JP2019168326A - 電動車両のナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 走行電費や補機電費を経路案内に反映させ、利用者の経路選択に役立てる上で有利な電動車両のナビゲーション装置を提供する。【解決手段】 走行用モータ(5)と、前記走行用モータと電力をやりとりするバッテリ(2)と、前記バッテリの電力により作動する車内空調装置を含む車載補機(8)と、前記バッテリの残量を推定する残量推定手段(26)を含むバッテリ管理装置(20)と、を備えた電動車両(1)のナビゲーション装置(10)であって、衛星測位システムを利用した車両位置検出手段(11)と、地図情報(12)を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段(13)と、経路地域の気象情報(15)を参照して補機電費を推定する手段(17)と、前記補機電費と走行電費(18)を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段(19)と、を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されている。【選択図】 図2
Description
本発明は、電動車両のナビゲーション装置に関する。
衛星測位システムを利用した車両用ナビゲーション装置は、地図情報を併用して車両の現在位置を表示し目的地までの経路案内を行うものであり、交通情報なども考慮し目的地までの所要時間に基づいて最適経路が選定される利便性によって、車両の標準装備になりつつある。
一方、近年においては電動車両の普及が著しい。当初課題となっていた航続距離の問題もバッテリの性能向上によって徐々に改善されており、ナビゲーションシステムを前提とした自動運転との相性も良い。とは言え、依然として、電動車両をナビゲーションする上での最大の関心事は航続可能距離であり、それを決定するバッテリ残量(充電率)と電費(電力消費率)が重要な情報であることに変わりない。
特許文献1には、走行用電費と空調電費を異なる成立条件で演算し、それぞれに基づく航続可能距離を表示する表示装置が開示されている。しかしながら、特許文献1は、実走中の走行用電費と空調電費のそれぞれに基づく航続可能距離を表示するものであるため、目的地への出発前の経路選択とは無関係であり、走行用電費や空調電費(補機電費)をナビゲーションに利用することや関連付けることについての示唆はない。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、走行電費や補機電費を経路案内に反映させ、利用者の経路選択に役立てる上で有利な電動車両のナビゲーション装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、
走行用モータと、
前記走行用モータと電力をやりとりするバッテリと、
前記バッテリの電力により作動する車内空調装置を含む車載補機と、
前記バッテリの残量を推定する残量推定手段を含むバッテリ管理装置と、
を備えた電動車両のナビゲーション装置であって、
衛星測位システムを利用した車両位置検出手段と、
地図情報を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段と、
経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定する手段と、
前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段と、
を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されていることを特徴とする。
走行用モータと、
前記走行用モータと電力をやりとりするバッテリと、
前記バッテリの電力により作動する車内空調装置を含む車載補機と、
前記バッテリの残量を推定する残量推定手段を含むバッテリ管理装置と、
を備えた電動車両のナビゲーション装置であって、
衛星測位システムを利用した車両位置検出手段と、
地図情報を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段と、
経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定する手段と、
前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段と、
