JP2019160024A - デバイス割り当て制御方法、システムおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】サービスプログラムの実行中に当該サービスプログラムへのデバイスの割り当て処理および割り当て解放処理を実行できるようにする。【解決手段】実行管理部1112の制御の下、受信されたデバイス送信データが所定の状態遷移の遷移条件を満たすデバイス送信データである場合、サービスプログラムのサービス状態が更新される。その後、実行管理部1112の制御の下、上記サービス状態の更新の通知がサービスコンテキスト判定部113に送信される。サービスコンテキスト判定部113の制御の下、サービスコンテキスト情報に基づいて、上記サービスプログラムで実行するサービスコンテキストの変更の有無が確認される。上記サービスコンテキストの変更が有ることが確認されると、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス占有要求またはデバイス占有解放要求がデバイス管理部114に送信される。【選択図】図4
Description
この発明は、サービスプログラムの実行に係るデバイスの当該サービスプログラムへの割り当てを制御する方法、システムおよびプログラムに関する。
近年、状態と状態遷移とによる状態遷移モデルによりサービスプログラムを作成する技術が知られている。このようなサービスプログラムでは、当該サービスプログラムの実行に係るデバイスがサービスプログラムに関連付けて登録され、サービスプログラムの実行により、当該デバイス群を制御することでサービスが提供される(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、特許文献1に記載されるような技術では、常時起動するようなサービスで利用するデバイスは、当該サービスに係るサービスプログラムに常に割り当てられ占有されているため、複数サービスでの共用ができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、サービスプログラムの実行中に当該サービスプログラムへのデバイスの割り当て処理および割り当て解放処理を実行する方法、システムおよびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の第1の態様は、ハードウェアプロセッサおよびメモリを備える装置が実行する、記憶部に記憶されているサービスプログラムにサービス提供フィールド上のデバイスを割り当てるデバイス割り当て制御方法にあって、前記装置による前記サービスプログラムの実行中に、当該サービスプログラムに割り当てられているデバイスと前記装置が通信するデータに基づいて、前記サービスプログラムの処理単位としての所定のサービスコンテキストが開始または終了することを判定するサービスコンテキスト判定過程と、前記装置による前記サービスプログラムの実行中に、前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定された場合に、前記開始すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスを前記サービスプログラムに割り当てる過程、および、前記所定のサービスコンテキストが終了すると判定された場合に、前記終了すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスの前記サービスプログラムへの割り当てを解放する過程の少なくとも一方を備えるデバイス占有制御過程とを備えるようにしたものである。
この発明の第2の態様は、前記デバイス割り当て制御方法が、前記サービスプログラムに含まれる予め定義された状態および状態遷移の各々が有するデータ通信イベントを抽出する過程と、前記抽出された状態および状態遷移の各々が有するデータ通信イベントと、当該データ通信イベント毎に設定された、当該データ通信イベント後の別のデータ通信イベントの発生のしやすさを表すスコア値に対応するコンテキスト係数とに基づいて、前記サービスプログラムの処理単位としてのサービスコンテキストを決定する過程とをさらに備えるようにしたものである。
この発明の第3の態様は、前記デバイス割り当て制御方法が、前記サービスプログラムに割り当てられているデバイスと前記装置との間で発生したデータ通信イベントの履歴に基づいて、前記コンテキスト係数を補正する過程をさらに備えるようにしたものである。
この発明の第4の態様は、前記デバイス占有制御過程が、前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定され、かつ、当該所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスが第2のサービスプログラムに割り当てられている場合に、当該デバイスが前記サービスプログラムに割り当て可能となる時刻を通知する過程を備えるようにしたものである。
この発明の第5の態様は、前記デバイス占有制御過程が、前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定され、かつ、当該所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスが前記第2のサービスプログラムに割り当てられている場合に、前記第2のサービスプログラム実行時の当該第2のサービスプログラムに含まれる各状態の維持時間の履歴、および、前記第2のサービスプログラム実行時の当該第2のサービスプログラムにおける状態遷移の遷移前後の状態を示す状態遷移の履歴とに基づいて、前記デバイスが前記サービスプログラムに割り当て可能となる時刻を算出する過程を備えるようにしたものである。
この発明の第1の態様によれば、サービスプログラムの実行中に、サービスプログラムの処理単位であるサービスコンテキストに基づいて、当該サービスプログラムへのデバイスの割り当てが制御される。このため、サービスプログラムの実行中に、当該サービスプログラムを実行するのに必要とされるデバイスであっても当該サービスプログラムに割り当てられていないデバイスが存在することとなる。したがって、他のサービスプログラムによる割り込みの際にも、実行中のサービスプログラムを中断することなくこのようなデバイスをそのサービスプログラムに割り当てることが可能となり、複数サービスによるデバイス共用が可能となる。一方、サービスコンテキストの単位でサービスプログラムにその都度必要とされるデバイスが割り当てられるように制御するので、当該サービスプログラムがデバイスを必要とする期間に他のサービスによりそのデバイスが利用されることを防止することも可能となる。
この発明の第2の態様によれば、コンテキスト係数という基準にしたがって、上記サービスプログラムの処理単位であるサービスコンテキストが決定される。これにより、コンテキスト係数に基づいて決定されたサービスコンテキストの最適な粒度でサービスプログラムへのデバイスの割り当て制御が実行される。
この発明の第3の態様によれば、上記サービスプログラムの実行に伴うデータ通信イベントの実データに基づいて上記コンテキスト係数が補正される。このように、例えば、上記サービスプログラムの実行に伴うその都度の通信状況等をコンテキスト係数に反映させることができるので、当該コンテキスト係数に基づいて決定されるサービスコンテキストをより現実に即した粒度とすることが可能となる。
この発明の第4の態様によれば、サービスコンテキストを実行するのに使用したいデバイスが使用できない場合に、当該デバイスが上記サービスコンテキストに割り当て可能となる時刻が通知される。例えば、このような通知を利用することにより、複数のサービスの間で共用されるデバイスの時間管理が容易となる。
この発明の第5の態様によれば、第2のサービスプログラム実行時の過去の履歴に基づいて、当該第2のサービスプログラムに割り当てられているデバイスが他のサービスプログラムに割り当て可能となる時刻が算出される。このように過去の実データに基づいて算出される予測時刻は信頼性が高いものとなる。
すなわち、この発明の各態様によれば、サービスプログラムの実行中に当該サービスプログラムへのデバイスの割り当て処理および割り当て解放処理を実行する方法、システムおよびプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
なお、本実施形態では、サービスプログラムにデバイスが割り当てられている状況を、サービスプログラムによりデバイスが占有されているという表現によっても表している点に留意して頂きたい。
なお、本実施形態では、サービスプログラムにデバイスが割り当てられている状況を、サービスプログラムによりデバイスが占有されているという表現によっても表している点に留意して頂きたい。
[第1の実施形態]
図1は、この発明の第1の実施形態の俯瞰図である。
この発明の第1の実施形態に係るデバイス管理システム1は、サービス提供フィールド上のデバイスを制御することにより提供可能なデバイス連携サービスを複数提供することができる。デバイス管理システム1では、あるデバイス連携サービスのサービスプログラムにより制御されているデバイスが、当該サービスプログラムの実行中に他のデバイス連携サービスのサービスプログラムにより割り込み制御されることが可能となる。
図1は、この発明の第1の実施形態の俯瞰図である。
この発明の第1の実施形態に係るデバイス管理システム1は、サービス提供フィールド上のデバイスを制御することにより提供可能なデバイス連携サービスを複数提供することができる。デバイス管理システム1では、あるデバイス連携サービスのサービスプログラムにより制御されているデバイスが、当該サービスプログラムの実行中に他のデバイス連携サービスのサービスプログラムにより割り込み制御されることが可能となる。
図1では、デバイス連携サービスXのサービスプログラムにより制御されているデバイス3Bが、デバイス連携サービスXの提供中に、デバイス連携サービスYのサービスプログラムにより割り込み制御される様子が図示されている。
ここで、このような制御を可能にするために、サービスプログラムの処理単位であるサービスコンテキストを定義する。
図2は、この発明の第1の実施形態に係るサービスプログラムのサービスコンテキスト構成の一例を示す図である。
先ず、この発明の第1の実施形態で扱うサービスプログラムは、「状態」と「状態遷移」から構成される。
