JP2019173495A - 壁パネル及び取付部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】外壁パネルを構成する枠部材に遮熱板を簡易に取り付け可能な外壁パネル及び取付部材を提供する。【解決手段】外壁パネル30は、建物1の外壁を構成する。外壁パネル30は、枠状に構成された枠部材33と、可撓性を有し、枠部材33に取り付けられる取付部材100と、取付部材100に固定される遮熱板40と、を備える。枠部材33は、断面がコ字形状のフレーム(フレーム33A、フレーム33B)を有する。取付部材100は、フレームのコ字形状の内面にそれぞれ当接する第1当接部101A及び第2当接部101Bを有し、フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部101と、フレームに対して枠部材33の開口部33C側に配され、遮熱板40を支持する支持部102と、を有する。支持部102は、枠部材33の厚み方向において、第1当接部101Aと第2当接部101Bの間に設けられる。【選択図】図5

Description

本発明は、耐火性能を向上可能な壁パネル、及び壁パネルに遮熱板を取り付けるために用いられる取付部材に関する。
建物の耐火性能を向上させるために、例えば特許文献1に記載されているように、鉄骨柱に耐火被覆材を巻き付けるように配置する構造が知られている。
また、特許文献2に記載されているように、鉄骨梁と外壁パネルとの間に耐火材を配置する構造も知られている。
特許第5950680号公報 特開2007−211404号公報
しかしながら、建物の梁や柱等の躯体と外壁パネルとが近接して配置されていると、躯体と外壁パネルとの隙間に耐火材を設置することには労力を要する。
そのため、外壁パネルの耐火性能を向上させつつも作業負荷を軽減させることが課題となっている。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、壁パネルを構成する枠部材に遮熱板を簡易に取り付け可能な壁パネル及び取付部材を提供することにある。
上記課題は、本発明に係る壁パネルによれば、建物の壁を構成する壁パネルであって、枠状に構成された枠部材と、可撓性を有し、前記枠部材に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に固定される遮熱板と、を備え、前記枠部材は、断面がコ字形状のフレームを有し、前記取付部材は、前記フレームのコ字形状の内面にそれぞれ当接する第1当接部及び第2当接部を有し、前記フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部と、前記フレームに対し前記枠部材の開口部側に配され、前記遮熱板を支持する支持部と、を有し、前記支持部は、前記枠部材の厚み方向において、前記第1当接部と前記第2当接部の間に設けられることにより解決される。
上記の壁パネルによれば、壁パネルを構成する枠部材の内側に遮熱板を簡易に取付可能となる。
また、壁パネルの枠部材の開口部において、枠部材の厚み方向の内側に遮熱板が設置されることにより、遮熱板の位置ずれを抑制できる。そのため、上記の壁パネルによれば、枠部材の内側に遮熱板を安定して固定できる。
上記の壁パネルにおいて、前記フレームは、前記第1当接部と当接する第1壁部と、前記第2当接部と当接する第2壁部と、前記第1壁部と前記第2壁部を連結する第3壁部と、を有し、前記取付部材は、前記第1当接部と前記支持部を連結する第1連結部と、前記第2当接部と前記支持部を連結する第2連結部と、を有し、前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記第3壁部と平行に配されるとよい。
こうすることで、取付部材の剛性を向上できる。これにより、取付部材の厚み方向に対する耐荷重性を向上させ、遮熱板を安定して支持可能となる。
上記の壁パネルにおいて、前記第1連結部は、前記第1当接部から前記支持部に向けて延出する凹状のリブを有するとよい。
こうすることで、第1連結部の剛性を向上できる。これにより、取付部材の剛性を向上させ、遮熱板の安定した支持が可能となる。
上記の壁パネルにおいて、前記第2連結部は、前記支持部から前記第2当接部に向けて延出する凹状のリブを有するとよい。
こうすることで、第2連結部の剛性を向上できる。これにより、取付部材の剛性を向上させ、遮熱板の安定した支持が可能となる。
上記の壁パネルにおいて、前記支持部は、前記第1連結部から前記第2連結部に向けて延出する凹状のリブを有するとよい。
こうすることで、支持部の剛性を向上できる。これにより、取付部材の剛性を向上させ、遮熱板の安定した支持が可能となる。
上記の壁パネルにおいて、前記第2当接部は、前記第2連結部に連結する第1面部と、前記第1面部と段差部を介して接続する第2面部と、有し、前記第2面部は、前記第1面部よりも前記第1当接部に近く、前記フレームの前記第2壁部は前記第2面部と当接するとよい。
こうすることで、取付部材の段差部によりフレームの枠部材の面内方向への移動を規制できる。これにより、フレームと取付部材との位置ずれを抑制できる。そのため、遮熱板の安定した支持が可能となる。
上記の壁パネルにおいて、前記第1当接部は、先端が前記第2当接部に向けて屈曲した第1屈曲部を有し、前記第2当接部は、先端が前記第1当接部に向けて屈曲した第2屈曲部を有するとよい。
