JP2019154120A - 運転計画方法、運転計画装置およびプログラム - Google Patents

運転計画方法、運転計画装置およびプログラム Download PDF

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【課題】部分問題に分割して運転計画を作成する場合、部分最適にならないように運転計画を作成することが好ましい。【解決手段】コンピュータにより、複数の対象装置の運転計画を生成する運転計画方法であって、予め定められた目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する問題取得段階と、元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解き、それぞれの対象装置の連続的な状態を演算する緩和問題演算段階と、元問題を複数の部分問題に分割して、緩和問題の解と部分問題の解との距離を用いてそれぞれの部分問題を解き、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算する部分問題演算段階とを備える運転計画方法を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転計画方法、運転計画装置およびプログラムに関する。
従来、離散的な制約条件を緩和した緩和問題を求解する緩和問題最適化部と、部分問題を求解する部分問題最適化部とを備える制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2013−64245号公報
離散的な状態を取る対象装置について部分問題に分割して運転計画を作成する場合、部分最適にならないように運転計画を作成することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、コンピュータにより、複数の対象装置の運転計画を生成する運転計画方法を提供する。運転計画方法は、予め定められた目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する問題取得段階を備えてよい。運転計画方法は、元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解き、それぞれの対象装置の連続的な状態を演算する緩和問題演算段階を備えてよい。運転計画方法は、元問題を複数の部分問題に分割して、緩和問題の解と部分問題の解との距離を用いてそれぞれの部分問題を解き、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算する部分問題演算段階を備えてよい。
部分問題演算段階において、緩和問題の解に対する距離が最小となるように、部分問題の解を演算してよい。
元問題の目的を示す目的関数は、予め定められた目的パラメータを最小にする条件を含んでよい。部分問題演算段階において、部分問題の目的関数として、目的パラメータと、距離に応じた距離パラメータとの和を最小にする関数を用いてよい。
部分問題演算段階において、元問題を複数の時間断面に対応する複数の部分問題に分割し、それぞれの時間断面に対して演算した部分問題の解を次の時間断面における部分問題の初期値として用い、複数の部分問題の解を順次演算してよい。
元問題の制約条件は、複数の時間断面に関する条件を含んでよい。部分問題演算段階において、複数の時間断面における対象装置の状態を一つの部分問題として演算してよい。
対象装置は、負荷に電力を供給する電源装置であってよい。負荷の予測が更新された場合に、緩和問題の解を再演算してよい。
本発明の第2の態様においては、コンピュータに、第1の態様に係る運転計画方法を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明の第3の態様においては、複数の対象装置の運転計画を生成する運転計画装置を提供する。運転計画装置は、予め定められた目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する問題取得部を備えてよい。運転計画装置は、元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解き、それぞれの対象装置の連続的な状態を演算する緩和問題演算部を備えてよい。運転計画装置は、元問題を複数の部分問題に分割して、緩和問題の解を用いてそれぞれの部分問題を解き、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算する部分問題演算部を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る運転計画方法の一例を示すフローチャートである。 