JP2019154570A - 非一時的コンピュータ可読媒体及び刺繍データ生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像を表現するのに適した糸色を選択して刺繍データを作成することが可能な非一時的コンピュータ可読媒体及び刺繍データ生成方法を提供すること。【解決手段】非一時的コンピュータ可読媒体は以下のステップをコンピュータに実行させる指示を含む。画像を表す画像データが取得され、刺繍模様の縫製に使用可能な使用色が複数取得される(S1、S4)。画像の中の注目領域を表す第一色が決定され、注目領域を表す色として割り当てられた割当色と組み合わせた場合に、第一色に近づく色が候補として複数の使用色の中から選択され、割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との差が閾値より小さい候補が割当色に追加される(S5)。割当色の中から選定した色を示す糸色データと、注目領域を表す糸色データで示される色の糸で加工する位置を指定する位置データとを対応付けた刺繍データが生成される(S7)。【選択図】図2
Description
本発明は、非一時的コンピュータ可読媒体及び刺繍データ生成方法に関する。
ミシンによって写真等の画像のデータに基づく図柄を刺繍縫製するための刺繍データ作成装置が知られている。例えば、特許文献1に開示されている刺繍データ作成装置によれば、次の手順で刺繍データが作成される。まず、画像データに基づいて線分が配置される。各線分に対応する糸色が決定され、同じ糸色の線分が接続される。線分のデータが縫目を示すデータに変換されることで、刺繍データが作成される。各線分に対応する糸色は、刺繍模様を縫製する際に実際に使用する糸色として予め決定されたn色の糸色の中から選択される。
写真等の画像を刺繍の図柄で表現する場合、実際に使用する糸色の数nは、一般的に10色程度である。特許文献1の刺繍データ作成装置では、元画像の色がN色に減色された後、ユーザが準備可能な糸色の中から、減色後のm色に夫々近いn色の糸色が使用糸色として選択される。これらn色で混色表現することで、より多くの色を含む元の画像を表現することができる。しかしながら、計算上は複数の色の混色で表現できる色であっても、刺繍糸の縫目で表現されると不自然な場合がある。例えば人間の肌の部分に、緑色を用いた混色表現が行われると、元の画像が自然に表現できたとは言い難い。
本発明は、画像を表現するのに適した糸色を選択して刺繍データを作成することが可能な非一時的コンピュータ可読媒体及び刺繍データ生成方法を提供することを目的とする。
本発明の第一態様に係る非一時的コンピュータ可読媒体は、コンピュータ読み取り可能な指示を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記指示は、画像を表す画像データを取得する画像取得ステップと、刺繍模様の縫製に使用可能な糸の色を使用色として複数取得する色取得ステップと、前記画像の中の注目領域を表す第一色を決定する第一色決定ステップと、複数の前記使用色のうち前記注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が既に割り当てられている場合、当該少なくとも1の割当色と組み合わせた場合に、前記第一色に近づく色を候補として前記複数の使用色の中から選択する選択ステップと、前記少なくとも1の割当色を表す色情報と、前記候補を表す色情報との差が閾値より小さいかを判断する判断ステップと、前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断された場合、前記候補を前記少なくとも1の割当色に追加する追加ステップと、前記少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データと、前記注目領域を表す当該糸色データで示される色の糸で加工する位置を指定する位置データとを対応付けた刺繍データを生成する刺繍データ生成ステップとをコンピュータに実行させる。
第一態様の非一時的コンピュータ可読媒体が記憶するコンピュータ読み取り可能な指示をコンピュータが実行した時、コンピュータは、写真及び図形等の画像を刺繍の図柄で表現する場合に、注目領域を表す縫目の各々について縫製位置を指定する針落ち点データと、注目領域の少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データとを対応付けた刺繍データを生成できる。コンピュータは注目領域の少なくとも1の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との差が閾値より小さい条件の下、注目領域に新たに割り当てる割当色を決定する。故にコンピュータは、刺繍模様で混色表現されると不自然な色の糸が、注目領域を表す縫目に割り当てる可能性を従来に比べ抑制できる。
本発明の第二態様に係る刺繍データ生成方法は、画像を表す画像データを取得する画像取得ステップと、刺繍模様の縫製に使用可能な糸の色を使用色として複数取得する色取得ステップと、前記画像の中の注目領域を表す第一色を決定する第一色決定ステップと、複数の前記使用色のうち前記注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が既に割り当てられている場合、当該少なくとも1の割当色と組み合わせた場合に、前記第一色に近づく色を候補として前記複数の使用色の中から選択する選択ステップと、前記少なくとも1の割当色を表す色情報と、前記候補を表す色情報との差が閾値より小さいかを判断する判断ステップと、前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断された場合、前記候補を前記少なくとも1の割当色に追加する追加ステップと、前記少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データと、前記注目領域を表す当該糸色データで示される色の糸で加工する位置を指定する位置データとを対応付けた刺繍データを生成する刺繍データ生成ステップとを備える。第二態様に係る刺繍データ生成方法によれば、第一態様に係る非一時的コンピュータ可読媒体と同様の作用効果を奏する。本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、刺繍データ生成プログラム、刺繍データ生成装置、及び刺繍縫製可能なミシン等の形態で実現できる。