状態は、サービスプログラムによって定義されるサービスのある一状態であり、デバイスから送信されたデータ(以降、デバイス送信データと称する。)の受信、デバイス送信データの処理、デバイスに対する制御命令(以降、デバイス制御命令と称する。)の送信のうち1つ以上から成る。
状態遷移は、ある状態から別の状態へ遷移するための条件であり、条件式から成る。また、状態遷移条件の一部は、例えば「温度センサが送信するデータが28℃以上であったら」次の状態へ遷移する等の、デバイス送信データを受信した結果から成る。
図2の例では、サービスプログラムAにおいて、上述したようなサービスプログラムの処理単位として、状態A1および状態A2からなるサービスコンテキストAC1と、状態A3、状態A4、状態A5、状態A6および状態A7からなるサービスコンテキストAC2と、状態A8、状態A9および状態A10からなるサービスコンテキストAC3とが定義されている。
また、サービスプログラムBにおいては、上述したようなサービスプログラムの処理単位として、状態B1からなるサービスコンテキストBC1と、状態B2、状態B3、状態B4、状態B6、状態B7、状態B9および状態B10からなるサービスコンテキストBC2と、状態B5および状態B8からなるサービスコンテキストBC3と、状態B11からなるサービスコンテキストBC4とが定義されている。
例えば、サービスコンテキストAC1が実行される際には状態A1および状態A2の処理に利用するデバイスだけをサービスプログラムAにより占有するようにする。サービスコンテキストAC1の処理が完了する際には、サービスコンテキストAC1の実行中にサービスプログラムAにより占有されていたデバイスを解放するようにする。
このようにサービスプログラムの実行中にサービスコンテキスト単位でデバイス群の占有や占有解放が行われるようにするので、サービスプログラムの実行中にも、占有されていないデバイスを他のサービスプログラムにより割り込み制御することが可能となる。
図3は、図2に示したサービスプログラムA,Bに係るあるデバイスの占有状況と経過時間の一例を示す図である。
最初にサービスプログラムAのサービスコンテキストAC1は当該デバイスを用いるため、当該デバイスはサービスコンテキストAC1から占有された。サービスコンテキストAC1が完了すると、当該デバイスの占有は解放される。その後、サービスプログラムBのサービスコンテキストBC2から当該デバイスは占有された。その後、サービスコンテキストBC2の完了前に、サービスコンテキストAC3からの占有の予約があったため、サービスコンテキストBC2完了後は、当該デバイスはサービスコンテキストAC3にリソース予約される。その後、サービスコンテキストAC3の完了前にサービスコンテキストBC3からの占有の予約があったため、デバイスの占有状態は変更せず、サービスコンテキストAC3完了後はサービスコンテキストBC3がデバイスを専用できるよう当該デバイスは予約される。
(構成)
図4は、この発明の第1の実施形態に係るデバイス管理システム1の機能構成を示すブロック図である。本実施形態では、デバイス割り当て制御システムの非限定的な例としてデバイス管理システム1について説明する。なお、図4に示すデバイス管理システム1は一例に過ぎず、デバイス管理システム1が備える各構成要素は任意の組み合わせで物理的に別個の装置として存在していてもよい。
図4は、この発明の第1の実施形態に係るデバイス管理システム1の機能構成を示すブロック図である。本実施形態では、デバイス割り当て制御システムの非限定的な例としてデバイス管理システム1について説明する。なお、図4に示すデバイス管理システム1は一例に過ぎず、デバイス管理システム1が備える各構成要素は任意の組み合わせで物理的に別個の装置として存在していてもよい。
デバイス管理システム1は、ハードウェアとして、制御ユニット11と、記憶ユニット12と、通信インタフェースユニット13とを備えている。
通信インタフェースユニット13は、例えば1つ以上の有線または無線の通信インタフェースユニットを含んでいる。通信インタフェースユニット13は、例えばキーボードやマウス等を含む入力部2により入力されたサービスプログラムおよび当該サービスプログラムの操作信号を、制御ユニット11に入力する。なお、サービスプログラムは、例えば、「第1のデバイスが第1のデータを送信したら、第2のデバイスに第1の処理をさせる」のような、デバイスのインタフェースを介してデバイス送信データを受信したりデバイス制御命令を送信したりする、サービスの処理ロジックが記載されたプログラムである。
また、通信インタフェースユニット13は、例えばロボットやセンサ等の端末であるデバイス3A,…,3Nから送信されたデバイス送信データを制御ユニット11に出力し、制御ユニット11から出力されたデバイス制御命令等のデータをデバイス3A,…,3Nに出力する。
記憶ユニット12は、記憶媒体として例えばHDD(Hard Disc Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の随時書き込みおよび読み出しが可能な不揮発メモリを使用したもので、本実施形態を実現するために、サービスプログラム記憶部121と、コンテキスト係数記憶部122と、サービスコンテキスト記憶部123と、デバイス占有情報記憶部124と、状態遷移情報記憶部125とを備えている。
サービスプログラム記憶部121は、登録されるサービスプログラムを記憶させるために使用される。
コンテキスト係数記憶部122は、コンテキスト係数情報を記憶している。コンテキスト係数情報は、例えば、各デバイス送信データの受信および各デバイス制御命令の送信のイベント毎に設定された、当該イベント後の別のデータ通信イベントの発生のしやすさを表すスコア値に対応するコンテキスト係数を含んでいる。
サービスコンテキスト記憶部123は、サービスコンテキスト情報を記憶させるために使用される。サービスコンテキスト情報は、例えば、サービスコンテキスト解析部112の制御下で決定された、サービスプログラム毎のサービスコンテキスト情報を含んでいる。
デバイス占有情報記憶部124は、デバイス占有情報を記憶させるために使用される。デバイス占有情報は、例えば、実行中の各サービスプログラムが占有しているデバイス群や占有予約しているデバイス群の情報を含んでいる。
状態遷移情報記憶部125は、状態遷移情報を記憶させるために使用される。状態遷移情報は、例えば、状態遷移に関する、状態が開始されてから終了するまでに要した時間のログを含む状態維持時間ログ情報と、ある状態への遷移前の状態およびサービスコンテキストならびに当該状態からの遷移後の状態およびサービスコンテキストのログを含む状態遷移ログ情報とを含んでいる。
制御ユニット11は、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサと、プログラムメモリとを備え、本実施形態における処理機能を実行するために、サービスプログラム管理部111と、サービスコンテキスト解析部112と、サービスコンテキスト判定部113と、デバイス管理部114とを備えている。これらの各部における処理機能はいずれも、プログラムメモリに格納されたプログラムを上記ハードウェアプロセッサに実行させることによって実現される。なお、これらの処理機能は、プログラムメモリに格納されたプログラムを用いて実現されるのではなく、ネットワークを通して提供されるプログラムを用いて実現されてもよい。
サービスプログラム管理部111は、登録管理部1111と実行管理部1112とを備えている。
登録管理部1111は、サービスプログラムを登録する処理を実行する。具体的には、先ず、登録管理部1111は、通信インタフェースユニット13を介して入力部2からサービスプログラムを取得し、当該取得されたサービスプログラムをサービスプログラム記憶部121に記憶させる処理を実行する。その後、登録管理部1111は、サービスコンテキスト解析部112に、上記サービスプログラムを解析するように要求する処理を実行する。
登録管理部1111は、サービスプログラムを登録する処理を実行する。具体的には、先ず、登録管理部1111は、通信インタフェースユニット13を介して入力部2からサービスプログラムを取得し、当該取得されたサービスプログラムをサービスプログラム記憶部121に記憶させる処理を実行する。その後、登録管理部1111は、サービスコンテキスト解析部112に、上記サービスプログラムを解析するように要求する処理を実行する。
実行管理部1112は、サービスプログラム記憶部121に記憶されたサービスプログラムを読み出して実行し、デバイス制御命令をサービスコンテキスト判定部113に送信し、デバイス送信データをサービスコンテキスト判定部113から受信する処理を実行する。また、実行管理部1112は、サービスプログラムの実行に伴い、当該サービスプログラムに係る状態の維持時間長の履歴を状態維持時間ログ情報として、当該サービスプログラムに係る状態遷移の履歴を状態遷移ログ情報として、状態遷移情報記憶部125に記憶させる処理を実行する。
サービスコンテキスト解析部112は、登録管理部1111からの上記要求に応答して、サービスプログラム記憶部121に記憶されたサービスプログラムを読み出し、コンテキスト係数記憶部122に記憶されるコンテキスト係数情報を参照して、上記読み出されたサービスプログラムを解析してサービスコンテキストを決定する処理を実行する。次に、サービスコンテキスト解析部112は、上記決定されたサービスコンテキストの情報を、サービスコンテキスト記憶部123に記憶させる処理を実行する。
サービスコンテキスト判定部113は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112からデバイス制御命令を受信し、当該受信されたデバイス制御命令をデバイス管理部114に送信する処理を実行する。また、サービスコンテキスト判定部113は、デバイス管理部114からデバイス送信データを受信し、当該受信されたデバイス送信データを、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112に送信する処理を実行する。
ここで、サービスコンテキスト判定部113は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112から受信したデバイス制御命令や、デバイス管理部114から受信したデバイス送信データと、サービスコンテキスト記憶部123に記憶されるサービスコンテキスト情報とに基づいて、実行中のサービスプログラムがどの状態にあるかを判定することにより、サービスコンテキストの開始および終了を判定する処理を実行することができる。
