JP2019155243A - 磁気分離装置 - Google Patents
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Description
(1)流体中の磁性材料を含む懸濁物粒子を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、所定間隔離れて配置された強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体を含み、
前記第1の強磁性体又は前記第2の強磁性体に付着した第1の懸濁物粒子が、前記磁場により磁性を帯びることにより前記第1の懸濁物粒子に第2の懸濁物粒子が付着し、更に、前記磁場により磁性を帯びることにより前記第2の懸濁物粒子に第3の懸濁物粒子が付着し、更に、同様な関係が第4以降の懸濁物粒子について生じることにより、前記第1の強磁性体又は前記第2の強磁性体から、前記第2の強磁性体又は前記第1の強磁性体へと、複数の懸濁物粒子による橋架けが生じ得るように、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向に対する方向及び前記間隔が選択され、前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体が配置されるように構成される、磁気分離装置。
(2)前記第1の強磁性体は、直径が0.3mmから2mmの第1の針金部分を含み、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、
前記第2の強磁性体は、直径が0.3mmから2mmの第2の針金部分を含み、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、
前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体は、実質的に互いに平行であり、
前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体の最短連結線分の長さは、5mm以下であり、
前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面に対して、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向について、それぞれ、方位角成分及び仰角成分に分離したときに、それぞれの仰角成分が、30度以下であり、前記磁場の1つの方向の方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、上記(1)に記載の磁気分離装置。
(3)前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面が、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向を実質的に含むように、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向のそれぞれの仰角成分が、30度以下である、上記(2)に記載の磁気分離装置。
(4)前記マトリックスにおいて、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分は、それぞれ、平金網を構成する、上記(2)又は(3)に記載の磁気分離装置。
(5)前記流体の流れの方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、上記(2)から(4)のいずれかに記載の磁気分離装置。
(6)前記磁場の1つの方向の方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、上記(2)から(5)のいずれかに記載の磁気分離装置。
(7)前記流体の流れの方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、上記(5)に記載の磁気分離装置。
(8)前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面において、前記最短連結線分が、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分に対して実質的に垂直である、上記(2)から(7)のいずれかに記載の磁気分離装置。
(9)前記マトリックスは、
前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分を含む第1のマトリックス要素と、
第2のマトリックス要素と、を含み、
前記第2のマトリックス要素は、
直径が0.3mmから2mmの第A1の針金部分及び第A2の針金部分と、を含み、
前記第A1の針金部分及び前記第A2の針金部分が、前記第1のマトリックス要素の前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分と同じ関係となるように配置・構成され、
前記第A1の針金部分及び第A2の針金部分がそれぞれ強磁性体を含み、
前記第1のマトリックス要素及び前記第2のマトリックス要素は、前記流体が前記第1のマトリックス要素から流出する出口、及び、前記出口から流れる流体が入る入口を、それぞれ含み、前記第1のマトリックス要素の出口及び前記第2のマトリックス要素の入口の間が少なくとも5mm隔てられている、上記(2)から(8)の何れかに記載の磁気分離装置。
(10)流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、強磁性体を含む針金で編んだ少なくとも2つの網を含み、
前記少なくとも2つの網を構成する少なくとも1つの針金は、直径が0.3mmから2mmであり、
前記少なくとも2つの網の少なくとも1つの目開きは、前記少なくとも1つの針金の直径の2から4倍であり、
前記少なくとも2つの網は、それぞれの網の面が前記流体の流れの方向に実質的に垂直に配置され、
前記少なくとも2つの網は、前記流体の流れの方向に沿って1mmから5mmの距離を隔てて、前記少なくとも2つの網の前記少なくとも1つの目開きが、それぞれ、共通するように配置され、
