JP2019159468A - 広告表示システム、表示装置、広告出力装置、プログラム及び広告表示方法 - Google Patents

広告表示システム、表示装置、広告出力装置、プログラム及び広告表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品に関連する広告を顧客に応じて選択し、表示することができる。【解決手段】広告表示システムは、表示装置2と、撮像装置3aと、店舗撮像装置3b、3cとを有し、前記表示装置2は、前記撮像装置3a及び店舗撮像装置3b、3cから画像情報を取得する取得部と、前記複数の広告を記憶する記憶部と、前記撮像装置3aから取得した画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、前記店舗撮像装置3b、3cから取得した画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して表示する前記広告の優先度を変更する変更部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、広告表示システム、表示装置、広告出力装置、プログラム及び広告表示方法に関する。
屋外、店頭、交通機関等において種々のコンテンツを表示するデジタルサイネージの普及が進んでおり、デジタルサイネージを活用する様々な手法が提案されている。例えば特許文献1では、店舗に設置されたデジタルサイネージに商品広告を表示させる情報処理装置であって、売上が低い商品の広告を優先的に表示させることで店舗全体での売上向上を図る情報処理装置等が開示されている。
特開2017−174102号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は、デジタルサイネージを閲覧する閲覧者に対して一律に情報を提示するものでしかなく、閲覧者に応じて情報を提示するに至っていない。
一つの側面では、商品に関連する広告を顧客に応じて選択し、表示することができる広告表示システム等を提供することを目的とする。
一つの側面では、広告表示システムは、店舗又は該店舗付近に設置されており、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を表示する表示装置と、該表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置と、前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置とを有する広告表示システムであって、前記表示装置は、前記撮像装置及び店舗撮像装置の撮像した各画像情報を取得する取得部と、前記複数の広告を記憶する記憶部と、前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して表示する前記広告の優先度を変更する変更部とを備えることを特徴とする。
一つの側面では、商品に関連する広告を顧客に応じて選択し、表示することができる。
広告表示システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 コンテンツDB、顧客DB、店舗DB、及び販売DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 スコアテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態1の概要を示す説明図である。 サーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の概要を説明する説明図である。 実施の形態2に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3の概要を説明する説明図である。 実施の形態3に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 上述した形態のサーバの動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、広告表示システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、店舗に設置されたサイネージ2に商品の販売促進のための広告コンテンツを表示する広告表示システムであって、店舗に来店する顧客(人物)に応じて広告コンテンツを切り換える広告表示システムについて説明する。広告表示システムは、広告出力装置1、店舗に設置されたサイネージ(表示装置)2、及び店舗に設置されたカメラ(撮像装置)3、3、3を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。サイネージ2及びカメラ3は複数の店舗それぞれに設置されており、広告出力装置1は中央管理装置として機能して、各装置との間で通信を行う。
広告出力装置1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバ装置、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態で広告出力装置1はサーバ装置であるものとし、以下では簡潔のためサーバ1と読み替える。広告出力装置1は、例えば商品コマーシャル、あるいは店舗内のイメージ動画等のように、店舗での商品の販売を促進するための広告コンテンツ(以下、単に「コンテンツ」と呼ぶ)を、店頭に設置されているサイネージ2に配信する。本実施の形態で広告出力装置1は、店舗の内外に設置された各カメラ3から撮像画像を取得し、当該画像から認識した顧客の行動に基づく強化学習を行い、学習結果を用いてサイネージ2が表示するコンテンツの遠隔制御(切換)を行う。
なお、本実施の形態ではサーバ1が各店舗のサイネージ2、2、2…にコンテンツを配信するものとして説明するが、各店舗にローカル端末を設置し、サーバ1ではなくローカル端末からサイネージ2にコンテンツを出力するようにしてもよい。
サイネージ2は、サーバ1から配信されたコンテンツを表示する表示装置であり、所謂デジタルサイネージである。なお、サイネージ2はサーバ1から出力されるコンテンツを表示可能であればよく、デジタルサイネージと呼ばれる表示装置に限定されるものではない。サイネージ2は、例えば図1に示すように店舗の入口付近に設置されており、店舗前を通る、又は店舗に来店する顧客に対してコンテンツを放映する。
