JP2019160043A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯情報機器と支持台とが着脱可能な構成において、支持台に接続された周辺機器のセキュリティを向上することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、携帯情報機器と、携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台と、携帯情報機器が支持台に取り付けられた際に携帯情報機器と支持台との間の認証を行う認証部と、認証が成功した場合に、周辺機器を稼働状態にする機器制御部とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、ドッキング装置との間で接続確認を行うアプリケーション制御部を備えた取引処理装置が記載されている。アプリケーション制御部は、接続確認が不成立になった場合に、当該取引処理装置を操作が制限された操作制限状態に設定する。より具体的には、アプリケーション制御部は、取引処理装置を操作不能なロック状態に設定したり、所定のパスワードの入力により当該取引処理装置を操作可能なアンロック状態に移行させたりする。
特開2016−186759号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、接続確認に際して、ドッキング装置に接続された周辺機器をいかに制御するかについて明らかでない。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、携帯情報機器と支持台とが着脱可能な構成において、支持台に接続された周辺機器のセキュリティを向上することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一観点によれば、携帯情報機器と、前記携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台と、前記携帯情報機器が前記支持台に取り付けられた際に前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行う認証部と、前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする機器制御部とを有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にすることを特徴とする情報処理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、コンピュータに、携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にすることを実行させ、前記コンピュータは、前記携帯情報機器又は前記支持台であることを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、携帯情報機器と支持台とが着脱可能な構成において、支持台に接続された周辺機器のセキュリティを向上することができる。
図1は、本発明の第1実施形態による情報処理装置を用いたPOSシステムを示す概略図である。 図2は、本発明の第1実施形態による情報処理装置の構成を示す概略図(その1)である。 図3は、本発明の第1実施形態による情報処理装置の構成を示す概略図(その2)である。 図4は、本発明の第1実施形態による情報処理装置の構成を示す概略図(その3)である。 図5は、本発明の第1実施形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の第1実施形態による情報処理装置における認証動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第2実施形態による情報処理装置における認証動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の他の実施形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による情報処理装置及び情報処理方法について図1乃至図6を用いて説明する。
まず、本実施形態による情報処理装置の構成について図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本実施形態による情報処理装置を用いたPOSシステムを示す概略図である。図2乃至図4は、本実施形態による情報処理装置の構成を示す概略図である。図5は、本実施形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態による情報処理装置は、商品を販売する店舗に導入されたPOSシステムにおけるPOS装置として用いられる。図1に示すように、例えば百貨店、ショッピングセンター等の商業施設Cにおいて出店された複数の店舗1には、それぞれPOSシステム2が構築されて導入されている。POSシステム2は、本実施形態による情報処理装置10と、店舗サーバ12と、アクセスポイント14とを含んでいる。情報処理装置10、店舗サーバ12及びアクセスポイント14は、例えばLAN(Local Area Network)であるネットワーク16に接続されている。
POS装置として機能する情報処理装置10は、携帯情報機器100と、携帯情報機器100を着脱可能に支持する携帯情報機器100の支持台200とを有している。支持台200には、周辺機器300が接続されている。本実施形態による情報処理装置10は、店舗1に1台又は複数台設置されている。情報処理装置10の支持台200は、例えば、店舗1のレジカウンタ上に設置されている。なお、情報処理装置10の台数は、特に限定されるものではなく、店舗1の規模等に応じて、1台又は複数台設置することができる。また、情報処理装置10の支持台200の設置場所も、特に限定されるものではなく、店舗1のレジカウンタ以外の場所に支持台200を設置することもできる。
携帯情報機器100は、操作者である店員が携帯可能な情報機器である。携帯情報機器100は、店舗1において導入されたPOSシステム2においてPOS端末として機能する。携帯情報機器100は、装着状態及び非装着状態のいずれの状態でも店員が使用することができる。すなわち、携帯情報機器100は、店舗1のレジカウンタに設置された支持台200に取り付けられた状態である装着状態で店員が使用することができる。また、携帯情報機器100は、支持台200から取り外された状態である非装着状態で、店舗1のレジカウンタのみならず、店舗1のレジカウンタ以外の場所で店員が携帯して使用することもできる。
支持台200に取り付けられた装着状態の携帯情報機器100は、支持台200の有線通信部238(図5参照)を介して有線でネットワーク16に接続する。これにより、装着状態の携帯情報機器100は、有線通信でネットワーク16を介して店舗サーバ12その他の外部機器とのデータの送受信を行うことが可能になっている。なお、装着状態の携帯情報機器100とネットワーク16との接続は、これに限定されるものではない。例えば、携帯情報機器100は、支持台200に装着されたことを検知すると、支持台200の有線通信部238又は無線通信部を介してネットワーク16に有線接続又は無線接続することもできる。
支持台200に取り付けられた周辺機器300は、例えば、後述するコードスキャナ302、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310等を含む。装着状態の携帯情報機器100は、支持台200を介して周辺機器300を制御することができる。周辺機器300の全部又は一部は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられていない場合においては非稼働状態になっている。また、周辺機器300の全部又は一部は、後述する携帯情報機器100と支持台200との間の認証動作を経ることにより、非稼働状態から稼働状態になりうる。
このように、支持台200は、これに取り付けられた携帯情報機器100の機能を拡張する拡張ユニットであるクレードル又はドッキングステーションとして機能することができる。
