JP2019154193A - 電池駆動式の機器 - Google Patents
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Abstract
Description
前記電池から供給される電力を消費して動作する動作部と、
前記電池から供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部とを筐体に備える電池駆動式の機器であって、
前記表示部は、
前記筐体に形成された表示窓と、
所定の色又は模様或いはそれらの両方を有する表示面を有して、前記筐体内で前記表示窓に相対する部位を通って移動可能な可動部材と、
前記筐体内の、前記表示窓よりも上方の初期位置で前記可動部材を係止できる第1係止可能状態から、前記可動部材を前記初期位置で係止できない第1係止不可能状態に切り替わることができる第1係止部と、
前記筐体内の前記初期位置よりも下方且つ前記表示窓に相対する中間位置で前記可動部材を係止できる第2係止可能状態から、前記可動部材を前記中間位置で係止できない第2係止不可能状態に切り替わることができる第2係止部とを有し、
前記筐体の外側から前記表示窓に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される前記表示部の表示情報が、前記可動部材が前記第1係止部によって前記初期位置で係止された第1状態と、前記可動部材が前記第1係止部に係止されておらず且つ前記第2係止部によって前記中間位置で係止された第2状態と、前記可動部材が前記第1係止部及び前記第2係止部の何れからも係止されていないことで前記中間位置よりも下方の落下位置にある第3状態とに遷移する間で順に変化する点にある。
従って、電力消費が小さく且つ安価な電池駆動式の機器を提供できる。
未使用状態において前記電池から電力が供給されていない場合には前記第1状態であり、
前記電池から電力が供給されることで前記未使用状態から使用状態になった場合には前記第2状態に遷移し、
前記電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には前記第3状態に遷移する点にある。
加えて、機器が未使用状態の場合及び電池の残容量が所定の下限値に低下した場合での表示部の表示情報は、表示窓を通して筐体の内部が見える状態で互いに同じになり、それらの場合での表示部の表示情報は、機器が使用状態である場合での表示部の表示情報(可動部材の表示面が見える状態)とは異なる。よって、電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には、機器の動作が正常ではないことを使用者に認識させることができる。
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
加えて、第1係止部は、溶断していない第1導電体で可動部材を係止し、第1導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。同様に、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
未使用状態では、一部が前記筐体の外部に突出し、別の一部が前記電池の正極及び負極の一方と前記接続端子との間を電気的に絶縁させる状態でそれらの間に介装されている絶縁体とを備え、
前記絶縁体が前記筐体の外部に向けて引き出されることで、前記電池の正極及び負極と一対の前記接続端子とが電気的に接続されて、前記電池から前記動作部及び前記表示部へ電力が供給されるように構成され、
前記第1係止部は、前記絶縁体を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できない状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
加えて、第1係止部は、絶縁体で可動部材を係止し、絶縁体が筐体の外部に向けて引き出されると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
前記第1係止部は、前記筐体の内部に設けられた支持具を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記支持具によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記電源投入操作に伴う前記電源スイッチの移動と連動して前記支持具が移動することで前記可動部材が前記支持具に下方から支持されなくなる状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
加えて、第1係止部は、電源スイッチに電源投入操作が行われていない場合には支持具で可動部材を係止し、電源スイッチに電源投入操作が行われるとそれに連動して支持具が移動することで可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態に係る電池駆動式の機器について説明する。
図1は、第1実施形態の電池駆動式の機器の斜視図である。図2は、電池駆動式の機器の構成を説明する図である。尚、本実施形態では、警報装置Aを電池駆動式の機器の一例として示す。図示するように、電池駆動式の警報装置Aは、電力を供給する電池Bと、電池Bから供給される電力を消費して動作する動作部Cと、電池Bから供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部Dとを筐体1に備える。動作部Cは、制御部3及び検出センサ4及び音声出力部5を有している。本実施形態では、筐体1の形状は、筐体1の前面1aから見て矩形である。
図示するように、第1係止部L1は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第1導電体11cを有する。第1導電体11cは、端子11aと端子11bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子11a及び端子11bの間に流す電流を制御できる。第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。第1導電体11c及び第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
図3は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、第1導電体11cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、溶断していない第1導電体11cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
図4は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、第1導電体11cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、溶断している第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
図5は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、溶断している第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
第2実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図示するように、第1係止部L1は、筐体1の内部に設けられた支持具13を有して構成される。支持具13は、板がL字型に折り曲げられたような形状のL字型部材13aと、そのL字型部材13aの所定部位を筐体1の内部に連結する支点部材13bとを有する。L字型部材13aは支点部材13bに支持された状態で揺動可能である。図6に示すように、筐体1の外部に露出している電源スイッチ18を移動させる電源投入操作が行われていない状態では、電源スイッチ18はL字型部材13aに接触しているだけであり、このとき、可動部材10は初期位置でL字型部材13aに係止されている。そして、図7に示すように、電源スイッチ18が筐体1の内側へと押し操作されると、即ち、電源投入操作されると、電源スイッチ18がL字型部材13aに当たり、支点部材13bを支点としてL字型部材13aが揺動する。その結果、可動部材10はL字型部材13aに係止されないようになる。そして、初期位置から下方に落下する。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
図6は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(電源スイッチ18が筐体1の内側へと押し操作される電源投入操作が行われていない状態)において支持具13によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が支持具13によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
図7は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う電源スイッチ18の移動と連動して支持具13が移動することで可動部材10が支持具13に下方から支持されなくなる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
