JP2019165340A - 画像読取装置、画像形成装置および異常検出方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置および異常検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適切なタイミングでセンサのキャリブレーションやセンサの交換を実行可能とする。【解決手段】調整チャートの第1領域に第1光源で光を照射し、その反射光を受光して光電変換する第1受光部を有する第1センサと、調整チャートの第2領域に第2光源で光を照射し、その反射光を受光して光電変換する第2受光部を有する第2センサと、第1領域と第2領域の重複する部分における第1色成分と第2色成分をそれぞれ第1センサ及び第2センサで読みとった読取値である第1読取値、第2読取値、第3読取値、第4読取値に基づいて、第1センサおよび第2センサの異常を検出する検出部と、を備えた画像読取装置であって、第1色成分は、第1センサおよび第2センサの劣化による読取値の変動が大きい色成分であり、第2色成分は、第1センサおよび第2センサの劣化による読取値の変動が小さい色成分であることを特徴とする。【選択図】図12

Description

本発明は、画像読取装置、画像形成装置および異常検出方法に関する。
ラインヘッドを用いたインクジェット画像形成装置では、各ヘッドから吐出されるインクのムラを補正するために、テストプリントした調整チャートをセンサによって読み取り、当該読み取った調整チャートの濃度に基づいて、印刷する画像の濃度等を補正する。ところで、インクジェット画像形成装置では、インクを吐出するヘッドとしてラインヘッドを用いた場合、当該ラインヘッドが大きいサイズであることが多く、ラインヘッドのサイズに対応するために、複数のセンサを主走査方向に並べ、各センサにより読み取った調整チャートを画像処理によって結合させる技術が開発されている。
しかしながら、複数のセンサによってテストプリントした画像を読み取る場合、センサ毎に、当該センサが有する光源や受光部の劣化状態が異なる。そのため、複数のセンサの読取領域の重複部分等の読取結果が、センサ毎に異なってしまい、印刷する画像の濃度等を正確に補正できない状態になり、その状態で初めてセンサのキャリブレーションを行ったり、センサを有するスキャナの交換が行われたりしている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なタイミングでセンサのキャリブレーションやセンサの交換を実行可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、調整チャートに光を照射する第1光源と、調整チャートの第1領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第1受光部と、を有する第1センサと、調整チャートに光を照射する第2光源と、調整チャートの第1領域と重複する重複部分を含む第2領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第2受光部と、を有する第2センサと、第1受光部により光電変換された読取値のうち重複部分の第1色成分の第1読取値、第2受光部により光電変換された読取値のうち重複部分の第1色成分の第2読取値、第1受光部により光電変換された読取値のうち重複部分の第2色成分の第3読取値、および第2受光部により光電変換された読取値のうち重複部分の第2色成分の第4読取値に基づいて、第1センサおよび第2センサの異常を検出する検出部と、を備え、第1色成分は、第1センサおよび前記第2センサの劣化による読取値の変動が大きい色成分であり、第2色成分は、第1センサおよび第2センサの劣化による読取値の変動が小さい色成分であることを特徴とする。
本発明によれば、適切なタイミングでセンサのキャリブレーションやセンサの交換を実行できる、という効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の構成の一例を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する作像ユニットの構成の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するラインヘッド内のインクジェットヘッドの配置例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機において濃度均一化処理を行わなかった場合に調整チャートに発生する濃度のムラの一例を示す図である。 図5は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサの構成の一例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサの内部構成の一例を示す図である。 図7は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する受光部のカラーフィルタの劣化特性の一例を示す図である。 図8は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の機能構成の一例を示す図である。 