JP2019156770A - ベンゾアゾール化合物、並びにこれを含んだ顔料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝集、沈降、粘度増加せず微粒子化及び高濃度化が可能な化合物の提供。【解決手段】式(1)で表される化合物。(R1〜R8の1つは式(2)(R10は、H又はアルキル;R11〜R12はアルキル等;YはSO2又は−CO;Zはアルキレン等)、残りはH、アルキル等;XはO又はS)【選択図】なし

Description

本発明は、液晶ディスプレイや撮像素子などの製造に使用されるカラーフィルター用レジストやインクジェット用インクに用いられるベンゾアゾール化合物、並びに該化合物を含有する流動性や透明性に優れる顔料組成物に関する。
塗料や印刷インキ、近年ではカラーフィルター用レジストやインクジェット用インクの着色剤として、顔料が利用されている。顔料は、耐熱性、耐候性、耐マイグレーション等の諸特性で、染料と比較して堅牢性の面で優れるが、一方で組成物にした際の凝集、沈降、経時的な粘度の増加、異種顔料と混合した際の色分かれ等の潜在的な問題を有している。
また最近では、液晶ディスプレイの高コントラスト化や撮像素子の微細化、インクジェットインクの高着色や高鮮明化等を達成するために、顔料の微粒子化及び顔料組成物中における顔料の高濃度化の要求が高まっているが、粒子径の微細化に伴い、また顔料の高濃度化に伴い凝集が起こりやすくなり、安定な分散体を得ることが困難となっている。
こうした問題を解決するために、顔料自体の改良検討(顔料表面処理)や顔料に対して良好な吸着性を有する分散剤、界面活性剤の開発、及び顔料誘導体等の提案がこれまでに行われてきた。顔料誘導体とは微粒子化する顔料と同構造あるいは類似構造の顔料に、酸性や塩基性等の置換基を導入した化合物で、顔料との親和性や吸着性を有し、且つ酸・塩基相互作用により分散剤とも強い結合力を有する為、顔料の微粒子化・分散安定化を向上する性質があり、顔料の粉砕・分散微粒子化工程等において使用されている。カラーフィルターやインクジェットで用いられる顔料としては、フタロシアニン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、アンスラキノン系顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジン系顔料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料、アゾ系顔料、染料レーキ顔料等が挙げられ、特にフタロシアニン系顔料、アンスラキノン系顔料、キナクリドン系顔料を中心に数々の顔料誘導体が報告されてきた。例えば、顔料のスルホン化物あるいはその金属塩を顔料と混和する方法(特許文献1乃至3)、置換アミノメチル誘導体を混和する方法(特許文献4)フタルイミドメチル誘導体を混和する方法(特許文献5)等が知られている。
これらの方法は、特定の骨格を有する顔料に対する効果は認められるものの、スルホン基、アミノメチル基、フタルイミドメチル基などを導入することが構造上難しい顔料に対しては、導入する置換基の数や位置の制御が難しく、結果として分散剤としての効果が不充分であり、しかも色調にも悪影響を及ぼす副生成物が多量に生成し、顔料分散液の品質が安定しない等の課題を有する。
また、これまでカラーフィルターのレッド用の顔料として広く使用されているピグメントレッド254を用いた顔料組成物は、透過率の向上が課題であった。
特公昭41−2466号公報 特開昭63−172772号公報 特公昭50−4019号公報 特公昭39−16787号公報 特開昭55−108466号公報 米国特許第4749795号明細書 特許第2584515号公報
本発明が解決しようとする課題は、C.I.ピグメントレッド254をはじめとするレッド系等の有機顔料を含む顔料組成物(顔料分散液)を、凝集、沈降、経時的な粘度の増加を引き起こすことなく顔料の微粒子化及び高濃度化することであり、カラーフィルター用レジストやインクジェット用インクの着色剤として、安定な組成物(分散体)を提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、ベンゾアゾール誘導体からなる化合物を用いることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、
(1)下記式(1)
Figure 2019156770
(式(1)中、R乃至Rのいずれか1つは式(2)
Figure 2019156770
