JP2019158906A - レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 - Google Patents

レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019158906A
JP2019158906A JP2018040489A JP2018040489A JP2019158906A JP 2019158906 A JP2019158906 A JP 2019158906A JP 2018040489 A JP2018040489 A JP 2018040489A JP 2018040489 A JP2018040489 A JP 2018040489A JP 2019158906 A JP2019158906 A JP 2019158906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shake correction
ois
driving device
optical axis
lens driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018040489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7096484B2 (ja
Inventor
真祐 小沼
Shinsuke Konuma
真祐 小沼
智彦 大坂
Tomohiko Osaka
智彦 大坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2018040489A priority Critical patent/JP7096484B2/ja
Priority to CN202210246718.3A priority patent/CN114545706A/zh
Priority to CN201980013606.XA priority patent/CN111727405B/zh
Priority to PCT/JP2019/008316 priority patent/WO2019172163A1/ja
Priority to TW108107457A priority patent/TWI802659B/zh
Publication of JP2019158906A publication Critical patent/JP2019158906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7096484B2 publication Critical patent/JP7096484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/09Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted for automatic focusing or varying magnification
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B30/00Camera modules comprising integrated lens units and imaging units, specially adapted for being embedded in other devices, e.g. mobile phones or vehicles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】小型化及び軽量化を図ることができるとともに、信頼性を向上できるレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置を提供する。【解決手段】レンズ駆動装置は、振れ補正固定部と、光軸に直交する面内で揺動可能な振れ補正可動部と、前記振れ補正固定部に対して前記振れ補正可動部を光軸方向に離間した状態で支持する振れ補正用支持部と、前記振れ補正可動部を揺動させる駆動源と、を備える。前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの一方は、光軸方向に突出する突出部を有する。前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの他方は、前記突出部と当接する平坦部を有する。突出部及び前記平坦部は、振れ補正時に相対的に摺動する。突出部は、前記光軸方向に弾性的に変位可能である。【選択図】図12

Description

本発明は、振れ補正用のレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置に関する。
一般に、スマートフォン等の携帯端末には、小型のカメラモジュールが搭載されている。このようなカメラモジュールには、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うオートフォーカス機能(以下「AF機能」と称する、AF:Auto Focus)及び撮影時に生じる振れ(振動)を光学的に補正して画像の乱れを軽減する振れ補正機能(以下「OIS機能」と称する、OIS:Optical Image Stabilization)を有するレンズ駆動装置が適用される(例えば特許文献1、2)。
オートフォーカス機能及び振れ補正機能を有するレンズ駆動装置は、レンズ部を光軸方向に移動させるためのオートフォーカス用駆動部(以下「AF用駆動部」と称する)と、レンズ部を光軸方向に直交する平面内で揺動させるための振れ補正用駆動部(以下「OIS用駆動部」と称する)と、を備える。特許文献1、2では、AF用駆動部及びOIS用駆動部に、ボイスコイルモーター(VCM)が適用されている。
OIS用駆動部は、振れ補正時に、光軸方向に直交する平面内で揺動する振れ補正可動部(以下「OIS可動部」と称する)を備える。OIS可動部は、振れ補正用支持部(以下「OIS用支持部」と称する)を介して、振れ補正固定部(以下「OIS固定部」と称する)に支持される。特許文献1に開示のレンズ駆動装置では、光軸方向に延在するサスペンションワイヤーによってOIS用支持部が構成されており、OIS可動部は、OIS固定部に対して光軸方向に離間した状態で保持されている。
特開2013−210550号公報 特開2012−177753号公報
近年では、スマートフォン等のカメラ搭載機器の小型化(薄型化)、軽量化を実現すべく、レンズ駆動装置に対して、さらなる小型化及び軽量化が要求されている。これに伴い、特許文献1に開示されているようなワイヤー支持方式のレンズ駆動装置においては、サスペンションワイヤーの細線化や、サスペンションワイヤーを固定する部材(以下、「ワイヤー固定部材」と称する)の薄肉化が図られている。
しかしながら、サスペンションワイヤーの細線化や、ワイヤー固定部材の薄肉化が進むと、これらの剛性が低下するため、レンズ駆動装置の姿勢の変化や、フォーカス時のレンズの変位などにより、OIS可動部が光軸に直交する面内で変位したり、光軸に対して傾いたりして、AF機能やOIS機能の性能が低下する虞がある。
本発明の目的は、小型化及び軽量化を図ることができるとともに、信頼性を向上できるレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置を提供することである。
本発明に係るレンズ駆動装置は、
振れ補正固定部と、光軸に直交する面内で揺動可能な振れ補正可動部と、前記振れ補正固定部に対して前記振れ補正可動部を光軸方向に離間した状態で支持する振れ補正用支持部と、前記振れ補正可動部を揺動させる駆動源と、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの一方は、光軸方向に突出する突出部を有し、
