JP2019163139A - 物品供給装置 - Google Patents

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大介 中島
Daisuke Nakajima
大介 中島
義彦 砂川
Yoshihiko Sunakawa
義彦 砂川
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Abstract

【課題】可動ブロックの往復運動が停止しにくい物品供給装置を提供する。【解決手段】搬送物を連続的に搬送する搬送部と、その搬送物を輸送する可動ブロック12とを有する物品供給装置。可動ブロック12の収容部20は、底面21と、その底面の往復直線運動方向(Y方向)における受入位置側の側壁22と、その側壁22の受入方向(X方向)における上流側の端部から受入位置側に延びる支持壁25とを備え、支持壁25は、収容部20に収容される搬送物と接するX方向における上流側の平行な平面PよりX方向における下流側にあり、支持壁25の長さが往復直線運動のストロークより長い物品供給装置。【選択図】図2

Description

本発明は、微小な搬送物を供給する物品供給装置に関する。
基板の表面に格子状に並べられた半球状の端子を備えたボールグリッドアレイ(BGA)型半導体パッケージが知られている。そして、この半球状の端子の形成方法として、半田ボールを基板に取り付ける形成方法が知られている。このような半球状の端子の形成方法では、端子用の半田ボールを正確に、かつ、高速に供給することが求められている。
本出願人は、特許文献1に示すように、搬送物を一列にして搬送する搬送部と、1個の搬送物を収容する収容部を備えた可動ブロックとを有し、可動ブロックが搬送部の下流端と収容部とが連通する受入位置と、搬送物を払出可能または取出可能な払出口または取出口とが連通する払出位置または取出位置との間で往復運動する物品供給装置を提案している。この物品供給装置は、電極用の半田ボールを1個ずつ正確に、かつ、高速に供給できる。
さらに、本出願人は、特許文献2に示すように、特許文献1の物品供給装置であって、可動ブロックが収容部に収容した搬送物に続いて収容部内に侵入した後続の搬送物を搬送部に押し戻す噛込防止部を有する物品供給装置を提案している。これにより、後続の搬送物が可動ブロックと搬送部の下流端との間に?み込まれることを防止できる。
WO2016/143597 WO2017/169636
しかし、図6a、bに示すように、特許文献2のような物品供給装置100の場合、搬送物Bは搬送部101内において連続して並んでいるため、後続の搬送物B1を押し戻すには、連続した搬送物の全てを動かさなければならない。特に、搬送部101が長い場合や搬送物Bが小さい場合、多くの搬送物Bが連続して並んでおり、後続の搬送物B1を押し戻すには大きな力が必要となる。このようなとき、後続の搬送物B1を十分に押し戻すことができず、搬送部101と可動ブロック102との間で後続の搬送物B1が引っ掛かり、可動ブロックの往復運動が停止することがあった。
本発明は、可動ブロックを円滑に動かすことができる物品供給装置を提供することを目的としている。
本発明の物品供給装置は、搬送物を搬送する搬送部と、その搬送物を運ぶ可動ブロックとを有し、前記可動ブロックは、前記搬送物の1個を収容する収容部を備え、前記可動ブロックは、前記搬送物の受入方向と交差する方向に往復運動可能であり、前記可動ブロックの往復運動の一方の端において、前記収容部が前記搬送部の下流端と連通して搬送物を受け入れる受入位置にあり、前記可動ブロックの往復運動の他方の端において、前記収容部が前記搬送物を排出する排出位置にある物品供給装置であって、前記収容部は、底面と、その底面の往復運動方向における受入位置側の側壁と、その側壁の前記受入方向における上流側の端部から前記受入位置側に延びる支持壁とを備え、前記支持壁は、前記収容部に収容される搬送物と接する前記上流側の平行な平面より前記受入方向における下流側にあり、前記支持壁の長さが、前記往復運動のストロークより長いことを特徴としている。