本開示の実施形態を、図面を参照して順に説明する。図1を参照して、縫製システム30について説明する。図1に示すように、縫製システム30は、ミシン10、及び縫製データ生成装置20(以下、「装置20」という。)を備える。ミシン10は、刺繍縫製が可能なミシンである。装置20は、表示部9、マウス21及びキーボード22を備える、周知のパーソナルコンピュータ(PC)である。
〈1.ミシン10と刺繍枠45の物理的構成〉
図1に示すように、ミシン10は、ベッド部11、脚柱部12、アーム部13、頭部14、及び移動機構40を備える。ベッド部11は、左右方向に延びるミシン10の土台部である。脚柱部12は、ベッド部11の右端部から上方へ立設される。脚柱部12の前面には、液晶ディスプレイ15及びタッチパネル26が設けられる。アーム部13は、ベッド部11に対向して脚柱部12の上端から左方へ延びる。頭部14は、アーム部13の左先端部に連結する部位である。頭部14には、図示しないが、針棒、押え棒、及び針棒上下動機構等が設けられる。針棒の下端には、縫針が着脱可能に装着される。
図1に示すように、ミシン10は、ベッド部11、脚柱部12、アーム部13、頭部14、及び移動機構40を備える。ベッド部11は、左右方向に延びるミシン10の土台部である。脚柱部12は、ベッド部11の右端部から上方へ立設される。脚柱部12の前面には、液晶ディスプレイ15及びタッチパネル26が設けられる。アーム部13は、ベッド部11に対向して脚柱部12の上端から左方へ延びる。頭部14は、アーム部13の左先端部に連結する部位である。頭部14には、図示しないが、針棒、押え棒、及び針棒上下動機構等が設けられる。針棒の下端には、縫針が着脱可能に装着される。
移動機構40は、針棒に対して刺繍枠45に保持された被縫製物Cを相対的に移動可能に構成される。移動機構40は、本体ケース41と、キャリッジ42を備える。刺繍縫製時には、ユーザは、キャリッジ42に、刺繍枠45を装着する。刺繍枠45は、キャリッジ42に収容されたY方向移動機構(図示略)及び本体ケース41内に収容されたX方向移動機構(図示略)によって、ミシン10に固有のXY座標系(刺繍座標系)で示される針落ち点に移動される。刺繍枠45が移動されるのと合わせて、縫針が装着された針棒及び釜機構(図示略)が駆動されることにより、被縫製物C上に刺繍模様が形成される。
〈2.装置20の電気的構成〉
図1に示すように、装置20は、CPU1、ROM2、RAM3、フラッシュメモリ4、通信I/F5、及び入出力インターフェイス8を備える。CPU1は、装置20の制御を司る。CPU1は、バス7を介して、ROM2、RAM3、フラッシュメモリ4、通信I/F5、及び入出力インターフェイス8と電気的に接続する。ROM2には、ブートプログラム及びBIOS等が記憶される。RAM3には、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ4には、各種設定値が記憶される。通信I/F5は、装置20をネットワーク16に接続するためのインターフェイスである。CPU1は、通信I/F5を介して、ネットワーク16に接続する他の機器(例えば、ミシン10)とデータの送受信を実行できる。入出力インターフェイス8は、表示部9、マウス21、及びキーボード22と接続される。表示部9は、液晶ディスプレイである。マウス21、及びキーボード22は、各種指示を入力する場合に用いられる。
図1に示すように、装置20は、CPU1、ROM2、RAM3、フラッシュメモリ4、通信I/F5、及び入出力インターフェイス8を備える。CPU1は、装置20の制御を司る。CPU1は、バス7を介して、ROM2、RAM3、フラッシュメモリ4、通信I/F5、及び入出力インターフェイス8と電気的に接続する。ROM2には、ブートプログラム及びBIOS等が記憶される。RAM3には、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ4には、各種設定値が記憶される。通信I/F5は、装置20をネットワーク16に接続するためのインターフェイスである。CPU1は、通信I/F5を介して、ネットワーク16に接続する他の機器(例えば、ミシン10)とデータの送受信を実行できる。入出力インターフェイス8は、表示部9、マウス21、及びキーボード22と接続される。表示部9は、液晶ディスプレイである。マウス21、及びキーボード22は、各種指示を入力する場合に用いられる。
〈3.装置20で実行されるメイン処理〉
装置20で実行される処理の概要を説明する。装置20のメイン処理では、ユーザが描画、選択した図形、写真等の画像のデータに基づく図柄をミシン10で刺繍縫製するための刺繍データを生成する処理が実行される。メイン処理は、ユーザが、画像データを選択する指示と、縫製に用いる予定の糸の色とを入力後、刺繍データを生成する指示を入力した場合に実行される。一例として、装置20が、図3(A)に示す、少女が泳いでいる姿を撮影した写真を表す画像データに基づき、刺繍データを生成する場合について説明する。装置20のCPU1は指示を検知すると、ROM2のプログラム記憶エリアに記憶されたメイン処理を実行するための刺繍データ生成プログラムを、RAM3に読み出す。CPU1は、RAM3に読み出した刺繍データ生成プログラムに含まれる指示に従って、以下のステップを実行する。メイン処理を実行するのに必要な各種パラメータは、フラッシュメモリ4に記憶されている。メイン処理の過程で得られた各種データは、適宜RAM3に記憶される。
装置20で実行される処理の概要を説明する。装置20のメイン処理では、ユーザが描画、選択した図形、写真等の画像のデータに基づく図柄をミシン10で刺繍縫製するための刺繍データを生成する処理が実行される。メイン処理は、ユーザが、画像データを選択する指示と、縫製に用いる予定の糸の色とを入力後、刺繍データを生成する指示を入力した場合に実行される。一例として、装置20が、図3(A)に示す、少女が泳いでいる姿を撮影した写真を表す画像データに基づき、刺繍データを生成する場合について説明する。装置20のCPU1は指示を検知すると、ROM2のプログラム記憶エリアに記憶されたメイン処理を実行するための刺繍データ生成プログラムを、RAM3に読み出す。CPU1は、RAM3に読み出した刺繍データ生成プログラムに含まれる指示に従って、以下のステップを実行する。メイン処理を実行するのに必要な各種パラメータは、フラッシュメモリ4に記憶されている。メイン処理の過程で得られた各種データは、適宜RAM3に記憶される。