一方、支持台200から取り外された非装着状態の携帯情報機器100は、アクセスポイント14との無線通信により無線でネットワーク16に接続する。これにより、非装着状態の携帯情報機器100は、無線通信でネットワーク16を介して店舗サーバ12その他の外部機器とのデータの送受信を行うことが可能になっている。なお、非装着状態の携帯情報機器100とネットワーク16との接続は、これに限定されるものではない。例えば、非装着状態の携帯情報機器100は、支持台200と無線接続又は有線接続されて、支持台200の有線通信部238又は無線通信部を介してネットワーク16に有線接続又は無線接続することもできる。
店舗サーバ12は、例えば、店舗1で販売される商品情報の管理、販売データの集計、売り上げの管理、在庫の管理等を行い、POSシステム2の運用を管理するPOSサーバである。店舗サーバ12は、例えば、店舗1のバックヤードに設置されている。店舗サーバ12は、POS装置として用いられる情報処理装置10で用いられる商品情報等のデータを管理する。
アクセスポイント14は、非装着状態の携帯情報機器100と無線通信を行って、携帯情報機器100をネットワーク16に接続する無線通信機器である。アクセスポイント14は、例えば、店舗1の天井等に設置されている。また、アクセスポイント14は、例えば、店舗1の規模、無線環境等に応じて、1台又は複数台設置することができる。
本実施形態による情報処理装置10は、図2乃至図4に示すように、携帯情報機器100と、携帯情報機器100を着脱可能に支持する支持台200とを有している。支持台200は、ディスプレイ202を有している。ここで、図2は、携帯情報機器100が装着状態にある情報処理装置10をディスプレイ202の背面側から見た斜視図である。図3は、携帯情報機器100が装着状態にある情報処理装置10をディスプレイ202の前面側から見た斜視図である。図4は、図2に示す情報処理装置10から携帯情報機器100が取り外された状態を示す斜視図である。
携帯情報機器100を支持する支持台200は、ディスプレイ202と、本体部204と、ホルダ部206とを有している。
本体部204は、携帯情報機器100とディスプレイ202とを支持する支持体として機能する。さらに、本体部204は、その内部に後述の電源部234、外部I/F(Interface)部236等を収容する筐体として機能する。
本体部204は、レジカウンタ等の設置場所に置かれる土台部208と、土台部208の一端部から上方に向かって延在する板状の脚部210とを有している。脚部210の上側部分は、鉛直方向に対して、土台部208の他端部の側に傾斜した傾斜部212になっている。
鉛直方向に対して傾斜した傾斜部212の上端部には、ディスプレイ202の取り付け部214が設けられている。取り付け部214には、斜め上方を向くようにディスプレイ202が取り付けられている。すなわち、取り付け部214には、本体部204の脚部210が設けられた一端部とは反対側の本体部204の他端部の外側の斜め上方を表示画面216が向くように、ディスプレイ202が取り付けられている。ディスプレイ202は、取り付け部214に固定されている。取り付け部214は、ディスプレイ202を支持する支持部として機能する。ディスプレイ202の取り付け部214への取り付け方法は、特に限定されるものではないが、例えば、ネジ止め等が用いられている。また、取り付け部214は、例えばヒンジ等の角度調整機構を用いることにより、ディスプレイ202の傾斜角度を調整することができるように構成することもできる。
取り付け部214に取り付けられるディスプレイ202は、表示部として機能し、矩形板状の外形形状を有し、この外形形状に対応する矩形状の表示画面216を有している。矩形板状のディスプレイ202は、その長軸方向を横にして取り付け部214に取り付けられている。なお、ディスプレイ202は、その短軸方向を横にして取り付け部214に取り付けられてもよい。
表示画面216を有する表示部として機能するディスプレイ202は、特に限定されるものではなく、種々のディスプレイにより構成することができる。例えば、ディスプレイ202は、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、VFD(Vacuum Fluorescent Display)、FIP(Fluorescent Indicator Panel)等により構成されている。
支持台200は、例えば、購入する商品の会計のためにレジカウンタに来た顧客の側をディスプレイ202の表示画面216が向くようにレジカウンタに設置されている。取り付け部214は、ディスプレイ202が顧客の側を向くようにディスプレイ202を支持している。すなわち、取り付け部214は、ディスプレイ202の表示画面216が顧客の側を向くようにディスプレイ202を支持している。上述のように表示画面216が斜め上方を向くようにディスプレイ202が取り付け部214に取り付けられているため、顧客が表示画面216を視認しやすくなっている。
ディスプレイ202は、携帯情報機器100による制御を受けて、顧客に対して会計情報等の各種の情報を表示画面216に表示する。ディスプレイ202に表示される会計情報は、例えば、会計処理を行う商品の名称、商品の数量、販売金額、値引き金額、合計金額、税額、受領金額、釣銭金額等である。また、ディスプレイ202は、携帯情報機器100による制御を受けて、顧客に対して広告、宣伝、イベント等に関する情報を表示画面216に表示することもできる。また、ディスプレイ202は、タッチパネルとして構成することもできる。この場合、ディスプレイ202は、顧客による表示画面216に対するタッチ入力を受け付けることができる。
傾斜部212を含む本体部204は、取り付け部214により支持されたディスプレイ202と傾斜部212との間に空間Sが形成される形状を有している。空間Sには、支持台200に接続された周辺機器を設置することができ、情報処理装置10の設置場所であるレジカウンタ等の省スペース化を図ることができる。また、空間Sが形成されていることにより、情報処理装置10において放熱効果を得ることができる。
また、傾斜部212の上側の傾斜面上には、ホルダ部206が設けられている。ホルダ部206は、傾斜部212の傾斜面に沿った方向に携帯情報機器100を挟み込むことにより保持して支持する支持部として機能する。ホルダ部206は、表示画面216と反対側のディスプレイ202の背面側において、ディスプレイ202に隣接して携帯情報機器100を着脱可能に支持する。なお、ホルダ部206は、ディスプレイ202の側面側において、ディスプレイ202に隣接して携帯情報機器100を着脱可能に支持するものであってもよい。
ホルダ部206に保持される携帯情報機器100は、矩形板状の外形形状を有し、この外形形状に対応する矩形状のタッチパネル102の表示画面104を有している。ホルダ部206は、矩形板状の携帯情報機器100の長軸方向が横になるように、携帯情報機器100の短軸方向から挟み込んで携帯情報機器100が保持する。また、ホルダ部206は、斜め上方を向くように携帯情報機器100を支持する。すなわち、ホルダ部206は、本体部204の脚部210が設けられた一端部の外側の斜め上方を、携帯情報機器100のタッチパネル102の表示画面104が向くように、携帯情報機器100を保持する。なお、ホルダ部206は、矩形板状の携帯情報機器100の短軸方向が横になるように携帯情報機器100を保持するものであってもよい。
また、ホルダ部206は、携帯情報機器100が顧客の側とは異なる店員の側を向くように携帯情報機器100を支持する。すなわち、ホルダ部206は、タッチパネル102の表示画面104が店員の側を向くように携帯情報機器100を支持する。上述のように表示画面104が斜め上方を向くように携帯情報機器100がホルダ部206に支持されるため、店員が表示画面104を視認しやすくなっている。
ホルダ部206は、携帯情報機器100の横軸方向がディスプレイ202の横軸方向と平行になるように携帯情報機器100を支持する。すなわち、ホルダ部206は、携帯情報機器100の表示画面104の横軸方向がディスプレイ202の表示画面216の横軸方向と平行になるように携帯情報機器100を支持する。なお、携帯情報機器100の横軸方向とは、長軸方向を横にして携帯情報機器100がホルダ部206に保持された場合の当該長軸方向を意味し、短軸方向を横にして携帯情報機器100がホルダ部206に保持された場合の当該短軸方向を意味する。また、ディスプレイ202の横軸方向とは、長軸方向を横にしてディスプレイ202が取り付け部214に取り付けられた場合の当該長軸方向を意味し、短軸方向を横にしてディスプレイ202が取り付け部214に取り付けられた場合の当該短軸方向を意味する。このように携帯情報機器100がディスプレイ202と平行に支持されることにより、店員及びその相手方の顧客が、それぞれタッチパネル102の表示画面104及びディスプレイ202の表示画面216を容易に見ながら対面でやりとりをすることができる。
