JP2019154773A - 遊技機 - Google Patents

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Yohei Itaya
洋平 板谷
和成 長尾
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和成 長尾
一寛 中村
Kazuhiro Nakamura
一寛 中村
有 横田
Tamotsu Yokota
有 横田
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Abstract

【課題】 球検出手段が本来検出すべき正規の遊技球を検出できるようにする。【解決手段】 発射手段17により発射されて遊技領域42へと打ち込まれる遊技球を検出する球検出手段49と、球検出手段49の球検出信号が所定時間オン状態のときに遊技球の検出と判定する球検出判定手段155とを備える。球検出判定手段155は、メインループ割り込みの時間間隔を基準とし、割り込み毎の球検出信号のオン状態が所定回数のときに遊技球の検出と判定する。球検出手段49の誤検出を防止する誤検出防止手段156を備える。誤検出防止手段156は、球検出手段49が遊技球を通過してから所定時間を不感応時間Xとし、不感応時間X中は遊技球の検出出力を出さない。【選択図】 図14

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機を設置する遊技ホールにおいて、管理装置により管理する管理項目の一つとして、一般にベースと称される通常の遊技状態における出球率がある。このベースは、発射手段により発射されて遊技盤の遊技領域に打ち込まれた遊技球の打ち込み個数と、遊技領域の大入賞手段を除く入賞手段に遊技球が入賞して払い出し手段により賞球として払い出された遊技球の払い出し個数との比率で算出される。
このベースを算出するためには、遊技において実際に遊技領域に打ち込まれた遊技球の打ち込み個数を計数する必要がある。そこで、従来の遊技機では、発射手段により発射された遊技球を検出する発射球検出手段と、遊技領域に入らずに戻ったファール球を検出するファール球検出手段とを設け、発射手段が遊技球を発射すれば、その遊技球を発射球検出手段で検出して順次加算し、遊技領域に入らずに戻ったファール球があれば、そのファール球をファール球検出手段で検出して減算し、実際に遊技領域に打ち込まれた遊技球の打ち込み個数を把握するようにしている(特許文献1)。
特願2014−184244号
従来の遊技機では、発射球検出手段とファール球検出手段とが遊技球を検出する毎に加減算して、遊技において実際に遊技領域に打ち込まれた遊技球の打ち込み個数を計数しているため、発射球検出手段とファール球検出手段との二つの検出手段が必要であり、またハーネスを引き回す必要があって、構造的に複雑になるという問題がある。
そこで、発射手段により発射された遊技球を遊技領域へと案内する球案内通路の球出口部側に球検出手段を設け、この球検出手段により遊技領域に打ち込まれる遊技球を検出することが考えられている。
このようにすれば、球検出手段が一つでよいので、構造の簡素化を図ることができる。しかし、球検出手段を球出口部に配置しているため、遊技領域へと打ち込まれる遊技球の他、球出口部まで到達した後に失速してファール球となる遊技球も検出する恐れがあり、また一旦遊技領域内に打ち込まれた後に、遊技領域内のセンターケースの上部等に衝突して球検出手段側に跳ね返ってきた遊技球を検出する等の問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、球検出手段が本来検出すべき正規の遊技球を検出できるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、発射手段により発射されて遊技領域へと打ち込まれる遊技球を検出する球検出手段を備えた遊技機において、前記球検出手段の検出信号が所定時間オン状態のときに遊技球の検出と判定する球検出判定手段を備えたものである。
前記球検出判定手段は、メインループ割り込みの時間間隔を基準とし、前記割り込み毎の前記検出信号のオン状態が所定回数のときに遊技球の検出と判定してもよい。前記球検出手段が遊技球を通過してから所定時間を不感応時間とし、前記不感応時間中は遊技球の検出出力を出さないようにしてもよい。前記不感応時間は、前記発射手段からの遊技球を検出する発射球検出間隔から、少なくとも前記球検出手段の発射球の検出後にその発射球が前記球検出手段側に戻るまでに要するチャタリング時間又は発射間隔最小時間を差し引いた時間であることが望ましい。
本発明によれば、球検出手段が本来検出すべき正規の遊技球を検出できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 同遊技盤を装着した状態の前枠の正面図である。 同外枠、前枠の分解斜視図である。 同戻り球防止手段、球検出手段等の分解斜視図である。 同戻り球防止手段、球検出手段等の正面図である。 同戻り球防止手段周辺の斜視図である。 同要部の正面断面図である。 同要部の正面断面図である。 同要部の側面断面図である。 同要部の平面断面図である。 同要部の側面断面図である。 同通路部材の要部の正面図である。 同通路部材の要部の平面断面図である。 同制御系のブロック図である。 同説明図である。 同説明図である。 同球検出処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示す要部の正面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す要部の正面断面図である。 同要部の平面断面図である。 本発明の第4の実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図17は本発明をパチンコ機1に採用した第1の実施形態を例示している。パチンコ機1は、図1〜図3に示すように、遊技島に固定される矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に配置される前枠3とを備え、その前枠3の前側に前扉4が開閉自在に配置されている。なお、外枠2、前枠3、前扉4により遊技機本体が構成されている。
前枠3は第1ヒンジ5を介して外枠2に開閉及び着脱自在に枢着され、前扉4は第2ヒンジ6を介して前枠3に開閉及び着脱自在に枢着されており、これら前枠3及び前扉4はヒンジ5,6と反対側の施錠手段7によって外枠2、前枠3に対して閉状態で施錠可能となっている。
外枠2は、左右一対の縦枠材9と、この縦枠材9の上端間を左右に連結する上横枠材10と、縦枠材9の下端間を左右に連結する下横枠材11と、下横枠材11の前側に前向きに配置され且つ左右の縦枠材9を連結する飾り部材12とにより矩形状に形成されている。