こうすることで、フレームに対して取付部材を差し込みやすくなる。これにより、フレームに対する取付部材の取付の作業性を向上できる。
上記の壁パネルにおいて、前記差込固定部は、幅方向中央部に形成される切欠部を有するとよい。
こうすることで、枠部材に外装材を取り付けるビスを、取付部材の切欠部の位置に打込むことができる。これにより、外装材の取付用のビスにより取付部材を損傷することがないため、取付部材の強度低下を回避できる。
上記課題は、本発明に係る取付部材によれば、建物の壁パネルを構成する、断面がコ字形状のフレームを枠状に連結した枠部材に、遮熱板を取り付けるための取付部材であって、前記フレームの内面にそれぞれ当接する第1当接部及び第2当接部を有し、前記フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部と、前記フレームに対し前記枠部材の開口部側に配され、前記遮熱板を支持する支持部と、を有し、前記支持部は、前記枠部材の厚み方向において、前記第1当接部と前記第2当接部の間に設けられることにより解決される。
上記の取付部材によれば、壁パネルを構成する枠部材の内側に遮熱板を簡易に取付可能となる。
本発明によれば、外壁パネルを構成する枠部材に遮熱板を簡易に取り付け可能となる。
建物の外壁構造を示す図である。 図1のII-II断面図である。 図2のIII-III断面図である。 外壁パネルの枠部材に取付部材を取り付けた状態を示す図である。 フレームに取付部材を取り付け状態の斜視図である。 取付部材の正面図である。 取付部材の上面図である。 取付部材の側面図である。 取付部材への遮熱板の固定構造を示す図である。 壁側取付部材の正面図である。 壁側取付部材の上面図である。 壁側取付部材の側面図である。 壁側取付部材への遮熱板の固定構造を示す図である。 金属フレームに遮熱板を取り付けた状態を示す図である。 遮熱板を第1耐火シートにより被覆した状態を示す図である。 第1変形例に係る取付部材を示す図である。 第2変形例に係る取付部材を示す図である。 第3変形例に係る取付部材を示す図である。 第4変形例に係る取付部材を示す図である。
以下、図1乃至図19を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係る壁パネルとしての外壁パネル30について説明する。外壁パネル30には、遮熱板40を固定するための取付部材100が設けられ、遮熱板40を簡易に固定可能となっている。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれる。
<建物1の外壁構造>
図1には、本実施形態に係る建物1の外壁構造の概要を示した。建物1は、住宅(戸建住宅や集合住宅)、商業ビル、工業内の建屋、店舗及び施設等のいずれでもよい。また、建物1は、一階建てとしてもよいし、複数階建てとしてもよい。
なお、以下において、「屋内側」、「屋外側」とは、建物1を基準とした屋内側、屋外側を意味する。
図1に示されるように、建物1の外壁構造としては、屋内側に建物1の躯体としての柱10及び梁20が設けられ、柱10及び梁20に対して屋外側に外壁パネル30が設けられる。
すなわち、柱10及び柱10に接合される梁20に対して、外壁パネル30が対向して配置されている。このとき、柱10に対して、複数の外壁パネル30が上下、左右に並んで配置されていてもよい。
柱10は、建物1の躯体を構成する、上下に延出する鋼材である。具体的には、主に柱10は、角形鋼管により構成され、柱梁接合部11と、柱梁接合部11以外の部分である柱一般部15とを有する。
もちろん柱10は角形鋼管に限られず、他の形状の部材から構成されてもよい。
柱梁接合部11は、柱10において1以上の梁20が水平方向に接合される部分である。なお、本実施形態において「水平方向」とは、上下方向と垂直な方向であり、屋内と屋外の方向と、上下方向及び屋内と屋外の方向と垂直な方向(ここでは左右方向とする)とを含む。
また、図1においては省略しているが、柱梁接合部11と梁20とは、例えば固定用のL型金物等を介してボルト等の締結具を用いて互いに固定される。
なお、本実施形態では、柱梁接合部11は、梁20のウェブ20Aと接合している。そして、柱梁接合部11は、上下に水平方向に突出したフランジ接合部12を有し、フランジ接合部12において梁20のフランジ20Bと接合している。
柱一般部15は、柱梁接合部11から上方又は下方の少なくともいずれかに延出する部分である。換言すれば、柱一般部15は、柱10において、梁20を含む躯体を構成する他の部材が接合していない部分に相当する。
梁20は、建物1の躯体を構成する水平方向に延出する鋼材であり、建物1の上階の床と下階の天井の少なくともいずれかを支持する。具体的には、梁20は、H形鋼であり、上下方向に延出するウェブ20Aと、ウェブ20Aの上下の端部をそれぞれ構成するフランジ20Bとを有する。
外壁パネル30は、建物1の外壁を構成する部材である。外壁パネル30は、厚み方向(屋内から屋外の方向)に複数の層を積層させた積層パネル構造を有する。具体的には、図2に示すように、外壁パネル30は、基本的な構成として、屋外側から順に仕上材30A、通気層30B、屋外側断熱層30C、屋内側断熱層30Dを備える。
