JP2019154193A - 電池駆動式の機器 - Google Patents

電池駆動式の機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019154193A
JP2019154193A JP2018039509A JP2018039509A JP2019154193A JP 2019154193 A JP2019154193 A JP 2019154193A JP 2018039509 A JP2018039509 A JP 2018039509A JP 2018039509 A JP2018039509 A JP 2018039509A JP 2019154193 A JP2019154193 A JP 2019154193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
movable member
battery
conductor
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018039509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7008542B2 (ja
Inventor
圭祐 松村
Keisuke Matsumura
圭祐 松村
良一 宮地
Ryoichi Miyaji
良一 宮地
元 藤井
Gen Fujii
元 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2018039509A priority Critical patent/JP7008542B2/ja
Publication of JP2019154193A publication Critical patent/JP2019154193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7008542B2 publication Critical patent/JP7008542B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】電力消費が小さく且つ安価な電池駆動式の機器を提供する。【解決手段】電池駆動式の機器であって、表示部Dは表示窓6と第1係止部L1と第2係止部L2とを有し、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報が、可動部材10が第1係止部L1によって初期位置で係止された第1状態と、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された第2状態と、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある第3状態とに遷移する間で順に変化する。【選択図】図3

Description

本発明は、電力を供給する電池と、前記電池から供給される電力を消費して動作する動作部と、前記電池から供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部とを筐体に備える電池駆動式の機器に関する。
特許文献1(特開平10−283582号公報)には、電池駆動式の警報装置が記載されている。このような電池駆動式の警報装置の利点として、商用交流電源との接続配線が難しいような設置箇所や美観を大切にするような設置箇所に警報装置を設けることが要求された場合に適用可能である点が挙げられる。
電池駆動式の機器は、設置箇所の自由度が高くなるという利点などがあるものの、電池容量に限りがあるため、電力消費を小さくすることが求められる。特に、様々な情報を表示する表示部に用いられることが多いLEDなどのランプは、電池駆動式の機器に搭載するには電力消費が大きいという問題がある。
そのため、特許文献2(実開昭59−20281号公報)に記載のような磁気反転型表示器が用いられることもある。この磁気反転型表示器は、反転し得るように支持された表示ディスクと、その表示ディスクの反転軸の周りにその表示ディスクと共に反転し得るように設けられた永久磁石と、その永久磁石に対向する位置に磁極を有し、その極性を反転し得る電磁石装置とを有する。そして、電磁石装置のコイルに電流を流して磁極の極性を反転させて、永久磁石及び表示ディスクを反転軸周りで反転させることで、表示が変更される。このように、磁気反転型表示器は、反転動作時以外は電力を消費しないという利点がある。
特開平10−283582号公報 実開昭59−20281号公報
しかしながら、特許文献2に記載の磁気反転型表示器は、永久磁石を使用することから価格が高いことが課題としてあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力消費が小さく且つ安価な電池駆動式の機器を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る電池駆動式の機器の特徴構成は、電力を供給する電池と、
前記電池から供給される電力を消費して動作する動作部と、
前記電池から供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部とを筐体に備える電池駆動式の機器であって、
前記表示部は、
前記筐体に形成された表示窓と、
所定の色又は模様或いはそれらの両方を有する表示面を有して、前記筐体内で前記表示窓に相対する部位を通って移動可能な可動部材と、
前記筐体内の、前記表示窓よりも上方の初期位置で前記可動部材を係止できる第1係止可能状態から、前記可動部材を前記初期位置で係止できない第1係止不可能状態に切り替わることができる第1係止部と、
前記筐体内の前記初期位置よりも下方且つ前記表示窓に相対する中間位置で前記可動部材を係止できる第2係止可能状態から、前記可動部材を前記中間位置で係止できない第2係止不可能状態に切り替わることができる第2係止部とを有し、
前記筐体の外側から前記表示窓に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される前記表示部の表示情報が、前記可動部材が前記第1係止部によって前記初期位置で係止された第1状態と、前記可動部材が前記第1係止部に係止されておらず且つ前記第2係止部によって前記中間位置で係止された第2状態と、前記可動部材が前記第1係止部及び前記第2係止部の何れからも係止されていないことで前記中間位置よりも下方の落下位置にある第3状態とに遷移する間で順に変化する点にある。
上記特徴構成によれば、筐体の外部からは、表示窓を通して筐体の内部が見える。また、筐体の内部の表示窓に相対する中間位置に可動部材が位置している場合には、表示窓には可動部材の表示面が見える。よって、筐体の外側から表示窓に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部の表示情報は、可動部材が表示窓よりも上方の初期位置にあることで表示窓を通して筐体の内部が見える状態(第1状態)から、可動部材が表示窓に相対する中間位置にあることで可動部材の表示面が見える状態(第2状態)、及び、可動部材が表示窓よりも下方の落下位置にあることで表示窓を通して筐体の内部が見える状態(第3状態)へと順に変化する。また、表示部の表示情報に変化をもたらす可動部材の初期位置から中間位置及び落下位置への落下移動は重力によって行われるので、その移動のために大きな電力が消費されることもない。
従って、電力消費が小さく且つ安価な電池駆動式の機器を提供できる。
本発明に係る電池駆動式の機器の別の特徴構成は、前記可動部材は、