ホルダ部206は、載置部218と、載置部218の下端部及び上端部にそれぞれ設けられた爪部220、222を有している。ホルダ部206は、下側及び上側の爪部220、222により携帯情報機器100を挟持することにより、携帯情報機器100を保持して支持する。
携帯情報機器100をホルダ部206に取り付けて装着する際には、操作者である店員により、長軸方向を横にして携帯情報機器100がホルダ部206の載置部218に向けて押し付けられる。爪部220、222は、押し付けられる携帯情報機器100に押し退けられて弾性的に外側に広がる。さらに携帯情報機器100が押し付けられて載置部218に接触すると、爪部220、222は、弾性的に復元して携帯情報機器100の端部に引っ掛かって係合する。こうして、携帯情報機器100がホルダ部206に取り付けられて装着される。
一方、携帯情報機器100をホルダ部206から取り外す際には、操作者である店員により、ホルダ部206に取り付けられた携帯情報機器100がホルダ部206から引き離される。爪部220、222は、引き離される携帯情報機器100に押し退けられて弾性的に外側に広がる。さらに携帯情報機器100が引き離されると、爪部220、222は、携帯情報機器100の端部から外れるとともに弾性的に復元する。こうして、携帯情報機器100がホルダ部206から取り外される。
なお、ホルダ部206が携帯情報機器100を着脱可能に保持する機構は、爪部220、222を用いた機構に限定されるものではなく、種々の機構を用いることができる。また、ホルダ部206は、例えば、載置部218に置かれた携帯情報機器100を下方から支持するものであってもよい。
ホルダ部206は、上述のようにして、取り付け部214に取り付けられて支持されたディスプレイ202の背面側又は側面側において、ディスプレイ202に隣接して携帯情報機器100を着脱可能に支持する。ホルダ部206に支持された携帯情報機器100は、取り付け部214に支持されたディスプレイ202とは異なる向きを向いている。すなわち、ホルダ部206に支持された携帯情報機器100のタッチパネル102の表示画面104は、取り付け部214に支持されたディスプレイ202の表示画面216とは異なる向きを向いている。より具体的には、携帯情報機器100のタッチパネル102の表示画面104とディスプレイ202の表示画面216とは、互いに反対向きの斜め上方を向いている。
上述のようにしてホルダ部206に支持された携帯情報機器100の背面は、取り付け部214に支持されたディスプレイ202の背面の側を向いている。より具体的には、ディスプレイ202の背面と携帯情報機器100の背面とが互いに略対向している。
携帯情報機器100を保持するホルダ部206には、接続コネクタ224が設けられている。接続コネクタ224は、ホルダ部206に支持された携帯情報機器100を支持台200に電気的に接続するためのコネクタである。接続コネクタ224は、例えば、ホルダ部206の下側の爪部222に設けられている。接続コネクタ224に対して、携帯情報機器100に設けられた接続コネクタ106が接続されることにより、携帯情報機器100が支持台200に電気的に接続される。
なお、接続コネクタ106、224の接続形式は、特に限定されるものではなく、種々の方式を採用することができる。例えば、接続コネクタ106、224を、それぞれ互いに対応する接点が並んだ接触端子とし、マグネットの引力、立体形状等により位置合わせされて互いに対応する接点が接触することにより、両者が電気的に接続される接続方式を採用することができる。また、例えば、支持台200側の接続コネクタ224を雄型、携帯情報機器100側の接続コネクタ106を雌型とし、接続コネクタ224が接続コネクタ106に嵌め込まれることにより、両者が電気的に接続される接続方式を採用することもできる。
本実施形態による情報処理装置10は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられて接続コネクタ106、224が接続された際に、後述するように認証動作を行う。認証動作において、情報処理装置10は、携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行う。
接続コネクタ224は、ホルダ部206に取り付けられた携帯情報機器100をディスプレイ202に接続する接続部として機能する。携帯情報機器100は、接続コネクタ106、224を介して接続されたディスプレイ202の表示を制御することができる。
また、本体部204の例えば下側の側部には、周辺機器を接続するためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタ226が複数設けられている。USBコネクタ226には、周辺機器300として、例えば、コードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310等が接続される。なお、ディスプレイ310は、ディスプレイ端子230に接続可能なものであってもよい。また、便宜上、図2乃至図4のうち、図2においてのみコードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310を示し、図3及び図4ではこれらを省略している。
また、本体部204の例えば下側の側部には、LANケーブル等の通信ケーブルを接続するための通信コネクタ228が設けられている。通信コネクタ228は、例えばRJ−45等のLANコネクタである。支持台200は、通信コネクタ228に接続された通信ケーブルを介してネットワーク16に接続される。
また、本体部204の例えば下側の側部には、外部ディスプレイを接続するためのディスプレイ端子230が設けられている。ディスプレイ端子230は、例えば、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子、DVI(Digital Visual Interface)端子、VGA(Video Graphics Array)端子等である。
また、本体部204の下側の側部には、電源を供給するための電源コネクタ232が設けられている。電源コネクタ232には、AC(Alternating Current)アダプタが接続される。ACアダプタは、商用電源からの交流電源を直流電源に変換して支持台200に供給する。
なお、USBコネクタ226、通信コネクタ228、ディスプレイ端子230及び電源コネクタ232が設けられる本体部204の部分は、特に限定されるものではない。これらは、本体部204の適宜の部分に設けることができる。
一方、POS端末として機能する携帯情報機器100は、タブレット端末等の携帯可能なコンピュータ装置である。携帯情報機器100は、支持台200のホルダ部206に着脱可能に取り付けられて支持される。携帯情報機器100は、矩形板状の形状を有しており、長軸方向を横にして支持台200に支持される。携帯情報機器100は、支持台200に取り付けられた装着状態であっても、支持台200から取り外された非装着状態であっても使用することが可能である。
携帯情報機器100は、商品の売り上げ登録機能、会計機能、商品情報登録機能、在庫管理機能等を有するPOSアプリケーションプログラムがインストールされており、POS装置の一部として機能する。携帯情報機器100は、装着状態と非装着状態とで異なる又は同一の使用目的で使用することができる。携帯情報機器100は、支持台200から取り外されると、その機能が切り替わるように構成することができる。また、携帯情報機器100は、必要に応じて、POSアプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムがインストールされている。
まず、装着状態の携帯情報機器100は、例えば、顧客が購入する商品の会計処理を実行するPOS装置の一部として機能することができる。この場合、装着状態の携帯情報機器100は、レジカウンタにおいて店員により使用され、支持台200に接続された周辺機器を制御して会計処理を実行する。周辺機器には、コードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310等が含まれる。
