JP2019166744A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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【課題】精度の高い障害発生の予期に基づいて、データの保存先を切り替えること。【解決手段】情報処理装置は、ネットワークを介してサーバと接続され、自装置の地理的位置情報を取得する位置情報取得部と、前記サーバから、地理的位置に関連付けられる落雷確率を含む天気情報を取得する天気情報取得部と、前記地理的位置情報に基づいて、前記天気情報から落雷確率を抽出する落雷確率抽出部と、停電を検知し、停電の発生日時及び停電の発生回数を示す情報を含む停電統計情報を記録する停電履歴記録部と、前記抽出された落雷確率及び前記停電統計情報に基づいて、停電確率を算出する停電確率算出部と、前記算出された停電確率に基づいて、データの保存先を切り替えるデータ保存先決定部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、処理データを不揮発性メモリ、例えばNVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)、eMMC(embedded Multi Media Card)、SSD(Solid State Drive)等に保存することで、画像形成装置本体の電源をOFF/ONした場合でもデータを損なわないように保持する技術が既に知られている。一方、不揮発性メモリへのデータの読み書きは処理時間が揮発性メモリに比べて長いこと、書き込み回数の上限があること等の理由から、常時不揮発性メモリを使用することはできない。そのため、保存の必要性があり、アクセス回数も少なくて済むデータ、例えば初期設定値又はアドレス帳データ等以外は、揮発性メモリを用いて処理する技術が既に知られている。
また、天気情報データから電源装置設置箇所の雷予報の有無を判別し、雷予報を取得したとき、直送回路給電からバッテリ給電方式に切り替える技術が既に知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、天気情報データのみに基づいた給電方式の切り替えは、障害発生の予期において精度が不足していた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、精度の高い障害発生の予期に基づいて、データの保存先を切り替えることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、ネットワークを介してサーバと接続され、自装置の地理的位置情報を取得する位置情報取得部と、前記サーバから、地理的位置に関連付けられる落雷確率を含む天気情報を取得する天気情報取得部と、前記地理的位置情報に基づいて、前記天気情報から落雷確率を抽出する落雷確率抽出部と、停電を検知し、停電の発生日時及び停電の発生回数を示す情報を含む停電統計情報を記録する停電履歴記録部と、前記抽出された落雷確率及び前記停電統計情報に基づいて、停電確率を算出する停電確率算出部と、前記算出された停電確率に基づいて、データの保存先を切り替えるデータ保存先決定部とを有する。
精度の高い障害発生の予期に基づいて、データの保存先を切り替えることができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムの例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置1のソフトウェア構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるデータ保存先切り替え処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるデータ保存先切り替え処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システムは、画像形成装置1、ネットワーク2及び天気情報提供サーバ3を有する。
画像形成装置1は、画像処理機能および通信機能を有する情報処理装置であり、例えば、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)、ファクシミリ、スキャナ、又はプリンタである。図1に示される画像形成装置1は、例えば、ファクシミリ、スキャナ及びプリンタ機能を有するMFPであってもよいし、プリンタであってもよい。
ネットワーク2は、画像形成装置1及び天気情報提供サーバ3が接続されるネットワークである。例えば、ネットワーク2は、インターネットを一部に含むネットワークであってもよい。画像形成装置1は、ネットワーク2を介して天気情報提供サーバ3と通信を行う。