未使用状態において前記電池から電力が供給されていない場合には前記第1状態であり、
前記電池から電力が供給されることで前記未使用状態から使用状態になった場合には前記第2状態に遷移し、
前記電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には前記第3状態に遷移する点にある。
上記特徴構成によれば、未使用状態において電池から電力が供給されていない場合(第1状態)には、表示窓からは可動部材は見えずに筐体の内部が見える。また、電池から電力が供給されることで未使用状態から使用状態になった場合(第2状態)には、表示窓からは可動部材の表示面が見える。また更に、電池の残容量が所定の下限値に低下した場合(第3状態)には、表示窓からは可動部材は見えずに筐体の内部が見える。つまり、電池から電力が供給されることで使用状態になった場合(第2状態)に可動部材の表示面が筐体の外部から見えることで、可動部材の表示面に付けられた色又は模様或いはそれらの両方を、機器が動作中であることを示す情報として使用者に認識させることができる。
加えて、機器が未使用状態の場合及び電池の残容量が所定の下限値に低下した場合での表示部の表示情報は、表示窓を通して筐体の内部が見える状態で互いに同じになり、それらの場合での表示部の表示情報は、機器が使用状態である場合での表示部の表示情報(可動部材の表示面が見える状態)とは異なる。よって、電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には、機器の動作が正常ではないことを使用者に認識させることができる。
本発明に係る電池駆動式の機器の更に別の特徴構成は、前記第1係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第1導電体を有し、前記第1係止可能状態は前記第1導電体が溶断していない状態であり、前記第1係止不可能状態は前記第1導電体が溶断した状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
上記特徴構成によれば、第1係止部は、第1係止可能状態から第1係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。同様に、第2係止部は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。
加えて、第1係止部は、溶断していない第1導電体で可動部材を係止し、第1導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。同様に、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
本発明に係る電池駆動式の機器の更に別の特徴構成は、前記筐体の内部に、使用状態で前記電池の正極及び負極が電気的に接続される一対の接続端子と、
未使用状態では、一部が前記筐体の外部に突出し、別の一部が前記電池の正極及び負極の一方と前記接続端子との間を電気的に絶縁させる状態でそれらの間に介装されている絶縁体とを備え、
前記絶縁体が前記筐体の外部に向けて引き出されることで、前記電池の正極及び負極と一対の前記接続端子とが電気的に接続されて、前記電池から前記動作部及び前記表示部へ電力が供給されるように構成され、
前記第1係止部は、前記絶縁体を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できない状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
上記特徴構成によれば、第1係止部は、使用者により絶縁体が筐体の外部に向けて引き出されることで第1係止可能状態から第1係止不可能状態に変化するように構成されており、電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。また、第2係止部は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。
加えて、第1係止部は、絶縁体で可動部材を係止し、絶縁体が筐体の外部に向けて引き出されると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
本発明に係る電池駆動式の機器の更に別の特徴構成は、前記筐体の外部に露出している電源スイッチを移動させる電源投入操作が行われるのに応じて、前記電源投入操作が未だ行われていない未使用状態から前記電源投入操作が行われた後の使用状態へと移行するように構成され、
前記第1係止部は、前記筐体の内部に設けられた支持具を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記支持具によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記電源投入操作に伴う前記電源スイッチの移動と連動して前記支持具が移動することで前記可動部材が前記支持具に下方から支持されなくなる状態であり、
前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である点にある。
上記特徴構成によれば、第1係止部は、使用者による電源投入操作に伴う電源スイッチの移動と連動して第1係止可能状態から第1係止不可能状態に変化するように構成されており、電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。また、第2係止部は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。
加えて、第1係止部は、電源スイッチに電源投入操作が行われていない場合には支持具で可動部材を係止し、電源スイッチに電源投入操作が行われるとそれに連動して支持具が移動することで可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部は、溶断していない第2導電体で可動部材を係止し、第2導電体が溶断すると可動部材を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
本発明に係る電池駆動式の機器の更に別の特徴構成は、前記動作部は、火災検出センサ、及び、ガス漏れ検出センサ、及び、一酸化炭素検出センサの内の少なくとも二以上の検出センサを有して構成される点にある。
上記特徴構成によれば、動作部の検出センサが検出した、火災の発生及びガス漏れの発生及び一酸化炭素濃度の上昇の内の少なくとも複数の異常を、外部に報知できる。
第1実施形態の電池駆動式の機器の斜視図である。 第1実施形態の電池駆動式の機器の構成を説明する図である。 第1実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第1実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第1実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第2実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第2実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第2実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第3実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第3実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第3実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第4実施形態の電池駆動式の機器の斜視図である。 第4実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第4実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。 第4実施形態の電池駆動式の機器の表示部の構成例を示す図である。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態に係る電池駆動式の機器について説明する。