(式(2)中、R10は、水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を、R11及びR12はそれぞれ独立に炭素数1乃至4のアルキル基を表す。また、R10とR11が互いに結合して環を形成してもよく、R11とR12が互いに結合して環を形成してもよい。Yは二価の連結基−SO−又は−CO−を表す。Zは炭素数1乃至6のアルキレン基又はアリーレン基を表す。)で表される置換基を、残りの7つは水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。Xは酸素原子、硫黄原子又は二価の連結基−NR9−を表す。Rは水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を表す。)で表される構造を有するベンゾアゾール化合物、
(2)Yが二価の連結基−SO−であり、かつZが炭素数1乃至6のアルキレン基である前項(1)に記載のベンゾアゾール化合物、
(3)R1乃至Rのいずれか1つが式(2)で表される置換基で、残りの7つが水素原子であり、かつXが硫黄原子又は二価の連結基−NH−である前項(1)又は(2)に記載のベンゾアゾール化合物、
(4)前項(1)乃至(3)のいずれか一項に記載のベンゾアゾール化合物、有機顔料及び樹脂分散剤を含有する顔料組成物、
(5)樹脂分散剤が酸性基を有する樹脂分散剤である前項(4)に記載の顔料組成物、
(6)有機顔料100質量部に対するベンゾアゾール化合物の添加量が1乃至50質量部である前項(4)又は(5)に記載の顔料組成物、
(7)有機顔料がジケトピロロピロール骨格を有する顔料である前項(4)乃至(6)のいずれか一項に記載の顔料組成物、
(8)前項(4)乃至(7)のいずれか一項に記載の顔料組成物及び重合性化合物を含有するカラーレジスト、
(9)前項(1)乃至(3)のいずれか一項に記載のベンゾアゾール化合物を含有するインクジェット用インク組成物、及び
(10)少なくとも一種以上の有機溶剤を含有する前項(9)に記載のインクジェット用インク組成物、
に関する。
本発明の式(1)で示されるベンゾアゾール化合物は製造が極めて容易であり、該化合物を使用することにより、C.I.ピグメントレッド254等の顔料を含む顔料組成物を、凝集、沈降、経時的な粘度の増加を引き起こすことなく微粒子化・高濃度化することが可能となり、カラーフィルター用レジストやインクジェット用インクの着色剤として、安定な分散体を得ることができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明のベンゾアゾール化合物は下記式(1)で表される構造を有する。
Figure 2019156770
本発明のベンゾアゾール化合物は、カラーフィルター用レジストやインクジェット用インクの着色剤として好適に用いることができる。以下、便宜上、「本発明のベンゾアゾール化合物」を含めて、単に「本発明の化合物」と簡略して記載することもある。
式(1)中、R乃至Rのいずれか1つは下記式(2)で表される置換基を、残りの7つは水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。
Figure 2019156770
式(1)のR乃至Rが表す炭素数1乃至4のアルキル基は、直鎖、分岐鎖のいずれでもよく、その具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基及びtert−ブチル基等が挙げられる。
式(1)のR乃至Rが表す炭素数1乃至4のアルコキシ基は、直鎖、分岐鎖のいずれでもよく、その具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基及びtert−ブトキシ基等が挙げられる。
式(1)のR1乃至R8が表すハロゲン原子の具体例としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられ、好ましくは臭素原子又は塩素原子である。
式(1)におけるR乃至Rとしては、R1乃至R8のいずれか1つが式(2)で表される置換基であって、残りの7つが水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、ニトロ基又はハロゲン原子であることが好ましく、R乃至Rのいずれか1つが式(2)で表される置換基であって、残りの7つが水素原子であることがより好ましい。
式(1)中、Xは酸素原子、硫黄原子又は二価の連結基−NR−を表す。Rは水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を表す。
式(1)中のRが表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例としては、式(1)中のR乃至Rが表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例と同じものが挙げられる。
式(1)におけるXとしては酸素原子、硫黄原子又は二価の連結基−NR−であって、Rが水素原子又はメチル基であることが好ましく、硫黄原子又は二価の連結基−NR−であって、Rが水素原子であることがより好ましい。
式(2)中、R10は、水素又は炭素数1乃至4のアルキル基を表す。
