JP2019168564A - 画像形成装置 - Google Patents

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弘和 丹羽
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Abstract

【課題】装置内外の温度差が大きく結露が発生しうる環境において、従来の構成よりも短い時間で機内温度を高め、装置内の環境を外気の吸気によって結露が発生しない状態に移行するまでの時間を短縮することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】装置外部の環境を検知する外部環境センサと機内環境検知手段と外気温湿度と機内温度を取得し、装置内外の温度差が外気湿度における結露限界点を超えているとき、即ち外気を機内に取り入れると機内で結露が発生しうると判断される場合には、結露防止動作を実行する。結露防止動作は、給紙部からシートを給紙し、作像部でトナーを転写せずに白紙で定着器に搬送し、定着器で加熱したシートを両面搬送路に繰り返し搬送する。【選択図】図3

Description

本発明は、結露解消動作を実行する画像形成装置に関する。
画像形成装置が設置されるオフィス環境は、空調機器が稼働している時と、そうでない時とで大きく差がある。例えば、寒冷な条件下にあるオフィスで、空調機能を稼働させると、短い時間でオフィスの室温が上昇することがある。
画像形成装置は外装カバーによって密閉されているため、画像形成装置の内部環境は、オフィス環境の変化に対して、数十分〜数時間程度の時間差をもって追従する。この間、画像形成装置の内部温度と、外部温度であるオフィスの室温との間で大きな温度差が発生する。
このように画像形成装置の内外の温度差が大きい場合、画像形成装置の装置内部で結露が発生する場合がある。例えば以下のような状況である。画像形成装置にジョブを投入すると、モータドライバなど各種ICチップが動作する。これらICチップは動作中に自己発熱により温度が上昇するため、温度上昇を抑制する為に排気冷却ファンが回転する。この時、機外の比較的暖かい空気が排気冷却ファンによって機内にとりこまれる。
そして、機内に取り込まれた空気が、画像形成装置内部の低温部分に触れると、空気が急速に冷却されて、結露を発生させることがある。露光装置や感光体、転写体に結露が発生すると、結露により発生した水滴が付着し、レーザ光の散乱や帯電不良、転写不良が生じ、画像の抜け、かすれなどの現象として出現する。また、画像だけでなく、感光体などの回転体上に結露が発生することで、感光体に接触するブレードなどとの摩擦力が変動し、騒音、異音につながることもある。
このような問題に鑑みて、特許文献1では装置内外の環境を検出し、装置内外の温度差が外気湿度における結露限界点を超えているとき、排気冷却ファンを停止した状態で定着装置ヒータを駆動することで機内温度を高め、結露が生じないと判断された後に画像形成準備動作を行う提案がなされている。
特開2004−013015号公報
トナーカートリッジや露光装置は、トナーの組成の保持や光路の安定化のため、定着ヒータの熱の影響を受けにくい箇所に配置される場合がある。そのような装置において、ファンを動かさずに定着ヒータの加熱により機内温度を高めるようすると、カートリッジや露光装置を結露しない程度の温度に上げるためには定着ヒータを長い時間加熱しなければならない。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、装置外部の環境を検知する外部環境センサと、機内の少なくとも温度を検知する機内環境検知手段と、前記外部環境センサおよび前記機内環境検知手段により取得した情報から、結露が発生するか否かの判断する判断手段と、シートの搬送とヒータの温度制御が可能な動作部の制御機能を持つ制御手段を有し、前記制御手段が機内で結露が発生すると判断した場合に、前記動作部が定着器107で加熱されたシートを搬送可能な搬送路に繰り返し搬送することを特徴とする。
装置内外の温度差が大きく結露が発生しうる環境において、従来の構成よりも短い時間で機内温度を高め、装置内の環境を外気の吸気によって結露が発生しない状態に移行するまでの時間を短縮できる。
画像形成装置100の構成図 画像形成装置100の制御ブロック図 結露防止動作を示すフローチャート 第2の実施形態における画像形成装置100の構成図 第2の実施形態における画像形成装置100の制御ブロック図 第2の実施形態における結露防止動作を示すフローチャート
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における画像形成装置100の構成図である。外部から受信された印刷画像は画像処理が施され露光装置104へ送られる。露光装置104によって出力されたレーザ光は作像部105の感光ドラム106に照射され、感光ドラム106上に静電潜像が形成される。感光ドラム106上の静電潜像は現像ローラ114によりトナー像として現像される。そして現像されたトナー像はモータドライバ等を含む駆動制御部118の制御により給紙部101から供給されたシート102に転写される。
トナーが転写されたシート102は定着器107に搬送される。定着器107内では定着ヒータ109によって定着ローラ108が加熱されており、シート102は定着ローラ108と加圧ローラ120によって加熱、加圧され定着処理がなされる。定着ヒータ109近傍には機内環境検知手段であるサーミスタ121が設置されており、定着ヒータ109の温度が適時検知される。定着器107を通過したシート102は片面印刷においては排紙ローラ112によって画像形成装置100から排出される。
一方両面印刷においては片面が印刷されたシート102はスイッチバックローラ110に搬送され、反転して両面パスに搬送される。両面パスに搬送されたシート102は両面待機エリア111に達すると、印刷枚数が2枚以上の場合には停止し、後続のシートが通過するまで待機する。印刷枚数が1枚の場合、あるいは後続のシートが通過した後にシート102は両面待機エリア111から搬出され、再度作像部105において裏面の画像を転写され、定着器107で加熱されて定着処理がなされた後に排紙ローラ112によって画像形成装置100から排出される。