図1は、第1実施形態の電池駆動式の機器の斜視図である。図2は、電池駆動式の機器の構成を説明する図である。尚、本実施形態では、警報装置Aを電池駆動式の機器の一例として示す。図示するように、電池駆動式の警報装置Aは、電力を供給する電池Bと、電池Bから供給される電力を消費して動作する動作部Cと、電池Bから供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部Dとを筐体1に備える。動作部Cは、制御部3及び検出センサ4及び音声出力部5を有している。本実施形態では、筐体1の形状は、筐体1の前面1aから見て矩形である。
検出センサ4は、例えば、ガス検出センサ、及び、CO(一酸化炭素)検出センサなどのセンサを有して構成される。検出センサ4の検出結果は制御部3に伝達される。
ガス検出センサは、例えば都市ガスを検出対象とする場合であれば、都市ガスの主成分であるメタンガス(CH)の濃度を検知するためのメタンガス検出センサを用いて構成される。尚、他のガスを検出対象とする場合には、そのガスを検出可能なセンサを用いればよい。そして、制御部3が、ガス検出センサから伝達される検出結果に基づいて、ガス漏れが発生しているか否か(即ち、検出対象とするガス濃度が所定レベル以上であるか否か)を判定する。
CO検出センサは、一酸化炭素ガス(CO)の濃度を検知するためのガスセンサを用いて構成される。そして、制御部3が、CO検出センサから伝達される検出結果に基づいて、一酸化炭素の濃度が所定レベル以上になっているか否かを判定する。
筐体1の内部には音声出力部5も設けられる。音声出力部5は、音声を出力できるスピーカなどを用いて実現される。制御部3の制御によって音声出力部5から出力された音声は、筐体1の前面1aに設けられた音孔9を通して筐体1の外部に放出される。
筐体1の前面1aに設けられる表示部Dとして、表示窓6、CO用ランプ7、ガス用ランプ8がある。また、筐体1には、筐体1の外部と内部との間でのガスの流通を許容して、筐体1の外部に存在するCOやメタンガスなどが筐体1の内部のガス検出センサ(検出センサ4)に到達できるようにする通気孔(図示せず)が設けられている。筐体1の前面1aにおいて、CO用ランプ7の上には「CO」という文字が記載され、ガス用ランプ8の上には「ガス」という文字が記載されている。その結果、使用者はどのランプが何の情報を表しているのかを知ることができる。各ランプはLEDなどを用いて実現され、制御部3による制御に従って動作する。
例えば、制御部3は、CO検出センサ(検出センサ4)の検出結果に基づいて、所定値以上の濃度のCOが検出されたと判定するとCO用ランプ7を点灯又は点滅させるといった警報表示を行わせ、所定値未満の濃度のCOしか検出されていなければCO用ランプ7を消灯させる。更に、制御部3は、CO濃度の異常を知らせるための音声を音声出力部5から出力させてもよい。
また、制御部3は、ガス検出センサ(検出センサ4)の検出結果に基づいて、所定値以上の濃度のメタンが検出されたと判定するとガス用ランプ8を点灯又は点滅させるといった警報表示を行わせ、所定値未満の濃度のメタンしか検出されていなければガス用ランプ8を消灯させる。更に、制御部3は、ガス(メタン)濃度の異常を知らせるための音声を音声出力部5から出力させてもよい。
筐体1の天面1cにはネジ孔を有する引掛部2が設けられている。特に、引掛部2は、天面1cと背面との境界近傍に設けられている。従って、通常であれば、本実施形態の警報装置Aは、壁面に設けられているネジなどの突起に引掛部2のネジ孔が引掛けられた状態、即ち、筐体1の背面が設置場所となる壁面に相対した状態で設置される。
警報装置Aが備える制御部3及び検出センサ4及び音声出力部5及び表示部Dで消費される電力は全て電池Bから供給される。但し、電池Bから制御部3及び検出センサ4及び音声出力部5及び表示部Dへの電力供給は、使用者が起動指令受付部SWによって警報装置Aの起動指令を行った後から開始され、使用者が起動指令受付部SWによって警報装置Aの起動指令を行っていない間は電力供給が行われない。本実施形態では、この起動指令受付部SWは、筐体1の側面1bで外部に露出している電源スイッチ18である。そして、警報装置Aは、電源スイッチ18を移動させる電源投入操作が行われるのに応じて、電源投入操作が未だ行われていない未使用状態から電源投入操作が行われた後の使用状態へと移行するように構成される。
表示窓6は、筐体1の前面1aに形成された開口である。よって、筐体1の外部からは、表示窓6を通して筐体1の内部が見える。可動部材10は、所定の色又は模様或いはそれらの両方を有する表示面を有して、筐体1内でその表示窓6に相対する部位を通って移動可能に構成されている。例えば、筐体1の内部の表示窓6の部分に可動部材10が位置していると、表示窓6には可動部材10の表示面に付された所定の色又は模様或いはそれらの両方が見える。
第1係止部L1は、筐体1内の、表示窓6よりも上方の初期位置で可動部材10を係止できる第1係止可能状態から、可動部材10を初期位置で係止できない第1係止不可能状態に切り替わることができるように構成されている。第2係止部L2は、筐体1内の初期位置よりも下方且つ表示窓6に相対する中間位置で可動部材10を係止できる第2係止可能状態から、可動部材10を中間位置で係止できない第2係止不可能状態に切り替わることができるように構成されている。
図3〜図5は、第1実施形態の電池駆動式の警報装置Aの表示部Dの構成例を示す図である。図3の左図及び図4の左図及び図5の左図は筐体1の外側から見た図であり、図3の右図及び図4の右図及び図5の右図は筐体1の内側から見た図である。
図示するように、第1係止部L1は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第1導電体11cを有する。第1導電体11cは、端子11aと端子11bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子11a及び端子11bの間に流す電流を制御できる。第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。第1導電体11c及び第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
可動部材10の表面(表示面)、即ち、筐体1の外側を向いた面には、所定の色又は模様或いはそれらの両方が付されている。可動部材10の裏面、即ち、筐体1の内側に向いた面の上端部には、突起状の被係止部10aが設けられている。
第1係止部L1の第1導電体11cは、溶断していない第1導電体11cで可動部材10の被係止部10aを係止した状態にあるとき、可動部材10が初期位置に位置するような長さに設計されている。この初期位置は表示窓6よりも上方にあり、筐体1の外側から表示窓6を見たとき、初期位置にある可動部材10は表示窓6には現れていない。その結果、可動部材10が初期位置にあるとき、表示窓6からは筐体1の内部に付された色が見える。
