JP2019180122A - Dcdcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】チップ面積を小さくしつつ、直列回路における低電位側のスイッチを過電圧に対して保護できるDCDCコンバータを提供すること。【解決手段】DCDCコンバータ10は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142の直列回路14、インダクタ16、及びコンデンサ18を有し、入力電圧Vinを降圧する降圧部12と、比較部24と、制御部26を備えている。低電位側に配置された第2スイッチ142の耐圧は、第1スイッチ141の耐圧よりも小さくされている。比較部24は、第2スイッチ142の耐圧よりも小さい第1閾値Vth1と入力電圧Vinを比較し、比較結果を制御部26に出力する。制御部26は、入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上の場合、第2スイッチ142を保護するように直列回路14を制御する。【選択図】図1

Description

この明細書における開示は、DCDCコンバータに関する。
特許文献1に、降圧型のDCDCコンバータが開示されている。このDCDCコンバータは、入力端子と基準電位であるグランドとの間で2つのスイッチが直列接続されてなる直列回路と、2つのスイッチの接続点に接続されたインダクタを有し、入力電圧を降圧するように構成されている。
特開2017−200386号公報
従来のDCDCコンバータでは、直列回路を構成する2つのスイッチとして、耐圧が等しいものを採用している。このため、スイッチが形成されたチップの面積が大きいという問題があった。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、チップ面積を小さくしつつ、直列回路における低電位側のスイッチを過電圧に対して保護できるDCDCコンバータを提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつであるDCDCコンバータは、
入力端子(20)と基準電位との間に設けられ、高電位側に第1スイッチ(141)が配置され、低電位側に第1スイッチよりも耐圧が小さい第2スイッチ(142)が配置された直列回路(14)と、第1スイッチと第2スイッチとの接続点と出力端子(22)との間に設けられたインダクタ(16)と、出力端子と基準電位との間に設けられたコンデンサ(18)と、を有し、入力電圧を降圧する降圧部(12)と、
入力電圧と第2スイッチの耐圧よりも小さい閾値電圧とを比較する比較部(24)と、
入力電圧が閾値電圧以上の場合、第2スイッチを保護するように直列回路を制御する制御部(26)と、
を備える。
このDCDCコンバータによれば、直列回路において、低電位側の第2スイッチの耐圧を小さくしたので、耐圧が第1スイッチと等しい構成に較べて、チップ面積を小さくすることができる。
また、入力電圧と比較される閾値電圧が第2スイッチの耐圧よりも小さくされており、制御部は、入力電圧が閾値電圧以上の場合に第2スイッチを保護するよう直列回路を制御する。以上より、チップ面積を小さくしつつ、低電位側の第2スイッチを過電圧に対して保護することができる。
第1実施形態のDCDCコンバータの概略構成を示す図である。 制御部が実行する直列回路の制御処理を示すフローチャートである。 通常制御と保護制御の切り替えにおけるタイミングチャートである。 第2実施形態のDCDCコンバータにおいて、通常制御と保護制御の切り替えにおけるタイミングチャートである。 保護制御から通常制御への復帰時に流れる電流を示す図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づき、本実施形態のDCDCコンバータの概略構成について説明する。本実施形態のDCDCコンバータは、車両に搭載され、バッテリから供給される直流電圧(たとえば12V)を所定の電圧(たとえば5V)に降圧して、マイコンへ供給する。
図1に示すように、DCDCコンバータ10は、降圧部12と、比較部24と、制御部26を備えている。降圧部12は、入力端子20を介して入力される直流電圧を降圧して出力する。降圧部12は、直列回路14と、インダクタ16と、コンデンサ18を有している。入力端子20を介して入力される直流電圧を、以下、入力電圧Vinと示す。
直列回路14は、入力端子20と基準電位である接地電位(グランド:GND)との間に設けられている。直列回路14は、入力端子20とグランドとの間で、第1スイッチ141及び第2スイッチ142が直列接続されてなる。第1スイッチ141は、高電位(ハイサイド)側、すなわち入力端子20側に配置されている。第2スイッチ142は、低電位(ローサイド)側、すなわちグランド側に配置されている。