本発明の物品供給装置は、可動ブロックの収容部の支持壁が、収容部に収容された搬送物と接する搬送物の受入方向における上流側の平行な平面より搬送物の受入方向における下流側にある。つまり、側壁の前記受入方向における上流側の端部が、搬送物の受入方向における最も上流側の点より受入方向における下流側にある。そのため、可動ブロックが往復運動を行うとき、受入位置側の側壁が、搬送部の後続の搬送物に衝突することがない。よって、後続の搬送物を押し戻すことなく可動ブロックは往復運動を円滑に行うことができる。また支持壁の長さが、往復運動のストロークより長いため、往復運動の間、支持壁が後続の搬送物をスライドしながら支持する。よって、後続の搬送物が搬送部と可動ブロックとの間に引っ掛かることがなく、安定に物品供給装置を作動させることができる。なお、本発明の物品供給装置は、前記搬送物が球体又は直方体状の物に適している。
本発明の物品供給装置であって、前記受入位置側の側壁の長さが、前記搬送物の受入方向の長さの半分以上かつ受入方向の長さ未満であるものが好ましい。受入位置側の側壁の長さが、搬送物の受入方向の長さの半分以上であるため、可動ブロックが往復運動を行い、前記受入位置側の側壁が収容された搬送物を押して排出位置側に運ぶとき、搬送物の中心を押すことができて効率が良い。受入位置側の側壁の長さが、搬送物の受入方向の長さ未満であるため、可動ブロックが往復運動を行うとき、側壁が後続の搬送物と衝突しない。
本発明の物品供給装置であって、前記可動ブロックの可動領域の両端に加減圧部を有し、前記可動ブロックが前記加減圧部によって生じる気圧差によって往復運動するものが好ましい。この場合、微小な搬送物を高速で輸送するのに適している。
本発明の物品供給装置は、可動ブロックが往復運動を行うとき、受入位置側の側壁が搬送部の後続の搬送物に衝突することがない。そのため、可動ブロックを円滑に動かすことができる。また支持壁の長さが往復運動のストロークより長いため、往復運動の間、支持壁が後続の搬送物をスライドしながら支持する。そのため、後続の搬送物が搬送部と可動ブロックとの間に引っ掛かることがない。よって、物品供給装置を安定して作動させることができる。
図1aは本発明の物品供給装置の一実施形態を示す平面図であり、図1bはそのZ1−Z1線断面図である。 図2aは図1の物品供給装置の可動ブロックを示す平面図であり、図2bはそのZ2−Z2線断面図であり、図2cはその可動ブロックの収容部に球状の搬送物を収容した状態を示す概略図である。 図3aは収容部が受入位置にある状態を示す概略図であり、図3bは収容部が受入位置から排出位置に移動している状態を示す概略図であり、図3cは収容部が排出位置から受入位置に移動している状態を示す概略図である。 図4aは図1の物品供給装置の可動ブロックを除いた状態を示す平面図であり、図4bはそのZ3−Z3線断面図である。 図5a、図5bはそれぞれ可動ブロックの他の実施形態を示す平面図である。 図6a、図5bはそれぞれ従来の物品供給装置の搬送工程を示す概略図である。
図1a、bに示す物品供給装置10は、球状の搬送物Bを搬送する搬送部11と、その搬送物の1個を運ぶ可動ブロック12とを有する。可動ブロック12は、搬送物Bの1個を収容する収容部20を備えている。可動ブロック12は、搬送物Bの受入方向(図1のX方向)と直交する方向(図1のY方向)に往復直線運動可能である。可動ブロック12の往復直線運動の一方の端において、収容部20が搬送部11の下流端と連通して搬送物Bを受け入れる受入位置にあり、可動ブロック12の往復直線運動の他方の端において、収容部20が搬送物Bを排出する排出位置にある。
物品供給装置10は、ホッパー13等の物品供給容器およびピックアップノズル14等の取出装置と組み合わせて、搬送物Bを搬送、供給、取出を行う。具体的には、ホッパー13に投入された搬送物Bは、ホッパー下部から搬送部11の上流に供給される。その後、搬送部11において、搬送物Bは、搬送部11の上流から下流へと連続して一列に並べられて送り出される。そして、搬送部11の下流端にある1個の搬送物Bが、受入位置にある可動ブロック12の収容部20に収容される。可動ブロック12の移動により、搬送物Bは収容部20の受入位置から取出口15のある収容部20の排出位置まで運ばれる。最後に、取出口15からピックアップノズル14に吸着されて取り出される。取出口15は、搬送部11において搬送物Bの流れる方向と交差しない位置に設けられる。この実施形態では、取出口15は、搬送部11の下流端の側方に設けられている。なお、取出口15の代わりに、搬送物Bを他の搬送部等に払出す払出口としてもよい。