天気情報提供サーバ3は、天気情報を画像形成装置1に提供する情報処理装置である。天気情報は、落雷予報データを含む。また、天気情報は、位置情報と関連付けられている。すなわち、特定の位置に対応する天気情報を天気情報提供サーバ3から画像形成装置1は取得することができる。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図2に示されるように、画像形成装置1は、コントローラ20と、プロッタ32、操作部33及びスキャナ34とがそれぞれのインタフェースを介して接続された構成を有する。コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、NVRAM(Non Volatile RAM)24、HDD(Hard Disk Drive)25、ネットワークI/F26、エンジンI/F27、パネルI/F28、スキャナI/F29、FCU(Facsimile Control Unit)30及びメディアI/F31を有し、バス35を介して各装置が接続されている。
コントローラ20は、画像形成装置1全体を制御し、印刷、通信、ユーザインタフェースからの入力を制御及び処理するコントローラである。プロッタ32は、用紙に画像を印刷する。操作部33は、印刷条件の設定等に係るユーザの入力を取得し、画像形成装置1の状態等を表示する。スキャナ34は、圧板又はDF(Document Feeder)によって原稿をスキャンする。
CPU21は、ROM22に格納されるプログラムを実行してコントローラ20の制御を行う。ROM22は、コントローラ20を制御するために必要なプログラム及びデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAM23は、CPU21がプログラムを実行するときに使用する揮発性の記憶装置である。NVRAM24は、電源断時であっても保持する必要があるデータを格納するための不揮発性の記憶装置である。HDD25は、描画した画像のデータ又は受信した印刷データ等を保存するための不揮発性の記憶装置である。
ネットワークI/F26は、印刷データの送信元PC(Personal Computer)、天気情報提供サーバ3等と通信を行うためのインタフェースである。エンジンI/F27は、コントローラ20からプロッタ32を制御するインタフェースである。パネルI/F28は、コントローラ20から操作部33を制御するインタフェースである。スキャナI/F29は、コントローラ20からスキャナ34を制御するインタフェースである。FCU30は、ファクシミリ機能を実現する装置である。メディアI/F31は、記録メディア36に対するデータの読み取り又は書き込みを制御するインタフェースである。
図3は、本発明の実施の形態における画像形成装置1のソフトウェア構成の例を示すブロック図である。図3に示されるように、画像形成装置1は、位置情報取得部101、天気情報取得部102、落雷確率抽出部103、停電確率算出部104、停電履歴記録部105、データ保存先決定部106及びネットワークインタフェース107を有する。これら各機能部は、CPU21がROM22又はHDD25等に格納されたプログラムを実行することで実現される。
位置情報取得部101は、画像形成装置1が設置された位置を取得する。画像形成装置1が設置された位置は、設置の際サービスマンによって登録されてもよいし、ユーザによって操作部33から入力されてもよい。また、画像形成装置1が設置された位置は、GNSS(Global Navigation Satellite System)の測位によって取得されてもよいし、他の装置からネットワークインタフェース107を経由した通信によって入手されてもよい。取得された位置情報は、RAM23又はNVRAM24に格納される。
天気情報取得部102は、ネットワークインタフェース107を用いてネットワーク2を介して天気情報提供サーバ3から天気情報を取得する。取得された天気情報は、RAM23又はNVRAM24に格納される。
落雷確率抽出部103は、天気情報取得部102によって取得された天気情報と、位置情報取得部101によって取得された位置情報とから、落雷確率を抽出する。すなわち、当該位置情報に対応する天気情報に含まれる落雷予報データから、落雷確率を抽出する。当該位置情報に対応する天気情報が存在しない場合、最も近い位置に対応する天気情報を使用する。あるいは、いずれの位置の天気情報を使用するか、予めサービスマン又はユーザが指定してもよい。
停電履歴記録部105は、画像形成装置1に供給される電源の停電又は瞬断が発生した場合、停電又は瞬断が発生した日時及び発生回数を記録する。図示しないが、停電履歴記録部105は、停電検知部1051、停電情報記録部1052及び停電統計情報管理部1053を有する。停電情報記録部1052は、停電又は瞬断が発生した日時を取得して停電統計情報管理部1053に保存させる。停電履歴記録部105は、所定の期間の瞬断の記録から、停電統計情報を作成又は更新する。なお、停電又は瞬断の発生について、停電検知部1051は、供給される電源電圧を監視しており、所定の閾値以下に電圧が低下したとき、停電又は瞬断が発生したと判定する。なお、停電履歴記録部105は、停電又は瞬断が発生したと判定された時点の落雷確率を落雷確率抽出部103から取得して、停電又は瞬断が発生した日時及び発生回数と関連付けて記録してもよい。
