JP2019168314A - 光学式高さ測定用光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の形状の被検物に対してその高さを高精度に検出可能な光学式高さ計測用光モジュールを提供することを目的とする。【解決手段】被検物の高さを光学的に計測する光学式高さ計測用光モジュールであって、被検物に光ビームを照射するレーザ光源と対物レンズを有する照射光学系と、被検物から反射された反射光を検出する分割された光検出器をそれぞれ有する2つの検出光学系と、2つの検出光学系に反射光を導く光分割素子を備え、光分割素子を透過した光と反射した光をそれぞれ2つの検出光学系に導き、透過した光と反射した光の2つの検出光学系上の強度分布は線対称に反転している構成とする。【選択図】図5

Description

本発明は、被検物の高さを光学的に計測する光学式高さ計測用光モジュールに関する。
光ディスク装置に使用されるフォーカス制御信号は、被検物となるディスクに対し高精度にフォーカスを合わせる為に使用されていることが知られており、特許文献1には被検物に対する焦点位置ずれ量の変化に対しフォーカス制御信号が変化する様子が開示されている。
特開平9−265722号公報
特許文献1では、被検物より反射した光は、対物レンズと対物レンズ群により光検出器に導かれているが、一般に対物レンズ群の構成は例えばコリメートレンズ及び円柱レンズで構成され、光検出器は4分割検出器を用いることにより実現される。円柱レンズは光に非点収差を追加することができ、被検物の高さが変化した際、光検出器上のスポット形状が楕円状に変化し、光検出器からの信号変化を演算することにより、被検物との距離と相関のあるフォーカス誤差信号を生成することができる。
しかし、被検物の形状がディスクのような略平面ではなく、例えば曲率を有する部分があった場合、被検物へ照射する光の位置により、反射角度が変化し受光素子へ導かれる光の一部が戻らず、正常なフォーカス誤差信号を生成することができない場合がある。
本発明は、任意の形状の被検物に対して、被検物との距離と相関のある信号を生成し、被検物との距離を高精度に検出可能な光学式高さ計測用光モジュールを提供することを目的とする。
本発明は、上記背景技術及び課題に鑑み、その一例を挙げるならば、被検物の高さを光学的に計測する光学式高さ計測用光モジュールであって、被検物に光ビームを照射するレーザ光源と対物レンズを有する照射光学系と、被検物から反射された反射光を検出する分割された光検出器をそれぞれ有する2つの検出光学系と、2つの検出光学系に反射光を導く光分割素子を備え、光分割素子を透過した光と反射した光をそれぞれ2つの検出光学系に導き、透過した光と反射した光の2つの検出光学系上の強度分布は線対称に反転している構成とする。
本発明によれば、任意の形状の被検物に対してその高さを高精度に検出可能な光学式高さ計測用光モジュールを提供することができる。
実施例における光学的に被検物の高さを計測する原理を説明する概念図である。 実施例における被検物の表面が平面でない場合の反射光についての説明図である。 実施例における光ビームの照射位置の曲面の軸中心からのずれによる高さ誤差増大原因についての説明図である。 実施例における非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の課題説明図である。 実施例における非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の説明図である。 実施例における非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の詳細構成図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
本実施例は、任意の形状の被検物に対してその高さを高精度に検出可能な光学式高さ測定用光モジュールにおいて、被検物が平面でない場合について説明する。
