JP2019163704A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】三元触媒の過熱を抑制して触媒の劣化を抑制すると共に、作業を継続可能な作業車両を提供する。【解決手段】作業車両は、作業部を駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータを駆動するための作業油を吐出する油圧ポンプ50と、油圧ポンプ50を駆動するエンジン42と、エンジン42で発生する排ガスを排出する排気路42aに接続され排ガスを処理する三元触媒45と、三元触媒45の状態を表す状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)を取得する状態値取得部6(60,61,62)と、状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)が第1閾値(Th1,触媒用第1閾値Th1_c,酸素濃度用第1閾値Th1_o)を超えた場合に、エンジン42の単位時間あたりの回転数を低下させると共に、油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量を低下させた抑制運転を実行する運転制御部80と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、エンジンの排気ガスを処理する三元触媒を有する作業車両に関する。
バックホー、ホイルローダ等の作業車両は、特許文献1に示すように、作業部を駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータを駆動するための作業油を吐出する油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動するエンジンと、エンジンで発生する排ガスを排出する排気路に接続され排ガスを処理する三元触媒と、を有することが知られている。
特許文献2には、エンジンの運転中に三元触媒の温度が異常に上昇する場合があることが記載されている。特許文献2には、三元触媒の過熱による劣化を防止するために、三元触媒の温度を検出する温度センサを設け、温度センサにより検出される三元触媒の温度が異常閾値を超えると、エンジンの出力を下げる又はエンジンを停止するとの記載がある。
特開平6−320969号公報 特開2012−207576号公報
しかしながら、特許文献2に記載のように、エンジンを停止した場合、作業部の駆動も停止することになるため、作業が中断することになる。また、作業中又は走行中に突然停止する事態も発生し得ることになり、必ずしも好ましいとはいえない。一方、エンジンの出力を低下させた場合、作業部に必要な油圧ポンプの馬力がエンジンの出力馬力を超えてエンストしてしまうおそれがあり、必ずしも好ましいとはいえない。
本開示は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、三元触媒の過熱を抑制して触媒の劣化を抑制すると共に、作業を継続可能な作業車両を提供することである。
本開示の作業車両は、作業部を駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータを駆動するための作業油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動するエンジンと、前記エンジンで発生する排ガスを排出する排気路に接続され前記排ガスを処理する三元触媒と、前記三元触媒の状態を表す状態値を取得する状態値取得部と、前記状態値が第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの単位時間あたりの回転数を低下させると共に、前記油圧ポンプの単位時間あたりの吐出量を低下させた抑制運転を実行する運転制御部と、を備える。
この構成によれば、状態値が第1閾値を超えた場合に、エンジンの単位時間あたりの回転数を低下させるので、排ガスの流量を低下させ、触媒温度の上昇を抑制して触媒劣化を抑制することが可能となる。
それでいて、油圧ポンプの単位時間あたりの吐出量を低減させるので、油圧ポンプが必要とする馬力がエンジンの出力馬力を超える事態を抑制又は防止し、作業部による作業を継続することが可能となる。
したがって、三元触媒の過熱を抑制して触媒の劣化を抑制すると共に、作業を継続可能な作業車両を提供可能となる。
第1〜第3実施形態の作業車両を示す側面図 第1〜第3実施形態の作業車両における油圧回路及び周辺構成を示す図 第1実施形態の実施例1の運転制御処理を示すフローチャート 第1実施形態の実施例2の運転制御処理を示すフローチャート 第2実施形態の実施例3の運転制御処理を示すフローチャート 第2実施形態の実施例4の運転制御処理を示すフローチャート 第3実施形態の実施例5の運転制御処理を示すフローチャート 第3実施形態の実施例6の運転制御処理を示すフローチャート
<第1実施形態>
以下、本開示の第1実施形態の作業車両について図面を参照しながら説明する。
[作業車両の構造]