を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る電動車両のナビゲーション装置は、上記のように、経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定する手段と、前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段とを備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と到着時刻を案内するように構成されているので、経路地域の気象情報を考慮した所要電力(目的地到着時のバッテリ残量)と所要時間(目的地到着時刻)を提示して経路案内することができ、利用者の経路選択に役立てることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2において、電動車両の1は、主バッテリ2、駆動用動力源および電力回生用の発電機を兼ねるモータ4(モータジェネレータ)、主バッテリ2から供給される電力を可変電圧可変周波数で交流変換してモータ4を可変速可変トルク制御するインバータ3を備え、モータ4により減速機5(トランスミッション)を介して駆動輪が駆動回転されるように構成されている。
図1および図2において、電動車両の1は、主バッテリ2、駆動用動力源および電力回生用の発電機を兼ねるモータ4(モータジェネレータ)、主バッテリ2から供給される電力を可変電圧可変周波数で交流変換してモータ4を可変速可変トルク制御するインバータ3を備え、モータ4により減速機5(トランスミッション)を介して駆動輪が駆動回転されるように構成されている。
さらに、電動車両1は、主バッテリ2の電力を低電圧に変換するDC/DCコンバータ6(降圧コンバータ)、車載補機8を作動させるための低電圧電源となる補助バッテリ7(低電圧バッテリ)、および、主バッテリ2を外部電源により充電するための充電器9を備え、経路案内のためのナビゲーション装置10が搭載されている。
車載補機8としては、車内空調装置、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ハザードランプ、ウインカ、ルームランプなどの灯火装置、ワイパ装置、デフォッガ、車載オーディオ装置などが含まれる。なお、電動車両1の制御システムやナビゲーション装置10にも補助バッテリ7から電源が供給される。
主バッテリ2は、リチウムイオン二次電池等からなる多数のバッテリモジュールが直列接続されることで高電圧を出力可能な高電圧バッテリであり、扁平なケースに収容されたバッテリパックとしてフロアパネル下側に搭載されている。そして、主バッテリ2は、バッテリ残量に相当する充電率(State of charge:SOC)、健全度(State of health:SOH)、充放電可能電力(State of power:SOP)を推定し、走行に支障がないよう管理するためのバッテリ管理装置20(BMU)を備えている。
バッテリ管理装置20(BMU)は、電流、電圧、温度データの記録、SOC管理(SOC推定アルゴリズム・テーブルデータ)、SOH管理(SOH推定アルゴリズム・テーブルデータ)、SOP管理(SOP推定アルゴリズム・テーブルデータ)、電流・電圧・温度上下限管理、セルバランス制御などを実行するプログラムを格納するROM、演算処理を行うCPU、データ記録を行うRAM、入出力インターフェースなどで構成される。
次に、ナビゲーション装置10は、車両位置検出手段11、地図情報格納部12、経路設定部13、表示/入力部14(HMI)、交通情報取得部16などの一般的な構成に加えて、気象情報取得部15、補機電費推定部17、走行電費推定部18、および、所要電力算出部19を備え、これらの処理のためのプログラムを記憶したROM、演算処理を行うCPU、一時記憶領域となるRAMなどで構成されたコンピュータを含む。
車両位置検出手段11は、衛星測位システム40を利用して現在の位置情報(経度、緯度、高度)を取得するGPS受信器であり、電波の受信から位置計算まで行う1チップのGPSモジュールとして実装されている。
地図情報格納部12は、現在地や目的地(経由地)を特定するための地図情報や高低差を含む道路データと関連させて、走行速度(所要時間計算)の指標となる道路種別(高速道路(有料道路)、幹線道路(市内/郊外)、一般道路(市内/郊外/非舗装)や、構造物(インターチェンジ/料金所/交差点/交通信号機/踏切/指定方向外通行禁止)など、種々の道路情報を格納したデータベースである。
経路設定部13は、車両位置検出手段11に取得される車両の現在位置と、表示/入力部14に入力された目的地(経由地)情報に基づき、地図情報格納部12のデータを参照し、目的地までの全ての到達経路を割出し、それぞれの走行に要する所要時間を計算して、所要時間の短い順に候補経路をリストアップする主要な演算処理を行う。
表示/入力部14(HMI)は、表示画面を構成するディスプレイ装置と、目的地などの必要情報を入力するための入力装置(操作装置)で構成され、好適には表示画面上で操作可能なタッチパネルを含んで実施される。経路設定部13にてリストアップされた候補経路の地図表示やリスト表示、走行中には音声と画像を併用して経路案内を行う。