例えば、サービスコンテキスト判定部113は、受信したデバイス制御命令やデバイス送信データがあるサービスコンテキストの最後の状態が有する所定のデバイス制御命令またはデバイス送信データに該当すると判定し、そのサービスコンテキストが終了することを判定する処理を実行するようにしてもよい。また、サービスコンテキスト判定部113は、受信したデバイス送信データがある状態遷移の遷移条件を満たすことを判定し、その状態遷移の遷移前の状態が含まれるサービスコンテキストが終了することや、その状態遷移の遷移後の状態が含まれるサービスコンテキストが開始することを判定する処理を実行するようにしてもよい。
サービスコンテキスト判定部113は、サービスコンテキストの終了を判定した場合には、サービスプログラムが当該サービスコンテキストを実行するために占有していたデバイス群の占有を解放するための要求(以降、デバイス占有解放要求と称する。)をデバイス管理部114に送信する処理を実行する。また、サービスコンテキスト判定部113は、上記実行中のサービスプログラムがどの状態にあるかの判定に基づいて、当該サービスコンテキスト内で以降利用されることがないデバイス群がある場合には当該占有していたデバイス群の占有を解放するためのデバイス占有解放要求をデバイス管理部114に送信する処理を実行してもよい。
さらに、サービスコンテキスト判定部113は、サービスコンテキストの開始を判定した場合には、当該サービスコンテキストを実行するために必要なデバイス群をサービスプログラムが占有するための要求(以降、デバイス占有要求と称する。)をデバイス管理部114に送信する処理を実行する。
デバイス管理部114は、サービスコンテキスト判定部113からデバイス制御命令を受信し、当該受信されたデバイス制御命令を、通信インタフェースユニット13を介して、デバイス3A〜3Nのうちの宛先の実デバイスに送信する処理を実行する。また、デバイス管理部114は、デバイス3A〜3Nから送信されたデバイス送信データを通信インタフェースユニット13を介して取得し、当該取得されたデータを、サービスコンテキスト判定部113に送信する処理を実行する。
ここで、デバイス管理部114は、デバイス占有制御部1141と、デバイス占有開始時刻算出部1142と、コンテキスト係数補正部1143とを備えている。
デバイス占有制御部1141は、サービスコンテキスト判定部113から送信されるデバイス占有要求およびデバイス占有解放要求を受信し、当該受信されたデバイス占有要求およびデバイス占有解放要求において指定されたデバイス群の占有や占有解放を行う処理を実行する。その後、デバイス占有制御部1141は、上記デバイス群の占有または占有解放の情報を、デバイス占有情報記憶部124に記憶させる処理を実行する。
デバイス占有制御部1141は、サービスコンテキスト判定部113から送信されるデバイス占有要求およびデバイス占有解放要求を受信し、当該受信されたデバイス占有要求およびデバイス占有解放要求において指定されたデバイス群の占有や占有解放を行う処理を実行する。その後、デバイス占有制御部1141は、上記デバイス群の占有または占有解放の情報を、デバイス占有情報記憶部124に記憶させる処理を実行する。
なお、デバイス占有制御部1141は、デバイス占有要求において指定されたデバイス群が他サービスプログラムで占有されている等により占有できない場合は、当該デバイス群の占有予約を実行し、当該デバイス群の占有予約の情報を、デバイス占有情報記憶部124に記憶させる処理を実行する。デバイス占有制御部1141は、上記占有予約したデバイス群が占有解放された際に、占有予約しておいたデバイス群の占有を行う処理を実行する。
デバイス占有開始時刻算出部1142は、上述したようにデバイス群の占有予約をした際に、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報を読み出す処理を実行する。その後、デバイス占有開始時刻算出部1142は、デバイス占有開始時刻として、上記読み出されたデバイス占有情報に基づいて、上記デバイス群が他のサービスプログラムから占有解放されて利用可能になる時刻を算出する処理を実行する。
コンテキスト係数補正部1143は、状態遷移情報記憶部125に記憶される状態遷移情報を読み出し、当該読み出された状態遷移情報に基づいて、コンテキスト係数記憶部122に記憶されるコンテキスト係数を読み出して補正して、補正後のコンテキスト係数をコンテキスト係数記憶部122に記憶させる処理を実行する。
図5、図6、図7、図8Aおよび図8Bにおいて、本実施形態で使用される情報のデータ構造を例示する。
図5では、コンテキスト係数記憶部122に記憶されるコンテキスト係数情報の一例が示されている。当該コンテキスト係数情報は、例えばオペレータがサービスプログラムの登録の際に予め登録しておくものとする。
図5では、コンテキスト係数記憶部122に記憶されるコンテキスト係数情報の一例が示されている。当該コンテキスト係数情報は、例えばオペレータがサービスプログラムの登録の際に予め登録しておくものとする。
図6では、サービスコンテキスト記憶部123に記憶されるサービスコンテキスト情報の一例が示されている。
図7では、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報の一例が示されている。
図8Aでは、状態遷移情報記憶部125に記憶される状態維持時間ログ情報の一例が示されている。
図8Bでは、状態遷移情報記憶部125に記憶される状態遷移ログ情報の一例が示されている。
(動作)
次に、以上のように構成されたデバイス管理システム1の動作を説明する。
先ず、図4に示したデバイス管理システム1の制御ユニット11によって実行される、サービスコンテキスト決定処理、コンテキスト係数補正処理、およびデバイス占有開始時刻算出処理について説明する。
次に、以上のように構成されたデバイス管理システム1の動作を説明する。
先ず、図4に示したデバイス管理システム1の制御ユニット11によって実行される、サービスコンテキスト決定処理、コンテキスト係数補正処理、およびデバイス占有開始時刻算出処理について説明する。
<サービスコンテキスト決定処理>
サービスコンテキスト記憶部123に記憶されるサービスコンテキスト識別子、状態リスト、利用デバイスリスト、ならびに、各状態および状態遷移のコンテキスト係数のセットは、サービスプログラムの登録の際に明示的に入力してもよいが、サービスコンテキスト解析部112が以下のように自動決定するようにしてもよい。
サービスコンテキスト記憶部123に記憶されるサービスコンテキスト識別子、状態リスト、利用デバイスリスト、ならびに、各状態および状態遷移のコンテキスト係数のセットは、サービスプログラムの登録の際に明示的に入力してもよいが、サービスコンテキスト解析部112が以下のように自動決定するようにしてもよい。
図9は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービスコンテキスト決定処理の一例を示すフロー図である。当該サービスコンテキスト決定処理は、サービスコンテキスト解析部112の制御下で実行される。
先ず、ステップS11において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、サービスプログラム記憶部121に記憶されるサービスプログラムを読み出し、当該読み出されたサービスプログラムに含まれる予め定義された状態および状態遷移を抽出してリストアップする。
ここで、状態および状態遷移は各々、「デバイス送信/受信別」、「デバイス識別子」および「デバイスインタフェース識別子」によって一意に識別可能な「デバイス制御命令の送信」または「デバイス送信データの受信」の1つないしは複数の組み合わせから成る。
ステップS12において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、ステップS11において抽出された状態毎に、当該状態が有するデバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントを抽出する。次に、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、コンテキスト係数記憶部122に記憶される、上記抽出されたデバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数を読み出す。その後、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、上記抽出された状態毎に、当該状態のコンテキスト係数として、当該状態が有するデバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数の総和を、デバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントの総数で割った値を算出する。
ステップS13において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、ステップS11において抽出された状態遷移毎に、コンテキスト係数記憶部122に記憶される、当該状態遷移が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数を読み出す。その後、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、上記抽出された状態遷移毎に、当該状態遷移のコンテキスト係数として、当該状態遷移が有するデバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数の総和を、デバイス制御命令の送信およびデバイス送信データの受信のイベントの総数で割った値を算出する。
なお、ステップS12とステップS13の処理は、上述したのとは逆の順序で実行してもよいし、あるいは、並列して実行してもよい。
ステップS14において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、ステップS12において算出された各状態のコンテキスト係数と、ステップS13において導出された各状態遷移のコンテキスト係数とを利用して、上記サービスプログラムに係るサービスコンテキストを決定および抽出する。