図2に示すように、CPU1は、フラッシュメモリ4からユーザによって選択された図3(A)の画像を表す画像データを取得する(S1)。S1で取得した画像を元画像ともいう。CPU1はS1で取得した元画像に画像座標系の座標を設定する。図3(A)に示すように、CPU1は画像座標系の座標の原点を元画像の左上の点とし、図3(A)の右方及び下方をX方向及びY方向とする。CPU1は、取得された画像データに基づいて、元画像を構成する複数の画素の各々について、角度特徴及び角度特徴の強度を算出する(S2)。角度特徴は、画像中の色の連続性の高い方向を示す情報である。角度特徴の強度は、色の変化の大きさを示す情報である。CPU1は、例えば、特開2001−259268号公報に記載の方法で角度特徴及び角度特徴の強度を算出できる。CPU1は、他の方法で角度特徴及び角度特徴の強度を算出してもよい。
CPU1は、S2の処理で算出された角度特徴及び角度特徴の強度に基づいて、画素データによって表される画素を表現する線分の配置を表す線分データを生成し、RAM3に記憶する(S3)。本例の線分データは、図角度成分、長さ成分から構成される。CPU1は、例えば、特開2001−259268号公報に記載の方法で線分データを作成できる。CPU1は、他の方法で線分データを作成してもよい。本例のS3では、算出された角度特徴が線分データの角度成分に設定され、予め設定された固定値が線分データの長さ成分に設定される。ユーザによって入力された値が線分データの長さ成分に設定されてもよい。図5(A)に示す如く、例えば、複数の画素の一部を6×6のマス目で表した場合、当該複数の画素に対応する位置に線分L1〜L11が仮想的に配置される。本例では1つの画素には必ず1つの線分が配置される。図5(A)に示す具体例において、線分L1〜L11は、CPU1により、左から右、上から下の順に、IDが付与される。
CPU1は、縫製開始時に入力された、縫製に用いる複数の糸の色を使用色として取得する(S4)。使用色は、予め登録された色であってもよいし、ミシン10からネットワーク16等を介して取得した色であってもよい。CPU1は、ユーザが入力した情報に基づき使用色を取得してもよい。
CPU1は色決定処理を行う(S5)。色決定処理では、S4で取得された使用色の中から、S3で生成された線分データによって表される線分に対応付ける糸の色が決定される。線分に対応付ける糸の色は、線分を表す縫目の縫製に用いる糸の色として決定される。図4に示す如く、CPU1は色決定処理において変数Nに1を設定する(S11)。変数NはS3で生成された線分データによって表される線分をID順に取得するための変数である。CPU1は、N番目の線分を取得する(S12)。CPU1は、例えば図5(A)に示す線分Llを取得する。CPU1は、S12で取得したN番目の線分に対応する注目領域を特定する(S13)。注目領域はS1で取得される画像と、注目領域を表す縫目の種類等に応じて適宜設定されればよい。本例の注目領域は複数の画素の中の連続する複数の注目画素である。本例の複数の注目画素は、S12で取得された線分が配置された第一画素と、X方向において第一画素に隣接する第二画素である。図5(B)において、線分L1についての第一画素は、黒抜きの斜め格子状の網掛けで示される3画素である。第二画素は、斜線の網掛けで示される2画素である。
CPU1は、画像の中の注目領域を表す第一色を決定する(S14)。本例のCPU1は、複数の画素の複数の画素データの中の、複数の注目画素に対応する複数の注目画素データに基づき、注目領域の代表色CRNを第一色として決定する。注目領域の代表色CRNは注目領域を代表する色であればよい。注目領域の代表色CRNは、例えば、注目領域に含まれる各画素の色情報の平均値によって表される値である。注目領域の代表色CRNは、注目領域に含まれる各画素の色情報の内の最頻値によって表される値でもよい。本例の注目領域の代表色CRNは、複数の注目画素の平均色であり、RGB値で表される色情報の平均値によって表される。具体例において、CPU1は、図5(B)の第一画素及び第二画素を含む注目画素に対応する複数の注目画素データに基づき、線分L1に対応する注目領域の代表色CR1を決定する。
CPU1は、S13で特定された注目領域に割当色が割り当てられているかを判断する(S15)。割当色は、使用色のうち注目領域を表す色として割り当てられる色である。本例のCPU1は、線分毎に注目領域を設定し、設定された注目領域の色と、注目領域内に配置された他の線分に既に割り当てられた色とを考慮して、使用色の中から線分に割り当てる色を割り当てる。図5(B)に示す如く、具体例の線分Llに対応する注目領域には、線分L1、L2が配置されている。線分L1、L2には割当色が割り当てられていない(S15:NO)。この場合CPU1は、S4で取得した使用色の内、S14で決定した注目領域の代表色CRNに最も近い色をN番目の線分に割り当てる(S19)。CPU1は、例えば、使用色の内、線分L1に対応する注目領域の代表色CR1に最も近い色を、線分L1を表す縫目を縫製する糸の色W1として線分L1に割り当てる。CPU1は、変数NがS3の処理で生成された線分データによって表される線分の数よりも小さいかを判断する(S28)。変数Nが線分の数よりも小さい場合(S28:YES)、CPU1は変数Nを1だけインクリメントし(S32)、処理をS12に戻す。
CPU1は、2番目の線分L2を取得した場合(S12)、図5(C)において黒抜きの斜め格子状の網掛けで示す3画素を第一画素とし、斜線の網掛けで示す5画素を第二画素とする注目領域を特定する(S13)。CPU1は線分L2に対応する注目領域の代表色CR2を決定し(S14)、S13で特定された注目領域に割当色があるかを判断する(S15)。線分L2に対応する注目領域には線分L1、L2、L3、L6が配置されている。線分L1には色W1が割り当てられている(S15:YES)。この場合CPU1は、線分L2に対応する注目領域の割当色を表す色(第二色)として、線分L2に対応する注目領域の割当色の代表色CW2を決定する(S16)。割当色の代表色CWNは、割当色を代表する色を表せばよい。割当色の代表色CWNは、注目領域の代表色CRNと同様に決定される色であってもよいし、互いに異なる方法で決定される色でもよい。本例のCPU1は、具体的には、注目画素のうち、色が割り当てられた線分が配置されている画素数に対する、線分が配置された画素数の割合を、色が割り当てられた線分毎に算出する。CPU1は、算出した各線分の割合及び各線分の色に基づき、割当色の代表色CWNを決定する。図5(C)に示すように、注目画素のうち、割当色が割り当てられた線分が配置された画素数は2であり、この2画素に配置された線分は線分L1のみである。故に、CPU1は、線分L1に割り当てられた色W1を、線分L2に対応する注目領域の割当色の代表色CW2として決定する。