気象情報取得部15は、無線通信を通じて配信される経路地域の気象情報を受信し、走行電費および補機電費を推定するためのパラメータを取得する通信機能と、気象情報を電費算出のためのパラメータに数値化するためのデータ変換テーブル(マップ)を含む。
このような気象情報のパラメータとしては、例えば、(a)天候(晴/曇/雨/雪)、(b)気温(数値、または、高/中/低)、(c)日出日没時刻(走行時間帯区分:昼間/夜間)、(d)風向(数値、または、順/横/逆)、(e)風速(数値、または、強/中/弱/無)、(f)降水量(数値、または、多/少/無)などが想定される。
これらのうち、天候a、風向d、風速e、降水量fは、走行抵抗やトラクションに関連して走行電費Dwを推定するパラメータとして数値化される。また、天候aおよび降水量fはワイパ装置に係る補機電費Awを推定するパラメータとして数値化され、気温bは車内空調装置に係る補機電費Aaを推定するパラメータとして数値化され、日出日没時刻cは灯火装置に係る補機電費Acを推定するパラメータとして数値化される。なお、天候aおよび降水量fは走行電費Dwと補機電費Awの両方に関与するが、それぞれにおける関与率は異なるため、数値や変換曲線は必ずしも同じではない。
補機電費推定部17は、上記各気象情報パラメータ相互の補機電費への関与率を考慮して重み付けの係数j,k,mを適用し、経路設定部13でリストアップされた候補経路毎に下式により補機電費A(km/kWh)による所要電力Pa(kWh)を計算する。ここで、1,2,・・・nは各候補経路内における経路区分であり、x1,x2・・・xnは各経路区分の距離である。
Pa=x/A= j1x1/Aa1+j2x2/Aa2+・・・+jnxn/Aan
+k1x1/Ac1+k2x2/Ac2+・・・+knxn/Acn
+m1x1/Aw1+m2x2/Aw2+・・・+mnxn/Awn
+k1x1/Ac1+k2x2/Ac2+・・・+knxn/Acn
+m1x1/Aw1+m2x2/Aw2+・・・+mnxn/Awn
走行電費推定部18は、地図情報取得部12により与えられる道路情報に基づく基本的な所要電力Pr(走行距離x/走行電費Dr)に、上記気象情報パラメータの所要電力Pw(走行距離x/走行電費Dw)と、交通情報取得部16に取得される交通情報(渋滞情報、事故車両、故障車両、道路工事情報、速度規制・車線規制情報など)に起因する所要電力Pt(走行距離x/走行電費Dt)の関与率を考慮して重み付けの係数g,hを適用し、経路設定部13でリストアップされた候補経路毎に下式により走行電費D(km/kWh)による所要電力Pd(kWh)を計算する。
Pd=x/D= x1/Dr1+x2/Dr2+・・・+xn/Drn
+g1x1/Dw1+g2x2/Dw2+・・・+gnxn/Dwn
+h1x1/Dt1+h2x2/Dt2+・・・+hnxn/Dtn
+g1x1/Dw1+g2x2/Dw2+・・・+gnxn/Dwn
+h1x1/Dt1+h2x2/Dt2+・・・+hnxn/Dtn
所要電力算出部19は、補機電費推定部17で算出された補機電費Aによる所要電力Paと走行電費推定部18で算出された走行電費Dよる所要電力Pdとに基づいて、経路設定部13でリストアップされた候補経路毎に経路走行に係る所要電力P(kWh)を算出するとともに、バッテリ管理装置20に取得されているバッテリ残量(充電率SOC)を参照し、目的地到着時のバッテリ残量を算出する。経路設定部13は、各候補経路の目的地到着時バッテリ残量の計算結果を表示/入力部14の表示に反映させる。
(画面表示と優先条件選択)
図3は、表示/入力部14にリスト表示された候補経路の選択画面140の例を示している。この選択画面140では、3つの候補経路141,142,143が表示されており、これらは図4の地図表示画面120の3つの候補経路A,B,Cに対応している。2つの画面120,140は同時に表示されてもよい。
図3は、表示/入力部14にリスト表示された候補経路の選択画面140の例を示している。この選択画面140では、3つの候補経路141,142,143が表示されており、これらは図4の地図表示画面120の3つの候補経路A,B,Cに対応している。2つの画面120,140は同時に表示されてもよい。
図3の選択画面140では、車内空調装置の設定温度「26℃」で目的地到着時のバッテリ残量が「25%」の最適経路(141)の選択ボタンが「採用」表示されている。候補経路Aは、途中に市街地が含まれることもあり、到着時刻は他の候補経路142,143よりも遅くなっているが、平坦部を走行するので到着時のバッテリ残量は2番目の候補経路142より多くなっている。この「採用」ボタンをタッチ操作すればこの候補経路141がそのまま採用となるが、例えば「候補2」として表示されている候補経路143において、図示のように、車内空調装置の設定温度を「28℃」にすると、その設定に従ってバッテリ残量が再計算され、「30%」に更新される。