つまり、物品供給装置10は、搬送物Bを、搬送部11の上流から下流(X方向)に搬送し、収容部20の受入位置から排出位置(Y方向)に運ぶ。
搬送物Bとしては、その形状は特に限定されないが、略直方体や、球体等が挙げられる。その大きさは特に限定されないが、搬送物Bが小さいほど可動ブロックの安定動作、すなわち搬送物を1個ずつ正確かつ高速に供給するが困難となることからすれば、本発明は、小さな搬送物に対してより効果的である。本発明の好ましい効果が発現する搬送物の大きさは、X方向の長さが10mm以下の物であり、5mm以下がより効果が発現し、特には1mm以下である。ただし、搬送物が小さすぎると装置の加工が難しくなるので、搬送物の大きさの範囲としては、X方向の長さが1μm以上であり、5μm以上、特に10μm以上である。
初めに、可動ブロック12の説明を行う。
可動ブロック12は、図2a、bに示すように、ブロック本体12aの上面に設けられた収容部20を有する。
収容部20は、平坦な収容部底面21と、その収容部底面のY方向における受入位置側の側壁22と、その収容部底面のY方向における排出位置側の側壁23と、側壁22のX方向における上流側の端部からY方向における受入位置側に延びる空隙24とを備えている。なお、この収容部20の収容部底面21よりX方向における下流側には、後述するように、収容部20に収容される搬送物Bが収容部20からX方向における下流側に飛び出さないように係止壁35が設けられている(図2c参照)。
収容部底面21は、後述する搬送物Bを搬送する搬送部11と大略同じ高さとなっている。収容部底面21の形状は、矩形となっている。しかし、その形状は、搬送物Bが2つ以上入らない大きさであれば、特に限定されない。
受入位置側の側壁22は、可動ブロック12が排出位置側に移動するとき、収容された搬送物BをY方向における排出位置側に押す。
受入位置側の側壁22の受入方向(X方向)の長さ(a)は、収容部底面21の長さより短い。そして、収容部20に収容される搬送物BよりもX方向における下流側にある。つまり、側壁22は、X方向における上流側が切り欠かれている。
また側壁22は、少なくとも収容された搬送物Bの中心線上(図2のC1)と交差するのが好ましい。これにより搬送物Bの中心を押すことができる。
例えば、搬送物Bが球体である場合、側壁22のX方向の長さ(a)の下限は、搬送物Bの直径の0.5倍以上、好ましくは0.6倍以上、特に好ましくは0.7倍以上である。搬送物Bが直方体の場合は、搬送物のX方向の長さの0.5倍以上、好ましくは0.6倍以上、特に好ましくは0.7倍以上である。搬送物Bの直径またはX方向の長さの0.5倍より短い場合、搬送物が収容部内で回転し、側壁と搬送部11との間で引っ掛かるおそれがある。また後述するように可動ブロック12の駆動機構を、加減圧部を備えた加減圧機構とするとき、空気が漏れやすくなり、設計が煩雑になる。なお、側壁22のX方向の長さ(a)の上限は、後述する支持壁25の位置を条件としているため、搬送物Bの直径またはX方向の長さより短い。
排出位置側の側壁23は、受入位置側の側壁22と収容部底面21を挟んで相対している。側壁23は、収容部底面21の受入方向(X方向)の長さと同じになっている。側壁23は、側壁22によって押された搬送物Bの収容部20からY方向の排出位置側への飛び出しを防止する。ただし、側壁23は、収容部底面21の受入方向(X方向)の長さと同じである必要は無い。
空隙24は、収容部底面21と連続した空隙底面24aと、受入位置側の側壁22のX方向における上流側の端部から直交してY方向における受入位置側に延びる支持壁25とから構成されている。空隙24は、収容部20が受入位置にないとき、後続の搬送物Bを受け入れる。
支持壁25は、図2cに示すように、受入位置において収容部20に収容された搬送物Bと接するX方向における上流側の平行な平面PよりX方向における下流側に位置している。また支持壁25のY方向の長さは、可動ブロック12の往復直線運動のストロークより長くなっている。
このように収容部20は構成されているため、図3aに示すように、収容部20は、受入位置で搬送部11から搬送物Bを一個受け入れる。搬送物Bは、後続の搬送物B1から搬送部11の受入方向における下流側に外力を受けており、係止壁35に支持される。