ステップS14におけるサービスコンテキストの決定処理の一例を以下に示す。
先ず、ステップS14−1において、遷移元と遷移先の状態を同一のサービスコンテキストに含める状態遷移を決定する。具体的には、以下の状態遷移を、遷移元と遷移先の状態を同一のサービスコンテキストに含める状態遷移として決定する。
1)コンテキスト係数が閾値tc以上である状態遷移
2)コンテキスト係数が閾値tc未満であるが、遷移元の状態のコンテキスト係数と遷移先の状態のコンテキスト係数がともに閾値ti以上である状態遷移
2)コンテキスト係数が閾値tc未満であるが、遷移元の状態のコンテキスト係数と遷移先の状態のコンテキスト係数がともに閾値ti以上である状態遷移
また、遷移元と遷移先の状態を同一のサービスコンテキストに含める状態遷移として、以下の3),4)の状態遷移を含めてもよい。
3)N(Nは1以上の自然数)個先の状態遷移に1)または2)に該当する状態遷移がある状態遷移
4)N(Nは1以上の自然数)個先の状態遷移までの各状態遷移について、各遷移元の状態のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを遷移元の状態のコンテキスト係数とし、各状態遷移のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを状態遷移のコンテキスト係数とし、各遷移先の状態のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを遷移先の状態のコンテキスト係数としたものが、1)または2)に該当する状態遷移
4)N(Nは1以上の自然数)個先の状態遷移までの各状態遷移について、各遷移元の状態のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを遷移元の状態のコンテキスト係数とし、各状態遷移のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを状態遷移のコンテキスト係数とし、各遷移先の状態のコンテキスト係数を重み付けして加算したものを遷移先の状態のコンテキスト係数としたものが、1)または2)に該当する状態遷移
次に、ステップS14−2において、サービスコンテキストを抽出する。具体的には、ステップS14−1において「遷移元と遷移先の状態を同一のサービスコンテキストに含める状態遷移」と決定されなかった状態遷移の遷移元の状態と遷移後の状態が異なるサービスコンテキストとなるように、サービスコンテキストを抽出する。
図10は、ステップS14−1における、遷移元と遷移先の状態を同一のサービスコンテキストに含める状態遷移を決定する処理の概略を示す図である。
パターン1〜4は、上記の1)に該当する状態遷移である。パターン5は、上記の2)に該当する状態遷移である。パターン6〜8は、上記の1),2)には該当しない状態遷移である。
パターン1〜4は、上記の1)に該当する状態遷移である。パターン5は、上記の2)に該当する状態遷移である。パターン6〜8は、上記の1),2)には該当しない状態遷移である。
<コンテキスト係数補正処理>
デバイス管理部114のコンテキスト係数補正部1143の制御下で実行されるコンテキスト係数補正処理について詳細に説明する。
当該コンテキスト係数補正処理では、サービスプログラム実行時のログ(状態遷移の時刻、デバイス予約、制御命令の受信時刻等)を用いて、以下の場合にコンテキスト係数の加算または減算が行われる。このように補正されたコンテキスト係数に基づいて、サービスコンテキストの再抽出を行うことが可能である。
デバイス管理部114のコンテキスト係数補正部1143の制御下で実行されるコンテキスト係数補正処理について詳細に説明する。
当該コンテキスト係数補正処理では、サービスプログラム実行時のログ(状態遷移の時刻、デバイス予約、制御命令の受信時刻等)を用いて、以下の場合にコンテキスト係数の加算または減算が行われる。このように補正されたコンテキスト係数に基づいて、サービスコンテキストの再抽出を行うことが可能である。
(1)加算処理
図11は、コンテキスト係数の補正処理に係る、サービスプログラムのサービスコンテキスト構成の第1のイメージ図である。
図11は、コンテキスト係数の補正処理に係る、サービスプログラムのサービスコンテキスト構成の第1のイメージ図である。
サービスプログラムAでは、状態A2終了後、状態A3が直ちに開始することが多い。この場合、図11に図示するように、状態A2と状態A3が1つのサービスコンテキストに含まれるようにするために、状態A2のコンテキスト係数、状態A3のコンテキスト係数、または、状態A2から状態A3への状態遷移のコンテキスト係数を大きくするようにする。これにより、分割した2つのサービスコンテキストが1つにまとめられやすくなる。
このようなコンテキスト係数の補正処理では、サービスプログラム内のあるサービスコンテキストaが終了してから、次のサービスコンテキストbの開始要求命令を受けるまでの時間長の評価を行う。時間長が短い場合に、サービスコンテキストaの最後の状態とサービスコンテキストbの最初の状態、両者の状態間の状態遷移のコンテキスト係数が大きくなるようにする。
図12は、図11に示したサービスプログラムAに係るデバイスの占有予約と経過時間の一例を示す図である。
上述したような状態A2と状態A3とに係るコンテキスト係数の補正処理の例では、図12に示すように、サービスコンテキストAC1の完了時刻と、サービスコンテキストAC1完了後に次のサービスコンテキストAC2に遷移する遷移条件を満たすデバイス送信データを受信した時刻の履歴とを用いて、上記コンテキスト係数の補正処理を実行する。
上記コンテキスト係数の補正処理では、指定された回数dc_{all}分、サービスコンテキストAC_{i}からサービスコンテキストAC_{j}への遷移が発生した時点で、
なるコンテキスト係数加算時の評価値を用いてコンテキスト係数の加算処理を行う。
ここで、
a:定数
dcs:dc_{all}のうち、前サービスコンテキスト完了後から閾値b秒以内で初めて受信したデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信の回数
dcall:サービスコンテキストAC_{i}からサービスコンテキストAC_{j}への遷移が発生した回数
tMC:コンテキスト係数を加算するか加算しないかを定める閾値
ここで、
a:定数
dcs:dc_{all}のうち、前サービスコンテキスト完了後から閾値b秒以内で初めて受信したデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信の回数
dcall:サービスコンテキストAC_{i}からサービスコンテキストAC_{j}への遷移が発生した回数
tMC:コンテキスト係数を加算するか加算しないかを定める閾値
コンテキスト係数の加算は、以下の式にしたがって行われる。
ここで、
C_{st_AC_{i}}:サービスコンテキストAC_{i}の最後の状態が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{tr_AC_{i}}:サービスコンテキストAC_{i}からサービスコンテキストAC_{j}への状態遷移が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{st_AC_{j}}:サービスコンテキストAC_{j}の最初の状態が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のコンテキスト係数
CMAX:コンテキスト係数の最大値
C_{st_AC_{i}}:サービスコンテキストAC_{i}の最後の状態が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{tr_AC_{i}}:サービスコンテキストAC_{i}からサービスコンテキストAC_{j}への状態遷移が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{st_AC_{j}}:サービスコンテキストAC_{j}の最初の状態が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のコンテキスト係数
CMAX:コンテキスト係数の最大値
(2)減算処理
図13は、コンテキスト係数の補正処理に係る、サービスプログラムのサービスコンテキスト構成の第2のイメージ図である。
図13は、コンテキスト係数の補正処理に係る、サービスプログラムのサービスコンテキスト構成の第2のイメージ図である。
サービスプログラムAでは、状態A2から状態A3に遷移するまでに常時時間を要する。この場合、図13に図示するように、状態A2と状態A3を別のサービスコンテキストに含まれるようにするために、状態A2のコンテキスト係数、状態A3のコンテキスト係数、または、状態A2から状態A3への状態遷移のコンテキスト係数が小さくするようにする。これにより、1つのサービスコンテキストが分割されやすくなり、また、他サービスによるデバイス共用を行いやすくすることができる。
このようなコンテキスト係数の補正処理では、あるサービスコンテキスト開始後、当該サービスコンテキスト内の各状態遷移に要する時間長の評価を行う。時間長が長い場合に、当該状態遷移と遷移前状態、遷移先状態のコンテキスト係数が小さくなるようにする。
図14は、図13に示したサービスプログラムAに係るデバイスの占有予約と経過時間の一例を示す図である。
上述したような状態A2と状態A3とに係るコンテキスト係数の補正処理の例では、図14に示すように、あるサービスコンテキスト内において状態遷移に要した時間の履歴である、状態A2から状態A3に遷移するまでに要した時間を用いて、上記コンテキスト係数の補正処理を実行する。なお、図14において図示しているサービス状態の更新通知は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112において発生される、デバイス送信データがある遷移条件を満たし状態遷移が発生しているときにその「状態が変更となった」旨の通知である。
上記コンテキスト係数の補正処理では、指定された回数st_{all}分、あるサービスコンテキスト内での遷移が発生した時点で、