仕上材30Aは、正面視で略矩形状のボード材(面材)からなる層である。なお、外壁パネル30において、仕上材30Aの上端は、残りの層(屋外側断熱層30Cや屋内側断熱層30D)の上端よりも若干下がった位置にある。仕上材30Aの下端も、また、残りの層の下端よりも若干下がった位置にある。
通気層30Bは、仕上材30Aと屋外側断熱層30Cとの間に設けられた空間である。なお、仕上材30Aと屋外側断熱層30Cとの間には、通気層30Bを形成するためのスペーサが介在している。
屋外側断熱層30Cは、断熱材(例えば、高密度グラスウール)のボードによって構成されており、幾分の厚みを有する。
屋内側断熱層30Dは、外壁パネル30を構成する複数の層のうち、外壁パネル30の厚み方向において屋内側に位置する断熱層である。すなわち、屋内側断熱層30Dにおいて屋内側に面する面(以下、屋内側断熱層30Dの裏面)は、外壁パネル30の内面部31を構成する。
屋内側断熱層30Dは、断熱材(例えば、高性能グラスウール)と、後述する枠部材33を含み構成される。枠部材33は、枠部に相当し、正面して略矩形型をなしている。
そして、本実施形態では、外壁パネル30は、建物1の躯体と対向する部分に応じて耐火性能を向上させるための特別な構成を有している。以下においては、柱10の柱梁接合部11周りと、柱一般部15周りのそれぞれにおける耐火構造について詳細に説明する。
<柱梁接合部11周りの耐火構造>
まず、図2及び図3を参照しながら、柱梁接合部11周りの耐火構造について説明する。
図2及び図3に示されるように、外壁パネル30の内面部31において、柱梁接合部11と対向する領域には、遮熱板40が取り付けられる。
さらに、外壁パネル30の内面部31には、遮熱板40を被覆する第1耐火シート50が取り付けられる。
第1耐火シート50は、例えば火災時の熱により数十倍に発泡して断熱層を形成するシート状の耐火被覆材である。なお、第1耐火シート50は発泡時に外壁パネル30の内面部31側に所定厚の断熱層を形成可能なものとする。
第1耐火シート50は、ビス等の締結具を用いて外壁パネル30に固定されてもよいし、第1耐火シート50の一面に接着層が形成されている場合には接着層を遮熱板40に接着させることにより固定してもよい。
なお、外壁パネル30への遮熱板40及び第1耐火シート50の固定構造については後述する。
また、柱梁接合部11に対しては、第2耐火シート60が貼付される。具体的には図3に示されるように、柱梁接合部11のうち、外壁パネル30に対向するパネル対向面11Aと、パネル対向面11Aに隣接する左右の側面のうち梁20のウェブ20Aよりも屋外側の側面前方部11Bに対して第2耐火シート60が貼付される。
第2耐火シート60は、例えば火災時の熱により数十倍に発泡して断熱層を形成するシート状の耐火被覆材である。なお、第2耐火シート60は発泡時に柱梁接合部11側に所定厚の断熱層を形成可能なものとする。
例えば、第2耐火シート60は、柱梁接合部11のパネル対向面11Aと側面前方部11Bに対して接着させることにより、取り付けることとする。
第1耐火シート50と第2耐火シート60には同じ耐火被覆材を用いてもよいし、異なる耐火被覆材を用いてもよい。例えば第1耐火シート50と第2耐火シート60に異なる耐火被覆材を用いる場合には、第1耐火シート50に第2耐火シート60よりも発泡倍率が大きいものを用いることとしてよい。
以上のように、外壁パネル30の内面部31において、柱梁接合部11と対向する領域に遮熱板40を配置するとともに、遮熱板40を第1耐火シート50で被覆することで外壁パネル30側の耐火性能を向上させる。更に、柱梁接合部11において外壁パネル30に対向する側のパネル対向面11Aと側面前方部11Bを第2耐火シート60で被覆することで、柱梁接合部11側の耐火性能を向上する。
なお、上記の例では、第1耐火シート50及び第2耐火シート60を設けたがこれらを省略しても構わない。
<外壁パネル30への遮熱板40の取り付け構造>
次に、図4乃至図15を参照しながら、主に外壁パネル30を構成する枠部材33に遮熱板40を取り付ける構造について説明する。
<枠部材33の構成>
まず、図4に基づき、外壁パネル30の枠部材33の構成について説明する。
図4に示されるように、枠部材33は、枠状に連結され外枠を構成するフレーム33Aと、外枠のフレーム33Aの中央部に架け渡されるフレーム33Bとを備える。
そして、枠部材33においてフレーム33A及びフレーム33Bの内側には開口部33Cが形成される。なお、開口部33Cのうち、枠部材33を正面から見た場合に左側に形成される方を第1開口部33Ca、右側に形成される方を第2開口部33Cbとする。
なお、フレーム33A及びフレーム33Bはそれぞれ断面がコ字形状の金属板である。そして、第1開口部33Caにおいては、フレーム33A及びフレーム33Bのそれぞれのコ字の開口側が内側に向くように配されている。
そして、第2開口部33Cbにおいては、フレーム33Aについてはコ字の開口側が内側に向いているが、フレーム33Bについてはコ字の壁側が内側にくように配されている。
ここで、図4に示す例では、建物1に外壁パネル30が取り付けられた際に、外壁パネル30の下部に、柱10の柱梁接合部11及び梁20と対向する対向領域34が位置する。そして、対向領域34に遮熱板40が取り付けられる。
そのため、枠部材33において、対向領域34と重なる箇所には、遮熱板40を固定するための取付部材100及び壁側取付部材200が取り付けられる。