第2係止部L2の第2導電体12cは、溶断していない第2導電体12cで可動部材10の被係止部10aを係止した状態にあるとき、可動部材10が中間位置に位置するような長さに設計されている。この中間位置は表示窓6と同等の高さにあり、筐体1の外側から表示窓6を見たとき、中間位置にある可動部材10は表示窓6に現れる。その結果、可動部材10が中間位置にあるとき、表示窓6からは可動部材10の表面(表示面)、即ち、筐体1の外側を向いた面に付された所定の色又は模様或いはそれらの両方が現れる。
〔第1状態〕
図3は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、第1導電体11cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、溶断していない第1導電体11cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
制御部3は、未使用状態において電池Bから電力が供給されていない場合には動作できない。そのため、可動部材10は第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止されている(第1状態)。
第1状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも高い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第1状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第1状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
〔第2状態〕
図4は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、第1導電体11cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、溶断している第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
制御部3は、電池Bから電力が供給されることで未使用状態から使用状態になった場合には、端子11a及び端子11bの間に流す電流を制御し、第1導電体11cを通電によって溶断させる。それにより、初期位置にあった可動部材10は第1導電体11cにより係止されなくなって落下し、第2係止部L2によって中間位置で係止される(第2状態)。
第2状態では、可動部材10は表示窓6の部分と同じ高さにあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることができる。従って、第2状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、可動部材10の表示面の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、可動部材10の表示面が例えば白色であるので、第2状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「白色」である。
〔第3状態〕
図5は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、溶断している第1係止部L1の第1導電体11cによって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
制御部3は、電池Bの残容量が所定の下限値に低下した場合には、端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御し、第2導電体12cを通電によって溶断させる。それにより、中間位置にあった可動部材10は第2導電体12cにより係止されなくなって落下し、中間位置よりも下方の落下位置に移動する(第3状態)。尚、制御部3は、電池Bの残容量を例えば電池電圧を指標として認識できる。
第3状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも低い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第3状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第3状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
以上のように、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、可動部材10が表示窓6よりも上方の初期位置にあることで表示窓6を通して筐体1の内部が見える状態(第1状態)から、可動部材10が表示窓6に相対する中間位置にあることで可動部材10の表示面が見える状態(第2状態)、及び、可動部材10が表示窓6よりも下方の落下位置にあることで表示窓6を通して筐体1の内部が見える状態(第3状態)へと順に変化する。また、表示部Dの表示情報に変化をもたらす可動部材10の初期位置から中間位置及び落下位置への落下移動は重力によって行われるので、その移動のために大きな電力が消費されることもない。
また、第1係止部L1は、第1係止可能状態から第1係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。同様に、第2係止部L2は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。加えて、第1係止部L1は、溶断していない第1導電体11cで可動部材10を係止し、第1導電体11cが溶断すると可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。同様に、第2係止部L2は、溶断していない第2導電体12cで可動部材10を係止し、第2導電体12cが溶断すると可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
<第2実施形態>
第2実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図6〜図8は、第2実施形態の電池駆動式の警報装置Aの表示部Dの構成例を示す図である。図6の左図及び図7の左図及び図8の左図は筐体1の外側から見た図であり、図6の右図及び図7の右図及び図8の右図は筐体1の内側から見た図である。
図示するように、第1係止部L1は、筐体1の内部に設けられた支持具13を有して構成される。支持具13は、板がL字型に折り曲げられたような形状のL字型部材13aと、そのL字型部材13aの所定部位を筐体1の内部に連結する支点部材13bとを有する。L字型部材13aは支点部材13bに支持された状態で揺動可能である。図6に示すように、筐体1の外部に露出している電源スイッチ18を移動させる電源投入操作が行われていない状態では、電源スイッチ18はL字型部材13aに接触しているだけであり、このとき、可動部材10は初期位置でL字型部材13aに係止されている。そして、図7に示すように、電源スイッチ18が筐体1の内側へと押し操作されると、即ち、電源投入操作されると、電源スイッチ18がL字型部材13aに当たり、支点部材13bを支点としてL字型部材13aが揺動する。その結果、可動部材10はL字型部材13aに係止されないようになる。そして、初期位置から下方に落下する。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
〔第1状態〕