前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの他方は、前記突出部と当接する平坦部を有し、
前記突出部及び前記平坦部は、振れ補正時に相対的に摺動し、
前記突出部は、前記光軸方向に弾性的に変位可能であることを特徴とする。
本発明に係るカメラモジュールは、
上記のレンズ駆動装置と、
前記振れ補正可動部に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部により結像された被写体像を撮像する撮像部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るカメラ搭載装置は、
情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、
上記のカメラモジュールと、
前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置の小型化及び軽量化を図ることができるとともに、信頼性を向上することができる。
図1A、図1Bは、本発明の一実施の形態に係るカメラモジュールを搭載するスマートフォンを示す図である。 図2は、カメラモジュールの外観斜視図である。 図3は、カメラモジュールの分解斜視図である。 図4は、レンズ駆動装置の分解斜視図である。 図5は、レンズ駆動装置の分解斜視図である。 図6は、OIS可動部の分解斜視図である。 図7は、OIS可動部の断面図である。 図8は、OIS可動部の底面図である。 図9は、OIS固定部の分解斜視図である。 図10は、OIS固定部の平面図である。 図11A、図11Bは、突出部と平坦部の接触状態を示す図である。 図12A、図12Bは、突出部の変位状態を示す図である。 図13は、突出部の他の一例を示す図である。 図14は、突出部の他の一例を示す図である。 図15A、図15Bは、片持ち梁式の突出部を示す図である。 図16A、図16Bは、車載用カメラモジュールを搭載するカメラ搭載装置としての自動車を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1A、図1Bは、本発明の一実施の形態に係るカメラモジュールAを搭載するスマートフォンM(カメラ搭載装置)を示す図である。図1AはスマートフォンMの正面図であり、図1BはスマートフォンMの背面図である。
スマートフォンMは、例えば背面カメラOCとして、カメラモジュールAを搭載する。カメラモジュールAは、AF機能及びOIS機能を備え、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うとともに、撮影時に生じる振れ(振動)を光学的に補正して像ぶれのない画像を撮影することができる。
図2は、カメラモジュールAの外観斜視図である。図3は、カメラモジュールAの分解斜視図である。図2、図3に示すように、本実施の形態では、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。後述する図においても共通の直交座標系(X,Y,Z)で示している。
カメラモジュールAは、スマートフォンMで実際に撮影が行われる場合に、X方向が上下方向(又は左右方向)、Y方向が左右方向(又は上下方向)、Z方向が前後方向となるように搭載される。すなわち、Z方向が光軸方向であり、図中上側が光軸方向受光側、下側が光軸方向結像側である。また、Z軸に直交するX方向及びY方向を「光軸直交方向」と称し、XY面を「光軸直交面」と称する。
図2、図3に示すように、カメラモジュールAは、AF機能及びOIS機能を実現するレンズ駆動装置1、円筒形状のレンズバレルにレンズが収容されてなるレンズ部2、レンズ部2により結像された被写体像を撮像する撮像部(図示略)、及び全体を覆うカバー3等を備える。なお、図3では、レンズ部2は省略されている。
カバー3は、光軸方向から見た平面視で矩形状を有する有蓋四角筒体である。本実施の形態では、カバー3は、平面視で正方形状を有している。カバー3は、光軸方向受光側の面(以下、「上面」と称する)に概略円形の開口3aを有する。開口3aからレンズ部2が外部に臨む。カバー3は、レンズ駆動装置1のOIS固定部20のベース21(図9参照)に、例えば、接着により固定される。
撮像部(図示略)は、レンズ駆動装置1の光軸方向結像側に配置される。撮像部(図示略)は、例えば、イメージセンサー基板及びイメージセンサー基板に実装される撮像素子を有する。撮像素子は、例えば、CCD(charge-coupled device)型イメージセンサー、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサー等により構成される。撮像素子は、レンズ部2により結像された被写体像を撮像する。レンズ駆動装置1は、イメージセンサー基板(図示略)に搭載され、機械的かつ電気的に接続される。レンズ駆動装置1の駆動制御を行う制御部は、イメージセンサー基板に設けられてもよいし、カメラモジュールAが搭載されるカメラ搭載機器(本実施の形態では、スマートフォンM)に設けられてもよい。
図4、図5は、レンズ駆動装置1の分解斜視図である。図4は上方斜視図であり、図5は下方斜視図である。
図4、図5に示すように、本実施の形態において、レンズ駆動装置1は、OIS可動部10、OIS固定部20及びOIS用支持部30等を備える。本実施の形態では、レンズ駆動装置1の駆動源は、ボイスコイルモーター(VCM)で構成されている。
OIS可動部10は、OIS用ボイスコイルモーターを構成する駆動用マグネット122(OIS用マグネット、図6参照)を有し、振れ補正時に光軸直交面内で揺動する部分である。OIS固定部20は、OIS用ボイスコイルモーターを構成するOIS用コイル221(図9参照)を有し、OIS用支持部30を介してOIS可動部10を支持する部分である。すなわち、レンズ駆動装置1のOIS用駆動部には、ムービングマグネット方式が採用されている。OIS可動部10は、AF可動部11及びAF固定部12(図6参照)を有するAF用駆動部を含む。
OIS可動部10は、OIS固定部20に対して光軸方向受光側に離間して配置され、OIS用支持部30によってOIS固定部20と連結される。本実施の形態では、OIS用支持部30は、光軸方向に沿って延在する4本のサスペンションワイヤーで構成されている(以下「サスペンションワイヤー30」と称する)。なお、OIS用支持部は、サスペンションワイヤー30以外の部材で構成されてもよい。
サスペンションワイヤー30の一端(光軸方向受光側の端部、上端)はOIS可動部10(本実施の形態では、AF用支持部13(図6参照))に固定され、他端(光軸方向結像側の端部)はOIS固定部20(本実施の形態では、ベース21(図9参照))に固定される。OIS可動部10は、サスペンションワイヤー30によって、光軸直交面内で揺動可能に支持される。4本のサスペンションワイヤー30のうちの2本は、AF用コイル112への給電経路として使用される。
図6は、OIS可動部10の分解斜視図である。図7は、OIS可動部10の断面図である。図8は、OIS可動部10の底面図(光軸方向結像側から見た図)である。図7では、レンズ駆動装置1の中心を通るX方向又はY方向に沿う半断面を示している。
図6〜図8に示すように、本実施の形態において、OIS可動部10は、AF可動部11、AF固定部12、及びAF用支持部13、14等を備える。AF可動部11は、AF固定部12に対して径方向内側に離間して配置され、AF用支持部13、14によってAF固定部12と連結されている。
AF可動部11は、AF用ボイスコイルモーターを構成するAF用コイル112を有し、ピント合わせ時に光軸方向に移動する部分である。AF固定部12は、AF用ボイスコイルモーターを構成する駆動用マグネット122(AF用マグネット)を有し、AF用支持部13、14を介してAF可動部11を支持する部分である。すなわち、レンズ駆動装置1のAF用駆動部には、ムービングコイル方式が採用されている。