図1に示すように、作業車両の一例としてのバックホー1の概略構造について説明する。ただし、作業車両としては、バックホー1に限定されず、ホイルローダ等の他の車両でもよい。バックホー1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4とを備える。
下部走行体2は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、バックホー1を走行させる。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21及び左右一対の走行モータ22R,22Lを備える。油圧モータである左右の走行モータ22R,22Lが左右のクローラ21,21をそれぞれ駆動することでバックホー1の前後進を可能としている。また、下部走行体2には、ブレード23、及びブレード23を上下方向に回動させるための油圧アクチュエータであるブレードシリンダ24が設けられている。
作業機3は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、土砂等の掘削作業を行うものである。作業機3は、ブーム31、アーム32、及びバケット33を備え、これらを独立して駆動することによって掘削作業を可能としている。ブーム31、アーム32、及びバケット33は、それぞれ作業部に相当し、バックホー1は、複数の作業部を有する。
ブーム31は、基端部が上部旋回体4の前部に上下方向に回転可能に支持されて、伸縮自在に可動するブームシリンダ31aによって回動される。また、アーム32は、基端部がブーム31の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するアームシリンダ32aによって回動される。そして、バケット33は、基端部がアーム32の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するバケットシリンダ33aによって回動される。ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33aは、作業部を駆動する油圧アクチュエータに相当する。ブーム31及びアーム32によって多関節構造体が形成されており、ブーム31は多関節構造体を構成する要素のうち最も基端側に配置されている。
上部旋回体4は、下部走行体2に対して旋回ベアリング(図示しない)を介して旋回可能に構成されている。上部旋回体4には、操縦部41、エンジン42、旋回台43、旋回モータ44等が配置されている。油圧モータである旋回モータ44の駆動力で上部旋回体4が旋回ベアリング(図示せず)を介して旋回する。また、上部旋回体4には、エンジン42により駆動される複数の油圧ポンプ(図1に図示していない)が配設される。これらの油圧ポンプが、ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33aに作動油を供給する。
操縦部41には、操縦席411が配置されている。操縦席411の左右に一対の作業操作レバー412,412、前方に一対の走行レバー413,413が配置されている。オペレータは、操縦席411に着座して作業操作レバー412,412、走行レバー413,413等を操作することによって、エンジン42、各油圧モータ、各油圧アクチュエータ等の制御を行い、走行、旋回、作業等を行うことができる。
図1に示すように、第1実施形態のバックホー1は、エンジン42としてガスエンジン42を用いている。また、バックホー1には、ガスエンジン42の燃料の供給源であるガスボンベ(図示せず)が搭載されている。本実施形態では、燃料としてLPG(Liquefied Petroleum Gas)を用いているが、これに限定されず、適宜変更可能である。また、本実施形態では、エンジンがガスエンジンであるが、これに限定されず、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであってもよい。エンジン42は、図2に示すように、車体ECU54からの指令に応じてエンジンECU55により制御される。
図2に示すように、エンジン42には、排気管などの排気路42aが接続されている。エンジン42で発生する排ガスは排気路42aを通って排出される。排気路42aの途中には、排ガスを処理する三元触媒45が接続されている。三元触媒45において、排ガスに含まれるNOxが還元されると共にCO及びHCが酸化されることになり、NOx、CO及びHCが同時に除去される。なお、仮に、排ガス中の酸化性成分と還元性成分との釣り合いが崩れて、還元性成分、すなわちCO及びHCが多くなると、CO及びHCが三元触媒45で反応して三元触媒45の温度が異常に上昇してしまう場合がある。
[油圧回路の基本構成]
図2を用いて、バックホー1が有する油圧回路5について説明する。油圧回路5は、油圧アクチュエータ(ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、バケットシリンダ33a、左走行モータ22L、右走行モータ22R、旋回モータ44)と、油圧ポンプ50と、方向切換弁51と、パイロットポンプ52と、リモコン弁53と、を有する。