具体的には、図4に示されるように、第1開口部33Caに対しては、対向領域34のうちで互いに向かい合うフレーム33Aとフレーム33Bのそれぞれに対して取付部材100が設けられる。そして、第2開口部33Cbに対しては、対向領域34のうちで互いに向かい合うフレーム33Aとフレーム33Bに対して、取付部材100と壁側取付部材200がそれぞれ設けられる。
<取付部材100>
以下、図5乃至図9を参照しながら、取付部材100の構成について説明する。以下では、取付部材100をフレーム33Bに取り付ける例について説明するが、取付部材100はフレーム33Aに対しても同様に取り付けられる。
図5及び図9に示されるように、取付部材100はコ字の断面形状をなすフレーム33Bの内面に差し込まれた状態で取り付けられるものである。
ここで、フレーム33Bは、それぞれ平行に設けられる第1壁部33Ba及び第2壁部33Bbと、第1壁部33Ba及び第2壁部33Bbと連結する第3壁部33Bcを有する。なお、第1壁部33Ba及び第2壁部33Bbと、第3壁部33Bcとは互いに直交している。
また、外壁パネル30が建物1に取り付けられた状態においては、第1壁部33Baは屋内側、第2壁部33Bbは屋外側に配されることとなる。
そして、取付部材100は、主要な構成として差込固定部101、支持部102、第1連結部103、第2連結部104を有する。
差込固定部101は、フレーム33Bの第1壁部33Baと第2壁部33Bbの間に差し込まれた状態で固定される部分である。具体的には、差込固定部101は、第1壁部33Baと当接する第1当接部101Aと、第2壁部33Bbと当接する第2当接部101Bとを有する。
第1当接部101Aにおいて、第3壁部33Bcに近い側の先端には第1屈曲部101Aaが形成されている。この第1屈曲部101Aaは、第2当接部101Bに向けて屈曲している。これにより、取付部材100をフレーム33Bの内面に取り付ける際に、第1当接部101Aが第1壁部33Baの内側にガイドされるようになる。
第2当接部101Bは、段差部101Bcを介して接続される第1面部101Baと第2面部101Bbを有する。
第1面部101Baは、フレーム33Bの厚み方向(すなわち第3壁部33Bcの延出方向)において、第2壁部33Bbと略同じ位置にある。
そして、第2面部101Bbは、第2壁部33Bbと当接する部分であり、第2壁部33Bbよりも第1壁部33Baに近い側に配される。
なお、取付部材100は、第3壁部33Bcに向けて押し込まれた場合に、第2壁部33Bbの端部が第2当接部101Bの段差部101Bcに当接することで、位置が規制される。
また、第2当接部101Bにおいて、第3壁部33Bcに近い側の先端には第2屈曲部101Bdが形成されている。この第2屈曲部101Bdは、第1当接部101Aに向けて屈曲している。これにより、取付部材100をフレーム33Bの内面に取り付ける際に、第2当接部101Bが第2壁部33Bbの内側にガイドされるようになる。
なお、取付部材100は可撓性を有しており、フレーム33Bの第1壁部33Baと第2壁部33Bbの内側に入り込んだ状態では、第1壁部33Baと第2壁部33Bbを押し広げるように付勢する。この付勢力により、取付部材100はフレーム33Bの内側に固定されることとなる。
支持部102は、フレーム33Bに対し枠部材33の開口部33C側に配され、遮熱板40を支持する部分である。
具体的には、支持部102は、枠部材33の厚み方向において、第1当接部101Aと第2当接部101Bの間に設けられ、第1当接部101A及び第2当接部101Bと略平行に配される。
第1連結部103は、第1当接部101Aと支持部102とを連結する部分である。具体的には、第1連結部103は、第1当接部101Aと支持部102に対して直交し、両者を連結する。
第2連結部104は、支持部102と第2当接部101Bとを連結する部分である。具体的には、第2連結部104は、支持部102と第2当接部101Bに対して直交し、両者を連結する。
また、第2連結部104の中心部には、穴104Aが形成されている。このように第2連結部104に穴104Aを形成することにより、第2連結部104を撓みやすくし、差込固定部101をフレーム33Bの内面に差し込み易くすることができる。
なお、取付部材100において、第1当接部101A、第2当接部101B及び支持部102はそれぞれ平行に配される。そして、取付部材100において、第1連結部103と第2連結部104とは互いに平行に配される。
図5乃至図8に示されるように、取付部材100の第1当接部101Aから第2当接部101Bに亘って、フレーム33B側に凹んだリブ105が形成される。
そして、第2連結部104の穴104Aを挟む位置に二つのリブ105が形成される。このようにリブ105を設けることで、第2連結部104の穴104Aの周辺の剛性を高めることができる。
また、リブ105を凹状に形成することで、リブ105が第1壁部33Ba及び第2壁部33Bbと当接することを抑制できる。こうすることで、第1当接部101Aと第1壁部33Baとの当接及び第2当接部101Bと第2壁部33Bbとの当接面積を広くすることができ、取付部材100がフレーム33Bの内側から脱落することを抑制できる。