図6は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(電源スイッチ18が筐体1の内側へと押し操作される電源投入操作が行われていない状態)において支持具13によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が支持具13によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
第1状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも高い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第1状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第1状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
〔第2状態〕
図7は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う電源スイッチ18の移動と連動して支持具13が移動することで可動部材10が支持具13に下方から支持されなくなる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
第2状態では、可動部材10は表示窓6の部分と同じ高さにあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることができる。従って、第2状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、可動部材10の表示面の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、可動部材10の表示面が例えば白色であるので、第2状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「白色」である。
〔第3状態〕
図8は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の支持具13によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
制御部3は、電池Bの残容量が所定の下限値に低下した場合には、端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御し、第2導電体12cを通電によって溶断させる。それにより、中間位置にあった可動部材10は第2導電体12cにより係止されなくなって落下し、中間位置よりも下方の落下位置に移動する(第3状態)。
第3状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも低い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第3状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第3状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
以上のように、第1係止部L1は、使用者による電源投入操作に伴う電源スイッチ18の移動と連動して第1係止可能状態から第1係止不可能状態に変化するように構成されており、電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。また、第2係止部L2は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。加えて、第1係止部L1は、電源スイッチ18に電源投入操作が行われていない場合には支持具13で可動部材10を係止し、電源スイッチ18に電源投入操作が行われるとそれに連動して支持具13が移動することで可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部L2は、溶断していない第2導電体12cで可動部材10を係止し、第2導電体12cが溶断すると可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
<第3実施形態>
第3実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図9〜図11は、第1実施形態の電池駆動式の警報装置Aの表示部Dの構成例を示す図である。図9の左図及び図10の左図及び図11の左図は筐体1の外側から見た図であり、図9の右図及び図10の右図及び図11の右図は筐体1の内側から見た図である。
図9に示す未使用状態では、可動部材10は支持具14によって下方から支持されている。この支持具14は、バネ15によって筐体1の内側に向かって押されており、可動部材10の下側へと入り込んでいる。但し、可動部材10が下方に押し下げられると、支持具14はバネ15の力に逆らって筐体1の外側へと押され、可動部材10は支持具14よりも下方へと移動できる。また、本実施形態の電源スイッチ19は、常に筐体1の外側へ突出しており、下方へと押し操作されると、即ち、電源投入操作されると、電源スイッチ19が可動部材10に当たる。そして、可動部材10が下方へと移動するのに伴って支持具14を筐体1の外側へと押し出す。その結果、可動部材10は支持具14の下方へと移動して、支持具14に係止されないようになる。それにより、可動部材10は初期位置から下方に落下する。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
〔第1状態〕
図9は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(電源スイッチ19が下方へと押し操作される電源投入操作が行われていない状態)において支持具14によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が支持具14によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
第1状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも高い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第1状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第1状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
〔第2状態〕
図10は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う電源スイッチ19の下方移動と連動して支持具14が移動することで可動部材10が支持具14に下方から支持されなくなる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1の支持具14よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
第2状態では、可動部材10は表示窓6の部分と同じ高さにあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることができる。従って、第2状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、可動部材10の表示面の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、可動部材10の表示面が例えば白色であるので、第2状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「白色」である。