一方、非装着状態の携帯情報機器100は、例えば、在庫管理処理を実行するハンディーターミナルとして機能することができる。この場合、非装着状態の携帯情報機器100は、店舗1における倉庫等の商品の保管場所にレジカウンタから持ち出されて店員により使用され、在庫管理処理を実行する。在庫管理処理には、検品、商品登録、棚卸、発注等が含まれる。なお、POS装置として非装着状態の携帯情報機器100を使用する場合には、非装着状態の携帯情報機器100に対して、必要に応じて上述の周辺機器を有線又は無線で直接接続することができる。
携帯情報機器100のタッチパネル102は、表示部及び入力部として機能し、携帯情報機器100において起動されたアプリケーションプログラムの画面を表示画面104に表示して、店員に対して種々の情報を表示する。店員は、タッチパネル102の表示画面104に対するタッチ入力により、アプリケーションプログラムを操作することができる。
携帯情報機器100の長軸方向に沿った側端部には、上述の接続コネクタ106が設けられている。上述のようにして接続コネクタ106が支持台200の接続コネクタ224に接続されることにより、携帯情報機器100が支持台200に電気的に接続される。
図5は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられている情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示している。なお、情報処理装置10のハードウェア構成は、図5に示す構成に限定されるものではなく、種々の構成を採用することができる。
図5に示すように、携帯情報機器100は、CPU(Central Processing Unit)108と、内部ストレージ110と、RAM(Random Access Memory)112とを有している。また、携帯情報機器100は、第1無線通信部114と、第2無線通信部116と、着脱センサ118と、カメラ120とを有している。また、携帯情報機器100は、タッチパネルコントローラ122と、タッチパネル102とを有している。また、携帯情報機器100は、接続コネクタ106と、外部I/F部124と、USBコネクタ126とを有している。さらに、携帯情報機器100は、電源部128と、バッテリー130とを有している。
CPU108、内部ストレージ110、RAM112、第1無線通信部114、第2無線通信部116、着脱センサ118、カメラ120、接続コネクタ106、タッチパネルコントローラ122及び外部I/F部124は、バスライン132に接続されている。外部I/F部124には、USBコネクタ126が接続されている。接続コネクタ106には、電源部128が接続されている。電源部128には、バッテリー130が接続されている。
CPU108は、内部ストレージ110に記憶されたプログラムを実行することにより動作し、携帯情報機器100全体の動作を制御する制御部として機能する。また、CPU108は、内部ストレージ110に記憶されたPOSアプリケーションプログラムを実行して、POS装置としての各種処理を実行する。RAM112は、CPU108の動作に必要なメモリ領域を提供する。
また、CPU108は、認証部として機能し、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられて接続コネクタ106、224が接続された際に、携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行う認証処理を実行する。
また、CPU108は、機器制御部として機能し、コードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310等の周辺機器300の稼働状態を制御する。より具体的には、CPU108は、上記認証処理による認証が成功した場合に、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する。周辺機器300は、支持台200に携帯情報機器100が取り付けられていない状態では、非稼働状態になっている。非稼働状態は、周辺機器300に電源が供給されていない電源オフ状態のほか、周辺機器300のリセット状態が保持された状態等の周辺機器300が通常動作しない状態を含む。稼働状態は、周辺機器300に電源が供給され、周辺機器300が通常動作可能な状態である。
機器制御部として機能するCPU108は、例えば、周辺機器300に対する電源部234による給電を制御することにより、周辺機器300の稼働状態を制御することができる。例えば、CPU108は、上記認証処理による認証が成功した場合に、USBコネクタ126の信号線のうちの電源線Vbusを、電源が供給されていないオフ状態から電源が供給されたオン状態に変更する。これにより、CPU108は、USBコネクタ126に接続された周辺機器300を、非稼働状態から稼働状態に変更する。
内部ストレージ110は、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ等の記憶媒体により構成され、記憶部として機能する。内部ストレージ110は、CPU108により実行されるプログラム、そのプログラムの実行の際にCPU108により参照されるデータ等を記憶する。
また、内部ストレージ110は、支持台200に関する識別情報データベースを記憶する。支持台200に関する識別情報データベースには、その携帯情報機器100を取り付けることが可能な支持台200を一意に特定する識別情報が格納されている。識別情報は、支持台200に取り付けられた携帯情報機器100が支持台200から取得可能で、支持台200を一意に特定する情報であれば特に限定されるものではない。識別情報としては、例えば、支持台200を構成する部品又はモジュールにアクセスして取得可能なこれらに固有なシリアル番号、MAC(Media Access Control)アドレス等の固有情報、支持台200の内部ストレージ250に記憶されたID(Identification)等である。識別情報データベースは、認証動作に際して、CPU108により参照される。
識別情報データベースに識別情報が格納されて登録された支持台200は、例えば、携帯情報機器100が使用される店舗1と同一の店舗1に設置された一又は複数の支持台200である。携帯情報機器100が取り付け可能な支持台200は、識別情報データベースに識別情報が格納されて登録された支持台200に限られることになる。
第1無線通信部114は、CPU108による制御に従って、例えば無線LANの規格によりアクセスポイント14等と無線通信を行う。無線LANの規格は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)により策定されたIEEE802.11に準拠したWi−Fi(登録商標)等である。
第2無線通信部116は、CPU108による制御に従って、Bluetooth(登録商標)通信方式、赤外線通信方式等により、対応する無線通信機能を有する周辺機器と無線通信を行う。これにより、CPU108は、第2無線通信部116を介して周辺機器を制御することができる。
着脱センサ118は、携帯情報機器100の着脱を検出して、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられているか否かに応じた出力信号を出力する。着脱センサ118は、例えば、磁気センサであり、支持台200に設けられた磁石244による磁場を検出して、携帯情報機器100の着脱を検出する。なお、着脱センサ118は、光学的方法、電気的方法、機械的方法その他の方法により携帯情報機器100の着脱を検出するものであってもよい。
カメラ120は、CPU108による制御に従って、被写体を撮像して被写体の画像データを出力する。例えば、非装着状態の携帯情報機器100は、商品等に付されたコードシンボルをカメラ120により撮像し、撮像された画像から情報を取得する画像スキャナとして機能することもできる。コードシンボルとしては、特に限定されるものではないが、例えば、バーコード等の一次元コード、QRコード(登録商標)等の二次元コード等が挙げられる。
タッチパネル102は、表示画面104を有する表示部として機能するとともに、表示画面104に対するタッチ入力を受け付ける入力部として機能する。タッチパネルコントローラ122は、CPU108による制御に従って、タッチパネル102の表示画面104に対する表示を制御するとともに、表示画面104に対するタッチ入力を監視して、タッチ入力による入力データを取得する。