CPU1は、S4で取得された使用色の中から、線分L2に割り当てる糸の色のリストを作成する(S17)。本例のCPU1は、使用色のうち注目領域を表す色として割当色が既に割り当てられている場合、S4で取得された使用色の中から、割当色と組み合わせた場合に、S14で決定した注目領域の代表色CRNに近づく色を候補として選択する。より具体的には、CPU1は複数の使用色のうち、S16で決定した、注目領域内に配置された線分の割当色の代表色(第二色)CWNと組み合わせた場合に、注目領域の代表色CRNに近づく使用色から順に候補として選択する。色情報の比較方法は適宜設定されればよく、例えば、CPU1は、割当色の代表色CW2と組合せた場合の混色結果と、注目領域の代表色とについて、RGB、HSI、HSV、Lab等の色空間での距離が小さい順に候補として選択してもよい。図5(C)に示す如く、CPU1は、例えば、割当色の代表色CW2と組合せた場合の混色結果が、注目領域の代表色CR2に近い順に使用色を並べたリストを候補リストLC2として作成する。候補リストLC2では、候補リストLC2の上側に配列された候補の方が、候補リストLC2の下側に配列された候補よりも、割当色の代表色CW2と組合せた場合の混色結果が、注目領域の代表色CR2に近く、候補リストLC2中のIDが小さい。
CPUは、変数Mに1を設定する(S18)。変数Mは候補リスト中の候補をID順に選択するための変数である。CPU1はM番目の候補を選択する(S20)。変数Mが1である時、CPU1は候補リストLC1の内の候補1を選択する。CPU1は注目領域の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との差が閾値より小さいかを判断する(S21からS26)。本例のCPU1は、色情報の内、明度、彩度、色相の観点から、注目領域の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報とを比較する。本例のCPU1は、比較の対象となる色情報の種類(明度、彩度、色相)毎に、注目領域の割当色を表す色情報に応じた閾値を用いて、注目領域の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との比較結果を評価する。
CPU1は明度に関する明度閾値を設定する(S21)。本例では色情報の内の明度を、L*a*b*表色系のL*値を用いて表す。L*値は0から100の数値である。本例のCPU1は、N番目の線分の注目領域について割当色の代表色CWNの明度が第一所定値以下である時、割当色の代表色CWNの明度が第一所定値以下でない時に比べ大きい閾値とする。第一所定値は予め定められていればよく、既定値であってもよいし、ユーザにより設定された値であってもよい。画像の種類(図形模様、風景画像、人物画像等)及びユーザが選択した刺繍品質(明るさ優先等)に応じた値であってもよい。本例の第一所定値、明度閾値はフラッシュメモリ4に記憶されており、CPU1はフラッシュメモリ4を参照して、割当色の代表色CWNの明度に応じた明度閾値を設定する。
CPU1は、S20で選択されたM番目の候補と、注目領域内に配置された線分に割り当てられた割当色との明度の差を算出する(S22)。割当色が複数ある場合、CPU1は、複数の割当色の各々について、M番目の候補と割当色との明度の差を算出する。CPU1は、S22で算出された明度の差が全て、S21で設定された明度閾値よりも小さいかを判断する(S23)。S22で算出された明度の差の何れかがS21で設定された明度閾値よりも小さくはない場合(S23:NO)、CPU1は後述のS29の処理を実行する。
S22で算出された明度の差が全て、S21で設定された閾値よりも小さい場合(S23:YES)、CPU1は色相に関する色相閾値、彩度に関する彩度閾値を設定する(S24)。本例のCPU1は、色相閾値として、N番目の線分の注目領域について割当色の代表色CWNの色相を表す値が第一の区間である時、割当色の代表色CWNの色相を表す値が第一の区間とは異なる第二の区間の時に比べ大きい閾値を設定する。第一の区間、第二の区間は、予め設定されればよい。第一の区間、第二の区間は、画像の種類(図形模様、風景画像、人物画像等)及びユーザが選択した刺繍品質(肌の色優先等)に応じた値であってもよい。第一の区間は例えば緑の色相を含む区間であり、第二の区間は例えば赤の色相を含む区間である。CPU1は、彩度閾値として、割当色の代表色CWNの彩度が第二所定値以下である時、割当色の代表色CWNの彩度が第二所定値以下でない時に比べ小さい値を設定する。本例では、色相・彩度を、L*a*b*表色系のa*及びb*値とする。a*及びb*の各々は、絶対値が大きく、色空間の中心から遠い色ほど、絶対値が小さく、色空間の中心から近い色に比べ彩度が高い。a*及びb*の値で決まる方向は色相に相当する。a*及びb*の各々の最大値(色域)は、明度、色相によって異なる。本例の第一の区間、第二の区間、色相閾値、第二所定値、彩度閾値は各々フラッシュメモリ4に記憶されている。CPU1は、フラッシュメモリ4を参照し、a*及びb*で決まる方向が第一の区間である時、第一の区間とは異なる第二の区間の時に比べ大きい色相閾値を設定し、a*及びb*の各々の第二所定値以下である時には、第二所定値以下でない時に比べ、彩度閾値を小さい値に設定する。
CPU1は、S20で選択されたM番目の候補と、注目領域内に配置された線分に割り当てられた割当色との色相・彩度の差を算出する(S25)。割当色が複数ある場合、CPU1は、複数の割当色の各々について、M番目の候補と割当色との明度の色相の差、彩度の差を算出する。CPU1は、S25で算出された色相の差、彩度の差が全て、S24で設定された色相閾値、彩度閾値よりも小さいかを判断する(S26)。S25で算出された色相・彩度の差が全て、S24で設定された閾値よりも小さくはない場合(S26:NO)、CPU1は、変数Mが使用色数よりも小さいかを判断する(S29)。変数Mが使用色数よりも小さい場合(S29:YES)、CPU1は変数Mを1だけインクリメントし(S30)、処理をS20に戻す。線分L2についての候補リストLC2の内の候補が何れも、S23とS26との条件を満たさない場合(S29:NO)、図5(C)に示すように、CPU1は、S4で取得した使用色の内、S14で決定した注目領域の代表色CR2に最も近い色W2を線分L2に割り当てる(S19)。CPU1は次に前述のS28の処理を行う。