前枠3には、図2、図3に示すように、上部側に遊技盤装着部14が、下部側に下部装着部15が夫々設けられており、その遊技盤装着部14には遊技盤16が着脱自在に装着され、また下部装着部15には発射手段17と下部スピーカ18とが左右に配置されている。
発射手段17は遊技球を1個ずつ遊技盤16側へと発射するためのものであり、下部装着部15の左右方向の略中央に配置された発射板20と、発射板20に固定された発射レール21と、発射レール21上の遊技球を発射位置に規制する規制部22と、発射板20に前後方向に駆動軸23を介して枢支され且つ発射レール21上の遊技球を発射方向に打撃する打撃槌24と、駆動軸23を介して打撃槌24を駆動する駆動ソレノイド等の発射駆動手段25とを備えている。
前扉4は、図1に示すように、遊技盤16の遊技領域42を視認可能な視認窓28と、視認窓28の下側に配置された前下部ユニット(皿ユニット)29とが設けられている。視認窓28は遊技領域42を視認可能にガラスユニット30(図9〜図11参照)を有し、視認窓28の外周側には上部スピーカ31と中間スピーカ32とが上下左右に配置されている。
前下部ユニット29は中央部が前側に突出する平面視略三角形状である。この前下部ユニット29には操作演出用の演出操作ボタン33と、発射用の遊技球を貯留する上皿(発射球貯留部)34と、余剰球を貯留する下皿(余剰球貯留部)35とが上下に設けられ、また演出操作ボタン33に対して下皿35と反対側で下部スピーカ18の前側に発射操作用の発射ハンドル36が設けられている。
上皿34は演出操作ボタン33の左右一側から後側に跨がって形成されており、遊技者が発射ハンドル36を把持して回動操作したときに、球送り手段(図示省略)を介して発射手段17の発射レール21上に遊技球を1個ずつ供給可能である。なお、発射手段17は発射ハンドル36の操作量に応じた打撃力で発射レール21上の遊技球を遊技盤16側に発射可能である。下皿35は上皿34から溢流した溢流球、ファール球を余剰球として貯留可能である。
なお、前扉4は視認窓28及びガラスユニット30等を備えた上部側のガラス扉と、上皿34、下皿35、演出操作ボタン33及び発射ハンドル36等を備えた下部側の開閉扉とに二分割して、ガラス扉と開閉扉とが別々に開閉するように構成することも可能である。ガラスユニット30は前後2枚のガラス板37と、この2枚のガラス板37の外周側を保持する保持部材(図示省略)とを備えている。
遊技盤16はそのヒンジ5,6側の端部が遊技盤装着部14内で係合部40に係合され、反対側の端部が上下一対のロック手段41によりロックされている。遊技盤16を遊技盤装着部14に対して装着する場合にはヒンジ5,6側の端部を係合部40に係合させた状態で、ヒンジ5,6側の端部を回動中心として他端側を遊技盤装着部14側へと押し込んだ後、ロック手段41により遊技盤16の端部をロックすればよい。遊技盤16を取り外す場合には逆の順次で行う。
遊技盤16には、発射手段17によって発射された遊技球を遊技領域42の上部側へと案内する外ガイドレール43と内ガイドレール44とが環状に装着されている。また遊技領域42の中央部には液晶式等の画像表示手段50と、この画像表示手段50の前側に対応するセンターケース51とが前後に相対応して遊技盤16に装着されている。画像表示手段50は液晶式等であって、演出図柄表示手段52、操作誘導表示手段53等を構成している。なお、演出図柄表示手段52は回転リール式であってもよい。
遊技領域42にはセンターケース51の左右両側に左打ち通路38と右打ち通路39とが設けられており、遊技領域42に打ち込まれた遊技球はその左打ち通路38と右打ち通路39との何れかを経て下側へと流下するようになっている。また遊技領域42には左打ち通路38の下側近傍に普通入賞手段54が配置され、右打ち通路39側の途中に普通図柄始動手段55が、右打ち通路39の下側近傍に大入賞手段56が夫々配置されている。センターケース51の下側には特別図柄始動手段57が配置されている。なお、遊技盤16の前面には遊技領域42等の外周に外飾り部材59が配置されている。
外ガイドレール43はステンレス等の金属製である。内ガイドレール44は合成樹脂製であり、遊技盤16の前面に当接して複数箇所の取り付けネジ60により遊技盤16に固定されている。外ガイドレール43と内ガイドレール44は内外方向に所定の間隔を置いて配置され、その両ガイドレール43,44間に球案内通路45が形成されている。
球案内通路45は発射手段17からの遊技球を下端側の球受入れ部46で受け入れて、その遊技球を上端側の球出口部47から遊技領域42の上部側へと案内するようになっており、球受入れ部46の幅が広く、球出口部47の幅が狭くなっている。球案内通路45の球出口部47側の端部には遊技領域42から球案内通路45側への遊技球の戻りを防止する戻り球防止手段48と、遊技領域42に打ち込まれる遊技球を戻り球防止手段48を介して検出する球検出手段49とが内ガイドレール44の端部側に対応して設けられている。
センターケース51は画像表示手段50の表示画面に対応する表示窓61と、遊技盤16の前面に当接して遊技盤16から前側に突出し且つ表示窓61を取り囲むケース本体部62と、ケース本体部62と内ガイドレール44との間に配置された通路部材63とを有し、ケース本体部62の前面に普通図柄表示手段64、特別図柄表示手段65等が設けられている。なお、通路部材63はセンターケース51とは別に設けてもよい。
ケース本体部62には左打ち通路38と右打ち通路39との境界となる球衝突頂部66が上端側の左右略中央に設けられ、この球衝突頂部66に衝突した遊技球は左打ち通路38を、球衝突頂部66の上側を通過した遊技球は右打ち通路39を夫々流下するようになっている。ケース本体部62の下部側には、左打ち通路38を流下する遊技球が入球可能なワープ口67と、表示窓61の下側に配置され且つワープ口67に入球した遊技球を特別図柄始動手段57の上側近傍へと落下させるステージ部68とが設けられている。
通路部材63は遊技盤16の前面に装着される装着部材の一例であって、図1、図2、図4に示すように、左打ち通路38側で遊技盤16の前面に当接する板状の通路後壁部71と、通路後壁部71の内周縁からケース本体部62の外周縁に沿って前側に突出する通路内周壁部72と、通路後壁部71の外周縁から内ガイドレール44の内側に沿って前側に突出する通路外周壁部73と、通路後壁部71の外周縁から後側に突出して遊技盤16の開口部の内周縁74の内側に配置される補強壁部75とを一体に備えている。通路後壁部71は複数箇所の取り付けネジ76により遊技盤16の前面に着脱自在に固定されている。
通路後壁部71と通路内周壁部72と通路外周壁部73との間には、左打ち通路38の上部側を構成する流下通路70が形成されている。通路後壁部71は球案内通路45の球出口部47及び戻り球防止手段48よりも上側に突出し且つ遊技盤16の前面に当接する当接壁77aを備え、その当接壁77aの前側が球打ち込み部77となっている。