このように、利用者は到着時刻を優先した経路選択の他に、バッテリ残量を優先した経路選択や、バッテリ残量の確保を見込んで車内空調装置の設定温度を弱くする(この場合は上げる)設定が可能であり、その設定に応じて、複数の候補経路それぞれについて再計算がなされ、計算結果が表示に反映されることで、条件の異なる複数の候補経路141,143の比較を容易に行うことができる。
(主要な構成と効果)
以上詳述したように、本発明に係る電動車両のナビゲーション装置(10)は、衛星測位システムを利用した車両位置検出手段(11)と、地図情報(12)を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段(13)と、経路地域の気象情報(15)を参照して補機電費を推定する手段(17)と、前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段(18,19)と、を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されているので、経路地域の気象情報を考慮した所要電力(目的地到着時のバッテリ残量)と所要時間(目的地到着時刻)を提示して経路案内することができ、利用者の経路選択に役立てることができる。
以上詳述したように、本発明に係る電動車両のナビゲーション装置(10)は、衛星測位システムを利用した車両位置検出手段(11)と、地図情報(12)を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段(13)と、経路地域の気象情報(15)を参照して補機電費を推定する手段(17)と、前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段(18,19)と、を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されているので、経路地域の気象情報を考慮した所要電力(目的地到着時のバッテリ残量)と所要時間(目的地到着時刻)を提示して経路案内することができ、利用者の経路選択に役立てることができる。
本発明の好適な態様では、前記気象情報(15)は、天候(晴/曇/雨/雪)、気温、日出日没時刻(昼/夜)、風向、風速、降水量からなる群から選択される少なくとも1つのパラメータを含む。
さらに、前記車載補機(8)は、ワイパ装置をさらに含み、前記補機電費を推定する手段(17)は、前記気象情報(15)のうち、気温を車内空調装置に関連するパラメータとして、降水量を車内空調装置およびワイパ装置に関連するパラメータとして、補機電費を推定するように構成されている。このように、気象情報を車載補機と具体的に関連付けて評価することで、補機電費への関与率を数値化する上で有利である。
また、前記気象情報は、経路地域の走行時間帯区分に応じて提供され、前記補機電費を推定する手段は、前記走行時間帯区分ごとに補機電費を推定するように構成されている。この構成により、現在地と目的地の走行時間帯に応じた気象変化を補機電費推定に反映させることができる。
例えば、前記車載補機(8)は、灯火装置をさらに含み、前記補機電費を推定する手段は、前記走行時間帯区分に夜間を含む場合に灯火装置に関連するパラメータとして補機電費を推定するように構成されていることが有利である。
さらに、前記所要電力と所要時間を算出する手段(19)は、前記気象情報のうち、風向、風速、降水量を走行電費に関連するパラメータとして経路走行の所要電力と所要時間を算出するように構成されていることが有利である。
また、前記経路設定手段(13)は、地図情報(12)を参照して目的地までの所要距離が短い順に複数の候補経路をリストアップするようにさらに構成され、前記推定する手段(17)は、前記候補経路のそれぞれについて経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定するようにさらに構成され、前記算出する手段(19)は、前記候補経路のそれぞれについて前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出するようにさらに構成されており、
前記候補経路のそれぞれの所要距離、所要電力、所要時間を表示する手段(14,140)をさらに備え、利用者が選択した候補経路に従ってナビゲーションするように構成されていることが有利である。
前記候補経路のそれぞれの所要距離、所要電力、所要時間を表示する手段(14,140)をさらに備え、利用者が選択した候補経路に従ってナビゲーションするように構成されていることが有利である。
さらに、前記推定する手段(17)は、前記候補経路のそれぞれについて経路地域の気象情報に加えて前記車内空調装置の複数の温度設定を参照して補機電費を推定するようにさらに構成され、前記表示する手段(14)は、前記複数の温度設定のそれぞれにつき、前記候補経路のそれぞれの所要距離、所要電力、所要時間を表示するようにさらに構成されていることが有利である。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらに各種の変形および変更が可能である。