AF可動部11は、AF固定部12に対して離間して配置され、AF用支持部13、14によってAF固定部12と連結される。本実施の形態では、AF可動部11は、AF固定部12に対して径方向に離間して配置されている。AF用支持部13は、AF固定部12に対してAF可動部11を光軸方向受光側(上側)で支持する上側弾性支持部材である。本実施の形態では、AF用支持部13は、2つの板バネ131、132で構成されている(以下、「上バネ131、132」と称する)。AF用支持部14は、AF固定部12に対してAF可動部11を光軸方向結像側(下側)で支持する下側弾性支持部材である。本実施の形態では、AF用支持部14は、2つの板バネ141、142で構成されている(以下、「下バネ141、142」と称する)。
また、本実施の形態では、OIS可動部10は、光軸方向結像側に、OIS固定部10と部分的に接触するように配置され、振れ補正時にOIS固定部10と相対的に摺動する摺動部15を備えている。
図6〜図8に示すように、OIS可動部10において、AF可動部11は、レンズホルダー111及びAF用コイル112を有する。
レンズホルダー111は、レンズ部2(図2参照)を保持する部材である。レンズホルダー111は、筒状のレンズ収容部111a、レンズ収容部111aから径方向外側に突出する上側フランジ111b及び下側フランジ111cを有する。すなわち、レンズホルダー111は、ボビン構造を有している。上側フランジ111b及び下側フランジ111cは、平面視で略八角形状を有する。
上側フランジ111bと下側フランジ111cで挟まれる部分(以下「コイル巻線部」と称する)に、AF用コイル112が巻線される。コイル巻線部(符号略)は、平面視で略正八角形状を有する。これにより、AF用コイル112を直に巻線するときにコイル巻線部に作用する負荷が均一となり、また、コイル巻線部の強度も中心に対してほぼ均一になるので、レンズ収容部111aの開口の変形を防止することができ、真円度を保持することができる。
レンズ収容部111aには、レンズ部(図2参照)が、例えば接着により固定される。レンズ収容部111aは、内周面に、接着剤が塗布される溝(図示略)を有することが好ましい。レンズ収容部111aにレンズ部2を螺合により装着する方法では、OIS可動部10を支持するサスペンションワイヤー30が損傷する虞がある。これに対して、本実施の形態では、レンズ収容部111aの内周面にレンズ部2が接着により固定されるので、レンズ部2の取付け時にサスペンションワイヤー30が損傷するのを防止できる。また、レンズ収容部111aの内周面が溝を有する場合、この溝によって適量の接着剤が保持されるので、レンズホルダー111とレンズ部2との接着強度が向上する。
レンズホルダー111は、レンズ収容部111aの上部外周縁に、AF用支持部13を固定するための上バネ固定部111dを有する。本実施の形態では、上バネ固定部111dは、X方向に対向して設けられている。また、レンズホルダー111は、下側フランジ111cの光軸方向結像側の面(以下、「下面」又は「底面」と称する)に、AF用支持部14を固定するための下バネ固定部111eを有する。本実施の形態では、下バネ固定部111eは、Y方向に対向して設けられている。
また、レンズホルダー111は、AF用コイル112の端部が絡げられる絡げ部(図示略)を有する。
本実施の形態では、レンズホルダー111は、ポリアリレート(PAR)又はPARを含む複数の樹脂材料を混合したPARアロイからなる成形材料で形成される。特に、前記PARアロイは、PARとポリカーボネート(PC)からなるポリマーアロイ(PAR/PC)であることが好ましい。これにより、従来の成形材料(例えば、液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal Polymer)よりもウェルド強度が高まるので、レンズホルダー111を薄肉化しても靭性及び耐衝撃性を確保することができる。したがって、レンズ駆動装置1の外形サイズを小さくすることができ、小型化及び軽量化を図ることができる。なお、レンズホルダー111は、液晶ポリマー等で形成されてもよい。
また、レンズホルダー111は、多点ゲートの射出成形により形成されるのが好ましい。この場合、ゲート径は、0.3mm以上であることが好ましい。これにより、成形時の流動性が良くなるので、PAR又はPARアロイを成形材料として用いた場合でも、薄肉成形が可能となり、また、ヒケの発生を防止することができる。
PAR又はPARアロイからなる成形材料は、導電性を有し、特に、体積抵抗率が10〜1011Ω・cmであることが好ましい。例えば、既存のPAR又はPARアロイにカーボンナノチューブを混入することにより、容易に導電性を付与することができる。このとき、カーボンナノチューブの含有量を調整することにより、適切な導電性を付与することができる。これにより、レンズホルダー111の帯電を抑制することができるので、静電気の発生を防止することができる。
AF用コイル112は、ピント合わせ時に通電される空芯コイルであり、レンズホルダー111のコイル巻線部(符号略)の外周面に巻線される。AF用コイル112の両端は、それぞれ、レンズホルダー111の絡げ部(図示略)に絡げられる。AF用コイル112には、AF用支持部13(上バネ131、132)又はAF用支持部14(下バネ141、142)を介して通電が行われる。AF用コイル112の通電電流は、例えば、イメージセンサー基板に設けられた駆動制御部によって制御される。
図6〜図8に示すように、OIS可動部10において、AF固定部12は、マグネットホルダー121及び駆動用マグネット122を有する。
マグネットホルダー121は、駆動用マグネット122を保持する部材である。本実施の形態では、マグネットホルダー121は、平面視で略八角形状を有する枠体で構成されている。マグネットホルダー121は、レンズホルダー111に対応する部分が切り欠かれた開口121aを有する。本実施の形態では、マグネットホルダー121は、レンズ駆動装置1の四隅に対応する位置の内周面に、駆動用マグネット122を保持するマグネット保持部121bを有する。マグネット保持部121bの内面が、駆動用マグネット122との接着面となる。
マグネット保持部121bの接着面は、光軸方向に平行で、かつ、光軸方向結像側の端部(光軸方向におけるOIS固定部20側の端部)が開放されている。駆動用マグネット122は、OIS用マグネットとしても利用されており、OIS固定部20に配置されるOIS用コイル221(図9参照)との間には介在物がないほうが磁気的に好ましいためである。つまり、駆動用マグネット122は、マグネット保持部121bの形状によって物理的に脱落不能に固定されているのではなく、接着剤の接着力のみで固定されている。
マグネットホルダー121は、レンズ駆動装置1の四隅に対応する位置の外周面が、直線状に切り欠かれている。この部分に、サスペンションワイヤー30が配置される。なお、マグネットホルダー121において、サスペンションワイヤー30が配置される部分が、径方向内側に円弧状に凹むように形成されていてもよい。これにより、レンズ駆動装置1の外形を大きくすることなく、OIS可動部10が揺動する際に、サスペンションワイヤー30とマグネットホルダー121が干渉するのを回避することができる。
マグネットホルダー121は、上面に、AF用支持部13を固定するための上バネ固定部121dを有する。本実施の形態では、マグネットホルダー121の上面において、レンズ駆動装置1の四隅に対応する位置に、上バネ固定部121dが設けられている。マグネットホルダー121は、下面に、AF用支持部14を固定するための下バネ固定部(図示略)を有する。本実施の形態では、上バネ固定部121dと同様に、レンズ駆動装置1の四隅に対応する位置に、下バネ固定部(図示略)が設けられている。上バネ固定部121dの角部は、AF用支持部13が取り付けられる面よりも光軸方向結像側に凹んで形成され、AF用支持部13を取り付けたときに、隙間が形成されるようになっている。
