JP2019159141A - 接続構造体及び接続構造体の製造方法 - Google Patents

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克司 縣
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Abstract

【課題】光ケーブルに力が加えられてもシール部の損傷を抑制可能な構造を提供すること。【解決手段】本開示に係る接続構造体100は、筒状の導入部14、15を有するクロージャ1と、前記導入部に挿通された少なくとも2本の光ケーブル40A、40Bと、前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部50と、前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に設けられ、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部とを備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、接続構造体及び接続構造体の製造方法に関する。
特許文献1〜3には、光ファイバの接続部を収容した保護するクロージャに関する記載がある。また、特許文献3には、クロージャのケーブル孔に2本の光ケーブルを挿通させるとともに、2本の光ケーブルを熱収縮チューブの内側に挿通させた状態で、熱収縮チューブを加熱してクロージャを封止することが記載されている。また、特許文献3には、熱収縮チューブの加熱前にホットメルト接着剤付きのクリップで2本の光ケーブルの間において熱収縮チューブの縁を挟み込むことによって、加熱後の熱収縮チューブと光ケーブルとの隙間をホットメルト接着剤で封止することが記載されている。
特開2005−242143号公報 米国特許第4085286号公報 特開2013−130718号公報
従来の光ケーブルは、比較的柔軟性があるため、クロージャから延び出た光ケーブルに曲げや捻れの力が加えられても、熱収縮チューブでクロージャを封止した部位(シール部)には力が伝わり難かった。一方、近年、光ケーブルに含まれる光ファイバの心数が著しく増大する傾向にあり、このような超多心の光ケーブルは従来の光ケーブルと比べて剛性が高くなる傾向にある。そして、高剛性の光ケーブルをクロージャに導入して熱収縮チューブを用いて封止したときに、光ケーブルに加えられた曲げや捻れの力がシール部に伝わってしまい、シール部が損傷して防水特性を低下させるおそれがある。
本発明は、光ケーブルに力が加えられてもシール部の損傷を抑制可能な構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、筒状の導入部を有するクロージャと、前記導入部に挿通された少なくとも2本の光ケーブルと、前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部と、前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に設けられ、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部とを備えることを特徴とする接続構造体である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、光ケーブルに力が加えられてもシール部の損傷を抑制できる。
図1は、クロージャ1の斜視図である。 図2は、クロージャ1の分解図である。 図3は、第1実施形態の接続構造体100の斜視図である。 図4A及び図4Bは、本実施形態の接続構造体100の説明図である。 図5は、光ケーブル40の断面図である。 図6は、加熱前のクリップ60の斜視図である。 図7A〜図7Eは、接続構造体100の製造方法の説明図である。 図8A〜図8Dは、シール部50の製造工程の説明図である。 図9A及び図9Bは、保持部70の製造工程の説明図である。 図10A及び図10Bは、第2実施形態の接続構造体100の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
筒状の導入部を有するクロージャと、前記導入部に挿通された少なくとも2本の光ケーブルと、前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部と、前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に設けられ、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部とを備えることを特徴とする接続構造体が明らかとなる。このような接続構造体によれば、光ケーブルに力が加えられてもシール部の損傷を抑制できる。