画像形成装置100は装置内部の冷却を目的として機外の空気を機内に取り込む吸気FAN115および機内の空気を機外に排出する排気FAN116と、機外の温度情報を取得可能な外部環境センサ113および機内環境検知手段として定着ヒータ109の温度を測定可能なサーミスタ121を持つ。
また駆動制御部118はモータドライバ等の素子の温度を検知する素子温度検知部119を持ち、素子の温度が規定値を超えると吸気FAN115および排気FANの動作を制御して素子の冷却を行う。117は操作部であり、ユーザの操作受付および情報通知を行う。
図2は画像形成装置100のブロック図である。CPU200は、画像形成装置の制御を行う制御手段であり、202は図1で説明した一連の画像形成プロセスを行う動作部である。
201はCPU200が実行すべき制御内容を格納した記録部である。204は外部I/Fであり、TCP/IP等のネットワークと接続されており、ネットワークに接続されたコンピュータ205などからプリントジョブの実行指示を受け取ることができる。プリントジョブ中には機内の昇温を抑制するためにFAN制御部203が吸気FAN115および排気FAN116を駆動する。
図3は第1の実施形態における結露防止動作を示すフローチャートである。装置の電源投入または休止状態からの復帰が行われる(S301)とCPU200は、外部環境センサ113により外気温K1および外部湿度H1を、機内環境検知手段であるサーミスタ121により機内温度K2を取得する(S302)。CPU200は取得した外気温K1と外部湿度H1により結露温度K0を算出し、結露温度K0よりも機内温度K2が低い場合には、外気を機内に取り入れると機内で結露が発生しうると判断する(S303)。外気を機内に取り入れると機内で結露が発生しうると判断された場合にCPU200は以下の通りに結露防止動作を実行する。
まず操作部117に”結露防止動作実行中”と表示しユーザに結露防止動作を行うことを通知する(S304)。そして記録部201に記録されている繰り返し搬送の実行時間と上昇する機内の温度の相関データから結露防止動作必要時間T1を算出する(S305)。そして両面待機エリア111にシート102があるか否かを確認し(S306)、両面待機エリア111内にシート102がある場合には両面待機エリア111のシート102を給紙し(S307)、ない場合には給紙部101からシート102を一枚給紙(S308)する。
給紙されたシート102は作像部105でトナーを転写せずに白紙で定着器107に搬送される。シート102は定着ヒータ109によって加熱され(S309)、加熱されたシート102は両面搬送路を通って両面待機エリアに搬送される(S310)。結露防止動作開始から経過した時間が結露防止動作必要時間T1未満であれば過熱されたシート102は両面待機エリア111から再度給紙される(S311)。再度給紙されたシート102は搬送路を通って定着器107に搬送されるが、この際に作像部105や露光装置104の近傍を通過する。
するとシート102の熱が搬送路およびその周辺に伝達され、作像部105や露光装置104の温度が上昇する(S307)。搬送されたシート102は搬送路および作像部105や露光装置104に熱を与えることで温度が低下するが、再び定着器107を通過することで再度加熱され(S309)、繰り返し熱を各部に与える。
この動作は、結露防止動作開始からの経過時間が結露防止動作必要時間T1に達するまで継続され、結露防止動作必要時間を経過すると両面待機エリア111に紙を停止させてスタンバイ状態へ移行する(S311)。この動作の間、FAN制御部203は吸気FAN115および排気FAN116は動作させないため外気の流入による結露は抑制される。結露防止動作に使用されたシート102は両面待機エリア111に保持され、印刷ジョブが入力されると画像を印刷されて排紙される。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の装置構成を示す構成図であり、図5は第2の実施形態における制御ブロック図である。第2の実施形態における画像形成装置100は、サーミスタ121以外に機内環境検知手段として機内温度センサ122を持ち、機内温度を適時取得しながら結露防止動作が実行可能であることを特徴とする。
図6は第2の実施形態における結露防止動作を示すフローチャートである。結露防止動作中は吸気FAN115および排気FAN116が停止しているため、駆動制御部118中に備わるモータドライバ等の自己発熱部品の温度が上昇してもFANによる冷却が行われない。
そこで素子温度検知部119により検知される部品温度が規定値を超えた場合には部品温度が規定値を下回るまで結露防止動作の紙搬送を一時的に停止し、発熱による部品の故障や動作不良を抑制する(S410)。機内環境検知手段は第1の実施形態で説明した定着ヒータ109の温度を測定可能なサーミスタ121に限定されない。この例のように装置内部の結露が懸念される箇所に設置される機内温度センサ122でもよい。
機内温度センサ122を持つ第2の実施形態の構成では内部の環境を適時検知しながらシート102を繰り返し搬送するため結露防止動作必要時間T1を算出する必要がない。シート搬送による温度上昇によって機内温度K2が結露温度K0を上回ったことを機内温度センサ122が検知した時点でシート102を両面待機エリア111に停止して結露防止動作を終了する(S411)。
(第3の実施形態)
結露回避動作が必要な場合にはユーザが操作部117から結露回避動作の実行命令を行うことで、任意に白紙の繰り返し搬送を実施する。この際の繰り返し搬送時間は第2の実施形態あるいは第2の実施形態と同様、またはユーザの設定する時間である。
100 画像形成装置
104 露光装置
105 作像部
107 定着器
109 定着ヒータ
111 両面待機エリア
113 外部環境センサ
121 サーミスタ
122 機内温度センサ
115 吸気FAN
116 排気FAN