カメラ3は、店舗の内外に設置された撮像装置である。本実施の形態では、店舗の内外に3台のカメラ3a、3b、3cが設置されている。具体的には、カメラ3aがサイネージ2に内蔵されており、カメラ3bが店舗の入口付近に設置されており、カメラ3cが店舗内の所定の会計場所に設置されている。カメラ3aは、サイネージ2の周囲(例えばサイネージ2の正面)を撮像範囲としており、コンテンツを閲覧する顧客を撮像する。カメラ3bは、店舗入口を撮像範囲としており、入店(又は離店)する顧客を撮像する。カメラ3cは、店舗内の会計場所を撮像範囲としており、商品を購入する顧客を撮像する。カメラ3a、3b、3cは、各位置で撮像した画像をサーバ1に送信する。サーバ1は、当該画像に基づいて個々の顧客を認識(判別)すると共に、各顧客の行動を認識(特定)する。サーバ1は、認識結果に基づいてサイネージ2にコンテンツを配信し、表示コンテンツを切り換える。
なお、上記のカメラ3の設置箇所は一例であって、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えばカメラ3は、店舗の出口、商品の陳列場所等に設置されていてもよい。本実施の形態でカメラ3は、サイネージ2の閲覧者(顧客)を撮像可能な位置と、店舗内で顧客を撮像可能な位置とに少なくとも設置されていればよい。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、サーバ1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための処理回路等を含み、外部との情報の送受信を行う。
補助記憶部14は大容量メモリ、ハードディスク等であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、コンテンツDB141、顧客DB142、店舗DB143、販売DB144、及びスコアテーブル145を記憶している。コンテンツDB141は、サイネージ2に配信する各種コンテンツのデータを記憶するデータベースである。顧客DB142は、カメラ3a、3b、3cの撮像画像から認識される各顧客の顧客情報を記憶するデータベースである。店舗DB143は、サイネージ2が設置された各店舗に関する店舗情報を記憶するデータベースである。販売DB144は、店舗で提供される商品の販売情報を記憶するデータベースであり、不図示のPOS(Point of Sale)システムと同期して、各顧客が購入した商品に関する販売情報を記憶している。スコアテーブル145は、後述する強化学習において与えられる報酬(スコア)を規定するテーブルであり、顧客の行動と、顧客が各行動を取った場合に与えられる報酬とを対応付けて記憶するテーブルである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであってもよく、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部、操作入力を受け付ける入力部等を含んでもよい。
図3は、コンテンツDB141、顧客DB142、店舗DB143、及び販売DB144のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
コンテンツ141は、コンテンツID列、コンテンツ列を含む。コンテンツIDは、サイネージ2に配信する各コンテンツを識別するためのIDを記憶している。コンテンツ列は、コンテンツIDと対応付けて、各コンテンツの画像データを記憶している。
顧客DB142は、顧客ID列、特徴列、年齢列、性別列、ステータス列、再来店数列、コンテンツ列を含む。顧客IDは、各顧客を識別するためのIDを記憶している。特徴列は、顧客IDと対応付けて、撮像画像から抽出された各顧客の画像特徴量に係るデータを記憶している。年齢列及び性別列はそれぞれ、顧客IDと対応付けて、撮像画像から推定された各顧客の年齢及び性別を記憶している。ステータス列は、顧客IDと対応付けて、撮像画像から特定した各顧客の行動(本実施の形態では「ステータス」とも呼ぶ)を記憶している。ステータスについては図4を用いて後述する。再来店数列は、顧客IDと対応付けて、顧客が店舗に再来店した回数を記憶している。コンテンツ列は、顧客IDと対応付けて、顧客が閲覧したコンテンツのコンテンツIDを記憶している。
店舗DB143は、店舗ID列、店舗情報列を含む。店舗ID列は、サイネージ2が設置された各店舗を識別するためのIDを記憶している。店舗情報列は、店舗IDと対応付けて、各店舗の情報を記憶している。例えば図3に示すように、店舗情報列は、店舗の住所、面積、売上高等の情報を含む。
販売DB144は、顧客ID列、日付列、購入商品列を含む。顧客ID列は、各顧客を識別するためのIDを記憶している。日付列は、顧客IDと対応付けて、顧客が店舗に来店した日付を記憶している。購入商品列は、顧客ID及び日付と対応付けて、顧客が店舗で購入した商品の情報を記憶している。
図4は、スコアテーブル145のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。スコアテーブル145は、ステータス列、スコア列を含む。ステータス列は、強化学習における報酬付与の基準とする、顧客の行動(ステータス)を記憶している。本実施の形態では、報酬付与の基準とする顧客のステータスとしては、新規の顧客が来店したことを示す「新規来店」、新規の顧客がサイネージ2を閲覧したことを示す「新規閲覧」等、10種類のステータスを定義してある。顧客のステータスは、カメラ3a〜3cで撮像された画像を元に認識される顧客の行動、及びPOSシステムから取得した販売情報に基づいて判断される。スコア列は、顧客のステータスと対応付けて、強化学習の際の報酬値とするスコアを記憶している。
図5は、実施の形態1の概要を示す説明図である。図5に基づき、本実施の形態の概要について説明する。
上述の如く、サーバ1は店舗で提供される商品に関連する広告であるコンテンツ画像を配信し、サイネージ2は当該コンテンツを表示する。サイネージ2は店頭に設置されており、店舗に来店する顧客に対してコンテンツを放映する。なお、サイネージ2の設置箇所は店頭に限定されず、店舗内、又は店舗から所定距離離れた場所に設置されていてもよい。つまり、サイネージ2は顧客向けにコンテンツを表示することができればよく、その設置箇所は特に限定されない。
また、サーバ1は、カメラ3a〜3cから撮像画像を取得し、当該画像を元に、顧客の匿名認証、属性推定、及びコンテンツ閲覧の有無、店舗への入店有無、商品の購買有無等の判定(特定)などを行う。
