JP2019178926A - 経路探索システム - Google Patents

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Shinji Nakagawa
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Abstract

【課題】ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む補給地点を提案できる経路探索システムを提供する。【解決手段】経路探索システム1は、車両のユーザによって設定された補給に関する優先順位情報221、を記憶する記憶部(第1のサーバ記憶部22)と、ユーザの予定情報321に基づいて目的地を推定する目的地推定部231と、目的地までの経路を探索する経路探索部232と、を備え、経路探索部232は、車両の燃料情報151および目的地に基づいて、経路における補給の要否を判定し、補給が必要と判定した場合に、補給地点情報(給油地点情報421)および優先順位情報221に基づいて選択された補給地点をユーザに提案する。【選択図】図1

Description

本開示は、車両用の経路探索システムに関する。
従来、効率的な給油を案内する車両用のシステムが存在する。例えば、特許文献1に記載されたシステムは、車両が登録走行経路を繰り返し走行する際に、給油回数が最小限となるように、給油タイミングおよび給油地点(例えばガソリンスタンド)を案内する。そのため、ユーザは効率的な給油が可能である。また、特許文献1に記載されたシステムでは、ユーザが利用する給油地点が記憶される。そのため、ユーザが好む給油地点が案内される。
特開2010−286494号公報 特開2009−115743号公報
ここで、特許文献1に記載されたシステムは、車両が登録走行経路を繰り返し走行することを前提とする。そのため、特許文献1に記載されたシステムは、車両の目的地が登録地点と異なる場合に、ユーザが好む給油地点を提案できない。つまり、特許文献1に記載されたシステムは、目的地に設定できる場所が限られており、ユーザの予定(例えば新たな場所を目的地とする予定)に合わせて給油地点を提案するものでない。また、特許文献2は、ユーザがあらかじめ登録しておいた特定の石油会社の燃料を扱う給油地点を検索する技術を開示する。しかし、特許文献2の技術では、給油地点の検索は、燃料残量が所定量以下になると実行される。そのため、特許文献2の技術は、ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む給油地点を提案するものではない。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む補給地点を提案できる経路探索システムを提供することにある。
本開示の一実施形態に係る経路探索システムは、車両のユーザによって設定された補給に関する優先順位情報、を記憶する記憶部と、前記ユーザの予定情報に基づいて目的地を推定する目的地推定部と、前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、を備え、前記経路探索部は、前記車両の燃料情報および前記目的地に基づいて、前記経路における補給の要否を判定し、補給が必要と判定した場合に、補給地点情報および前記優先順位情報に基づいて選択された補給地点を前記ユーザに提案する。ここで、補給とは車両を動作させるためにエネルギーを補うことである。補給は、例えば電池の充電および水素の補給等を含むが、以下の実施形態ではガソリン等の燃料の給油を例に説明する。つまり、以下の実施形態において「給油」は補給の一例である。また、「給油地点」は補給地点の一例である。また、「給油地点情報」は補給地点情報の一例である。
本開示の一実施形態に係る経路探索システムによれば、ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む補給地点を提案できる。
経路探索システムの概略構成を示す図である。 車載装置がオンになるときの一実施形態のシーケンス図である。 車載装置がオフになるときの一実施形態のシーケンス図である。 車載装置がオンになるときの別の例を示すシーケンス図である。 目的地設定の一例を示すシーケンス図である。
(経路探索システム)
図1は、本開示の一実施形態に係る経路探索システム1の概略構成を示す図である。経路探索システム1は、情報処理装置10と、第1のサーバ20と、第2のサーバ30と、第3のサーバ40と、端末装置50と、を備える。ここで、情報処理装置10のユーザおよび端末装置50のユーザは、車両のユーザと同じである。
本実施形態において、情報処理装置10は車両に搭載される車載装置である。本実施形態において、車両は自動車である。車載装置は、例えばナビゲーション装置等である。ここで、情報処理装置10は、タブレット端末、または、ユーザによって使用されるその他の装置であり得る。
第1のサーバ20、第2のサーバ30および第3のサーバ40のそれぞれは、1つまたは互いに通信可能な複数のサーバ装置で構成され得る。第1のサーバ20は、1以上の車両に搭載された情報処理装置10と通信を行う。第1のサーバ20は、例えば車両に関する情報を収集および解析する情報センターに設置される。第2のサーバ30は、端末装置50からアクセス可能なユーザのスケジュールである予定情報321を管理する。また、第3のサーバ40は、給油地点情報421を管理する。本実施形態において、給油地点はガソリンスタンドである。給油地点情報421は、給油地点の営業時間、燃料(ガソリン)の値段、ブランド等の情報を含む。
また、本実施形態において、端末装置50はスマートフォンである。ここで、端末装置50はスマートフォンに限定されない。端末装置50は、例えばタブレット端末、または、ユーザによって使用されるその他の装置であり得る。