球打ち込み部77の当接壁77aには、遊技球を左打ち通路38に集中させる左打ち時に、その遊技球が衝突する突起状の衝突部78が設けられている。また通路後壁部71には、図8、図13に示すように、遊技盤16から前側に離間して略平行に配置された通路壁71aと、球打ち込み部77の当接壁77aから通路壁71aへと傾斜する傾斜壁71bとが設けられている。
通路壁71a、傾斜壁71bは球打ち込み部77の当接壁77aに沿ってその下側に配置されている。通路壁71aの下部側は通路部材63の下端近傍まで達している。傾斜壁71bは下側が前側に突出する傾斜状であり、球打ち込み部77内で衝突部78に衝突するか、又は衝突せずに球打ち込み部77内に打ち込まれた遊技球が落下するときに、この傾斜壁71bに衝突してその衝撃、流下速度等を緩和するようになっている。なお、傾斜壁71bに接触した遊技球は、通路内周壁部72等に沿って流下通路70へと案内されて行く。
通路壁71aの下部側には前側に突出する突起状の制限部79が、通路内周壁部72及び通路外周壁部73には屈曲状の制限部80,81が夫々設けられており、これら制限部79〜81により遊技球の流下速度を制限し緩和するようになっている。
普通図柄始動手段55は普通図柄表示手段64による図柄始動を開始させるためのもので、通過ゲートにより構成され、右打ち通路39を流下する遊技球の通過を検出するようになっている。普通図柄表示手段64は普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の二種類の普通図柄に対応する2個のLED等の発光体により構成されている。そして、この普通図柄表示手段64は普通図柄始動手段55が遊技球を検出することを条件に2個の発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段55による遊技球の検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合に、当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合に外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で夫々点滅を終了する。
特別図柄始動手段57は特別図柄表示手段65による図柄変動を開始させるためのもので、上始動入賞手段57aと下始動入賞手段57bとを上下に備えている。上始動入賞手段57aは非開閉式である。下始動入賞手段57bは遊技球が入球不可能(又は入球困難)な閉状態と入球可能(又は入球容易)な開状態とに切り換え可能な開閉式であり、普通図柄表示手段64の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、閉状態から開状態へと所定時間開放するようになっている。
特別図柄表示手段65は1個又は複数個の表示手段、例えば特別図柄を変動表示可能なセグメント式等の1個の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段57の上始動入賞手段57a又は下始動入賞手段57bに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、始動入賞手段57a,57bへの入賞時に取得した大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合に、特別図柄が所定の大当たり態様(特定態様)で、それ以外の場合に外れ態様で夫々停止する。
演出図柄表示手段52は特別図柄表示手段65による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個(例えば左右方向に3個)の演出図柄52a〜52cを各種の演出画像と共に画像表示手段50の表示画面に変動表示可能に構成されている。
この演出図柄表示手段52は特別図柄始動手段57の始動入賞手段57a,57bの何れかに遊技球が入賞した場合に、特別図柄の変動開始と同時に複数種類の変動パターンの何れかに従って演出図柄52a〜52cが変動を開始して、特別図柄の停止と同時に演出図柄52a〜52cが最終停止する。なお、演出図柄52a〜52cは特別図柄が外れ態様で停止する場合には外れ演出態様で停止し、特別図柄が大当たり態様で停止する場合には大当たり演出態様で停止する。
大入賞手段56は遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉部材56aを備えた開閉式であって、特別図柄表示手段65の変動後の特別図柄が大当たり態様となって特別利益状態が発生したときに、開閉部材56aが所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
戻り球防止手段48は、図1、図2、図4〜図6に示すように、球案内通路45の球出口部47側で内ガイドレール44の上端側に連続して配置されている。この戻り球防止手段48は、図4〜図13に示すように、遊技盤16の前面に着脱自在に装着された支持部材85と、この支持部材85に前後方向の支軸88により回動自在に枢支された戻り球防止片86と、この戻り球防止片86を戻り球防止位置Dに付勢する付勢手段87とを備え、その支持部材85に球検出手段49が基板89を介して取り付けられている。
支持部材85は遊技盤16側に装着される基部側部材90と、この基部側部材90の前側に着脱自在に取り付けられた押え側部材91とを有し、その基部側部材90と押え側部材91との間に支軸88と基板89とが着脱自在に介在されている。
基部側部材90は通路部材63の通路後壁部71に形成された切り欠き部92内で遊技盤16の前面に当接する板状の当接板部93と、当接板部93から前側に突出し且つ内ガイドレール44の外周側に略面一状に連続する外支持壁部94と、この外支持壁部94よりも内側で当接板部93から前側に突出する内支持壁部95と、外支持壁部94及び内支持壁部95を左右に連結する上壁部96及び下壁部97とを有し、当接板部93が遊技盤16の前面に位置決め突起126により位置決めされ、取り付けネジ127により着脱自在に固定されている。
押え側部材91は外支持壁部94及び内支持壁部95に前側から当接すると共に、下部側の係合突起98が下壁部97の係合部99に係合され、その係合突起98の近傍で取り付けネジ100により下壁部97側に着脱自在に固定されている。
戻り球防止片86はボス部101から上側に一体に起立状に形成されており、そのボス部101が支軸88に套嵌され、またボス部101の下側に付勢手段87と球検出手段49用の被検出部102とが設けられている。付勢手段87はボス部101に一体の保持部103に重錘104を備えている。上壁部96には戻り球防止片86を戻り球防止位置Dに規制するストッパ部105が支軸88の下側に設けられている。
戻り球防止片86は通常時には付勢手段87の重錘104の付勢により、保持部103がストッパ部105に当接して球案内通路45の球出口部47内に下側から突出した状態にあり、遊技球が通過するときには付勢手段87の重錘104に抗して遊技球の通過方向(図7のe矢示方向)に回動するようになっている。