図2に示すように、油圧ポンプ50は、油圧アクチュエータへ供給される作業油を吐出する。油圧ポンプ50は、エンジン42(図1参照)を動力源として駆動する。第1実施形態では、油圧ポンプ50は、複数設けられており、第1油圧ポンプ50aと第2油圧ポンプ50bとを有する。第1油圧ポンプ50aは、主に、ブームシリンダ31a、バケットシリンダ33a、及び左走行モータ22Lに作業油を供給する。第2油圧ポンプ50bは、主に、右走行モータ22R、アームシリンダ32a、及び旋回モータ44に作業油を供給する。油圧ポンプ50の数は設計に応じて変更可能である。
方向切換弁51は、各々の油圧アクチュエータに対応して設けられており、油圧ポンプ50から油圧アクチュエータへ供給される作業油の向き及び流量を切り換え可能に構成されている。複数の方向切換弁51は、まとめてコントロールバルブと呼ばれる。具体的に、第1実施形態においては、ブームシリンダ31aに対応するブーム用方向切換弁51aと、バケットシリンダ33aに対応するバケット用方向切換弁51bと、左走行モータ22Lに対応する左走行モータ用方向切換弁51cと、右走行モータ22Rに対応する右走行モータ用方向切換弁51dと、アームシリンダ32aに対応するアーム用方向切換弁51eと、旋回モータ44に対応する旋回用方向切換弁51fと、が設けられている。
パイロットポンプ52は、方向切換弁51(51a,51b,51c,51d,51e,51f)へ入力される指令としてのパイロット油を吐出する。パイロットポンプ52は、エンジン42を動力源として駆動する。なお、図2では、油圧アクチュエータに供給される作業油の油路を実線で示し、方向切換弁51に供給されるパイロット油の油路は破線で示している。
リモコン弁53は、操作レバー412,413に対する操作に応じて方向切換弁51に入力されるパイロット油の向きを切り換え可能に構成されている。リモコン弁53は、各々の油圧アクチュエータ及び対応する方向切換弁51毎に設けられている。例えば、図2に示すように、ブーム31を駆動するための作業操作レバー412に対応するブーム用リモコン弁53aが設けられており、ブーム用リモコン弁53aは、ブーム用方向切換弁51aへ供給する指令としてのパイロット油の向きを切り替える。図2では図示していないが、各々の方向切換弁51b,51c,51d,51e,51fに対応するリモコン弁53が設けられている。
[油圧回路の基本動作]
次に、油圧回路5の基本動作を説明する。
図2に示すように、ガスエンジン42の駆動により油圧ポンプ50及びパイロットポンプ52が駆動し、各々の方向切換弁51に対して圧力のかかった作業油(圧油)が供給され、各々のリモコン弁53に対してパイロット油が供給される。例えば、ブーム31を駆動するための作業操作レバー412を第1の操作方向へ操作すると、作業操作レバー412の動きにブーム用リモコン弁53aが連動する。ブーム用リモコン弁53aが動くと、パイロット油がブーム用方向切換弁51aの第1パイロットポートへ指令として供給される。ブーム用方向切換弁51aは、パイロット油によってスプールが動き、油圧ポンプ50から供給されている作業油をブームシリンダ31aに供給する。ブームシリンダ31aに作業油が供給されると、作業操作レバー412の第1の操作方向に応じた方向にブーム31が動作する(例えば、上昇など)。ブーム31を駆動するための作業操作レバー412を第1の操作方向と逆方向である第2の操作方向に操作すると、パイロット油がブーム用方向切換弁51aの第2パイロットポートへ供給され、作動油がブームシリンダ31aに供給され、作業操作レバー412の第2の操作方向に応じた方向にブーム31が動作する(例えば、下降など)。
[状態値取得部]
本開示では、上記の基本構成に対して、次の構成を加えている。すなわち、三元触媒45の状態を表す状態値を取得する状態値取得部6を設けている。図2に示すように、本実施形態では、状態値取得部6として、三元触媒45の触媒温度を検出する温度センサ60と、三元触媒45の上流側及び三元触媒45の下流側の排気路42aの酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサ61,62と、を設けている。温度センサ60で検出される触媒温度が状態値であり、2つの酸素濃度の差が状態値である。触媒温度は、三元触媒45の状態であり、酸素濃度の差は、三元触媒45の処理能力の状態を表している。なお、後述する制御で用いないのであれば、温度センサ60のみを設けてもよいし、酸素濃度センサ61,62のみを設けてもよい。温度センサ60及び酸素濃度センサ61,62の検出信号は、車体ECU54に入力される。
図2に示すように、車体ECU54は、通常運転と、抑制運転とを実行可能に構成されている。通常運転は、エンジン42の単位時間あたりの回転数を第1目標値N1になるようにエンジンECU55を介して制御すると共に、油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量が、第1目標値N1に対応する吐出量Q1になるように、制御する。第1目標値N1及び吐出量Q1は、操作を通じて予め設定される。油圧ポンプ50は、流量を変更可能に構成されており、パイロット圧に応じて油圧ポンプ50の流量を変更するポンプレギュレータ81が設けられている。パイロットポンプ52からのパイロット油はポンプレギュレータ81に入力されている。ポンプレギュレータ81に入力されるパイロット油の圧力(パイロット圧)を変更するための電磁式の減圧弁82が設けられている。減圧弁82は、車体ECU54からの制御指令(電流値)に応じてパイロット1次圧を減少可能に構成されている。減圧弁82によってポンプレギュレータ81に入力されるパイロット2次圧を基準圧から更に大きくすれば、油圧ポンプ50を構成する傾板が押されて油圧ポンプ50の流量が基準量から下がる。一方、ポンプレギュレータ81に入力されるパイロット2次圧を減圧弁82が上げることを解除すれば、ポンプレギュレータ81に入力されるパイロット2次圧が基準圧に戻るので、傾板が戻り油圧ポンプ50の流量が上がり基準量に戻すことになる。