経路探索システム1において、第1のサーバ20は、情報処理装置10、第2のサーバ30、第3のサーバ40および端末装置50とネットワークを介して通信可能に接続される。また、第2のサーバ30は端末装置50とネットワークを介して通信可能に接続される。ネットワークは、例えばインターネットを含むが、任意の他のネットワークを含んでよい。
(情報処理装置)
図1に示すように、情報処理装置10は、表示部11と、入力部12と、音声再生部13と、通信部14と、記憶部15と、制御部16と、を備える。
表示部11は、情報を表示するディスプレイを含む。ディスプレイは、例えば液晶パネルおよび有機EL(Electro Luminescence)パネル等のフラットパネルディスプレイを含み得る。本実施形態において、情報処理装置10は、表示部11と入力部12とが一体となったタッチパネルディスプレイを備える。
入力部12は、ユーザによる入力を受け付ける1つ以上の入力インタフェースを含む。本実施形態において、入力部12は、表示部11と一体的に設けられたタッチパネルである。ここで、別の例として、入力部12は、文字入力を受け付けるキーボード、または、音声入力を受け付けるマイクであり得る。
音声再生部13は、1つ以上のスピーカを含む。音声再生部13は、例えば目的地までのルート案内等の音声を再生する。
通信部14は、1つ以上の通信インタフェースを含む。通信部14は、4G(4th Generation)等のモバイル通信規格、有線LAN(Local Area Network)規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含み得る。
また、通信部14は、CAN(Controller Area Network)の通信インタフェースを備える。通信部14は、CAN経由で、車両情報を車両のECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)から受信する。本実施形態において、車両情報は、車両の燃料タンク内の燃料残量を示す燃料情報151を含む。また、車両情報は、燃料残量が所定の値(例えば10リットル)になって警告灯が点灯するまでの航続可能距離を示す距離情報152を含む。
また、通信部14は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号(GPS信号)を受信する。GPS信号に基づいて、情報処理装置10が搭載された車両(自車)の位置情報の算出が可能である。
記憶部15は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。記憶部15に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部15は、情報処理装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
本実施形態において、記憶部15は、通信部14がCAN経由で受信した車両情報(燃料情報151および距離情報152)を記憶する。記憶部15は、第1のサーバ20との通信を行う場合に用いられる、情報処理装置10を特定するためのID(Identification)を記憶してよい。例えば、第1のサーバ20はIDに基づいて情報処理装置10が搭載されている車両および車両のユーザを特定できる。そして、第1のサーバ20は、特定した車両の燃料タンクのサイズ等の情報を用いて、例えば燃料タンクに燃料が満たされている場合の最大航続可能距離を把握可能である。また、記憶部15は、経路(ルート)案内サービスで使用される地図情報および音声情報を記憶してよい。ここで、記憶部15に記憶される地図情報は、後述する地図情報222と同じでよい。
制御部16は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。例えば制御部16はCPU(Central Processing Unit)であり得る。制御部16は、情報処理装置10の全体の動作を制御する。本実施形態において、制御部16は、目的地検索部161および目的地設定部162を備える。また、制御部16は、GPS信号に基づいて自車の位置情報を算出可能である。算出された位置情報は、通信部14によって、第1のサーバ20に送信され得る。
目的地検索部161は、ユーザが経路案内サービスで目的地を設定する場合に、目的地の候補を検索する。本実施形態において、目的地検索部161は、カテゴリー別に目的地を検索する機能を備える。例えば、ユーザがカテゴリーとして「食事」を指定すると、目的地検索部161は、地図情報から飲食店の情報を検索して、検索結果を目的地設定部162に出力する。
目的地設定部162は、経路案内サービスの目的地を設定する。例えば、目的地設定部162は、目的地検索部161から取得した検索結果を一覧にしてタッチパネルに表示させる。ユーザが一覧の中から希望する場所(先の例では飲食店)をタッチすると、目的地設定部162は、タッチされた場所を目的地に設定する。本実施形態において、目的地は1つに限定されない。つまり、ユーザは複数の目的地を選択することが可能である。
(第1のサーバ)
図1に示すように、第1のサーバ20は、第1のサーバ通信部21と、第1のサーバ記憶部22と、第1のサーバ制御部23と、を備える。
第1のサーバ通信部21は、1つ以上の通信インタフェースを含む。第1のサーバ通信部21は、4G等のモバイル通信規格、有線LAN規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含み得る。
第1のサーバ記憶部22は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。第1のサーバ記憶部22に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してよい。第1のサーバ記憶部22は、第1のサーバ20の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