前記支持部材は、前記流体の流れを規定する壁の少なくとも一部を構成する、磁気分離装置。
(11)流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体を含み、前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体の最短連結線分は連結方向を有し、前記連結方向は、前記1つの方向に対して30度以下であり、
前記流体の流れの方向が、前記連結方向に対して30度以下であり、前記第1の強磁性体が、前記流体の流れにおいて、前記第2の強磁性体よりも上流側にあり、
前記連結方向に沿った前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体のそれぞれの投影像が重なり部分を含む、磁気分離装置。
(12)前記最短連結線分の長さが、前記第1の強磁性体の前記投影像の面積の64倍以下である、上記(11)に記載の磁気分離装置。
(13)前記流体が、150℃以上で15気圧以上の水を含む、上記(1)から(12)のいずれかに記載の磁気分離装置。
(14)上記(1)から(13)のいずれかに記載の磁気分離装置を備える火力発電所のボイラー給水系。
(15)上記(1)から(13)のいずれかに記載の磁気分離装置を備える加圧水型原子力発電プラントの二次給水系。
(16)流体中の磁性材料を含む懸濁物を分離する方法であって、
前記流体が流れる流路と、前記流路内において1つの方向に磁力線を発生させる磁気発生装置と、前記1つの方向に沿うように配置された強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体からなるマトリックスと、前記第1の及び第2の強磁性体を前記流路内に、前記流体の流れに抗して及び前記磁力に抗して、保持する支持体とを含む磁気分離装置を、前記流体が流れる流路に前記第1の強磁性体が前記第2の強磁性体の上流側になるように配置し、
前記磁気発生装置により、前記流路内において前記1つの方向に磁場を発生させ、
前記第1の強磁性体の下流側に懸濁物を付着させ、その付着した懸濁物の下流側に更に懸濁物を付着させ、
前記付着した懸濁物に更に懸濁物を付着させる工程を繰り返して、前記第2の強磁性体の上流側に到達させ、前記第1及び第2の強磁性体の間に前記懸濁物からなる付着物で橋架けして、懸濁物を懸濁液から分離する方法。
(17)前記流体が、150℃以上で15気圧以上の水を含む、上記(16)に記載の方法。
(18)前記磁気発生装置を、前記流路から断熱可能に隔離されるように配置する、上記(17)に記載の方法。
(19)前記支持体は、前記流路を規定する壁により支持される、上記(17)又は(18)に記載の方法。
(20)前記流路、磁気発生装置、前記マトリックス、及び前記支持体を、火力発電所のボイラー給水系の配管の少なくとも一部に備える、上記(17)から(19)のいずれかに記載の方法。
(21)前記流路、磁気発生装置、前記マトリックス、及び前記支持体を、加圧水型原子力発電プラントの二次給水系の配管の少なくとも一部に備える、上記(17)から(19)のいずれかに記載の方法。
マトリックスの構成を変えた実験を行い捕獲率の変化を調べた。粒径3.5μmのマグネタイト粒子を水に懸濁させた懸濁液を流して、構造を変えたマトリックスの捕獲の様子を比較した。図25はその代表的なサンプルの結果をまとめたものである。またその実験での、圧力損失の変化を図26に示した。横軸は実験開始からのマグネタイト粒子の投入量である。捕獲率の定義は以下である。
捕獲率=1−(流出濃度/流入濃度) (式1)
サンプル1 ●:針金直径0.34 mm、左右間隔0.9 mm、 前後間隔5mm
サンプル2 ▲:針金直径0.5 mm、左右間隔1.3mm、 前後間隔 2 mm
サンプル3 ■:針金直径1.0mm、 左右間隔3.2 mm、前後間隔 2mm
サンプル4 ×:針金直径0.34 mmを従来の方法で充填
y=A・exp(−x/L) (式2)
上記の室温での実験データを基に200℃の水の物性値を使って、磁気分離のシミュレーションソフトを用いて高温での性能を評価した。
(1)流体中の懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、 前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、 前記マトリックスは、 直径が0.3mmから2mmの第1の針金部分と、 前記1つの方向に沿って5mm以下の距離を隔てて配置される直径が0.3mmから2mmの第2の針金部分と、を含み、 前記第1の針金部分及び第2の針金部分がそれぞれ強磁性体を含み、 前記第1の針金部分は、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、前記1つの方向に対して実質的に垂直に配置され、 前記第2の針金部分は、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、前記1つの方向に対して実質的に垂直に配置され、 前記第1の針金部分及び第2の針金部分が互いに実質的に平行であり、 前記第1の針金部分及び第2の針金部分の連結方向を有する最短連結線分がそれぞれの軸方向に対して垂直である、磁気分離装置。
(2)前記マトリックスにおいて、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分は、それぞれ、平金網を構成する、上記(1)に記載の磁気分離装置。
(3)前記流体は、前記1つの方向に対して実質的に平行な方向に流れる速度成分を少なくとも前記第1の針金部分及び第2の針金部分近傍に備える、上記(1)又は(2)に記載の磁気分離装置。
(4)前記延伸方向を規定できるだけの長さは、直径の2倍以上である、上記(1)から(3)の何れかに記載の磁気分離装置。
(5)前記支持部材は、前記流体の流れを規定する壁の少なくとも一部により支持される、上記(1)から(4)の何れかに記載の磁気分離装置。
