JP2019170398A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 試料中の標的核酸を検出する方法に使用するための検出装置であって、
   前記方法は、
   （Ａ）前記試料、
   前記標的核酸を増幅するためのプライマーセット、
   増幅酵素、
   ４ｍＭ以上３０ｍＭ以下の濃度で含まれるマグネシウムイオン、及び
   ルテニウム錯体であるレドックスプローブ
   を含む反応液を、核酸プローブが固定されていない電極上に存在させること、
   （Ｂ）前記反応液を、増幅反応条件下に置くこと、
   （Ｃ）前記反応液中の前記レドックスプローブからの前記電気的信号を前記電極によって検出すること、並びに
   （Ｄ）前記（Ｃ）で得られた前記電気的信号に基づいて、前記標的核酸の有無又は量を決定することを含み、
   前記工程（Ｃ）において、検出される前記電気的信号は、前記反応液中の増幅産物の存在量の増加に伴って増加し、
   前記検出装置は、基体と、前記基体に設けられ、前記電気的信号を検出するための前記電極とを具備する検出装置。
2. 前記電極は金電極である請求項１に記載の検出装置。
3. 前記基体に流路が設けられている請求項１または２に記載の検出装置。
4. 前記電極は複数設けられている請求項１乃至３のいずれか１項に記載の検出装置。
5. 前記基体は、前記プライマーセットの少なくとも一部が固定されたプライマー固定領域を備える請求項１乃至４のいずれか１項に記載の検出装置。
6. 試料中の標的核酸を検出する方法に使用するためのアッセイキットであって、
   前記方法は、
   （Ａ）前記試料、
   前記標的核酸を増幅するためのプライマーセット、
   増幅酵素、
   ４ｍＭ以上３０ｍＭ以下の濃度で含まれるマグネシウムイオン、及び
   ルテニウム錯体であるレドックスプローブ
   を含む反応液を、核酸プローブが固定されていない電極上に存在させること、
   （Ｂ）前記反応液を、増幅反応条件下に置くこと、
   （Ｃ）前記反応液中の前記レドックスプローブからの前記電気的信号を前記電極によって検出すること、並びに
   （Ｄ）前記（Ｃ）で得られた前記電気的信号に基づいて、前記標的核酸の有無又は量を決定することを含み、
   前記工程（Ｃ）において、検出される前記電気的信号は、前記反応液中の増幅産物の存在量の増加に伴って増加し、
   前記アッセイキットは、
   前記標的核酸を増幅するためのプライマーセット、
   増幅酵素、
   前記反応液に含まれる最終濃度が、４ｍＭ以上３０ｍＭ以下となる、硫化マグネシウムまたは塩化マグネシウム、
   前記レドックスプローブ、
   を含むアッセイキット。
7. さらに検出装置を含み、前記検出装置は、基体と、前記基体に設けられ、前記電気的信号を検出するための電極と具備する請求項６に記載のアッセイキット。
8. 前記電極は金電極である請求項７に記載のアッセイキット。
9. 前記基体に流路が設けられている請求項７または８に記載のアッセイキット。
10. 前記電極は複数設けられている請求項７乃至９のいずれか１項に記載のアッセイキット。
11. 前記基体は、前記プライマーセットの少なくとも一部が固定されたプライマー固定領域を備える請求項７乃至１１のいずれか１項に記載のアッセイキット。