JP2019175748A - スイッチ装置、システム、及びプログラム - Google Patents

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進一 河千泰
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Abstract

【課題】従来の照明器具をそのまま用いつつも1台のリモコン(通信装置)で室内の異なる部屋にある複数の照明を安定且つ詳細に制御可能にするスイッチ装置、システム及びプログラムを提供すること。【解決手段】照明の点灯、消灯、明るさを含む照明状態を制御するスイッチ装置であって、電流制御部と、第1通信部を備え、前記電流制御部は、前記照明に電気的に接続可能に構成され、且つ前記照明に流れる電流を制御することで前記照明の照明状態を制御するように構成され、前記第1通信部は、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成され、前記サブギガ帯の通信波を用いて遠隔でユーザが前記電流制御部を制御することで、前記照明状態を制御可能に構成される、スイッチ装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチ装置、システム、及びプログラムに関する。
室内の照明をリモコンで制御したいというニーズがあり、赤外線リモコンで照明の照明状態(点灯/消灯、明るさ等)を制御することができる製品が普及してきている(特許文献1等)。
特開2012−059474号公報
しかしながら、従来型の製品ではリモコンから照明までの通信に赤外線が使用されるため、通信距離が限られてしまう。したがって、リモコンが置かれた部屋とは異なる部屋に位置する照明を安定且つ詳細に制御することができない。ひいては1台の端末を用いて複数の照明を管理及び制御したいという需要を満たすこともできない。
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、従来の照明器具をそのまま用いつつも1台のリモコン(通信装置)で室内の異なる部屋にある複数の照明を安定且つ詳細に制御可能にするスイッチ装置、システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、照明の点灯、消灯、明るさを含む照明状態を制御するスイッチ装置であって、電流制御部と、第1通信部を備え、前記電流制御部は、前記照明に電気的に接続可能に構成され、且つ前記照明に流れる電流を制御することで前記照明の照明状態を制御するように構成され、前記第1通信部は、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成され、前記サブギガ帯の通信波を用いて遠隔でユーザが前記電流制御部を制御することで、前記照明状態を制御可能に構成される、スイッチ装置が提供される。
本観点に係るスイッチ装置は、サブギガ帯(1GHz以下の周波数帯を意味するが、特に日本では一般的に920MHz帯を指す)の通信波を送受信可能に構成される通信部を備えることを特徴とする。サブギガ帯の通信波は、回り込みがよく且つwifi等に比しても通信の安定性が高いため、操作用の端末等を用いて複数のスイッチ装置を操作することで複数の照明を制御したいという需要を満たすのに大変好適である。
本発明の別観点によれば、照明の点灯、消灯、明るさを含む照明状態を制御するためのシステムであって、前記照明に電気的に接続されたスイッチ装置と、通信装置とを備え、前記スイッチ装置は、第1通信部を備え、前記第1通信部を介してサブギガ帯で前記通信装置と通信可能に接続され、前記通信装置は、ネットワークに接続され、前記ネットワーク経由で前記通信装置にアクセスし且つ前記サブギガ帯の通信波を用いて前記照明状態を制御可能に構成される、システムが提供される。
本観点に係るシステムは、構成要素の1つであるスイッチ制御装置が、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成される通信部と、ネットワークに接続された通信装置とを備えることを特徴とする。サブギガ帯の通信波は、回り込みがよく且つwifi等に比しても通信の安定性が高いため、1台の通信装置を用いつつも複数のスイッチ装置を操作することで複数の照明を制御したいという需要を満たすことができる。そして、かかる通信装置がネットワークに接続されているため、ユーザが端末を介して遠隔制御をすることもできる。
好ましくは、ユーザ端末を更に備え、所望の前記照明状態を示す情報を所望照明状態情報と定義し、実際の前記照明状態を示す情報を実照明状態情報と定義すると、前記ユーザ端末は、入力部と、第2通信部とを備え、前記入力部は、これを介して前記所望照明状態情報が入力可能に構成され、前記第2通信部は、前記所望照明状態情報を前記ネットワーク経由で前記スイッチ装置に送信可能に構成され、前記スイッチ装置は、制御部と、演算部とを更に備え、前記第1通信部は、前記第2通信部より送信された前記所望照明状態情報を受信し、前記制御部は、前記所望照明状態情報に基づいて前記照明の照明状態を制御し、前記演算部は、前記実照明状態情報を生成するように構成され、前記実照明状態情報は、前記通信装置があるローカルエリアネットワークの外部からも前記ネットワーク経由で閲覧可能に構成される。