(6)前記マトリックスは、 前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分を含む第1のマトリックス要素と、 第2のマトリックス要素と、を含み、 前記第2のマトリックス要素は、 直径が0.3mmから2mmの第A1の針金部分と、 前記1つの方向に沿って5mm以下の距離を隔てて配置される直径が0.3mmから2mmの第A2の針金部分と、を含み、 前記第A1の針金部分及び第A2の針金部分がそれぞれ強磁性体を含み、 前記第A1の針金部分及び前記第A2の針金部分が、それぞれ、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、互いに実質的に平行であり、そして、前記1つの方向に対して実質的に垂直に配置され、 前記第1のマトリックス要素及び前記第2のマトリックス要素は、前記流体が前記第1のマトリックス要素から流出する出口、及び、前記出口から流れる流体が入る入口を、それぞれ含み、前記第1のマトリックス要素の出口及び前記第2のマトリックス要素の入口の間が少なくとも5mm隔てられている、上記(1)から(5)の何れかに記載の磁気分離装置。
(7)流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、 前記磁場発生装置は、磁石を含み、 前記マトリックスは、強磁性体を含む針金で編んだ少なくとも2つの網を含み、 前記少なくとも2つの網を構成する少なくとも1つの針金は、直径が0.3mmから2mmであり、 前記少なくとも2つの網の少なくとも1つの目開きは、前記少なくとも1つの針金の直径の2から4倍であり、 前記少なくとも2つの網は、それぞれの網の面が前記流体の流れの方向に実質的に垂直に配置され、 前記少なくとも2つの網は、前記流体の流れの方向に沿って1mmから5mmの距離を隔てて、前記少なくとも2つの網の前記少なくとも1つの目開きが、それぞれ、共通するように配置され、 前記支持部材は、前記流体の流れを規定する壁の少なくとも一部を構成する、磁気分離装置。
(8)流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、 前記磁場発生装置は、磁石を含み、 前記マトリックスは、強磁性体を含む針金で編んだ少なくとも1つの網を含み、 前記少なくとも2つの網を構成する少なくとも1つの針金は、直径が0.3mmから2mmであり、 前記少なくとも2つの網の少なくとも1つの目開きは、前記少なくとも1つの針金の直径の2から4倍であり、 前記支持部材は、前記流体の流れを規定する壁の少なくとも一部を構成する、磁気分離装置。
(9)前記循環水が、150℃以上で15気圧以上の水である、上記(1)から(8)のいずれかに記載の磁気分離装置。
(10)上記(1)から(8)のいずれかに記載の磁気分離装置を備える火力発電所のボイラー給水系。
(11)上記(1)から(8)のいずれかに記載の磁気分離装置を備える加圧水型原子力発電プラントの二次給水系。
10 磁気分離装置
11、11−1、11−2 連結方向
12、212 流体の流れの方向
12b 管壁
13 懸濁物
14、214 磁場の1つの方向
16、216 第1の強磁性体
17、19 磁石
17a、19a 磁力線
18、218 第2の強磁性体
20、22 支持部材
23 磁場発生装置
26、28、30、32、34、36、38、46、48、50、52、54 付着物
116、117、118、119、120、121 強磁性体
221、221a、221b 堆積領域
Claims (21)
- 流体中の磁性材料を含む懸濁物粒子を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、所定間隔離れて配置された強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体を含み、
前記第1の強磁性体又は前記第2の強磁性体に付着した第1の懸濁物粒子が、前記磁場により磁性を帯びることにより前記第1の懸濁物粒子に第2の懸濁物粒子が付着し、更に、前記磁場により磁性を帯びることにより前記第2の懸濁物粒子に第3の懸濁物粒子が付着し、更に、同様な関係が第4以降の懸濁物粒子について生じることにより、前記第1の強磁性体又は前記第2の強磁性体から、前記第2の強磁性体又は前記第1の強磁性体へと、複数の懸濁物粒子による橋架けが生じ得るように、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向に対する方向及び前記間隔が選択され、前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体が配置されるように構成される、磁気分離装置。 - 前記第1の強磁性体は、直径が0.3mmから2mmの第1の針金部分を含み、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、
前記第2の強磁性体は、直径が0.3mmから2mmの第2の針金部分を含み、その延伸方向を規定できるだけの長さを持ち、
前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体は、実質的に互いに平行であり、
前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体の最短連結線分の長さは、5mm以下であり、
前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面に対して、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向について、それぞれ、方位角成分及び仰角成分に分離したときに、それぞれの仰角成分が、30度以下であり、前記磁場の1つの方向の方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、請求項1に記載の磁気分離装置。 - 前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面が、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向を実質的に含むように、前記磁場の1つの方向及び前記流体の流れの方向のそれぞれの仰角成分が、30度以下である、請求項2に記載の磁気分離装置。
- 前記マトリックスにおいて、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分は、それぞれ、平金網を構成する、請求項2又は3に記載の磁気分離装置。
