JP2019178368A - アルミニウム合金製部材及びアルミニウム合金製部材の製造方法 - Google Patents
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Description
T6処理は、被処理材を500℃前後まで加熱した後に急冷する溶体化処理を行った後に180℃前後で析出物を析出させる人工時効処理を行うものである。
そこで、本発明は、クラック等の欠陥を発生することなく、弱点部位の材料強度が向上されたアルミニウム合金製部材及び弱点部位の材料強度を向上することが可能なアルミニウム合金製部材の製造方法を提供することを目的としている。
以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
アルミニウム合金製部材の局所的な(例えば、弱点部位)強度向上を実現するためには、局所的な溶体化処理が必要となる。
したがって、強度を向上させたい部位である弱点部位の硬度を向上することとなる。
従って用いるアルミニウム合金としては、固溶体合金では無く共晶型合金、例えば、Al−Si合金、Al−Mg−Si系合金(Al−Mg2Si)等を用いるのが好適である。
したがって、ブロウホールの発生を抑制するためには、溶存するガスの除去が効果的である。
(1) 溶湯状態において、溶存ガス及び酸化物を除去する溶湯処理技術
(2) 溶湯を巻き込むこと無く鋳造する鋳造技術
ダイキャスト成形品の肉薄部等の局所的な強度(硬度)向上においては、レーザ光を照射することにより局所的な溶体化処理(T4処理に相当)を行った後に、ダイキャスト成形品全体に対してT5処理(人工時効処理)を行うことで、局所的な溶体化処理がなされた部分については、実効的にT6処理(=T4処理+T5処理)を行うようにしているのである。
図1は、実施形態のダイキャスト成形品の製造フローチャートである。
まず、原料である共晶型アルミニウム合金を回転翼脱ガスを行い、フラックスを投入した状態で溶解する(ステップS11)。
また、酸化物除去後の酸化物量は、Kモールド法におけるK値として0.20以下であるのが好ましい。
この場合において、ダイキャスト成形法としては、上述したように層流充填ダイキャスト法が有効であり、射出速度0.3m/sec以下とすれば、酸化皮膜の生成が抑制され、問題となるようなブロウホールが後述する局所溶体化処理において発生することはない。
表面仕上げがなされたダイキャスト成形品は、つづいて、局所溶体化を行うため、レーザ溶体化が行われる(ステップS14)。
図2(a)に示すように、ダイキャスト成形品10が上方に突設されたボス部Bを有している場合に、ボス部Bの付根のコーナー部BBは、要求される強度に対して、必要な肉厚さが足りない薄肉部となり強度が不足する虞がある。
そこで、本実施形態では、図2(b)に示すように、ボス部Bの付根のコーナー部BBに所定回数のレーザパルスを照射し、局所溶体化した領域BBLを形成する。
以上の説明のように、本実施形態によれば、クラックやブロウホールを発生することなく、弱点部位(例えば、上述のボス部Bの付け根のコーナー部BB)の材料強度が向上されたアルミニウム合金製部材を得ることができる。
図3は、実施例の説明図である。
以下の各実施例(第1実施例〜第15実施例)においては、アルミニウム合金製部材の材質として共晶型合金を用い、その溶湯は、フラックス添加と回転翼脱ガスを行い、十分に、酸化物と溶存水素を除去している。そして、層流充填ダイキャスト法にて成形し、実験に使用した。
図3においては、各実施例に対するレーザ照射条件(出力(W)、レーザ照射パルス時間(ms)及びレーザ照射回数)、レーザ照射パルス間の休止時間、レーザ光走査速度、レーザビームの焦点外し距離(試料表面とレーザ光の焦点位置との距離差)、シールドガスの種類及び流量、ノズル径、及び評価(○、△、×の3段階評価)を示している。
第1実施例については、レーザ照射条件は、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間は、90msであり、レーザ照射回数は10回となっている。
また第1実施例におけるレーザ照射パルス間の休止時間は、8msであり、レーザ光走査速度は、0.693m/minとなっている。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が120msとなっている点である。
第3実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1400Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が140msとなっている点である。
第4実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1600Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が160msとなっている点である。
第5実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1500Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が150msとなっている点である。
第6実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1500Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が200msとなっている点である。
第7実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1500Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が150msとなっている点及びレーザ光走査速度が、0.591m/minとなっている点である。
第8実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1400Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が300msとなっている点及び第7実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.591m/minとなっている点である。
第8実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が300msとなっている点及び第7実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.591m/minとなっている点である。
第10実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が300msとなっている点及び第7実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.591m/minとなっている点である。
第11実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が500msとなっている点及び第7実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.591m/minとなっている点である。