戻り球防止片86には遊技領域42側の上端部にリブ状の球衝突部106が前後幅方向に配置され、その球衝突部106の上下両側に正面視三角形状の補強部107,108が夫々設けられている。上下の補強部107,108、特に上側の補強部107は戻り球防止片86の前後幅方向の略中央に配置されており、戻り球防止位置Dで起立状態の戻り球防止片86に遊技領域42側から遊技球が衝突した場合にも、その遊技球が戻り球防止片86上に留まらないようになっている。
戻り球防止片86が戻り球防止位置Dで起立状態にある場合、この戻り球防止片86の上端と外ガイドレール43との間隔は遊技球の直径未満であり、球案内通路45からの遊技球が通過するときには、その遊技球を感知して支軸88周りに通過方向(e矢示方向)に回動し、また球衝突部106等から跳ね返った遊技球があっても、その遊技球が戻り球となって球案内通路45内に進入しないように、戻り球防止片86がその遊技球の進入を防止するようになっている。
基板89は基部側部材90と押え側部材91との間の基板保持部109内に配置されており、外支持壁部94と内支持壁部95とに形成された支持溝94a,95aに前側から挿脱自在に挿入され、基部側部材90と押え側部材91とにより前後方向に移動しないように保持されている。基板89には基部側部材90の当接板部93側の開口110に対応してその下側に基板側コネクタ111が設けられ、その基板側コネクタ111に外部のハーネス112に接続された外部コネクタ113が着脱自在に接続されている。なお、ハーネス112は基部側部材90の補強壁部75側に設けられた係止部114に巻き掛けて係止されている。
球検出手段49はコ字状のホルダ部115に投光部116と受光部117とを相対向して備えた光学式であり、戻り球防止片86側の被検出部102が投光部116、受光部117間に出退することによって、遊技球の通過を検出するようになっている。なお、この実施形態では通常は被検出部102が投光部116と受光部117との間に進入して遮光した状態にあり、遊技球が戻り球防止片86を通過した場合に、その戻り球防止片86の動作に連動して被検出部102が投光部116と受光部117との間から外れたときに、受光部117が受光することにより遊技球の通過を検出する。
基部側部材90の内支持壁部95は戻り球防止片86のボス部101の上側近傍から球検出手段49の下側近傍に跨がる略全体を左打ち通路38側から覆うように設けられており、この内支持壁部95に近接して通路後壁部71の左打ち通路38側に衝突防止壁120,121が上下に設けられている。衝突防止壁120,121は左打ち通路38を通過する遊技球が戻り球防止手段48、球検出手段49の近傍で支持部材85の内支持壁部95側に直接衝突しないようにその衝突を防止するためのものであり、内支持壁部95に沿って上下に連続状に設けられている。
上側の衝突防止壁120は通路後壁部71の切り欠き部92側の周縁から前側に突出して一体に設けられている。上側の衝突防止壁120の上端と戻り球防止片86の球衝突部106との間隔は遊技球の直径未満であり、この上側の衝突防止壁120と戻り球防止片86の球衝突部106との間に衝突しても、遊技球が内支持壁部95側に接触しないし、また両者間で遊技球が停留しないようになっている。
下側の衝突防止壁121は通路後壁部71の前面側へと屈曲する板状の取り付け部122を有し、その取り付け部122が通路後壁部71の前面に位置決め突起123と取り付けネジ124とにより通路後壁部71に着脱自在に取り付けられている。通路後壁部71の前面には取り付け部122に対応して凹部125が形成され、この凹部125内に取り付け部122が配置され、位置決め突起123と取り付けネジ124とにより通路後壁部71に着脱自在に取り付けられている。取り付け部122の前面は、その周辺部分の通路後壁部71の前面と略面一状である。
衝突防止壁121の取り付け部122はその一部が連結押え部128となっており、この連結押え部128に対応して通路後壁部71の凹部125内に連結凹部129が形成されている。そして、基部側部材90には内支持壁部95から通路後壁部71側に突出する連結部130が当接板部93に一体に設けられ、この連結部130が連結凹部129と連結押え部128とにより前後両側から挟まれて、所定の遊びを介して通路後壁部71に連結されている。
即ち、連結部130とその前後両側の連結押え部128と連結凹部129との間には前後方向に所定の隙間が設けられている。また連結凹部129内には前側に突出する連結突起131が、連結部130には連結突起131が挿入される連結孔132が夫々設けられており、連結突起131と連結孔132との間には全周に所定の隙間が設けられている。なお、連結突起131、連結孔132は一つでもよいし、二つ以上の複数でもよい。
このように球検出手段49を含む戻り球防止手段48と通路部材63は遊技盤16に装着する前には連結部130を介して連結状態にあるため、これら全体を単一の遊技部品として取り扱い管理することができる。
また球検出手段49を含む戻り球防止手段48と通路部材63は遊技盤16に装着するに際しては戻り球防止手段48と通路部材63とが所定の遊びを介して連結状態にあるため、その遊びの範囲内で戻り球防止手段48、通路部材63を夫々の所定位置に配置することができる。そのため戻り球防止手段48と通路部材63とが連結部130を介して連結状態にあるにも拘わらず、互いに相手側の取り付け位置に関係なく適正位置に容易に配置可能である。
図14はパチンコ機1の制御系のブロック図である。図14において、主制御基板140は遊技動作を統括的に制御するもので、CPU、ROM、RAM等により構成される普通図柄処理手段141、普通利益状態発生手段142、特別図柄処理手段143、特別利益状態発生手段144、入賞処理手段145、球検出処理手段146、打ち込み個数計数手段147、ベース判定手段148、制御コマンド送信手段149等を備えている。
主制御基板140には演出制御基板150、払い出し制御基板151等の各種基板が接続され、また普通図柄表示手段64、特別図柄表示手段65等の表示手段、普通図柄始動手段55、特別図柄始動手段57、大入賞手段56、普通入賞手段54、球検出手段49等が接続されている。
普通図柄処理手段141は普通図柄表示手段64の普通図柄の変動表示処理を行うもので、普通図柄始動手段55が遊技球の通過を検出することに基づいて、当たり判定用の普通乱数情報を取得して、その取得乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに応じて当たり/外れの判定を行い、普通図柄が所定時間変動した後に判定結果に応じた停止図柄で停止するように制御する。
普通利益状態発生手段142は遊技者に有利となる普通利益状態を発生させるもので、普通図柄処理手段141の当たりの判定結果に基づいて普通図柄表示手段64の変動後の停止図柄が当たり態様となった場合に、特別図柄始動手段57の下始動入賞手段57bを複数種類の開閉パターンの何れかに従って開状態に変化させるようになっている。