また、図7に示されるように、差込固定部101の先端側には切欠部106が形成される。具体的には、切欠部106は、第1当接部101Aと第2当接部101Bのそれぞれの先端において、取付部材100の幅方向中央部に形成される。なお、上記の幅方向中央部とは、左右のリブ105の間の位置に相当する。
図9に示されるように、第1壁部33Baの上面に外装材42を、釘等の固着具46により取り付ける際に、固着具46が切欠部106を挿通するようにする。こうすることで、固着具46が取付部材100に穴を開けることがない。これにより、取付部材100の剛性低下を抑制できる。
また、図9に示されるように、取付部材100に対して遮熱板40を固定する際には、遮熱板40を取付部材100の支持部102に当接して配置し、遮熱板40と支持部102とを貫通するように釘等の固着具45を打込む。この際、固着具45は、左右のリブ105の間に打込むようにする。これにより、固着具45の打込み部周辺の強度低下を抑制できる。
<壁側取付部材200>
次に、図10乃至図13を参照しながら、フレーム33Bの第3壁部33Bcに取り付けられ、遮熱板40を支持する壁側取付部材200の構成について説明する。
図10乃至図12に示されるように、壁側取付部材200は、接合部201、支持部202、屈曲端部203、座屈規制部204、及び切り起こし部205を有する金属部材である。
接合部201は、フレーム33Bの第3壁部33Bcに対して接合される板状部である。具体的には、接合部201は、フレーム33Bの延出方向に沿って細長い形状に構成される。
そして、接合部201の左右に一対の溶接部201Aが形成される。溶接部201Aは例えば貫通孔であり、この溶接部201Aの箇所で壁側取付部材200を枠部材33に対して溶接して接合する。
支持部202は、接合部201から枠部材33の第2開口部33Cb側に延出し、遮熱板40を支持する部分である。
具体的には、支持部202は、接合部201の幅方向の中央から直交する向きに延出している。
そして、支持部202の先端には、下方に延出した屈曲端部203が形成される。
また、支持部202の左右端部には、下方に延出した座屈規制部204が形成される。
座屈規制部204は、接合部201に向けて延出しており、支持部202が下方に向けて折れ曲がった場合に、座屈規制部204が接合部201と当接するようになる。これにより、支持部202の座屈が規制され、支持部202による遮熱板40の支持を安定させることができる。
また、接合部201において支持部202の下方には切り起こし部205が形成されており、これにより、接合部201の剛性を向上させている。
そして、図13に示されるように、壁側取付部材200に対して遮熱板40を固定する際には、遮熱板40を壁側取付部材200の支持部202に当接して配置し、遮熱板40と支持部202とを貫通するように釘等の固着具45を打込む。これにより、遮熱板40を壁側取付部材200に固定できる。
<遮熱板40の固定>
図14に示されるように、遮熱板40は、一対の取付部材100に載置された状態で、ビス等の固着具45により取付部材100に固定される。
具体的には、第1開口部33Caと対向領域34との重なり部分に配される取付部材100の上に遮熱板40を配置して、固着具45により遮熱板40を取付部材100に固定する。
また、第2開口部33Cbと対向領域34との重なり部分に配される取付部材100と壁側取付部材200の上に遮熱板40を配置して、固着具45により遮熱板40を取付部材100と壁側取付部材200に固定する。
これにより、外壁パネル30の対向領域34の箇所に、遮熱板40が枠部材33に対して固定される。
<第1耐火シート50の取り付け>
次に、図15に示されるように、遮熱板40を被覆するように、第1耐火シート50を枠部材33に対して取り付ける。第1耐火シート50は、左右の遮熱板40を被覆し、且つ、枠部材33の左右の側面に回り込むサイズとする。
そして、第1耐火シート50を枠部材33に対してビス等を用いて締結部51において固定する。また、枠部材33の左右の側面においても、第1耐火シート50の端部50Aを、ビス等を用いて固定する。
これにより、遮熱板40及び第1耐火シート50が取り付けられた枠部材33が完成する。
なお、遮熱板40に対する第1耐火シート50の取り付けは上記の例に限定されない。
例えば、遮熱板40の上面(すなわち柱10に対向する側の面)を覆うサイズに形成された第1耐火シート50を、遮熱板40の上面を覆うように取り付けることとしてもよい。
また例えば、遮熱板40の上面を覆い、さらに遮熱板40の側面(枠部材33と対向する面)にまで回り込むサイズに形成された第1耐火シート50を、遮熱板40の上面及び側面を覆うように取り付けてもよい。
上記の場合において、第1耐火シート50の遮熱板40に対する取り付けには、接着剤を用いてもよいし、ビス等の固着具を用いてもよく、特に限定されない。
また、上記の場合においては、遮熱板40に対して第1耐火シート50を取り付けた後に、第1耐火シート50が取り付けられた遮熱板40を枠部材33に取り付けることとする。
そして、上記の枠部材33に対して、仕上材30A、通気層30B、屋外側断熱層30C、屋内側断熱層30Dを取り付けることで、遮熱板40及び第1耐火シート50を備える外壁パネル30が完成する。なお、仕上材30A、通気層30B、屋外側断熱層30C、屋内側断熱層30Dを取り付ける工程については公知の外壁パネルと同様であるため説明を省略する。