1 電動車両
2 主バッテリ
3 インバータ
4 モータ
5 減速機
6 DC/DCコンバータ
7 補助バッテリ
8 車載補機
9 充電器
10 ナビゲーション装置
11 車両位置検出手段
12 地図情報格納部
13 経路設定部
14 表示/入力部
15 気象情報取得部
16 交通情報取得部
17 補機電費推定部
18 走行電費推定部
19 所要電力算出部
20 バッテリ管理装置
2 主バッテリ
3 インバータ
4 モータ
5 減速機
6 DC/DCコンバータ
7 補助バッテリ
8 車載補機
9 充電器
10 ナビゲーション装置
11 車両位置検出手段
12 地図情報格納部
13 経路設定部
14 表示/入力部
15 気象情報取得部
16 交通情報取得部
17 補機電費推定部
18 走行電費推定部
19 所要電力算出部
20 バッテリ管理装置
Claims (8)
- 走行用モータと、
前記走行用モータと電力をやりとりするバッテリと、
前記バッテリの電力により作動する車内空調装置を含む車載補機と、
前記バッテリの残量を推定する残量推定手段を含むバッテリ管理装置と、
を備えた電動車両のナビゲーション装置であって、
衛星測位システムを利用した車両位置検出手段と、
地図情報を参照して目的地までの経路を設定する経路設定手段と、
経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定する手段と、
前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出する手段と、
を備え、それらに基づいて目的地到着時のバッテリ残量と目的地到着時刻を案内するように構成されていることを特徴とする電動車両のナビゲーション装置。 - 前記気象情報は、天候(晴/曇/雨/雪)、気温、日出日没時刻(昼/夜)、風向、風速、降水量からなる群から選択される少なくとも1つのパラメータを含むことを特徴とする請求項1記載の電動車両のナビゲーション装置。
- 前記車載補機は、ワイパ装置をさらに含み、前記補機電費を推定する手段は、前記気象情報のうち、気温を車内空調装置に関連するパラメータとして、降水量を車内空調装置およびワイパ装置に関連するパラメータとして、補機電費を推定するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の電動車両のナビゲーション装置。
- 前記気象情報は、経路地域の走行時間帯区分に応じて提供され、前記補機電費を推定する手段は、前記走行時間帯区分ごとに補機電費を推定するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の電動車両のナビゲーション装置。
- 前記車載補機は、灯火装置をさらに含み、前記補機電費を推定する手段は、前記走行時間帯区分に夜間を含む場合に灯火装置に関連するパラメータとして補機電費を推定するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の電動車両のナビゲーション装置。
- 前記所要電力と所要時間を算出する手段は、前記気象情報のうち、風向、風速、降水量を走行電費に関連するパラメータとして経路走行の所要電力と所要時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の電動車両のナビゲーション装置。
- 前記経路設定手段は、地図情報を参照して目的地までの所要距離が短い順に複数の候補経路をリストアップするようにさらに構成され、前記推定する手段は、前記候補経路のそれぞれについて経路地域の気象情報を参照して補機電費を推定するようにさらに構成され、前記算出する手段は、前記候補経路のそれぞれについて前記補機電費と走行電費を考慮した経路走行の所要電力と所要時間を算出するようにさらに構成されており、
前記候補経路のそれぞれの所要距離、所要電力、所要時間を表示する手段をさらに備え、利用者が選択した候補経路に従ってナビゲーションするように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の電動車両のナビゲーション装置。 - 前記推定する手段は、前記候補経路のそれぞれについて経路地域の気象情報に加えて前記車内空調装置の複数の温度設定を参照して補機電費を推定するようにさらに構成され、前記表示する手段は、前記複数の温度設定のそれぞれにつき、前記候補経路のそれぞれの所要距離、所要電力、所要時間を表示するようにさらに構成されていることを特徴とする請求項7記載の電動車両のナビゲーション装置。
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