特別図柄処理手段143は特別図柄表示手段65の特別図柄の変動表示処理を行うもので、特別図柄始動手段57の上始動入賞手段57a、下始動入賞手段57bの何れかが遊技球の入賞を検出することに基づいて、大当たり判定用の特別乱数情報を取得して、その取得乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かに応じて大当たり/外れの判定を行い、特別図柄が所定時間変動した後に判定結果に応じた停止図柄で停止するように制御する。なお、特別図柄始動手段57の遊技球の検出は上限保留個数(例えば4個)を限度として保留可能でる。
特別利益状態発生手段144は遊技者に有利となる特別利益状態を発生させるもので、特別図柄処理手段143の大当たり判定に基づいて特別図柄表示手段65の変動後の停止図柄が大当たり態様となった場合に、所定の開放パターンに従って大入賞手段56の開閉部材56aを開閉する特別利益状態を発生させるようになっている。
入賞処理手段145は特別図柄始動手段57、大入賞手段56、普通入賞手段54への遊技球の入賞に応じて賞球の払い出し処理を行うものである。払い出し制御基板151は入賞処理手段145の払い出し処理に従って払い出し手段152を制御するためのものであり、払い出し手段152は払い出し制御基板151の払い出し指令に従って所定数の遊技球を上皿34へと払い出すようになっている。
球検出処理手段146は球検出手段49からの球検出信号に基づいて遊技球を検出したか否かを判定し誤検出を防止する処理を行うもので、球検出判定手段155と誤検出防止手段156とを備えている。
球検出判定手段155は球検出手段49からの検出信号が所定時間X継続した場合に、球検出手段49による遊技球の正規の検出と判定するものである。この球検出判定手段155は、図15(a)に示すように、主制御基板140の制御系におけるメインループ4ms割込みを所定の基準時間tとして、その基準時間t毎の各割込み時に球検出手段49からの球検出信号を読んで、その球検出信号がLレベルからHレベルに変化したときの割込みを遊技球の検知1回目とし、そのHレベルの割込みが所定のN回(例えば4回)継続して、連続の検知回数がN回となった場合の検知N回目を以て遊技球を1個検出したものと判定するようになっている。従って、検知回数N=4の場合には、メインループ4ms割込みの場合には球検出判定手段155が1個の遊技球の検出と判断するまでに要する所定時間Xは、12ms≦X<16msとなる。
誤検出防止手段156は球検出判定手段155が遊技球を1個検出した旨の判定があっても、図15(a)(b)に示すように、その球検出判定が前の球検出判定から所定の不感応時間T内の場合には、遊技球の跳ね返りに伴うチャタリングによる誤検出として検出出力を出さない処理を行うようになっている。
即ち、遊技球を遊技領域42内に打ち込んだ後に、その遊技球が球衝突頂部66、衝突部78等に衝突して戻り球防止手段48側へと跳ね返った場合には、その衝撃によって戻り球防止片86が支軸88周りに回動して、戻り球防止片86を介して球検出手段49にチャタリング現象が生じ、球検出手段49が所定時間X継続して検出信号を出力し、球検出判定手段155が遊技球の通過と誤判定することがある。
そこで、誤検出防止手段156に不感応時間Tを設定しておき、前の球通過判定から不感応時間T内に、連続検知回数がN回となって球検出判定手段155から球検出判定があった場合でも、その誤検出防止手段156は球通過判定がチャタリングに伴う誤検出として出力を出さないようになっている。
この不感応時間TはT=T1−T2−T3−T4として算出されている。ここで、T1は球検出手段49の遊技球の検出間隔であり、発射手段17による遊技球の発射間隔と略一致する。従って、1分間に最大100個の発射個数の場合にはT1=600msとなる。T2は球検出手段49が遊技球を検出するときの検出時間のバラツキである。発射手段17の発射強度を同一に保った状態で遊技球を発射した場合にも、検出時間に9ms程度のバラツキがあり、その時間のバラツキをT2としている。
T3は検出間隔最小時間である。例えば図16(a)に示すように、一定の時間間隔で遊技球を発射した場合であっても、右打ち通路39に遊技球を集中させる右打ち時には、左打ち通路38に遊技球を集中させる左打ち時に比して遊技球の発射強度が大になる。そのため左打ち状態から右打ち状態に遷移した際には、図16(b)に示すように、球検出手段49が前の左打ち時の遊技球を検出してから、次の右打ち時の遊技球を検出するまでの時間間隔が短くなる。従って、その時間間隔の違い分を検出間隔最小時間T3として考慮する必要がある。
因みに実験によりその時間間隔を確認したところ、左打ち時と右打ち時との発射強度の違いによって、球検出手段49が遊技球を検出するまでの時間に152ms程度の違いがあることが判った。
なお、この検出間隔最小時間T3は最大チャタリング時間として置き換えることも可能である。何故ならば、左打ち時と右打ち時との発射強度の違いによって、障害物等に衝突した遊技球が戻り球防止手段48に跳ね返ってその戻り球防止手段48を介して球検出手段49が遊技球を検出するまでの最大チャタリング時間として捉えることもできるからである。T4は球検出手段49の検出範囲のバラツキ最悪値であり、計算上の不感応時間Tの経過から、次の遊技球の検出までに要する必要最小時間である。
誤検出防止手段156において、このように不感応時間Tを設定しておくことにより、遊技球のチャタリングに伴う誤検出を確実に除去できるので、その後の球検出信号は遊技領域42に打ち込まれた遊技球の球数と一致する。従って、打ち込み個数計数手段147で遊技領域42に打ち込まれた遊技球を計数するに際しても、チャタリングに伴う誤検出分を除いた信頼性の高い計数が可能である。
ベース判定手段148は入賞処理手段145からの入賞信号と、打ち込み個数計数手段147からの打ち込み個数とに基づいて、通常の遊技において、遊技球が入賞して払い出し手段152により払い出された遊技球の払い出し個数と、遊技に供した遊技球の打ち込み個数との比率を求めて、必要に応じてベース出力148aを出すようになっている。なお、遊技球の打ち込み個数はベース判定以外の他の処理に活用してもよい。
制御コマンド送信手段149は演出制御基板150等の副制御基板に対して制御コマンドを送信するもので、特別図柄処理手段143の特別図柄処理に基づいて特別図柄に関連する制御コマンド、特別利益状態発生手段144の発生に関連する演出コマンド等を夫々演出制御基板150へと送信する。
演出制御基板150は画像表示手段50、スピーカ18,31,32等を含む各種演出手段を制御するためのものである。この演出制御基板150には画像表示手段50の演出図柄表示手段52を制御する演出図柄制御手段158等が設けられている。
演出図柄制御手段158は演出図柄表示手段52の演出図柄の変動を制御するもので、主制御基板140からの制御コマンドに基づいて、特別図柄表示手段65の特別図柄と同期して、演出図柄表示手段52の演出図柄が所定の変動パターンで所定時間変動し所定の停止図柄で停止するように制御する。