なお、外壁パネル30に対して第1耐火シート50を設けないこととしてもよい。この場合には、上記工程において第1耐火シート50の取付作業を省略すればよい。
<変形例>
次に、図16乃至図19を参照しながら、取付部材100の変形例について説明する。
<第1変形例>
図16には、第1変形例に係る取付部材110を枠部材33に取り付けた状態を示した。
図16に示されるように、取付部材110は、差込固定部111、連結部112、支持部113、及び切り起こし部114を備える。
差込固定部111は、第1壁部33Baに当接する第1当接部111Aと、第2壁部33Bbに当接する第2当接部111Bとを有し、フレーム33Bに差し込まれた状態で固定される。
そして、連結部112は、第1当接部111Aと第2当接部111Bを連結する。
支持部113は、差込固定部111から枠部材33の開口部側に延出し、遮熱板40を支持する。具体的には、支持部113は連結部112の一部を切り起こすことにより形成される。
そして、遮熱板40と支持部113を貫通するように固着具45が打ち込まれることで、遮熱板40が支持部113に対して固定される。
また、連結部112において第2当接部111Bに近い側には、切り起こし部114が形成される。
<第2変形例>
図17には、第2変形例に係る取付部材120を枠部材33に取り付けた状態を示した。
図17に示されるように、取付部材120は、差込固定部121、連結部122、支持部123を備える。
差込固定部121は、第1壁部33Baに当接する第1当接部121Aと、第2壁部33Bbに当接する第2当接部121Bとを有し、フレーム33Bに差し込まれた状態で固定される。
そして、連結部122は、第1当接部121Aと第2当接部121Bを連結する。
支持部123は、差込固定部121から枠部材33の開口部側に延出し、遮熱板40を支持する。具体的には、支持部123は、角柱形状の部材であり、連結部122に対して、溶接することにより取り付けられる。
支持部123の上面は、遮熱板40を支持する。そして、遮熱板40と支持部123を貫通するように固着具45が打ち込まれることで、遮熱板40が支持部123に対して固定される。
<第3変形例>
図18には、第3変形例に係る取付部材130を枠部材33に取り付けた状態を示した。
図18に示されるように、取付部材130は、差込固定部131、連結部132、支持部133を備える。
差込固定部121は、第1壁部33Baに当接する第1当接部131Aと、第2壁部33Bbに当接する第2当接部131Bとを有し、フレーム33Bに差し込まれた状態で固定される。
そして、連結部132は、第1当接部131Aと第2当接部131Bを連結する。
支持部133は、差込固定部131から枠部材33の開口部側に延出し、遮熱板40を支持する。具体的には、支持部133は、連結部132のうち第1当接部131Aに隣接する箇所を切り起こすことにより形成される。
支持部133の上面は、遮熱板40を支持する。そして、遮熱板40と支持部133を貫通するように固着具45が打ち込まれることで、遮熱板40が支持部133に対して固定される。
<第4変形例>
図19には、第4変形例に係る取付部材140を枠部材33に取り付けた状態を示した。
図19に示されるように、取付部材140は、差込固定部141、連結部142、延出部143、支持部144を備える。
差込固定部141は、第1壁部33Baに当接する第1当接部141Aと、第2壁部33Bbに当接する第2当接部141Bとを有し、フレーム33Bに差し込まれた状態で固定される。
そして、連結部142は、第1当接部141Aと第2当接部141Bを連結する。また、連結部142は、第1壁部33Baと第2壁部33Bbとの間に配される。
延出部143は、第1当接部141Aから第2当接部141Bに向けて延出する。
そして、支持部144は、延出部143から枠部材33の開口部側に延出し、遮熱板40を支持する。
支持部144の上面は、遮熱板40を支持する。そして、遮熱板40と支持部144を貫通するように固着具45が打ち込まれることで、遮熱板40が支持部144に対して固定される。
<まとめ>
以上説明した本実施形態に係る外壁パネル30、及び外壁パネル30に設けられる取付部材100の主な特徴は以下の通りである。
[1]本実施形態に係る外壁パネル30は、建物1の外壁を構成する。外壁パネル30は、枠状に構成された枠部材33と、可撓性を有し、枠部材33に取り付けられる取付部材100と、取付部材100に固定される遮熱板40と、を備える。枠部材33は、断面がコ字形状のフレーム(フレーム33A、フレーム33B)を有する。取付部材100は、フレームのコ字形状の内面にそれぞれ当接する第1当接部101A及び第2当接部101Bを有し、フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部101と、フレームに対して枠部材33の開口部33C側に配され、遮熱板40を支持する支持部102と、を有する。支持部102は、枠部材33の厚み方向において、第1当接部101Aと第2当接部101Bの間に設けられる。
上記の外壁パネル30によれば、外壁パネル30を構成する枠部材33の内側に遮熱板40を簡易に取付可能となる。
また、外壁パネル30の枠部材33の開口部33Cにおいて、枠部材33の厚み方向の内側に遮熱板40が設置されることにより、遮熱板40の位置ずれを抑制できる。そのため、上記の外壁パネル30によれば、枠部材33の内側に遮熱板40を安定して固定できる。
