JP2019157808A - ポンプ、渦抑制部材およびポンプ設備 - Google Patents
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Abstract
Description
渦抑制部は、上下両端が開口し且つ平面視において扇形状に形成された筒体を有し、
筒体の内部が吸込口に連通し、
筒体は、円弧状に湾曲した湾曲板と、湾曲板の周方向における両端間に設けられた半径方向の平板状のバッフル板とを有し、
平面視において、湾曲板の湾曲中心が吸込口の軸心に実質的に一致し、
湾曲板の半径が吸込口の半径以上であるものである。
バッフル板は湾曲板の周方向における両端間に設けられた直径方向の平板であり、
湾曲板を含んだ仮想円筒の径方向において、仕切部材がバッフル板に交差しているものである。
上下両端が開口し且つ平面視において扇形状に形成された筒体と、筒体を吸込口に取り付けるための取付部とを有し、
筒体は、円弧状に湾曲した湾曲板と、湾曲板の周方向における両端間に設けられた半径方向の平板状のバッフル板とを有し、
取付部は、平面視において、湾曲板の湾曲中心が吸込口の軸心に実質的に一致するように筒体を吸込口に取付可能であるものである。
バッフル板は湾曲板の周方向における両端間に設けられた直径方向の平板であり、
湾曲板を含んだ仮想円筒の径方向において、仕切部材がバッフル板に交差しているものである。
ポンプの吸込口が、吸水槽内に設けられて、吸水槽の後壁面の手前側にあり、
湾曲板が吸水槽の後壁面に対向しているものである。
また、ポンプの背後から後壁面に沿って下降する流れが弱まるため、空気吸込渦の発生も抑制される。これにより、運転中のポンプから激しい振動や大きな騒音が発生するのを防止することができる。
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、10はポンプ場に設置されたポンプ設備であり、ポンプ設備10は、吸水槽2と、吸水槽2に流入した雨水等の水3を吸い上げて下流側の処理施設に送るポンプ1とを有している。
第2の実施の形態では、図10〜図12に示すように、筒体27は、平面視において、中心角αが180°未満(例えば120°等)の扇形状に形成されている。また、筒体27は、円弧状に湾曲した湾曲板31と、湾曲板31の周方向における両端間に設けられたバッフル板32とを有している。尚、バッフル板32は湾曲板31の湾曲中心38においてV字形状に屈曲している。これによると、先述した第1の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。
第3の実施の形態は、図13〜図15に示すように、筒体27は、平面視において、中心角αが180°を越えた(例えば240°等の)扇形状に形成されている。また、筒体27は、円弧状に湾曲した湾曲板31と、湾曲板31の周方向における両端間に設けられたバッフル板32とを有している。尚、バッフル板32は湾曲板31の湾曲中心38においてV字形状に屈曲している。これによると、先述した第1の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。
第4の実施の形態は、図16〜図18に示すように、上記第1の実施の形態の渦抑制部材12に仕切部材28を加えたものである。すなわち、渦抑制部材12は、吸込口23に着脱自在に取り付けられており、筒体27と、仕切部材28と、筒体27を吸込口23に取り付けるための取付フランジ29(取付部の一例)とを有している。
第5の実施の形態は、図21〜図23に示すように、上記第2の実施の形態の渦抑制部材12に仕切部材28を備えたものである。仕切部材28は、湾曲板31を含んだ仮想の円筒(図示省略)の内部を仕切る平板状の部材であり、バッフル板32の屈曲部から筒体27の前方(手前上流側)へ突出している。これによると、先述した第1の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。
第6の実施の形態は、図24〜図26に示すように、上記第3の実施の形態の渦抑制部材12に仕切部材28を備えたものである。仕切部材28は、筒体27の内部を二つに仕切る平板状の部材であり、バッフル板32の屈曲部と湾曲板31との間に設けられている。これによると、先述した第1の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。
2 吸水槽
7 後壁面
12 渦抑制部材
23 吸込口
27 筒体
28 仕切部材
29 取付フランジ(取付部)
31 湾曲板
32 バッフル板
33 仮想の円筒
38 湾曲中心
39 軸心
h1 仕切部材の高さ
h2 湾曲板の高さ
h3 バッフル板の高さ
R1 湾曲板の内半径
R2 吸込口の内半径
Claims (9)
- 吸込口に渦抑制部が設けられ、
渦抑制部は、上下両端が開口し且つ平面視において扇形状に形成された筒体を有し、
筒体の内部が吸込口に連通し、
筒体は、円弧状に湾曲した湾曲板と、湾曲板の周方向における両端間に設けられた半径方向の平板状のバッフル板とを有し、
平面視において、湾曲板の湾曲中心が吸込口の軸心に実質的に一致し、
湾曲板の半径が吸込口の半径以上であることを特徴とするポンプ。 - 渦抑制部は、湾曲板を含んだ仮想円筒の内部を仕切る仕切部材を有することを特徴とする請求項1記載のポンプ。
- 仕切部材の上下方向の高さと筒体の上下方向の高さとが略同一であることを特徴とする請求項2記載のポンプ。
- 湾曲板は半円弧形状に湾曲し、
バッフル板は湾曲板の周方向における両端間に設けられた直径方向の平板であり、
湾曲板を含んだ仮想円筒の径方向において、仕切部材がバッフル板に交差していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のポンプ。 - ポンプ本体の吸込口に取付可能な渦抑制部材であって、
上下両端が開口し且つ平面視において扇形状に形成された筒体と、筒体を吸込口に取り付けるための取付部とを有し、
筒体は、円弧状に湾曲した湾曲板と、湾曲板の周方向における両端間に設けられた半径方向の平板状のバッフル板とを有し、
取付部は、平面視において、湾曲板の湾曲中心が吸込口の軸心に実質的に一致するように筒体を吸込口に取付可能であることを特徴とする渦抑制部材。 - 湾曲板を含んだ仮想円筒の内部を仕切る仕切部材を有することを特徴とする請求項5記載の渦抑制部材。
- 仕切部材の上下方向の高さと筒体の上下方向の高さとが略同一であることを特徴とする請求項6記載の渦抑制部材。
- 湾曲板は半円弧形状に湾曲し、
バッフル板は湾曲板の周方向における両端間に設けられた直径方向の平板であり、
湾曲板を含んだ仮想円筒の径方向において、仕切部材がバッフル板に交差していることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の渦抑制部材。 - 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のポンプを吸込槽に備えたポンプ設備であって、
ポンプの吸込口が、吸水槽内に設けられて、吸水槽の後壁面の手前側にあり、
湾曲板が吸水槽の後壁面に対向していることを特徴とするポンプ設備。
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JP2018048673A JP6983090B2 (ja) | 2018-03-16 | 2018-03-16 | ポンプ、渦抑制部材およびポンプ設備 |
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JP6983090B2 JP6983090B2 (ja) | 2021-12-17 |
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Family Applications (1)
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JP2018048673A Active JP6983090B2 (ja) | 2018-03-16 | 2018-03-16 | ポンプ、渦抑制部材およびポンプ設備 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006299944A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 立型ポンプ |
JP2010249120A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-11-04 | Ebara Corp | 渦防止装置およびポンプ装置 |
JP2019132150A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 渦抑制装置を備えたポンプ |
-
2018
- 2018-03-16 JP JP2018048673A patent/JP6983090B2/ja active Active
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JP2010249120A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-11-04 | Ebara Corp | 渦防止装置およびポンプ装置 |
JP2019132150A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 渦抑制装置を備えたポンプ |
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