式(2)中のR10が表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例としては、式(1)中のR乃至Rが表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例と同じものが挙げられる。
式(2)におけるR10としては、水素原子であるか又はR10と後述するR11が結合して環を形成することが好ましく、該形成する環はピペラジン環であることが好ましい。
式(2)中、R11及びR12はそれぞれ独立に炭素数1乃至4のアルキル基を表す。
式(2)中のR11及びR12が表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例としては、式(1)中のR乃至Rが表す炭素数1乃至4のアルキル基の具体例と同じものが挙げられる。
式(2)におけるR11及びR12としては、炭素数1乃至3のアルキル基が好ましい。
式(2)中、Yは二価の連結基−SO−又は−CO−を表す。
式(2)におけるYとしては、二価の連結基−SO−であることが好ましい。
式(2)中、Zは炭素数1乃至6のアルキレン基又はアリーレン基を表す。
式(2)中のZが表す炭素数1乃至6のアルキレン基は、直鎖、分岐鎖のいずれでもよく、その具体例としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、2−メチルプロピレン基等が挙げられる。
式(2)中のZが表すアリーレン基の具体例としては、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、ピリジル基等が挙げられる。
式(2)におけるZとしては、炭素数1乃至6のアルキレン基が好ましく、炭素数1乃至6の直鎖のアルキレン基がより好ましい。
式(2)のR10とR11が互いに結合して形成する環は、窒素原子を少なくとも二つ含む複素環であれば特に限定されないが、例えばイミダゾリジン環及びピペラジン環等が挙げられる。
式(2)のR11とR12が互いに結合して形成する環は、窒素原子を少なくとも一つ含む複素環であれば特に限定されないが、例えばピロリジン環、ピペリジン環及びモルホリン環等が挙げられる。
尚、式(2)におけるZが側鎖を有するアルキレン基の場合には、該側鎖とR10又はR11が互いに結合して環を形成してもよく、またZがアリーレン基の場合には、該アリーレン基が有する芳香環上の水素原子とR10又はR11が互いに結合して環を形成してもよい。これらZとR10又はR11が互いに結合して形成する環は、窒素原子を少なくとも一つ含む複素環であれば特に限定されないが、例えばピロリジン環及びピペリジン環等が挙げられる。
式(1)で示される本発明のベンゾアゾール化合物は、例えば次のような方法で合成することができる。
すなわち、まずは下記式(3)で示される化合物と下記式(4)で表される化合物を縮合反応させることにより、下記式(5)で表される化合物が得られる。下記式(3)乃至(5)において、R乃至Rは水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表し、Xは上記式(1)におけるXと同じ意味を表す。
次に前記で得られた式(5)で表される化合物をクロロスルホン酸等でクロロスルホン化し、その後アミノ化によりスルファモイル基を形成することにより一般式(1)に表される所望の化合物を合成することが出来る。
Figure 2019156770
Figure 2019156770
本発明の化合物の具体例を以下に示す。
Figure 2019156770
Figure 2019156770
Figure 2019156770
Figure 2019156770
本発明の顔料組成物は、本発明の化合物、有機顔料及び樹脂分散剤を含有する。
本発明の顔料組成物が含有する有機顔料は、カラーインデックスに記載されたものなど従来公知のものであれば特に限定されない。例えば、アゾ系、アンサンスロン系、アントラキノン系、イソインドリノン系、イソインドリン系、インダンスロン系、キナクリドン系、キノフタロン系、ジオキサジン系、ジケトピロロピロール系、チオインジゴ系、フタロシアニン系、ペリレン系及びベンズイミダゾロン系等の顔料が挙げられ、ジケトピロロピロール系の顔料(ジケトピロロピロール骨格を有する顔料)が好ましい。
本発明の顔料組成物における本発明の化合物の含有量は、有機顔料100質量部に対して通常0.1乃至70質量部であり、好ましくは0.5乃至60質量部、より好ましくは1乃至50質量部である。有機顔料に対する本発明の化合物の添加量を前記の範囲とすることにより、顔料組成物の分散安定性及び有機顔料の微粒子化が達成される。
本発明の顔料組成物が含有する樹脂分散剤は、公知の樹脂分散剤であれば特に限定されないが、例えば、スチレン系(共)重合体、(メタ)アクリル酸エステル系(共)重合体、スチレン−マレイン酸エステル系共重合体、セルロースアセテート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂などが挙げられる。これらの樹脂分散剤は酸性基を有するものが好ましい。