前記シール部は、熱収縮した熱収縮チューブと、前記熱収縮チューブの内側を充填するホットメルト接着剤とによって構成されていることが望ましい。これにより、熱収縮チューブを加熱するときに溶融させたホットメルト接着剤によって隙間を塞いでシール部を構成できる。
前記保持部は、熱収縮チューブによって構成されていることが望ましい。これにより、熱収縮チューブを熱収縮させることによって、2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定して、保持部を形成することができる。
前記シール部を構成する前記熱収縮チューブと、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブは、同じ部材で構成されていることが望ましい。これにより、部品の種類を減らすことができる。
前記光ケーブルには、前記シール部を構成する前記熱収縮チューブを熱収縮させるときに前記光ケーブルを保護する第1保護部と、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブを熱収縮させるときに前記光ケーブルを保護する第2保護部とが設けられていることが望ましい。これにより、熱収縮チューブを加熱するときに光ケーブルの外被の損傷を抑制できる。
前記第1保護部は、前記シール部を構成する前記熱収縮チューブの縁と、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブの縁とに設けられていることが望ましい。これにより、それぞれの縁に別々の保護部を設ける場合と比べて、保護部の形成が容易である。
前記保持部は、前記光ケーブルを配置するための溝を備えた2つの半割部材により構成されていることが望ましい。これにより、保持部を構成する作業が容易になる。
クロージャの筒状の導入部に少なくとも2本の光ケーブルを挿通すること、前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部を形成すること、及び、前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部を形成することを行うことを特徴とする接続構造体の製造方法が明らかとなる。このような製造方法によれば、光ケーブルに力が加えられてもシール部の損傷を抑制可能な接続構造体を製造できる。
===第1実施形態===
<クロージャ1の構成について>
図1は、クロージャ1の斜視図である。図2は、クロージャ1の分解図である。
以下の説明では、図中の矢印で示すように前後方向を定義する。すなわち、主導入部14の延び出る方向を「前後方向」とし、主導入部14から見てクロージャ本体側を「前」とし、主導入部14の開口側(光ケーブルの延び出る側)を「後」とする。
本実施形態のクロージャ1は、いわゆるポット型のクロージャである。クロージャ1は、ベース部10と、カバー20と、固定部材30とを有する。
ベース部10は、光ファイバ42(図4A参照)の接続部43や光ケーブル40を保持する部位である。ベース部10は、複数の収容トレイ11と、端面板13とを有する。
収容トレイ11は、光ファイバ42の接続部43(図4A参照)を収容するトレイである。収容トレイ11は、光ファイバ42の余長を収容しても良い。多数の収容トレイ11がベース部10に配置されている。それぞれの収容トレイ11は、複数の接続部43(図4A参照)を収容可能である。
端面板13は、ベース部10の端部における板状の部位である。端面板13は、主導入部14と、副導入部15とを有する。また、端面板13の周縁には、ガスケット部13Aが形成されている。
主導入部14は、光ケーブル40(図4A参照)をクロージャ1の内部に導入する部位である。主導入部14は、端面板13から外側(後側)に突出した筒状の部位(筒部)である。主導入部14は断面が楕円状に形成されており、並列する2本の光ケーブル40をクロージャ1の内部に導入可能である(図8A参照)。主導入部14の内側において、端面板13に楕円形状の主導入穴(貫通穴)が形成されている。なお、主導入部14に挿通する光ケーブル40はメインケーブルと呼ばれることがある。