繰り返し実行されるS12において、CPU1は、8番目の線分L8を取得した場合(S12)、図5(D)において黒抜きの斜め格子状の網掛けで示す7画素を第一画素とし、斜線の網掛けで示す6画素を第二画素とする注目領域を特定する(S13)。CPU1は線分L8に対応する注目領域の代表色CR8を決定し(S14)、S13で特定された注目領域に割当色があるかを判断する(S15)。線分L8に対応する注目領域には線分L4、L5、L7、L9が配置されている。線分L4、L5、L7には割当色が割り当てられている(S15:YES)。この場合CPU1は、線分L8に対応する注目領域の割当色の代表色CW8を決定する(S16)。注目画素のうち、線分L4が配置された画素数は2、線分L5が配置された画素数は2、線分L7が配置された画素数は7である。よって、線分L4、L5、L7が配置された画素数の合計は11である。CPU1は、この合計画素数に対する線分が配置された画素数の割合を、線分L4、L5、L7毎に算出する。CPU1は、算出した各線分の割合及び各線分の色に基づき、平均色を算出し、算出された平均色を線分L8に対応する注目領域の割当色の代表色CW8として決定する。
CPU1は、S4で取得された使用色の中から、線分L8についての候補リストLC8を作成する(S17)。繰り返し実行されるS20からS26において、線分L8についての候補リストLC8の中からID順に候補が選択され、S23とS26との双方の条件を満たす候補があった場合(S26:YES)、CPU1は、N番目の線分にM番目の候補の色を割り当てる(S27)。図5(D)に示すように、CPU1は、候補リストLC8のIDが1である色W8を線分L8に割り当てる。変数Nが線分の数よりも小さくはない場合(S28:NO)、CPU1は以上で色決定処理を終了し、処理を図2のメイン処理に戻す。S5の処理により、S3で配置された全ての線分について、S4で取得された使用色の内の何れかが割り当てられる。
CPU1は、配色された複数の線分のうち割当色が同じ線分を、順に接続する(S6)。詳細には、CPU1は、線分の2つの端点を各々縫目の始点と終点として、最初の線分の終点から最も近い位置にある割当色が同じ他の線分の端点を次の縫目の始点とする処理を繰り返すことで、割当色が同じ複数の線分を接続線分で接続する。これにより、CPU1は、割当色毎の線分データを作成する。
CPU1は、作成された割当色毎の線分データに基づき、刺繍データを作成する(S7)。CPU1は、各線分の端点の座標をミシン10に固有のXY座標系の座標に変換することで、針落点の座標を算出する。CPU1は、線分の接続順を針落点の縫製順序とする。以上により、CPU1は、S3で生成し、S6で接続された線分データ、S5で当該線分データが表す線分に割り当てられた糸色データに基づいて、縫製順序、糸色データ、及び針落点の座標を示す針落ち点データを含む刺繍データを生成する。CPU1は、他の方法で刺繍データを生成してもよい。CPU1は、S7で生成した刺繍データを出力する(S8)。CPU1は、例えば、ネットワーク16を介して、刺繍データをミシン10に出力する。CPU1は、以上でメイン処理を終了する。上記メイン処理によって、CPU1が、図3(A)の元画像から刺繍データを生成した場合、図3(B)に示す刺繍仕上がりとなる刺繍データが得られる。図3(D)に示した従来の方法では、少女の顔部分の肌を表す色として、水色、紫色といった不自然な色が割り当てられたが、上記実施形態のメイン処理によれば、図3(C)に図3(B)の一部を拡大して示すように、少女の顔部分の肌を表す色として、水色、紫色といった不自然な色が割り当てられなくなった。
上記実施形態において、フラッシュメモリ4は、本発明の非一時的コンピュータ可読媒体の一例である。S1の処理は、本発明の画像取得ステップの一例である。S4の処理は、本発明の色取得ステップの一例である。S14の処理は、本発明の第一色決定ステップの一例である。S20の処理は、本発明の選択ステップの一例である。S23、S26の処理は、本発明の判断ステップの一例である。S19、S27の処理は、本発明の追加ステップの一例である。S7の処理は、本発明の刺繍データ生成ステップの一例である。S16の処理は、本発明の第二色決定ステップの一例である。S13の処理は、本発明の注目画素取得ステップの一例である。S3の処理は、本発明の線分データ生成ステップの一例である。S19、S27の処理は、本発明の配色ステップの一例である。S6の処理は、線分データ接続ステップの一例である。
上記実施形態の装置20は、注目領域を表す複数の縫目の各々について、縫製位置を指定する針落ち点データと、少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データとを対応付けた刺繍データを生成する(S7)。装置20は、フラッシュメモリ4が記憶するコンピュータ読み取り可能な指示に従いメイン処理を実行した時、写真及び図形等の画像を刺繍の図柄で表現する場合に、注目領域を表す縫目の各々について縫製位置を指定する針落ち点データと、注目領域の少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データとを対応付けた刺繍データを生成できる。装置20は注目領域の少なくとも1の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との差が閾値より小さい条件の下、新たに注目領域に割り当てる割当色を決定する。故に装置20は、刺繍模様で混色表現されると不自然な色の糸を、注目領域を表す縫目に割り当てる可能性を従来に比べ抑制できる。
装置20は、注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が割り当てられていない場合(S15:NO)、複数の使用色の中から、第一色に最も近い色を少なくとも1の割当色に追加する(S19)。装置20は、少なくとも1の割当色が、複数の使用色の内の第一色に最も近い色が含まれる可能性を高めることで、実際の注目領域の色と、縫目で表される色との差が大きくなることを抑制できる。故に装置20は、刺繍模様で混色表現された場合にも、実際の画像の色となるべく近い色を縫目に割り当てる可能性を従来に比べ高めることができる。
装置20は、差が閾値より小さいと判断される候補が存在しない場合(S29:NO)、複数の使用色の中から、第一色に最も近い色を少なくとも1の割当色に追加する(S19)。装置20は、少なくとも1の割当色が、複数の使用色の内の第一色に最も近い色が含まれる可能性を高めることで、実際の画像の色と、縫目で表される色との差が大きくなることを抑制できる。故に装置20は、刺繍模様で混色表現された場合にも、実際の画像の色となるべく近い色を縫目に割り当てる可能性を従来に比べ高めることができる。