好ましくは、外部にネットワーク接続されたルータを更に備え、前記通信装置と前記ルータとが、ローカルエリアネットワークにおいて接続される。
好ましくは、前記ユーザ端末は、表示部を更に備え、前記表示部は、前記所望照明状態情報又は前記実照明状態情報をスライドバー又はアイコンとして表示し、且つ前記入力部を介してユーザが入力操作をすることによって前記所望照明状態情報を自在に変更可能に構成される。
好ましくは、音声入力装置を更に備え、前記音声入力装置は、ユーザが発した音声に基づいて前記照明状態を制御可能に構成される。
本発明の別観点によれば、コンピュータに所定機能を実行させるプログラムであって、前記所定機能は、インターフェース機能を備え、前記インターフェース機能では、ネットワークを介して上記の何れか1つに記載の照明を制御可能なインターフェースとして、前記コンピュータを機能させる、プログラムが提供される。
本観点に係るプログラムが有するインターフェース機能によって、ユーザ端末がインターフェースとして機能する。そして、当該インターフェースを介して前述に記載の各スイッチ装置を操作し、これにより照明を制御することができる。
好ましくは、前記所定機能は、ビジュアライズ機能を更に備え、照明の点灯、消灯、明るさを含む状態を照明状態と定義し、前記照明状態を示す情報を照明状態情報と定義すると、前記ビジュアライズ機能では、前記ユーザ端末に係る表示部に、所望の又は実際の前記照明状態情報をスライドバー又はアイコンとして表示させる。
実施形態に係るシステムの構成概要を示す機能ブロック図。 実施形態に係るスイッチの構成概要を示す機能ブロック図。 実施形態に係るユーザ端末及びモニタ端末の構成概要を示す機能ブロック図。 実施形態に係るユーザ端末の表示部に表示されるGUIの一例。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。特に、本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものを指す。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(circuit)、回路類(circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CLPD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.全体構成
図1は、システム1の構成概要を示す機能ブロック図である。システム1は、部屋2a、2bを有する建物の内部(室内)に含まれる構成要素と、当該建物の外部(室外)に含まれる構成要素から構成される。また当該建物における壁やその内側、天井や天井裏などを総称して、隠れ空間2cと総称する。具体的には、システム1は、部屋2aにスイッチ装置3と、照明Lとを備え、部屋2bに通信装置4と、ルータ5を備える。また、隠れ空間2cにおいては、配線341が這うように実施されている。一方、システム1は室外に、ユーザ端末6と、モニタ端末7とを備える。なお、ユーザ端末6及びモニタ端末7は、例えばポータビリティの高いスマートフォンやタブレット端末である。また、ユーザ端末6については、ユーザに紐付けられたユーザ自身の所有物であるから、状況によっては室外に限らず室内において使用されることは当然差し支えないことにも留意されたい(例えば後述のタイマー設定等)。
1.1 スイッチ装置3
図2は、スイッチ装置3の構成概要を示す機能ブロック図である。図示の通り、スイッチ装置3は、部屋2aの壁面21に埋め込まれるように設けられている。なお、スイッチ装置3は、JIS規格といった標準的な大きさを有するものであり、壁面21への埋め込みに際しては従来のスイッチとの互換性があるものであるが好ましい。また、スイッチ装置3は、通信部31と、記憶部32と、演算部33と、電流制御部34と、入力部35を有し、これらの構成要素がスイッチ装置3の内部において通信バス30を介して接続されている。
<通信部31>
通信部31(特許請求の範囲における「第1通信部」の一例)は、有線LANネットワーク通信、無線LANネットワーク通信、Bluetooth(登録商標)通信等を含む複数の通信手段の集合であり、スイッチ装置3に応じて適切な通信規格を含むように実施することが好ましい。本実施形態においては、通信部31は、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成される。すなわち、後述の通信装置4とサブギガ帯通信SGが可能となっている。更に、後に改めて説明するが、通信装置4から有線LANネットワークケーブルである配線51がルータ5まで接続されている。すなわち、スイッチ装置3は、通信装置4及びルータ5を介してインターネットINと接続されており、後述のユーザ端末6との情報の送受信が可能な構成を有する。
<記憶部32>
記憶部32は、演算部33が実行するための種々のプログラム等を記憶する。これは、例えばソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)等のストレージデバイスとして実施されうる。また記憶部32は、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとしても実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