本実施形態では、第1スイッチ141及び第2スイッチ142として、nチャネル型のMOSFETを採用している。そして、第2スイッチ142の耐圧V2が、第1スイッチ141の耐圧V1よりも小さくされている。これにより、直列回路14を構成するチップの面積が、耐圧V2が耐圧V1と同じ構成に較べて小さくなっている。第1スイッチ141及び第2スイッチ142は、同一チップに構成してもよいし、別チップに構成してもよい。なお、耐圧とは、ドレイン−ソース間の最大定格電圧である。
インダクタ16は、第1スイッチ141と第2スイッチ142との接続点143と、出力端子22との間に設けられている。降圧部12にて変換された直流電圧は、出力端子22を介して出力される。降圧部12にて変換された直流電圧を、以下、出力電圧Voutと示す。本実施形態では、DCDCコンバータ10が、電力変換部として降圧部12のみを有している。このため、インダクタ16の一端が接続点143に接続され、他端が出力端子22に接続されている。インダクタ16は、コイルとも称される。
コンデンサ18は、出力端子22とグランドとの間に設けられている。本実施形態では、コンデンサ18の正極がインダクタ16と出力端子22との接続点に接続され、負極がグランドに接続されている。
比較部24は、入力電圧Vinを取得し、取得した入力電圧Vinと予め設定された所定の閾値とを比較し、その比較結果を制御部26に出力する。比較部24は、閾値としての第1閾値Vth1と入力電圧Vinとを比較し、その比較結果を出力する。第1閾値Vth1は、第2スイッチ142の耐圧V2よりも小さい値とされている。具体的には、第2スイッチ142の耐圧V2から所定のマージンを減算した値とされている。第1閾値Vth1は、入力電圧Vinが、第2スイッチ142にとって過電圧かを判定するために用いる閾値である。第1閾値Vth1は、閾値電圧に相当する。
また、比較部24は、閾値としての第2閾値Vth2と入力電圧Vinとを比較し、その比較結果を制御部26に出力する。第2閾値Vth2は、後述する保護制御から通常制御への復帰判定に用いる閾値であり、第1閾値Vth1以下の値とされる。本実施形態では、第2閾値Vth2が第1閾値Vth1よりも小さい値とされ、2つの閾値Vth1,Vth2にヒステリシスをもたせている。比較部24は、たとえば、第1閾値Vth1用のコンパレータと第2閾値Vth2用のコンパレータを備えて構成されている。
制御部26は、直列回路14を制御する。制御部26は、直列回路14を構成する第1スイッチ141及び第2スイッチ142のそれぞれに駆動信号を出力し、第1スイッチ141及び第2スイッチ142のオンオフを制御する。制御部26は、比較部24の比較結果に基づいて直列回路14を制御する。制御部26は、入力電圧Vinが第1閾値以上ではない場合、出力電圧Voutに基づいて直列回路14を制御する。
制御部26の生成した駆動信号は、バッファ28を介して第1スイッチ141のゲートに入力される。ゲートにHレベルの信号が入力されると第1スイッチ141はオンし、Lレベルの信号が入力されるとオフする。同じく、制御部26の生成した駆動信号は、バッファ30を介して第2スイッチ142のゲートに入力される。ゲートにHレベルの信号が入力されると第2スイッチ142はオンし、Lレベルの信号が入力されるとオフする。
次に、図2に基づき、制御部26が実行する直列回路14の制御処理について説明する。電源が投入された状態で、制御部26は、以下に示す処理を繰り返し実行する。
図2に示すように、先ず制御部26は、比較部24の比較結果に基づいて、入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上か否かを判定する(ステップS10)。
入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上の場合、制御部26は、保護制御を実行する(ステップS12)。本実施形態では、制御部26が、第1スイッチ141及び第2スイッチ142をオフさせる。そして、一連の処理を終了する。
ステップS10において、入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上ではない、すなわち入力電圧Vinが第1閾値Vth1未満であると判定すると、制御部26は、保護制御の実行中か否かを判定する(ステップS14)。保護制御実行中の場合、比較部24の比較結果に基づいて、入力電圧Vinが第2閾値Vth2未満か否かを判定する(ステップS16)。
ステップS14において保護制御実行中ではないと判定すると、制御部26は、通常制御を実行する(ステップS18)。制御部26は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142のオンオフを、出力電圧Voutに基づいてフィードバック制御する。そして、一連の処理を終了する。
ステップS16において、入力電圧Vinが第2閾値Vth2未満の場合、制御部26は、ステップS18の通常制御を実行する。ステップS16を経てステップS18を実行するため、保護制御から通常制御へ復帰することとなる。したがって、保護制御が解除される。そして、一連の処理を終了する。
ステップS16において、入力電圧Vinが第2閾値Vth2未満ではない、すなわち入力電圧Vinが第2閾値Vth2以上であると判定すると、制御部26は、ステップS12の保護制御を実行する。すなわち、保護制御を継続する。そして、一連の処理を終了する。