図1において説明した運転計画方法の概要を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る運転計画装置300が制御する、対象装置の一例を示す図である。 複数の対象装置の運転計画の一例を示す図である。 図4に示した例における、電源装置304の運転台数と、総消費電力の推移を示す図である。 図4に示した例における、蓄電池306の電池残量、放電量および充電量の推移を示す図である。 元問題を解いた厳密解、緩和問題を解いた緩和解、緩和解を利用して部分問題を解いた実施例解のそれぞれを用いた場合の、消費電力の推移例を示す図である。 元問題を解いた厳密解、緩和問題を解いた緩和解、緩和解を利用して部分問題を解いた実施例解のそれぞれを用いた場合の、電池残量の推移例を示す図である。 元問題を解いた厳密解、緩和問題を解いた緩和解、緩和解を利用して部分問題を解いた実施例解のそれぞれを用いた場合の、出力電力の推移例を示す図である。 運転計画装置300の構成例を示す図である。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る運転計画方法の一例を示すフローチャートである。運転計画方法においては、コンピュータにより、複数の対象装置の運転計画を生成する。コンピュータは、汎用のコンピュータであってよく、運転計画を生成するための専用コンピュータであってもよい。
対象装置は、離散的な状態を取る装置である。例えば対象装置は電源装置であり、離散的な状態は「起動」と「停止」である。本明細書では、状態パラメータとして装置の「起動」を「1」で表し、「停止」を「0」で表す場合がある。なお対象装置は電源装置に限られない。また、離散的な状態は「起動」および「停止」には限られない。また、対象装置は、3値以上の離散的な状態を取る装置であってもよい。
対象装置の運転計画とは、例えば複数の電源装置のそれぞれを「起動」または「停止」するタイミングの計画である。一例として対象装置の運転計画は、予め定められた制約条件を満たしつつ、予め定められた目的を満たすように、各時刻における複数の対象装置の状態を設定する。例えば制約条件は、電源装置の出力電力の最大値、最小値等のように、対象装置の性能に起因する条件を含んでよく、人為的に取り決められた条件を含んでもよい。運転計画の目的は、消費電力の最小化、運転コストの最小化等のように、所定のパラメータの最小化であってよい。運転計画の目的は、所定のパラメータの最大化であってよく、所定のパラメータを基準値に近づけるものであってもよい。
まずコンピュータは、上述した目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する(問題取得段階S102)。元問題は、一例として下式で示すことができる。
式(1.1)は運転計画の目的を示す目的関数であり、「s.t.」以下に示される式(1.2)~(1.4)は運転計画の制約条件を示す。iは時間断面(すなわち離散的な時刻)を示しており、xおよびyは対象装置の時間断面iにおける状態を示す状態パラメータである。本明細書では、x、y等の状態パラメータを、単に「状態x」、「状態y」等のように称する場合がある。xおよびyは、それぞれ異なる対象装置の状態を示してよい。fは対象装置の状態xおよびyに応じた所定の目的パラメータを時間断面毎に示す関数である。目的パラメータとは、例えば上述したように運転コスト等である。本例の目的関数は、各時間断面における目的パラメータの総和を最小化することを示している。
は対象装置の状態xおよびyに応じた所定値と、基準値0との関係を時間断面毎に規定する関数である。本例では、所定値が基準値0以下となることを制約条件としている。またhは対象装置の状態xおよびyに応じた所定値と、基準値0との関係を複数、あるいは全ての時間断面で規定する関数である。なお、制約条件は、所定値が基準値以下となることを規定するものに限定されない。制約条件として、対象装置の様々な特性値を所定の条件に制約するものを用いることができる。
式(1.4)におけるRは任意の実数の値を取ることを示しており、{0,1}は、0または1の離散的な値を取ることを示している。式(1.4)に示されるように、状態xは、一つの対象装置におけるn個の特性の連続的な値の状態を示してよく、n個の対象装置のそれぞれの状態を示してもよい。状態yは、停止(0)および起動(1)の離散的な2値の状態を示す状態パラメータである。状態yは、一つの対象装置におけるm個の特性の状態を示してよく、m個の対象装置のそれぞれの状態を示してもよい。