まずサーバ1は、サイネージ2に内蔵されたカメラ3aから撮像画像を取得し、画像認識を行って、コンテンツを閲覧している顧客の匿名認証、及び属性の推定を行う。例えば新規顧客が来店した場合、サーバ1は撮像画像から新規顧客の顔、体型等の特徴を抽出し、当該顧客に対して顧客IDを割り当て、顧客IDと顧客の特徴とを対応付けて顧客DB142に登録する。顧客DB142に登録してある既存顧客が再来店した場合、サーバ1は顧客DB142に登録したデータと照合して顧客の匿名認証を行う。
また、サーバ1はカメラ3aの撮像画像から、顧客の年齢、性別等の属性を推定する。サーバ1は、推定した顧客の属性を顧客IDと対応付けて顧客DB142に登録する。
なお、顧客の属性は年齢、性別等に限定されるものではなく、例えば体型、服装、団体客であるか否か(例えば家族連れであるか)等も含めて良い。つまりサーバ1は、カメラ3aで撮像された画像に基づき顧客の属性を推定可能であればよく、その内容は特に限定されない。
また、サーバ1はカメラ3aの撮像画像から、顧客がコンテンツを閲覧しているか否かを判定する。例えばサーバ1は、顧客の視線方向、顔の向き等からコンテンツの閲覧有無を判定する。顧客がコンテンツを閲覧していると判定した場合、サーバ1は、判定時(顧客を判別した時間)に表示しているコンテンツのコンテンツIDを、当該顧客の顧客IDと対応付けて顧客DB142に記憶する。
次にサーバ1は、各カメラ3で撮像された画像を元に、店舗における顧客の購買行動を認識(特定)する。例えばサーバ1は、店舗入口付近に設置されたカメラ3bから撮像画像を取得し、当該画像を元に、顧客が店舗に入店したか否かを判定(特定)すると共に、当該顧客がカメラ3aで判別した顧客であるか否か、つまりコンテンツを閲覧した顧客と同一人物であるか否かを判定する。さらにサーバ1は、会計場所に設置されたカメラ3cからも撮像画像を取得し、顧客が商品を購入したか否かを判定(特定)すると共に、当該顧客がカメラ3aで判別した顧客と同一人物であるか否かを判定する。このように、サーバ1はカメラ3b、3cで撮像された画像を元に、サイネージ2でコンテンツを閲覧した顧客が、店舗内で所定の行動を取ったか否かを判定する。サーバ1は、判定した購買行動を顧客のステータスとして、顧客IDと対応付けて顧客DB142に記憶する。
なお、サーバ1が判定する上記の購買行動はいずれも一例であって、上記に限定されるものではない。例えば商品の陳列場所に別のカメラ3を設置しておき、サーバ1は、当該カメラ3で撮像された画像から、顧客が商品を手に取る動作などを認識してもよい。サーバ1は、店舗の内外で撮像された画像から商品購入に繋がる顧客の行動、すなわち商品へのアプローチ(商品に対応する行動)を特定可能であればよい。
上述の如く、サーバ1は各カメラ3での撮像画像を元に、顧客が来店してサイネージ2の表示コンテンツを閲覧し、店舗に入店して商品を購入するに至る一連の行動を特定する。サーバ1は、顧客IDと対応付けて、顧客が閲覧したコンテンツと、当該コンテンツを閲覧した顧客の店舗内での購買行動(入店有無、購買有無等のステータス)とを顧客DB142に記憶する。
ここで、サーバ1はカメラ3aの撮像画像から新たに顧客を認識(判別)した場合、当該顧客に応じてサイネージ2の表示コンテンツの優先度を変更し、コンテンツの表示を切り換える処理を行う。具体的には、サーバ1は強化学習手法を用いて、各種データベースに記憶してある内部情報、及びネットワークNを介して取得する外部情報に基づき、顧客に提示すべき表示コンテンツの優先度を学習(変更)する処理を行う。
強化学習は、機械学習の手法の一つであり、現在の状態(s;States)を元に取るべき行動(a;Actions)を選択するための学習手法である。より詳細には、強化学習は、ある方策(π;Policy)に基づきある状態である行動を取った場合に、得られた報酬(r;Reward)から当該方策を評価し、将来に亘って得られる報酬の累積値を最大化するよう方策を改善する手法である。強化学習では、例えば以下の式(1)、(2)を用いて方策の評価と改善とを行う。
Figure 2019159468
Figure 2019159468
式(1)は状態価値関数であり、方策πの下での状態sの価値を定義する関数である。Rtは最終的な累積報酬を表す関数(Reward Function)であり、ある時点tでの報酬rと、遠い将来に得られる報酬rほど割り引いて評価するための割引率γ(Discount Factor)とで表される。式(1)に示すように、状態価値関数は、ある状態sにおいて得られるであろう累積報酬Rtの期待値で表される。
式(2)は行動価値関数であり、方策πの下で、状態sにおいて行動aを取ることの価値を定義する関数である。行動価値関数も状態価値関数と同様に、累積報酬Rtの期待値で表される。
強化学習では、式(1)、(2)で表される各関数を、次の式(3)、(4)で示すように最大化(最適化)する学習を行う。
Figure 2019159468
Figure 2019159468
式(3)、(4)をまとめると、次の式(5)となる。
Figure 2019159468
強化学習では、式(5)を目的関数として、当該目的関数の最適化を行う。具体的には、例えばモンテカルロ法、Q学習、方策勾配法等を用いて、目的関数の最適化を行う。なお、これらの最適化アルゴリズムは公知のものであるため、これ以上の詳細な説明は省略する。
サーバ1は上述の強化学習を用いて、顧客に対し提示する表示コンテンツの優先度を学習する。具体的には、サーバ1は、各種データベースに記憶してある内部情報と、店舗の外部環境に関連する外部情報とを状態sとし、サイネージ2に表示するコンテンツを行動aとして、スコアテーブル145で規定される報酬(スコア)に基づく強化学習を行う。
内部情報は、顧客DB142に記憶されている顧客情報、店舗DB143に記憶されている店舗情報、販売DB144に記憶されている販売情報を含む。強化学習に用いる顧客情報は、例えば顧客の年齢、性別等の属性であり、カメラ3の撮像画像から推定(判別)される顧客情報である。強化学習に用いる店舗情報は、例えば住所、売場面積、売上高等のように、店舗の属性を表す情報であり、店舗DB143にセットされている情報である。強化学習に用いる販売情報は、POSシステムから取得したデータのうち、カメラ3で認識された顧客の購買履歴である。なお、POSシステムから取得した販売情報と個々の顧客との紐付けは、会計場所に設置されたカメラ3cで認識した顧客の購買有無と、POSシステムで収集された販売情報が示す販売店舗及び時刻とを比較して行えばよい。