〔第3状態〕
図11は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の支持具14によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
制御部3は、電池Bの残容量が所定の下限値に低下した場合には、端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御し、第2導電体12cを通電によって溶断させる。それにより、中間位置にあった可動部材10は第2導電体12cにより係止されなくなって落下し、中間位置よりも下方の落下位置に移動する(第3状態)。
第3状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも低い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第3状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第3状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
以上のように、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報が、第1状態と、第2状態と、第3状態とに遷移する間で順に変化する。また、可動部材10が第1状態及び第3状態である場合の表示部Dの表示情報は同じである。
<第4実施形態>
第4実施形態の電池駆動式の機器は表示部Dの構成が上記実施形態と異なっている。以下に第4実施形態の電池駆動式の機器について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図12は、第4実施形態の電池駆動式の機器の斜視図である。図13〜図15は、第4実施形態の電池駆動式の警報装置Aの表示部Dの構成例を示す図である。図13の左図及び図14の左図及び図15の左図は筐体1の外側から見た図であり、図13の右図及び図14の右図及び図15の右図は筐体1の内側から見た図である。
図示するように、本実施形態では、起動指令受付部SWは、筐体1の外部に露出している絶縁シート(絶縁体)20である。筐体1の内部に、使用状態で電池Bの正極Ba及び負極Bbが電気的に接続される一対の接続端子16,17と、未使用状態では、一部が筐体1の外部に突出し、別の一部が電池Bの正極Ba及び負極Bbの一方とそれに対応する接続端子16,17との間を電気的に絶縁させる状態でそれらの間に介装されている絶縁シート20とを備える。そして、絶縁シート20が筐体1の外部に向けて引き出されることで、電池Bの正極Ba及び負極Bbと一対の接続端子16,17とが電気的に接続されて、電池Bから動作部C及び表示部Dへ電力が供給されるように構成されている。図13に示す例では、未使用状態のとき、絶縁シート20は電池Bの負極Bbと接続端子17との間に介装されており、電池Bからの電力供給は行われない。それに対して、絶縁シート20が筐体1の外側に向けて引き出されるのに伴って電池Bの負極Bbと接続端子17との間から絶縁シート20が取り除かれると、電池Bの負極Bbと接続端子17とが導通して、電池Bからの電力供給が行われる。つまり、警報装置Aは、絶縁シート20を筐体1の外側に向けて引き出す電源投入操作が行われるのに応じて、電源投入操作が未だ行われていない未使用状態から電源投入操作が行われた後の使用状態へと移行するように構成される。
尚、絶縁シート20が、電池Bの正極Baと接続端子16との間に介装されていてもよい。
図13に示す未使用状態では、可動部材10は絶縁シート20によって下方から支持されている。但し、絶縁シート20が電源投入操作によって筐体1の外側へと引き出されると、可動部材10の下方には絶縁シート20が存在しなくなり、可動部材10は下方へと移動できる。それにより、可動部材10は初期位置から下方に落下する。
第2係止部L2は、電池Bから電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体12cを有する。第2導電体12cは、端子12aと端子12bとの間に接続されており、制御部3は、これら端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御できる。例えば、第2導電体12cは、例えば電力ヒューズと同様の材料を用いて構成される。
〔第1状態〕
図13は、第1状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止可能状態は、未使用状態(絶縁シート20を筐体1の外側へと引き出す電源投入操作が行われていない状態)において絶縁シート20の更に別の一部によって可動部材10を下方から支持できる状態である。つまり、可動部材10が絶縁シート20によって下方から支持されているとき、可動部材10は筐体1内の初期位置にある。そして、可動部材10が第1係止可能状態にある第1係止部L1によって初期位置で係止された状態のことを、第1状態とする。
第1状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも高い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第1状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第1状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
〔第2状態〕
図14は、第2状態にあるときの可動部材10を示している。
第1係止部L1の第1係止不可能状態は、電源投入操作に伴う絶縁シート20の移動と連動して、使用状態において絶縁体の更に別の一部によって可動部材10を下方から支持できない状態である。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第1係止部L1の絶縁シート20よりも下方の第2係止部L2の方へと落下する。また、第2係止部L2の第2係止可能状態は、第2導電体12cが溶断していないことで、筐体1内の初期位置よりも下方の所定の中間位置で可動部材10を係止できる状態である。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断していない第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されているとき、可動部材10は中間位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1に係止されておらず且つ第2係止部L2によって中間位置で係止された状態のことを、第2状態とする。
第2状態では、可動部材10は表示窓6の部分と同じ高さにあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることができる。従って、第2状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、可動部材10の表示面の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、可動部材10の表示面が例えば白色であるので、第2状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「白色」である。