本実施の形態では、マグネットホルダー121は、液晶ポリマーで形成されている。マグネットホルダー121は、レンズホルダー111と同様に、PAR又はPARアロイからなる成形材料で形成されてもよいが、耐熱性に優れる液晶ポリマーで形成されることが好ましい。マグネットホルダー121が高い耐熱性を有することにより、AF用支持部13、14等の半田付けを容易に行うことができる。マグネットホルダー121は、例えば、金型を用いた射出成形により形成される。
本実施の形態では、駆動用マグネット122は、4つの矩形柱状のマグネットで構成されている。駆動用マグネット122は、平面視で、略等脚台形状を有している。これにより、マグネットホルダー121の角部のスペース(マグネット保持部121b)を有効利用することができる。駆動用マグネット122は、AF用コイル112に径方向に横切る磁界が形成されるように着磁される。本実施の形態では、駆動用マグネット122は、内周側がN極、外周側がS極に着磁されている。また、駆動用マグネット122の表面は、Niめっき等の金属膜により覆われ、耐食性の向上が図られている。
本実施の形態では、駆動用マグネット122は、マグネットホルダー121のマグネット保持部121bに、接着により固定される。接着剤には、例えば、エポキシ樹脂系の熱硬化型接着剤又は紫外線硬化型接着剤が用いられる。駆動用マグネット122において、マグネット保持部121bと接触する面(本実施の形態では、内側に露出している面を除く側面及び上面)が接着面となる。
駆動用マグネット122及びAF用コイル112によって、AF用ボイスコイルモーターが構成される。本実施の形態では、駆動用マグネット122は、AF用マグネットとOISマグネットを兼用している。なお、駆動用マグネット122の周面に、ヨークを設けるようにしてもよい。
図6〜図8に示すように、OIS可動部10において、AF用支持部13(上バネ131、132)は、AF固定部12(マグネットホルダー121)に対してAF可動部11(レンズホルダー111)を光軸方向受光側で弾性支持する。上バネ131、132は、例えば、チタン銅、ニッケル銅、ステンレス等で形成される。
上バネ131、132は、全体として平面視で矩形状、すなわちマグネットホルダー121と同等の形状を有する。上バネ131、132は、マグネットホルダー121上に互いに接触しないように配置される。上バネ131、132は、例えば一枚の板金をエッチング加工することにより形成される。
上バネ131、132は、それぞれ、レンズホルダー111に固定されるレンズホルダー固定部131a、132a、マグネットホルダー121に固定されるマグネットホルダー固定部131b、132b、及びレンズホルダー固定部131a、132aとマグネットホルダー固定部131b、132bを連結するアーム部131c、132cを有する。アーム部131c、131cは、湾曲して形成され、AF可動部11が光軸方向に移動するときに弾性変形する。
また、上バネ131、132は、それぞれ、サスペンションワイヤー30に接続されるワイヤー接続部131d、132dを有する。ワイヤー接続部131d、132dは、つづら折り状に延びるリンク部131e、132eを介して、マグネットホルダー固定部131b、132bと連結されている。
本実施の形態では、上バネ131、132がレンズホルダー111の絡げ部(図示略)電気的に接続されており、上バネ131、132を介してAF用コイル112への通電が行われるようになっている。
図6〜図8に示すように、OIS可動部10において、AF用支持部14(下バネ141、142)は、AF固定部12(マグネットホルダー121)に対してAF可動部11(レンズホルダー111)を光軸方向結像側で弾性支持する。下バネ141、142は、例えば、チタン銅、ニッケル銅、ステンレス等で形成される。
下バネ141、142は、全体として平面視で矩形状、すなわち、マグネットホルダー121と同等の形状を有する。下バネ141、142は、マグネットホルダー121上に互いに接触しないように配置される。下バネ141、142は、例えば、一枚の板金をエッチング加工することにより形成される。
下バネ141、142は、それぞれ、レンズホルダー111に固定されるレンズホルダー固定部141a、142a、マグネットホルダー121に固定されるマグネットホルダー固定部141b、142b、及びレンズホルダー固定部141a、142aとマグネットホルダー固定部141b、142bを連結するアーム部141c、142cを有する。
アーム部141c、142cは、湾曲して形成され、AF可動部11が光軸方向に移動するときに弾性変形する。
本実施の形態では、図6〜8に示すように、OIS可動部10において、摺動部15は、保持部材151、スペーサー152及びボール153で構成されている。摺動部15は、OIS可動部10の最も光軸方向結像側に配置され、OIS固定部20と当接する。
本実施の形態では、ボール153が本発明の突出部に相当する。すなわち、ボール153は、光軸方向結像側に突出しており、OIS固定部20の摺動板23(図9参照、平坦部)と当接する。突出部としてボール153を適用することにより、摺動板23と点接触し接触面積が小さくなるので、振れ補正時の摺動性を確保することができる。なお、ボール153は、振れ補正時に、摺動板23上を転動するのではなく、摺動する。
保持部材151は、平面視で略矩形状の枠体であり、スペーサー152に接着される。保持部材151は、例えば、ポリカーボネート(PC)等の樹脂材料で形成される。
保持部材151は、厚肉部151b及び薄肉部151aを有する。本実施の形態では、保持部材151の四辺の長手方向略中央が薄肉部151aとなっている。保持部材151は、薄肉部151aの底面側に、ボール153を収容するボール収容部151cを有する。ボール収容部151cは、中央に、ボール153の形状に対応する凹み(符号略)を有する。この凹みにボール153が配置される。
薄肉部151aは、厚肉部152bよりも薄く、光軸方向に弾性変形可能に形成されている。本実施の形態では、薄肉部151aの上面が凹んで形成されており、光軸方向の力を受けたときに光軸方向受光側に撓み、応力を逃がすようになっている。すなわち、摺動部151において、保持部材151は、両端支持式の梁構造を有している。そして、梁部である薄肉部151aに、突出部であるボール153が配置されている。薄肉部151aの上面の凹みは、保持部材151と摺動板23との間に形成される隙間(図12A参照)よりも大きいことが好ましい。
スペーサー152は、保持部材151と同様に、平面視で略矩形状の枠体であり、マグネットホルダー121の底面に接着される。スペーサー152は、例えば、銅合金等の金属材料で形成された剛体である。
ボール153は、例えば、ジルコニア等の金属材料で形成される。ボール153は、保持部材151のボール収容部151cに配置される。ボール153は、OIS可動部10とOIS固定部20の間に介在する。ボール153は、OIS可動部10とOIS固定部20がサスペンションワイヤー30によって連結されたとき、OIS固定部20(摺動板23)に対して付勢された状態となる。これにより、ボール153は、OIS固定部20に対して確実に当接する。
本実施の形態では、OIS可動部10は、4つのボール153により支持されている。これにより、OIS固定部20に対して、OIS可動部10は安定した姿勢で保持される。なお、OIS可動部10の姿勢を安定させる観点からは、ボール153(突出部)は3つ以上であること、すなわち、OIS可動部10は3点以上で支持されることが好ましい。
図9は、OIS固定部20の分解斜視図である。図10は、OIS固定部20の平面図である。
図9、図10に示すように、OIS固定部20は、ベース21、コイル基板22、及び摺動板23等を備える。