次いで、図3bに示すように、可動ブロック12が往復直線運動するとき、つまり、収容部20が受入位置から排出位置に移動するとき、受入位置側の側壁22が収容された搬送物Bを押す。このとき、側壁22のX方向の長さが、搬送物Bの半径以上であるため、搬送物Bの重心を効率よく押すことができる。また側壁22のX方向における上流側の端部(支持壁25)が、搬送物Bの最も上流側の点TよりX方向における下流側(図3の右側)にあるため、側壁22は後続の搬送物B1と衝突することなく、収容部20は移動する。さらに、後続の搬送物B1は、収容された搬送物Bと別れた後、支持壁25をスライドしながら支持される。そのため、後続の搬送物B1は、搬送部11と可動ブロック12との間に挟まることがない。
最後に、図3cに示すように、搬送物Bを排出した後も、後続の搬送物B1に外力を与えることなく後続の搬送物B1を支持する。そして、収容部20が受入位置に戻ったとき、後続の搬送物B1は収容部20内に収容される。
このように連続して搬送物Bを排出し続けても、可動ブロック12(収容部20)から後続の搬送物B1に、搬送部11の流れに逆らう外力は加わらない。そのため、可動ブロック12の往復直線運動が停止しにくい。このような効果は、特に、後述するように可動ブロック12の駆動機構を加減圧機構とするときに大きい。
次に物品供給装置10の他の構成について説明する。
搬送部11は、図4a、bに示すように、搬送物を一列に整列させる搬送路31と、その搬送路31の上流から下流に向けて搬送物を搬送する搬送機構32と、搬送路31の下端に設けられた可動ブロック搬送機構33とを備えている。
搬送路31は、トンネル状の通路であり、一次元方向に延びている。搬送路31は、搬送溝31aと、その溝の上部開口を閉じるカバー31bとから構成されている。搬送路31の断面は、矩形となっている。しかし、搬送物Bよりわずかに大きく、搬送物Bが2つ以上はまらない形状であれば、特に限定されない。小さい搬送物を高速に搬送するためには、このように側面および上下面が規制された閉鎖系の搬送路とするのが好ましい。
搬送機構32は、搬送路31の上流に設けられた送気部32aと、搬送路31の下流に設けられた吸気部32bとから構成されている。このように送気部32aおよび吸気部32bによって搬送路内に上流から下流に向かう気流を発生させる。なお、この実施形態では、吸気部32bは、搬送路31の下流端に、可動ブロック12を介して設けられている。そのため、発生した気流は、可動ブロック12を横切るように流れる(図1b参照)。
搬送機構32としては、搬送路内に上流から下流に向かう気流を発生させることができれば、送気部または吸気部の少なくとも一方が設けられていればよく、また搬送路31が長い場合は、搬送路の途中に送気部と吸気部を適宜追加して設けても良い。
搬送路21の下流端には、可動ブロック12を挟んで、可動ブロック12の収容部20に収容された搬送物Bを係止する係止壁35が設けられている。この係止壁35は、搬送路31の搬送溝31aの側壁より低くなっており、その上方35aが吸気部32bと連通している。
可動ブロック搬送機構33は、可動ブロック12の可動領域を規定するガイド枠36と、そのガイド枠36内の空間において可動ブロック12を往復運動させる駆動機構37と、可動ブロック12の可動領域において収容部20の上部開口を閉じる収容カバー38とを備えている。収容カバー38と、搬送部11のカバー31bとは、一体に成形されている。そして、収容カバー38には、排出位置にある収容部20の上方に取出口15(図1参照)が形成されている。つまり、可動ブロック12が可動領域の一端に位置することにより、収容部20は受入位置となり、可動ブロック12が可動領域の他端に位置することにより、収容部20は排出位置となる。
駆動機構37は、そのガイド枠36内の空間において可動ブロック12を水平面で搬送路31と直角に交差する方向に往復直線運動させる(図3a〜図3c参照)。詳しくは、図4a、bに示すように、Y方向における受入位置側のガイド枠36およびY方向における排出位置側のガイド枠36に設けられた加減圧部とからなる。このように可動ブロック12の可動領域の両端から可動ブロック12を加減圧することにより、可動ブロック12の収容部20を受入位置20と排出位置との間で反復させる。なお、駆動機構27は、可動ブロック12を往復運動、特に、往復直線運動させることができれば、特に限定されず、例えば、電動アクチュエータや、空圧式や油圧式アクチュエータを用いてもよい。しかし、駆動機構としては、加減圧部を備えた加減圧機構が微小な搬送物の輸送に適している。