第12実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が400msとなっている点及びレーザ光走査速度が、0.507m/minとなっている点である。
第13実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が600msとなっている点及び第12実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.507m/minとなっている点である。
第13実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が800msとなっている点及び第12実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.507m/minとなっている点である。
第13実施例が第1実施例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1300Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が900msとなっている点及び第12実施例と同様にレーザ光走査速度が、0.507m/minとなっている点である。
次に比較例について説明する。
図4は、比較例の説明図である。
以下の各比較例(第1比較例〜第18比較例)においては、層流充填ダイキャスト法でなく、一般的なダイキャスト法を用い、アルミニウム合金製部材の材質として上記と同様の共晶型合金を用いている。また、フラックス添加や回転翼脱ガス処理をしていない溶湯を使用している。
第1比較例については、レーザ照射条件は、出力65Wであり、1回のレーザ照射パルス時間は、290msであり、レーザ照射回数は10回となっている。
また第1比較例におけるレーザ照射パルス間の休止時間は、10msであり、レーザ光走査速度は、1.63m/minとなっている。
また、第1比較例におけるシールドガスの種類はアルゴン(Ar)であり、その流量は、15L/minとなっており、ノズル径は3mmである。
第2比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が250msとなっている点、レーザ照射パルス間の休止時間が50msである点及びレーザビームの焦点外し距離が、−0.35mmとなっている点である。
第3比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が280msとなっている点、レーザ照射パルス間の休止時間が、20msである点、レーザ光走査速度が1.166m/minとなっている点及びレーザビームの焦点外し距離が、第2比較例と同様に−0.35mmとなっている点である。
第4比較例が第1比較例と異なる点は、第3比較例と同様にレーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が280msとなっている点、第3比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が20msである点、レーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第5比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が180msとなっている点、第3比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が20msとなっている点、第4比較例と同様にレーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第6比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が90msとなっている点、レーザ照射パルス間の休止時間が10msとなっている点、第4比較例と同様にレーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第7比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1500Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が90msとなっている点、第6比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が10msとなっている点、第4比較例と同様にレーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第8比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1800Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が90msとなっている点、第6比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が10msとなっている点、第4比較例と同様にレーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第9比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力800Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が90msとなっている点、第6比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が10msとなっている点、第4比較例と同様にレーザ光走査速度が0.644m/minとなっている点及び第2比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−0.35mmとなっている点である。
第10比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力800Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、レーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、レーザ光走査速度が0.808m/minとなっている点及びレーザビームの焦点外し距離が−1.35mmとなっている点である。
第11比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ光走査速度が0.808m/minとなっている点及び第10比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−1.35mmとなっている点である。
第12比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1500Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ光走査速度が0.808m/minとなっている点及び第10比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−1.35mmとなっている点である。