装置20は、注目領域に複数の割当色が割り当てられている場合、当該複数の割当色を表す複数の色情報のすべてに対し差が閾値より小さい色情報で表される候補を少なくとも1の割当色に追加する(S26:YES、S27)。故に装置20は、注目領域に割り当てられた複数の割当色との色の差を全て考慮して、注目領域内の線分に割り当てる色として新たな割当色を追加することができる。装置20は、注目領域内に色情報の差が閾値より大きくなる組合せの色が使用されることを抑制できる。
装置20は、注目領域に割り当てられた割当色を表す第二色を決定する(S16)。装置20は、複数の使用色のうち、第二色と組み合わせた場合に第一色に近づく使用色から順に候補として選択する(S20)。装置20は、第二色と組み合わせた場合に第一色に近づく度合いが高い使用色を割当色として追加する可能性を高めることができる。装置20は、複数の使用色をランダムに候補として選択する場合に比べ、第二色と組み合わせた場合に第一色に近づく度合いが高い使用色を割当色として追加する処理を効率化できる。
装置20は、複数の画素の集合体である画像の画像データを取得する(S1)。装置20は、注目領域として複数の画素の中の連続する複数の注目画素を取得する(S13)。装置20は、複数の画素の複数の画素データの中の、複数の注目画素に対応する複数の注目画素データに基づき、注目領域の代表色CRNを第一色として決定する(S16)。装置20は、写真等の画素毎に色情報が異なる画像において、刺繍模様で混色表現された場合にも、実際の画像の色となるべく近い色を縫目に割り当てる可能性を従来に比べ高めることができる。
装置20は、複数の画素データの中の少なくとも1の画素データに基づき、画素データによって表される画素を表現する線分の配置を表す線分データを生成する(S3)。装置20は、S23、S26で差が閾値より小さいと判断された場合(S23:YES、S26:YES)、候補の糸色データを、線分データに割り当てる(S27)。装置20は、S19、S27で割り当てられた糸色データが同じである線分データが複数ある場合に、当該複数の線分データが表す複数の線分を接続する(S6)。装置20は、線分データが表す線分に対応する少なくとも1の画素と、当該少なくとも1の画素の周囲の画素を複数の注目画素として取得する(S13)。装置20は、線分データ生成ステップで生成され、S6で接続された線分データ、及び配色ステップで当該線分データに割り当てられた糸色データに基づいて、縫製順序、糸色データ、及び針落ち点データを含む刺繍データを生成する(S7)。故に装置20は、写真等の画像を自然な縫目で表現することができる刺繍データを生成できる。
閾値は、明度に関する明度閾値を含む。装置20は、少なくとも1の割当色を表す色情報の内の明度と、候補を表す色情報の内の明度との差が明度閾値より小さいかを判断する(S23)。故に装置20は、明度が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制できる。
装置20は、少なくとも1の割当色の明度が第一所定値以下である時、少なくとも1の割当色の明度が第一所定値以下でない時に比べ大きい明度閾値を設定する(S21)。明度が比較的小さい場合、明度が比較的大きい場合に比べ、二つの色の明度の差が分かりにくい。装置20は、明度に応じて閾値を使い分けることで、明度が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制することと、実際の画像の色に近い色を再現するのとを両立できる。
閾値は、色相に関する色相閾値を含む。装置20は、少なくとも1の割当色を表す色情報の内の色相を表す値と、候補を表す色情報の内の色相を表す値との差が色相閾値より小さいかを判断する(S26)。装置20は、色相を表す値が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制できる。
装置20は、少なくとも1の割当色の色相を表す値が第一の区間である時、少なくとも1の割当色の色相を表す値が第一の区間とは異なる第二の区間の時に比べ大きい色相閾値を設定する(S24)。例えば、色相を表す値が第一の区間(例えば緑の色相)の場合、色相を表す値が第一の区間とは異なる第二の区間(例えば赤の色相)の場合に比べ、二つの色の色相を表す値の差が分かりにくい。装置20は、色相を表す値に応じて閾値を使い分けることで、色相を表す値が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制することと、実際の画像の色に近い色を再現するのとを両立できる。
閾値は、彩度に関する彩度閾値を含む。装置20は、少なくとも1の割当色を表す色情報の内の彩度と、候補を表す色情報の内の彩度との差が彩度閾値より小さいかを判断する(S26)。装置20は、彩度が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制できる。
装置20は、少なくとも1の割当色の彩度が第二所定値以下である時、少なくとも1の割当色の彩度が第二所定値以下でない時に比べ小さい彩度閾値を設定する(S24)。彩度が比較的大きい場合、彩度が比較的小さい場合に比べ、二つの色の彩度の差が分かりにくい。装置20は、彩度に応じて閾値を使い分けることで、彩度が著しく異なる色の色が注目領域に対応する縫目に割り当てられることを抑制することと、実際の画像の色に近い色を再現するのとを両立できる。
本発明の非一時的コンピュータ可読媒体及び刺繍データ生成方法は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更が加えられてもよい。例えば、以下の(A)から(C)までの変形が適宜加えられてもよい。
(A)非一時的コンピュータ可読媒体は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、又は半導体メモリ等の、読み書き可能な任意のリムーバブルメディアであってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、処理を実行するコンピュータに固定的に装着された内蔵型ハードディスクドライブ又はSSD(Solid State Drive)等の非可搬性の記憶部であってもよい。非一時的コンピュータ可読媒体が記憶する指示を実行する装置20の構成は適宜変更してよい。装置20は、刺繍データ生成専用の装置であってもよいし、スマートフォン及びタブレット型のPC等の携帯可能な端末装置であってもよい。装置20は、ミシン10に備えられてもよい。ミシン10は、刺繍縫製が可能なミシンであればよく、工業用ミシン及び多針ミシンであってもよい