まず、光学的に被検物の高さを計測する原理について説明する。図1は、被検物に光ビームを照射して、その反射光から非点収差法を利用して被検物の高さを計測する手法を説明する概念図である。図1(A)において、非点収差法では、一般的にシリンドリカルレンズ(円柱レンズ)25を使用し、対物レンズで照射された光ビームの被検物の反射光の光路中にシリンドリカルレンズ25を挿入すると、シリンドリカルレンズ25は図1(A)のX軸方向のみにレンズ効果があるため、X軸方向の焦点距離とY軸方向の焦点距離がずれて非点収差が発生し、ビームの形状は光軸上の距離によって、縦長楕円(Z−1)、円形(Z0)、横長楕円(Z1)のように変化する。ここで、図1(B)、(C)、(D)に示すように、シリンドリカルレンズ25の円柱軸(Y軸方向)に対して45度傾けて設置したA〜Dに4分割された光検出器30で光ビームを受光すると、Z−1、Z0、Z1のそれぞれの場合でA〜Dの入射光量のバランスが変化する。図1(B)の場合は、B、Dの入射光量が大きく、図1(C)の場合は、A〜Dの4つの入射光量が等しい、また、図1(D)の場合は、A、Cの入射光量が大きくなる。よって、例えば、図1(C)のA〜Dの4つの入射光量が等しい状態になる被検物と対物レンズ、シリンドリカルレンズ25の距離を所定の基準面として設定しておき、(A+C)−(B+D)の演算結果(以降、フォーカスエラー信号(FE信号)と呼ぶ)の値から被検物の高さを計測することが出来る。すなわち、被検物の反射面が基準面よりも低い場合は、図1(D)の場合となりFE信号>0となる。また、被検物の反射面が基準面よりも高い場合は、図1(B)の場合となりFE信号<0となり、FE信号を測定することで基準面との差から被検物の高さを計測することが出来る。
次に、被検物の表面が平面でない場合の反射光について説明する。図2は、被検物の表面の形状によって反射光が変化する様子を示す模式図である。図2において、被検物に対して光を照射しその反射光を用いて被検物の高さを計測する場合、図2(A)の被検物の表面が平面31である場合、対物レンズ40の入射光は被検物で反射され戻るため、対物レンズ40の開口における光量は変化しない。これに対して、図2(B)、(C)に示すように、被検物の表面が例えば曲面32である場合、図2(B)に示すように、曲面32の頂点以外の箇所に光ビームを照射すると光の反射角が変化し対物レンズ40の開口により一部欠如される部分が発生し安定的に反射光を得ることが出来ず、高さを正確に計測することができないという問題がある。なお、図2(C)に示すように、光ビームの照射位置が曲面32の頂点(被検物の最高点)であれば対物レンズ40の入射光は被検物で反射されて戻るので、平面の場合と同様に物レンズの開口における光量は変化しない。すなわち、被検物に光ビームを照射して、その反射光から非点収差法を利用して被検物の高さを計測する場合、被検物の表面が平面でない場合は、光ビームの照射位置が被検物の頂点よりずれると安定的に反射光を得ることが出来ず、FE信号の波形が崩れ、高さ誤差が増加するという問題がある。
ここで、被検物の表面が曲面の場合、光ビームの照射位置の曲面の軸中心からのずれによる高さ誤差増大の原因について検討する。
例えば、被検物の表面が曲率を有する面として、図3(A)に示すように、曲面の中心位置から、XY方向に光ビームがずれて照射した際の、非点収差法での光検出器上の光スポットを図3(B)に示す。図3(B)においては、曲面の中心X=0、Y=0から、Y=0で、X方向に0,0.04,0.08,0.12と光ビームの照射位置を走査した場合と、Y=0.04で、X方向に0,0.04,0.08,0.12と光ビームの照射位置を走査した場合の光検出器上の光スポットを示している。なお、XY方向のずれ量は、スポットのずれ量を被検物表面が有する曲率の半径で規格化した値である。図3(B)から、X方向に中心からずれるに従って、光ビームの照射位置が曲面の軸中心からのずれによる戻り光の一部が欠如されることにより4分割光検出器上での光スポットの強度分布のバランスが崩れていることがわかる。さらにY方向にずれるとその傾向は大きくなる。Y方向に中心からずれた場合、4分割検出器上の一つのエレメントに受光量が偏り、FE信号の値が大きく変化し、高さズレが生じてしまう。
図4に、以上の課題をまとめた図を示す。図4(A)は、非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の概略構成図である。図4(A)において、レーザ光源51から出射された光ビームは、ビームスプリッタ53で反射し、コリメートレンズ52によって平行光に変換され、対物レンズ55により集光される照射光学系により被検物である曲面32に対して光ビームが照射される。曲面32から反射された反射光は、ビームスプリッタ53を透過し、シリンドリカルレンズ58、4分割光検出器59(PDA)へ導かれる検出光学系を有する。