図3は、通常制御と保護制御との切り替えの一例を示すタイミングチャートである。通常制御の場合、制御部26は、出力電圧Voutに基づいて駆動信号であるPWM信号のデューティ比をフィードバック制御する。制御部26は、第1スイッチ141及び第2スイッチ142を交互にオンさせる。図3では、便宜上、デッドタイムを省略している。
第1スイッチ141のオンタイミングでは第2スイッチ142がオフされており、入力端子20、第1スイッチ141、接続点143、インダクタ16、コンデンサ18、及び基準電位の電流経路が形成され、コンデンサ18が充電されるとともに、インダクタ16にエネルギが蓄積される。一方、第2スイッチ142のオンタイミングでは第1スイッチ141がオフされており、グランド、第2スイッチ142、接続点143、及びインダクタ16の電流経路が形成され、インダクタ16に蓄積されたエネルギがコンデンサ18及び負荷へ供給される。
入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上になると、制御部26は、通常制御から保護制御に切り替える。本実施形態の制御部26は、上記したように第1スイッチ141及び第2スイッチ142をオフさせる。コンデンサ18に蓄積されたエネルギは、負荷であるマイコンや、第2スイッチ142の寄生ダイオード、接続点143、インダクタ16、コンデンサ18、及び基準電位の経路において消費され、これにより出力電圧Voutが徐々に低下する。
保護制御に切り替えた後、入力電圧Vinが第2閾値Vth2未満になると、制御部26は、保護制御から通常制御に切り替える。すなわち、保護制御から通常制御へ復帰する。制御部26は上記した通常制御を実行する。
次に、上記したDCDCコンバータ10の効果について説明する。
DCDCコンバータ10において、降圧部12の直列回路14を構成する低電位側の第2スイッチ142の耐圧V2を、高電位側の第1スイッチ141の耐圧V1よりも小さくしている。第2スイッチ142の耐圧V2を小さくしたので、耐圧V2が第1スイッチ141の耐圧V1と等しい構成に較べて、直列回路14のスイッチが形成されたチップの面積を小さくすることができる。これにより、コストを低減することもできる。
また、入力電圧Vinと比較される第1閾値Vth1が第2スイッチ142の耐圧V2よりも小さくされており、制御部26は、入力電圧Vinが第1閾値Vth1以上の場合に第2スイッチ142を保護するよう直列回路14を制御する。したがって、チップ面積を小さくしつつ、耐圧V2の小さい第2スイッチ142を過電圧から保護することができる。
本実施形態では、第2スイッチ142を保護するために、制御部26が、第1スイッチ141をオフさせる。第1スイッチ141のオフにより、入力端子20と接続点143とが遮断されるため、第2スイッチ142にとっての過電圧が印加されるのを抑制することができる。
特に本実施形態では、第2スイッチ142を保護するために、制御部26が、第1スイッチ141とともに第2スイッチ142もオフさせる。第2スイッチ142のオフにより、接続点143とグランドとが遮断されるため、保護制御時における出力電圧Voutの低下が緩やかとなる。これにより、保護制御から通常制御に復帰する際に、負荷が必要とする所定の出力電圧Voutを早く供給することができる。
また、本実施形態では、保護制御中に入力電圧Vinが第2閾値Vth2未満まで低下すると、制御部26が保護制御を解除する。すなわち、入力電圧Vinの一時的な上昇の場合には、第2スイッチ142に影響を与えない電圧まで低下することをもって、再び通常制御に復帰することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、先行実施形態を参照できる。このため、先行実施形態に示したDCDCコンバータ10と共通する部分についての説明は省略する。
先行実施形態では、保護制御時において、第2スイッチ142もオフさせる例を示した。これに対し、本実施形態の制御部26は、図4に示すように、保護制御時において第1スイッチ141のみをオフさせ、第2スイッチ142をオンさせる。第2スイッチ142の駆動信号はデューティ比100%とされ、保護制御中、第2スイッチ142はオンされる。第2スイッチ142のオンにより、保護制御時において、コンデンサ18のエネルギがグランドに放電されるため、出力電圧Voutの低下が先行実施形態よりも急峻となり、ほぼゼロ(V)となる。これにより、負荷の誤作動するのを抑制することができる。
先行実施形態では、保護制御時において、第2スイッチ142の寄生ダイオード、接続点143、インダクタ16、コンデンサ18、及び基準電位の経路が形成される。この経路においては、寄生ダイオードの順方向である正の方向にしか電流は流れない。すなわち、正の電流しか流れない。