接続コネクタ106は、上述のように、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられた際に、支持台200の接続コネクタ224に着脱可能に接続される。CPU108は、接続コネクタ106が接続コネクタ224に接続されることにより、支持台200の各部を制御することが可能になる。
外部I/F部124は、CPU108による制御に従って、USBコネクタ126を介したデータの送受信を制御する。USBコネクタ126には、必要に応じて、USB規格で接続可能な周辺機器を着脱可能に接続することができる。CPU108は、USBコネクタ126に接続された周辺機器を制御することができる。
電源部128は、バッテリー130から供給される電源を駆動用電源として携帯情報機器100の各部に供給する。非装着状態の携帯情報機器100は、バッテリー130による駆動用電源により動作することができる。
また、携帯情報機器100が装着状態である場合において、電源部128には、接続コネクタ106、224を介して支持台200の電源部234から充電用電源及び駆動用電源が供給される。電源部128は、電源部234から供給される充電用電源でバッテリー130を充電する。また、電源部128は、電源部234から供給される駆動用電源を携帯情報機器100の各部に供給する。装着状態の携帯情報機器100は、電源部234から供給される駆動用電源により動作することができる。
支持台200は、上述したように、ディスプレイ202と、接続コネクタ224と、USBコネクタ226と、通信コネクタ228と、ディスプレイ端子230と、電源コネクタ232とを有している。また、支持台200は、電源部234と、外部I/F部236と、有線通信部238と、ディスプレイコントローラ240と、磁石244とを有している。
接続コネクタ224、外部I/F部236、有線通信部238及びディスプレイコントローラ240は、バスライン246に接続されている。接続コネクタ224には、電源部234が接続されている。電源部234には、電源コネクタ232が接続されている。外部I/F部236には、USBコネクタ226が接続されている。有線通信部238には、通信コネクタ228が接続されている。ディスプレイコントローラ240には、ディスプレイ202及びディスプレイ端子230が接続されている。
外部I/F部236は、CPU108による制御に従って、USBコネクタ226を介したデータの送受信を制御する。複数のUSBコネクタ226には、USB規格で接続可能な周辺機器として、コードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306及びキャッシュドロア308が着脱可能に接続される。携帯情報機器100のCPU108は、USBコネクタ226に接続された周辺機器を制御することができる。
有線通信部238は、通信コネクタ228に接続された通信ケーブルによりネットワーク16に接続され、ネットワーク16を介してデータの送受信を行う。携帯情報機器100のCPU108は、有線通信部238を介して、ネットワーク16上の店舗サーバ12等とデータの送受信を行うことができる。
ディスプレイ202は、表示画面216を有する表示部として機能する。ディスプレイ202は、携帯情報機器100により制御される。すなわち、ディスプレイコントローラ240は、携帯情報機器100のCPU108による制御に従って、ディスプレイ202の表示画面216に対する表示を制御する。また、ディスプレイコントローラ240は、ディスプレイ端子230に外部ディスプレイが接続されている場合、外部ディスプレイに対する表示を制御する。なお、ディスプレイ202又は外部ディスプレイをタッチパネルにより構成した場合には、タッチパネルコントローラを用いることができる。
電源部234は、電源コネクタ232に接続されたACアダプタにより供給される電源を駆動用電源として支持台200の各部に供給する。また、電源部234は、ACアダプタにより供給される電源を駆動用電源として、USBコネクタ226に接続されたバスパワーで動作可能な周辺機器に供給する。
また、携帯情報機器100が装着状態である場合において、電源部234は、接続コネクタ106、224を介して携帯情報機器100の電源部128に充電用電源及び駆動用電源を供給する。
磁石244は、例えば、ホルダ部206に取り付けられている。上述のように、磁石244による磁場は、携帯情報機器100の着脱を検出するために、着脱センサ118により検出される。
コードスキャナ302は、CPU108による制御に従って動作し、会計処理を実行すべき商品等に付されたコードシンボルを読み取る。コードシンボルとしては、特に限定されるものではないが、例えば、上述したバーコード、QRコード等の一次元又は二次元コード等が挙げられる。
非接触ICリーダライタ304は、CPU108による制御に従って動作し、顧客のスマートフォン等の機器又はカード等の媒体が有する非接触ICチップから、支払のためのクレジットカード情報、電子マネーカード情報を取得する。
プリンタ306は、CPU108による制御に従って動作し、レシート等を印字して出力する。
キャッシュドロア308は、CPU108による動作に従って動作し、現金決済のための現金の授受の際に、硬貨、紙幣等を保管するドロアを開放する。
ディスプレイ310は、CPU108による制御に従って動作し、例えば、顧客に対して情報を表示するカスタマディスプレイとして動作することができる。ディスプレイ310は、特に限定されるものではなく、種々のディスプレイにより構成することができる。例えば、ディスプレイ310は、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ、LEDディスプレイ、VFD、FIP等により構成されている。また、ディスプレイ310は、USBコネクタ226に接続するタイプに限定されるものではなく、ディスプレイ端子230に接続するタイプのものであってもよい。
なお、支持台200には、必要に応じて、上記コードスキャナ302等以外の周辺機器を接続して動作させることができる。他の周辺機器としては、PIN(Personal Identification Number)パッド、自動釣銭機、プログラマブルキーボード等が例示される。
また、支持台200は、CPU248と、内部ストレージ250と、RAM252とをさらに有していてもよい。CPU248、内部ストレージ250及びRAM252は、バスライン246に接続される。この場合、支持台200は、単独でコンピュータ装置として機能することが可能である。
CPU248は、内部ストレージ250に記憶されたプログラムを実行することにより動作し、支持台200全体の動作を制御する制御部として機能する。これにより、CPU248は、支持台200における各部の動作の制御、携帯情報機器100との間の各種データ通信の制御、周辺機器300の動作の制御等を行うことができる。RAM252は、CPU248の動作に必要なメモリ領域を提供する。
内部ストレージ250は、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ等の記憶媒体により構成され、記憶部として機能する。内部ストレージ250は、CPU248により実行されるプログラム、そのプログラムの実行の際にCPU248により参照されるデータ等を記憶する。
また、内部ストレージ250は、当該支持台200を一意に特定する識別情報であるIDを記憶することができる。
また、支持台200は、有線通信部238に加えて又は有線通信部238に代えて、無線通信部を有していてもよい。携帯情報機器100のCPU108は、支持台200の有線通信部238又は無線通信部を介してネットワーク16に有線接続又は無線接続することができる。例えば、携帯情報機器100のCPU108は、支持台200に装着されたことを検知すると、支持台200の有線通信部238又は無線通信部を介してネットワーク16に有線接続又は無線接続することができる。また、例えば、非装着状態の携帯情報機器100のCPU108は、支持台200と無線接続又は有線接続されて、支持台200の有線通信部238又は無線通信部を介してネットワーク16に有線接続又は無線接続することができる。
こうして、携帯情報機器100と支持台200とを有する情報処理装置10が構成されている。