ここで、この光学系を図のX方向に走査するとき、曲面32の中心から、Y方向に中心からずれた位置で、X方向に走査した時の、X方向の位置と、4分割光検出器59(PDA)から得られるFE信号を4分割光検出器の和信号で正規化した下記式(1)の高さ信号Shとの関係は、図4(B)に示すようになる。
Figure 2019168314
すなわち、図4(B)に示すように、光ビームの照射位置が曲面の軸中心からのずれにより4分割光検出器上の光スポットの強度分布のバランスが崩れ、高さ誤差が発生する。
そこで、本実施例では、4分割光検出器上での光スポットの強度分布のバランスの崩れを低減するために、光検出器による検出光学系を2つ設け、それぞれの検出光学系が4分割光検出器でのバランスの崩れをキャンセルするように働くようにする。
図5(A)は、本実施例における非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の概略構成図である。図5(A)において、図4(A)と同じ構成は同じ符号を付し、その説明は省略する。図4(A)と異なる点は、ハーフビームスプリッタ60、シリンドリカルレンズ61、4分割光検出器62(PDB)を設けた点である。
図5(A)において、ビームスプリッタ53からの曲面32から反射された反射光は、光分割素子であるハーフビームスプリッタ60で半分が透過しシリンドリカルレンズ58、4分割光検出器59(PDA)へ導かれる。また残りの半分が反射しシリンドリカルレンズ61、4分割光検出器62(PDB)へ導かれる。ここで、4分割光検出器62(PDB)へ導かれる光ビームは、ハーフビームスプリッタ60で反射されるため、4分割光検出器59(PDA)へ導かれる光ビームと反転する構成とする。ここで、この光学系を図のX方向に走査するとき、図5(B)に、曲面32の中心から、Y方向に中心からずれた位置で、X方向に走査した時の、X方向の位置と、4分割光検出器59(PDA)と4分割光検出器62(PDB)のそれぞれから得られる高さ信号Shの関係を示す。
図5(B)に示すように、光ビームの照射位置が曲面の軸中心からのずれにより、4分割光検出器59(PDA)と4分割光検出器62(PDB)それぞれで、4分割光検出器上での光スポットの強度分布のバランスが崩れ、高さ誤差が発生するが、それぞれの4分割光検出器で得られる高さ信号はほぼ線対象となっている。そのため、それぞれの高さ信号を足し合わせることで高さ誤差を低減できる。すなわち、下記式(2)の高さ信号Shdを用いれば良い。
Figure 2019168314
ただし、添え字PDAは4分割光検出器59(PDA)からの出力、添え字PDBは4分割光検出器62(PDB)からの出力。
これにより、図5(B)で、PDAとPDBの高さ信号を足し合わせたPDA+PDBで示すように、光ビームの照射位置の曲面の軸中心からのずれによる高さ誤差を低減できる。
なお、図5(B)に示すように、4分割光検出器59(PDA)と4分割光検出器62(PDB)それぞれの光検出器上の光スポットは、光ビームの照射位置が曲面の軸中心からのずれにより、4分割光検出器59(PDA)と4分割光検出器62(PDB)それぞれで、4分割光検出器上での光スポットの強度分布のバランスが崩れ偏るが、それぞれの4分割光検出器上での光スポットの強度分布は線対称で反転するため、光検出器上の光スポットの強度分布のバランス崩れを演算にてキャンセルすることができる。
このように、検出光学系を2つ設けることにより、良質な中心軸のわかる高さ信号をえることができる。
図6に、図5で示した非点収差法での被検物の高さを計測する光学系の本実施例における詳細構成図を示す。図6において、レーザ光源1から出射された光ビームは、λ/2板2によって偏光状態をS偏光へ偏光され、偏光ビームスプリッタ3で反射し、λ/4板4により偏光状態をS偏光から円偏光に変換され、コリメートレンズ5によって平行光に変換され、対物レンズ6により集光され被検物7に対して照射される。被検物7から反射された反射光は、λ/4板4によって偏光状態を円偏光からP偏光へ変換されて偏光ビームスプリッタ3を透過し、光分割素子であるハーフビームスプリッタ9へ入射する。ハーフビームスプリッタ9で被検物7から反射された反射光は、その半分が、X軸を中心に円柱軸が45°傾いたシリンドリカルレンズ12、4分割光検出器13へ導かれる。このとき、4分割光検出器13は、シリンドリカルレンズ12の円柱軸に対し45°傾いた方向に設置され、4分割光検出器13の分割線は水平垂直方向(水平方向Y、垂直方向Z)に位置している。また、ハーフビームスプリッタ9へ入射した反射光は、その半分が透過しY軸を中心に円柱軸が45°傾いたシリンドリカルレンズ10、4分割光検出器11へ導かれる。