元問題を解くと、目的関数および制約条件を満たす、各時間断面における対象装置の状態x、yを求解できる。しかし式(1.1)および式(1.2)〜(1.4)で示される元問題は、混合整数非線形計画問題である。混合整数非線形計画問題は、対象装置の数等が大規模になると演算量が膨大になり、解を得ることが困難になる。本例の運転計画方法においては、元問題を解く代わりに、元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解く(緩和問題演算段階S104)。S104においては、元問題における目的関数および制約条件を用いつつ、制約条件においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定して、対象装置の連続的な状態を演算する。緩和問題および元問題における目的関数および制約条件は、状態パラメータが離散値をとるか連続値を取るかの相違を除き、同一であってよい。
緩和問題は、一例として下式で示すことができる。
式(4)における[0,1]は、0以上1以下の任意の実数を取り得ることを示している。本例の緩和問題の目的関数(式(2.1))および制約条件(式(2.2)〜(2.4))は、離散的な状態yに代えて、0から1の間の任意の値を取り得る連続変数である状態y'を用いること以外は、元問題の目的関数(式(1.1))および制約条件(式(1.2)〜(1.4))と同一である。式(2.1))および制約条件(式(2.2)〜(2.4))で示される緩和問題は、非線形計画問題である。非線形計画問題は、逐次二次計画法等の手法で高速に解くことができる。本明細書では、緩和問題で求めた解(すなわち離散的でなく、0から1の間の任意の値を取り得る解)を緩和解と称する場合がある。
次に、緩和問題において、実行可能解(すなわち、制約条件を満たす状態x、y)が存在するか否かを判定する(第1判定段階S106)。実行可能解が存在しない場合、処理を終了する。実行可能解が存在する場合、元問題を複数に分割した部分問題を解く。本例では、部分問題を解くための初期値を設定する(初期値設定段階S108)。
一例として部分問題は、元問題を複数の時間断面に対応する複数の部分に分割した問題である。それぞれの部分問題は、時間断面を一つ含んでよく、複数の時間断面を含んでもよい。それぞれの部分問題に含まれる時間断面の個数は同一であってよく、部分問題間で異なっていてもよい。
S108においては、いずれかの時間断面における状態x、yを設定してよい。例えばS108においては、複数の部分問題に対応する複数の時間断面のうち、最初の時間断面における状態x、yを設定する。最初の時間断面における状態x、yは、現在または過去の対象装置の状態に基づいて定めてもよい。一例として最初の時間断面における状態x、yは、対象装置の現在の状態である。状態x、yの初期値は、現在または過去の対象装置の状態に基づいて定めてもよい。例えば以下の式(3)の例では、現在の状態xは1断面過去の状態xi−1およびyi−1より定義される。ここでの状態xi−1およびyi−1は現在の状態xの初期値となる。
次に、元問題を複数に分割したそれぞれの部分問題を解く(部分問題演算段階S110)。本例の運転計画方法においては、それぞれの時間断面における部分問題を順番に解いていく。部分問題を解く順番は、時刻順であってよい。また、S108においては、S110において部分問題を解いて得られた状態x、yを、次の時刻における部分問題の初期値として用いてよい。
なお、それぞれの部分問題を解く場合には、緩和問題の緩和解(すなわち、任意の実数の値を取り得る状態x'と、0から1の間の任意の値を取り得る状態y')と、部分問題の解(すなわち、状態xと、0または1の離散値であるy)との距離を用いる。解の距離とは、それぞれの状態パラメータ(本例ではxおよびy)空間における、それぞれの解に対応する2つの点の離れ具合を表す尺度を意味する。距離の種類としては、ユークリッド距離やチェビシェフ距離などがある。または距離のほかに類似度、近接度などの指標を用いてもよい。一例としてS110においては、緩和問題の解に対するユークリッド距離が最小となるように、部分問題の解を演算してよい。
部分問題は、一例として下式で示すことができる。本例では、部分問題における目的関数は、それぞれの時間断面において、所定の目的パラメータfを最小化する。本例の部分問題では、それぞれの時間断面において、元問題に含まれる全ての対象装置の全ての状態を求解する。
本例の部分問題では、それぞれ時間断面iについて、式(4.2)〜(4.4)を満たす状態x"、y"を演算する。部分問題における状態x"は、式(4.4)に示すように任意の実数の値を取る。また状態y"は、緩和問題で求めた緩和解y'(すなわち、0から1の間の任意の値を取り得る)に所定の偏差Δを加算したものであり、0または1の2値のいずれかの値を取る。偏差Δは、状態y"と緩和解y'との差分(すなわち距離)を示している。
部分問題の目的関数および制約条件においては、元問題の目的関数および制約条件における状態yに代えて状態y"を用いる。状態y"は、緩和解y'に対して偏差Δの差を有している。本例では、部分問題の目的関数として、式(4.1)で示されるように、関数fで規定される目的パラメータと、偏差Δに応じた距離パラメータdとの和を最小にする目的関数を用いる。なおdは偏差Δの大きさを表す尺度であり、ユーザーが任意に設定してよい。