本実施形態において、第1のサーバ記憶部22は、優先順位情報221、地図情報222および車両情報223を記憶する。優先順位情報221および車両情報223は、上記のIDを用いて、特定の車両および特定の車両のユーザと関連付けて記憶される。ここで、第1のサーバ記憶部22は、後述する予定情報321および給油地点情報421が取得された場合に、予定情報321および給油地点情報421を一時的に、または、一時的でなく、記憶してよい。
優先順位情報221は、車両のユーザによって設定された給油(補給の一例)に関する優先順位の情報である。本実施形態において、優先順位情報221は、ユーザが好む給油地点(補給地点の一例)の情報を、優先順位を付けて有している。例えば、優先順位情報221の第1の優先事項(最優先事項)は、ユーザのお気に入りの給油地点が選択されることで有り得る。ここで、お気に入りの給油地点は1つに限定されない。また、例えば、優先順位情報221の第2の優先事項は、価格が安いことであり得る。また、例えば、優先順位情報221の第3の優先事項は、探索した経路に近いことであり得る。また、例えば、優先順位情報221の第4の優先事項は、特定のブランドであることであり得る。第1のサーバ20は、経路の探索(経路案内サービス)を実行する前に、優先順位情報221を取得して第1のサーバ記憶部22に記憶する。優先順位情報221は、例えば情報処理装置10のタッチパネルディスプレイに表示される設定画面で、ユーザによって設定され得る。情報処理装置10は、設定された優先順位情報221を第1のサーバ20に送信し得る。第1のサーバ20は、受信した優先順位情報221を第1のサーバ記憶部22に記憶し得る。
地図情報222は、経路案内サービスで用いられる、車両用の地図(道路地図)の情報である。
車両情報223は、燃料情報151および距離情報152を含む、車両の状態を示す情報である。
第1のサーバ制御部23は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。例えば第1のサーバ制御部23はCPUであり得る。第1のサーバ制御部23は、第1のサーバ20全体の動作を制御する。本実施形態において、第1のサーバ制御部23は、目的地推定部231および経路探索部232を備える。
目的地推定部231は、ユーザの予定情報321に基づいて目的地を推定する。本実施形態において、予定情報321は、ユーザの行動が日付および時刻と関連付けられたカレンダー情報である。そのため、目的地推定部231は、ユーザが目的地を入力しなくても、予定情報321に基づいて、ユーザの予定に合った目的地を推定することが可能である。例えば、目的地推定部231は、14時にX社訪問、16時にY社訪問というユーザの予定情報321を取得する。目的地推定部231は、ナビゲーション装置がオンになって、現在時刻が15時である場合に、目的地がY社であると推定する。ここで、以下において、ナビゲーション装置を含む車載装置がオンになる状態をACC_ON(アクセサリ電源オン)と表現することがある。また、ナビゲーション装置を含む車載装置がオフになる状態をACC_OFF(アクセサリ電源オフ)と表現することがある。
経路探索部232は目的地までの経路を探索する。経路探索部232は、車両の燃料情報151および目的地に基づいて、経路における給油の要否を判定する。本実施形態において、経路探索部232は、車両の距離情報152にも基づいて、経路における給油の要否を判定する。また、経路探索部232は、給油が必要と判定した場合に、給油地点情報421(補給地点情報の一例)および優先順位情報221に基づいて選択された給油地点をユーザに提案する。ここで、目的地は、目的地推定部231が推定した場所、または、ユーザが入力した場所である。そのため、経路探索部232が探索する経路は、ユーザの予定に合った目的地までの経路となる。また、経路探索部232がユーザに提案する給油地点は、ユーザによって設定された優先順位情報221に基づくため、ユーザが好む給油地点である。経路探索部232が実行する給油要否判定および給油地点の選択の詳細については後述する。
(第2のサーバ)
図1に示すように、第2のサーバ30は、第2のサーバ通信部31と、第2のサーバ記憶部32と、第2のサーバ制御部33と、を備える。
第2のサーバ通信部31は、1つ以上の通信インタフェースを含む。第2のサーバ通信部31は、4G等のモバイル通信規格、有線LAN規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含み得る。
第2のサーバ記憶部32は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。第2のサーバ記憶部32に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してよい。第2のサーバ記憶部32は、第2のサーバ30の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
本実施形態において、第2のサーバ記憶部32は、予定情報321を記憶する。予定情報321は、上記のように、端末装置50からアクセス可能なユーザのスケジュールであって、カレンダー情報として記憶されている。ユーザは、予定情報321を、端末装置50にインストールされた第1のアプリを起動して、編集することが可能である。ここで、アプリとは、アプリケーションプログラムを意味する。また、第1のアプリは、例えばスケジュール管理アプリである。
第2のサーバ制御部33は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。例えば第2のサーバ制御部33はCPUであり得る。第2のサーバ制御部33は、第2のサーバ30全体の動作を制御する。本実施形態において、第2のサーバ制御部33は、例えば予定情報321の管理を実行する。第2のサーバ制御部33は、例えばユーザが、第1のアプリを起動してスケジュールを変更した場合に、変更されたスケジュールを予定情報321に反映する処理(更新処理)を実行する。