第13比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1800Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ光走査速度が0.808m/minとなっている点及び第10比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−1.35mmとなっている点である。
第14比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力2000Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ光走査速度が0.808m/minとなっている点及び第10比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が−1.35mmとなっている点である。
第15比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、レーザ光走査速度が0.783m/minとなっている点及びレーザビームの焦点外し距離が+4.65mmとなっている点である。
第16比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、第10比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が12msとなっている点、第15比較例と同様にレーザ光走査速度が0.783m/minとなっている点及びレーザビームの焦点外し距離が0.0mmとなっている点である。
第17比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が100msとなっている点、レーザ照射パルス間の休止時間が8msとなっている点、第15比較例と同様にレーザ光走査速度が0.783m/minとなっている点及び第16比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が0.0mmとなっている点である。
第18比較例が第1比較例と異なる点は、レーザ照射条件が、出力1200Wであり、1回のレーザ照射パルス時間が250msとなっている点、第17比較例と同様にレーザ照射パルス間の休止時間が8msとなっている点、第15比較例と同様にレーザ光走査速度が0.783m/minとなっている点及び第16比較例と同様にレーザビームの焦点外し距離が0.0mmとなっている点である。
次に上記各実施例及び各比較例の評価結果について説明する。
評価としては、ブロウホールおよびクラックの発生の有無及び大きさについて評価した。
図5(a)は、典型的な実施例のダイキャスト成形品における局所溶体化後にT5処理を行った部分の断面顕微鏡写真である。
また図5(b)は、図5(a)における部分拡大写真である。
また、溶体化部SOLにおいては、ブロウホール及びクラックは見いだせない。
図6(a)は、溶体化部SOL及びダイキャスト本体部DCBの境界部分の拡大写真、図6(b)は、溶体化部SOLの拡大写真である。
いずれの拡大写真においても、溶体化部SOLは均一で緻密な組織となっていることが分かる。
しかしながら、いずれの実施例においても、十分な強度を確保できた。
図7(a)は、典型的な比較例のダイキャスト成形品における局所溶体化後にT5処理を行った部分の断面顕微鏡写真である。
図7(a)及び図7(b)に示すように、局所溶体化及びT5処理を行って実効的にT6処理が施された溶体化部SOLは、T5処理のみがなされたダイキャスト本体部DCBと比較して、結晶粒が細かい、均一な組織となっており、クラックは見出せない。アルミニウム合金製部材の材質として、共晶型合金を使用すれば、接着剤としての役割を有する溶質(Si)が十分に存在し、クラックの発生を防止することができることが分かる。
図8(a)は、ブロウホールBH2近傍の拡大写真、図8(b)は、ブロウホールBH1近傍の拡大写真である。
したがって、クラックだけでなく、ブロウホールもその発生を抑制することが必要である場合には、溶湯は、フラックス添加と回転翼脱ガスを行い、十分に、酸化物と溶存水素を除去する必要があることが分かる。
共晶型アルミニウム合金で形成されたアルミニウム合金製部材(10)であって、T5処理が施された本体部(DCB)と、局所的にT6処理が施されたT6処理部(SOL)と、を有する。
この構成によれば、クラック等の欠陥の発生を招くことなく、局所的に材料強度を向上させることができ、ひいては、十分な強度(硬度)を有するダイキャスト成形品とすることができる。
この構成によれば、強度が不足しやすいとされるコーナー部であっても強度(硬度)を確保でき、アルミニウム合金製部材全体としての強度を向上させることができる。
原料である共晶型アルミニウム合金を溶解して溶湯を得る溶解工程(ステップS11)と、溶湯を用いてアルミニウム合金製部材の成型を行う鋳造工程(ステップS12)と、アルミニウム合金製部材の所定の部位にレーザ光を照射して局所的なレーザ溶体化を行う溶体化工程(ステップS14)と、局所的にレーザ溶体化がなされたアルミニウム合金製部材の全体に対してT5処理を施すT5処理工程(ステップS15)と、を備える。
この構成によれば、欠陥としてのブロウホールの発生を抑制して高品質な製品の製造ができる。
この構成によれば、溶湯を巻き込むこと無く成型(鋳造)が行え、ブロウホール及びクラック等の欠陥の発生を招くことなく、十分な強度(硬度)を有するダイキャスト成形品を製造することができる。
この構成によれば、レーザ溶体化時にダイキャスト成形品の変形などを招くことなく、局所的な溶体化を行って信頼性の高い、アルミニウム合金製部材を製造できる。
アルミニウム合金製部材の精度の低下を招くことなく、強度を向上させたい部位のみの強度を向上させ、ひいては、アルミニウム合金製部材全体の強度を向上できる。
Claims (7)
- 共晶型アルミニウム合金で形成されたアルミニウム合金製部材であって、
T5処理が施された本体部と、
局所的にT6処理が施されたT6処理部と、
を有するアルミニウム合金製部材。 - 前記T6処理部は、前記アルミニウム合金製部材のうちのコーナー部に形成されている、
請求項1記載のアルミニウム合金製部材。 - 原料である共晶型アルミニウム合金を溶解して溶湯を得る溶解工程と、
前記溶湯を用いてアルミニウム合金製部材の成型を行う鋳造工程と、
前記アルミニウム合金製部材の所定の部位にレーザ光を照射して局所的なレーザ溶体化を行う溶体化工程と、
局所的に前記レーザ溶体化がなされた前記アルミニウム合金製部材の全体に対してT5処理を施すT5処理工程と、
を備えたアルミニウム合金製部材の製造方法。 - 前記溶解工程において、溶湯にフラックスを添加しつつ回転翼脱ガス処理を行う、
請求項3記載のアルミニウム合金製部材の製造方法。 - 前記鋳造工程は、層流充填ダイキャスト法、低圧鋳造法、又は重力鋳造法で前記成型を行う、
請求項3又は請求項4記載のアルミニウム合金製部材の製造方法。 - 前記溶体化工程において、レーザ光を所定の休止時間を設けて間欠照射する、
請求項3乃至請求項5のいずれか一項記載のアルミニウム合金製部材の製造方法。 - 前記所定の部位は、強度を向上させたい部位である、
請求項3乃至請求項6のいずれか一項記載のアルミニウム合金製部材の製造方法。
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