ベース21は、コイル基板22及び摺動板23を支持する支持部材である。ベース21は、平面視で矩形状の部材であり、中央に略円形の開口21aを有する。ベース21には、端子金具211が埋め込まれている。端子金具211は、例えば、インサート成形により、ベース21と一体的に形成される。本実施の形態では、ベース21の四隅から端子金具211が露出している。端子金具211は、コイル基板22の給電端子(図示略)及びサスペンションワイヤー30に半田付けされ、物理的かつ電気的に接続される。
本実施の形態では、ベース21は、レンズホルダー111と同様に、ポリアリレート(PAR)又はPARを含む複数の樹脂材料を混合したPARアロイ(例えば、PAR/PC)からなる成形材料で形成されている。これにより、ウェルド強度が高まるので、ベース21を薄肉化しても靭性及び耐衝撃性を確保することができる。したがって、レンズ駆動装置1の外形サイズを小さくすることができ、小型化及び低背化を図ることができる。
また、ベース21は、多点ゲートの射出成形により形成されるのが好ましい。この場合、ゲート径は、0.3mm以上であることが好ましい。これにより、成形時の流動性が良くなるので、PAR又はPARアロイを成形材料として用いた場合でも薄肉成形が可能となり、また、ヒケの発生を防止することができる。
PAR又はPARアロイからなる成形材料は、導電性を有し、特に、体積抵抗率が10〜1011Ω・cmであることが好ましい。例えば、既存のPAR又はPARアロイにカーボンナノチューブを混入することにより、導電性を付与することができる。このとき、カーボンナノチューブの含有量を調整することにより、適切な導電性を付与することができる。これにより、ベース21の帯電を抑制することができるので、静電気の発生を防止することができる。
ベース21は、開口21aの周縁に、コイル基板22が配置されるコイル基板固定部21b及び摺動板23が配置される摺動板固定部21cを有する。コイル基板固定部21bは、摺動板固定部21cの内周側に、摺動板固定部21cよりも凹んで形成されている。コイル基板固定部21bに配置されたコイル基板22の上面よりも、摺動板固定部21cに配置された摺動板23の上面の方が、光軸方向受光側に位置する。これにより、コイル基板22とOIS可動部10(保持部材151)との間には、確実に隙間が形成される。
図9、図10に示すように、OIS固定部20において、コイル基板22は、ベース21と同様に平面視で矩形形状の基板であり、中央に円形の開口22aを有する。コイル基板22は、例えば、導体層及び絶縁層(図示略)からなる単位層が複数積層された多層プリント配線板である。コイル基板22には、例えば、OIS用コイル221、外部端子(図示略)、及び外部端子とOIS用コイル221を接続する電源ラインを含む導体パターン(図示略)が一体的に作り込まれる。
OIS固定部20において、摺動板23は、保持部材151と同様に、平面視で略矩形状の枠体である。摺動板23は、例えば、銅合金等の金属材料で形成される。本実施の形態では、摺動板23が本発明の平坦部に相当する。すなわち、摺動板23の上面(摺動面)は平坦面であり、ボール153と当接する。摺動板23の四辺の長手方向略中央23aが、ボール153との当接部となる。摺動板23の幅は、OIS可動部10の揺動範囲に応じて適宜設定される。
本実施の形態では、摺動板23の摺動面には、低摩擦処理が施されている。低摩擦処理には、例えば、PTFE(Polytetrafluoroethylene)を分散させたNiめっき処理を適用できる。これにより、ボール153が摺動板23上を摺動するときに生じる摩擦力が低減されるので、振れ補正時の摺動性を確保することができる。
本実施の形態では、ベース21、コイル基板22及び摺動板23は、弾性を有するエポキシ樹脂材料により接着されている。ベース21、コイル基板22及び摺動板23を接着により一体化することによりOIS固定部20の機械的強度が高まるので、所望の耐落下衝撃性を確保しつつ、ベース21、コイル基板22及び摺動板23を薄肉化することができる。
レンズ駆動装置1において、サスペンションワイヤー30の一端は、それぞれ、上バネ131、132のワイヤー接続部131d、132dと物理的かつ電気的に接続されている。サスペンションワイヤー30の他端は、ベース21の端子金具211(四隅の切欠部から露出する部分)と物理的かつ電気的に接続されている。OIS可動部10とOIS固定部20がサスペンションワイヤー30によって連結されると、ボール153は、OIS固定部20(摺動板23)に対して付勢された状態となる。
なお、レンズ駆動装置1は、AF可動部11の光軸方向における位置を検出するZ位置検出部及び/又はOIS可動部10の光軸直交面内における位置を検出するXY位置検出部を備えてもよい。例えば、Z位置検出部及びXY位置検出部は、それぞれ、位置検出用マグネット及びホール素子で構成することができる。ホール素子は、位置検出用マグネットに対向して配置される。
Z位置検出部の場合、例えば、AF可動部11(例えば、レンズホルダー111)に検出用マグネットが配置され、AF固定部12(例えば、マグネットホルダー121)にホール素子が配置される。AF可動部11が光軸方向に移動すると位置検出用マグネットによる磁界が変化する。この磁界の変化をホール素子で検出することにより、AF可動部11の光軸方向における位置が検出される。なお、AF固定部12に、ホール素子を内蔵した制御ICを配置し、制御ICによってAF用コイル112の通電電流が制御されるようにしてもよい。
XY位置検出部は、2組の位置検出用マグネット及びホール素子を有する。位置検出用マグネットとして、駆動用マグネット122を利用してもよい。XY位置検出部の場合、例えば、OIS可動部10(例えば、マグネットホルダー121)に検出用マグネットが配置され、OIS固定部20(例えば、コイル基板22)にホール素子が配置される。OIS可動部10が光軸直交面内において移動すると位置検出用マグネットによる磁界が変化する。この磁界の変化を2つのホール素子で検出することにより、OIS可動部10の光軸直交面内における位置が検出される。
ホール出力に基づいてクローズドループ制御を行うことにより、応答性能が向上するので、AF動作又はOIS動作の高速化を図ることができる。
レンズ駆動装置1において振れ補正を行う場合には、OIS用コイル221への通電が行われる。具体的には、OIS用駆動部では、カメラモジュールAの振れが相殺されるように、振れ検出部(図示略、例えばジャイロセンサー)からの検出信号に基づいて、OIS用コイル221の通電電流が制御される。
OIS用コイル221に通電すると、駆動用マグネット122の磁界とOIS用コイル221に流れる電流との相互作用により、OIS用コイル221にローレンツ力が生じる(フレミング左手の法則)。ローレンツ力の方向は、OIS用コイル221の長辺部分における磁界の方向(Z方向)と電流の方向に直交する方向である。OIS用コイル221は固定されているので、駆動用マグネット122に反力が働く。この反力がOIS用ボイスコイルモーターの駆動力となり、駆動用マグネット122を有するOIS可動部10がXY平面内で揺動し、振れ補正が行われる。このとき、ボール153は、摺動板23上を摺動する。
レンズ駆動装置1において自動ピント合わせを行う場合には、AF用コイル112への通電が行われる。AF用コイル112に通電すると、駆動用マグネット122の磁界とAF用コイル112に流れる電流との相互作用により、AF用コイル112にローレンツ力が生じる。ローレンツ力の方向は、磁界の方向とAF用コイル112に流れる電流の方向に直交する方向(Z方向)である。駆動用マグネット122は固定されているので、AF用コイル112に反力が働く。この反力がAF用ボイスコイルモーターの駆動力となり、AF用コイル112を有するAF可動部11が光軸方向に移動し、ピント合わせが行われる。