これに対し、本実施形態では、第2スイッチ142、接続点143、インダクタ16、コンデンサ18、及び基準電位の経路が形成される。この経路においては、上記した正方向だけでなく、正方向とは逆向きの負方向にも電流も流れる。保護制御により第2スイッチ142をオンさせると、正の電流が徐々に減少し、ゼロを経て、負の電流が流れる。このため、通常制御に復帰させる直前には、負方向に電流が流れている。
通常制御に復帰する際、先ず高電位側の第1スイッチ141がオンされ、第2スイッチ142がオフされる。したがって、図5に破線矢印で示すように、第1スイッチ141の寄生ダイオード141dを介して、負方向の電流が維持される。このため、接続点143の電位は、寄生ダイオード141dの順方向電圧Vfの分、入力電圧Vinよりも高くなる。本実施形態では、第2閾値Vth2が、第2スイッチ142の耐圧V2から寄生ダイオード141dの順方向電圧Vfを減じた値とされている。これにより、復帰時に順方向電圧Vfが加算されても、第2スイッチ142の耐圧V2を超えることはない。したがって、保護制御から通常制御に復帰する際に、第2スイッチ142に過電圧が印加されるのを抑制することができる。なお、図5には、第2スイッチ142側の寄生ダイオード142dも示している。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
降圧部12のみを有する降圧型のDCDCコンバータ10の例を示したが、これに限定されない。降圧部12に加えて昇圧部も有する昇降圧型のDCDCコンバータにも適用できる。昇降圧型の場合、上記した降圧部12の構成要素に加えて、直列回路をもう一組有することとなる。インダクタ16及びコンデンサ18は、降圧部12と昇圧部で共用となる。インダクタ16の一端が、降圧部12を構成する直列回路14の接続点143に接続され、他端が昇圧部を構成する直列回路の接続点に接続される。
第2閾値Vth2が第1閾値Vth1よりも小さい値とされる例を示したが、これに限定されない。第1閾値Vth1と同じ値を採用してもよい。すなわち、過電圧検出と通常復帰に用いる閾値電圧Vthとして同じ値を採用してもよい。この場合、図2において、ステップS14,S16の処理は省略される。また、ステップS10で入力電圧Vinが閾値電圧Vth以上かを判定し、閾値電圧Vth以上の場合に保護制御を実行、閾値電圧Vth未満の場合に通常制御を実行することとなる。
10…DCDCコンバータ、
12…降圧部、
14…直列回路、141…第1スイッチ、141d…寄生ダイオード、142…第2スイッチ、142d…寄生ダイオード、143…接続点、
16…インダクタ、
18…コンデンサ、
20…入力端子、
22…出力端子、
24…判定部、
26…制御部、
28,30…バッファ

Claims (6)

  1. 入力端子(20)と基準電位との間に設けられ、高電位側に第1スイッチ(141)が配置され、低電位側に前記第1スイッチよりも耐圧が小さい第2スイッチ(142)が配置された直列回路(14)と、前記第1スイッチと前記第2スイッチとの接続点と出力端子(22)との間に設けられたインダクタ(16)と、前記出力端子と前記基準電位との間に設けられたコンデンサ(18)と、を有し、入力電圧を降圧する降圧部(12)と、
    前記入力電圧と前記第2スイッチの耐圧よりも小さい閾値電圧とを比較する比較部(24)と、
    前記入力電圧が前記閾値電圧以上の場合、前記第2スイッチを保護するように前記直列回路を制御する制御部(26)と、
    を備えるDCDCコンバータ。
  2. 前記制御部は、
    前記入力電圧が前記閾値電圧以上の場合、前記第1スイッチをオフさせる請求項1に記載のDCDCコンバータ。
  3. 前記制御部は、
    前記入力電圧が前記閾値電圧以上の場合、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオフさせる請求項2に記載のDCDCコンバータ。
  4. 前記閾値電圧は第1閾値であり、
    前記比較部は、前記入力電圧と前記第1閾値以下の第2閾値とを比較し、
    前記制御部は、前記入力電圧が、前記第1閾値以上となった後に前記第2閾値未満まで低下すると、前記第2スイッチの保護を解除する請求項3に記載のDCDCコンバータ。
  5. 前記制御部は、
    前記入力電圧が前記閾値電圧以上の場合、前記第1スイッチをオフさせ、前記第2スイッチをオンさせる請求項2に記載のDCDCコンバータ。
  6. 前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、寄生ダイオード(141d,142d)を有し、
    前記閾値電圧は第1閾値であり、
    前記比較部は、前記入力電圧と前記第1閾値以下の第2閾値とを比較し、
    前記制御部は、前記入力電圧が、前記第1閾値以上となった後に前記第2閾値未満まで低下すると、前記第2スイッチの保護を解除し、
    前記第2閾値は、前記第2スイッチの耐圧から前記第1スイッチが有する寄生ダイオードの順方向電圧を減じた値とされている請求項5に記載のDCDCコンバータ。
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