<演算部33>
演算部33は、スイッチ装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。演算部33は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。演算部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、スイッチ装置3に係る種々の機能を実現する。特に演算部33は、照明Lの照明状態を示す実照明状態情報を生成することに留意されたい。より詳細には、演算部33は、電流制御部34における不図示のセンサによって検出された電流値に基づいて実照明状態情報を算出し、これを記憶部32に記憶させる。また、演算部33は、かかる実照明状態情報の変化を検出することもできる。
なお、図2においては、単一の演算部33として表記されているが、実際はこれに限るものではなく、機能ごとに複数の演算部33を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
<電流制御部34>
電流制御部34は、電気配線である配線341によって照明Lと接続されている。電流制御部34は、配線341に導通させる電流値をPID等で制御することで、部屋2aの天井に取り付けられている照明Lの照明状態を制御する。また、前述の通り不図示のセンサによってこの電流値を観測することによって、演算部33が実照明状態情報を算出することもできる。
<入力部35>
入力部35は、点灯、消灯といった所望照明状態情報をユーザによって入力可能に構成される。好ましくは、入力部35は、タッチパネルによって実施されるが、これに限らず従来のスイッチボタン等を採用してもよい。タッチパネルであれば、図4A〜図4Cに示されるようなグラフィックユーザインターフェース(GUI)が表示されてもよい。例えば、入力部35によって入力された所望照明状態情報が記憶部32に記憶され、これを演算部33が読み込んで電流制御部34を作動させるとよい。なお、本実施形態に係るスイッチ装置3は、入力部35によってだけではなく、後述のユーザ端末6を用いても遠隔に操作することができる。
1.2 照明L
照明Lは、天井に取り付けられた広く一般に普及しているシーリングライトである。白熱電球、蛍光灯、LED照明等が挙げられるが、特に限定されるものではない。第1.1節でも説明した通り、本実施形態では、スイッチ装置3における電流制御部34によって照明Lの照明状態が制御される。具体的には、照明の点灯/消灯(オンオフ)や明るさの調整等が含まれる。
1.3 通信装置4
通信装置4は、不図示の通信部を備え、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成される。すなわち、スイッチ装置3における通信部31とサブギガ帯通信SGが可能となっている。なお、図1においては、通信装置4は、スイッチ装置3が位置する部屋2aとは異なる部屋である部屋2bに設置されている。このようにスイッチ装置3と通信装置4とが異なる部屋に位置していても、スイッチ装置3と通信装置4とが互いに安定に通信可能な点に留意されたい。例えば、従来の赤外線リモコンを用いる場合は、異なる部屋にある照明を制御することは到底できない。また、一般的なwifi通信は不安定であり、意図せずに通信が途切れてしまうことが頻出すると想定されるが、サブギガ帯通信SGを採用することにより、安定性の高い通信を実現することができる。もちろん、スイッチ装置3と通信装置4とが同じ部屋(例えば部屋2b)に設置されていてもよい。
1.4 ルータ5
ルータとは、コンピュータネットワークにおいてデータを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器である。ルータ5は、WAN側がインターネットINと接続され、有線LANネットワーク通信(ここでは、配線51)によって通信装置4と接続されている。そして、上述の通り通信装置4とスイッチ装置3とがサブギガ帯通信SGで接続されている。これによって、スイッチ装置3とユーザ端末6及びモニタ端末7との情報の送受信を実現することができる。
1.5 ユーザ端末6(モニタ端末7)
図3は、ユーザ端末6及びモニタ端末7の構成概要を示す機能ブロック図である。図示の通り、ユーザ端末6は、通信部61(特許請求の範囲における「第2通信部」の一例)と、記憶部62と、演算部63と、表示部64と、入力部65を有し、これらの構成要素がユーザ端末6の内部において通信バス60を介して接続されている。同様に、モニタ端末7は、通信部71と、記憶部72と、演算部73と、表示部74と、入力部75を有し、これらの構成要素がモニタ端末7の内部において通信バス70を介して接続されている。対称性を考慮し、ここでは、ユーザ端末6に係る構成要素について説明する。なお、ユーザ端末6とモニタ端末7との相違点については後述する。
<通信部61(71)>