停電確率算出部104は、停電統計情報及び落雷確率に基づいて、停電確率を算出する。停電統計情報に応じて、落雷確率は重み付けされてもよい。
例えば、ある落雷確率が、停電統計情報において停電又は瞬断の回数が多い落雷確率の範囲であった場合、停電確率を高く算出する補正を行ってもよいし、ある落雷確率が、停電統計情報において停電又は瞬断の回数が少ない落雷確率の範囲であった場合、停電確率を低く算出する補正を行ってもよい。
また、例えば、特定の月における停電確率を算出する場合、過去数年間に記録された停電又は瞬断の回数から算出される特定の月1か月間における停電又は瞬断の平均回数が、所定の回数以上である場合、停電確率を高く算出する補正を行ってもよいし、所定の回数以下である場合、停電確率を低く算出する補正を行ってもよい。例えば、停電統計情報から過去3年間の月別の停電又は瞬断の回数を取得し、当該回数が多い月の停電確率を算出する場合には、1.1倍の補正を落雷確率に行ったものを停電確率の算出に使用する。
また、例えば、所定の期間に記録された停電又は瞬断の回数が、所定の回数以上である場合、停電確率を高くしてもよいし、所定の回数以下である場合、算出される停電確率を低くしてもよい。所定の期間は、例えば、1か月であってもよいし、半年であってもよい。例えば、停電統計情報から過去半年の停電又は瞬断の回数を取得し、当該回数が5回以上の場合には、1.2倍、5回未満2回以上の場合には1.1倍、2回未満の場合には1.0倍の補正を落雷確率に行ったものを停電確率の算出に使用する。
データ保存先決定部106は、停電確率算出部104によって算出された停電確率に基づいて、データ保存先を決定する。
図4は、本発明の実施の形態におけるデータ保存先切り替え処理を説明するためのシーケンス図である。ステップS101からステップS106は、データ保存先切り替え処理の事前準備として行われる処理又はループ処理である。
ステップS101において、位置情報取得部101は、位置情報の更新を行う。ステップS101は、他のステップとは独立して実行され、所定の期間ごとに繰り返されてもよい。図3で説明したように位置情報取得部101は、画像形成装置1が設置された位置を取得する。画像形成装置1が設置された位置は、設置の際サービスマンによって登録されてもよいし、ユーザによって操作部33から入力されてもよいし、GNSSの測位によって取得されてもよいし、他の装置からネットワークインタフェース107を経由した通信によって入手されてもよい。
ステップS102において、天気情報取得部102は、ネットワーク2を介して天気情報提供サーバ3から天気情報を取得して、天気情報の更新を行う。ステップS102は、他のステップとは独立して実行され、所定の期間ごとに繰り返されてもよい。
ステップS103において、停電検知部1051は、画像形成装置1に供給される電源の停電を検知し、停電発生通知を停電情報記録部1052に送信する。続いて、停電情報記録部1052は、日時取得を行い(S104)、停電の発生日時通知を停電統計情報管理部1053に送信する(S105)。停電統計情報管理部1053は、受信した停電の発生日時通知及び所定の期間の停電回数を記憶装置、すなわちRAM23、NVRAM24又はHDD25に記憶させる。停電回数をカウントする所定の期間は、1日間であってもよいし、半日又は数時間等であってもよい。なお図示しないが、停電統計情報管理部1053は、停電又は瞬断が発生したと判定された時点の落雷確率を落雷確率抽出部103から取得して、停電又は瞬断が発生した日時及び発生回数と関連付けて記録してもよい。ステップS103からステップS106は、他のステップとは独立して実行され、停電が発生するごとに繰り返されてもよい。
ステップS201からステップS207は、ステップS101からステップS106までで実行されたデータ保存先切り替え処理の事前準備の後に、データ保存先切り替え処理を行うシーケンスである。
ステップS201において、データ保存先決定部106は、停電確率取得要求を停電確率算出部104に送信する。続いて、停電確率算出部104は、落雷確率取得要求を落雷確率抽出部103に送信する(S202)。続いて、落雷確率抽出部103は、位置情報取得要求を位置情報取得部101に送信する(S203)。続いて、破線で示されるように、位置情報取得部101から、落雷確率抽出部103に位置情報を含む応答が送信される。
ステップS204において、落雷確率抽出部103は、天気情報取得要求を天気情報取得部102に送信する。続いて、破線で示されるように、天気情報取得部102から、落雷確率抽出部103に天気情報を含む応答が送信される。落雷確率抽出部103は、取得した位置情報及び天気情報に基づいて、落雷確率を抽出する。続いて、破線で示されるように、落雷確率抽出部103から、停電確率算出部104に落雷確率を含む応答が送信される。
ステップS205において、停電確率算出部104は、停電統計情報取得要求を停電統計情報管理部1053に送信する。続いて、破線で示されるように、停電統計情報管理部1053から、停電確率算出部104に停電統計情報を含む応答が送信される。