副導入部15は、光ケーブルをクロージャ1の内部に導入する部位である。副導入部15は、端面板13から外側(後側)に突出した筒状の部位(筒部)である。副導入部15は、主導入部14よりも断面積の小さい筒状の部位である。副導入部15は断面が円状に形成されており、主導入部14に導入される光ケーブル40よりも細い光ケーブルをクロージャ1の内部に導入可能である。副導入部15の内側において、端面板13に円形状の副導入穴(貫通穴)が形成されている。なお、副導入部15に挿通する光ケーブルは分岐ケーブルと呼ばれることがある。
カバー20は、ベース部10の収容トレイ11を保護するカバーである。カバー20と、ベース部10の端面板13とで囲まれた空間が、クロージャ1の収容空間1Aとなり、その収容空間1Aに多数の収容トレイ11が収容されている。なお、後述するように、カバー20の内部の収容空間1Aが密閉されるように、クロージャ1の隙間が封止されることになる。カバー20の開口部20Aの周縁には、ガスケット部が形成されている。本実施形態では、多数の収容トレイ11の周囲をシート22で巻いた後、収容トレイ11の外側を覆うようにカバー20が取り付けられる。但し、シート22を巻かない状態で、収容トレイ11の外側を覆うようにカバー20が取り付けられても良い。
固定部材30は、ベース部10の端面板13とカバー20の開口部20Aとの隙間を塞ぎつつ、カバー20をベース部10に固定する部材である。固定部材30がベース部10の端面板13のガスケット部13Aとカバー20の開口部20Aの周縁のガスケット部との間を封止することによって、クロージャ1の収容空間1Aの防水性・気密性が確保される。ここでは、固定部材30は、ヒンジで連結された2個の半円弧状の部材で構成されており、ヒンジの逆側において2個の半円弧状の部材の端部を締結させるように構成されている。固定部材30は、ベース部10の端面板13のガスケット部13Aとカバー20の開口部20Aの周縁のガスケット部との間を封止しつつ、ベース部10及びカバー20に取り付けられる。但し、固定部材30の構成は、これに限られるものではない。
<接続構造体100について>
図3は、第1実施形態の接続構造体100の斜視図である。図4A及び図4Bは、本実施形態の接続構造体100の説明図である。
以下の説明では、図3に示すように、各方向を定義する。「前後方向」については、既に説明した通りであり、図1の矢印に示す方向と同じである。また、2本の光ケーブル40の並ぶ方向を「左右方向」とし、後側から前側を見たときの右側を「右」とし、逆側を「左」とする。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向を「上下方向」とする。
接続構造体100は、光ケーブル40の光ファイバ42の接続部43をクロージャ1の内部に収容した構造体である。接続構造体100は、クロージャ1と、2本の光ケーブル40と、シール部50と、保持部70とを有する。クロージャ1の構成は、既に説明した通りである。
図5は、光ケーブル40の断面図である。本実施形態の光ケーブル40は、高密度スロットレスケーブルとして構成されている。2本の光ケーブル40は、主導入部14に挿通している。以下の説明では、主導入部14に挿通した2本の光ケーブル40のうちの一方を光ケーブル40Aと呼び、他方の光ケーブル40を光ケーブル40Bと呼ぶことがある。光ケーブル40は、多数の光ファイバ42と、外被44とを有する。
本実施形態では、光ケーブル40は、複数枚の間欠連結型の光ファイバテープ41を外被44に収容することによって構成されている。間欠連結型の光ファイバテープ41は、複数本の光ファイバ42を並列させて間欠的に連結した光ファイバテープ41である。隣接する2心の光ファイバ42は、連結部によって連結されている。隣接する2心の光ファイバ42を連結する複数の連結部は、長手方向に間欠的に配置されている。また、光ファイバテープ41の複数の連結部は、長手方向及びテープ幅方向に2次元的に間欠的に配置されている。連結部は、接着剤となる紫外線硬化樹脂を塗布した後に紫外線を照射して固化することによって、形成されている。なお、連結部を熱可塑性樹脂で構成することも可能である。隣接する2心の光ファイバ42間の連結部以外の領域は、非連結部(分離部)になっている。非連結部では、隣接する2心の光ファイバ42同士は拘束されていない。連結部の形成された位置の幅方向に非連結部が配置されている。これにより、光ファイバテープ41を丸めて束状にすることが可能になり、多数の光ファイバ42を高密度に収容することが可能になる。例えば、12心の間欠連結型の光ファイバテープ41を多数枚収容することによって、数千心の光ケーブル40を構成することができる。