このとき、シリンドリカルレンズ10は、シリンドリカルレンズ12と光軸を中心に同じ方向、同じ角度に傾いており、また、4分割光検出器11は、シリンドリカルレンズ10の円柱軸に対し45°傾いた方向に設置され、4分割光検出器11の分割線は水平垂直方向(水平方向X、垂直方向Z)に位置している。ここで、4分割光検出器13へ導かれる光ビームは、ハーフビームスプリッタ9で反射されるため、4分割光検出器11へ導かれる光ビームと線対称に反転する。すなわち、4分割光検出器11と13で、光スポットの強度分布が線対称に反転する。よって、それぞれの4分割光検出器上での光スポットの強度分布のバランスの崩れをキャンセルするように働く。なお、フロントモニタ8はレーザ光源1のパワー制御のために用いられる検出器である。また、偏光ビームスプリッタ3は光効率が許すならばハーフビームスプリッタでも良い。この場合、λ/2板2、及びλ/4板4は無くとも良い。また、光検出器は受光部の形状が四角形であり、4分割以上に細分化しても良い。また、シリンドリカルレンズ12、およびシリンドリカルレンズ10は、光軸を中心に、同じ方向、同じ角度傾き、4分割光検出器13および4分割光検出器11は、各々の4分割検出器へ導くシリンドリカルレンズの円柱軸に対し、45°傾いて設置されている構成となっていれば良い。
このように、本実施例によれば、光検出器による検出光学系を2つ設け、それぞれの検出光学系が光検出器上での光スポットの強度分布のバランス崩れをキャンセルするように働くようにする。これにより、任意の形状の被検物に対してその高さを高精度に検出可能な光学式高さ計測用モジュールを提供することができる。
以上実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施例では、偏光ビームスプリッタを使用した光学系にて説明したが、ハーフビームスプリッタであっても有効である。また、検出光学系として非点収差法について説明したが、他のFE信号検出方式、例えばナイフエッジ方式等であっても有効である。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1、51:レーザ光源、2:1/2λ板、3:偏光ビームスプリッタ、53:ビームスプリッタ、4:1/4λ板、5、52:コリメートレンズ、6、40、55:対物レンズ、7:被検物、8:フロントモニタ、9、60:ハーフビームスプリッタ、10、12、25、58、61:シリンドリカルレンズ、11、13、59、62:4分割光検出器、30:光検出器、31:平面、32:曲面

Claims (5)

  1. 被検物の高さを光学的に計測する光学式高さ計測用光モジュールであって、
    前記被検物に光ビームを照射するレーザ光源と対物レンズを有する照射光学系と、
    前記被検物から反射された反射光を検出する分割された光検出器をそれぞれ有する2つの検出光学系と、
    該2つの検出光学系に前記反射光を導く光分割素子を備え、
    該光分割素子を透過した光と反射した光をそれぞれ前記2つの検出光学系に導き、前記透過した光と反射した光の前記2つの検出光学系における強度分布が線対称に反転していることを特徴とする光学式高さ計測用光モジュール。
  2. 請求項1に記載の光学式高さ計測用光モジュールであって、
    前記2つの検出光学系は非点収差を利用したフォーカスエラー信号を検出することを特徴とする光学式高さ計測用光モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の光学式高さ計測用光モジュールであって、
    前記分割された光検出器は各受光素子形状が四角形状であり少なくとも4分割以上であることを特徴とする光学式高さ計測用光モジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光学式高さ計測用光モジュールであって、
    前記光分割素子はハーフビームスプリッタであることを特徴とする光学式高さ計測用光モジュール。
  5. 請求項1に記載の光学式高さ計測用光モジュールであって、
    前記2つの検出光学系はそれぞれシリンドリカルレンズと4分割光検出器を有し、非点収差を利用したフォーカスエラー信号を4分割光検出器の和信号で正規化したそれぞれの値を加算することで高さ信号を検出することを特徴とする光学式高さ計測用光モジュール。
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