ステップS206において、停電確率算出部104は、取得した落雷確率と停電統計情報とに基づいて、停電確率を算出する。続いて、破線で示されるように、停電確率算出部104から、データ保存先決定部106に停電確率を含む応答が送信される。
ステップS207において、データ保存先決定部106は、取得したされた停電確率に基づいて、データ保存先を決定する。表1は、停電確率とデータ保存先との対応を示す表である。
Figure 2019166744
表1に示されるように、停電確率が「高」である場合、データ保存先として揮発性メモリは使用せず、不揮発性メモリに全データを保存する。停電確率が「高」であるとは、例えば、停電確率が70%から100%の確率であることに対応する。
また、表1に示されるように、停電確率が「中」である場合、非重要データは揮発性メモリに、重要データは不揮発性メモリに保存される。停電確率が「中」であるとは、例えば、停電確率が30%から70%の確率であることに対応する。
また、表1に示されるように、停電確率が「低」である場合、データ保存先として不揮発性メモリは使用せず、揮発性メモリに全データを保存する。停電確率が「低」であるとは、例えば、停電確率が0%から30%の確率であることに対応する。
なお、停電確率「高」「中」「低」を規定するパーセント値は例であり、適宜変更されてもよい。例えば、停電確率「高」は50%から100%、停電確率「中」は25%から50%、停電確率「低」は0%から25%であってもよい。表1に基づいたデータ保存先決定部106が実行する処理を図5で説明する。
なお、全データは、画像形成装置1が有するデータの一部であって、重要データ及び非重要データから構成される。すなわち、全データは、重要データと非重要データとに分類される。ユーザは、あるデータが重要データ又は非重要データに分類されるかを決定して、データ保存先決定部106に当該データの分類を示す情報を登録してもよい。また、画像形成装置1は、ユーザが任意の種別のデータを、重要データ又は非重要データとして分類して登録するためのデータ種別登録部を操作部33によって実現してもよい。また、データ種別登録部は、予め定められたデータ種別をプルダウン方式でユーザが選択することで、あるデータを重要データ又は非重要データとして分類してもよい。
なお、画像形成装置1は、停電後に電源が復帰した時点で、保存されたデータを使用して処理を継続するか否かをユーザが選択するデータ復旧選択部を操作部33によって実現してもよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるデータ保存先切り替え処理を説明するためのフローチャートである。図5において、ステップS207の処理の詳細を説明する。
ステップS301において、データ保存先決定部106は、停電確率が「高」であるか否かを判定する。停電確率が「高」である場合、ステップS302に進み(ステップS301のYES)、停電確率が「高」でない場合、ステップS303に進む(ステップS301のNO)。ステップS302において、データ保存先決定部106は、全データの保存先を不揮発性メモリすなわちNVRAM24又はHDD25に変更して、フローを終了する。
ステップS303において、データ保存先決定部106は、停電確率が「中」であるか否かを判定する。停電確率が「中」である場合、ステップS304に進み(ステップS303のYES)、停電確率が「中」でない場合、ステップS306に進む(ステップS302のNO)。ステップS304において、データ保存先決定部106は、重要データの保存先を不揮発性メモリすなわちNVRAM24又はHDD25に変更する。続いて、非重要データの保存先を揮発性メモリすなわちRAM23に変更して(S305)、フローを終了する。
ステップS306において、データ保存先決定部106は、停電確率が「低」であるか否かを判定する。停電確率が「低」である場合、ステップS307に進み(ステップS306のYES)、停電確率が「低」でない場合、フローを終了する(ステップS306のNO)。ステップS307において、データ保存先決定部106は、全データの保存先を揮発性メモリすなわちRAM23に変更して、フローを終了する。
上述のように、本発明の実施の形態によれば、画像形成装置1は、天気情報を天気情報提供サーバ3から取得して自装置が設置された位置に基づく落雷確率を抽出し、停電した日時及び回数を停電統計情報として記録する。画像形成装置1は、落雷確率及び停電統計情報に基づいて、停電確率を算出し、当該停電確率に応じてデータの保存先を変更することができる。
すなわち、精度の高い障害発生の予期に基づいて、データの保存先を切り替えることができる。
なお、本発明の実施の形態において、画像形成装置1は、情報処理装置の一例である。位置情報は、地理的位置情報の一例である。停電確率「高」は、第1の範囲の一例である。停電確率「中」は、第2の範囲の一例である。停電確率「低」は、第3の範囲の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3 天気情報提供サーバ