図9は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機により形成するイエローの調整チャートの反射率の一例を示す図である。 図10は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサのカラーフィルタの透過率の一例を示す図である。 図11は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機により形成される調整チャートの一例を示す図である。 図12は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機におけるインラインセンサの異常の検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、画像読取装置、画像形成装置、および異常検出方法を適用したラインヘッド型印刷機の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機は、作像ユニット101、先塗ユニット102、給紙ユニット103、乾燥・冷却ユニット104、反転ユニット105、および排紙ユニット106を有する。
給紙ユニット103は、用紙等の記録媒体を後述する作像ユニット101等に搬送する。先塗ユニット102は、記録媒体の種類によってインクが定着し難い場合があるため、インクを定着し易くするための先塗液を記録媒体に塗布する。作像ユニット101(画像形成部の一例)は、記録媒体をドラムに巻き付け、当該ドラムに巻き付けられた記録媒体に対してラインヘッドによって画像を形成する。
乾燥・冷却ユニット104は、作像ユニット101に形成された画像を乾燥させ、当該画像を記録媒体に定着させる。反転ユニット105は、記録媒体の裏面にも画像を形成する場合に、乾燥・冷却ユニット104から搬出された記録媒体を、スイッチバックさせた後、再度、作像ユニット101に搬送する。排紙ユニット106は、乾燥・冷却ユニット104により画像が定着された記録媒体をスタックする。本実施の形態では、ラインヘッド型印刷機によって、カット紙に画像を形成する例について説明するが、これに限定するものではなく、ロール紙に対しても同様にして画像を形成可能である。
図2は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する作像ユニットの構成の一例を示す図である。図2において、x軸方向が主走査方向であり、y軸方向が副走査方向であり、z軸方向が作像ユニット101の上下方向であるものとする。図2に示すように、作像ユニット101は、ドラム201、入口シリンダ202、出口シリンダ203、ラインヘッド204、およびインラインセンサ205を有する。ドラム201、入口シリンダ202、および出口シリンダ203は、同期して、所定速度で回転し、作像ユニット101内に搬送される記録媒体Pを搬送する。記録媒体Pは、入口シリンダ202、ドラム201、出口シリンダ203の順に咥え替えを行いながら、作像ユニット101内を搬送される。
ドラム201は、記録媒体Pをその表面に吸着させて搬送する吸着搬送を行う。各色のラインヘッド204は、ドラム201の回転方向に沿って配置され、ドラム201の表面に吸着された記録媒体Pに画像を形成する。本実施の形態では、K,C,M,Yを含む6色のラインヘッド204が、ドラム201の回転方向に沿って配置されている。インラインセンサ205は、ラインヘッド204により記録媒体Pに形成された画像を読み取る。出口シリンダ203は、ドラム201から記録媒体Pを剥離させて、当該記録媒体Pを乾燥・冷却ユニット104へ排出する。
図3は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するラインヘッド内のインクジェットヘッドの配置例を示す図である。図3において、x軸方向が主走査方向であり、y軸方向が副走査方向であるものとする。各色のラインヘッド204は、x軸方向に向かって千鳥状に配置された複数のインクジェットヘッド204aを有する。これにより、ラインヘッド204をx軸方向に移動させることなく、記録媒体Pの主走査方向へ画像を形成することができるので、記録媒体Pへの画像の形成の高速化に対応可能としている。
ただし、複数のインクジェットヘッド204aは、x軸方向に向かって千鳥状に配置されているため、y軸方向への物理的な位置がずれて配置されている。そのため、y軸方向への物理的な位置が異なるインクジェットヘッド204aは、y軸方向において記録媒体Pに画像を形成する位置が一致するように、記録媒体Pに画像を形成するタイミング(言い換えると、記録媒体Pにインクを吐出するタイミング)がずれる。また、複数のインクジェットヘッド204aは、x軸方向において記録媒体Pに画像を形成する位置がオーバーラップするように配置されている。そのため、ラインヘッド型印刷機は、x軸方向において複数のインクジェットヘッド204aによりオーバーラップして画像が形成される位置に濃度のムラが発生する。さらに、インクジェットヘッド204aは、当該インクジェットヘッド204aが有するインクのノズル単位でも、その製造のばらつきがあり、ノズルからのインクの吐出特性に差異が生じる。そのため、同じインクジェットヘッド204aによって記録媒体Pに形成した画像内でも、その濃度にムラが発生することがある。そこで、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機では、記録媒体Pに形成される画像全体の濃度のムラを補正する濃度均一化処理を実行する。