[2]上記の外壁パネル30において、フレームは、第1当接部101Aと当接する第1壁部33Baと、第2当接部101Bと当接する第2壁部33Bbと、第1壁部33Baと第2壁部33Bbを連結する第3壁部33Bcと、を有する。取付部材100は、第1当接部101Aと支持部102を連結する第1連結部103と、第2当接部101Bと支持部102を連結する第2連結部104と、を有し、第1連結部103及び第2連結部104は、第3壁部33Bcと平行に配される。
こうすることで、取付部材100の剛性を向上できる。これにより、取付部材100の厚み方向に対する耐荷重性を向上させ、遮熱板40を安定して支持可能となる。
[3]上記の外壁パネル30において、第1連結部103は、第1当接部101Aから支持部102に向けて延出する凹状のリブ105を有する。
こうすることで、第1連結部103の剛性を向上できる。これにより取付部材100の剛性を向上させ、遮熱板40の安定した支持が可能となる。
[4]上記の外壁パネル30において、第2連結部104は、支持部102から第2当接部101Bに向けて延出する凹状のリブ105を有する。
こうすることで、第2連結部104の剛性を向上できる。これにより、取付部材100の剛性を向上させ、遮熱板40の安定した支持が可能となる。
[5]上記の外壁パネル30において、支持部102は、第1連結部103から第2連結部104に向けて延出する凹状のリブ105を有する。
こうすることで、支持部102の剛性を向上できる。これにより、取付部材100の剛性を向上させ、遮熱板40の安定した支持が可能となる。
[6]上記の外壁パネル30において、第2当接部101Bは、第2連結部104に連結する第1面部101Baと、第1面部101Baと段差部101Bcを介して接続する第2面部101Bbと、を有する。第2面部101Bbは、第1面部101Baよりも第1当接部101Aに近く、フレームの第2壁部33Bbは第2面部101Bbと当接する。
こうすることで、取付部材100の段差部101Bcによりフレームの枠部材33の面内方向への移動を規制できる。これにより、フレームと取付部材100との位置ずれを抑制できる。そのため、遮熱板40の安定した支持が可能となる。
[7]上記の外壁パネル30において、第1当接部101Aは、先端が第2当接部101Bに向けて屈曲した第1屈曲部101Aaを有し、第2当接部101Bは、先端が第1当接部101Aに向けて屈曲した第2屈曲部101Bdを有する。
こうすることで、フレームに対して取付部材100を差し込みやすくなる。これにより、フレームに対する取付部材100の取付の作業性を向上できる。
[8]上記の外壁パネル30において、差込固定部101は、幅方向中央部に形成される切欠部106を有する。
こうすることで、枠部材33に外装材42を取り付けるビス等の固着具を、取付部材100の切欠部106の位置に打込むことができる。これにより、外装材42の取付用の固着具により取付部材100を損傷することがないため、取付部材100の強度低下を回避できる。
[9]本実施形態に係る取付部材100は、建物1の外壁パネル30を構成する、断面がコ字形状のフレームを枠状に連結した枠部材33に、遮熱板40を取り付けるための部材である。取付部材100は、フレームの内面にそれぞれ当接する第1当接部101A及び第2当接部101Bを有し、フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部101と、フレームに対し枠部材33の開口部33C側に配され、遮熱板40を支持する支持部102と、を有する。支持部102は、枠部材33の厚み方向において、第1当接部101Aと第2当接部101Bの間に設けられる。
上記の取付部材100によれば、外壁パネル30を構成する枠部材33の内側に遮熱板40を簡易に取付可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、外壁パネル30の枠部材33は、外枠のフレーム33Aのみから構成されてもよい。また、外壁パネル30の枠部材33は、外枠のフレーム33Aと、複数のフレーム33Bとから構成されてもよい。
また、遮熱板40に対して、両側に複数の取付部材100(壁側取付部材200)を設けて遮熱板40を支持するようにしてもよい。
また、取付部材100においてリブ105の形成する部分は、第1当接部101A、第2当接部101B、支持部102、第1連結部103、第2連結部104の一部であってもよい。
また、リブ105は1又は3以上形成しても構わない。
また、上記の実施形態では、本発明に係る壁パネルを、外壁を構成する外壁パネル30に適用した例について説明したが、本発明に係る壁パネルは外壁パネル30に限られず、建物の内壁を構成する内壁パネルに対しても適用可能である。
1 建物
10 柱
11 柱梁接合部
11A パネル対向面
11B 側面前方部
12 フランジ接合部
15 柱一般部
15A 外壁パネル対向面
15B 屋内面
15C 第1側面
15D 第2側面
20 梁
20A ウェブ
20B フランジ
30 外壁パネル(壁パネル)
30A 仕上材
30B 通気層
30C 屋外側断熱層
30D 屋内側断熱層
31 内面部
33 枠部材
33A フレーム
33B フレーム