外部情報は、店舗での商品売上に影響する、店舗の外部環境に関連する情報である。例えば外部情報は、天気、気温、SNSへの投稿(テキスト、画像)のほか、店舗付近で催されている実イベント(例えば所謂コミックマーケット、スポーツの試合、音楽コンサート等)などの情報を含む。なお、これらは例示であって、外部情報は店舗の売上に影響する外部環境に関する情報であればよい。例えば外部情報として、店舗周辺の交通機関の運行情報などを含めてもよい。
サーバ1は、顧客来店時における上記の各種外部情報を、ネットワークNを介して取得する。例えば天気、気温等の場合、サーバ1は天候情報を掲載する所定のWebサイトにアクセスし、顧客来店時の天気、気温等のデータを取得する。
サーバ1は、上記の内部情報及び外部情報を状態sとして、式(5)で表される目的関数に入力する。なお、天気、気温等の外部情報は所定のエンコード処理を行った上で入力する。例えば天気はOne−hot表現のベクトル量に、気温はスカラー量に、SNS上のテキストはskip−gramモデルを用いてベクトル量に、SNS上の画像はAutoEncoderを用いてベクトル量にエンコードし、目的関数に入力する。
サーバ1は、スコアテーブル145を参照し、店舗における顧客の購買行動に基づいて報酬値を算出する。スコアテーブル145は、カメラ3で認識される顧客の購買行動を判定基準として、ユーザがある購買行動を取った場合に与えられる報酬rを規定している。具体的には図4で説明したように、スコアテーブル145は、顧客の購買行動を表す10種類のステータスそれぞれと対応付けて、強化学習の報酬rとするスコアを格納している。
スコアテーブル145では、例えば新規の顧客が来店した場合のステータスを「新規来店」と定義し、「新規来店」の場合のスコアを「3」と定義している。つまり、サーバ1がカメラ3aで撮像された画像から新規顧客の来店を認識した場合、報酬rとして3ポイントが与えられる。新規顧客がサイネージ2に表示されているコンテンツを閲覧していることを認識した場合、ステータスは「新規閲覧」であるため、報酬rとして10ポイントが与えられる。以下同様にして、カメラ3a〜3cでの撮像画像から認識される顧客の購買行動に基づき、累積報酬Rtが計算される。
なお、図4で例示したスコアテーブル145では、サイネージ2に設置されたカメラ3aで認識される顧客の行動(コンテンツの閲覧の有無等)に対しても報酬rを割り当て、サーバ1は累積報酬Rtに加算することにしているが、当該構成は必須ではない。つまり、サーバ1は少なくとも店舗に設置されたカメラ3(3b、3c)に基づいて顧客の行動を判定し、報酬を計算可能であればよく、サイネージ2に設置されたカメラ3での認識結果を用いずともよい。
サーバ1は、上記のように算出される報酬を元に、目的関数の最適化を行う。すなわち、サーバ1は、サイネージ2に表示したコンテンツ(コンテンツID)を行動aとし、顧客情報、店舗情報、販売情報を含む内部情報、及び外部環境に関連する外部情報を状態sとして、顧客が取った行動を元に算出された累積報酬Rtを元に、式(5)で表されるQ関数の最適化を行う。これにより、サーバ1は、ある外部環境下で、ある顧客がある店舗に来店してある商品を購入した(又は購入しなかった)場合に、当該顧客の来店時にあるコンテンツをサイネージ2に表示したことの価値を、当該顧客の購買行動に基づいて評価する。
なお、サーバ1は、サイネージ2、2、2…が設置されている複数の店舗全体(例えば系列店全体)で強化学習を行ってもよく、後述する実施の形態2及び3のように、個々の店舗毎(例えば自営店舗毎)に強化学習を行い、学習済みモデルを生成するようにしてもよい。
上記のようにしてサーバ1は、内部情報及び外部情報(状態s)を入力値として、表示すべきコンテンツのコンテンツID(行動a)を出力値として得る学習済みモデル(学習結果)を生成する。カメラ3aで撮像された画像から新たに顧客を認識した場合、サーバ1は当該学習結果を参照して、当該顧客に対して提示する表示コンテンツを判定する。具体的には、サーバ1は撮像画像から顧客の年齢、性別等の属性を推定(判別)する。また、サーバ1は、顧客が来店した店舗の店舗情報を店舗DB143から読み出す。また、サーバ1は当該顧客の購入履歴(販売情報)を販売DB144から読み出す。また、サーバ1は現在の外部情報を、ネットワークNを介して取得する。サーバ1は、上記の各種情報を状態sとして入力し、取るべき行動a、すなわち表示すべきコンテンツのコンテンツIDを取得する。サーバ1は、当該コンテンツをコンテンツDB141から読み出してサイネージ2に配信し、表示コンテンツを切り換える。
表示コンテンツの切り換え後、サーバ1は、カメラ3a〜3cから取得する撮像画像に基づいて当該顧客の購買行動を特定する。すなわちサーバ1は、上述の如く、コンテンツを閲覧した顧客による入店の有無、商品購入の有無等を判定する。サーバ1は、当該顧客についても顧客IDと対応付けてコンテンツID及びステータスを顧客DB142に記憶し、データベースを更新して強化学習を行う。
図6は、サーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図6に基づき、サーバ1が実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、サイネージ2に設置されたカメラ3aから、サイネージ2の周囲を撮像した撮像画像を取得する(ステップS11)。制御部11は当該画像に対する画像認識を行い、撮像画像に含まれる顧客(人物)を判別する(ステップS12)。制御部11は顧客DB142に記憶してある各顧客の画像特徴量を参照して、ステップS12で判別した顧客が新規顧客であるか否かを判定する(ステップS13)。新規顧客でないと判定した場合(S13:NO)、制御部11は処理をステップS15に移行する。新規顧客であると判定した場合(S13:YES)、制御部11は当該顧客の特徴、属性等の顧客情報を顧客DB142に登録する(ステップS14)。
制御部11は、現在(顧客来店時)の内部情報及び外部情報を取得する(ステップS15)。内部情報は、顧客DB142、店舗DB143、販売DB144に格納されている各種データであり、顧客の属性を表す顧客情報、店舗の属性を表す店舗情報、及び顧客による商品の購入履歴を表す販売情報を含む。外部情報は、店舗における商品の売上に影響する外部環境に関連した情報であり、例えば天気、気温、SNSへの投稿、店舗周辺で開催されている実イベント等の情報を含む。
制御部11は、取得した内部情報及び外部情報を元に、サイネージ2に表示するコンテンツを判定する(ステップS16)。例えば上述の如く、制御部11は強化学習等によって生成済みの学習結果(学習済みモデル)を用いて、内部情報及び外部情報を入力値(状態s)とし、コンテンツDB141に記憶されている複数のコンテンツのうち、表示すべきコンテンツのコンテンツID(行動a)を出力値として取得する。制御部11は、判定したコンテンツをサイネージ2に出力(配信)し、表示コンテンツを切り換える(ステップS17)。