遊技に際して遊技者が発射ハンドル36を所定発射強度で遊技球を発射すべく回動操作をすると、上皿34からの遊技球が球送り手段により発射手段17の発射レール21上に1個ずつ供給され、その遊技球を発射駆動手段25により駆動される打撃槌24により遊技盤16側へと発射する。
発射手段17により発射された遊技球は、内外ガイドレール43,44間の球案内通路45を経て上側へと案内され、球出口部47側の戻り球防止手段48の戻り球防止片86上を通過して、遊技領域42の上部側へと打ち込まれていく。そして、遊技領域42内の遊技球はセンターケース51の左側の左打ち通路38か右側の右打ち通路39の何れかを経て下方へと流下しながら、普通図柄始動手段55、普通入賞手段54、特別図柄始動手段57、大入賞手段56等の何れかに入賞するか、入賞せずに下端のアウト口を経て遊技盤16の裏側に排出されて行く。
戻り球防止手段48では通常、戻り球防止片86は付勢手段87の重錘104により戻り球防止位置Dに保持されている。そして、遊技球が戻り球防止手段48を通過する際には戻り球防止片86に遊技球が衝突して、その遊技球の慣性力により戻り球防止片86が支軸88周りにe矢示方向に回動するため、遊技球は戻り球防止片86と外ガイドレール43との間を経て遊技領域42の上部側へと打ち込まれて行く。
遊技球が戻り球防止片86を通過した後、戻り球防止片86は重錘104の付勢により支軸88周りに反e矢示方向に回動して戻り球防止位置Dに復帰する。従って、遊技領域42内に打ち込まれた遊技球がセンターケース51又は通路部材63の衝突部78等に衝突して、球出口部47側へと逆方向に跳ね返る遊技球があっても、その遊技球は球出口部47側の戻り球防止位置Dで起立状態にある戻り球防止片86に衝突して左打ち通路38へと流下するだけであり、その遊技球が球出口部47から球案内通路45へと戻るようなことを防止できる。
一方、戻り球防止片86が支軸88周りにe矢示方向に回動すると、被検出部102が戻り球防止片86と一体に回動して球検出手段49の投光部116と受光部117との間から外れるため、受光部117が投光部116からの光を受光して、その受光部117の信号がHレベルとなる。そして、戻り球防止片86が戻り球防止位置Dに復帰すれば、被検出部102が投光部116と受光部117との間に進入して遮光するため、受光部117の信号がLレベルとなる。従って、受光部117の信号は被検出部102が投光部116と受光部117との間から外れている間の一定時間Hレベルを継続する。
遊技領域42に打ち込まれた遊技球が衝突部78等に衝突して戻り球防止片86側に跳ね返った場合にも、その遊技球が戻り球防止片86に衝突すれば、その衝撃によって戻り球防止片86が支軸88周りに振動するため、その戻り球防止片86を介して球検出手段49が戻り球のチャタリングを検出することがある。しかし、この戻り球による球検出手段49のチャタリングは後述のように誤検出防止手段156により除去することができる。
左打ち時には通路部材63の球打ち込み部77の衝突部78等に遊技球が衝突した後、その遊技球は左打ち通路38を下方へと流下する。そのとき衝突部78に衝突した遊技球は戻り球防止手段48の下部、取り分け支持部材85側に跳ね返ることがある。しかし、仮に間断なく支持部材85側に跳ね返る遊技球があるとしても、その左打ち通路38側には衝突防止壁120,121が支持部材85に沿って配置されているため、左打ち通路38内を流下する遊技球は衝突防止壁120,121に衝突するだけであって、支持部材85の内支持壁部95に衝突することはない。そのため左打ち通路38側の遊技球の衝突による衝撃を衝突防止壁120,121によって受けることができ、支持部材85への遊技球の衝突による損傷を防止することができる。
また戻り球防止手段48の支持部材85と通路部材63の通路後壁部71とが別々に遊技盤16の前面に固定されており、しかも支持部材85と通路後壁部71とが遊びを有する連結部130を介して連結されているので、衝突防止壁120,121の衝撃が連結部130を経て戻り球防止手段48の支持部材85側に伝搬することはない。そのため支持部材85側の振動によって球検出手段49が不安定に誤動作するようなこともない。
球検出手段49が損傷した場合には、押え側部材91を取り外して基板89を基部側部材90側から前側に抜き取ればよい。この場合、押え側部材91の取り付けネジ100を外すと、押え側部材91が支軸88から前に抜けるため、基板89を容易に取り外すことができる。そこで、被検出部102が球検出手段49から外れる位置まで戻り球防止片86を支軸88周りに回動させて、その状態で基板89を前側へと抜き取ればよい。
なお、基板側コネクタ111にはハーネス112の外部コネクタ113が接続されているが、係止部114から外部コネクタ113までのハーネス112長さに、基板89を前側に抜き取り得るだけの余裕を設けておけば、基板89を前側に抜き取った後に、その基板側コネクタ111から外部コネクタ113を取り外せばよい。
新しい球検出手段49を備えた基板89に交換する場合には逆の手順で基板89を基部側部材90側に挿入し、押え側部材91で基板89、支軸88を支持するように組み付ければよい。
球検出手段49を含む戻り球防止手段48と通路部材63は、連結部130を介して互いに連結された状態にあるため、遊技盤16に取り付ける前の時点では、この球検出手段49を含む戻り球防止手段48と通路部材63との全体を単一の遊技部品として取り扱うことができ、遊技部品の部品管理を容易にすることができる。
遊技盤16にセンターケース51、通路部材63、戻り球防止手段48等を組み付ける場合には、先ず通路部材63、戻り球防止手段48を遊技盤16に取り付けて、その後に通路部材63の通路内周壁部72の前端側にセンターケース51の外周縁が前側から当接するように、センターケース51を遊技盤16に取り付ける。
通路部材63と戻り球防止手段48との取り付けに際しては、通路部材63は通路後壁部71の位置決め突起(図示省略)により遊技盤16の所定位置に、また戻り球防止手段48は支持部材85の位置決め突起126を遊技盤16の所定位置に夫々位置決めした後、取り付けネジ76,127を締め付けて通路後壁部71、支持部材85を遊技盤16に固定する。
この場合、戻り球防止手段48は、その戻り球防止片86が遊技球のスムーズな通過を許容し且つ戻り球を確実に防止するように内外ガイドレール43,44に対して最適な位置に配置し、また通路部材63は、左打ち通路38を構成する上で最適な位置に夫々固定することになる。このとき仮に戻り球防止手段48の取り付け位置と通路部材63の取り付け位置との間に多少のバラツキがあっても、戻り球防止手段48の連結部130と通路部材63の通路後壁部71との間に所定の遊びがあるため、戻り球防止手段48と通路部材63とが連結状態にあるにも拘わらず、その遊びの範囲内であれば戻り球防止手段48及び通路部材63を夫々の最適位置に取り付けることができる。