樹脂分散剤の市販品としては、例えば、ビッグケミージャパン株式会社のBYK102、106、111、118、170、174、BASFジャパン社のジョンクリル586、611、804、819などが挙げられるが、これらに限定されない。樹脂分散剤の添加量は、有機顔料100質量部に対して通常5乃至100質量部、好ましくは10乃至50質量部である。有機顔料に対する樹脂分散剤の添加量を前記の範囲とすることにより、分散安定性の良好な顔料組成物が得られる。
本発明の顔料組成物には、必要により有機溶剤を加えることができる。用い得る有機溶剤は特に限定されないが、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。これらは単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。有機溶剤は顔料組成物中に好ましくは90質量%以下を占める量が用いられる。
本発明のカラーレジストは、前記本発明の顔料組成物及び重合性化合物を含有する。
本発明のカラーフィルターレジストに用い得る重合性化合物としては、光重合モノマー、エポキシ化合物及びメラミン系化合物等が挙げられる。これらの重合性化合物の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、ビスフェノール−A型エポキシジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール−F型エポキシジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール−フルオレン型エポキシジ(メタ)アクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化グリセリントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、9,9−ビス〔4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル〕フルオレン、カヤラッドRP−1040(日本化薬製)、カヤラッドDPCA−30(日本化薬製)、UA−33H(新中村化学製)、UA−53H(新中村化学製)及びM−8060(東亞合成製)等の(メタ)アクリレートモノマー;TEMPIC(堺化学製)、TMMP(堺化学製)、PEMP(堺化学製)及びDPMP(堺化学製)等のチオール系重合モノマー;日本化薬製品のNC−6000、NC−6300、NC−6300H、NC−3000、EOCN−1020、XD−1000、EPPN−501H、BREN−S、NC−7300L、ダイセル化学製品のセロキサイト2021P、EHPE3150、サイクロマーM100、エポリードPB3600、ジャパンエポキシレジン製品のエピコート828、エピコートYX8000、エピコートYX4000、プリンテック製品のVG−3101L、サイラエースS510(チッソ)、TEPIC(日産化学工業)等のエポキシ化合物;並びにメチロール化メラミン及びMw−30(三和ケミカル)等のメラミン系化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの重合性化合物には、必要により重合開始剤や硬化促進剤等を併用することが好ましい。
重合性化合物は本発明のカラーレジスト中に1乃至50質量%を占める量が用いられる。
本発明のカラーレジストに必要により加えることのできるその他の添加剤としては、例えばチクソ付与剤、重合開始剤や硬化剤、硬化促進剤、重合禁止剤、有機又は無機フィラー、カップリング剤等が挙げられるが、これらはカラーレジストの具体的な目的用途や用法によって選択すればよく上記に限定されない。また、その添加量も、具体的な目的用途に合わせて選択すれば良い。
尚、これらの添加剤のうち、チクソ付与剤、有機又は無機フィラー及びカップリング剤等は、必要により本発明の顔料組成物に加えることも出来る。
本発明の顔料組成物は、例えば次のような方法で調整することができる。すなわち、有機顔料及び本発明の化合物の配合方法としては、従来公知の種々の方法、例えば、それぞれの乾燥粉末やプレスケーキを単に混合する方法やニーダー、ビーズミル、ディゾルバー、アトライター等の各種分散機により機械的に混合する方法、水又は有機溶剤中に有機顔料を懸濁させ、その中に本発明の化合物を添加混合して有機顔料の表面に均一に沈着する方法などが挙げられる。次に、得られた有機顔料及び本発明の化合物の混合物に、樹脂分散剤と必要に応じて各種有機溶剤や各種添加剤等を配合して、サンドミル、アニュラー型ビーズミル、アトライター等で分散することにより、所望の顔料組成物を製造することができる。或いは簡便的には、有機顔料、本発明の化合物及び樹脂分散剤と必要に応じてその他の成分を、一括で混合及び分散しても構わない。
