JP2019171634A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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【課題】インクタンクのインクの流出を抑制しつつ、大気連通室の小型化が可能なインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクと、インクタンクと接続され大気と連通する大気連通室17と、を備えるインクジェット記録装置であって、大気連通室は、一端が大気連通室の内部で開口し他端が該大気連通室の底面に挿通し管路を形成する筒20と、一端を覆う天井部21と、天井部に設けられ筒の内径より小さい開口部22と、が設けられた中空管を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、記録ヘッドへ供給されるインクを収容するメインタンクが、インク供給ユニットに対して着脱可能なインクジェット記録装置が開示されている。メインタンクの下方には大気連通室が設けられ、大気導入針によってメインタンクと大気連通室が接続されている。大気連通室は、第1の中空管と第2の中空管を介して大気と連通している。
温度変化による空気の膨張などによってメインタンク内のインクが大量に大気連通室に押し出された場合は、第1の中空管を介して大気連通室の外部へインクが排出される。この際、第2の中空管は第1の中空管より高く設けられているため内部にインクが流入せず、大気連通室を大気と連通させる機能を維持する。これにより、大気連通室がインクで満たされることがないため、サイフォンの原理によってメインタンク内のインクが全て流出することを抑制する。
特開2007−283606号公報
しかしながら特許文献1の構成では、大気連通室に中空管を2本以上設ける必要があり、そのために大気連通室の小型化が困難であった。
上記課題に鑑みて本発明は、インクタンクのインクの流出を抑制しつつ、大気連通室の小型化が可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクと、前記インクタンクと接続され大気と連通する大気連通室と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記大気連通室は、一端が前記大気連通室の内部で開口し他端が該大気連通室の底面に挿通し管路を形成する筒と、前記一端を覆う天井部と、前記天井部に設けられ前記筒の内径より小さい開口部と、が設けられた中空管を有することを特徴とする。
本発明によれば、インクタンクのインクの流出を抑制しつつ、大気連通室の小型化が可能なインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置を示す概略斜視図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の一色分のインク流路を示す概念図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通室と中空管の拡大図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の供給チューブが切れた場合の一色分のインク流路を示す概念図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通室の断面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインク供給ユニットを示す上面図である。 第2実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通室と中空管の拡大図である。 第2実施形態に係るインクジェット記録装置の大気連通室の断面模式図である。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書においては、間欠的に搬送される記録媒体に対しインクを吐出するヘッドを、記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動させて記録を行う、シリアル型のインクジェット記録装置を例に説明する。しかしながら、本発明はシリアル型のインクジェット記録装置に限らず、長尺プリントヘッドを用いて連続的にプリントを行うライン型のインクジェット記録装置にも適用することができる。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。さらに本明細書において「記録」とは、平面的なものに対する記録に限らず、立体物に対する記録も含む。本明細書において「記録媒体」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。なお、インクジェット記録装置はPCプリンタのみならず、コピー機能、ファクシミリ機能等を有するマルチファンクションプリンタにも適用することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置(以下、記録装置)1の概略構成を示す斜視図である。記録装置1には、2本のガイドレールに摺動自在に支持され不図示の駆動源によりX方向に往復走査するキャリッジ202が設けられている。キャリッジ202には、記録ヘッド201が着脱可能に搭載されている。記録ヘッド201は、ホストコンピュータ等から送られてきた記録データに基づいて、記録媒体Sに対してインク滴を吐出して画像を記録する。