図4は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機において濃度均一化処理を行わなかった場合に調整チャートに発生する濃度のムラの一例を示す図である。インクジェットヘッド204aには、インクの吐出特性にバラつきがある。そのため、同じ条件でインクジェットヘッド204aを駆動させても、x軸方向において複数のインクジェットヘッド204aによりオーバーラップして調整チャートが形成される位置に濃度のムラが生じる。そこで、ラインヘッド型印刷機では、x軸方向において記録媒体Pに形成される画像全体の濃度のムラを補正する濃度均一化処理を実行する。
本実施の形態では、ラインヘッド型印刷機は、ラインヘッド204を制御して、図4に示すように、記録媒体Pに対して、予め設定された調整チャート(例えば、予め設定された複数の階調の画像)を形成する。次いで、ラインヘッド型印刷機は、インラインセンサ205を制御して、記録媒体Pに形成された調整チャートを読み取る。そして、ラインヘッド型印刷機は、調整チャートの読取結果に基づいて、x軸方向における調整チャートの濃度のムラを検出し、検出した濃度のムラに基づいて、x軸方向における画像の濃度が一定になるように、インクジェットヘッド204aからのインクの吐出を制御する。
図5は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサの構成の一例を示す図である。ラインヘッド204が、x軸方向への長さが大きい記録媒体(例えば、A2以上の用紙幅の記録媒体)に画像を形成可能なサイズである場合、インラインセンサ205も、x軸方向への長さが大きい記録媒体Pに形成される調整チャートを読取可能なサイズである必要がある。そのため、ラインヘッド型印刷機は、図5に示すように、x軸方向に向かって複数のインラインセンサ205を並べて配置することにより、x軸方向への長さが長い記録媒体Pに形成される調整チャートも読取可能としている。また、複数のインラインセンサ205は、x軸方向に向かって、千鳥状に配置されている。そのため、複数のインラインセンサ205は、y軸方向における位置がずれている。
図6は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサの内部構成の一例を示す図である。図6において、x軸方向が主走査方向であり、y軸方向が副走査方向であるものとする。図6に示すように、インラインセンサ205は、光源601、導光体602、レンズ603、および受光部604を有する。
光源601は、記録媒体Pに形成される調整チャートに光を照射する。本実施の形態では、光源601は、x軸方向に向かってアレイ状に配置された複数の白色のLED(Light Emitting Diode)を有する。導光体602は、光源601から発射される光を記録媒体Pに対して均一に照射する。レンズ603は、記録媒体Pの調整チャートにおいて反射した光を集光する。受光部604は、記録媒体Pの調整チャートで反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する。
また、一方のインラインセンサ205の受光部604と他方のインラインセンサ205の受光部604は、記録媒体Pの調整チャートにおいて、反射した光を受光する領域の一部(以下、重複部分と言う)が重複するものとする。言い換えると、一方のインラインセンサ205の受光部604と他方のインラインセンサ205の受光部604は、記録媒体Pの調整チャートにおいて、その読取領域に重複部分を有する。
本実施の形態では、受光部604は、主走査方向にアレイ状に配置された複数のフォトセンサを有する。例えば、受光部604は、1ピクセル内に、主走査方向に向かって配置された3つのフォトセンサを有する。そして、当該3つのフォトセンサは、赤(R)、緑(G)、および青(B)のカラーフィルタのうち、互いに異なるカラーフィルタを介して、記録媒体Pの調整チャートで反射した光を受光する。これにより、受光部604は、3つのフォトセンサを用いて、記録媒体Pの調整チャートで反射した光を、RGBの読取値に光電変換する。
受光部604により光電変換されたRGBの読取値(言い換えると、インラインセンサ205により読み取ったRGBの読取値)は、デバイス固有の色空間(RGB色空間)により表されるため、マトリクス演算によって、sRGB色空間等の規格化された色空間の読取値に変換する必要がある。具体的には、ラインヘッド型印刷機は、下記の式(1)に示す行列Aの演算を行うことによって、インラインセンサ205により読み取ったRGBの読取値を、規格化された色空間の読取値(以下、R´G´B´の読取値と言う)に変換する。その際、ラインヘッド型印刷機は、インラインセンサ205毎に異なる行列Aを用いて、インラインセンサ205により読み取ったRGBの読取値を、R´G´B´の読取値に変換する。