なお、ピント合わせを行わない無通電時には、AF可動部11は、上バネ131、132及び下バネ141、142によって、無限遠位置とマクロ位置との間に吊られた状態(中立点)となる。すなわち、OIS可動部10において、AF可動部11(レンズホルダー111)は、上バネ131、132及び下バネ141、142によって、AF固定部12(マグネットホルダー121)に対して位置決めされた状態で、Z方向両側に変位可能に弾性支持されている。
図11A、図11Bは、ボール153(突出部)と摺動板23(平坦部)の接触状態を示す図である。図11Aは、保持部材151の一辺の幅方向中央を通る断面を示している。図11Bは、図11Aの破線部を拡大して示している。
図11A、図11Bに示すように、レンズ駆動装置1では、ボール153がOIS固定部20に向けて付勢されているので、ボール153と摺動板23が当接する。ボール153が保持部材151の底面よりも光軸方向結像側に突出しているので、保持部材151の底面と摺動板23の上面との間には隙間が形成される。振れ補正時にOIS可動部10が光軸直交面内で揺動すると、ボール153が摺動板23上を摺動することになる。
本実施の形態では、摺動板23の表面に低摩擦処理が施されている。また、ボール153と摺動板23が当接する構造となっており、接触面積は極めて小さい。したがって、OIS可動部10はOIS固定部20と部分的に当接しているが、OIS可動部10の揺動は妨げられない。
ここで、図12Aに示すように、落下衝撃により、レンズ駆動装置1に光軸方向の力が作用すると、ボール153に力が集中する。これに伴い、保持部材151の薄肉部151aは撓み、ボール153は光軸方向受光側に変位する(図12B参照)。一方、ボール153は、光軸方向の力が解放されると元の状態に戻る(図12A参照)。すなわち、ボール153は、光軸方向に弾性的に変位可能となっている。
このように、落下衝撃による光軸方向の力は摺動部15によって吸収されるので、サスペンションワイヤー30やAF用支持部13、14等へ伝達される力は小さくなる。したがって、落下衝撃によってレンズ駆動装置1が破損するのを防止することができ、サスペンションワイヤー30の細径化や、AF用支持部13、14の薄肉化を図ることができる。
このように、レンズ駆動装置1は、OIS固定部20(振れ補正固定部)と、光軸に直交する面内で揺動可能なOIS可動部10(振れ補正可動部)と、OIS固定部20に対してOIS可動部10を光軸方向に離間した状態で支持するサスペンションワイヤー30(振れ補正用支持部)と、OIS可動部10を揺動させるボイスコイルモーター(駆動源)と、を備える。
レンズ駆動装置1において、OIS可動部10(振れ補正固定部及び振れ補正可動部のうちの一方)は、光軸方向に突出するボール153(突出部)を有する。OIS固定部(振れ補正固定部及び振れ補正可動部のうちの他方)は、ボール153と当接する摺動板23(平坦部)を有する。ボール153及び摺動板23は、振れ補正時に相対的に摺動する。そして、ボール153は、光軸方向に弾性的に変位可能となっている。
レンズ駆動装置1によれば、OIS可動部10とOIS固定部20の間にボール153が介在し、OIS可動部10はボール153によって支持されているので、安定した姿勢で保持される。これにより、サスペンションワイヤー30の細線化や、AF用支持部13、14(ワイヤー固定部材)の薄肉化が進み、これらの剛性が低下しても、OIS可動部10が光軸直交面内で変位したり、光軸に対して傾いたりして、AF機能やOIS機能の性能が低下するのを防止することができる。
また、ボール153が弾性的に変位可能に保持されており、落下衝撃時に作用する力は摺動部15で吸収されるので、レンズ駆動装置1の構成部材が破損することも防止することができる。
したがって、レンズ駆動装置1によれば、小型化及び軽量化を図ることができるとともに、信頼性を向上することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態では、保持部材151が撓んで落下衝撃を吸収する場合について示したが、保持部材151とボール153との間に、ボール153が光軸方向に変位するときに復元力を発揮する付勢部材を介在させてもよい。例えば、付勢部材として、板バネ154を設けるようにしてもよい(図13参照)。板バネ154の両端は、保持部材151により固定されているので、ボール153から光軸方向の力を受けると撓む。
また、付勢部材として、圧縮コイルばねを配置するようにしてもよい。圧縮コイルばねを適用する場合は、保持部材151とスペーサー152との間に隙間はなくてもよい。
また例えば、実施の形態では、保持部材151が両端支持式の梁構造を有する場合について説明したが、図14に示すように、片持ち式の梁構造を適用してもよい。この場合、保持部材151を複数の部材で構成してもよいし(図15A参照)、一部材で構成してもよい(図15B参照)。
また、保持部材151に突出部を一体的に形成してもよい。この場合、突出部の先端部分(摺動板23と当接する部分)は、球面形状であることが好ましい。これにより、ボール153を配置した場合と同様に、OIS可動部10の摺動性を確保することができる。
また、実施の形態において、摺動板23を省略し、ベース21又はコイル基板22の一部を平坦部として機能させてもよい。ただし、平坦部は金属等の剛体であることが好ましいため、ベース21及びコイル基板22とは別に設けるのがよい。
また、実施の形態では、OIS可動部10に突出部を設け、OIS固定部20に平坦部を設けた場合について示したが、OIS可動部10に平坦部を設け、OIS固定部20に突出部を設けてもよい。さらに、平坦部だけでなく、突出部にも低摩擦処理を施すようにしてもよい。
実施の形態では、カメラモジュールAを備えるカメラ搭載装置の一例として、カメラ付き携帯端末であるスマートフォンMを挙げて説明したが、本発明は、カメラモジュールとカメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部を有するカメラ搭載装置に適用できる。カメラ搭載装置は、情報機器及び輸送機器を含む。情報機器は、例えば、カメラ付き携帯電話機、ノート型パソコン、タブレット端末、携帯型ゲーム機、webカメラ、カメラ付き車載装置(例えば、バックモニター装置、ドライブレコーダー装置)を含む。また、輸送機器は、例えば自動車を含む。
図16A、図16Bは、車載用カメラモジュールVC(Vehicle Camera)を搭載するカメラ搭載装置としての自動車Vを示す図である。図16Aは自動車Vの正面図であり、図16Bは自動車Vの後方斜視図である。自動車Vは、車載用カメラモジュールVCとして、実施の形態で説明したカメラモジュールAを搭載する。図16A、図16Bに示すように、車載用カメラモジュールVCは、例えば前方に向けてフロントガラスに取り付けられたり、後方に向けてリアゲートに取り付けられたりする。この車載用カメラモジュールVCは、バックモニター用、ドライブレコーダー用、衝突回避制御用、自動運転制御用等として使用される。
また、AF用コイル、AF用マグネット、OIS用コイル、及びOIS用マグネットの構成は、実施の形態で示したものに限定されない。例えば、AF用マグネット及びOIS用マグネットを兼用する駆動用マグネットは、直方体形状を有し、着磁方向が径方向と一致するように、AF用コイルの周囲に配置されてもよい。また、偏平形状のAF用コイルを、コイル面が光軸方向と平行となるようにレンズ部の周囲に配置し、直方体形状の駆動用マグネットを、着磁方向がAF用コイルのコイル面を交差するように配置してもよい。
実施の形態では、OIS機能及びAF機能を有するレンズ駆動装置において、駆動用マグネットがAF用マグネット及びOIS用マグネットを兼用する場合について説明したが、AF用マグネットとOIS用マグネットは別体で設けられてもよい。また、本発明は、OIS機能のみを有するレンズ駆動装置に適用することができる。さらには、本発明は、VCM以外の駆動源(例えば、超音波モーター)を備えるレンズ駆動装置にも適用することができる。