33Ba 第1壁部
33Bb 第2壁部
33Bc 第3壁部
33C 開口部
33Ca 第1開口部
33Cb 第2開口部
34 対向領域
40 遮熱板
42 外装材
45 固着具
46 固着具
50 第1耐火シート
50A 端部
51 締結部
60 第2耐火シート
61 第3耐火シート
70 耐火被覆材
70A 端部
80 連結部材
81 板状部材
82 ボルト
100 取付部材
101 差込固定部
101A 第1当接部
101Aa 第1屈曲部
101B 第2当接部
101Ba 第1面部
101Bb 第2面部
101Bc 段差部
101Bd 第2屈曲部
102 支持部
103 第1連結部
104 第2連結部
104A 穴
105 リブ
106 切欠部
110 取付部材
111 差込固定部
111A 第1当接部
111B 第2当接部
112 連結部
113 支持部
114 切り起こし部
120 取付部材
121 差込固定部
121A 第1当接部
121B 第2当接部
122 連結部
123 支持部
130 取付部材
131 差込固定部
131A 第1当接部
131B 第2当接部
132 連結部
133 支持部
140 取付部材
141 差込固定部
141A 第1当接部
141B 第2当接部
142 連結部
143 延出部
144 支持部
200 壁側取付部材
201 接合部
201A 溶接部
202 支持部
203 屈曲端部
204 座屈規制部
205 切り起こし部

Claims (9)

  1. 建物の壁を構成する壁パネルであって、
    枠状に構成された枠部材と、
    可撓性を有し、前記枠部材に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に固定される遮熱板と、を備え、
    前記枠部材は、断面がコ字形状のフレームを有し、
    前記取付部材は、
    前記フレームのコ字形状の内面にそれぞれ当接する第1当接部及び第2当接部を有し、前記フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部と、
    前記フレームに対し前記枠部材の開口部側に配され、前記遮熱板を支持する支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記枠部材の厚み方向において、前記第1当接部と前記第2当接部の間に設けられることを特徴とする壁パネル。
  2. 前記フレームは、
    前記第1当接部と当接する第1壁部と、
    前記第2当接部と当接する第2壁部と、
    前記第1壁部と前記第2壁部を連結する第3壁部と、を有し、
    前記取付部材は、
    前記第1当接部と前記支持部を連結する第1連結部と、
    前記第2当接部と前記支持部を連結する第2連結部と、を有し、
    前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記第3壁部と平行に配されることを特徴とする請求項1に記載の壁パネル。
  3. 前記第1連結部は、前記第1当接部から前記支持部に向けて延出する凹状のリブを有することを特徴とする請求項2に記載の壁パネル。
  4. 前記第2連結部は、前記支持部から前記第2当接部に向けて延出する凹状のリブを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の壁パネル。
  5. 前記支持部は、前記第1連結部から前記第2連結部に向けて延出する凹状のリブを有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の壁パネル。
  6. 前記第2当接部は、
    前記第2連結部に連結する第1面部と、
    前記第1面部と段差部を介して接続する第2面部と、を有し、
    前記第2面部は、前記第1面部よりも前記第1当接部に近く、
    前記フレームの前記第2壁部は前記第2面部と当接することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の壁パネル。
  7. 前記第1当接部は、先端が前記第2当接部に向けて屈曲した第1屈曲部を有し、
    前記第2当接部は、先端が前記第1当接部に向けて屈曲した第2屈曲部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の壁パネル。
  8. 前記差込固定部は、幅方向中央部に形成される切欠部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の壁パネル。
  9. 建物の壁パネルを構成する、断面がコ字形状のフレームを枠状に連結した枠部材に、遮熱板を取り付けるための取付部材であって、
    前記フレームの内面にそれぞれ当接する第1当接部及び第2当接部を有し、前記フレームに差し込まれた状態で固定される差込固定部と、
    前記フレームに対し前記枠部材の開口部側に配され、前記遮熱板を支持する支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記枠部材の厚み方向において、前記第1当接部と前記第2当接部の間に設けられることを特徴とする取付部材。
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