また球検出手段49を含む戻り球防止手段48と通路部材63は、遊技盤16に装着する前の時点では、所定の遊びを介して連結状態にあるため、その遊びの範囲内で戻り球防止手段48と通路部材63との夫々を所定位置に配置することができる。そのため戻り球防止手段48と通路部材63とが連結部130を介して連結状態にあるにも拘わらず、互いに相手側の取り付け位置に関係なく適正位置に容易に配置可能である。
球案内通路45の遊技球が戻り球防止手段48を通過する際には遊技球が戻り球防止片86に接触するため、戻り球防止片86が付勢手段87の付勢に抗して支軸88周りに一旦e矢示方向に回動し、遊技球の通過後に戻り球防止片86が付勢手段87の付勢により戻り球防止位置Dへと復帰する動作を行う。
この戻り球防止片86の支軸88周りの往復動作に連動して、戻り球防止片86がe矢示方向に回動するときに被検出部102が球検出手段49の投光部116と受光部117との間から外れ、その後、戻り球防止片86がe矢示方向に回動するときに被検出部102が球検出手段49の投光部116と受光部117との間に復帰する。そのため受光部117は被検出部102が投光部116と受光部117との間から離れていた所定の時間だけ投光部116からの光を受光するため、受光部117の出力は図15に示すように遮光状態のLレベルから受光状態のHレベルを経て遮光状態のLレベルへと変化する。そして、遊技球が戻り球防止手段48を通過する場合には受光部117の検出信号のHレベルは所定時間X継続する。
そこで、遊技球の検出処理に対しては、図17に示すように、球検出判定手段155は常時、球検出手段49からの球検出信号を読み込んでおり(S1)、その球検出信号がメインループ4ms割込みにおいて各割込み毎にHレベルか否かを確認する(S2)。そして、割込み時の球検出信号がHレベルのときを検知1回目として、割込み時の球検出信号がHレベルである毎にカウンタに+1を順次加算する(S3)。
各割込み毎に球検出信号がHレベルでなければ(S2)、それまでにHレベルの検知回数があるか否かを判定し(S4)、あればカウンタをクリアした後に(S5)、なければそのままで夫々球検出信号の読み込みに戻る(S1)。
次に各割込み時の球検出信号がHレベルである検知回数が4回か否かを確認して(S6)、検知回数が4回になれば、球検出手段49からの球検出信号が遊技球を1個検出したとする球検出判定信号を出力する(S7)。
従って、球検出判定手段155は、球検出手段49からの球検出信号のHレベルが所定時間X継続して、最初のHレベルの検知からHレベルの検知回数が4回継続すれば、遊技球検出判定信号を出力する。そのため球案内通路45内のファール球が戻り球防止片86に一時的に接触して球検出手段49が短時間働いたような場合、遊技者の殴打等による戻り球防止片86の異常振動によって球検出手段49が短時間で間欠的に働いたような場合には、球検出判定手段155により異常検出として排除することができる。
例えば、球案内通路45内の遊技球が失速しながら球出口部47まで到達して、戻り球防止手段48の戻り球防止片86に軽く接触した後にファール球として球案内通路45を下方に戻るような場合にも、その遊技球との接触によって戻り球防止片86が支軸88周りに回動し、その戻り球防止片86の往復動作に連動して球検出手段49の受光部117の出力がLレベルからHレベルを経てLレベルへと変化することがある。
しかし、このような場合には遊技球の通過時と違って戻り球防止片86の往復動作時間が極僅かであり、Hレベルの検知回数が4回未満であるため、球検出手段49がその遊技球を検出しても、球検出判定手段155は遊技球の検出とは判定せず、遊技球の球検出判定信号を出力しない。
発射手段17の発射強度が大きい場合には遊技領域42に打ち込まれた遊技球がセンターケース51の頂部、その他の箇所に衝突した後に、戻り球防止手段48側へと跳ね返されることがある。しかし、球案内通路45の球出口部47側には戻り球防止手段48があるので、その戻り球防止片86に衝突するだけであって、その遊技球が戻り球となって球案内通路45へと進入するようなことはない。
一方、跳ね返った遊技球が戻り球防止片86に衝突すると、その衝撃により戻り球防止片86が支軸88周りに往復動作して球検出手段49が働き、球検出手段49が通常の発射間隔よりも短い間隔で検出信号を出力するチャタリング現象を発生することがある。しかし、このような遊技球の跳ね返りによるチャタリングは、誤検出防止手段156の不感応時間T内に生じるため、この誤検出防止手段156により誤検出として除去することができる。
従って、戻り球防止片86の動作を介して遊技球の遊技領域42への通過を検出する構成であるにも拘わらず、遊技領域42側からの遊技球の跳ね返りによる誤動作を防止でき、打ち込み個数計数手段147は実際に遊技領域42内に打ち込まれた遊技球の実数を計数することができる。
即ち、球検出判定手段155が検知回数4回目を検知して球検出判定をした場合には(S7)、前の球検出判定から今回の球検出判定までの時間が不感応時間T内か否かを確認する(S8)。そして、今回の球検出判定までの時間が不感応時間T内でなければ、正規の遊技球を検出したものとして球検出出力を出す(S8)。今回の球検出判定までの時間が不感応時間T内であれば、跳ね返り球が戻り球防止片86に衝突したときのチャタリングにより球検出手段49が働いたものであり、後の球検出判定は誤検出として出力しない(S10)。
図18は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では戻り球防止手段48の内支持壁部95の近傍に配置される衝突防止壁120は上下方向に連続状になっている。このように衝突防止壁120を設けてもよい。従って、必ずしも第1の実施形態のように上下の衝突防止壁120,121を通路後壁部71と押え側部材91とに分けて設ける必要はない。
図19及び図20は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では通路部材63と戻り球防止手段48は別々に遊技盤16に装着されている。通路部材63の通路後壁部71には戻り球防止手段48の内支持壁部95の近傍に、その内支持壁部95に沿って衝突防止壁120が一体に設けられている。戻り球防止手段48に球検出手段49が組み込まれる等、他の構成は第1の実施形態と略同様である。
この場合には通路部材63と戻り球防止手段48は独立しているため、遊技盤16の所定位置に別々に装着することになるが、衝突防止壁120により戻り球防止手段48側への遊技球の衝突を防止でき、衝突防止壁120に加わる衝撃が戻り球防止手段48側に伝搬するようなこともない等、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図21は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、球検出処理手段146による球検出処理において、遊技球の検出判定の処理に先行して不感応処理を行い、球検出手段49からの球検出信号があっても、前の球検出判定からの時間が不感応時間T内であれば、球検出処理を行わないようにしたものである。