このような部分問題を解くことで、元問題を複数の部分問題に分割して、緩和問題の緩和解と、部分問題の離散値解との距離を用いてそれぞれの部分問題を解くことができる。部分問題で演算した対象装置の状態x、yを用いることで、目的及び制約条件を満たすように対象装置を制御できる。
部分問題においては、元問題を複数に分割するので、一つの問題の規模が小さくなる。このため、離散的な状態yを含んでいても高速に演算できる。部分問題の演算は、例えば分枝限定法等を用いることで高速に実行できる。
そして、目的関数に距離パラメータ(本例ではd)を導入して部分問題を解くことで、部分問題の解が、一つの部分問題だけを考慮して最適化された部分最適となることを避けることができる。特に、緩和解y'と、部分問題の解y"との距離を最小にするように目的関数を設定することで、厳密解に近い妥当な解を、高速に得ることができる。
数4に示した例では、緩和解y'を用いていたが、緩和解x'を用いてもよい。この場合、x''=x'+Δとなる。また、緩和解x'およびy'の両方を用いてもよい。
一つの部分問題について解を求めた後、全ての部分問題について解を求めたか否かを判定する(第2判定段階S112)。全ての部分問題について解を求めた場合、処理を終了する。解を求めていない部分問題が存在する場合、次の部分問題に対してS108からS112までの処理を繰り返す。本例では、次の部分問題とは、次の時間断面(つまり次の時刻)の部分問題である。全ての部分問題について求解することで、全ての時間断面について、全ての対象装置の状態を規定できる。
図2は、図1において説明した運転計画方法の概要を示す図である。図2における横軸は状態yの値を示し、縦軸は状態yの値を示している。状態y、yにおいて、対象装置が実際にとり得る離散値を、菱形の複数のマーク204でプロットしている。直線202は、制約条件を満たす状態y、yの境界線を示している。直線202の外側において破線でハッチングされている領域が、制約条件を満たさない領域であり、ハッチングされていない領域が制約条件を満たす領域である。図2においては、ある時間断面における直線202を示している。
また、緩和解に対応する位置を丸形のマーク206でプロットしている。緩和解は、制約条件を満たす領域内で、目的関数に最も適合する解である。これに対して、部分問題では、制約条件を満たす領域内の離散的な解(マーク204)のうち、緩和解との偏差Δが最小となる解(マーク208)を演算する。このような処理により、元問題から求まる厳密解とは必ずしも一致しないが、緩和解に対する距離が近く妥当性が高い解を、高速に求解できる。
図3は、本発明の一つの実施形態に係る運転計画装置300が制御する、対象装置の一例を示す図である。本例における対象装置は、1つ以上の電源装置304、および、1つ以上の蓄電池306である。電源装置304は、発電した電力を1つ以上の外部装置302に供給してよく、外部から受け取った電力の電圧等を変換して、外部装置302に供給してもよい。
蓄電池306は、電源装置304等から電力を受け取って蓄電する。蓄電池306は、電源装置304が稼働できなくなったときに外部装置302に電力を供給するバックアップ電源としての機能と、電源装置304と共同して外部装置302に電力を供給するアシスト電源としての機能とを有してよい。例えば蓄電池306は、予め定められたバックアップ容量に対応する蓄電量を維持していることを条件として、非常時以外にも外部装置302に電力を供給する。一例として外部装置302は複数のサーバーであるが、これに限定されない。外部装置302は、より大電力を消費する装置であってもよい。複数の電源装置304および複数の蓄電池306は、同一の建物に配置されていてよく、異なる建物に分散して配置されていてもよい。複数の外部装置302も、同一の建物に配置されていてよく、異なる建物に分散して配置されていてもよい。
図4は、複数の対象装置の運転計画の一例を示す図である。本例では、各時間断面における、複数の外部装置302の総負荷の予測値を実線で示している。また、それぞれの時間断面における複数の電源装置304の発電量を棒グラフで示している。本例の電源装置304は5個である。また、複数の蓄電池306からの総放電量を破線で示し、複数の蓄電池306への総充電量を一点鎖線で示している。
本例の運転計画では、電源装置304における消費電力を最小化することを目的としている。消費電力は、電源装置304の起動時、停止時、スタンバイ時の消費電力を含む。消費電力は、外部装置302の総負荷から蓄電池306からの供給電力を減じ、蓄電池306への充電電力を加算したものでもある。
また、制約条件は以下の通りである。
・電源装置304は、常に少なくとも一台は起動している。
・蓄電池306の充電と放電は同時に行わない。