本実施形態による情報処理装置10は、携帯情報機器100及びディスプレイ202により、それぞれ互いに対面する店員及び顧客に対して情報を表示して提示することができる。これにより、店員は、顧客との応対を円滑に処理することができる。
また、携帯情報機器100は、必要に応じて、店員が支持台200から取り外して使用することができる。携帯情報機器100は、支持台200に取り付けられた状態でPOS装置の一部として機能するほか、支持台200から取り外された状態でPOS装置とは別の在庫管理処理等の用途に用いる装置として機能することができる。これにより、本実施形態による情報処理装置10は、携帯情報機器100により種々の処理を実行することができる。
一方で、携帯情報機器100を制約なく支持台200に取り付けて周辺機器300を制御することができたのでは、セキュリティの観点から不都合な場合がある。例えば、携帯情報機器100が不正に店舗1に持ち込まれて支持台200に取り付けられ、その支持台200に接続された周辺機器300を操作できたのでは、セキュリティ上の問題が大きい。また、同一の商業施設Cにおいて出店された複数の店舗1は、互いに異なる事業者により運営されているのが通常である。この場合、一の店舗1で使用される携帯情報機器100が、その一の店舗1とは異なる事業者の他の店舗1に設置された支持台200に取り付けられ、その支持台200に接続された周辺機器300を操作できたのでは、セキュリティ上の問題が大きい。
特に、キャッシュドロア308、自動釣銭機等の貨幣を取り扱う周辺機器300、PINパッド等の暗証番号を取り扱う周辺機器300は、不正な操作を防止して、セキュリティを確保する必要性が高い。
これに対して、本実施形態による情報処理装置10は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられた際に携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行い、認証が成功した場合に周辺機器300を非稼働状態から稼働状態にする。これにより、認証が成功しない限り周辺機器300の利用をより確実に制限することができるため、周辺機器300のセキュリティを向上することができる。
以下、本実施形態による情報処理装置10における認証動作についてさらに図6を用いて説明する。図6は、本実施形態による情報処理装置10における認証動作を示すフローチャートである。情報処理装置10における認証動作が行われることにより、本実施形態による情報処理方法が実行される。
まず、支持台200から取り外された携帯情報機器100において、CPU108は、図6に示すように、着脱センサ118の出力信号を取得する(ステップS102)。着脱センサ118は、上述のように、携帯情報機器100の着脱を検出して、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられているか否かに応じた出力信号を出力している。
次いで、CPU108は、取得した着脱センサ118の出力信号に基づき、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたか否かを判定する(ステップS104)。なお、CPU108は、支持台200の電源部234からの電源供給の有無に関する情報等、着脱センサ118の出力信号以外の情報に基づき、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたか否かを判定することもできる。
CPU108は、携帯情報機器100が支持台200から取り外されたままであると判定すると(ステップS104、NO)、ステップS102に移行して、着脱センサ118の出力信号の取得を継続する。
一方、CPU108は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたと判定すると(ステップS104、YES)、携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行う認証処理を実行する(ステップS106)。
認証処理において、CPU108は、接続コネクタ106、224による接続を介して、支持台200を一意に特定する識別情報を支持台200から取得する。例えば、CPU108は、接続コネクタ106、224による接続を介して、支持台200を構成する部品又はモジュールにアクセスする。これにより、CPU108は、部品又はモジュールのシリアル番号を、当該支持台200を一意に特定する識別情報として取得することができる。また、例えば、CPU108は、接続コネクタ106、224による接続を介して、支持台200の内部ストレージ250から、当該支持台200を一意に特定する識別情報としてIDを取得することができる。
続いて、CPU108は、支持台200から取得した識別情報を、内部ストレージ110に記憶された支持台200に関する識別情報データベースの識別情報と照合する。
支持台200から取得した識別情報が識別情報データベースのうちの識別情報と一致して認証が成功すると(ステップS108、YES)、CPU108は、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する(ステップS110)。CPU108は、例えば、周辺機器300に対する電源部234による給電を制御することにより、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更することができる。
なお、複数の周辺機器300のすべてについて、CPU108は、上記のように認証結果に応じて稼働状態を制御する必要はない。複数の周辺機器300のうちの一部について、CPU108は、上記のように認証が成功した場合に非稼働状態から稼働状態に変更することもできる。このような一部の周辺機器300としては、セキュリティを確保する必要性が特に高いキャッシュドロア308、自動釣銭機、PINパッド等が例示される。この場合、稼働状態を制御しない周辺機器300は、例えば、認証の成否にかかわらず、稼働状態に維持することができる。
一方、支持台200から取得した識別情報が識別情報データベースのうちの識別情報と一致せずに認証が失敗すると(ステップS108、NO)、CPU108は、周辺機器300の非稼働状態を維持する(ステップS112)。このように認証が失敗した場合、周辺機器300は、非稼働状態が維持されるため、操作することができない。
こうして、情報処理装置10は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられた際の認証動作を終了する。
このように、本実施形態によれば、携帯情報機器100と支持台200との間の認証が成功した場合に周辺機器300を非稼働状態から稼働状態にする。これにより、認証が成功しない限り周辺機器300の利用をより確実に制限することができるため、周辺機器300のセキュリティを向上することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による情報処理装置及び情報処理方法について図7を用いて説明する。なお、上記第1実施形態による情報処理装置及び情報処理方法と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
上記第1実施形態では、携帯情報機器100のCPU108が認証動作における認証処理を実行する場合について説明したが、これに限定されるものではない。以下、本実施形態では、支持台200のCPU248が認証動作における認証処理を実行する場合について説明する。なお、本実施形態による情報処理装置10の構成は、第1実施形態による情報処理装置10と同様である。
本実施形態において、支持台200のCPU248は、認証部として機能し、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられて接続コネクタ106、224が接続された際に、携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行う認証処理を実行する。
また、CPU248は、機器制御部として機能し、コードスキャナ302、非接触ICリーダライタ304、プリンタ306、キャッシュドロア308、ディスプレイ310等の周辺機器300の稼働状態を制御する。より具体的には、CPU248は、上記認証処理による認証が成功した場合に、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する。
