JP2019162063A - 海底貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の水中貯蔵庫によれば、貯蔵対象物に当たる水流を流水取込口から流入するものに限定することができ、貯蔵対象物を強い流れから保護しつつも、適切な振動を伝えることができる。
流水取込口に設けられた遮蔽壁材が流入する水量を制御し、貯蔵対象物に直接強い水流が加わることを防ぎ、破損や流出の問題を解決することができる。
このように遮蔽壁材を傾斜させることにより、遮蔽壁材が受ける水圧を傾斜方向に逃すことができるため、流水取込口の開口面に対して鉛直に遮蔽壁材が設けられた場合と比べ、耐久性に優れる。また、傾斜して設けられた遮蔽壁材が水流の浸入速度を制限することで、貯蔵対象物に伝わる振動を適度に制御することができる。
遮蔽壁材の傾斜角度を調節自在とすることにより、状況に応じて水中貯蔵庫内に流入する水量及びその流入速度を調整することができ、貯蔵対象物に与える振動の程度を適宜調節することができる。
これにより、例えば悪天候に伴う時化等、潮流が荒れることが予想される場合、予め遮蔽壁材間の間隙を閉鎖し、貯蔵対象物を保護することができる。
これにより、水中貯蔵庫内における水流の流れを構築し、より効果的に貯蔵対象物に振動を与えることができる。
側面に扉を設けることにより、貯蔵対象物を側方から容易に搬出入することができる。
天井に扉を設けることで、中心部に配置された収容体の搬出入を上方から容易に行うことができる。
空気袋の浮力を利用することで、水中貯蔵庫の扉の開閉を補助することができる。
貯蔵対象物をスライドレール上で移動させることにより、搬出入時の負担を軽減し、かつ作業を効率的に実施することができる。
アンカーを備える水中貯蔵庫は、空荷ないし貯蔵量の少ない時にも安定して自立することができる。また、潮流が不安定な状況下でも食品組成物の保存容器等の破損を防止することができる。
このような内部空間を画成することにより、水中貯蔵庫を水中地面に設置した状態で、水中貯蔵庫の内部に空気を貯蔵させることができ、擬似的な鍾乳洞空間を構成することができる。
実施例の水中貯蔵庫1は、矩形箱型の水中貯蔵庫である。四面ある側壁の二面は非通水性の遮蔽壁5により構成され、残りの二面の側壁に流水取込口3が設けられている。この構造により、流水取込口3より流入した限定された水流のみが収容体4に当たることとなる。
流水取込口3に遮蔽壁材2が横架されていることにより、流水取込口3から水中貯蔵庫1の内部に流入する水流の量や速さが制限され。内部の収容体4に伝わる振動の強さが調整される。
また、図面には遮蔽壁材2が流水取込口3に等間隔で並設された形態を示したが、等間隔でなくとも構わない。
このような形態とすれば、遮蔽壁材2の傾斜角度を流水取込口3の開口面に対して0°に近づけたときに、流水取込口3を遮蔽壁材2の間隙を閉じることができる(図3(a)左、(b)左)。つまり、天候などの影響により極めて激しい水流が水中に生じることが予想される場合には、予め流水取込口3を閉鎖することが可能となる。
水中貯蔵庫1の側面におけるこれらのユニットの配置を変更することにより、水中における流水の状況等に応じて食品組成物等の貯蔵環境を最適化することができる。
なお、水中貯蔵庫1に設ける流水取込口3の数は特に限定されず、1つであっても良いし、2以上設けても良い。
このような構成とすることで、水中貯蔵庫1内部の下方に載置した食品組成物等と上方に載置した食品組成物等に当たる水流の強さに差をつけることができる。
下部に載置した食品組成物等に水流による強い振動を与えないために、水中貯蔵庫1の底に振動を抑制または吸収する素材のマットを敷いたり、食品組成物等が収容された収容体4の側面をパネルで囲み、海流が収容体4に直接当たらない構造としたりしてもよい。
剛性の素材としては、アルミニウムや鉄などを例示することができる。
特に水中貯蔵庫1の側面に配置された流水取込口3が、遮蔽壁材2が横架された枠体により構成される場合には、この枠体を開閉自在な扉とすることもできる(図5)。
このような環境下で食品組成物等を貯蔵することで、鍾乳洞に疑似した貯蔵条件での貯蔵・熟成が可能となる。
載置台11の高さは、載置台11に載置した食品組成物等が空気層10に曝露するように、水中貯蔵庫1を設置する水深と流水取込口3の上端の高さ位置を考慮し、適宜設計することができる。
これら食品組成物は、瓶、壺、ペットボトル、タッパーなどの定形性のある包装用容器の他、ビニール袋、布袋など定形性の無い包装用容器にパッケージングされた形態で水中貯蔵庫1の内部又は収容体4に収容してもよい。
なお、食品衛生の観点から、包装用容器の内部に水が浸入しないように、口部分などをロウ付けやラップ等により封止することが好ましい。
2 遮蔽壁材
21 傾斜軸
3 流水取込口
4 収容体
5 遮蔽壁
6 扉
61 ヒンジ
7 スライドレール
8 空気袋
9 アンカー
10 空気層
11 載置台
Claims (14)
- 水中地面に設置される水中貯蔵庫であって、該水中貯蔵庫の側面に流水取込口を有することを特徴とする水中貯蔵庫。
- 前記流水取込口に、2以上の遮蔽壁材が同一方向に並行して横架されており、該遮蔽壁材の間隙より流水を取り込むようになされていることを特徴とする、請求項1に記載の水中貯蔵庫。
- 前記遮蔽壁材が、その長さ方向の線分を傾斜軸として、前記流水取込口の開口面に対して傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の水中貯蔵庫。
- 前記遮蔽壁材の傾斜角度が、前記傾斜軸を回転軸として調節自在であることを特徴とする、請求項3に記載の水中貯蔵庫。
- 前記遮蔽壁材の傾斜角度を調節することにより、遮蔽壁材間の間隙を開閉することができる、請求項4に記載の水中貯蔵庫。
- 2以上の流水取込口を備えることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- 側面に開閉自在な扉が設けられていることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- 前記水中貯蔵庫の天井に開閉自在な扉が設けられていることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- 空気袋を備え、空気が充填された該空気袋を前記扉に係止することにより、該空気袋の浮力により前記扉の開閉の補助が可能であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の水中貯蔵庫。
- 内側底面部にスライドレールを備えることを特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- アンカーを備えることを特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- 側面に前記流水取込口が設けられており、該流水取込口より上方に位置する側壁及び天井により、下方開放かつ側方上方密閉の内部空間が画成されていることを特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載の水中貯蔵庫。
- 請求項1〜12の何れか一項に記載の水中貯蔵庫に、食品組成物を貯蔵することを特徴とする、食品組成物の貯蔵方法。
- 請求項1〜12の何れか一項に記載の水中貯蔵庫内で水生生物を育成することを特徴とする、水生生物の養殖方法。
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