(第3のサーバ)
図1に示すように、第3のサーバ40は、第3のサーバ通信部41と、第3のサーバ記憶部42と、第3のサーバ制御部43と、を備える。
第3のサーバ通信部41は、1つ以上の通信インタフェースを含む。第3のサーバ通信部41は、4G等のモバイル通信規格、有線LAN規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含み得る。
第3のサーバ記憶部42は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。第3のサーバ記憶部42に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してよい。第3のサーバ記憶部42は、第3のサーバ40の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
本実施形態において、第3のサーバ記憶部42は、給油地点情報421を記憶する。給油地点情報421は、給油地点に関するデータベースである。給油地点情報421は、給油地点の名称、住所だけでなく、上記のように、営業時間、燃料の値段、ブランド等の情報を含む。
第3のサーバ制御部43は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。例えば第3のサーバ制御部43はCPUであり得る。第3のサーバ制御部43は、第3のサーバ40全体の動作を制御する。本実施形態において、第3のサーバ制御部43は、例えば給油地点情報421の管理を実行する。第3のサーバ制御部43は、第3のサーバ通信部41を介して、例えば1つの給油地点の営業時間が変更されたとの情報を取得した場合に、変更を給油地点情報421に反映する処理(更新処理)を実行する。
(端末装置)
図1に示すように、端末装置50は、端末表示部51と、端末入力部52と、端末通信部53と、端末記憶部54と、端末制御部55と、を備える。
端末表示部51は、情報を表示するディスプレイを含む。ディスプレイは、例えば液晶パネルおよび有機ELパネル等のフラットパネルディスプレイを含み得る。本実施形態において、端末装置50は、端末表示部51と端末入力部52とが一体となったタッチパネルディスプレイを備える。
端末入力部52は、ユーザによる入力を受け付ける1つ以上の入力インタフェースを含む。本実施形態において、端末入力部52は、端末表示部51と一体的に設けられたタッチパネルである。ここで、別の例として、端末入力部52は、文字入力を受け付けるキーボード、または、音声入力を受け付けるマイクであり得る。
端末通信部53は、1つ以上の通信インタフェースを含む。端末通信部53は、4G等のモバイル通信規格、有線LAN規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含み得る。
端末記憶部54は、1つ以上のメモリを含む。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。端末記憶部54に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してよい。端末記憶部54は、端末装置50の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
端末制御部55は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。例えば端末制御部55はCPUであり得る。端末制御部55は、端末装置50全体の動作を制御する。
本実施形態において、端末制御部55は、端末装置50にインストールされたアプリケーションプログラムを実行する。例えば、上記の第1のアプリと、第2のアプリとが端末装置50にインストールされて、端末記憶部54に記憶される。ここで、第2のアプリは、例えば第1のサーバ20との通信を可能にする通信アプリである。端末制御部55は、ユーザの入力操作に従って、第1のアプリまたは第2のアプリを端末記憶部54から読み出す。そして、端末制御部55は、第1のアプリまたは第2のアプリを起動する。ここで、ユーザの入力操作は、例えばタッチパネルに表示された第1のアプリまたは第2のアプリのアイコンへのタッチである。端末制御部55は、上記のように、第1のアプリを起動して、ユーザがスケジュールを編集することを可能にする。このとき、第1のアプリにおけるスケジュールと、第2のサーバ30が記憶する予定情報321のスケジュールとの間で同期処理が実行される。つまり、予定情報321が最新の情報に更新される。また、端末制御部55は、第2のアプリを起動して、更新された予定情報321を、第1のサーバ20に送信することができる。
(通信処理)
本実施形態に係る経路探索システム1は、以下に説明する通信処理を実行することによって、ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む給油地点をユーザに提案する。
(ACC_ONになるときの通信処理)
図2は、車載装置がオン(ACC_ON)になるときの通信処理例を示すシーケンス図である。
情報処理装置10は、ACC_ONになったことを検知する(ステップS1)。
情報処理装置10は、燃料情報151および距離情報152を第1のサーバ20に送信する(ステップS2)。燃料情報151および距離情報152は、例えば情報処理装置10を特定するためのIDとともに送信される。
第1のサーバ20は、燃料情報151および距離情報152を取得すると、ともに送信されたIDから情報処理装置10が搭載された車両のユーザを特定する。第1のサーバ20は、ユーザの予定情報321を第2のサーバ30から取得する(ステップS3)。
第1のサーバ20は、予定情報321に基づいて、ユーザの予定に合った目的地を推定する(ステップS4)。