実施の形態では、レンズ部2がOIS可動部10に配置され、撮像部がOIS固定部20に配置され、撮像部に対してレンズ部2が揺動することにより振れ補正を行う、いわゆる光学式振れ補正機能を有するレンズ駆動装置1について説明したが、本発明は、レンズ部がOIS固定部に配置され、撮像部がOIS可動部に配置され、レンズ部に対して撮像部が揺動することにより振れ補正を行う、いわゆるセンサーシフト式振れ補正機能を有するレンズ駆動装置に適用することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 レンズ駆動装置
2 レンズ部
3 カバー
10 OIS可動部(振れ補正可動部)
11 AF可動部
12 AF固定部
13、14 AF用支持部
15 摺動部
20 OIS固定部(振れ補正固定部)
21 ベース
22 コイル基板
23 摺動板(平坦部)
30 OIS用支持部
111 レンズホルダー
112 AF用コイル
121 マグネットホルダー
122 駆動用マグネット
151 保持部材
152 スペーサー
153 ボール(突出部)
221 OIS用コイル
M スマートフォン
A カメラモジュール

Claims (13)

  1. 振れ補正固定部と、光軸に直交する面内で揺動可能な振れ補正可動部と、前記振れ補正固定部に対して前記振れ補正可動部を光軸方向に離間した状態で支持する振れ補正用支持部と、前記振れ補正可動部を揺動させる駆動源と、を備えるレンズ駆動装置であって、
    前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの一方は、光軸方向に突出する突出部を有し、
    前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部のうちの他方は、前記突出部と当接する平坦部を有し、
    前記突出部及び前記平坦部は、振れ補正時に相対的に摺動し、
    前記突出部は、前記光軸方向に弾性的に変位可能であることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記突出部は、前記平坦部に対して付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記突出部及び前記平坦部のうちの少なくとも一方の摺動面は、低摩擦処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記低摩擦処理は、PTFE粒子を分散させたNiめっき処理であることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記突出部を保持する保持部材を備え、
    前記保持部材は、両端支持式又は片持ち式の梁部を有し、
    前記突出部は、前記梁部に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記突出部を保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記突出部との間に介在する付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材は、前記突出部が光軸方向に変位するときに復元力を発揮することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記付勢部材は、前記保持部材に両端支持式又は片持ち式で取り付けられる板バネであることを特徴とする請求項6に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記付勢部材は、圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項6に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記突出部は、球面形状を有し、前記平坦部と点接触することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記突出部は、ボール部材で構成されることを特徴とする請求項9に記載のレンズ駆動装置。
  11. 前記駆動源は、
    前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部の何れか一方に配置される振れ補正用マグネットと、
    前記振れ補正固定部及び前記振れ補正可動部の何れか他方に配置される振れ補正用コイルと、
    を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置と、
    前記振れ補正可動部に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部により結像された被写体像を撮像する撮像部と、
    を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  13. 情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、
    請求項13に記載のカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部と、を備えることを特徴とするカメラ搭載機器。
JP2018040489A 2018-03-07 2018-03-07 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 Active JP7096484B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018040489A JP7096484B2 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
CN202210246718.3A CN114545706A (zh) 2018-03-07 2019-03-04 透镜驱动装置、照相机模块、以及照相机搭载装置
CN201980013606.XA CN111727405B (zh) 2018-03-07 2019-03-04 透镜驱动装置、照相机模块、以及照相机搭载装置
PCT/JP2019/008316 WO2019172163A1 (ja) 2018-03-07 2019-03-04 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
TW108107457A TWI802659B (zh) 2018-03-07 2019-03-06 透鏡驅動裝置、相機模組以及相機搭載裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018040489A JP7096484B2 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019158906A true JP2019158906A (ja) 2019-09-19
JP7096484B2 JP7096484B2 (ja) 2022-07-06

Family

ID=67847316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018040489A Active JP7096484B2 (ja) 2018-03-07 2018-03-07 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7096484B2 (ja)
CN (2) CN111727405B (ja)
TW (1) TWI802659B (ja)