・それぞれの蓄電池306のSOC(充電率)が放電指定値を下回った場合は、当該蓄電池306は放電不可。
・それぞれの蓄電池306のSOC(充電率)が充電指定値を上回った場合は、当該蓄電池306は充電不可。
・それぞれの蓄電池306のSOC(充電率)が放電指定値を下回った場合は、放電指定値よりも大きい指定値を上回るまで、当該蓄電池306は放電不可。
・蓄電池306の出力が、設定される上下限の範囲内。
・電源装置304の出力が、設定される上下限の範囲内。
・蓄電池306の総残容量が、設定されるバックアップ容量以上。
・蓄電池306を用いて、負荷のピーク時における電源装置304の出力を緩和する(ピークカット)。
図4に示すように、負荷がピークになったときに、蓄電池306から電力を供給することで、電源装置304の出力を緩和できる。ただし、負荷がピークになる前に、予め蓄電池306に充電していなければならない。このため、それぞれの時間断面だけに着目して、電源装置304の状態を最適化すると、将来のピーク負荷時における効率が低下してしまう場合がある。
図1において説明した運転計画方法によれば、複数の時間断面について緩和問題を解いて緩和解を算出し、緩和解を用いてそれぞれの部分問題を解いている。このため、複数の時間断面を考慮した、妥当性の高い解を高速に演算できる。
図1に示すS108からS112の処理において、それぞれの時間断面に対して演算した部分問題の解を、次の時間断面における部分問題の初期値として用い、複数の部分問題の解を順次演算する。このため、複数の部分問題を順番に1回ずつ解くことで、それぞれの時間断面における妥当な解を得られる。
なお、制約条件に複数の時間断面に関する条件が含まれている場合、複数の時間断面における対象装置の状態を、一つの部分問題として演算してよい。例えば、それぞれの電源装置304において、所定数の時間断面に渡る発電量の変化の上限が制約されている場合、所定数の時間断面毎に元問題を分割してよい。それぞれの部分問題は、一部の時間断面が重複していてよい。
また、図1に示した運転計画方法において、図4に示したような負荷の予測が更新された場合に、S104からの処理を開始してよい。つまり、緩和問題の緩和解を再演算して、新たに取得した緩和解に基づいて、当該時刻以降の分割問題を解いてよい。運転計画装置300には、負荷の予測が随時与えられてよい。
以下では、目的関数および制約条件の一例を定式化する。運転計画の目的および制約条件の概要は、図4において説明した通りである。定式化にあたり、以下の記号を導入する。
また、変数を以下の通りに定義する。
蓄電池306および電源装置304の運転計画の元問題の一例は、以下の通りとなる。コンピュータは、当該元問題を取得してよい(S102)。元問題は混合整数非線形計画問題となる。このため、時間断面および装置台数が大規模になると、解を得ることが困難である。
数5に示す元問題において、数2に示した例と同様に、uit PSU、u cBCU、u dBCUの状態パラメータを、0から1の任意の値をとる状態パラメータに緩和して緩和問題を解くことで、それぞれの状態パラメータの緩和解が得られる(S104、S105)。
数5に示した元問題の緩和問題における緩和解を用いる。この場合、数5に示した問題は、下式のように変形される。
なお、x''およびu''は、緩和問題を解くことで得られた緩和解を示している。数6に示す問題においては、偏差Δx、Δuを導入している。また偏差のノルムΔx 2、Δu 2を距離として用いている。wx、wuは重み係数であり、どれだけ距離の最小化を考慮するかを決定するパラメータである。したがって、ここでの距離パラメータdはwxΔx 2とwuΔu 2を足し合わせたものに相当する。電源装置304の運転台数制御における時間断面の集合の数Tが、蓄電池306の時間断面の集合の数Tよりも十分小さいことで、数6に示した問題の規模が小さくなり、高速に解くことができる。本例では、数6に示した問題を、時間断面毎の部分問題に分割して求解する(S108−S112)。
図5は、図4に示した例における、電源装置304の運転台数と、総消費電力の推移を示す図である。低負荷時には運転台数を削減して、消費電力を低減できている。
図6は、図4に示した例における、蓄電池306の電池残量、放電量および充電量の推移を示す図である。運用開始時(時刻0)と、運用終了時(時刻23)とで、電池残量を一致させることができている。
図7、図8および図9は、元問題を解いた厳密解、緩和問題を解いた緩和解、緩和解を利用して部分問題を解いた実施例解のそれぞれを用いた場合の、消費電力、電池残量、出力電力の推移例を示す図である。なお厳密解は、演算に非常に時間がかかるが、より最適な解である。図7から図9に示すように、実施例解を用いた場合、負荷ピーク時におけるピークカット効果は若干減少しているものの、他の時間断面においては、厳密解と類似の結果を算出している。