なるコンテキスト係数減算時の評価値を用いてコンテキスト係数の減算処理を行う。
ここで、
c:定数
sts:st_{all}のうち、前サービスコンテキスト完了後から閾値d秒以上要して初めて受信したデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信の回数
stall:状態{i}から状態{j}への遷移が発生した回数
tDC:コンテキスト係数を減算するか減算しないかを定める閾値
ここで、
c:定数
sts:st_{all}のうち、前サービスコンテキスト完了後から閾値d秒以上要して初めて受信したデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信の回数
stall:状態{i}から状態{j}への遷移が発生した回数
tDC:コンテキスト係数を減算するか減算しないかを定める閾値
コンテキスト係数の減算は、以下の式にしたがって行われる。
ここで、
C_{st_{i}}:サービスコンテキスト内での状態遷移に対し、状態{i}が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{tr_{i}}:状態{i}から状態{j}への状態遷移が有する各デバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{st_{j}}:状態{j}が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
CMIN:コンテキスト係数の最小値
C_{st_{i}}:サービスコンテキスト内での状態遷移に対し、状態{i}が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{tr_{i}}:状態{i}から状態{j}への状態遷移が有する各デバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
C_{st_{j}}:状態{j}が有するデバイス制御命令の送信またはデバイス送信データの受信のイベントのコンテキスト係数
CMIN:コンテキスト係数の最小値
<デバイス占有開始時刻算出処理>
デバイス管理部114のデバイス占有開始時刻算出部1142の制御下で実行されるデバイス占有開始時刻算出処理について詳細に説明する。
デバイス管理部114は、複数のサービスプログラムからのデバイス占有要求を受けつける。デバイス管理部114は、あるサービスプログラムからのデバイス占有要求を受け付けた際に、当該デバイスが他のサービスプログラムによって既に占有中の場合は、各サービスプログラムに設定された優先度やデバイス占有要求の受付時刻に基づいてデバイス占有要求を許可または拒否する。
デバイス管理部114のデバイス占有開始時刻算出部1142の制御下で実行されるデバイス占有開始時刻算出処理について詳細に説明する。
デバイス管理部114は、複数のサービスプログラムからのデバイス占有要求を受けつける。デバイス管理部114は、あるサービスプログラムからのデバイス占有要求を受け付けた際に、当該デバイスが他のサービスプログラムによって既に占有中の場合は、各サービスプログラムに設定された優先度やデバイス占有要求の受付時刻に基づいてデバイス占有要求を許可または拒否する。
デバイス管理部114は、デバイス占有要求を拒否する場合には、各サービスプログラムに設定された優先度またはデバイス占有要求の受付時刻に基づいて占有予約を行い、デバイス占有情報記憶部124にその旨を記録する。さらに、デバイス管理部114のデバイス占有開始時刻算出部1142が、サービスコンテキストの情報に基づいて、デバイス占有を一括で可能となる時刻を算出し、応答してもよい。
当該デバイス占有開始時刻算出処理では、次のログ情報が状態遷移情報記憶部125に記憶されていることを前提とする。
1)状態維持時間ログ情報
サービスコンテキストを構成する状態毎に、当該状態が開始されてから終了するまでに要した時間のログを、状態遷移情報記憶部125に記憶させておく。
サービスコンテキストを構成する状態毎に、当該状態が開始されてから終了するまでに要した時間のログを、状態遷移情報記憶部125に記憶させておく。
2)状態遷移ログ情報
サービスコンテキストを構成する状態毎に、当該状態への遷移前の状態およびサービスコンテキストのログと、当該状態からの遷移後の状態およびサービスコンテキストのログとを、状態遷移情報記憶部125に記憶させておく。
サービスコンテキストを構成する状態毎に、当該状態への遷移前の状態およびサービスコンテキストのログと、当該状態からの遷移後の状態およびサービスコンテキストのログとを、状態遷移情報記憶部125に記憶させておく。
1)先ず、最初のステップにおいて、デバイス占有要求で要求されるデバイスの占有状況および占有予約状況が抽出される。具体的には、デバイス占有要求したサービスプログラムの指定されたサービスコンテキストで必要なデバイスリスト(以降、要求デバイスリストと称する。)に含まれるデバイス毎に、デバイス占有情報記憶部124に記憶されているデータから以下が抽出される。
当該デバイスを占有中のサービスコンテキスト(以降、要求デバイス占有サービスコンテキストと称する。)
当該デバイスの占有予約を行っている他サービスコンテキスト(以降、要求デバイス先約サービスコンテキストと称する。)
当該デバイスの占有予約を行っている他サービスコンテキスト(以降、要求デバイス先約サービスコンテキストと称する。)
2)次のステップでは、上記ステップにおいて抽出された要求デバイス占有サービスコンテキストと要求デバイス先約サービスコンテキストの実行所要時間が、状態遷移情報記憶部125に記憶されているデータに基づいて算出される。
a)サービスコンテキストの実行開始状態および終了状態が取得される。
算出対象が「要求デバイス占有サービスコンテキスト」の場合は、実行開始状態として、実行中の状態が取得され、実行終了状態として、当該サービスコンテキストから他サービスコンテキストへ遷移する際に最後に実行される状態群が取得される。
算出対象が「要求デバイス占有サービスコンテキスト」の場合は、実行開始状態として、実行中の状態が取得され、実行終了状態として、当該サービスコンテキストから他サービスコンテキストへ遷移する際に最後に実行される状態群が取得される。
算出対象が「要求デバイス先約サービスコンテキスト」の場合は、実行開始状態として、他サービスコンテキストから当該サービスコンテキストへ遷移した際に最初に実行される状態が取得され、実行終了状態として、当該サービスコンテキストから他サービスコンテキストへ遷移する状態群が取得される。
b)状態遷移情報記憶部125に記憶される状態遷移ログ情報から、ある状態から他の状態に遷移する確率(以降、単独状態遷移確率と称する。)が算出される。遷移元の状態aから遷移可能な状態がb_{1},…,b_{n}のn個存在する場合、状態aから状態b_{i}への単独状態遷移確率が以下式より算出される。
p_{a→b_{i}}=(状態aから状態b_{i}へ遷移した回数)/Σj=1..n(状態aから状態b_{j}へ遷移した回数)
p_{a→b_{i}}=(状態aから状態b_{i}へ遷移した回数)/Σj=1..n(状態aから状態b_{j}へ遷移した回数)
c)a)で取得された実行開始状態と実行終了状態の各組み合わせについて、その間に遷移する状態群の組み合わせ毎に、b)で算出された単独状態遷移確率を遷移前後の状態の各組み合わせに対して用いて、実行開始状態から実行終了状態まで全体の状態を遷移する確率(以降、全体状態遷移確率)が算出される。
d)c)で算出された各全体状態遷移確率が最も高い実行開始状態、実行終了状態ならびにその間に遷移する状態群に対し、各状態遷移に要する時間長さを状態遷移情報記憶部125に記憶される同状態遷移に要した時間の平均として算出し、当該算出された各状態遷移に要する時間長さを加算した時間長を、「要求デバイス占有サービスコンテキスト」「要求デバイス先約サービスコンテキスト」の実行所要時間とする。
3)2)の処理により算出された各「要求デバイス占有サービスコンテキスト」「要求デバイス先約サービスコンテキスト」の全てが終了する時刻が、当該サービスコンテキストの占有開始時刻として算出される。
<動作シーケンス>
(1)サービスプログラム登録シーケンス
図15は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービスプログラム登録処理の一例を示すシーケンス図である。
(1)サービスプログラム登録シーケンス
図15は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービスプログラム登録処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS101において、オペレータが入力部2にサービスプログラムを入力し、制御ユニット11は、サービスプログラム管理部111の登録管理部1111の制御の下、入力部2からサービスプログラムを取得し、当該取得されたサービスプログラムを登録する。
ステップS102において、制御ユニット11は、登録管理部1111の制御の下、上記取得されたサービスプログラムをサービスプログラム記憶部121に記憶させる。
ステップS103において、制御ユニット11は、登録管理部1111の制御の下、上記サービスプログラムのサービスコンテキストを抽出するための要求を、サービスコンテキスト解析部112に送信する。
ステップS104において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、サービスプログラム記憶部121に記憶される上記サービスプログラムを読み出して取得する。
ステップS105において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、コンテキスト係数記憶部122に記憶される、各デバイス送信データの受信および各デバイス制御命令の送信のイベントのコンテキスト係数を読み出して取得する。
ステップS106において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、ステップS105において取得されたコンテキスト係数に基づいて、上記サービスプログラムに係るサービスコンテキストを決定および抽出する。ステップS106では、例えば、上記で詳細に説明したサービスコンテキスト決定処理と同様の処理が実行される。