WO (1) WO2019172163A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023063157A1 (ja) * 2021-10-12 2023-04-20 ミツミ電機株式会社 光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022057347A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 日本電産株式会社 光学ユニット
CN114755779B (zh) * 2020-12-25 2024-05-28 新思考电机有限公司 驱动装置、照相装置以及电子设备
CN113014056B (zh) * 2021-03-04 2022-11-15 新思考电机有限公司 连接结构、光学防抖模块、照相装置、电子产品
CN115473974A (zh) * 2021-06-10 2022-12-13 宁波舜宇光电信息有限公司 感光芯片驱动装置及摄像模组

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091207A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2007078748A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォーカスアクチュエータ
JP2015011301A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 コニカミノルタ株式会社 レンズ駆動装置及びカメラユニット

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085448A (ja) 2008-09-29 2010-04-15 Nidec Copal Corp 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット
JP5465500B2 (ja) * 2008-10-20 2014-04-09 日本電産サンキョー株式会社 振れ補正機能付き光学ユニット、および振れ補正機能付き光学ユニットにおける振れ補正制御方法
US8817116B2 (en) * 2011-10-28 2014-08-26 Lg Innotek Co., Ltd. Camera module
JP2015034912A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 ミツミ電機株式会社 レンズホルダ駆動装置、カメラモジュール、およびカメラ付き携帯端末
JP6187906B2 (ja) * 2013-10-22 2017-08-30 新シコー科技株式会社 レンズ駆動装置、カメラ装置及び、電子機器
JP6492654B2 (ja) * 2014-12-26 2019-04-03 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6742824B2 (ja) * 2015-07-14 2020-08-19 日本電産サンキョー株式会社 振れ補正機能付き光学ユニットおよびその製造方法
JP2017049343A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091207A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2007078748A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォーカスアクチュエータ
JP2015011301A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 コニカミノルタ株式会社 レンズ駆動装置及びカメラユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023063157A1 (ja) * 2021-10-12 2023-04-20 ミツミ電機株式会社 光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019172163A1 (ja) 2019-09-12
JP7096484B2 (ja) 2022-07-06
CN111727405A (zh) 2020-09-29
TW201939115A (zh) 2019-10-01
TWI802659B (zh) 2023-05-21
CN111727405B (zh) 2022-03-11
CN114545706A (zh) 2022-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11402651B2 (en) Lens driving device, camera module and camera mounting device
WO2019172163A1 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6565911B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6882675B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP7041360B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
US10571649B2 (en) Lens driving device, camera module, and camera-mounted device
US20220206287A1 (en) Lens driving device, camera module, and camera-mounted apparatus
WO2016152160A1 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6947969B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
KR101730010B1 (ko) 손 떨림 보정 장치 및 이를 포함하는 카메라 렌즈 모듈
JP6565340B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6947968B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6989759B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP7269517B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP7372563B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
US20230221574A1 (en) Sensor shifting actuator and camera module including sensor shifting actuator
US20230176318A1 (en) Lens driving device, and camera module and optical device including same
JP2023051206A (ja) 光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190717

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7096484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150