図10は、運転計画装置300の構成例を示す図である。運転計画装置300は、問題取得部1102、緩和問題演算部1104および部分問題演算部1106を備える。緩和問題演算部1104および部分問題演算部1106は、共通の演算部1110であってよい。
問題取得部1102は、図1に示した問題取得段階S102を実行する。緩和問題演算部1104は、図1に示した緩和問題演算段階S104および第1判定段階S106を実行する。部分問題演算部1106は、図1に示したS108からS112までの処理を実行する。このような構成により、図1から図9において説明した運転計画方法を実行できる。
図11は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る方法または当該方法の段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD−ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
202・・・直線、204、206、208・・・マーク、300・・・運転計画装置、302・・・外部装置、304・・・電源装置、306・・・蓄電池、1102・・・問題取得部、1104・・・緩和問題演算部、1106・・・部分問題演算部、1110・・・演算部、2200・・・コンピュータ、2201・・・DVD−ROM、2210・・・ホストコントローラ、2212・・・CPU、2214・・・AM、2216・・・グラフィックコントローラ、2218・・・ディスプレイデバイス、2220・・・入/出力コントローラ、2222・・・通信インタフェース、2224・・・ハードディスクドライブ、2226・・・DVD−ROMドライブ、2230・・・ROM、2240・・・入/出力チップ、2242・・・キーボード

Claims (8)

  1. コンピュータにより、複数の対象装置の運転計画を生成する運転計画方法であって、
    予め定められた目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する問題取得段階と、
    前記元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解き、それぞれの前記対象装置の連続的な状態を演算する緩和問題演算段階と、
    前記元問題を複数の部分問題に分割して、前記緩和問題の解と部分問題の解との距離を用いてそれぞれの部分問題を解き、それぞれの前記対象装置の離散的な状態を演算する部分問題演算段階と
    を備える運転計画方法。
  2. 前記部分問題演算段階において、前記緩和問題の解に対する距離が最小となるように、前記部分問題の解を演算する
    請求項1に記載の運転計画方法。
  3. 前記元問題の前記目的を示す目的関数は、予め定められた目的パラメータを最小にする条件を含み、
    前記部分問題演算段階において、前記部分問題の目的関数として、前記目的パラメータと、前記距離に応じた距離パラメータとの和を最小にする関数を用いる
    請求項2に記載の運転計画方法。
  4. 前記部分問題演算段階において、前記元問題を複数の時間断面に対応する前記複数の部分問題に分割し、それぞれの時間断面に対して演算した前記部分問題の解を次の時間断面における前記部分問題の初期値として用い、複数の前記部分問題の解を順次演算する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の運転計画方法。
  5. 前記元問題の前記制約条件は、複数の時間断面に関する条件を含み、
    前記部分問題演算段階において、前記複数の時間断面における前記対象装置の状態を一つの部分問題として演算する
    請求項4に記載の運転計画方法。
  6. 前記対象装置は、負荷に電力を供給する電源装置であり、
    前記負荷の予測が更新された場合に、前記緩和問題の解を再演算する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の運転計画方法。
  7. コンピュータに、請求項1から6のいずれか一項に記載の運転計画方法を実行させるためのプログラム。
  8. 複数の対象装置の運転計画を生成する運転計画装置であって、
    予め定められた目的および制約条件を満たすことができる、それぞれの対象装置の離散的な状態を演算するための元問題を取得する問題取得部と、
    前記元問題においてそれぞれの対象装置が連続的な状態を取り得ると仮定した緩和問題を解き、それぞれの前記対象装置の連続的な状態を演算する緩和問題演算部と、
    前記元問題を複数の部分問題に分割して、前記緩和問題の解を用いてそれぞれの部分問題を解き、それぞれの前記対象装置の離散的な状態を演算する部分問題演算部と
    を備える運転計画装置。
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