制御部11は、店舗入口に設置されたカメラ3b、及び会計場所に設置されたカメラ3cからそれぞれ撮像画像を取得する(ステップS18)。制御部11は、各カメラ3a、3b、3cから取得した画像を元に、商品購入に繋がる顧客の購買行動(商品に対応する行動)を特定する(ステップS19)。ステップS19で特定(判定)する購買行動は、商品の売上に繋がる顧客の行動であり、顧客による商品へのアプローチである。例えば制御部11は、サイネージ2に内蔵されたカメラ3aから取得した画像を元に、顧客がコンテンツを閲覧したか否かを判定する。また、制御部11は店舗入口のカメラ3bから取得した画像を元に、顧客が入店したか否かを判定する。また、制御部11はレジ前のカメラ3cから取得した画像を元に、顧客が商品を購入したか否かを判定する。
制御部11は、ステップS11〜S19の処理結果を元に、各種データベースを更新する(ステップS20)。例えば制御部11は、ステップS12で判別した顧客の顧客IDと対応付けて、顧客を判別した時間に表示しており、顧客が閲覧したコンテンツのコンテンツIDを顧客DB142に記憶する。また、制御部11は、ステップS18で取得した店舗内の画像から顧客を特定し、サイネージ2でコンテンツを閲覧した顧客と同一人物であるか否かを判定する。同一人物である場合、制御部11は当該顧客の顧客ID、及び当該顧客が閲覧したコンテンツのコンテンツIDに対応付けて、ステップS19で特定した顧客の購買行動(ステータス)を顧客DB142に記憶する。また、制御部11は会計場所で撮像された画像を元に、POSシステムから取得した販売情報を顧客IDに対応付けて販売DB144に記憶する。
制御部11は、ステップS19で特定した店舗内での顧客の購買行動に基づき、スコアテーブル145を参照してスコアを算出する(ステップS21)。スコアテーブル145は、強化学習において与えられる報酬rを規定するテーブルであり、顧客の購買行動と、強化学習に係る報酬値(スコア)とを対応付けたテーブルである。制御部11は、ステップS19で特定した顧客の購買行動、例えば店舗に入店したか否か、商品を購入したか否か等の情報に基づき、スコアを算出する。
制御部11は、カメラ3aからの撮像画像によって顧客を判別した時間に表示していたコンテンツと、ステップS21で算出したスコアとに基づき、顧客に対して表示するコンテンツの優先度を学習する学習処理を実行する(ステップS22)。具体的には、制御部11は、ステップS15で取得した内部情報及び外部情報を状態s、ステップS17で表示したコンテンツを行動aとして、ステップS21で算出したスコアを元に目的関数を最適化する演算処理を実行する。例えば制御部11は、モンテカルロ法、Q学習、方策勾配法等のアルゴリズムを用いて最適化を行う。これにより制御部11は、強化学習の学習結果である目的関数を更新(生成)し、各顧客に対して表示するコンテンツの優先度を変更する。制御部11は、処理をステップS11に戻す。
なお、上記では顧客情報、店舗情報、販売情報、及び外部情報を状態sとして規定したが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えばサーバ1は、表示コンテンツに係る広告商品の属性(商品の種類、価格等)も状態sとして規定し、商品自体の情報を、顧客の購買行動に影響を与える因子として学習するようにしてもよい。
また、上記では強化学習を用いて表示コンテンツの切り換えを判定したが、例えばディープラーニングのように、その他の機械学習手法を用いてコンテンツの切り換えを行うようにしてもよい。また、機械学習を用いず、例えば顧客が過去に購入した商品のコンテンツを表示するといったように、ルールベースでのコンテンツ切り換えも本実施の形態の範疇に含まれる。
また、上記ではカメラ3から撮像画像自体をサーバ1に送信し、サーバ1が画像認識を行うものとしたが、カメラ3で画像認識を行った後、認識結果をサーバ1に転送するようにしてもよい。つまり、サーバ1はカメラ3から撮像画像に関する画像情報を取得可能であればよく、画像情報は画像自体であってもよく、画像認識結果であってもよい。
また、上記では一店舗につき一台のサイネージ2を設置するものとして説明したが、一店舗に複数のサイネージ2を設置してもよい。例えば店舗入口、店舗内の通路、商品の陳列場所、会計前のスペースなどの各箇所にサイネージ2を設置しておき、サーバ1は、各サイネージ2におけるコンテンツ切り換えを制御するようにしてもよい。
また、上記ではサーバ1がサイネージ2の表示制御を行っているが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、サイネージ2がカメラ3aの撮像画像から顧客を認識し、コンテンツの切換を自ら判断するようにしても良い。すなわち、サイネージ2を所謂スタンドアロン型のデジタルサイネージとして、サイネージ2が複数のコンテンツを内部に記憶しておき、カメラ3aで顧客を認識して表示すべきコンテンツを判定する。このように、サーバ1が実行するものとして説明した一連の処理を、サイネージ2が実行するようにしても良い。
また、サーバ1及びサイネージ2が処理を分担してもよい。例えばサーバ1がデータベースの管理及び強化学習を行い、サイネージ2はサーバ1から学習結果を取得する。サイネージ2は複数のコンテンツを内部に記憶しておき、サーバ1が生成した学習結果を用いて表示すべきコンテンツを判定する。このように、何れのハードウェアを処理主体とするかは任意の設計事項であり、種々の変更が考えられる。
以上より、本実施の形態1によれば、店舗の各箇所にカメラ3を設置し、カメラ3で撮像された画像を元に顧客の購買行動を特定し、行動特定結果に応じてサイネージ2でのコンテンツ切り換えを行う。これにより、顧客に応じて適切なコンテンツを選択して提示し、商品の販売を促進することができる。
また、本実施の形態1によれば、顧客の購買行動に基づいて報酬値を計算し、表示するコンテンツの優先度を学習する強化学習を行う。これにより、顧客に応じて適切なコンテンツを精度良く選択し、提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、店舗の外部環境も考慮してコンテンツを選択することで、例えば気温が高い日に売上が伸びる商品の広告を優先的に表示する、といったように、より適切な販売促進施策を実施することができる。
また、本実施の形態1によれば、顧客自身の年齢、性別といった属性を考慮し、顧客に応じたコンテンツをより適切に選択することができる。