記録媒体Sは、搬送ローラ203によってX方向と交差するY方向に搬送される。本実施形態においてX方向とY方向は直交する。記録ヘッド201の記録動作によって1バンド分の画像が記録されると、記録媒体Sは搬送ローラ203の回転によって所定の搬送量だけY方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録媒体Sの全体に画像が記録される。
記録装置1にはさらに、インク供給ユニット205が備えられている。記録ヘッド201の記録媒体Sと対向する面は複数の吐出口201g(図2参照)が設けられた吐出口面であり、吐出口面には吐出口列がインクの色毎に設けられている。各吐出口列に対応するインクを収容するインクタンク204がインク供給ユニット205に対して着脱可能に設けられている。インクタンク204と記録ヘッド201は供給チューブ206によって接続され、供給チューブ206を介してインクタンク204から記録ヘッド201へインクが供給される。
キャリッジ202の走査範囲内であって、記録媒体Sの搬送領域の外側には、回復ユニット207が設けられている。回復ユニット207は、記録ヘッド201の吐出口面と対向可能に設けられ、記録ヘッド201に対してインクの吸引等の回復動作を行う。
図2は、インクタンク204から記録ヘッド201までの一色分のインク流路を示す概念図である。記録ヘッド201は、内部にフィルタ201cとサブタンク201bとインク内流路201fとを有する。また、記録ヘッド201の下面(吐出口面)には複数の吐出口201gが設けられている。フィルタ201cは、吐出口201gにごみが詰まるのを抑制するための微細なメッシュ構造を有する。サブタンク201bはフィルタ201cより上流に設けられ、インクタンク204から供給チューブ206を介して供給されたインクを所定量貯留する。インク内流路201fは、フィルタ201cを通過したインクを吐出口201gへ導く。
インク供給ユニット205は、遮断弁3と、インク供給針4と、大気導入針5と、大気連通室17と、中空管13と、流路4aと、を有する。インクタンク204は、インク供給ユニット205に対して着脱可能であり、その底部にゴム栓で密封されたインク供給口と大気導入口とが設けられている。
インク供給針4は、インクタンク204のインク供給口に挿入される中空針であり、インクタンク204から記録ヘッド201へインク209を供給する。インク供給針4には流路4aを介して供給チューブ206が接続されている。吐出口201gからインクが吐出されて記録ヘッド201内の負圧が高まると、インク供給針4と供給チューブ206を介してインクタンク204から記録ヘッド201へインク209が供給される。
大気導入針5は、一端がインクタンク204の大気導入口に挿入される中空針であり、他端は大気連通室17に接続されている。大気連通室17には、大気と連通する中空管13が設けられているため、インクタンク204は大気導入針5を介して大気と連通している。
遮断弁3は、可撓性部材によって形成されるダイヤフラム弁であり、ダイヤフラムを変位させることにより流路4aを開閉可能である。遮断弁3は、記録ヘッド201による記録動作時は流路4aを開放する。また、記録装置1の初期設置時に行われるインクの充填動作時等の所定のタイミングで、回復ユニット207とタイミングを合わせて遮断弁3を開閉して、記録ヘッド201や供給チューブ206内に蓄積した空気を排出する。具体的には、遮断弁3を閉じて記録ヘッド201や供給チューブ206内を減圧した後、遮断弁3を開放することで記録ヘッド201や供給チューブ206から空気を排出する。
大気連通室17は、記録ヘッド201により安定した記録動作が行えるように、記録ヘッド201内の圧力を一定に保持する機能を有する。大気連通室17はさらに、周囲の温度変化により、記録ヘッド201内およびインクタンク204内の空気が膨張した場合に、インクタンク204から押し出されるインクを一時的に収容するバッファ機能も有する。すわなち、温度変化等で記録ヘッド201内およびインクタンク204内の空気量が増大した場合であっても、インクを大気連通室17に退避させることによって記録ヘッド201内の圧力を一定に保持することができる。なお、空気の膨張により押し出されたインクは大気連通室17に蓄積されるが、その量が多く大気連通室17からも溢れた場合は、中空管13を介して外部へ排出されて廃インク吸収体9に吸収される。
続いて、図3〜図5を用いて中空管13の構成について詳しく説明する。図3(a)は大気連通室17の拡大断面図であり、図3(b)は中空管13の一部を示す拡大斜視図である。中空管13は、一端が大気連通室17内で開口し、他端が大気連通室17の底面17aに挿通することで大気連通室17を大気と連通させる。中空管13は、管路を形成する筒20と、筒20の上面を覆う天井部21を備え、天井部21には筒20の断面積より小さい開口部22が設けられている。天井部21と開口部22は、水平方向に対して略平行になるように設けられている。本実施形態においては筒20の断面形状は円形だが、これに限らず楕円や矩形でもよい。