[運転制御部]
図2に示すように、運転制御部80を設けている。運転制御部80は、状態値取得部6が取得した状態値(触媒温度T1、酸素濃度の差ΔM)が予め設定された第1閾値Th1を超えた場合に、抑制運転を実行する。抑制運転は、エンジン42の単位時間あたりの回転数を通常運転に比べて低下させると共に、油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量を低下させた運転である。
実施例1
図3は、第1実施形態の実施例1の制御フローを示す。図3に示すように、ステップST1において、運転制御部80は、エンジン42の回転数を第1目標値N1に設定し、油圧ポンプ50の流量を吐出量Q1に設定し、通常運転を実行する。
次のステップST2において、運転制御部80は、状態値としての触媒温度T1が、予め定められた第1閾値Th1を超えたか否かを判定する。触媒温度T1が第1閾値Th1を超えていない場合(ST2:NO)には、ステップST1の処理の実行に戻る。
ステップST2において、触媒温度T1が第1閾値Th1を超えていると判定された場合(ST2:YES)には、運転制御部80は、次のステップST3において、ディスプレイ、スピーカ及び警告灯などの報知手段を通じて警告表示を行う。次のステップST4において、運転制御部80は、エンジン42の回転数を第2目標値N2に設定し、第1目標値N1から第2目標値N2に下げる。N1>N2である。次のステップST5において、運転制御部80は、第1目標値N1と第2目標値N2の偏差e1を算出し、偏差e1に応じた油圧ポンプ50の吐出量Q2を設定し、偏差e1に応じて吐出量を下げる。Q1>Q2である。ステップST4,5を実行することにより、抑制運転が実行される。
次のステップST6では、運転制御部80は、抑制運転を解除すべきか否かを判定する。すなわち、運転制御部80は、触媒温度T1が第1閾値Th1以下であると判定されるまで(ST6:YES)、ステップST6の判定処理を繰り返し実行する。ステップST6において、運転制御部80が、触媒温度T1が第1閾値Th1以下であると判断した場合(ST6:YES)には、次のステップST7において、運転制御部80は、報知手段を通じた警告表示を解除し、ステップST1に戻り、エンジン42の回転数を第1目標値N1に設定し、油圧ポンプ50の流量を吐出量Q1に設定し、通常運転に復帰させる。
実施例2
図3に示す制御フローでは、状態値として触媒温度T1を用いているが、第1実施形態の実施例2を示す図4のように、状態値として酸素濃度の差ΔMを触媒温度T1の代わりに用いてもよい。
<第2実施形態>
以下に第2実施形態について説明する。第1実施形態と同じ構成は同じ符号をつけて説明を省略する。第2実施形態では、運転制御処理を変更し、第1段階抑制運転と、第1段階抑制運転よりも更にエンジン42及び油圧ポンプ50を抑制した第2段階抑制運転を実現している。
実施例3
第2実施形態では、状態値が第1閾値Th1を超えて第1段階抑制運転を実行しているときに、状態値が第2閾値Th2を超えて悪化した場合に、エンジン42の回転数及び油圧ポンプ50の流量を更に低下させた第2段階運転を実行するステップST10〜13を加えている。
すなわち、図5に示すように、ステップST1〜7の処理は、図3と同じである。変更点は、ステップST6において、触媒温度T1が第1閾値Th1以下ではないと判定した場合(ST6:NO)に、ステップST10に移行するように変更している。
ステップST10において、運転制御部80は、触媒温度T1が第2閾値Th2を超えたか否かを判定する。図5の例では、状態値が触媒温度T1であるので、第2閾値Th2>第1閾値Th1という関係が成立するように閾値を設定している。ステップST10において、触媒温度T1が第2閾値Th2を超えていないと判定された場合(ST10:NO)には、ステップST6に戻る。
ステップST10において、触媒温度T1が第2閾値Th2を超えたと判定された場合(ST10:YES)には、次のステップST11において、運転制御部80は、エンジン42の回転数を第3目標値N3に設定し、第2目標値N2から第3目標値N3に下げる。N2>N3である。次のステップST12において、運転制御部80は、第2目標値N2と第3目標値N3の偏差e2を算出し、偏差e2に応じた油圧ポンプ50の吐出量Q3を設定し、偏差e2に応じて吐出量を下げる。Q2>Q3である。これにより第2段階抑制運転が実行される。