また本発明のカラーレジストは、前記で得られた顔料組成物にさらに重合性化合物及び各種添加剤等を配合して、サンドミル、アニュラー型ビーズミル、アトライター等で分散することにより製造することができる。或いは簡便的には、有機顔料、本発明の化合物及び樹脂分散剤と必要に応じてその他の成分を、一括で混合及び分散しても構わない。
本発明のインクジェット用インク組成物は、本発明の化合物と本発明の化合物以外の少なくとも一成分を含有する。本発明の化合物以外の成分は、一般的にインクジェット用インクに用いられる成分であれば特に限定されず、その添加量もインクジェット記録時の妨げとならない限り特に限定されない。本発明の化合物以外の成分として最も典型的なものは有機溶剤である。本発明のインクジェット用インク組成物が含有し得る有機溶剤としては、本発明の顔料組成物に必要により加えることのできる有機溶剤と同じものが挙げられ、その含有量はインクジェット用インク組成物中に好ましくは90質量%以下を占める量である。
本発明の顔料組成物の用途は特に限定されず、例えばグラビア印刷インキなどの各種印刷インキ、塗料、電子写真用乾式トナー又は湿式トナー、インクジェット記録用インキ、カラーフィルター用レジスト(カラーレジスト)の着色剤などの種々の用途が挙げられる。特に、本発明の顔料組成物は、顔料の微粒子化及び高い安定性が要求されるカラーフィルター用レジスト着色剤、インクジェット記録用インキとして有用である。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。尚、本文中「部」及び「%」とあるのは、特別の記載のない限り質量基準である。実施例における極大吸収波長は分光光度計「(株)島津製作所製UV−3150」で測定した値であり、酸価はJIS K−0070:1992に準拠した測定方法で測定した値である。また、重量平均分子量はゲルパーミエイションクロマトグラフィーの測定結果に基づいて、ポリスチレン換算で算出した値である。
実施例1(上記具体例化合物のNo.1で示される化合物の合成)
(工程1)
反応容器に2−メチルベンゾイミダゾール50部、無水フタル酸126部、安息香酸14部及びスルホラン750部を加え、180℃で14時間反応させた後、40℃まで冷却し、この反応液をメタノール2000部中に加え、「懸濁液1」を得た。「懸濁液1」をろ過して得られた「ウェットケーキ1」111部を80℃の熱風乾燥機で乾燥させることにより、下記式(11)で表される化合物を84部得た。
Figure 2019156770
(工程2)
クロロスルホン酸200部中に、工程1で得られた式(11)で表される化合物40部を5乃至10℃でゆっくり添加した後、室温で24時間反応させた。この反応液を2000部の氷中に約20分間で滴下し、析出した固体をろ過分離した。さらに得られた固体を氷200部、水800部中で懸濁洗浄し、ろ過分離することにより、下記式(12)で表される化合物を含む「ウェットケーキ2」201部を得た。
Figure 2019156770
(工程3)
工程2で得られた式(12)で表される化合物を含む「ウェットケーキ2」201部を水520部に懸濁させた後、N,N−ジエチルエチレンジアミンを89部加え室温で三時間撹拌した。懸濁液をろ過して得られた固体を水500部で懸濁洗浄し、「懸濁液2」を得た。「懸濁液2」をろ過分離することにより得た「ウェットケーキ3」193部を80℃の熱風乾燥機で乾燥させることにより、具体例化合物No.1で示される化合物54部を得た。該化合物の極大吸収波長λmaxは354nm(NMP)であった。
合成例1(下記式(15)で表される比較用化合物の合成)
(工程4)
クロロスルホン酸100部中に、下記式(13)で表される化合物10部を5乃至10℃でゆっくり添加した後、チオニルクロリド21部を加え、室温で22時間反応させた。その後50℃でさらに12時間反応させ、この反応液を520部の氷中に約15分間で滴下し、析出した固体をろ過分離し、下記式(14)で表される化合物を含む「ウェットケーキ4」56.4部を得た。
Figure 2019156770
(工程5)
工程4で得られた式(14)で表される化合物を含む「ウェットケーキ4」56.4部を水200部に懸濁させた後、N,N−ジエチルエチレンジアミンを20部加え室温で2時間撹拌した。懸濁液をろ過して得られた固体を水200部で懸濁洗浄し、「懸濁液2」を得た。「懸濁液3」をろ過分離することにより得た「ウェットケーキ5」54部を80℃の熱風乾燥機で乾燥させることにより、下記式(15)で表される比較用化合物(特許文献7の式(1)に包含される化合物)10.7部を得た。
Figure 2019156770
合成例2(樹脂分散剤溶液Aの調整)