〔第3状態〕
図15は、第3状態にあるときの可動部材10を示している。
第2係止部L2の第2係止不可能状態は、第2導電体12cが溶断していることで、可動部材10を係止できない状態である。つまり、第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10を係止することはできないため、可動部材10は第2係止部L2よりも下方へと落下する。つまり、第1係止部L1の絶縁シート20によって可動部材10が係止されておらず且つ溶断している第2係止部L2の第2導電体12cによって可動部材10が係止されていないとき、可動部材10は中間位置よりも下方の落下位置にある。そして、可動部材10が第1係止部L1及び第2係止部L2の何れからも係止されていないことで中間位置よりも下方の落下位置にある状態のことを、第3状態とする。
制御部3は、電池Bの残容量が所定の下限値に低下した場合には、端子12a及び端子12bの間に流す電流を制御し、第2導電体12cを通電によって溶断させる。それにより、中間位置にあった可動部材10は第2導電体12cにより係止されなくなって落下し、中間位置よりも下方の落下位置に移動する(第3状態)。
第3状態では、可動部材10は表示窓6の部分よりも低い位置にあるため、筐体1の外側から可動部材10を見ることはできない。従って、第3状態では、筐体1の外側から表示窓6に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される表示部Dの表示情報は、筐体1の内部の色又は模様或いはそれらの両方によって定まる。本実施形態では、筐体1の内部が黒色であるので、第3状態では筐体1の外側から表示窓6に見える表示部Dの表示情報は「黒色」である。
以上のように、第1係止部L1は、使用者により絶縁シート20が筐体1の外部に向けて引き出されることで第1係止可能状態から第1係止不可能状態に変化するように構成されており、電力を消費することなく第1係止可能状態及び第1係止不可能状態を維持できる。また、第2係止部L2は、第2係止可能状態から第2係止不可能状態に遷移するときにだけ電力を消費し、それ以外は電力を消費することなく第2係止可能状態及び第2係止不可能状態を維持できる。加えて、第1係止部L1は、絶縁シート20で可動部材10を係止し、絶縁シート20が筐体1の外部に向けて引き出されると可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。また、第2係止部L2は、溶断していない第2導電12c体で可動部材10を係止し、第2導電体12cが溶断すると可動部材10を係止できなくなるという簡単な構造で実現される。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、本発明の電池駆動式の機器としての警報装置Aの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。例えば、可動部材10、第1導電体11c、第2導電体12c、支持具13,14、絶縁シート20等の形状及び大きさ及び設置位置などは上記実施形態で説明した具体例には限定されず、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、検出センサ4としてガス検出センサ及びCO(一酸化炭素)検出センサを例示したが、他の種類のセンサであってもよい。
他にも、上記実施形態の図面では、第1導電体11c及び第2導電体12cを同等の長さに描いているが、それらの長さは図示したものに限定されない。例えば、端子12a,12bを、端子11A,11Bと同様の高さに設置すると共に、第2導電体12cを第1導電体11cよりも長くして、より下方まで垂らすように構成してもよい。それにより、第2係止部としての第2導電体12cによって可動部材10が係止されるときの中間位置は、第1係止部としての第1導電体11cによって可動部材10が係止されるときの初期位置よりも下方に位置する。
<2>
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、電力消費が小さく且つ安価な電池駆動式の機器に利用できる。
1 筐体
4 検出センサ
6 表示窓(表示部)
7 CO用ランプ(表示部)
8 ガス用ランプ(表示部)
10 可動部材
10a 被係止部
11c 第1導電体(第1係止部)
12c 第2導電体(第2係止部)
13 支持具(第1係止部)
13a L字型部材(第1係止部)
13b 支点部材(第1係止部)
14 支持具(第1係止部)
15 バネ(第1係止部)
16 接続端子
17 接続端子
18 電源スイッチ
19 電源スイッチ
20 絶縁シート(絶縁体)
A 警報装置(機器)
B 電池
C 動作部
D 表示部
L1 第1係止部
L2 第2係止部
SW 起動指令受付部

Claims (6)

  1. 電力を供給する電池と、
    前記電池から供給される電力を消費して動作する動作部と、
    前記電池から供給される電力を消費して、表示する情報を変更可能な表示部とを筐体に備える電池駆動式の機器であって、
    前記表示部は、
    前記筐体に形成された表示窓と、
    所定の色又は模様或いはそれらの両方を有する表示面を有して、前記筐体内で前記表示窓に相対する部位を通って移動可能な可動部材と、
    前記筐体内の、前記表示窓よりも上方の初期位置で前記可動部材を係止できる第1係止可能状態から、前記可動部材を前記初期位置で係止できない第1係止不可能状態に切り替わることができる第1係止部と、
    前記筐体内の前記初期位置よりも下方且つ前記表示窓に相対する中間位置で前記可動部材を係止できる第2係止可能状態から、前記可動部材を前記中間位置で係止できない第2係止不可能状態に切り替わることができる第2係止部とを有し、
    前記筐体の外側から前記表示窓に見える色又は模様或いはそれらの両方で表される前記表示部の表示情報が、前記可動部材が前記第1係止部によって前記初期位置で係止された第1状態と、前記可動部材が前記第1係止部に係止されておらず且つ前記第2係止部によって前記中間位置で係止された第2状態と、前記可動部材が前記第1係止部及び前記第2係止部の何れからも係止されていないことで前記中間位置よりも下方の落下位置にある第3状態とに遷移する間で順に変化する電池駆動式の機器。
  2. 前記可動部材は、
    未使用状態において前記電池から電力が供給されていない場合には前記第1状態であり、
    前記電池から電力が供給されることで前記未使用状態から使用状態になった場合には前記第2状態に遷移し、
    前記電池の残容量が所定の下限値に低下した場合には前記第3状態に遷移する請求項1に記載の電池駆動式の機器。
  3. 前記第1係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第1導電体を有し、前記第1係止可能状態は前記第1導電体が溶断していない状態であり、前記第1係止不可能状態は前記第1導電体が溶断した状態であり、
    前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。
  4. 前記筐体の内部に、使用状態で前記電池の正極及び負極が電気的に接続される一対の接続端子と、
    未使用状態では、一部が前記筐体の外部に突出し、別の一部が前記電池の正極及び負極の一方と前記接続端子との間を電気的に絶縁させる状態でそれらの間に介装されている絶縁体とを備え、
    前記絶縁体が前記筐体の外部に向けて引き出されることで、前記電池の正極及び負極と一対の前記接続端子とが電気的に接続されて、前記電池から前記動作部及び前記表示部へ電力が供給されるように構成され、