ユーザ端末6は、ポータビリティの高いスマートフォンやタブレット端末であり、通信部61は、無線LANネットワーク通信、LTE/3G等のモバイル通信、Bluetooth通信等を含む複数の通信手段の集合として実施することが好ましい。特に、LTE/3G等のモバイル通信によってインターネットINと接続されることで、外出先からも室内にあるスイッチ装置3との情報の送受信が可能な構成を有する。
<記憶部62(72)>
記憶部62は、演算部63が実行するための種々のプログラム等を記憶する。これは、例えばソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)等のストレージデバイスとして実施されうる。また記憶部62は、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとしても実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
特に記憶部62には、ユーザ端末6において使用されるグラフィックユーザインターフェース(GUI)に関する情報を格納しており、これを演算部63が読み出して表示部64に表示するように構成されている(特許請求の範囲における「インターフェース機能」の一例)。つまり、表示部64に所望のGUIの画面を表示し且つ入力部65を介して入力でき、これによってスイッチ装置3を操作できるという機能を実現させるためのプログラムがユーザ端末6にインストールされている。かかるプログラムは、予め又は事後的にインストール可能に構成されることが好ましい。
<演算部63(73)>
演算部63は、ユーザ端末6に関連する全体動作の処理・制御を行う。演算部63は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。演算部63は、記憶部62に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、ユーザ端末6に係る種々の機能を実現する。特に演算部63は、表示部64に表示されたGUIの動き処理を実行する。かかるGUIについては後に改めて説明する。
<表示部64(74)>
表示部64は、ユーザ端末6自体に含まれるものを想定しているが、これに限らず外付けされるものであってもよい。内蔵/外付け含め、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、必要に応じて使い分けて実施することが好ましい。表示部64は、演算部63による所定の制御信号に応答して、GUIの画面を選択的に表示しうる。なお、GUIについて補足すると、例えば、アイコン、スライドバー、ラジオボタン等といった具体的なインターフェースが表示されうる。
<入力部65(75)>
入力部65は、例えば、ユーザ端末6自体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。特に、入力部65は、表示部64に重畳的に設けられたタッチパネルとして実施されることが好ましい。もちろん、スイッチボタン、マウス、キーボード、音声入力等のユーザインターフェースを適宜採用してもよい。入力部65を介して、ユーザの指示(コマンド)を受け付ける。当該指示は、通信バス60を介して演算部63に転送され、演算部63が必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。特に本実施形態においては、ユーザが所望する照明Lにおける所望の照明状態に係る所望照明状態情報の決定及び送信に使用されうる。
2.表示部64の詳細
図4A〜図4Cは、ユーザ端末6の表示部に表示されるGUIの一例を示す概念図である(以後、本GUIと表現)。本GUIによれば、ユーザは、ユーザ端末6を用いて外出先からもスイッチ装置3における電流制御部34を制御することで照明Lを所望の照明状態に制御することができる。すなわち、ユーザが本GUIを用いて、ユーザ端末6から所望照明状態情報をスイッチ装置3にインターネットINを介して送信することができる。また、かかる一例では、スライドバーSB、照明Lを模したアイコンIC、ボタンb1〜b4が本GUIに設けられている。以下、これらについて説明する。
2.1 スライドバーSB(アイコンIC)
タッチ&スワイプ動作(特許請求の範囲における「入力操作」の一例)によってスライドバーSBを左右にスライドさせることができる。スライドバーSBの上に表示された値は、明るさパラメータであり、図4Aでは0%(消灯)、図4Bでは50%(中程度に点灯)、図4Cでは100%(最も明るく点灯)となっている(特許請求の範囲における「ビジュアライズ機能」の一例)。これが、所望照明状態情報に相当することにも留意されたい。また、スライドバーSBの代わりに、アイコンICに対してスライドバーSBと同様に直接に入力操作を行ってもよい。
ところで、本GUIは、スイッチ装置3との間の双方向の情報通信が反映されることを特徴とする。例えば、ユーザが出先から照明を消し忘れていないかを、本GUIを用いて即座に確認することができる。また、図4Bや図4Cに示されるように実際に照明がついていた場合、これを入力部65を介して図4Aのように消すこともできる。換言すると、ユーザが入力操作をすることによって所望照明状態情報を自在に変更可能に構成されている。
2.2 ボタンb1〜b4