本実施の形態では、ラインヘッド型印刷機は、当該ラインヘッド型印刷機が工場から出荷される際や市場においてインラインセンサ205が交換される際に、式(1)に示す行列Aを求める。例えば、ラインヘッド型印刷機は、真のR´G´B´の読取値を算出済みの数十〜数百種類のチャートをインラインセンサ205によって読み取って得られるRGBの読取値を取得する。そして、ラインヘッド型印刷機は、取得したRGBの読取値と真のR´G´B´の読取値とを比較し、取得したRGBの読取値が真のR´G´B´の読取値に近づく行列Aを重回帰分析により算出する。その後、ラインヘッド型印刷機は、算出した行列Aを記憶する。ラインヘッド型印刷機は、真のR´G´B´の読取値を算出済みのチャート(所謂、キャリブレーションシート)を、自機内に収納しておき、当該キャリブレーションシートをインラインセンサ205により読み取ることによって、市場においても、行列Aを更新可能となる。
図7は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する受光部のカラーフィルタの劣化特性の一例を示す図である。図7において、横軸は、受光部604が有するカラーフィルタを透過する光の波長を表し、縦軸は、当該カラーフィルタの光の透過率を表す。受光部604が有するカラーフィルタは、図7に示すように、経時劣化によって、光の透過率および透過する光の波長が変化する。カラーフィルタの光の透過率の変化は、記録媒体Pに形成される画像の濃度の検出結果に影響を与えるため、シェーディング補正や光源601から発射される光の光量調整等で、その変化を軽減できる。
しかし、カラーフィルタを透過した光の波長の変化は、色変動のため、シェーディング補正や光量調整等では、その変化を軽減することは難しい。そのため、カラーフィルタを透過した光の波長の変化を補正するためには、行列Aを求め直すか、またはインラインセンサ205を寿命として交換する必要がある。
また、複数のインラインセンサ205は、ラインヘッド型印刷機内での気流の影響で、一方のインラインセンサ205の熱劣化が激しい場合など、インラインセンサ205毎にその劣化の程度が異なる。そのため、複数のインラインセンサ205により読み取る重複部分のRGBの読取値の差分が、インラインセンサ205の劣化が進むに伴って、徐々に大きくなる。そこで、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機では、複数のインラインセンサ205それぞれの重複部分の読取値に基づいて、当該複数のインラインセンサ205の異常(例えば、劣化具合のバラつき)を検出する。これにより、インラインセンサ205の交換時期またはインラインセンサ205のキャリブレーションを行う時期を明確にできるので、濃度均一化処理を正確に実行できない状態にまでインラインセンサ205が劣化する前に、インラインセンサ205のキャリブレーションやスキャナの交換を行える。本実施の形態では、カラーフィルタが劣化した場合に、インラインセンサ205の異常を検出する例について説明するが、光源601が劣化した場合も、同様にして、インラインセンサ205の異常を検出することができる。また、本実施の形態では、ラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサ205の異常を検出する例について説明するが、電子写真方式の画像形成装置やシリアル型の液体吐出装置により形成される画像を読み取るインラインセンサの異常も、同様にして、検出することができる。
図8は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の機能構成の一例を示す図である。図8に示すように、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、補正部803、および読取部804を有する。読取部804は、複数のインラインセンサ205、A/D変換部804aを有する。A/D変換部804aは、インラインセンサ205により光電変換した読取値に対してA/D変換処理を実行する。
CPU801は、補正部803や読取部804の制御など、ラインヘッド型印刷機全体の制御を司る。ROM802は、CPU801によって実行される各種プログラムや各種情報(例えば、行列A)を記憶する。補正部803は、シェーディング補正、光源601の光量調整、インラインセンサ205の異常の検出等を実行する。
具体的には、補正部803は、遅延処理部805、シェーディング補正部806、色空間変換部807、結合部808、メモリ809、比較部810、および色変換調整部811を有する。遅延処理部805は、複数のインラインセンサ205がy軸方向にずれて配置されているため、フレームメモリを用いて、当該複数のインラインセンサ205の読取値の位置合せを行う。シェーディング補正部806は、黒補正および白補正を実行する。黒補正は、光源601から記録媒体Pに対して光を照射していない状態における読取値を、光源601から記録媒体Pに対して光を照射している状態における読取値から減算する。白補正は、白基準板の読取値に基づいて、x軸方向の読取値の濃度のバラつきを補正する。
色空間変換部807は、インラインセンサ205により読み取られた読取値(例えば、RGBの色空間の読取値)を、行列Aを用いて、sRGBの色空間など、規格化された色空間の読取値に変換する。結合部808は、複数のインラインセンサ205の読取値を結合して、1つの読取値を作成する。