次のステップST13において、運転制御部80は、触媒温度T1が第2閾値Th2以下であると判定されるまで(ST13:YES)、ステップST13の判定処理を繰り返し実行する。ステップST13において、運転制御部80が、触媒温度T1が第2閾値Th2以下であると判断した場合(ST13:YES)には、ステップST4に戻り、エンジン42の回転数を第2目標値N2に設定し、油圧ポンプ50の流量を吐出量Q2に設定し、第1段階抑制運転に復帰する。
実施例4
図5に示す制御フローでは、状態値として触媒温度T1を用いているが、第2実施形態の実施例4を示す図6のように、状態値として酸素濃度の差ΔMを触媒温度T1の代わりに用いてもよい。
<第3実施形態>
以下に第3実施形態について説明する。第2実施形態と同じ構成は同じ符号をつけて説明を省略する。第3実施形態では、運転制御処理を変更し、第1段階抑制運転と、第1段階抑制運転よりも更にエンジン42及び油圧ポンプ50を抑制した第2段階抑制運転を実現している。触媒温度T1と酸素濃度の差ΔMのいずれか一方を第1段階抑制運転への移行の判断指標とし、触媒温度T1と酸素濃度の差ΔMのいずれか他方を第2段階抑制運転への移行の判断指標としている。
実施例5
すなわち、図7に示すように、ステップST1〜6、10〜13の処理の流れは、実施形態2と同じであるが、使用する閾値と状態値とを変更している。具体的な変更箇所は、ステップST2,6,10,13である。
図7に示すステップST2について、触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_cを超えるか否かを判定するようにし、触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_cを超えた場合(ST2:YES)に、次のステップST3において、ディスプレイ、スピーカ及び警告灯などの報知手段を通じて警告表示を行い、次のステップST4,5にて規定される第1段階抑制運転に移行するようにしている。ステップST2に対応して、ステップST6について、触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_c以下であるか否かを判定するようにし、触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_c以下である場合(ST6:YES)に、次のステップST7において、報知手段を通じた警告表示を解除し、次のステップST1にて規定される通常運転に復帰するようにしている。
図7に示すステップST10について、酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_oを超えるか否かを判定するようにし、酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_oを超えた場合(ST10:YES)に、ステップST11,12にて規定される第2段階抑制運転に移行するようにしている。第2段階抑制運転中であるステップST13について、酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_o以下であるか否かを判定するようにし、酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_o以下である場合(ST13:YES)に、ステップST4,5にて規定される第1段階抑制運転に移行するようにしている。
実施例6
図7に示す例では、触媒温度T1により第1段階抑制運転に移行し、酸素濃度の差ΔMにより第2段階抑制運転に移行するように構成しているが、第3実施形態の実施例6を示す図8のように、酸素濃度の差ΔMにより第1段階抑制運転に移行し、触媒温度T1により第2段階抑制運転に移行するようにしてもよい。
以上のように、第1〜第3実施形態の作業車両は、
作業部を駆動する油圧アクチュエータと、
油圧アクチュエータを駆動するための作業油を吐出する油圧ポンプ50と、
油圧ポンプ50を駆動するエンジン42と、
エンジン42で発生する排ガスを排出する排気路42aに接続され排ガスを処理する三元触媒45と、
三元触媒45の状態を表す状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)を取得する状態値取得部6(60,61,62)と、
状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)が第1閾値(Th1,触媒用第1閾値Th1_c,酸素濃度用第1閾値Th1_o)を超えた場合に、エンジン42の単位時間あたりの回転数を低下させると共に、油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量を低下させた抑制運転を実行する運転制御部80と、を備える。
この構成によれば、状態値が第1閾値Th1を超えた場合に、エンジン42の単位時間あたりの回転数を低下させるので、排ガスの流量を低下させ、触媒温度の上昇を抑制して触媒劣化を抑制することが可能となる。
それでいて、油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量を低減させるので、油圧ポンプ50が必要とする馬力がエンジン42の出力馬力を超える事態を抑制又は防止し、作業部による作業を継続することが可能となる。