ボタンb1〜b3は、リモコン操作用のボタンであり、それぞれ点灯大(例えば100%)、点灯中(例えば50%)、消灯を表している。ボタンb4はオプション設定用のボタンである。オプション設定は、防犯機能、タイマー機能、安否確認機能を少なくとも有する。これらについては、第3節において詳述する。
3.オプション設定
本節では、スイッチ装置3が有する各種機能について詳述する。本実施形態ではユーザ端末6やモニタ端末7を介してかかる機能を実現される。
3.1 防犯モード機能
例えば、不在中に空き巣等が窓から侵入するおそれがある。本実施形態に係るスイッチ装置3は、このような事態に備えて防犯モード機能を備えている。本GUIを介してインターネットIN(又は室内であればイントラネット)経由で「防犯モード」に設定することができる。防犯モードでは、照明Lの照明状態をスイッチ装置3における演算部33が監視をしており、所定の閾値以上の照明状態の変化を検出すると、通信部31から警告情報を送信し且つこれがユーザ端末6に通知される。警告情報は、Eメール等の汎用的な通信手段によって通知がなされる。なお、所定の閾値は照明Lの種類によって好ましい値が異なるものと考えられ、本GUIを介して微調整可能であることが好ましい。
また、警告情報に代えて実照明状態情報のログを送信し、かかるログからユーザ端末6が自発的にこれをユーザに通知する(例えば警告画面や警告音を出す)ように実施してもよい。更にこれらを組み合わせてもよい。
3.2 安否確認モード機能
本実施形態に係るスイッチ装置3は、安否確認モード機能を備えている。本GUIを介してインターネットIN(又は室内であればイントラネット)経由で「安否確認モード」に設定することができる。安否確認モードでは、ユーザではなくユーザの安否確認を所望する親族等の第三者の端末(モニタ端末7)に、通信部31が照明Lの照明状態に基づいて決定された安否情報をインターネットIN経由で送信する。安否情報を送信するタイミングは、所定期間内に照明Lの制御が確認(実照明状態情報の更新)された場合でもよいし、所定期間が経過しても照明Lの制御が確認されなかった場合でもよいし、その両方としてもよい。
安否情報は、Eメール等の汎用的な通信手段によって通知がなされる。なお、かかる第三者は、照明Lの照明状態の制御を所望するわけでないので、前述のユーザ端末6の本GUIを必ずしも有する必要はない。すなわち、操作ではなく、照明Lの照明状態(実照明状態情報)をインターネットIN経由で、通信装置4があるローカルエリアネットワークの外部から閲覧可能な環境があればよい。そのための本GUIに代わる専用インターフェースをモニタ端末7における記憶部72が記憶していてもよいし、モニタ端末7から別のサーバ等にアクセスして確認できるように実施してもよい。
また、安否情報に代えて実照明状態情報のログを送信し、かかるログからモニタ端末7が自発的にこれをユーザに通知する(例えば警告画面や警告音を出す)ように実施してもよい。更にこれらを組み合わせてもよい。
3.3 タイマー機能
本実施形態に係るスイッチ装置3は、タイマー機能を備えている。本GUIを介してインターネットIN(又は室内であればイントラネット)経由でタイマー機能の詳細設定をすることができる。これは、本GUIを介して予め日時や曜日を指定しておくと、その日時や曜日に、照明Lが所定の動作をなすものである。例えば、朝の決められた時刻に照明Lを自動的に点灯させ、夜の決められた時刻に照明Lを自動的に消灯する、といったことが実現できる。具体的には、タイマーの詳細設定に係るタイマー情報を通信部31が受信すると、演算部33がこれを記憶部32に記憶させてタイマー待機状態を実行する。その後、所定の日時や曜日になると、演算部33が電流制御部34を作動させて照明Lの制御が実行される。
4.変形例
本実施形態に係るシステム1は、以下の態様によっても実施することができる。
第1に、通信装置4に無線LAN通信機能を設けて、ルータ5と無線LANネットワーク接続を実施してもよい。
第2に、これまでは簡単のため1つの通信装置4と1つのスイッチ装置3とについて説明をしたが、実際には、1つの通信装置4に対して複数のスイッチ装置3がサブギガ帯通信SGで接続されるとよい。これによって、ある建物における一部又は全部の照明Lを遠隔で制御することが可能となり、このような実施が好ましい。もちろんこれに合わせて、本GUIを用いて特定の照明Lを任意に選択できるとよい。
第3に、本GUIに代えて所望照明状態情報が音声で入力できるように実施してもよい。かかる場合、ユーザ端末6に備えられたマイク機能を用いてもよいし、別個のAIスピーカー等の音声入力装置を用いてもよい。例えば前述した遮蔽率を音声で入力する。ユーザが「照明50%!」等と口頭で発することで、本GUIを用いて行った操作と同様の作用効果を実現することができる。
第4に、本GUIを実現するためのプログラムがユーザ端末6にインストールされていなくてもよい。かかる場合は、別のサーバ等に本GUIに代わるGUIの情報が記憶されており、ユーザ端末6が当該サーバにインターネットブラウザ等を用いてアクセスすることによって、本GUIと同様の作用効果を実現することができる。
6.結言
以上のように、本実施形態によれば、従来の照明器具をそのまま用いつつも1台のリモコン(通信装置)で室内の異なる部屋にある複数の照明を安定且つ詳細に制御可能にするスイッチ装置、システム及びプログラムを提供することができる。