(B)装置20で実行されるメイン処理(図2参照)を実行させるための指令を含むプログラムは、CPU1がプログラムを実行するまでに、装置20の記憶機器に記憶されればよい。従って、プログラムの取得方法、取得経路及びプログラムを記憶する機器の各々は、適宜変更してもよい。CPU1が実行するプログラムは、ケーブル又は無線通信を介して、他の装置から受信し、フラッシュメモリ等の記憶装置に記憶されてもよい。他の装置は、例えば、PC、及びネットワーク網を介して接続されるサーバを含む。
(C)装置20で実行されるメイン処理(図2参照)の各ステップは、CPU1によって実行される例に限定されず、一部又は全部が他の電子機器(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。メイン処理の各ステップは、複数の電子機器(例えば、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。メイン処理の各ステップは、必要に応じて順序の変更、ステップの省略、及び追加が可能である。装置20上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)等が、CPU1からの指令に基づきメイン処理の一部又は全部を行う態様も、本開示の範囲に含まれる。例えば、メイン処理に以下の(C−1)から(C−4)の変更が適宜加えられてもよい。
(C−1)メイン処理にて処理可能な元画像の種類は如何なる画像でもよい。元画像は、例えば、ユーザが描画した図形であってもよい。注目領域の設定方法は元画像を考慮して、適宜変更されてよい。注目領域は、例えば、S12で取得された線分が配置された第一画素と、X方向及びY方向の少なくとも何れかにおいて第一画素に隣接する第二画素とを含んでもよい。注目領域は、S12で取得された線分の中心から半径所定長さの円状範囲又は所定長さの矩形状であってもよい。元画像が黄色の丸状の図形である時、注目領域は丸状の図形の輪郭の内側であってもよいし、注目領域は所定の縫目(タタミ縫い、サテン縫い等)で縫製されてもよい。この場合、上記メイン処理に従って、各縫目に対し、使用色の中から直接割当色が割り当てられてもよいし、上記メイン処理とは異なる処理により、一旦、注目領域に割当色が追加された後、注目領域内の縫目の各々に注目領域の割当色の何れかが所定の規則で割り当てられてもよい。
(C−2)少なくとも1の割当色を表す色情報と、候補を表す色情報との差の比較に用いる色情報は適宜変更されてもよい。例えば、色情報は、明度、彩度、及び色相の少なくとも何れかであってもよい。色情報は、RGB、HSI、HSV、Lab等の三次元色空間による表色形式で表されてもよい。色情報に対応する閾値は、色情報に応じて段階的な値であってもよいし、色情報によらず一定の値であってもよい。N番目の線分の注目領域について既に割り当てられている割当色が複数ある場合、色情報に対応する閾値は、割当色毎に設定されてもよい。注目領域を表す第一色の設定方法は適宜変更されてよく、注目領域が丸状の図形の輪郭の内側である時、CPU1は、注目領域を表す第一色は輪郭の内側の黄色としてもよい。
(C−3)S15において注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が割り当てられていない場合(S15:NO)、CPU1は使用色の中からS14で決定された注目領域の代表色との差が所定条件を満たす色をN番目の線分に割り当ててもよい。割当色の色情報の差が閾値以下であると判断される候補が存在しない場合(S29:NO)、CPU1は、少なくとも1の割当色の何れかを線分に割り当ててもよい。S23、S26の少なくとも何れかにおいて、CPU1は、少なくとも1の割当色が複数である場合、複数の割当色を表す複数の色情報の一部又は割当色の代表色に対し差が閾値以下である色情報で表される候補を割当色に追加してもよい。CPU1は、S17において使用色の全てを候補リストに加えなくてもよい。候補の選択順序の設定方法は適宜変更されてよく、CPU1は、S17において候補リストを作成せずに、使用色を順(例えば、糸色番号順、登録順、使用頻度順、お気に入り順等)に読み出してもよい。
(C−4)刺繍データの生成方法は適宜変更されてよい。例えば、元画像を表す縫目は、クロスステッチであってもよい。刺繍データの生成方法は毛糸及び羊毛糸等を専用針で刺して、被縫製物に装飾を施すニードルパンチ機能を用いて元画像を表す場合に適用されてもよい。その場合の刺繍データは、少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データと、注目領域を表す糸色データで示される色の糸で加工する位置(糸を被加工物に埋め込む位置)を指定する位置データとを対応付けたデータであればよい。
1:CPU、2:ROM、3:RAM、4:フラッシメモリ、10:ミシン、21:マウス、22:キーボード、20:刺繍データ生成装置
Claims (14)
- コンピュータ読み取り可能な指示を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体であって、
前記指示は、
画像を表す画像データを取得する画像取得ステップと、
刺繍模様の縫製に使用可能な糸の色を使用色として複数取得する色取得ステップと、
前記画像の中の注目領域を表す第一色を決定する第一色決定ステップと、
複数の前記使用色のうち前記注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が既に割り当てられている場合、当該少なくとも1の割当色と組み合わせた場合に、前記第一色に近づく色を候補として前記複数の使用色の中から選択する選択ステップと、
前記少なくとも1の割当色を表す色情報と、前記候補を表す色情報との差が閾値より小さいかを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断された場合、前記候補を前記少なくとも1の割当色に追加する追加ステップと、