機器制御部として機能するCPU248は、例えば、周辺機器300に対する電源部234による給電を制御することにより、周辺機器300の稼働状態を制御することができる。例えば、CPU248は、上記認証処理による認証が成功した場合に、USBコネクタ126の信号線のうちの電源線Vbusをオフ状態からオン状態に変更する。これにより、CPU248は、USBコネクタ126に接続された周辺機器300を、非稼働状態から稼働状態に変更する。なお、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する方法は、これに限定されるものではなく、種々の方法を採用することができる。
また、支持台200の内部ストレージ250は、携帯情報機器100に関する識別情報データベースを記憶する。携帯情報機器100に関する識別情報データベースには、その支持台200に取り付けることが可能な携帯情報機器100を一意に特定する識別情報が格納されている。識別情報は、携帯情報機器100が取り付けられた支持台200が携帯情報機器100から取得可能で、携帯情報機器100を一意に特定する情報であれば特に限定されるものではない。識別情報としては、例えば、携帯情報機器100を構成する部品又はモジュールにアクセスして取得可能なこれらに固有なシリアル番号、MACアドレス等の固有情報、携帯情報機器100の内部ストレージ110に記憶されたID等である。識別情報データベースは、認証動作に際して、CPU248により参照される。
識別情報データベースに識別情報が格納されて登録された携帯情報機器100は、例えば、支持台200が設置された店舗1と同一の店舗1で使用される一又は複数の支持台200である。支持台200に取り付け可能な携帯情報機器100は、識別情報データベースに識別情報が格納されて登録された携帯情報機器100に限られることになる。
以下、本実施形態による情報処理装置10における認証動作について図7を用いて説明する。図7は、本実施形態による情報処理装置10における認証動作を示すフローチャートである。情報処理装置10における認証動作が行われることにより、本実施形態による情報処理方法が実行される。
まず、携帯情報機器100が取り外された支持台200において、CPU248は、図7に示すように、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたか否かを示す情報である着脱情報を取得する(ステップS202)。着脱情報は特に限定されるものではないが、例えば、着脱センサ118と同様の着脱センサを支持台200に設けて、携帯情報機器100の着脱を検出し、その出力信号を着脱情報として取得することができる。
次いで、CPU248は、取得した着脱情報に基づき、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたか否かを判定する(ステップS204)。
CPU108は、携帯情報機器100が支持台200から取り外されたままであると判定すると(ステップS204、NO)、ステップS202に移行して、着脱情報の取得を継続する。
一方、CPU248は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられたと判定すると(ステップS204、YES)、携帯情報機器100と支持台200との間の認証を行う認証処理を実行する(ステップS206)。
認証処理において、CPU248は、接続コネクタ106、224による接続を介して、携帯情報機器100を一意に特定する識別情報を携帯情報機器100から取得する。例えば、CPU248は、接続コネクタ106、224による接続を介して、携帯情報機器100を構成する部品又はモジュールにアクセスする。これにより、CPU248は、部品又はモジュールのシリアル番号を、当該携帯情報機器100を一意に特定する識別情報として取得することができる。また、例えば、CPU248は、接続コネクタ106、224による接続を介して、携帯情報機器100の内部ストレージ110から、当該携帯情報機器100を一意に特定する識別情報としてIDを取得することができる。
続いて、CPU248は、携帯情報機器100から取得した識別情報を、内部ストレージ250に記憶された携帯情報機器100に関する識別情報データベースの識別情報と照合する。
携帯情報機器100から取得した識別情報が識別情報データベースのうちの識別情報と一致して認証が成功すると(ステップS208、YES)、CPU248は、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する(ステップS210)。この際、CPU248は、第1実施形態のCPU108と同様に、周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更することができる。また、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、複数の周辺機器300のうちの一部について、CPU248は、上記のように認証が成功した場合に非稼働状態から稼働状態に変更することもできる。
一方、携帯情報機器100から取得した識別情報が識別情報データベースのうちの識別情報と一致せずに認証が失敗すると(ステップS208、NO)、CPU248は、周辺機器300の非稼働状態を維持する(ステップS212)。このように認証が失敗した場合、周辺機器300は、非稼働状態が維持されるため、操作することができない。
こうして、情報処理装置10は、携帯情報機器100が支持台200に取り付けられた際の認証動作を終了する。
本実施形態のように、支持台200のCPU248が認証動作における認証処理を実行してもよい。本実施形態によっても、携帯情報機器100と支持台200との間の認証が成功した場合に周辺機器300を非稼働状態から稼働状態にする。これにより、認証が成功しない限り周辺機器300の利用をより確実に制限することができるため、周辺機器300のセキュリティを向上することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による情報処理装置及び情報処理方法について説明する。なお、上記第1及び第2実施形態による情報処理装置及び情報処理方法と同様の構成要素については同一の符号を付し説明を省略し又は簡略にする。
第1実施形態による携帯情報機器100のCPU108による認証処理と、第2実施形態による支持台200のCPU248による認証処理とは、相互に組み合わせて実行することができる。これにより、周辺機器300のセキュリティをさらに向上することができる。具体的には、次のように認証処理を組み合わせて実行することができる。
携帯情報機器100のCPU108は、第1実施形態と同様に認証処理を実行して認証が成功した場合に、その認証が成功したことを示す情報である認証成功情報を支持台200のCPU248に送信する。支持台200のCPU248は、第2実施形態と同様に認証処理を実行して、その認証が成功した場合であって、携帯情報機器100のCPU108から認証成功情報を受信したときに、第2実施形態と同様に周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する。
また、上記とは逆に組み合わせることもできる。すなわち、支持台200のCPU248は、第2実施形態と同様に認証処理を実行して認証が成功した場合に、その認証が成功したことを示す情報である認証成功情報を携帯情報機器100のCPU108に送信する。携帯情報機器100のCPU108は、第1実施形態と同様に認証処理を実行して、その認証が成功した場合であって、支持台200のCPU248から認証成功情報を受信したときに、第1実施形態と同様に周辺機器300を非稼働状態から稼働状態に変更する。
本実施形態のように、携帯情報機器100のCPU108による認証処理と、支持台200のCPU248による認証処理とを相互に組み合わせて実行することにより、周辺機器300のセキュリティをさらに向上することができる。
[他の実施形態]