第1のサーバ20は、推定された目的地までの経路を探索する(ステップS5)。例えば第1のサーバ20は、情報処理装置10から車両の位置情報を取得する。第1のサーバ20は、車両の位置情報および地図情報222に基づいて経路を探索する。経路の探索は、公知の手法を用いることができる。
第1のサーバ20は、燃料情報151、距離情報152および目的地に基づいて、探索した経路での給油の要否を判定する(ステップS6)。第1のサーバ20は、例えば距離情報152によって示される航続可能距離が、探索した経路での目的地までの距離(片道距離)を下回る場合に、給油が必要と判定する。また、第1のサーバ20は、取得した位置情報(車両の現在位置)が自宅圏内であって、かつ、燃料情報151によって示される燃料残量がほぼ燃料タンクの容量に近い場合に、給油が必要でないと判定する。第1のサーバ20が実行する給油要否判定の詳細については後述する。
第1のサーバ20は、給油が必要と判定した場合に、続くステップS7からステップS9の処理によって、ユーザに提案する給油地点を選択する。また、第1のサーバ20は、給油が必要でないと判定した場合に、続くステップS7からステップS9の処理を実行しない。
第1のサーバ20は、給油が必要と判定した場合に、給油地点情報421を第3のサーバ40から取得する(ステップS7)。
第1のサーバ20は、給油地点情報421および優先順位情報221に基づいて、給油地点を選択し、必要な経路の調整を実行する(ステップS8)。第1のサーバ20は、給油地点情報421から、車両のユーザの優先順位情報221に従って給油地点を選択する。第1のサーバ20は、例えば車両の現在位置が自宅圏内であって、かつ、燃料情報151によって示される燃料残量がほとんどないと判定する場合に、優先順位情報221の最優先事項に従って給油地点を選択してよい。また、第1のサーバ20は、例えば車両が自宅圏外を走行する場合であって、かつ、距離情報152によって示される航続可能距離が片道距離を下回る場合に、見つかるまで優先順位を下げながら給油地点を探してよい。第1のサーバ20が実行する給油地点の選択の詳細については後述する。また、第1のサーバ20は、経路に給油地点を含める調整を行ってよい。また、第1のサーバ20は、例えば選択した給油地点が探索した経路から離れている場合等に、経路自体を変更せずに、経路の情報に給油地点の情報を付加する調整を行ってよい。ここで、選択される給油地点は1つに限定されない。
第1のサーバ20は、更に営業時間に基づく給油地点の選択を行う(ステップS9)。第1のサーバ20は、ステップS8において選択された給油地点のうち、営業時間内に到達できない給油地点を除外する。営業時間の情報は、給油地点情報421から得られる。ここで、第1のサーバ20は、ステップS8において選択された全ての給油地点が除外された場合に、更に営業時間を考慮して、ステップS8の処理を再び実行してよい。
第1のサーバ20は、経路および給油地点の情報を情報処理装置10に送信する(ステップS10)。ここで、第1のサーバ20は、ステップS6において給油が必要でないと判定した場合に、経路の情報だけを情報処理装置10に送信する。
情報処理装置10は、第1のサーバ20から受信した経路および給油地点の情報を、表示部11に表示する(ステップS11)。ここで、情報処理装置10は、第1のサーバ20がステップS6において給油が必要でないと判定した場合に、経路の情報だけを表示部11に表示する。
情報処理装置10は、第1のサーバ20から受信した給油地点を、音声再生部13によって音声で再生して、ユーザに提案する(ステップS12)。ここで、情報処理装置10は、第1のサーバ20がステップS6において給油が必要でないと判定した場合に、ステップS12の処理を実行せずに、ステップS13の処理に進む。
本実施形態において、情報処理装置10は、ステップS11で第1のサーバ20から受信した経路を表示するとともに、ユーザに経路を確認させるための画像をタッチパネルに表示させる。情報処理装置10は、例えば決定ボタンを含むポップアップ画像を表示してよい。情報処理装置10は、ユーザが決定ボタンをタッチしたことを検知する。つまり、情報処理装置10は、ユーザによる経路の決定を検知する(ステップS13)。
情報処理装置10は、決定された経路での案内を開始する(ステップS14)。経路の案内は、例えば地図画像および音声を用いたナビゲーション装置の公知の方法で実行されてよい。
(給油要否判定および給油地点の選択)
ここで、本実施形態において、第1のサーバ20は、ステップS6の給油要否判定および給油地点の選択を以下のように実行する。まず、第1のサーバ20は、情報処理装置10から取得した位置情報(車両の現在位置)が自宅圏外か圏内かによって判定手法を選択する。第1のサーバ20は、車両の現在位置が自宅圏内である場合に、第1の判定手法を選択する。また、第1のサーバ20は、車両の現在位置が自宅圏外である場合に、第2の判定手法を選択する。ここで、自宅圏外は、一例として自宅から50km圏外であることである。このとき、50km圏内は自宅圏内であると扱う。50kmは警告灯が点灯してから走行可能と見込める距離である。
(第1の判定手法)
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5未満である場合に、給油が必要と判定する。一般に、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5未満であると、ユーザは不安を抱くと考えられる。このとき、第1のサーバ20は、優先順位情報221の最優先事項に従って、給油地点情報421から給油地点を選択する。ここで、本実施形態における優先順位情報221の第1の優先事項(最優先事項)は、ユーザのお気に入りの給油地点であることである。そして、第1のサーバ20は、上記のステップS5で探索した経路の情報に給油地点の情報を付加して、ユーザに対する提案を行う。