ステップS107において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、上記決定されたサービスコンテキストの情報を、サービスコンテキスト記憶部123に記憶させる。
ステップS108において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト解析部112の制御の下、サービスプログラム管理部111の登録管理部1111に、上記サービスプログラムが登録完了したとの通知を送信する。
(2)サービス開始シーケンス
サービスプログラムの登録が完了した後に、当該サービスプログラムによるサービスを開始することが可能となる。
サービスプログラムの登録が完了した後に、当該サービスプログラムによるサービスを開始することが可能となる。
図16は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービス開始処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS201において、登録済みのサービスプログラムの開始要求をオペレータが入力部2を介して入力し、制御ユニット11は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112の制御の下、上記開始要求を取得する。
ステップS202において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、サービスプログラム記憶部121に記憶される、上記開始要求に係るサービスプログラムを読み出して取得する。
ステップS203において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービスプログラムのサービスコンテキストを抽出するための要求を、サービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS204において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、サービスコンテキスト記憶部123に記憶される、上記サービスプログラムのサービスコンテキストの情報を読み出して取得する。
ステップS205において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、上記サービスプログラムのサービスコンテキストを実行するために必要なデバイス群を上記サービスプログラムが占有するためのデバイス占有要求を、デバイス管理部114に送信する。
ステップS206において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有要求に基づくデバイス占有の可否を判定する。
(3)デバイス占有シーケンス
ステップS206においてデバイス占有が可能と判定された場合は、デバイス占有処理が実行される。
ステップS206においてデバイス占有が可能と判定された場合は、デバイス占有処理が実行される。
図17は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるデバイス占有処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS301において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有要求に基づくデバイス占有処理を実行する。
ステップS302において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有処理に基づくデバイス占有状況の情報をデバイス占有情報記憶部124に書き込み、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報が更新される。
ステップS303において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112に、デバイス占有応答を送信する。
ステップS304において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービスプログラムを実行する。
一方、ステップS206においてデバイス占有が不可と判定された場合は、先ずデバイス占有予約処理が実行され、その後にデバイス占有処理が実行される。
図18は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるデバイス占有予約処理およびデバイス占有処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS401からステップS408においてデバイス占有予約処理が実行され、その後、ステップS409からステップS412においてデバイス占有処理が実行される。
ステップS401からステップS408においてデバイス占有予約処理が実行され、その後、ステップS409からステップS412においてデバイス占有処理が実行される。
ステップS401において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、予約待ちリストの更新をする。
ステップS402において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有開始時刻算出部1142の制御の下、サービスコンテキスト記憶部123に記憶されるサービスコンテキスト情報を読み出して取得する。
ステップS403において、制御ユニット11は、デバイス占有開始時刻算出部1142の制御の下、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報を読み出して取得する。
ステップS404において、制御ユニット11は、デバイス占有開始時刻算出部1142の制御の下、状態遷移情報記憶部125に記憶される、デバイスとのデータ送受信履歴を読み出して取得する。
なお、ステップS402、ステップS403およびステップS404の処理は、上述したのとは異なる順序で実行してもよいし、あるいは、これらのうちの任意の処理を並列して実行してもよい。
ステップS405において、制御ユニット11は、デバイス占有開始時刻算出部1142の制御の下、ステップS402、ステップS403およびステップS404において取得した情報に基づいてデバイス占有開始時刻を算出する。ステップS405では、例えば、上記で詳細に説明したデバイス占有開始時刻算出処理と同様の処理が実行される。
ステップS406において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、デバイス占有予約状況の情報をデバイス占有情報記憶部124に書き込み、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報が更新される。
ステップS407において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112に、デバイス占有予約応答を送信する。
ステップS408において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、デバイスの占有の予約待ちを行う。
ステップS408において予約待ちしていたデバイスの占有が解放されると、ステップS409において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、デバイス占有処理を実行する。
ステップS410において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、デバイス占有処理に基づくデバイス占有状況の情報をデバイス占有情報記憶部124に書き込み、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報が更新される。
ステップS411において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112に、デバイス占有応答を送信する。
ステップS412において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービスプログラムを実行する。
(4)デバイス通信シーケンス
サービスプログラムが開始されると、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信が実行される。
サービスプログラムが開始されると、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信が実行される。
図19は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるデバイス通信処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS501において、制御ユニット11は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112の制御の下、サービスプログラムを実行する。
ステップS502において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、デバイス制御命令をサービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS503において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス制御命令をデバイス管理部114に送信する。
ステップS504において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス制御命令をデバイス3A〜3Nのうちの宛先のデバイスに送信する。
ステップS505において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス制御命令の送信イベントの情報を状態遷移情報記憶部125に記憶させる。
ステップS506において、デバイス3Aから3Nのうち、上記サービスプログラムが占有しているデバイスがデータを送信し、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、当該デバイス送信データを取得する。