外被44は、複数の光ファイバ42を内部に収容する部材である。溶融樹脂を押出成型することによって外被44が形成されている。溶融樹脂に光ファイバ42が埋まることを防ぐため、複数の光ファイバ42の束の周囲に押え巻きテープが巻かれていても良い。外被44には、抗張力体45やリップコード46が埋設されている。外被44の収容空間(光ファイバ42を収容する収容空間)を挟むように、一対の抗張力体45が配置されている。ここでは、2本の抗張力体45を1組とし、2組の抗張力体45が収容空間を挟むように外被44に埋設されている。但し、片側の抗張力体45を2本ではなく1本とし、2本の抗張力体45が収容空間を挟むように外被44に埋設されても良い。
図4Aに示すように、2本の光ファイバ42は、主導入部14を介してクロージャ1の内部に導入されている。クロージャ1の内部において、主導入部14の光ケーブル40Aの光ファイバ42Aと、主導入部14の光ケーブル40Bの光ファイバ42Bとが融着接続されている。光ファイバ42の接続部43(融着接続部)は、収容トレイ11(図4Aでは不図示、図2参照)に収容されている。また、図4Bに示すように、主導入部14の光ケーブル40A(又は光ケーブル40B)の光ファイバ42Aと、副導入部15の光ケーブルの光ファイバとが接続されることもある。この接続部43も、収容トレイ11(図4Bでは不図示、図2参照)に収容されることになる。接続部43は、融着接続部に限られるものではなく、メカニカルスプライスを用いたものでも良い。
シール部50(図3参照)は、主導入部14と光ケーブル40との隙間を塞ぐ部位である。シール部50は、第1熱収縮チューブ51と、クリップ60とによって構成されている。
第1熱収縮チューブ51は、熱によって収縮するチューブである。第1熱収縮チューブ51は、熱収縮することによって、主導入部14や光ケーブル40の周囲の隙間を狭める役割を有する。第1熱収縮チューブ51には2本の光ケーブル40が挿通している。第1熱収縮チューブ51の長さは、主導入部14の長さ(端面板13から主導入部14の後縁までの長さ)よりも長い。第1熱収縮チューブ51の前部は、主導入部14の外側を覆うように配置される。第1熱収縮チューブ51の後部は、主導入部14に挿通された2本の光ケーブル40の外側を覆うように配置される。これにより、第1熱収縮チューブ51の中央部において、主導入部14の後縁と2本の光ケーブル40とによって形成される段差部が覆われている。後述するように、第1熱収縮チューブ51が加熱されて収縮することによって、第1熱収縮チューブ51の前部では第1熱収縮チューブ51と主導入部14との間に隙間が生じないように第1熱収縮チューブ51が主導入部14に固定されており、後側では第1熱収縮チューブ51と光ケーブル40との間に隙間が生じないように第1熱収縮チューブ51が2本の光ケーブル40に固定されている。
第1熱収縮チューブ51の後縁には、クリップ60が取り付けられている。図6は、加熱前のクリップ60の斜視図である。図中には、クリップ60が取り付けられたときの方向(図3参照)に従って、各方向が矢印で示されている。
クリップ60は、第1熱収縮チューブ51の後縁において2本の光ケーブル40の隙間を塞ぐための部材である。また、後述するように、クリップ60は、加熱前の第1熱収縮チューブ51の後縁を把持して狭める部材でもある。クリップ60は、基部61と、挿入部63と、一対の挟持部65とを有する。基部61は、挿入部63と挟持部65とを一体に保つ部位である。基部61から前側に向かって、挿入部63と挟持部65とが延び出ている。これにより、クリップ60は三つ叉形状(3本に分かれた形状)になっている。
挿入部63は、第1熱収縮チューブ51の内側に挿入される部位である。挿入部63は、芯部631と、ホットメルト接着剤632とを有する。芯部631は、基部61から前側に向かって延び出た棒状の部位である。芯部631の一端(後端)は基部61に固定されており、他端(前端)は自由端になっている。芯部631の周囲には棒状に形成されたホットメルト接着剤632が固定されている。ホットメルト接着剤632は、第1熱収縮チューブ51の加熱時に溶融し、図3に示すように、第1熱収縮チューブ51の後縁において隙間を封止し、シール部50を形成することになる。
挟持部65は、挿入部63(又は芯部631)との間で第1熱収縮チューブ51を挟み込む部位である。挟持部65は、基部61から前側に向かって延び出た棒状又は板状の部位である。挟持部65の一端(後端)は基部61に固定されており、他端(前端)は自由端になっている。挟持部65と挿入部63との間には隙間が形成されており、この隙間に第1熱収縮チューブ51の後縁が挟み込まれることになる。一対の挟持部65は、挿入部63を上下方向から挟み込むように配置されている。