また、本実施の形態1によれば、顧客の商品購入履歴(販売情報)も考慮してコンテンツを選択することで、顧客のニーズに合った商品に関連するコンテンツを優先的に表示することができる。
また、本実施の形態1によれば、店舗の属性を表す店舗情報を参照することで、例えば店舗の立地場所、広さといった内部環境を考慮してコンテンツを選択することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、新規店舗に上記の広告表示システムを導入する場合に、既に学習済みの他店舗の学習結果をインポートする形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、実施の形態2の概要を説明する説明図である。図7では、新規店舗に対して他店舗の学習結果をインポートする様子を、概念的に図示している。本実施の形態では、サーバ1は、複数の店舗それぞれにサイネージ2が設置されており、個々の店舗毎に強化学習を行って、学習済みモデル(学習結果)を生成してあるものとして説明する。例えばサーバ1は、顧客DB141において、各店舗に来店した顧客の顧客情報を店舗IDと対応付けて記憶し、店舗IDに紐付く顧客情報を用いて個々に目的関数の最適化を行うことで、店舗毎の学習済みモデルを生成する。あるいはサーバ1は、後述する実施の形態3のように、スコアテーブル145を店舗毎に調整することで個別化した強化学習を行うようにしてもよい。
本実施の形態でサーバ1は、新規店舗に本システムを導入する場合、既存店舗での学習済みモデルをインポートし、強化学習を開始する。例えば図7に示すように、店舗A、Bで本システムを導入済みである場合に、店舗Cへ新たに本システムを導入する場合を考える。
上記の場合、サーバ1は、店舗Cでの強化学習の初期値として、他店舗(学習結果を適用するサイネージ2を設置した店舗C以外の他の店舗A、B)の学習済みモデルの学習値を適用する初期設定を受け付ける。例えばサーバ1は、本システムの管理者から、インポート対象とする既存店舗の指定入力を受け付ける。例えば図7に示すように、店舗Aがインポート元として指定された場合、店舗Aで学習済みの目的関数の学習値が店舗Cでの強化学習の初期値として設定される。サーバ1は、当該初期値を目的関数に設定の上、店舗Cから取得した撮像画像に基づく強化学習を開始する。これにより、店舗A〜C全体でのトータルの学習コストが大幅に引き下げられることができる。
図8は、実施の形態2に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図8に基づいて、実施の形態2におけるサーバ1が実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、ステップS11以降の処理を開始する前に、他店舗で学習済みの学習結果を、新規店舗に適用する初期設定を受け付ける(ステップS201)。すなわち制御部11は、他店舗で学習した上述の目的関数の学習値を、新規店舗で強化学習を行う際の目的関数の初期値に設定する。例えばサーバ1は、本システムの管理者から他店舗の指定入力を受け付け、インポートを行う。制御部11は、処理をステップS11に移行する。
内部情報及び外部情報を取得した後(ステップS15)、制御部11は、店舗に応じて学習済みの学習結果を参照して、サイネージ2に表示させるコンテンツを判定する(ステップS202)。すなわち制御部11は、店舗毎の目的関数を用いて、表示コンテンツの判定を行う。制御部11は、処理をステップS17に移行する。
顧客の購買行動に基づくスコアの算出後(ステップS21)、制御部11は、店舗に応じた強化学習処理を実行する(ステップS203)。例えば制御部11は、各店舗に来店した顧客の顧客情報を顧客DB141からそれぞれ読み出し、店舗毎に目的関数を最適化する演算処理を実行する。この場合に制御部11は、該当店舗が新規店舗である場合、ステップS201で設定された他店舗の学習値を初期値として目的関数に設定の上、学習を行う。制御部11は、処理をステップS11に戻す。
なお、上記では手動でインポート作業を行うことにしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、サーバ1が自動的にインポート対象とすべき他店舗を検索して設定を行ってもよい。例えばサーバ1は、店舗DB143を参照して、新規導入店舗と住所、店舗面積、売上高等の属性が類似する他店舗を検索し、検索した他店舗の学習データをインポートする。これにより、管理者によるインポート作業を省略することができる。
以上より、本実施の形態2によれば、店舗毎に強化学習を行うことで、店舗毎にローカライズされたコンテンツの切り換え動作を行うことができる。
また、本実施の形態2によれば、他店舗で既に学習済みの学習結果を新規導入店舗にインポートすることで、トータルの学習コストを大幅に下げることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、店舗毎に異なるスコアテーブル145を設定する形態について説明する。
図9は、実施の形態3の概要を説明する説明図である。図9では、各店舗での課題、販売施策等に応じてスコアテーブル145が調整される様子を図示している。図9を用いて、本実施の形態の概要を説明する。
図9左側に示すスコアテーブル145は、図4で例示したスコアテーブル145と同一であり、スコアテーブル145のテンプレートである。一方で、図9右側の上下に示すスコアテーブル145はそれぞれ、図9左側に示すスコアテーブル145からスコア列のスコアが変更されたテーブルとなっている。具体的には、図9右上のスコアテーブル145は、図9左側のスコアテーブル145と比較して、「新規入店」に対応するスコアが増加している。例えば店舗側の経営方針として新規顧客を増やしたいと考えた場合、図9に示すように、「新規入店」のスコアを増加させる設定変更を行う。
また、図9右下のスコアテーブル145は、図9左側のスコアテーブル145と比較して、「再来店」、「再来閲覧」、「再来購買」に対応するスコアが増加している。例えば店舗側の経営方針としてリピーターを増やしたいと考えた場合、図9に示すように、再来店に関連する各ステータスのスコアを増加させる設定変更を行う。
上記のようにサーバ1は、スコアを変更するステータスの指定と、変更後のスコアとを入力する設定入力を受け付け、店舗毎に異なるスコアテーブル145(報酬規則)を設定する。例えばサーバ1は、本システムの管理者から設定入力を受け付け、各店舗のスコアテーブル145を保存する。強化学習を行う場合、サーバ1は各店舗に応じたスコアテーブル145を参照してスコアを算出し、目的関数の最適化を行う。カメラ3aで撮像された画像に基づいて各店舗に来店した顧客を認識した場合、サーバ1は、店舗毎に生成される学習済みモデル(学習結果)を用いて表示コンテンツを判定し、コンテンツの切り換えを行う。