1Lの四つ口フラスコにシクロペンタノン235部、メタクリル酸14.7部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル13.3部、メタクリル酸ベンジル72部、パーブチルRTMO(日本油脂株式会社製)3部を仕込み、窒素ガス注入下80℃まで昇温し、78乃至80℃でそのまま4時間攪拌した。反応終了後、室温まで冷却し、無色透明で均一な樹脂分散剤溶液Aを得た。得られた樹脂分散剤のポリスチレン換算重量平均分子量は18600であり、酸価は98であった。尚、本明細書において上付きのRTMは登録商標を意味する。
実施例2(本発明の顔料組成物の調製)
有機顔料としてC.I.ピグメントレッド254 2.0部、本発明の化合物として実施例1で得られたNo.1で示される化合物0.3部、樹脂分散剤として合成例2で得られた樹脂分散剤溶液A2.7部、溶剤としてシクロヘキサノン15部を配合し、プレミキシングの後、0.3mmのジルコニアビーズを用いて、ペイントシェーカーで60分間分散した。
比較例1(比較用の顔料組成物の調製)
実施例1で得られたNo.1で示される化合物の代わりに合成例1で得られた式(15)で表される比較用化合物を用いたこと以外は実施例2と同じ方法で顔料組成物を調製した。
比較例2(比較用の顔料組成物の調製)
実施例1で得られたNo.1で示される化合物を用いず、かつシクロヘキサノンの量を15.3部に変更したこと以外は実施例2と同じ方法で顔料組成物を調製した。
(顔料組成物の微細化評価)
上記実施例2及び比較例1、2の顔料組成物について、得られた分散液20部をシクロヘキサノン20部で希釈し、250μmのポリプロピレン製のメッシュでろ過して、下記の評価基準で顔料組成物の微細化度合いを評価した。結果を表1に示した。
・評価基準
ろ過完結まで5分未満:○
ろ過完結まで5分以上30分以下:△
30分経ってもろ過完結せず:×
Figure 2019156770
表1から明らかなように、実施例2の顔料組成物は、本顔料誘導体を添加しない比較例2や特許文献7の式(1)に包含される比較用の化合物を添加した比較例1と比べてろ過性が良い。すなわち、実施例2は比較例1,2よりも顔料が微細化できているものと考えられ、実際に使用する際の作業性並びにレジストやインクの品質を損なわないものである。
本発明のベンゾアゾール化合物用いることにより、凝集、沈降することなく、微粒子化・高濃度化することが可能であり、顔料誘導体は、カラーフィルター用レジストやインクジェット用インクの着色剤として、安定な分散体を得るために非常に有用である。


Claims (10)

  1. 下記式(1)
    Figure 2019156770
    (式(1)中、R1乃至R8のいずれか1つは式(2)
    Figure 2019156770
    (式(2)中、R10は、水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を、R11及びR12はそれぞれ独立に炭素数1乃至4のアルキル基を表す。また、R10とR11が互いに結合して環を形成してもよく、R11とR12が互いに結合して環を形成してもよい。Yは二価の連結基−SO−又は−CO−を表す。Zは炭素数1乃至6のアルキレン基又はアリーレン基を表す。)
    で表される置換基を、残りの7つは水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表す。Xは酸素原子、硫黄原子又は二価の連結基−NR9−を表す。Rは水素原子又は炭素数1乃至4のアルキル基を表す。)で表される構造を有するベンゾアゾール化合物。
  2. Yが二価の連結基−SO−であり、かつZが炭素数1乃至6のアルキレン基である請求項1に記載のベンゾアゾール化合物。
  3. 1乃至Rのいずれか1つが式(2)で表される置換基で、残りの7つが水素原子であり、かつXが硫黄原子又は二価の連結基−NH−である請求項1又は2に記載のベンゾアゾール化合物。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のベンゾアゾール化合物、有機顔料及び樹脂分散剤を含有する顔料組成物。
  5. 樹脂分散剤が酸性基を有する樹脂分散剤である請求項4に記載の顔料組成物。
  6. 有機顔料100質量部に対するベンゾアゾール化合物の添加量が1乃至50質量部である請求項4又は5に記載の顔料組成物。
  7. 有機顔料がジケトピロロピロール骨格を有する顔料である請求項4乃至6のいずれか一項に記載の顔料組成物。
  8. 請求項4乃至7のいずれか一項に記載の顔料組成物及び重合性化合物を含有するカラーレジスト。
  9. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のベンゾアゾール化合物を含有するインクジェット用インク組成物。
  10. 少なくとも一種以上の有機溶剤を含有する請求項9に記載のインクジェット用インク組成物。


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