図3に示すように、クリップ60は、2本の光ケーブル40の間において第1熱収縮チューブ51の後縁を上下方向から挟むように配置されている。クリップ60の芯部631と上側の挟持部65との間に、第1熱収縮チューブ51の上側の後縁が挟み込まれる。また、クリップ60の芯部631と下側の挟持部65との間に、第1熱収縮チューブ51の下側の後縁が挟み込まれる。第1熱収縮チューブ51の加熱時に溶融したホットメルト接着剤632によって第1熱収縮チューブ51と光ケーブル40との隙間や、2本の光ケーブル40の隙間が封止され、シール部50が形成されることになる。
このように、熱収縮した第1熱収縮チューブ51の後縁と、クリップ60と、溶融後の硬化したホットメルト接着剤632とによって、シール部50が形成されている。但し、主導入部14と光ケーブル40との隙間を封止できる構成であれば、シール部50の構成は、これに限られるものではない。例えば、クリップ60を用いずに、熱収縮した第1熱収縮チューブ51と、第1熱収縮チューブ51の内側を充填するホットメルト接着剤とによって、シール部50を構成することも可能である。
ところで、本実施形態に用いられる光ケーブル40(超多心の高密度スロットレスケーブル)は、外被44の剛性を比較的高く構成するため、従来の光ケーブルと比べて光ケーブル40の剛性が高くなる。高剛性の光ケーブル40に曲げ力や捻り力が加わると、その力は、光ケーブル40の他の部位に伝わりやすくなる。このため、本実施形態の光ケーブル40に曲げ力や捻り力が加わると、その力がシール部50に伝わり易いため、シール部50が損傷して防水特性を低下させるおそれがある。そこで、本実施形態では、シール部50の後側(シール部50から見てクロージャ1とは反対側)に保持部70を設け、保持部70によってシール部50に力が加わることを抑制している。
保持部70は、シール部50の後側(シール部50から見てクロージャ1とは反対側)に設けられ、2本の光ケーブル40を所定長さにわたって固定する部材である。保持部70は、2本の光ケーブル40を所定長さにわたって固定することによって、シール部50に曲げや捻れ等の力が伝わることを抑制する。第1実施形態では、保持部70は、熱収縮した第2熱収縮チューブ71によって構成されている。
第2熱収縮チューブ71は、第1熱収縮チューブ51と同様に、熱によって収縮するチューブである。第2熱収縮チューブ71には2本の光ケーブル40が挿通されている。2本の光ケーブル40を挿通させた状態で第2熱収縮チューブ71が熱収縮されているため、第2熱収縮チューブ71によって2本の光ケーブル40が束ねられた状態になる。また、前後方向(長手方向)の所定長さにわたって第2熱収縮チューブ71によって2本の光ケーブル40が固定された状態になる。言い換えると、2本の光ケーブル40は、第2熱収縮チューブ71によって、並列した状態を保持しながら、所定長さにわたって固定されている。この結果、第2熱収縮チューブ71よりも後側で光ケーブル40に曲げ力や捻り力が加えられても、その力がシール部50に伝わり難くなる。
例えば、第2熱収縮チューブ71よりも後側で一方の光ケーブル40Aに曲げ力が加えられても、第2熱収縮チューブ71において2本の光ケーブル40が束ねられた状態で固定されているため、その曲げ力は第2熱収縮チューブ71及び2本の光ケーブル40の一体構造体に吸収され、光ケーブル40Aに加えられた曲げ力は、シール部50に伝わり難い。また、第2熱収縮チューブ71よりも後側で一方の光ケーブル40Aに捻り力が加えられても、第2熱収縮チューブ71において2本の光ケーブル40が束ねられた状態で固定されているため、その捻り力は第2熱収縮チューブ71及び2本の光ケーブル40の一体構造体に吸収され、光ケーブル40Aに加えられた捻り力は、シール部50に伝わり難い。
第1実施形態では、加熱前の第2熱収縮チューブ71は、加熱前の第1熱収縮チューブ51と同じ部材で構成されている。これにより、部品の種類を減らすことができるとともに、作業者の作業(後述)が容易になる。但し、第2熱収縮チューブ71が、第1熱収縮チューブ51と異なる形状であっても良い(第2熱収縮チューブ71と第1熱収縮チューブ51の長さや径が異なっていても良い)。また、後述するように、第2熱収縮チューブ71とは異なる部材で保持部70が構成されても良い。
<接続構造体100の製造方法>