    前記第1係止部は、前記絶縁体を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記使用状態において前記絶縁体の更に別の一部によって前記可動部材を下方から支持できない状態であり、
    前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。
  5. 前記筐体の外部に露出している電源スイッチを移動させる電源投入操作が行われるのに応じて、前記電源投入操作が未だ行われていない未使用状態から前記電源投入操作が行われた後の使用状態へと移行するように構成され、
    前記第1係止部は、前記筐体の内部に設けられた支持具を有して構成され、前記第1係止可能状態は、前記未使用状態において前記支持具によって前記可動部材を下方から支持できる状態であり、前記第1係止不可能状態は、前記電源投入操作に伴う前記電源スイッチの移動と連動して前記支持具が移動することで前記可動部材が前記支持具に下方から支持されなくなる状態であり、
    前記第2係止部は、前記電池から電力の供給を受けることができ、通電により発生するジュール熱で溶断する第2導電体を有し、前記第2係止可能状態は前記第2導電体が溶断していない状態であり、前記第2係止不可能状態は前記第2導電体が溶断した状態である請求項1又は2に記載の電池駆動式の機器。
  6. 前記動作部は、火災検出センサ、及び、ガス漏れ検出センサ、及び、一酸化炭素検出センサの内の少なくとも二以上の検出センサを有して構成される請求項1〜5の何れか一項に記載の電池駆動式の機器。
JP2018039509A 2018-03-06 2018-03-06 電池駆動式の機器 Active JP7008542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018039509A JP7008542B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 電池駆動式の機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018039509A JP7008542B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 電池駆動式の機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019154193A true JP2019154193A (ja) 2019-09-12
JP7008542B2 JP7008542B2 (ja) 2022-01-25

Family

ID=67947341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018039509A Active JP7008542B2 (ja) 2018-03-06 2018-03-06 電池駆動式の機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7008542B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019152601A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 大阪瓦斯株式会社 電池駆動式の機器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127505U (ja) * 1980-02-28 1981-09-28
JP2008242879A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Nittan Co Ltd 火災警報器
JP2015165378A (ja) * 2014-02-05 2015-09-17 新コスモス電機株式会社 電池式警報器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127505U (ja) * 1980-02-28 1981-09-28
JP2008242879A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Nittan Co Ltd 火災警報器
JP2015165378A (ja) * 2014-02-05 2015-09-17 新コスモス電機株式会社 電池式警報器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019152601A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 大阪瓦斯株式会社 電池駆動式の機器
JP7004593B2 (ja) 2018-03-06 2022-01-21 大阪瓦斯株式会社 電池駆動式の機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP7008542B2 (ja) 2022-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104465182B (zh) 待机电力切断装置及其控制方法
CN206922443U (zh) 充电电池的充电仓
JP2019154193A (ja) 電池駆動式の機器
AU2010204223B2 (en) Alarm connectable to an external AC power supply for standby power and comprising battery
JP2012120363A (ja) 住宅機器サポートシステム
JP6474606B2 (ja) 警報器
JP2009159684A (ja) 非接触給電機能付き浴槽
CN211015787U (zh) 一种变电站二次屏柜可扩容的告警信号可视化系统
CN108917097A (zh) 一种低功耗待机电路及空气净化器
KR101039580B1 (ko) 스마트 조명 제어 스위치 장치 및 스마트 조명 제어 시스템
JP2013175110A (ja) 交通信号システム及び交通信号制御機
JP7004593B2 (ja) 電池駆動式の機器
CN209767238U (zh) 一种智能式隔离开关
CN205508026U (zh) 一种可远程报警带有振动感应装置的门
CN211453904U (zh) 接触器线圈检测模块及检测装置
CN211348111U (zh) 一种具有提醒功能的用于车内的空气检测仪
CN202258955U (zh) 改进的拉力开关结构
CN113238155B (zh) 一种基于冲击放电的电池故障或失效检测方法
TW201021352A (en) Power-saving power extension line
CN101630433B (zh) 振动报警装置、方法及使用该装置的投影仪、电子产品
TWI819363B (zh) 配線器材
CN213365708U (zh) 消防火灾报警联动电源系统
JP4831007B2 (ja) 電池式火災警報器
US20140232542A1 (en) Theft detection in hvac unit having persistent alarm
CN102572034A (zh) 一种能自动唤醒的移动终端

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7008542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150