メモリ809は、複数のインラインセンサ205により読み取られる読取値のうち、重複部分の少なくとも一部であるパッチ部分の読取値を一時的に記憶する。比較部810は、複数のインラインセンサ205により読み取られたパッチ部分の読取値に基づいて、複数のインラインセンサ205の異常を検出する。色変換調整部811は、色空間変換部807による色空間の変換が失敗した場合に、キャリブレーションシートをインラインセンサ205によって読み取ることによって、行列Aを再計算する。
図9は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機により形成するイエローの調整チャートの反射率の一例を示す図である。図9において、横軸は、イエローの調整チャートから反射する光の波長を表し、縦軸は、イエローの調整チャートから反射した光の分光反射率を表す。図10は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有するインラインセンサのカラーフィルタの透過率の一例を示す図である。図10において、横軸は、インラインセンサ205の受光部604により受光する光の波長を表し、縦軸は、インラインセンサ205の受光部604により受光する光のRGBそれぞれのカラーフィルタの透過率およびイエローのチャートから反射した光の反射率を表す。本実施の形態では、インラインセンサ205の読取値は、イエローのチャートの反射率と、インラインセンサ205のカラーフィルタの透過率との積の積分値とする。
図9および図10に示すように、イエローの調整チャートから反射した光の反射率は、その波長が480〜520nmで大きく変動する。また、インラインセンサ205が有するBのカラーフィルタの透過率も、480〜520nmの波長において大きく変動する。一方、インラインセンサ205が有するRのカラ―フィルタの透過率は、480〜520nmの波長においてほぼ0に近い。そのため、インラインセンサ205のRの読取値は、Rのカラーフィルタが劣化したとしても、480〜520nmの波長の光が入射された場合には、その変動が小さい。
そこで、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の比較部810は、インラインセンサ205の劣化による色成分毎の読取値の変動の差異を用いて、インラインセンサ205の異常(例えば、劣化の度合い)を検出する。ここでは、インラインセンサ205の劣化によるBの読取値とRの読取値の変動の差異を用いて、インラインセンサ205の異常を検出する例について説明するが、インラインセンサ205の劣化による読取値の変動が異なる色成分の読取値を用いるものであれば良く、例えば、Gの読取値とRの読取値の変動の差異を用いて、インラインセンサ205の異常を検出することも可能である。また、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機は、イエローの調整チャートを記録媒体に形成しているが、一方の色成分(例えば、B)のカラーフィルタの透過率が大きく変動する波長において、その反射率が変動する色成分(例えば、当該一方の色成分と補色の関係にある色成分)の調整チャートであれば、これに限定するものではない。
図11は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機により形成される調整チャートの一例を示す図である。比較部810(検出部の一例)は、一方のインラインセンサ205により読み取った重複部分1101のRGBの読取値(R1、G1、B1)と、他方のインラインセンサ205により読み取った重複部分1101のRGBの読取値(R2、G2、B2)と、を取得する。次いで、比較部810は、一方のインラインセンサ205のB(第1色成分の一例)の読取値(B1)、他方のインラインセンサ205のBの読取値(B2)、一方のインラインセンサ205のR(第2色成分の一例)の読取値(R1)、および他方のインラインセンサ205のRの読取値(R2)に基づいて、複数のインラインセンサ205の異常を検出する。これにより、インラインセンサ205の劣化によって、記録媒体Pに形成される画像全体の濃度のムラを調整する濃度均一化処理を正確に実行できなくなる前に、インラインセンサ205の異常を検出できるので、適切なタイミングでインラインセンサのキャリブレーションやインラインセンサの交換を実行できる。ここで、第1色成分は、インラインセンサ205の劣化による読取値の変動が大きい色成分である。第2色成分は、インラインセンサ205の劣化による読取値の変動が小さい色成分である。
また、比較部810は、読取値(R1)と読取値(R2)との比X(=R1/R2)、および読取値(B1)と読取値(B2)との比Y(=B1/B2)に基づいて、複数のインラインセンサ205の異常の種類を検出する。例えば、比較部810は、比Xおよび比Yが共に1に近い場合には、複数のインラインセンサ205は正常であることを検出する。また、比較部810は、比Xと比Yともに1に近くないが、比Xと比Yが等しい場合、インラインセンサ205の出力(すなわち、光源601から照射される光の光量)が減少していることを検出する。この場合、比較部810は、インラインセンサ205を制御して、光源601から発射される光の光量を調整する。