球検出手段49からの球検出信号があれば(S1)、前の球検出判定からの時間が不感応時間T内か否かを判定する(S11)。そして、今回の球検出信号が不感応時間T内であれば、跳ね返り球が戻り球防止片86に衝突したときのチャタリングにより球検出手段49が働いたものとして、不感応処理を行う(S12)。
今回の球検出信号までの時間が不感応時間T内でなければ(S11)、球検出手段49がチャタリング現象以外により遊技球を検出したことになるので、各割込み毎にHレベルか否かを確認する(S2)。そして、割込み時の球検出信号がHレベルのときを検知1回目として、各割込み時の球検出信号がHレベルである毎にカウンタに+1を順次加算する(S3)。
各割込み毎に球検出信号がHレベルでなければ(S2)、それまでにHレベルの検知回数があるか否かを判定し(S4)、あればカウンタをクリアした後に(S5)、なければそのままで夫々球検出信号の読み込みに戻る(S1)。
次に各割込み毎のHレベルの検知回数が4回か否かを確認して(S6)、検知回数が4回になれば、球検出手段49からの球検出信号が遊技球を1個検出したものする球検出判定信号を出力し(S7)、打ち込み個数計数手段147が球検出判定毎に遊技球の打ち込み個数を計数する(S13)。
このように球検出処理において、球検出手段49からの球検出信号があれば、遊技球の検出判定の処理に先行して不感応処理を行い、前の球検出判定からの時間が不感応時間T内であれば球検出処理を行わず、前の球検出判定からの時間が不感応時間T外の場合に球検出判定の処理を行うことも可能である。この場合には、球検出信号毎に球検出判定を行う必要がないので、処理の簡素化を図ることができる。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨が逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施形態ではパチンコ機1について例示しているが、パチンコ機1の他、弾球遊技機、アレンジボール機等の遊技機においても同様に実施可能である。
第1の実施形態では戻り球防止手段48と通路部材63とを遊びを有する連結部130を介して連結しているが、遊技盤16に前側から装着可能なものであれば、通路部材63以外のものでもよい。また球検出手段49が戻り球防止手段48の戻り球防止片86の動作を介して遊技球を検出する場合には球検出手段49は戻り球防止手段48に組み込むことが望ましいが、球検出手段49を戻り球防止手段48から分離して設けることも可能である。
球検出手段49は戻り球防止手段48等の他の部材を介さずに遊技球を直接検出することも可能である。その場合、球出口部47を通過する遊技球に感知片が接触して、その感知片を介して遊技球を検出する接触式を採用してもよいし、光学式の非接触で遊技球を検出するようにしてもよい。
戻り球防止片86を戻り球防止位置Dに付勢する付勢手段87は実施形態では重錘104としているが、重錘104に代えてバネ等を用いることも可能である。
実施形態では通路部材63とこれに着脱自在に取り付けられた衝突防止壁121の取り付け部122との間に、戻り球防止手段48の支持部材85の連結部130を介在して、通路部材63と戻り球防止手段48の支持部材85とを連結しているが、他の連結構造を採用してもよい。また連結部130の遊びも他の手段により構成してもよい。
球検出判定手段155は球検出手段49の球検出信号が所定時間X継続してHレベル(オン状態)のときに遊技球の検出と判定するようにしているが、その所定時間Xは周辺の条件に応じて適宜決定すればよい。また所定時間X継続してLレベル(オフ状態)のときに遊技球の検出と判定するようにしてもよい。
球検出判定手段155はメインループの割り込み時の時間間隔を基準として、その割り込み毎の球検出信号が所定回数オン状態となったときに遊技球の検出と判定するようにしているが、その基準時間は割り込み時間以外の時間間隔にしてもよい。
また実施形態では球検出手段49が遊技球を通過してから所定時間を不感応時間Tとして、その不感応時間T中は遊技球の検出出力を出さないようにしているが、この不感応時間Tは周辺の条件に応じて適宜決定すればよい。更に不感応時間Tは発射手段17からの遊技球を検出する発射球検出間隔から、少なくとも球検出手段49の発射球の検出後にその発射球が球検出手段49側に戻るまでに要するチャタリング時間又は発射間隔最小時間を差し引いた時間としてもよい。またパチンコ機1以外の弾球遊技機、アレンジボール機等の遊技機でも同様に実施可能である。
1 パチンコ機
14 遊技盤装着部
16 遊技盤
17 発射手段
38 左打ち通路
39 右打ち通路
42 遊技領域
43 外ガイドレール
44 内ガイドレール
45 球案内通路
47 球出口部
48 戻り球防止手段
49 球検出手段
51 センターケース
63 通路部材
66 球衝突頂部部
77 球打ち込み部
78 衝突部
85 支持部材
86 戻り球防止片
87 付勢手段
88 支軸
90 基部側部材
91 押え側部材
94 外支持壁部
95 内支持壁部
102 被検出部
120,121 衝突防止壁
128 連結押え部
129 連結凹部
130 連結部
131 連結突起
132 連結孔
146 球検出処理手段
155 球検出判定手段
156 誤検出防止手段
D 戻り球防止位置
X 所定時間
T 不感応時間

Claims (4)

  1. 発射手段により発射されて遊技領域へと打ち込まれる遊技球を検出する球検出手段を備えた遊技機において、
    前記球検出手段の検出信号が所定時間オン状態のときに遊技球の検出と判定する球検出判定手段を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球検出判定手段は、メインループ割り込みの時間間隔を基準とし、前記割り込み毎の前記検出信号のオン状態が所定回数のときに遊技球の検出と判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球検出手段が遊技球を通過してから所定時間を不感応時間とし、
    前記不感応時間中は遊技球の検出出力を出さないようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記不感応時間は、前記発射手段からの遊技球を検出する発射球検出間隔から、少なくとも前記球検出手段の発射球の検出後にその発射球が前記球検出手段側に戻るまでに要するチャタリング時間又は発射間隔最小時間を差し引いた時間である
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094080A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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