図8は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
第3実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
図9は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(電源スイッチ19が下方へと押し操作される電源投入操作が行われていない状態)において支持具14によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が支持具14によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
図10は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う電源スイッチ19の下方移動と連動して支持具14が移動することで可動部材10が支持具14に下方から支持されなくなる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1の支持具14よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
図11は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
第4実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第4実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
尚、絶縁シート20が、電池Bの正極Baと接続端子16との間に介装されていてもよい。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
図13は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(絶縁シート20を筐体1の外側へと引き出す電源投入操作が行われていない状態)において絶縁シート20の更に別の一部によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が絶縁シート20によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
図14は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う絶縁シート20の移動と連動して、使用状態において絶縁体の更に別の一部によって可動部材10を下方から支持できない状態である。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1の絶縁シート20よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
図15は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
<1>
上記実施形態では、本発明の電池駆動式の機器としての警報装置Aの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。例えば、可動部材10、第1導電体11c、第2導電体12c、支持具13,14、絶縁シート20等の形状及び大きさ及び設置位置などは上記実施形態で説明した具体例には限定されず、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、検出センサ4としてガス検出センサ及びCO(一酸化炭素)検出センサを例示したが、他の種類のセンサであってもよい。
他にも、上記実施形態の図面では、第1導電体11c及び第2導電体12cを同等の長さに描いているが、それらの長さは図示したものに限定されない。例えば、端子12a,12bを、端子11A,11Bと同様の高さに設置すると共に、第2導電体12cを第1導電体11cよりも長くして、より下方まで垂らすように構成してもよい。それにより、第2係止部としての第2導電体12cによって可動部材10が係止されるときの中間位置は、第1係止部としての第1導電体11cによって可動部材10が係止されるときの初期位置よりも下方に位置する。
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
4 検出センサ
6 表示窓(表示部)
7 CO用ランプ(表示部)
8 ガス用ランプ(表示部)
10 可動部材
10a 被係止部
11c 第1導電体(第1係止部)
12c 第2導電体(第2係止部)
13 支持具(第1係止部)
13a L字型部材(第1係止部)
13b 支点部材(第1係止部)
14 支持具(第1係止部)
15 バネ(第1係止部)
16 接続端子
17 接続端子
18 電源スイッチ
19 電源スイッチ
20 絶縁シート(絶縁体)
A 警報装置(機器)
B 電池
C 動作部
D 表示部
L1 第1係止部
L2 第2係止部
SW 起動指令受付部
Claims (6)
- 電力を供給する電池と、
前記電池から供給される電力を消費して動作する動作部と、
前記電池から供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部とを筐体に備える電池駆動式の機器であって、
前記表示部は、
前記筐体に形成された表示窓と、
所定の色又は模様或いはそれらの両方を有する表示面を有して、前記筐体内で前記表示窓に相対する部位を通って移動可能な可動部材と、
前記筐体内の、前記表示窓よりも上方の初期位置で前記可動部材を係止できる第1係止可能状態から、前記可動部材を前記初期位置で係止できない第1係止不可能状態に切り替わることができる第1係止部と、
前記筐体内の前記初期位置よりも下方且つ前記表示窓に相対する中間位置で前記可動部材を係止できる第2係止可能状態から、前記可動部材を前記中間位置で係止できない第2係止不可能状態に切り替わることができる第2係止部とを有し、
前記筐体の外側から前記表示窓に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される前記表示部の表示情報が、前記可動部材が前記第1係止部によって前記初期位置で係止された第1状態と、前記可動部材が前記第1係止部に係止されておらず且つ前記第2係止部によって前記中間位置で係止された第2状態と、前記可動部材が前記第1係止部及び前記第2係止部の何れからも係止されていないことで前記中間位置よりも下方の落下位置にある第3状態とに遷移する間で順に変化する電池駆動式の機器。 - 前記可動部材は、
未使用状態において前記電池から電力が供給されていない場合には前記第1状態であり、
前記電池から電力が供給されることで前記未使用状態から使用状態になった場合には前記第2状態に遷移し、
前記電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には前記第3状態に遷移する請求項1に記載の電池駆動式の機器。 - 前記第1係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第1導電体を有し、前記第1係止可能状態は前記第1導電体が溶断していない状態であり、前記第1係止不可能状態は前記第1導電体が溶断した状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。 - 前記筐体の内部に、使用状態で前記電池の正極及び負極が電気的に接続される一対の接続端子と、
未使用状態では、一部が前記筐体の外部に突出し、別の一部が前記電池の正極及び負極の一方と前記接続端子との間を電気的に絶縁させる状態でそれらの間に介装されている絶縁体とを備え、
前記絶縁体が前記筐体の外部に向けて引き出されることで、前記電池の正極及び負極と一対の前記接続端子とが電気的に接続されて、前記電池から前記動作部及び前記表示部へ電力が供給されるように構成され、
前記第1係止部は、前記絶縁体を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できない状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。 - 前記筐体の外部に露出している電源スイッチを移動させる電源投入操作が行われるのに応じて、前記電源投入操作が未だ行われていない未使用状態から前記電源投入操作が行われた後の使用状態へと移行するように構成され、
前記第1係止部は、前記筐体の内部に設けられた支持具を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記支持具によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記電源投入操作に伴う前記電源スイッチの移動と連動して前記支持具が移動することで前記可動部材が前記支持具に下方から支持されなくなる状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。 - 前記動作部は、火災検出センサ、及び、ガス漏れ検出センサ、及び、一酸化炭素検出センサの内の少なくとも二以上の検出センサを有して構成される請求項1〜5の何れか一項に記載の電池駆動式の機器。
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