開口部22は、筒20と内壁面が連続的になるように構成されている。すなわち開口部22から筒20の内部へ向かってインクが流入する際に、インクの流れを妨げる障壁となるものがないように構成されている。なお、樹脂成型のための金型構造によって生じる微小な段差や、部品間のつなぎ目等による0.5mm程度の段差であれば、インクの流れはほとんど妨げられない。すなわち、開口部22と筒20の内壁面との間に約0.5mm以下の段差がある構成についても、開口部22と筒20の内壁面とが連続的になる構成に含まれる。
本実施形態では、記録ヘッド201内の圧力を一定に保つために、図2に示すように記録ヘッド201の吐出口面は中空管13の開口部22より上方になるように構成する。これにより、吐出口201gに対してインクの水頭差による負圧が発生するため、吐出口201gからインクが漏れることが抑制される。また、記録ヘッド201とインクタンク204を接続する供給チューブ206の一部も、中空管13の開口部22より上方を這いまわされる構成となっている。
また、中空管13は大気連通室17を大気に連通させるとともに、大気連通室17内から溢れたインクを廃インク吸収体9に排出する機能を有する。大気連通室17からインクが溢れる現象は、インクタンク204における空気の膨張に限らず、記録ヘッド201がユーザによって強引に外されたり、供給チューブ206が途中で切れたりした場合にも発生する。
図4は、供給チューブ206が途中で切れた場合の、一色分のインク流路を示す概念図である。Tは切れた供給チューブ206の一端であり、中空管13の開口部22より上方に位置する。切れた供給チューブ206の一端Tが大気開放されることで、中空管13の開口部22と一端Tとの高低差hの分だけ、供給チューブ206内のインクに対して水頭差が生じる。これにより、供給チューブ206内のインクは矢印K方向に移動し、インクタンク204から溢れたインクが大気連通室17に収容される。
大気連通室17に収容されるインクの液面が開口部22よりも高くなると、中空管13の開口部22から筒20の内部へインクが流入して、廃インク吸収体9へ向けて排出される。図5は、インクの液面が開口部22に達してインクが筒20の内部へ流入する様子を示す、大気連通室17の断面模式図である。
開口部22から筒20の内部へ向けて流れ込んだインクは、図5に示す矢印D方向に沿って、筒20の内側面F(図3参照)を伝うように流れる。ここで、開口部22の面積は筒20の内径より小さいため、開口部22から流れ込むインクによって筒20が塞がれることは抑制される。すなわち、筒20の内部であってインクが流れない空間において、矢印E方向に示すように、大気連通室17内へ向けて開口部22から空気が流入可能な構成となっている。これにより、開口部22においてインクと大気が入れ替わり、速やかに気液交換を行うことができる。
開口部22において気液交換が行われながらインクが中空管13を介して排出されていくと、供給チューブ206内のインクは、開口部22と筒20の境界部Jと同じ高さにおいて水頭差がゼロになる(図4参照)。これにより、供給チューブ206における矢印K方向へのインクの移動が停止し、中空管13を介したインクの排出も停止する。
このように、筒20の内径より小さい開口部22を設けることで、筒20に流入するインクによって筒20が塞がれることが抑制されるため、サイフォンの原理によってインクタンク204内のインクが全て流出することが防止される。従って、水頭差のバランスが取れると中空管13からのインクの排出は停止して、必要以上にインクが排出されることを抑制することができる。
従来は大気連通室17に2本の中空管を配置し、1本はインクの流路として機能させ、もう1本を空気の流路として機能させていた。これに対して本実施形態では、中空管13に筒20の内径より小さい開口部22を設ける構成とすることで、1本の中空管をインクと空気の両方の流路として機能させることができる。そのため、大気連通室17に設ける中空管の数が減り、省スペース化を実現することができる。
図6は、インク供給ユニット205を上から見た上面図であり、図6(a)は従来構成、図6(b)は本実施形態の構成を示す。図6(a)に示す従来構成は、大気連通室17内に中空管13を2本ずつ設ける必要があるため、それに対応した幅を有する複数のインクタンク204を並べている。その結果、インク供給ユニット205としては幅寸法がW1となっている。
これに対して、図6(b)に示す本実施形態の構成は、大気連通室17内に中空管13を1本のみ設けるため、各インクタンク204の幅を小さくすることができる。その結果、インク供給ユニット205の幅寸法はW1より小さいW2となり、幅方向において小型化することができる。
ここで、開口部22の面積は筒20の断面積の半分(1/2)以下であることが望ましい。開口部22の面積が大き過ぎる場合、多量のインクが流れ込むことで筒20が塞がれてしまうことがある。この場合、空気が筒20の内部に流入しにくくなるため、開口部22における気液交換が困難になってサイフォンの原理によるインクの流出が発生しやすくなる。なお、実験によれば、開口部22の面積が筒20の断面積の46%以下であることが望ましい。また、開口部22の面積の下限は、記録ヘッド201からインクが吐出されてインク流路内の負圧が高まったときに、開口部22を通じて空気が大気連通室17内に流入でき、且つ、記録ヘッド201による適切な記録動作が行える大きさであればよい。