したがって、三元触媒45の過熱を抑制して触媒の劣化を抑制すると共に、作業を継続可能な作業車両を提供可能となる。
第1〜第3実施形態では、状態値取得部6は、三元触媒45の触媒温度T1を検出する温度センサ60と、三元触媒45の上流側及び下流側の排気路42aにおける酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサ61,62と、の少なくともいずれかを有し、
運転制御部80は、状態値としての触媒温度T1が第1閾値Th1を超えたことと、状態値としての2つの酸素濃度の差ΔMが第1閾値Th1を超えたことと、の少なくともいずれかが成立した場合に、抑制運転を実行するように構成されている。
このように、触媒温度T1が第1閾値Th1を超えることにより三元触媒45の温度上昇を検知でき、また、三元触媒45の上流側及び下流側の酸素濃度の差ΔMが大きくなれば、三元触媒45の処理能力が悪化していることを検知できるので、抑制運転へ移行するための適切なトリガーとなる。
第1〜第3実施形態の図3〜図8の例では、運転制御部80は、状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)が第1閾値Th1を超えた場合には、エンジン42の回転数を第1目標値N1から第2目標値N2に下げ、第1目標値N1と第2目標値N2の偏差e1に応じて油圧ポンプ50の吐出量を低下させるように、構成されている。
この構成によれば、エンジン42の回転数を下げた量、すなわち第1目標値N1と第2目標値N2との偏差e1に応じて油圧ポンプ50の単位時間あたりの吐出量を低減するので、油圧ポンプ50の必要とする馬力がエンジン42の出力馬力を超える事態を防止でき、作業部による作業を継続することが可能となる。
第2実施形態の図5及び図6に示す例では、運転制御部80は、状態値(触媒温度T1,酸素濃度の差ΔM)が第2閾値Th2を超えた場合には、エンジン42の回転数を第2目標値N2よりも更に低い第3目標値N3に下げ、第2目標値N2と第3目標値N3の偏差e2に応じて前記油圧ポンプの吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように、構成されている。
この構成によれば、エンジン42の回転数を第2目標値N2とした第1段階抑制運転にて三元触媒45の温度上昇を抑制すれば、第1段階抑制運転でも三元触媒45の温度上昇を止めることができないときに、第2段階抑制運転に移行するので、三元触媒45の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
第3実施形態の図7に示す例では、状態値取得部6は、三元触媒45の触媒温度T1を検出する温度センサ60と、三元触媒45の上流側及び下流側の排気路42aにおける酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサ61,62と、の双方を有し、
運転制御部80は、
触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_cを超えた場合に、エンジン42の回転数を第1目標値N1から第2目標値N2に下げ、第1目標値N1と第2目標値N2の偏差e1に応じて油圧ポンプ50の吐出量を低下させる第1段階抑制運転を実行し、
第1段階抑制運転の実行中に、2つの酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_oを超えた場合に、エンジン42の回転数を第2目標値N2よりも更に低い第3目標値N3に下げ、第2目標値N2と第3目標値N3の偏差e2に応じて油圧ポンプ50の吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように構成されている。
酸素濃度の差ΔMが正常範囲内であっても三元触媒45の温度が異常に上昇してしまうことがある。この構成によれば、まず、三元触媒45の温度上昇に着目しているので、酸素濃度の差ΔMが正常範囲内であっても三元触媒45の温度が異常に上昇してしまう事態に対応することができ、三元触媒45の劣化防止により好ましい。
第3実施形態の図8に示す例では、状態値取得部6は、三元触媒45の触媒温度T1を検出する温度センサ60と、三元触媒45の上流側及び下流側の排気路42aにおける酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサ61,62と、の双方を有し、
運転制御部80は、
2つの酸素濃度の差ΔMが酸素濃度用第1閾値Th1_oを超えた場合に、エンジン42の回転数を第1目標値N1から第2目標値N2に下げ、第1目標値N1と第2目標値N2の偏差e1に応じて油圧ポンプ50の吐出量を低下させる第1段階抑制運転を実行し、
第1段階抑制運転の実行中に、触媒温度T1が触媒用第1閾値Th1_cを超えた場合に、エンジン42の回転数を第2目標値N2よりも更に低い第3目標値N3に下げ、第2目標値N2と第3目標値N3の偏差e2に応じて油圧ポンプ50の吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように構成されている。