上記実施形態において説明した情報処理装置は、さらに他の実施形態によれば、図8に示すように構成することもできる。図8は、他の実施形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、他の実施形態による情報処理装置1000は、携帯情報機器1002と、携帯情報機器1002を着脱可能に支持する支持台1004を有している。支持台1004には、周辺機器が接続されている。また、情報処理装置1000は、携帯情報機器1002が支持台1004に取り付けられた際に携帯情報機器1002と支持台1004との間の認証を行う認証部1006と、認証が成功した場合に、周辺機器を稼働状態にする機器制御部1008とを有している。
他の実施形態による情報処理装置1000によれば、認証が成功しない限り周辺機器の利用をより確実に制限することができるため、周辺機器のセキュリティを向上することができる。
[変形実施形態]
本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、商品を販売する店舗において使用されるPOS装置として情報処理装置10を用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。情報処理装置10は、サービスを提供する店舗において使用されるPOS装置として用いることもできる。
また、上記実施形態では、情報処理装置10をPOS装置として用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。情報処理装置10は、操作者が対面で相手方と応対するに際して、応対内容等に応じて何らかの処理を実行する装置として用いることができる。情報処理装置10の携帯情報機器100には、処理内容に応じたアプリケーションプログラムをインストールすることができる。また、支持台200には、処理内容に応じた周辺機器を接続することができる。
また、上記実施形態では、支持台200にディスプレイ202が取り付けられて支持されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。支持台200には、ディスプレイ202が取り付けられていなくてもよい。
また、上記の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。携帯情報機器100及び支持台200は、かかるコンピュータとして機能することができる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また、該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
携帯情報機器と、
前記携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台と、
前記携帯情報機器が前記支持台に取り付けられた際に前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行う認証部と、
前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする機器制御部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記機器制御部は、前記周辺機器を非稼働状態から前記稼働状態に移行させる
ことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記機器制御部は、前記周辺機器を、前記非稼働状態である電源オフ状態から、前記稼働状態である電源オン状態に移行させる
ことを特徴とする付記2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記支持台には、複数の前記周辺機器が接続され、
前記機器制御部は、複数の前記周辺機器のうちの一部を前記稼働状態とする
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記機器制御部は、前記周辺機器に対する給電を制御することにより、前記周辺機器を前記稼働状態にする
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記携帯情報機器は、前記機器制御部を有する
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記周辺機器は、キャッシュドロアである
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記支持台は、
表示部を支持する第1の支持部と、
前記表示部の背面側又は側面側において、前記携帯情報機器を着脱可能に支持する第2の支持部と
を有することを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)
携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、
前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする
ことを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
コンピュータに、
携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、
前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする
ことを実行させ、
前記コンピュータは、前記携帯情報機器又は前記支持台である
ことを特徴とするプログラム。
1…店舗
2…POSシステム
10…情報処理装置
12…店舗サーバ
14…アクセスポイント
16…ネットワーク
100…携帯情報機器
200…支持台
202…ディスプレイ
300…周辺機器
C…商業施設

Claims (10)

  1. 携帯情報機器と、
    前記携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台と、
    前記携帯情報機器が前記支持台に取り付けられた際に前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行う認証部と、
    前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする機器制御部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記機器制御部は、前記周辺機器を非稼働状態から前記稼働状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記機器制御部は、前記周辺機器を、前記非稼働状態である電源オフ状態から、前記稼働状態である電源オン状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記支持台には、複数の前記周辺機器が接続され、
    前記機器制御部は、複数の前記周辺機器のうちの一部を前記稼働状態とする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記機器制御部は、前記周辺機器に対する給電を制御することにより、前記周辺機器を前記稼働状態にする
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記携帯情報機器は、前記機器制御部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記周辺機器は、キャッシュドロアである
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記支持台は、
    表示部を支持する第1の支持部と、
    前記表示部の背面側又は側面側において、前記携帯情報機器を着脱可能に支持する第2の支持部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、
    前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    携帯情報機器を着脱可能に支持する支持台であって、周辺機器が接続された支持台に前記携帯情報機器が取り付けられた際に、前記携帯情報機器と前記支持台との間の認証を行い、
    前記認証が成功した場合に、前記周辺機器を稼働状態にする
    ことを実行させ、
    前記コンピュータは、前記携帯情報機器又は前記支持台である
    ことを特徴とするプログラム。
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