20 コントローラ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 NVRAM
25 HDD
26 ネットワークI/F
27 エンジンI/F
28 パネルI/F
29 スキャナI/F
30 FCU
31 メディアI/F
32 プロッタ
33 操作部
34 スキャナ
35 バス
36 記録メディア
101 位置情報取得部
102 天気情報取得部
103 落雷確率抽出部
104 停電確率算出部
105 停電履歴記録部
106 データ保存先決定部
107 ネットワークインタフェース
1051 停電検知部
1052 停電情報記録部
1053 停電統計情報管理部
特開2011−160500号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介してサーバと接続される情報処理装置であって、
    自装置の地理的位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記サーバから、地理的位置に関連付けられる落雷確率を含む天気情報を取得する天気情報取得部と、
    前記地理的位置情報に基づいて、前記天気情報から落雷確率を抽出する落雷確率抽出部と、
    停電を検知し、停電の発生日時及び停電の発生回数を示す情報を含む停電統計情報を記録する停電履歴記録部と、
    前記抽出された落雷確率及び前記停電統計情報に基づいて、停電確率を算出する停電確率算出部と、
    前記算出された停電確率に基づいて、データの保存先を切り替えるデータ保存先決定部とを有する情報処理装置。
  2. 前記データ保存先決定部は、
    保存される全データを重要データ又は非重要データに分類する情報を有し、
    前記停電確率が、第1の範囲である場合、全データを不揮発性メモリに記憶させ、
    前記停電確率が、第2の範囲である場合、重要データを不揮発性メモリに記憶させ、かつ非重要データを揮発性メモリに記憶させ、
    前記停電確率が、第3の範囲である場合、全データを揮発性メモリに記憶させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. ユーザが前記分類する情報を前記データ保存先決定部に登録するためのデータ種別登録部をさらに有する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記データ種別登録部は、ユーザがプルダウン方式で前記分類する情報を選択する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 停電後に電源が復帰したとき、前記データ保存先決定部が記憶させたデータを使用して処理を継続するか否かをユーザが選択するためのデータ復旧選択部を有する請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記停電統計情報に含まれる所定の期間における停電の発生回数に基づいて、停電確率を算出する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の期間における停電の発生回数が所定の回数以上である場合、停電確率を高く算出する補正を行い、前記所定の期間における停電の発生回数が所定の回数以下である場合、停電確率を低く算出する補正を行う請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の期間は、過去半年間である請求項7記載の情報処理装置。
  9. 特定の月における停電確率を算出する場合、過去複数年間において記録された停電の発生回数から算出される前記特定の月1か月間における停電の平均発生回数が、所定の回数以上である場合、停電確率を高く算出する補正を行い、前記停電の平均発生回数が、所定の回数以下である場合、停電確率を低く算出する補正を行う請求項6記載の情報処理装置。
  10. ネットワークを介してサーバと接続される情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    自装置の地理的位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記サーバから、地理的位置に関連付けられる落雷確率を含む天気情報を取得する天気情報取得手順と、
    前記地理的位置情報に基づいて、前記天気情報から落雷確率を抽出する落雷確率抽出手順と、
    停電を検知し、停電の発生日時及び停電の発生回数を示す情報を含む停電統計情報を記録する停電履歴記録手順と、
    前記抽出された落雷確率及び前記停電統計情報に基づいて、停電確率を算出する停電確率算出手順と、
    前記算出された停電確率に基づいて、データの保存先を切り替えるデータ保存先決定手順とを実行する情報処理方法。
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