筒20において、開口部22と連続的に形成される内壁Fに対しては、インクの流出を誘導するための溝やリブによって形成されたインク誘導路23を設けてもよい(図3参照)。インク誘導路23は筒20の軸方向に延在するように設けられている。これにより、インクは毛細管現象によって筒20のインク誘導路23を伝いながら排出されるため、内壁F側がインク流路として機能し、対向する内壁G側では下方から大気が流入する空気流路として機能する。
以上より、本実施形態の中空管13の構成によって、インクタンク204のインクの流出を抑制しつつ、大気連通室を小型化することができる。
〔第2実施形態〕
図7、図8を用いて本発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成は説明を省略する。図7(a)は、大気連通室17の拡大断面図であり、図7(b)は中空管13の一部を示す拡大斜視図である。図8は、大気連通室17の断面模式図である。第1実施形態と異なり、筒20の上面を覆う天井部21bが水平方向に対して傾斜しており、天井部21bには開口部22bが設けられている。天井部21bの傾斜に沿って、開口部22bも水平方向に対して斜めに設けられ、開口部22bは下端部Lにおいて筒20と連続的に形成されている。
図8に示すように、大気連通室17内に収容されたインクが開口部22bのうち下端部Lの高さを超えると、筒20の内部へ矢印D方向に沿ってインクが流入する。ここで、天井部21bが傾斜しているため、開口部22bにおいて下端部Lより高い位置において空気と触れた状態が形成される。すなわち、第1実施形態と比較して筒20の内部で空気の流路を形成しやすく、空気は矢印D方向に沿って大気連通室17の内部へ流入する。これにより、大気連通室17から中空管13に流入するインク量に依らず確実に空気の流入口を確保することができ、開口部22bにおける気液交換がスムーズに行われる。従って、筒20の内部がインクで塞がれるのを抑制しつつ、1本の中空管13でインクと空気の流路を形成することで、大気連通室を小型化することができる。
1 インクジェット記録装置
13 中空管
17 大気連通室
20 筒
21 天井部
22 開口部
201 記録ヘッド
204 インクタンク

Claims (10)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインクタンクと、
    前記インクタンクと接続され大気と連通する大気連通室と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記大気連通室は、一端が前記大気連通室の内部で開口し他端が該大気連通室の底面に挿通し管路を形成する筒と、前記一端を覆う天井部と、前記天井部に設けられ前記筒の内径より小さい開口部と、が設けられた中空管を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記開口部と前記筒の内壁は連続的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記天井部及び前記開口部は水平方向と略平行に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記天井部及び前記開口部は水平方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記開口部の下端部は前記筒の内壁と連続的に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記開口部の面積は、前記筒の断面積の1/2以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記開口部と連続的に形成された前記筒の内壁に、筒の軸方向に延在する溝が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記開口部と連続的に形成された前記筒の内壁に、筒の軸方向に延在するリブが設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記大気連通室は大気導入針を有し、
    前記大気導入針が前記インクタンクに挿入されることによって前記インクタンクと大気が連通することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記記録ヘッドと前記インクタンクを接続し、一端にインク供給針を有する供給チューブを備え、
    前記インク供給針が前記インクタンクに挿入されることによって前記インクタンクから前記記録ヘッドへインクが供給可能になることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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