ここで、ユーザは、例えば情報処理装置10または端末装置50を用いてお気に入りの給油地点を入力することが可能である。そして、情報処理装置10が入力された給油地点を第1のサーバ20へ送信することによって、優先順位情報221にお気に入りの給油地点を含めることが可能である。また、本実施形態において、優先順位情報221の第2の優先事項は、より価格の安い給油地点であることである。優先順位情報221の第3の優先事項は、探索した経路により近い給油地点であることである。
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ4/5未満であって、かつ、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択して、目的地までの経路(往路)に追加する。
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ4/5未満であって、かつ、航続可能距離が往復距離(目的地への往路および目的地からの復路の合計)を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。ここで、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択する場合に、航続可能距離に50kmを加えた範囲にお気に入りの給油地点が含まれるか否かを判定してよい。また、第1のサーバ20は、より価格の安い給油地点を選択する場合に、経路沿いの複数地点(例えば5地点)を選んでよい。また、第1のサーバ20は、経路により近い給油地点を選択する場合に、例えば経路から半径0.5kmであった検索範囲を半径1kmに広げてよい。
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ4/5未満であって、航続可能距離が往復距離以上であって、かつ、目的地まで往復した後の航続可能距離が最大航続可能距離の1/5未満である場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択して、目的地から戻る経路(復路)の情報に給油地点の情報を付加して、ユーザに対する提案を行う。
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ4/5未満であって、航続可能距離が往復距離以上であって、かつ、目的地まで往復した後の航続可能距離が最大航続可能距離の1/5以上である場合に、次の条件に応じて給油が必要と判定する。第1のサーバ20は、ユーザの予定情報321に基づいて次の目的地(例えば翌日の移動先)を推定する。第1のサーバ20は、次の目的地への移動において、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5未満となる場合、および、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択する。
第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の4/5以上、かつ、航続可能距離が往復距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。ここで、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択する場合に、航続可能距離に50kmを加えた範囲にお気に入りの給油地点が含まれるか否かを判定してよい。また、第1のサーバ20は、より価格の安い給油地点を選択する場合に、経路沿いの複数地点(例えば5地点)を選んでよい。また、第1のサーバ20は、経路により近い給油地点を選択する場合に、例えば経路から半径3kmであった検索範囲を半径6kmに広げてよい。
第1のサーバ20は、第1の判定手法において上記以外の場合に、給油が必要でないと判定する。
(第2の判定手法)
第1のサーバ20は、目的地が自宅であって、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。ここで、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択する場合に、経路から6kmより近いことを更に条件に加えてよい。また、第1のサーバ20は、より価格の安い給油地点を選択する場合に、経路沿いの複数地点(例えば5地点)を選んでよい。また、第1のサーバ20は、経路により近い給油地点を選択する場合に、例えば経路から半径3kmであった検索範囲を半径6kmに広げてよい。
第1のサーバ20は、目的地が自宅であって、航続可能距離が片道距離以上であって、かつ、目的地到着後の航続可能距離が最大航続可能距離の1/5未満である場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択して、自宅までの経路に追加する。
第1のサーバ20は、目的地が自宅であって、航続可能距離が片道距離以上であって、かつ、目的地到着後の航続可能距離が最大航続可能距離の1/5以上である場合に、次の条件に応じて給油が必要と判定する。第1のサーバ20は、ユーザの予定情報321に基づいて次の目的地(例えば翌日の移動先)を推定する。第1のサーバ20は、次の目的地への移動において、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5未満となる場合、および、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ4/5未満であって航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、お気に入りの給油地点を選択して、自宅までの経路に追加する。
第1のサーバ20は、目的地が自宅以外であって、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。ここで、第1のサーバ20は、より価格の安い給油地点を選択する場合に、経路沿いの複数地点(例えば5地点)を選んでよい。また、第1のサーバ20は、経路により近い給油地点を選択する場合に、例えば経路から半径0.5kmであった検索範囲を半径1kmに広げてよい。