ステップS507において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス送信データの受信イベントの情報を状態遷移情報記憶部125に記憶させる。
ステップS508において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス送信データをサービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS509において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス送信データをサービスプログラム管理部111の実行管理部1112に送信する。
ステップS502からステップS505のデバイス制御命令送信処理と、ステップS506からステップS509のデバイス送信データ受信処理が繰り返される。
ここで、ステップS505において状態遷移情報記憶部125に記憶されたデバイス制御命令の送信イベントの情報と、ステップS507において状態遷移情報記憶部125に記憶されたデバイス送信データの受信イベントの情報とを利用して、コンテキスト係数の補正処理を実行することができる。
ステップS510において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のコンテキスト係数補正部1143の制御の下、状態遷移情報記憶部125に記憶されるデバイス制御命令の送信イベントおよびデバイス送信データの受信イベントの履歴情報を読み出して取得する。
ステップS511において、制御ユニット11は、コンテキスト係数補正部1143の制御の下、ステップS510において取得されたデバイス制御命令の送信イベントおよびデバイス送信データの受信イベントの履歴情報に基づいてコンテキスト係数補正処理を実行する。ステップS511では、例えば、上記で詳細に説明したコンテキスト係数補正処理と同様の処理が実行される。
ステップS512において、制御ユニット11は、コンテキスト係数補正部1143の制御の下、補正後のコンテキスト係数の値をコンテキスト係数記憶部122に書き込み、コンテキスト係数記憶部122に記憶されるコンテキスト係数が更新される。
なお、ステップS510からステップS512の処理は、上述したタイミングで実行されるものに限定されず、任意のタイミングで実行するようにしてもよい。
(5)サービスコンテキスト切替シーケンス
サービスプログラムが開始され、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信の実行中に、当該サービスプログラムに係るサービスコンテキストの切替が行われる。
サービスプログラムが開始され、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信の実行中に、当該サービスプログラムに係るサービスコンテキストの切替が行われる。
図20は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービスコンテキスト切替処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS601において、デバイス3Aから3Nのうち、上記サービスプログラムが占有しているデバイスがデータを送信し、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、当該デバイス送信データを取得する。
ステップS602において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス送信データの受信イベントの情報を状態遷移情報記憶部125に記憶させる。
ステップS603において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイス送信データをサービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS604において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス送信データをサービスプログラム管理部111の実行管理部1112に送信する。
ここで、ステップS605において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記デバイス送信データが所定の状態遷移の遷移条件を満たすデバイス送信データである場合、上記サービスプログラムのサービス状態を更新する。
ステップS606において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービス状態の更新の通知をサービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS607において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、サービスコンテキスト記憶部123に記憶される上記サービスプログラムに係るサービスコンテキスト情報を読み出して取得する。
ステップS608において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、ステップS607において取得されたサービスコンテキスト情報に基づいて、上記サービスプログラムで実行するサービスコンテキストの変更の有無を確認する処理を実行する。
ステップS608において上記サービスコンテキストの変更が有ることが確認されると、ステップS609において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス占有要求またはデバイス占有解放要求をデバイス管理部114に送信する。
ステップS610において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、デバイス占有解放処理を実行する。
ステップS611において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有解放処理に基づくデバイス占有状況の情報をデバイス占有情報記憶部124に書き込み、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報が更新される。
ステップS612において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有要求に基づくデバイス占有の可否を判定する。
ステップS612においてデバイス占有が可能と判定された場合は、ステップS301からステップS304の処理が実行される。一方、ステップS612においてデバイス占有が不可と判定された場合は、ステップS401からステップS412の処理が実行される。
(6)サービス停止シーケンス
サービスプログラムが開始され、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信の実行中に、サービス停止の処理を実行することができる。
サービスプログラムが開始され、当該サービスプログラムの内容に応じたデバイスとのデータ通信の実行中に、サービス停止の処理を実行することができる。
図21は、図4に示した制御ユニット11によって実行されるサービス停止処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS701において、実行中のサービスプログラムの停止要求をオペレータが入力部2を介して入力し、制御ユニット11は、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112の制御の下、上記停止要求を取得する。
ステップS702において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービスプログラムの停止処理を実行する。
ステップS703において、制御ユニット11は、実行管理部1112の制御の下、上記サービスプログラムによるデバイスの占有を解放するためのデバイス占有解放要求を、サービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS704において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、上記デバイス占有解放要求をデバイス管理部114に送信する。
ステップS705において、制御ユニット11は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有解放要求に基づくデバイス占有解放処理を実行する。
ステップS706において、制御ユニット11は、デバイス占有制御部1141の制御の下、上記デバイス占有解放処理に基づくデバイス占有状況の情報をデバイス占有情報記憶部124に書き込み、デバイス占有情報記憶部124に記憶されるデバイス占有情報が更新される。
ステップS707において、制御ユニット11は、デバイス管理部114の制御の下、デバイスの占有を解放したとの通知をサービスコンテキスト判定部113に送信する。
ステップS708において、制御ユニット11は、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、上記デバイスの占有を解放したとの通知を、サービスプログラム管理部111の実行管理部1112に送信する。
(効果)
(1)サービスプログラム管理部111の登録管理部1111の制御の下、サービスプログラムのサービスコンテキストを抽出するための要求が、サービスコンテキスト解析部112に送信される。サービスコンテキスト解析部112の制御の下、各デバイス送信データの受信および各デバイス制御命令の送信のイベントのコンテキスト係数が取得される。サービスコンテキスト解析部112の制御の下、上記取得されたコンテキスト係数に基づいて、上記サービスプログラムに係るサービスコンテキストが決定および抽出される。
(1)サービスプログラム管理部111の登録管理部1111の制御の下、サービスプログラムのサービスコンテキストを抽出するための要求が、サービスコンテキスト解析部112に送信される。サービスコンテキスト解析部112の制御の下、各デバイス送信データの受信および各デバイス制御命令の送信のイベントのコンテキスト係数が取得される。サービスコンテキスト解析部112の制御の下、上記取得されたコンテキスト係数に基づいて、上記サービスプログラムに係るサービスコンテキストが決定および抽出される。