- 前記流体の流れの方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、請求項2から4の何れかに記載の磁気分離装置。
- 前記磁場の1つの方向の方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、請求項2から5のいずれかに記載の磁気分離装置。
- 前記流体の流れの方位角成分が前記最短連結線分を基準に30度以下であるように、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分が配置・構成される、請求項5に記載の磁気分離装置。
- 前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分により規定される平面において、前記最短連結線分が、前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分に対して実質的に垂直である、請求項2から7のいずれかに記載の磁気分離装置。
- 前記マトリックスは、
前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分を含む第1のマトリックス要素と、
第2のマトリックス要素と、を含み、
前記第2のマトリックス要素は、
直径が0.3mmから2mmの第A1の針金部分及び第A2の針金部分と、を含み、
前記第A1の針金部分及び前記第A2の針金部分が、前記第1のマトリックス要素の前記第1の針金部分及び前記第2の針金部分と同じ関係となるように配置・構成され、
前記第A1の針金部分及び第A2の針金部分がそれぞれ強磁性体を含み、
前記第1のマトリックス要素及び前記第2のマトリックス要素は、前記流体が前記第1のマトリックス要素から流出する出口、及び、前記出口から流れる流体が入る入口を、それぞれ含み、前記第1のマトリックス要素の出口及び前記第2のマトリックス要素の入口の間が少なくとも5mm隔てられている、請求項2から8の何れかに記載の磁気分離装置。 - 流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、強磁性体を含む針金で編んだ少なくとも2つの網を含み、
前記少なくとも2つの網を構成する少なくとも1つの針金は、直径が0.3mmから2mmであり、
前記少なくとも2つの網の少なくとも1つの目開きは、前記少なくとも1つの針金の直径の2から4倍であり、
前記少なくとも2つの網は、それぞれの網の面が前記流体の流れの方向に実質的に垂直に配置され、
前記少なくとも2つの網は、前記流体の流れの方向に沿って1mmから5mmの距離を隔てて、前記少なくとも2つの網の前記少なくとも1つの目開きが、それぞれ、共通するように配置され、
前記支持部材は、前記流体の流れを規定する壁の少なくとも一部を構成する、磁気分離装置。 - 流体の中の磁性材料を含む懸濁物を分離する、磁場発生装置と、マトリックスと、及び前記流体に対して前記マトリックスを支持する支持部材とを含む磁気分離装置において、
前記磁場発生装置は前記流体内に1つの方向に磁場を発生させることができ、
前記マトリックスは、強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体を含み、前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体の最短連結線分は連結方向を有し、前記連結方向は、前記1つの方向に対して30度以下であり、
前記流体の流れの方向が、前記連結方向に対して30度以下であり、前記第1の強磁性体が、前記流体の流れにおいて、前記第2の強磁性体よりも上流側にあり、
前記連結方向に沿った前記第1の強磁性体及び前記第2の強磁性体のそれぞれの投影像が重なり部分を含む、磁気分離装置。 - 前記最短連結線分の長さが、前記第1の強磁性体の前記投影像の面積の64倍以下である、請求項11に記載の磁気分離装置。
- 前記流体が、150℃以上で15気圧以上の水を含む、請求項1から12のいずれかに記載の磁気分離装置。
- 請求項1から13のいずれかに記載の磁気分離装置を備える火力発電所のボイラー給水系。
- 請求項1から13のいずれかに記載の磁気分離装置を備える加圧水型原子力発電プラントの二次給水系。
- 流体中の磁性材料を含む懸濁物を分離する方法であって、
前記流体が流れる流路と、前記流路内において1つの方向に磁力線を発生させる磁気発生装置と、前記1つの方向に沿うように配置された強磁性材料からなる第1の強磁性体及び第2の強磁性体からなるマトリックスと、前記第1の及び第2の強磁性体を前記流路内に、前記流体の流れに抗して及び前記磁力に抗して、保持する支持体とを含む磁気分離装置を、前記流体が流れる流路に前記第1の強磁性体が前記第2の強磁性体の上流側になるように配置し、
前記磁気発生装置により、前記流路内において前記1つの方向に磁場を発生させ、
前記第1の強磁性体の下流側に懸濁物を付着させ、その付着した懸濁物の下流側に更に懸濁物を付着させ、
前記付着した懸濁物に更に懸濁物を付着させる工程を繰り返して、前記第2の強磁性体の上流側に到達させ、前記第1及び第2の強磁性体の間に前記懸濁物からなる付着物で橋架けして、懸濁物を懸濁液から分離する方法。 - 前記流体が、150℃以上で15気圧以上の水を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記磁気発生装置を、前記流路から断熱可能に隔離されるように配置する、請求項17に記載の方法。
- 前記支持体は、前記流路を規定する壁により支持される、請求項17又は18に記載の方法。
- 前記流路、磁気発生装置、前記マトリックス、及び前記支持体を、火力発電所のボイラー給水系の配管の少なくとも一部に備える、請求項17から19のいずれかに記載の方法。
- 前記流路、磁気発生装置、前記マトリックス、及び前記支持体を、加圧水型原子力発電プラントの二次給水系の配管の少なくとも一部に備える、請求項17から19のいずれかに記載の方法。
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