Claims (11)

  1. 装置外部の環境を検知する外部環境センサと、
    機内の少なくとも温度を検知する機内環境検知手段と、
    前記外部環境センサおよび前記機内環境検知手段により取得した情報から、結露が発生するか否かの判断する判断手段と、
    シートの搬送とヒータの温度制御が可能な動作部の制御機能を持つ制御手段と、を有し、
    前記制御手段が機内で結露が発生すると判断した場合に、前記動作部が定着器107で加熱されたシートを搬送可能な搬送路に繰り返し搬送することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置外部の環境は、外部の温度と外部の湿度であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において搬送するシートに作像部で像を印刷せず、白紙で搬送することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送路は両面搬送路であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、繰り返し搬送を行った白紙を印刷に使用することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、繰り返し搬送中は吸気ファンの吸気,および、排気ファンの機内の排気を停止することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、繰り返し搬送の時間と上昇する機内の温度の相関データを記録する記録部を持ち、繰り返し搬送前に取得した内部温度が結露温度を上回るのに必要な時間を算出して、その時間を上回るまで繰り返し搬送を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記機内環境検知手段で適時温度を検知し、機内温度が結露温度を上回ると繰り返し搬送を停止することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6に記載の画像形成装置において、繰り返し搬送中に機内の部品の温度が規定値以上に上昇した際にシートの搬送を一時停止し、規定値以下に温度が低下したのちに再度搬送をすることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1に記載の画像形成装置において繰り返し搬送実施中は結露防止動作を実施していることを通知することを特徴とする画像形成装置
  11. 請求項1に記載の画像形成装置においてユーザの操作により任意に繰り返し搬送を実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
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