている撒餌の残量を検出する残量検出部と、
    該撒餌の水中への投入時間を決定する投入時間決定部と、
    前記投入時間から前記撒餌の残量がなくなるまでの時間を測定する放出時間測定部と、
    該放出時間を出力する出力部と、
    を備える、撒餌収容装置。
  2. 水深を検出する水深検出部と、前記撒餌を放出する水温を検出する水温検出部と、をさらに備え、
    前記出力部は、前記撒餌の残量がなくなる際の水深と水温とを出力することを特徴とする、請求項1に記載の撒餌収容装置。
  3. 前記出力部は、無線送信部を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の撒餌収容装置。
  4. 制御部を有する電動リールに接続され、
    前記出力部は、前記放出時間を含む情報を該電動リールの該制御部へ無線送信し、
    該制御部は、前記放出時間の経過後電動リールの自動巻上げを開始するよう該電動リールを制御することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の撒餌収容装置。
  5. 表示部を有するリールに接続され、
    前記出力部は、前記放出時間を含む情報を該表示部へ無線送信し、
    該表示部は、前記放出時間が経過したことを示す情報を操作者へ出力することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の撒餌収容装置。
  6. 前記投入時間決定部は、前記電動リール又は前記リールのクラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間を検出し、
    前記投入時間は、該クラッチ操作開始時間若しくはスプール回転開始時間に基づき設定されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の撒餌収容装置。
  7. 前記本体部の水中への投入の有無を検出する水中検出部をさらに備え、
    前記投入時間は、前記本体部の水中への投入時間に基づき設定されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の撒餌収容装置。
  8. 前記出力部は、前記本体部が水中にないときに通電され、
    前記残量検出部は、前記本体部が水中にあるときに通電されることを特徴とする、請求項7に記載の撒餌収容装置。
  9. 前記水中検出部は、圧力センサによる水圧を検出するよう構成される、請求項7又は8に記載の撒餌収容装置。
  10. 前記水中検出部は、一対の電極を備え、該一対の電極間における水による通電を検出するよう構成される、請求項7又は8に記載の撒餌収容装置。
  11. 撒餌の重量を測定する撒餌重量測定部と、以前の使用時における撒餌の重量と前記放出時間とを含む情報を記憶する記憶部と、前記放出時間を推定する放出時間推定部と、をさらに備え、
    該放出時間推定部は、測定された前記撒餌の重量と前記情報とに基づき前記放出時間の推定値を算出することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の撒餌収容装置。
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