第1のサーバ20は、目的地が自宅以外であって、航続可能距離が片道距離以上である場合に、次の条件に応じて給油が必要と判定する。第1のサーバ20は、ユーザの予定情報321に基づいて次の目的地を推定する。第1のサーバ20は、現在位置から次の目的地への移動において、次の目的地が自宅であって、かつ、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。また、第1のサーバ20は、現在位置から次の目的地への移動において、次の目的地が自宅以外であって、かつ、航続可能距離が片道距離を下回る場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5となる地点の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。
また、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5以上かつ2/5未満である場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、車両の現在位置の周辺の給油地点を選択する。第1のサーバ20は、ユーザのお気に入りの給油地点と同じブランドの給油地点を優先的に選択してよい。
また、第1のサーバ20は、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5未満である場合に、給油が必要と判定する。このとき、第1のサーバ20は、車両の現在位置の周辺の給油地点を、上記の優先順位情報221の優先順に選択する。ここで、第1のサーバ20は、より価格の安い給油地点を選択する場合に、経路沿いの複数地点(例えば5地点)を選んでよい。また、第1のサーバ20は、経路により近い給油地点を選択する場合に、例えば経路から半径3kmであった検索範囲を半径6kmに広げてよい。
第1のサーバ20は、第2の判定手法において上記以外の場合に、給油が必要でないと判定する。
ここで、上記の第1の判定手法、および、第2の判定手法における、燃料残量が燃料タンクの最大容量の1/5、2/5および4/5といった数値は一例である。例えば、燃料タンクの最大容量の1/5は、ユーザが不安を抱くと考えられる燃料残量の一例であって、異なる数値が用いられてよい。また、燃料タンクの最大容量の2/5は、ユーザが不安を抱くほどではないが、燃料残量が少なくなったことを示す燃料残量の一例であって、異なる数値が用いられてよい。また、燃料タンクの最大容量の4/5は、燃料残量が十分あって、ほぼ燃料タンクの容量に近いことを示す一例であって、異なる数値が用いられてよい。同じように、最大航続可能距離の1/5は一例であって、異なる数値が用いられてよい。
(ACC_OFFになるときの通信処理)
図3は、車載装置がオフ(ACC_OFF)になるときの通信処理例を示すシーケンス図である。
情報処理装置10は、燃料情報151および距離情報152を第1のサーバ20に送信する(ステップS21)。本実施形態において、情報処理装置10は、ある時間間隔で(例えば1分おきに)第1のサーバ20への送信を実行する。
情報処理装置10は、ACC_OFFになったことを検知する(ステップS22)。
情報処理装置10は、ステップS22の検知の後に、燃料情報151および距離情報152を第1のサーバ20に送信する(ステップS23)。
第1のサーバ20は、燃料情報151および距離情報152を取得すると、車両情報223として、これらの情報を第1のサーバ記憶部22に記憶する(ステップS24)。第1のサーバ20は、次にACC_ONになった場合に取得する燃料情報151および距離情報152を、車両情報223として記憶されたこれらの情報とを比較することによって、正しい情報であることを判定してよい。
以上のように、経路探索システム1は、上記の構成を備えることによって、ユーザの予定に合わせて、ユーザが好む給油地点を提案できる。
本開示を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段または各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段またはステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上記の実施形態において、目的地は、第1のサーバ20がユーザの予定情報321に基づいて推定する。ここで、予定情報321に反映されていないユーザの急なスケジュール変更等に対応するために、情報処理装置10によって、ユーザが目的地を直接的に入力可能であってよい。
図4は、ユーザが目的地を直接的に入力する場合における、ACC_ONになるときの通信処理例を示すシーケンス図である。図4の例では、ステップS3およびS4に代えて、ステップS3AおよびS4Aの処理が実行される。図4におけるステップは、ステップS3AおよびS4Aを除いて、図2の同符号のステップと同じである。そのため、ステップS3AおよびS4Aについて説明し、その他のステップの説明は省略する。
情報処理装置10は、第1のサーバ20に燃料情報151および距離情報152を送信して、タッチパネルディスプレイにユーザが目的地を入力可能であるように画像を表示させる。情報処理装置10は、ユーザが目的地を入力したことを検知すると、目的地を第1のサーバ20に送信する(ステップS3A)。
第1のサーバ20は、情報処理装置10から取得した目的地を設定する(ステップS4A)。そして、第1のサーバ20は、設定された目的地までの経路を探索する。
このように、図4に示す変形例では、ユーザが目的地を直接的に入力できるため、予定情報321に反映されていないユーザの急なスケジュール変更等に対応することが可能である。