また、比較部810は、比Xと比Yが異なる場合、複数のインラインセンサ205のうち少なくとも1つの劣化を検出する。そして、比較部810は、インラインセンサ205のキャリブレーションを実行するか、またはインラインセンサ205の交換をユーザに対して通知する。ここでは、比較部810は、図11に示す調整チャートのうち1つの階調の重複部分1101の読取値を用いて、インラインセンサ205の異常を検出する例について説明したが、図11に示す調整チャートのうち複数の階調の重複部分1101の読取値の平均等に基づいて、インラインセンサ205の異常を検出することも可能である。
また、本実施の形態では、比較部810は、比Xと比Yに基づいて、インラインセンサ205の異常の種類を検出しているが、読取値(R1)と読取値(R2)の差分、および読取値(B1)と読取値(B2)の差分に基づいて、インラインセンサ205の異常の種類を検出しても良い。すなわち、比較部810は、読取値(R1)と読取値(R2)の比または差分である第1パラメータと、読取値(B1)と読取値(B2)の比または差分である第2パラメータを算出する。そして、比較部810は、同一種類の第1パラメータおよび第2パラメータに基づいて、インラインセンサ205の異常の種類を検出する。ただし、調整チャートがイエローのチャートである場合、読取値(B1,B2)が暗い値となり、読取値(R1,R2)が明るい値となる。そのため、読取値(B1)と読取値(B2)の差分に対して定数αを乗算して、読取値(R1)と読取値(R2)の差分と、読取値(B1)と読取値(B2)の差分のダイナミックレンジを揃えることが好ましい。
図12は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機におけるインラインセンサの異常の検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、複数のインラインセンサ205は、記録媒体Pに形成される調整チャートを読み取る(ステップS1201)。本実施の形態では、複数のインラインセンサ205は、イエローの調整チャートを読み取るものとするが、第1色成分のカラーフィルタの透過率が大きく変動する波長において反射率が変動する色成分のチャートであれば、これに限定するものではない。次いで、色空間変換部807は、インラインセンサ205により光電変換された調整チャートの読取値を、規格化された色空間の読取値に変換する色空間変換等の画像処理を実行する(ステップS1202)。
次に、比較部810は、複数のインラインセンサ205それぞれの調整チャートの読取値の中から、重複部分の読取値を取得する(ステップS1203)。また、比較部810は、一方のインラインセンサ205の第1色成分(例えば、B)の読取値と他方のインラインセンサ205の第1色成分の読取値との比X、および一方のインラインセンサ205の第2色成分(例えば、R)の読取値と他方のインラインセンサ205の第2色成分の読取値との比Yを算出する(ステップS1204)。
そして、比較部810は、比Xおよび比Yが共に、1を基準として所定値bの範囲内であるか否か(言い換えると、比Xおよび比Yが1に近いか否か)を判断する(ステップS1205)。比Xおよび比Yが共に、1を基準として所定値bの範囲内である場合(ステップS1205:Yes)、比較部810は、インラインセンサ205が正常であると判断する。
一方、比Xおよび比Yの少なくとも一方が1を基準として所定値bの範囲内にない場合(ステップS1205:No)、比較部810は、比Xと比Yの差分が所定値c以上であるか否か(言い換えると、比Xと比Yが等しいか否か)を判断する(ステップS1206)。比Xと比Yの差分が所定値cより小さい場合(ステップS1206:Yes)、比較部810(調整部の一例)は、インラインセンサ205を制御して、光源601から発射される光の光量を調整するか、またはシェーディング補正部806を制御してシェーディング補正を実行する(ステップS1207)。
一方、比Xと比Yの差分が所定値c以上である場合(ステップS1206:No)、比較部810(補正部の一例)は、インラインセンサ205のキャリブレーション等によって読取値を補正するか、またはインラインセンサ205の交換をユーザに対して通知する(ステップS1208)。
このように、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機によれば、インラインセンサ205の劣化によって、記録媒体Pに形成される画像全体の濃度のムラを調整する濃度均一化処理を正確に実行できなくなる前に、インラインセンサ205の異常を検出できるので、適切なタイミングでインラインセンサ205のキャリブレーションやインラインセンサの交換を実行できる。
なお、本実施の形態のラインヘッド型印刷機で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、本実施の形態のラインヘッド型印刷機で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態のラインヘッド型印刷機で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のラインヘッド型印刷機で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のラインヘッド型印刷機で実行されるプログラムは、上述した各部(遅延処理部805、シェーディング補正部806、色空間変換部807、結合部808、比較部810、色変換調整部811)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、遅延処理部805、シェーディング補正部806、色空間変換部807、結合部808、比較部810、色変換調整部811が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