本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :システム
2a :部屋
2b :部屋
2c :隠れ空間
21 :壁面
3 :スイッチ装置
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :演算部
34 :電流制御部
341 :配線
35 :入力部
4 :通信装置
5 :ルータ
51 :配線
6 :ユーザ端末
60 :通信バス
61 :通信部
62 :記憶部
63 :演算部
64 :表示部
65 :入力部
7 :モニタ端末
70 :通信バス
71 :通信部
72 :記憶部
73 :演算部
74 :表示部
75 :入力部
L :照明
IN :インターネット
IC :アイコン
SB :スライドバー
SG :サブギガ帯通信
b1 :ボタン
b2 :ボタン
b3 :ボタン
b4 :ボタン

Claims (8)

  1. 照明の点灯、消灯、明るさを含む照明状態を制御するスイッチ装置であって、
    電流制御部と、第1通信部を備え、
    前記電流制御部は、
    前記照明に電気的に接続可能に構成され、且つ
    前記照明に流れる電流を制御することで前記照明の照明状態を制御するように構成され、
    前記第1通信部は、サブギガ帯の通信波を送受信可能に構成され、
    前記サブギガ帯の通信波を用いて遠隔でユーザが前記電流制御部を制御することで、前記照明状態を制御可能に構成される、
    スイッチ装置。
  2. 照明の点灯、消灯、明るさを含む照明状態を制御するためのシステムであって、
    前記照明に電気的に接続されたスイッチ装置と、通信装置とを備え、
    前記スイッチ装置は、第1通信部を備え、
    前記第1通信部を介してサブギガ帯で前記通信装置と通信可能に接続され、
    前記通信装置は、ネットワークに接続され、
    前記ネットワーク経由で前記通信装置にアクセスし且つ前記サブギガ帯の通信波を用いて前記照明状態を制御可能に構成される、
    システム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、
    ユーザ端末を更に備え、
    所望の前記照明状態を示す情報を所望照明状態情報と定義し、実際の前記照明状態を示す情報を実照明状態情報と定義すると、
    前記ユーザ端末は、入力部と、第2通信部とを備え、
    前記入力部は、これを介して前記所望照明状態情報が入力可能に構成され、
    前記第2通信部は、前記所望照明状態情報を前記ネットワーク経由で前記スイッチ装置に送信可能に構成され、
    前記スイッチ装置は、制御部と、演算部とを更に備え、
    前記第1通信部は、前記第2通信部より送信された前記所望照明状態情報を受信し、
    前記制御部は、前記所望照明状態情報に基づいて前記照明の照明状態を制御し、
    前記演算部は、前記実照明状態情報を生成するように構成され、
    前記実照明状態情報は、前記通信装置があるローカルエリアネットワークの外部からも前記ネットワーク経由で閲覧可能に構成される、
    システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のシステムにおいて、
    外部にネットワーク接続されたルータを更に備え、
    前記通信装置と前記ルータとが、ローカルエリアネットワークにおいて接続される、
    システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のシステムにおいて、
    前記ユーザ端末は、表示部を更に備え、
    前記表示部は、前記所望照明状態情報又は前記実照明状態情報をスライドバー又はアイコンとして表示し、且つ前記入力部を介してユーザが入力操作をすることによって前記所望照明状態情報を自在に変更可能に構成される、
    システム。
  6. 請求項2〜請求項5の何れか1つに記載のシステムにおいて、
    音声入力装置を更に備え、
    前記音声入力装置は、ユーザが発した音声に基づいて前記照明状態を制御可能に構成される、システム。
  7. コンピュータに所定機能を実行させるプログラムであって、
    前記所定機能は、インターフェース機能を備え、
    前記インターフェース機能では、ネットワークを介して請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の照明を制御可能なインターフェースとして、前記コンピュータを機能させる、
    プログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記所定機能は、ビジュアライズ機能を更に備え、
    照明の点灯、消灯、明るさを含む状態を照明状態と定義し、前記照明状態を示す情報を照明状態情報と定義すると、
    前記ビジュアライズ機能では、前記ユーザ端末に係る表示部に、所望の又は実際の前記照明状態情報をスライドバー又はアイコンとして表示させる、
    プログラム。
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