図7A〜図7Eは、接続構造体100の製造方法の説明図である。図8A〜図8Dは、シール部50の製造工程の説明図である。図9A及び図9Bは、保持部70の製造工程の説明図である。
まず、作業者は、図7Aに示すように、光ケーブル40に前処理を施す。この作業では、作業者は、光ケーブル40の端部の所定長さの外被44を除去し、所定長さの光ファイバ42を口出しする。口出し作業後、作業者は、口出し部(外被44の端部)を基準位置として所定距離後方の位置において、外被44の外周にアルミテープを巻き回し、所定長さの第1保護部81を形成する。作業者は、口出し部(外被44の端部)を基準位置として所定距離後方の位置において、外被44の外周にアルミテープを巻き回し、所定長さの第2保護部82を形成する。第2保護部82は、第1保護部81よりも所定距離後方の位置に形成される。アルミテープは遮熱性に優れており、第1保護部81及び第2保護部82は、後述する加熱時に光ケーブル40の外被44を保護する役割を有する。
次に、作業者は、2本の光ケーブル40に第1熱収縮チューブ51と第2熱収縮チューブ71を予め挿通させた上で、2本の光ケーブル40をクロージャ1の主導入部14に挿通させる。本実施形態では、加熱前の第1熱収縮チューブ51及び第2熱収縮チューブ71が同じ部材で構成されているため、作業者は、2個の熱収縮チューブの種類や順序を気にせずに、2個の熱収縮チューブを光ケーブル40に挿通させれば良いため、作業が容易である。
次に、作業者は、図8Aに示すように、予め挿通させた第1熱収縮チューブ51を前側に移動させる。これにより、図8Bに示すように、第1熱収縮チューブ51の前部で主導入部14の外側が覆われる。また、第1熱収縮チューブ51の長さは主導入部14の長さよりも長いため、第1熱収縮チューブ51の後部によって、主導入部14に挿通された2本の光ケーブル40の外側が覆われる。なお、第1熱収縮チューブ51は加熱前であるため、第1熱収縮チューブ51と主導入部14との間には隙間があいている。また、第1熱収縮チューブ51は加熱前であるため、第1熱収縮チューブ51と光ケーブル40との間にも隙間があいている。
次に、作業者は、図8Bに示すように2本の光ケーブル40の間にクリップ60を入れて前側に移動させ、図8Cに示すように、2本の光ケーブル40の間において第1熱収縮チューブ51の上下の後縁をクリップ60で挟む。このとき、クリップ60の挿入部63(図6参照)は第1熱収縮チューブ51の内側に配置され、クリップ60の挟持部65は第1熱収縮チューブ51の外側に配置される。クリップ60の挿入部63と上側の挟持部65との間に、第1熱収縮チューブ51の上側の後縁が挟み込まれる。また、クリップ60の挿入部63と下側の挟持部65との間に、第1熱収縮チューブ51の下側の後縁が挟み込まれる。これにより、加熱前の第1熱収縮チューブ51の後縁がクリップ60によって把持され、上側及び下側の縁が狭められる。
次に、作業者は、第1熱収縮チューブ51を加熱して収縮させる。例えば、作業者は、バーナーを用いて、第1熱収縮チューブ51を加熱する。図8Dに示すように、加熱された第1熱収縮チューブ51が収縮することによって、第1熱収縮チューブ51の前側では第1熱収縮チューブ51と主導入部14とが密着し、第1熱収縮チューブ51が主導入部14に固定される。また、加熱された第1熱収縮チューブ51が収縮することによって、第1熱収縮チューブ51の後側では第1熱収縮チューブ51と光ケーブル40とが密着し、第1熱収縮チューブ51が2本の光ケーブル40に固定される。なお、第1熱収縮チューブ51の内側にはホットメルト接着剤(不図示)が塗布されており、第1熱収縮チューブ51の加熱によって、第1熱収縮チューブ51が主導入部14や光ケーブル40に接着固定されることになる。
第1熱収縮チューブ51が加熱されるとき、第1熱収縮チューブ51の内側の挿入部63のホットメルト接着剤632が加熱されて溶融する。そして、溶融したホットメルト接着剤632が第1熱収縮チューブ51と光ケーブル40との隙間や、2本の光ケーブル40の隙間に流れ込み、隙間がホットメルト接着剤632によって充填され、隙間が封止される。加熱後に第1熱収縮チューブ51やホットメルト接着剤632の熱が冷めると、熱収縮した第1熱収縮チューブ51の後縁と、クリップ60と、溶融後の硬化したホットメルト接着剤632とによって、シール部50が形成される。本実施形態では、加熱前に第1熱収縮チューブ51の上側及び下側の縁がクリップ60によって狭められた状態であるため、加熱時に溶融したホットメルト接着剤632が第1熱収縮チューブ51の内側の隙間に充填されやすくなるため、シール部50を気密に形成し易い。