前記少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データと、前記注目領域を表す当該糸色データで示される色の糸で加工する位置を指定する位置データとを対応付けた刺繍データを生成する刺繍データ生成ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記追加ステップは、前記注目領域を表す色として前記少なくとも1の割当色が割り当てられていない場合、前記複数の使用色の中から、前記第一色に最も近い色を前記少なくとも1の割当色に追加することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記追加ステップは、前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断される前記候補が存在しない場合、前記複数の使用色の中から、前記第一色に最も近い色を前記少なくとも1の割当色に追加することを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記少なくとも1の割当色が複数である場合、前記追加ステップは、当該複数の割当色を表す複数の色情報のすべてに対し差が前記閾値より小さい色情報で表される前記候補を前記少なくとも1の割当色に追加することを特徴とすることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記指示は、前記少なくとも1の割当色を表す第二色を決定する第二色決定ステップを前記コンピュータに実行させ、
前記選択ステップは、前記複数の使用色のうち、前記第二色と組み合わせた場合に前記第一色に近づく使用色から順に前記候補として選択することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記画像取得ステップは、複数の画素の集合体である前記画像の前記画像データを取得し、
前記指示は、
前記注目領域として前記複数の画素の中の連続する複数の注目画素を取得する注目画素取得ステップを前記コンピュータに実行させ、
前記第一色決定ステップは、前記複数の画素の複数の画素データの中の、前記複数の注目画素に対応する複数の注目画素データに基づき、前記注目領域の代表色を前記第一色として決定することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記指示は、
前記複数の画素データの中の少なくとも1の画素データに基づき、当該少なくとも1の画素データによって表される少なくとも1の画素を表現する線分の配置を表す線分データを生成する線分データ生成ステップと、
前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断された場合、前記候補の前記糸色データを、前記線分データに割り当てる配色ステップと、
前記配色ステップで割り当てられた前記糸色データが同じである前記線分データが複数ある場合に、当該複数の線分データが表す複数の前記線分を接続する線分データ接続ステップと、
を前記コンピュータに実行させ、
前記注目画素取得ステップは、前記線分データが表す前記線分に対応する前記少なくとも1の画素と、当該少なくとも1の画素の周囲の画素を前記複数の注目画素として取得し、
前記刺繍データ生成ステップは、前記線分データ生成ステップで生成され、前記線分データ接続ステップで接続された前記線分データ、及び前記配色ステップで当該線分データに割り当てられた前記糸色データに基づいて、加工順序、前記糸色データ、及び前記位置データを含む刺繍データを生成することを特徴とする請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記閾値は、明度に関する明度閾値を含み、
前記判断ステップは、前記少なくとも1の割当色を表す前記色情報の内の明度と、前記候補を表す前記色情報の内の明度との差が前記明度閾値より小さいかを判断することを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記明度閾値は、前記少なくとも1の割当色の前記明度が第一所定値以下である時、前記少なくとも1の割当色の前記明度が前記第一所定値以下でない時に比べ大きいことを特徴とする請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記閾値は、色相に関する色相閾値を含み、
前記判断ステップは、前記少なくとも1の割当色を表す前記色情報の内の色相を表す値と、前記候補を表す前記色情報の内の色相を表す値との差が前記色相閾値より小さいかを判断することを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記色相閾値は、前記少なくとも1の割当色の前記色相を表す値が第一の区間である時、前記少なくとも1の割当色の前記色相を表す値が前記第一の区間とは異なる第二の区間の時に比べ大きいことを特徴とする請求項10に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記閾値は、彩度に関する彩度閾値を含み、
前記判断ステップは、前記少なくとも1の割当色を表す前記色情報の内の彩度と、前記候補を表す前記色情報の内の彩度との差が前記彩度閾値より小さいかを判断することを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記彩度閾値は、前記少なくとも1の割当色の前記彩度が第二所定値以下である時、前記少なくとも1の割当色の前記彩度が前記第二所定値以下でない時に比べ小さいことを特徴とする請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 画像を表す画像データを取得する画像取得ステップと、
刺繍模様の縫製に使用可能な糸の色を使用色として複数取得する色取得ステップと、
前記画像の中の注目領域を表す第一色を決定する第一色決定ステップと、
複数の前記使用色のうち前記注目領域を表す色として少なくとも1の割当色が既に割り当てられている場合、当該少なくとも1の割当色と組み合わせた場合に、前記第一色に近づく色を候補として前記複数の使用色の中から選択する選択ステップと、
前記少なくとも1の割当色を表す色情報と、前記候補を表す色情報との差が閾値より小さいかを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで前記差が前記閾値より小さいと判断された場合、前記候補を前記少なくとも1の割当色に追加する追加ステップと、
前記少なくとも1の割当色の中から選定した色を示す糸色データと、前記注目領域を表す当該糸色データで示される色の糸で加工する位置を指定する位置データとを対応付けた刺繍データを生成する刺繍データ生成ステップとを備えることを特徴とした刺繍データ生成方法。
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