これにより、コンテキスト係数に基づいて決定されたサービスコンテキストの最適な粒度で、次のようにサービスプログラムへのデバイスの割り当て制御を実行することができる。
(2)サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス送信データがサービスプログラム管理部111の実行管理部1112に送信される。実行管理部1112の制御の下、上記デバイス送信データが所定の状態遷移の遷移条件を満たすデバイス送信データである場合、上記サービスプログラムのサービス状態が更新される。その後、実行管理部1112の制御の下、上記サービス状態の更新の通知がサービスコンテキスト判定部113に送信される。サービスコンテキスト判定部113の制御の下、上記サービスプログラムに係るサービスコンテキスト情報が取得され、当該取得されたサービスコンテキスト情報に基づいて、上記サービスプログラムで実行するサービスコンテキストの変更の有無が確認される。上記サービスコンテキストの変更が有ることが確認されると、サービスコンテキスト判定部113の制御の下、デバイス占有要求またはデバイス占有解放要求がデバイス管理部114に送信される。
このような制御が行われるため、サービスプログラムの実行中に、当該サービスプログラムを実行するのに必要とされるデバイスであっても当該サービスプログラムに割り当てられていないデバイスが存在することとなる。したがって、他のサービスプログラムによる割り込みの際にも、実行中のサービスプログラムを中断することなくこのようなデバイスをそのサービスプログラムに割り当てることが可能となり、複数サービスによるデバイス共用が可能となる。一方、サービスコンテキストの単位でサービスプログラムにその都度必要とされるデバイスが割り当てられるように制御するので、当該サービスプログラムがデバイスを必要とする期間に他のサービスによりそのデバイスが利用されることを防止することも可能となる。
(3)デバイス管理部114のコンテキスト係数補正部1143の制御の下、デバイス制御命令の送信イベントおよびデバイス送信データの受信イベントの履歴情報が取得される。コンテキスト係数補正部1143の制御の下、当該取得されたデバイス制御命令の送信イベントおよびデバイス送信データの受信イベントの履歴情報に基づいて、コンテキスト係数補正処理が実行される。
このように、例えば、上記サービスプログラムの実行に伴うその都度の通信状況等をコンテキスト係数に反映させることができるので、当該コンテキスト係数に基づいて決定されるサービスコンテキストをより現実に即した粒度とすることが可能となる。
(4)デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、デバイス占有要求に基づくデバイス占有の可否が判定される。デバイス占有が不可と判定された場合は、デバイス管理部114のデバイス占有制御部1141の制御の下、予約待ちリストの更新がされる。その後、デバイス管理部114のデバイス占有開始時刻算出部1142の制御の下、サービスコンテキスト情報と、デバイス占有情報と、デバイスとのデータ送受信履歴が取得され、当該サービスコンテキスト情報と、デバイス占有情報と、デバイスとのデータ送受信履歴とに基づいて、デバイス占有開始時刻が算出される。
このように過去の実データに基づいて算出されるデバイス占有開始の予測時刻は信頼性が高いものとなり、このように算出されたデバイス占有開始時刻を利用することにより、複数のサービスの間で共用されるデバイスの時間管理が容易となる。
[他の実施形態]
なお、この発明は上記第1の実施形態に限定されるものではない。
なお、この発明は上記第1の実施形態に限定されるものではない。
例えば、デバイス管理システムの構成や、コンテキスト係数記憶部、サービスコンテキスト記憶部、デバイス占有情報記憶部、状態遷移情報記憶部にそれぞれ記憶されるデータの構造等について、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記第1の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記第1の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、上記第1の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
AC1,AC2,AC3,BC1,BC2,BC3,BC4…サービスコンテキスト、A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9,A10,B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8,B9,B10,B11…状態、1…デバイス管理システム、11…制御ユニット、111…サービスプログラム管理部、1111…登録管理部、1112…実行管理部、112…サービスコンテキスト解析部、113…サービスコンテキスト判定部、114…デバイス管理部、1141…デバイス占有制御部、1142…デバイス占有開始時刻算出部、1143…コンテキスト係数補正部、12…記憶ユニット、121…サービスプログラム記憶部、122…コンテキスト係数記憶部、123…サービスコンテキスト記憶部、124…デバイス占有情報記憶部、125…状態遷移情報記憶部、13…通信インタフェースユニット、2…入力部、3A,3B,3C,3N…デバイス、NW…通信ネットワーク
Claims (7)
- ハードウェアプロセッサおよびメモリを備える装置が実行する、記憶部に記憶されているサービスプログラムにサービス提供フィールド上のデバイスを割り当てるデバイス割り当て制御方法であって、
前記装置による前記サービスプログラムの実行中に、当該サービスプログラムに割り当てられているデバイスと前記装置が通信するデータに基づいて、前記サービスプログラムの処理単位としての所定のサービスコンテキストが開始または終了することを判定するサービスコンテキスト判定過程と、
前記装置による前記サービスプログラムの実行中に、
前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定された場合に、前記開始すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスを前記サービスプログラムに割り当てる過程、および、
前記所定のサービスコンテキストが終了すると判定された場合に、前記終了すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスの前記サービスプログラムへの割り当てを解放する過程の少なくとも一方を備えるデバイス占有制御過程と
を備えるデバイス割り当て制御方法。 - 前記サービスプログラムに含まれる予め定義された状態および状態遷移の各々が有するデータ通信イベントを抽出する過程と、
前記抽出された状態および状態遷移の各々が有するデータ通信イベントと、当該データ通信イベント毎に設定された、当該データ通信イベント後の別のデータ通信イベントの発生のしやすさを表すスコア値に対応するコンテキスト係数とに基づいて、前記サービスプログラムの処理単位としてのサービスコンテキストを決定する過程と
をさらに備える、請求項1に記載のデバイス割り当て制御方法。 - 前記サービスプログラムに割り当てられているデバイスと前記装置との間で発生したデータ通信イベントの履歴に基づいて、前記コンテキスト係数を補正する過程をさらに備える、請求項2に記載のデバイス割り当て制御方法。
- 前記デバイス占有制御過程は、前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定され、かつ、当該所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスが第2のサービスプログラムに割り当てられている場合に、当該デバイスが前記サービスプログラムに割り当て可能となる時刻を通知する過程を備える、請求項1乃至3のいずれかに記載のデバイス割り当て制御方法。
- 前記デバイス占有制御過程は、前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定され、かつ、当該所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスが前記第2のサービスプログラムに割り当てられている場合に、前記第2のサービスプログラム実行時の当該第2のサービスプログラムに含まれる各状態の維持時間の履歴、および、前記第2のサービスプログラム実行時の当該第2のサービスプログラムにおける状態遷移の遷移前後の状態を示す状態遷移の履歴とに基づいて、前記デバイスが前記サービスプログラムに割り当て可能となる時刻を算出する過程を備える、請求項4に記載のデバイス割り当て制御方法。
- 記憶部に記憶されているサービスプログラムにサービス提供フィールド上のデバイスを割り当てるデバイス割り当て制御システムであって、
前記システムによる前記サービスプログラムの実行中に、当該サービスプログラムに割り当てられているデバイスと前記システムが通信するデータに基づいて、前記サービスプログラムの処理単位としての所定のサービスコンテキストが開始または終了することを判定するサービスコンテキスト判定部と、
前記システムによる前記サービスプログラムの実行中に、
前記所定のサービスコンテキストが開始すると判定された場合に、前記開始すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスを前記サービスプログラムに割り当てる制御部、および、
前記所定のサービスコンテキストが終了すると判定された場合に、前記終了すると判定された所定のサービスコンテキストを実行するのに使用されるデバイスの前記サービスプログラムへの割り当てを解放する制御部の少なくとも一方を備えるデバイス占有制御部と
を備えるデバイス割り当て制御システム。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載のデバイス割り当て制御方法が備える各過程を前記ハードウェアプロセッサに実現させるプログラム。
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