図7B及び図7Cに示すように、光ケーブル40の第1保護部81(アルミテープを巻き回した部位)は、上から見たときに第1熱収縮チューブ51の後縁の前後をまたぐ範囲に形成されている。これにより、光ケーブル40の外側を覆う第1熱収縮チューブ51の後部を加熱するときに、第1保護部81によって光ケーブル40の外被44を保護することができ、光ケーブル40の外被44の損傷を抑制できる。なお、図7Cに示すように、第1保護部81の後端は、クリップ60よりも後側に配置されている。これにより、後述するように、第2熱収縮チューブ71の前部を加熱するときに、第1保護部81によって光ケーブル40の外被44を保護することができる。
次に、作業者は、図9Aに示すように、予め挿通させた第2熱収縮チューブ71を前側に移動させる。ここでは、図7Dに示すように、クリップ60よりも後側の第1保護部81の後部が第2熱収縮チューブ71の前部に覆われるまで、第2熱収縮チューブ71を前側に移動させる。
次に、作業者は、第2熱収縮チューブ71を加熱して収縮させる。図9Bに示すように、加熱された第2熱収縮チューブ71が収縮することによって、第2熱収縮チューブ71によって2本の光ケーブル40が束ねられた状態になる。また、加熱された第2熱収縮チューブ71が収縮することによって、前後方向(長手方向)の所定長さにわたって第2熱収縮チューブ71によって2本の光ケーブル40が固定された状態になる。なお、第2熱収縮チューブ71の内側にはホットメルト接着剤(不図示)が塗布されており、第2熱収縮チューブ71の加熱によって、第2熱収縮チューブ71が光ケーブル40に接着固定されることになる。
図7D及び図7Eに示すように、光ケーブル40の第2保護部82(アルミテープを巻き回した部位)は、上から見たときに第2熱収縮チューブ71の後縁の前後をまたぐ範囲に形成されている。これにより、光ケーブル40の外側を覆う第2熱収縮チューブ71の後部を加熱するときに、第2保護部82によって光ケーブル40の外被44を保護することができ、光ケーブル40の外被44の損傷を抑制できる。
本実施形態では、図7D及び図7Eに示すように、光ケーブル40の第1保護部81は、上から見たときに第2熱収縮チューブ71の前縁の前後をまたぐ範囲に形成されている。これにより、第2熱収縮チューブ71の前部を加熱するときに、第1保護部81によって光ケーブル40の外被44を保護することができる。つまり、本実施形態では、第1保護部81が、第1熱収縮チューブ51の後縁と第2熱収縮チューブ71の前縁とにわたって設けられており、これにより、第1保護部81は、第1熱収縮チューブ51の後縁の加熱時における光ケーブル40の保護と、第2熱収縮チューブ71の前縁の加熱時における光ケーブル40の保護との両方の役割を果たすことができる。これにより、別々の保護部によって光ケーブル40を保護する場合と比べて、保護部の形成作業(アルミテープを巻き回す作業)が簡易になる。また、第1熱収縮チューブ51と第2熱収縮チューブ71との間隔を狭めることができるため、接続構造体100の短縮化(クロージャ1から第2熱収縮チューブ71の後縁までの寸法の短縮化)を図ることができる。
第2熱収縮チューブ71の加熱後、作業者は、シール部50の防水特性を確認する。例えば、作業者は、クロージャ1のベース部10にカバー20を被せて固定部材30でベース部10とカバー20とを固定し、クロージャ1の収容空間1Aを気密した状態で、クロージャ1の内部の気圧を高めてクロージャ1を水中に入れて、シール部50の防水性・気密性を確認する。
シール部50の防水特性の確認後、作業者は、カバー20を外して、光ケーブル40Aの光ファイバ42Aと、光ファイバ42Bの光ファイバ42Bとを順に融着接続していき、それぞれの接続部43を所定の収容トレイ11に収容する。各ファイバの融着接続を完了した後、作業者は、クロージャ1のベース部10にカバー20を被せて、固定部材30でベース部10とカバー20とを固定する。これにより、接続構造体100が製造される。
===第2実施形態===
図10A及び図10Bは、第2実施形態の接続構造体100の説明図である。
前述の第1実施形態では、シール部50の後側で2本の光ケーブル40を所定長さにわたって固定する保持部70は、熱収縮チューブ(第2熱収縮チューブ71)によって構成されていた。但し、保持部70の構成は、これに限られるものではない。第2実施形態では、2つの半割部材72によって保持部70が構成されている。