物品供給装置10は、受入位置側の側壁22のX方向における上流側の端部(支持壁25)が、X方向における最も上流側の点より下流側にあるため、可動ブロック12が往復直線運動を行うとき、受入位置側の側壁22が後続の搬送物B1に衝突することがない。可動ブロック12が往復直線運動を行っている間、後続の搬送物B1は、支持壁25によって支持される。そのため、後続の搬送物B1が搬送部11と可動ブロック12との間に引っ掛かるのを有効に防止する。そのため、物品供給装置10の動作停止が起こりにくい。
図5に収容部の他の実施形態を示す。
図5aの収容部20aは、収容部に収容した搬送物Bを収容部底面21に位置決めするための孔41を備えている。この孔41は、減圧部(図示せず)と連通している。他の構成は、図1の物品供給装置10の収容部20と実質的に同じである。
この場合、収容部に収容された搬送物Bが、可動ブロック12の往復直線運動時に収容部底面21上で暴れないため、取出口における取出し作業が煩雑にならない。
図5bの収容部20bは、収容部底面21の下流端側に搬送物Bの係止壁42が形成されている。この場合、物品供給装置10の係止壁35を省略することができる。他の構成は、図1の物品供給装置10の収容部20と実質的に同じである。
これまでの実施形態では、可動ブロックが搬送物の受入方向と直交する往復直線運動するものを開示してきた。しかし、搬送物の受入方向と、可動ブロックの往復運動方向とは、垂直でなくてもよい。また、可動ブロックの往復運動は、直線運動でなくてもよい。可動ブロックの往復運動が直線でない場合、可動ブロックの支持壁は、可動ブロックの軌跡と同じ形状となる。例えば、可動ブロックが往復回転運動するものである場合、可動ブロックの支持壁は可動ブロックの軌跡と同じ円弧状に形成される。
10 物品供給装置
11 搬送部
12 可動ブロック
12a ブロック本体
13 ホッパー
14 ピックアップノズル
15 取出口
20、20a、20b 収容部
21 収容部底面
22 受入位置側の側壁
23 排出位置側の側壁
24 空隙
24a 空隙底面
25 支持壁
27 駆動機構
31 搬送路
31a 搬送溝
31b カバー
32 搬送機構
32a 送気部
32b 吸気部
33 可動ブロック搬送機構
35 係止壁
36 ガイド枠
37 駆動機構
38 収容カバー
41 孔
42 係止壁
100 物品供給装置
101 搬送部
102 可動ブロック
B、B1 搬送物
P 平面

Claims (3)

  1. 搬送物を搬送する搬送部と、その搬送物を運ぶ可動ブロックとを有し、
    前記可動ブロックは、前記搬送物の1個を収容する収容部を備え、
    前記可動ブロックは、前記搬送物の受入方向と交差する方向に往復運動可能であり、
    前記可動ブロックの往復運動の一方の端において、前記収容部が前記搬送部の下流端と連通して搬送物を受け入れる受入位置にあり、
    前記可動ブロックの往復運動の他方の端において、前記収容部が前記搬送物を排出する排出位置にある物品供給装置であって、
    前記収容部は、底面と、その底面の往復運動方向における受入位置側の側壁と、その側壁の前記受入方向における上流側の端部から前記受入位置側に延びる支持壁とを備え、
    前記支持壁は、前記収容部に収容される搬送物と接する前記上流側の平行な平面より前記受入方向における下流側にあり、
    前記支持壁の長さが、前記往復運動のストロークより長い、
    物品供給装置。
  2. 前記受入位置側の側壁の長さが、前記搬送物の受入方向の長さの半分以上かつ受入方向の長さ未満である、
    請求項1記載の物品供給装置。
  3. 前記可動ブロックの可動領域の両端に加減圧部を有し、
    前記可動ブロックが前記加減圧部によって生じる気圧差によって往復運動する、
    請求項1又は2記載の物品供給装置。
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