また、例えば、上記の実施形態において、第1のサーバ20は、第2のサーバ30からユーザの予定情報321を取得する。ここで、第1のサーバ20は、ユーザの端末装置50からユーザの予定情報321を取得してよい。つまり、端末装置50を用いた連携処理が実行可能であってよい。また、ユーザは、第1のサーバ20が推定した目的地を確認可能であってよい。
図5は、情報処理装置10と、第1のサーバ20と、第2のサーバ30と、端末装置50との連携による目的地設定の一例を示すシーケンス図である。上記のように、情報処理装置10および端末装置50のユーザは、車両のユーザと同じである。
端末装置50は、ユーザによる第1のアプリの起動指示を検知すると(ステップS31)、第1のアプリを起動する(ステップS32)。ここで、第1のアプリは、例えば上記のようにスケジュール管理アプリであって、ユーザがスケジュールを編集することを可能にする。第1のアプリは、例えばカレンダーを表示して、ユーザにスケジュールを入力させてよい。第1のアプリは、ユーザから入力されたスケジュールを例えば端末記憶部54に記憶させる。
端末装置50は、第2のサーバ30からユーザの予定情報321を取得する(ステップS33)。
端末装置50は、第1のアプリが有するユーザの予定と、取得した予定情報321とを同期する(ステップS34)。例えば、端末装置50は、端末記憶部54に記憶された最新のユーザのスケジュールを反映させた予定情報321を生成する。
端末装置50は、ユーザによる第2のアプリの起動指示を検知すると(ステップS35)、第2のアプリを起動する(ステップS36)。ここで、第2のアプリは、例えば上記のように第1のサーバ20との通信を可能にする通信アプリである。
端末装置50は、第2のアプリによって、最新のユーザのスケジュールを反映させた予定情報321を第1のサーバ20に送信する(ステップS37)。
第1のサーバ20は、端末装置50から取得した予定情報321に基づいて、ユーザの予定に合った目的地を推定する(ステップS38)。
第1のサーバ20は、推定した目的地(以下、推定目的地という)を情報処理装置10に送信する(ステップS39)。
情報処理装置10は、第1のサーバ20から推定目的地を取得すると、表示部11に表示する(ステップS40)とともに、ユーザに推定目的地を確認させる画像をタッチパネルに表示させる。ユーザに推定目的地を確認させる画像は、例えば確認ボタンを含むポップアップ画像であってよい。
情報処理装置10は、ユーザが確認ボタンをタッチしたことを検知する。つまり、情報処理装置10は、ユーザによる目的地の確認を検知する(ステップS41)。そして、情報処理装置10は、ユーザによって推定目的地が目的地であると確認されたことを示す確認情報を第1のサーバ20に送信する。
第1のサーバ20は、推定目的地を目的地に設定する(ステップS42)。そして、第1のサーバ20は、上記の実施形態のように、目的地までの経路の探索を開始してよい。このように、ユーザは端末装置50を用いて、予定情報321に最新のスケジュールを反映させることが可能である。
また、例えば上記の実施形態において、第1のサーバ20は、車両の航続可能距離を得るために、距離情報152を情報処理装置10から取得する。ここで、第1のサーバ20は、航続可能距離を燃料情報151に基づいて計算してよい。このとき、第1のサーバ20は、情報処理装置10から燃料情報151だけを受信するため、情報処理装置10との間の通信量を減らすことができる。
また、例えばナビゲーション装置、スマートフォンおよびサーバ装置等の汎用の電子機器(情報処理装置10、第1のサーバ20、第2のサーバ30、第3のサーバ40および端末装置50に対応)に搭載されたプロセッサを、上記の実施形態に係る経路探索システム1の制御部16、第1のサーバ制御部23、第2のサーバ制御部33、第3のサーバ制御部43および端末制御部55として機能させることができる。具体的には、電子機器の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、電子機器の記憶部(メモリ)に格納し、電子機器のプロセッサによってプログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
1 経路探索システム
10 情報処理装置
11 表示部
12 入力部
13 音声再生部
14 通信部
15 記憶部
16 制御部
20 第1のサーバ
21 第1のサーバ通信部
22 第1のサーバ記憶部
23 第1のサーバ制御部
30 第2のサーバ
31 第2のサーバ通信部
32 第2のサーバ記憶部
33 第2のサーバ制御部
40 第3のサーバ
41 第3のサーバ通信部
42 第3のサーバ記憶部
43 第3のサーバ制御部
50 端末装置
51 端末表示部
52 端末入力部
53 端末通信部
54 端末記憶部
55 端末制御部
151 燃料情報
152 距離情報
161 目的地検索部
162 目的地設定部
221 優先順位情報
222 地図情報
223 車両情報
231 目的地推定部
232 経路探索部
321 予定情報
421 給油地点情報

Claims (1)

  1. 車両のユーザによって設定された補給に関する優先順位情報、を記憶する記憶部と、
    前記ユーザの予定情報に基づいて目的地を推定する目的地推定部と、
    前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、を備え、
    前記経路探索部は、
    前記車両の燃料情報および前記目的地に基づいて、前記経路における補給の要否を判定し、
    補給が必要と判定した場合に、補給地点情報および前記優先順位情報に基づいて選択された補給地点を前記ユーザに提案する、経路探索システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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