図10は、実施の形態3に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図10に基づき、実施の形態3においてサーバ1が実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11はまず、強化学習の報酬規則を規定するスコアテーブル145を店舗毎に設定する設定入力を受け付ける(ステップS301)。例えば制御部11は、テンプレートのスコアテーブル145から、スコアを変更するステータス(購買行動)の指定と、変更後のスコアとを入力する設定入力を店舗毎に受け付ける。制御部11は、店舗毎に設定されたスコアテーブル145を店舗IDと紐付けて保存する。
ステップS20の処理を実行後、制御部11は、ステップS301で店舗毎に設定されたスコアテーブル145を参照して、強化学習に係る報酬値であるスコアを算出する(ステップS302)。そして制御部11は、ステップS302で算出したスコアに基づき、店舗毎に異なる学習結果を生成する強化学習処理を実行する(ステップS303)。制御部11は、処理をステップS11に戻す。
以上より、本実施の形態3によれば、店舗の経営方針や目的に応じてコンテンツの優先度を変更可能となる。
(実施の形態4)
図11は、上述した形態のサーバ1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムPを実行することにより、サーバ1は以下のように動作する。取得部111は、表示装置2の周囲の画像情報を撮像する撮像装置3a、及び店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置3b、3cから、各画像情報を取得する。記憶部112は、前記複数の広告を記憶する。判別部113は、前記撮像装置3aから取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する。人物判定部114は、前記店舗撮像装置3b、3cから取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部113が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する。特定部115は、前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する。変更部116は、前記判別部113が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して表示する前記広告の優先度を変更する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ(広告出力装置)
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P プログラム
2 サイネージ(表示装置)
3、3a、3b、3c カメラ(撮像装置、店舗撮像装置)

Claims (14)

  1. 店舗又は該店舗付近に設置されており、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を表示する表示装置と、
    該表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置と、
    前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置と
    を有する広告表示システムであって、
    前記表示装置は、
    前記撮像装置及び店舗撮像装置の撮像した各画像情報を取得する取得部と、
    前記複数の広告を記憶する記憶部と、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、
    前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して表示する前記広告の優先度を変更する変更部と
    を備えることを特徴とする広告表示システム。
  2. 前記表示装置は、
    前記行動特定結果と、該行動特定結果に応じた報酬値とを対応付けた報酬規則を保持する規則保持部を備え、
    前記変更部は、前記人物が閲覧した前記広告と、該人物の前記行動特定結果とに基づき、前記報酬規則を参照して、前記人物に対して表示する前記広告の優先度を学習する
    ことを特徴とする請求項1に記載の広告表示システム。
  3. 前記表示装置は、複数の前記店舗夫々に設置された表示装置であり、
    前記変更部は、前記店舗毎の学習結果を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の広告表示システム。
  4. 前記表示装置は、該表示装置が設置された前記店舗以外の他の前記店舗の前記学習結果を適用する設定入力を受け付ける受付部を備え、
    前記他の店舗の前記学習結果を用いて、前記人物に対し表示する前記広告の優先度を学習する
    ことを特徴とする請求項3に記載の広告表示システム。
  5. 前記規則保持部は、前記店舗毎に異なる前記報酬規則を設定する設定入力を受け付け、
    前記変更部は、前記店舗に応じた前記報酬規則を参照して前記学習結果を生成する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の広告表示システム。
  6. 前記表示装置は、前記店舗の外部環境に関連する外部情報を取得する外部情報取得部を備え、
    前記変更部は、前記外部情報に応じて前記広告の優先度を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の広告表示システム。
  7. 前記判別部は、前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記人物の属性を判別し、
    前記変更部は、前記人物の属性に応じて前記広告の優先度を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の広告表示システム。
  8. 前記表示装置は、前記店舗における前記商品の販売情報を取得する販売情報取得部を備え、