101 作像ユニット
102 先塗ユニット
103 給紙ユニット
104 乾燥・冷却ユニット
105 反転ユニット
106 排紙ユニット
204 ラインヘッド
205 インラインセンサ
601 光源
604 受光部
801 CPU
802 ROM
803 補正部
804 読取部
805 遅延処理部
806 シェーディング補正部
807 色空間変換部
808 結合部
809 メモリ
810 比較部
811 色変換調整部
特開2012−4866号公報

Claims (7)

  1. 調整チャートに光を照射する第1光源と、当該調整チャートの第1領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第1受光部と、を有する第1センサと、
    前記調整チャートに光を照射する第2光源と、前記調整チャートの前記第1領域と重複する重複部分を含む第2領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第2受光部と、を有する第2センサと、
    前記第1受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の第1色成分の第1読取値、前記第2受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の前記第1色成分の第2読取値、前記第1受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の第2色成分の第3読取値、および前記第2受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の前記第2色成分の第4読取値に基づいて、前記第1センサおよび前記第2センサの異常を検出する検出部と、を備え、
    前記第1色成分は、前記第1センサおよび前記第2センサの劣化による前記読取値の変動が大きい色成分であり、
    前記第2色成分は、前記第1センサおよび前記第2センサの劣化による前記読取値の変動が小さい色成分である、画像読取装置。
  2. 前記検出部は、さらに、前記第1読取値と前記第2読取値との比または差分である第1パラメータ、および前記第3読取値と前記第4読取値との比または差分である第2パラメータを算出し、同一種類の前記第1パラメータおよび前記第2パラメータに基づいて、前記第1センサおよび前記第2センサの異常の種類を検出する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 同一種類の前記第1パラメータと前記第2パラメータとの差分が所定値以上である場合、前記読取値を補正する補正部をさらに備える請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 同一種類の前記第1パラメータと前記第2パラメータとの差分が前記所定値より小さい場合、前記第1光源および前記第2光源の少なくとも一方から記録媒体に照射される光の光量を調整する調整部をさらに備える請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記調整チャートは、前記第1色成分のカラーフィルタの透過率が大きく変動する波長において反射率が変動する色成分のチャートである請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
  7. 記録媒体に形成される調整チャートに光を照射する第1光源と、前記調整チャートの第1領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第1受光部と、を有する第1センサ、および前記調整チャートに光を照射する第2光源と、前記調整チャートの前記第1領域と重複する重複部分を含む第2領域で反射した光を受光しかつ当該受光した光を読取値に光電変換する第2受光部と、を有する第2センサの異常を検出する異常検出方法であって、
    前記第1受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の第1色成分の第1読取値、前記第2受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の前記第1色成分の第2読取値、前記第1受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の第2色成分の第3読取値、および前記第2受光部により光電変換された前記読取値のうち前記重複部分の前記第2色成分の第4読取値に基づいて、前記第1センサおよび前記第2センサの異常を検出し、
    前記第1色成分は、前記第1センサおよび前記第2センサの劣化による前記読取値の変動が大きい色成分であり、
    前記第2色成分は、前記第1センサおよび前記第2センサの劣化による前記読取値の変動が小さい色成分である、異常検出方法。
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