半割部材72は、2つの溝72Aを有する。2つの溝72Aには、光ケーブル40Aと光ケーブル40Bがそれぞれ配置される。2つの半割部材72の溝72Aの形成された面を対向させ、溝72Aに光ケーブル40を配置させた状態で2つの半割部材72の間に2本の光ケーブル40を挟み込み、2つの半割部材72を固定する。2つの半割部材72は、接着剤によって接着固定されても良いし、ネジの締結によって固定されても良い。半割部材72の溝72Aの内面に接着剤を塗布することによって、半割部材72と光ケーブル40とを接着固定することが望ましい。2つの半割部材72を固定することによって、2つの半割部材72によって2本の光ケーブル40が束ねられた状態になる。また、前後方向(長手方向)の所定長さにわたって2つの半割部材72によって2本の光ケーブル40が固定された状態になる。この結果、保持部70よりも後側で光ケーブル40に曲げ力や捻り力が加えられても、その力がシール部50に伝わり難くなる。
第2実施形態では、第1実施形態のように予め光ケーブル40に第2熱収縮チューブ71を挿通する必要が無いため、シール部50や保持部70の製造作業が容易になる。
===その他===
上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 クロージャ、1A 収容空間、
10 ベース部、11 収容トレイ、
13 端面板、13A ガスケット部、
14 主導入部、15 副導入部、
20 カバー、20A 開口部、
22 シート、30 固定部材、
40 光ケーブル、41 光ファイバテープ、
42 光ファイバ、43 接続部、
44 外被、45 抗張力体、46 リップコード、
50 シール部、51 第1熱収縮チューブ、
60 クリップ、61 基部、63 挿入部、
631 芯部、632 ホットメルト接着剤、
65 挟持部、
70 保持部、71 第2熱収縮チューブ、
72 半割部材、72A 溝、
81 第1保護部、82 第2保護部、
100 接続構造体

Claims (8)

  1. 筒状の導入部を有するクロージャと、
    前記導入部に挿通された少なくとも2本の光ケーブルと、
    前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部と、
    前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に設けられ、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部と
    を備えることを特徴とする接続構造体。
  2. 請求項1に記載の接続構造体であって、
    前記シール部は、熱収縮した熱収縮チューブと、前記熱収縮チューブの内側を充填するホットメルト接着剤とによって構成されていることを特徴とする接続構造体。
  3. 請求項2に記載の接続構造体であって、
    前記保持部は、熱収縮チューブによって構成されていることを特徴とする接続構造体。
  4. 請求項3に記載の接続構造体であって、
    前記シール部を構成する前記熱収縮チューブと、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブは、同じ部材で構成されていることを特徴とする接続構造体。
  5. 請求項3又は4に記載の接続構造体であって、
    前記光ケーブルには、前記シール部を構成する前記熱収縮チューブを熱収縮させるときに前記光ケーブルを保護する第1保護部と、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブを熱収縮させるときに前記光ケーブルを保護する第2保護部とが設けられていることを特徴とする接続構造体。
  6. 請求項5に記載の接続構造体であって、
    前記第1保護部は、前記シール部を構成する前記熱収縮チューブの縁と、前記保持部を構成する前記熱収縮チューブの縁とに設けられていることを特徴とする接続構造体。
  7. 請求項1又は2に記載の接続構造体であって、
    前記保持部は、前記光ケーブルを配置するための溝を備えた2つの半割部材により構成されていることを特徴とする接続構造体。
  8. クロージャの筒状の導入部に少なくとも2本の光ケーブルを挿通すること、
    前記導入部と前記光ケーブルとの隙間を塞ぐシール部を形成すること、及び
    前記シール部から見て前記クロージャとは反対側に、前記2本の光ケーブルを所定長さにわたって固定する保持部を形成すること
    を行うことを特徴とする接続構造体の製造方法。
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