    前記特定部は、前記行動特定結果に基づき、前記人物が購入した前記商品に関する前記販売情報を特定し、
    前記変更部は、前記人物に対応する前記販売情報に基づき、前記広告の優先度を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の広告表示システム。
  9. 前記記憶部は、前記店舗の属性を表す店舗情報を記憶し、
    前記変更部は、前記表示装置に対応する前記店舗の店舗情報に基づき、前記広告の優先度を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の広告表示システム。
  10. 店舗又は該店舗付近に設置されており、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を表示する表示装置と、
    該表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置と、
    前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置と、
    前記表示装置に前記広告を出力する広告出力装置と
    を有する広告表示システムであって、
    前記広告出力装置は、
    前記撮像装置及び店舗撮像装置の撮像した各画像情報を取得する取得部と、
    前記複数の広告を記憶する記憶部と、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、
    前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して表示する前記広告の優先度を変更する変更部と
    を備えることを特徴とする広告表示システム。
  11. 店舗又は該店舗付近に設置された表示装置であって、
    前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を表示する表示部と、
    前記表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置、及び前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置から、各画像情報を取得する取得部と、
    前記複数の広告を記憶する記憶部と、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、
    前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果とを参照して、出力する前記広告の優先度を変更する変更部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  12. 店舗又は該店舗付近に設置された表示装置に対し、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を出力する出力部と、
    前記表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置、及び前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置から、各画像情報を取得する取得部と、
    前記複数の広告を記憶する記憶部と、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定する判別部と、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、前記判別部が判別した前記人物と同一人物か否かを判定する人物判定部と、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定する特定部と、
    前記判別部が特定した前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果とを参照して、出力する前記広告の優先度を変更する変更部と
    を備えることを特徴とする広告出力装置。
  13. 店舗又は該店舗付近に設置された表示装置に対し、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を出力し、
    前記表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置、及び前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置から、各画像情報を取得し、
    前記複数の広告を記憶部に記憶し、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定し、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、判別した前記人物と同一人物か否かを判定し、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定し、
    前記人物を判別した時間に表示していた前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して出力する前記広告の優先度を変更する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 店舗又は該店舗付近に設置された表示装置に対し、前記店舗で提供される商品が関連付けられた複数の広告を出力し、
    前記表示装置の周囲の画像情報を撮像する撮像装置、及び前記店舗内の画像情報を撮像する店舗撮像装置から、各画像情報を取得し、
    前記複数の広告を記憶部に記憶し、
    前記撮像装置から取得した前記周囲の画像情報に基づき、前記広告を閲覧した人物を判別し、該人物を判別した時間に表示していた前記広告を特定し、
    前記店舗撮像装置から取得した前記店舗内の画像情報内の前記人物を特定して、判別した前記人物と同一人物か否かを判定し、
    前記店舗における前記人物による前記商品に対応する行動を特定し、
    前記人物を判別した時間に表示していた前記広告と、該広告を閲覧した前記人物と同一人物の行動特定結果と、を参照して出力する前記広告の優先度を変更する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告表示方法。
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