この構成によれば、第1段階抑制運転でも三元触媒45の温度上昇を止めることができないときに、第2段階抑制運転に移行するので、三元触媒45の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
以上、本開示の本実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
42 エンジン
45 三元触媒
50 油圧ポンプ
6 状態値取得部
60 温度センサ
61,62 酸素濃度センサ
80 運転制御部
Th1 第1閾値
Th2 第2閾値
Th1_c 触媒用第1閾値
Th1_o 酸素濃度用第1閾値
N1 第1目標値
N2 第2目標値
N3 第3目標値
e1,e2 偏差

Claims (6)

  1. 作業部を駆動する油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータを駆動するための作業油を吐出する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプを駆動するエンジンと、
    前記エンジンで発生する排ガスを排出する排気路に接続され前記排ガスを処理する三元触媒と、
    前記三元触媒の状態を表す状態値を取得する状態値取得部と、
    前記状態値が第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの単位時間あたりの回転数を低下させると共に、前記油圧ポンプの単位時間あたりの吐出量を低下させた抑制運転を実行する運転制御部と、を備える、作業車両。
  2. 前記状態値取得部は、前記三元触媒の触媒温度を検出する温度センサと、前記三元触媒の上流側及び下流側の前記排気路における酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサと、の少なくともいずれかを有し、
    前記運転制御部は、前記状態値としての前記触媒温度が前記第1閾値を超えたことと、前記状態値としての2つの酸素濃度の差が前記第1閾値を超えたことと、の少なくともいずれかが成立した場合に、前記抑制運転を実行するように構成されている、請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記運転制御部は、前記状態値が前記第1閾値を超えた場合には、前記エンジンの回転数を第1目標値から第2目標値に下げ、前記第1目標値と前記第2目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を低下させるように、構成されている、請求項1又は2に記載の作業車両。
  4. 前記運転制御部は、前記状態値が第2閾値を超えた場合には、前記エンジンの回転数を前記第2目標値よりも更に低い第3目標値に下げ、前記第2目標値と前記第3目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように、構成されている、請求項3に記載の作業車両。
  5. 前記状態値取得部は、前記三元触媒の触媒温度を検出する温度センサと、前記三元触媒の上流側及び下流側の前記排気路における酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサと、の双方を有し、
    前記運転制御部は、
    前記触媒温度が触媒用第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの回転数を第1目標値から第2目標値に下げ、前記第1目標値と前記第2目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を低下させる第1段階抑制運転を実行し、
    前記第1段階抑制運転の実行中に、前記2つの酸素濃度の差が酸素濃度用第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの回転数を前記第2目標値よりも更に低い第3目標値に下げ、前記第2目標値と前記第3目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように構成されている、請求項1又は2に記載の作業車両。
  6. 前記状態値取得部は、前記三元触媒の触媒温度を検出する温度センサと、前記三元触媒の上流側及び下流側の前記排気路における酸素濃度を検出する2つの酸素濃度センサと、の双方を有し、
    前記運転制御部は、
    前記2つの酸素濃度の差が酸素濃度用第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの回転数を第1目標値から第2目標値に下げ、前記第1目標値と前記第2目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を低下させる第1段階抑制運転を実行し、
    前記第1段階抑制運転の実行中に、前記触媒温度が触媒用第1閾値を超えた場合に、前記エンジンの回転数を前記第2目標値よりも更に低い第3目標値に下げ、前記第2目標値と前記第3目標値の偏差に応じて前記油圧ポンプの吐出量を更に下げた第2段階抑制運転を実行するように構成されている、請求項1又は2に記載の作業車両。


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