JP2019152947A - システム管理装置、システム管理方法、およびプログラム - Google Patents

システム管理装置、システム管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】システムの一部を構成する定義ファイルを更新する際、その更新に伴って影響を受ける可能性がある部分を分かりやすく提示する。【解決手段】受信部は、システムの更新要求を受信し(S1,S2)、影響範囲判定部は、更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定し(S6)、影響度判定部は、影響範囲判定部が判定した影響範囲に含まれる各定義ファイルの影響度を判定し(S7)、情報提示部は、影響範囲判定部が判定した前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルと、影響度判定部が判定した影響度を用いて生成した影響情報を提示する(S8)。【選択図】図9

Description

本発明は、システム管理装置、システム管理方法、およびプログラムに関し、例えば、コンピュータを利用したシステムを管理するシステム管理装置に関する。
システム管理者は、コンピュータを利用したシステムの運用業務において、システム管理装置に対して、システムを更新するための入力操作を行う。システムの一部を構成する定義ファイルを更新した際に、システムに障害が発生する場合がある。したがって、システム管理者は、システムを更新した場合に、システムのどの部分が影響を受ける可能性があるのかを予め検証する必要がある。
特許文献1および2は、システムに障害が発生した際に、障害の影響を受けるシステムの範囲を提示する技術を開示している。
特開2005−258501号公報 特開2007−257244号公報
しかしながら、システムが巨大になるほど、システム管理者は、システムの全体を漏れなく検証することが困難になる。
本発明の目的は、システムの更新に伴う影響を分かりやすく提示することにある。
本発明の一態様に係わるシステム管理装置は、システムの更新要求を受信する受信手段と、前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定する影響範囲判定手段と、前記影響範囲判定手段が判定した前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示する情報提示手段とを備えている。
本発明の一態様に係わるシステム管理方法は、システムの更新要求を受信し、前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定し、前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示する。
本発明の一態様に係わるプログラムは、システムの更新要求を受信すること、前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定することと、前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示することと、をコンピュータ装置に実行させる。
本発明の一態様によれば、システムの更新に伴う影響を分かりやすく提示することができる。
実施形態1に係わる通信システムの構成を示すブロック図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置が管理する定義ファイルの例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の実績情報記憶部が記憶する実績情報の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の共通処理抽出部が複数の定義ファイルから共通処理情報を抽出する処理の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の差分抽出部が現在の定義ファイルと、作業端末から入力された新しい定義ファイルとから差分処理情報を抽出する処理の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の影響範囲判定部が差分処理情報と共通処理情報とを用いて、定義ファイルの更新に伴う影響範囲を計算する処理の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の影響情報提示部が作業端末に提示させる第1の影響情報の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置の影響情報提示部が作業端末に提示させる第2の影響情報の一例を示す図である。 実施形態1に係わるシステム管理装置が実行する定義ファイル更新処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係わるシステム管理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係わる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
〔実施形態1〕
(通信システム1)
図1を参照して、本実施形態に係わる通信システム1の構成を説明する。図1は、通信システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、システム管理装置30および作業端末40を備えている。なお、通信システム1は、複数の作業端末40を備えていてもよい。
(作業端末40)
作業端末40は、システム管理者によって所持される。システム管理者は、作業端末40を用いて、システム管理装置30に対し、業務処理の依頼、要求、または指示のための入力操作を行うことができる。作業端末40は、通信回路(図示せず)を介して、システム管理装置30と通信し、業務処理の実行またはシステムの更新を行うように、システム管理装置30に対して指示する。
図1に示すように、作業端末40は、入力部41および表示部42を備えている。入力部41は、システム管理者がシステム管理装置30に対する入力操作を行うために使用されるデバイスである。入力部41からの依頼、要求、および指示は、図示しない通信回路を介して、システム管理装置30に送信される。表示部42は、システム管理装置30の影響情報生成部34から、図示しない通信回路を介して受信した情報を表示する。
(システム管理装置30)
システム管理装置30は、作業端末40から依頼された業務処理を実行する。また、システム管理装置30は、作業端末40から、業務処理の内容を規定する定義ファイルの更新を受け付ける。
図1に示すように、システム管理装置30は、業務管理部31、共通処理抽出部32、差分抽出部33、影響情報生成部34、定義ファイル更新部35、業務処理実行部36、定義ファイル記憶部51、実績情報記憶部52、および共通処理情報記憶部53を備えている。
本実施形態では、システムの更新は、業務処理の内容を定義している定義ファイルを更新することを意味する。
(定義ファイル)
図2は、例として、定義ファイル記憶部51が記憶している2つの定義ファイルAおよびBを示している。定義ファイルAおよびBは、それぞれ、システム管理装置30が実行する1つ以上の処理を規定している。定義ファイルAおよびBは、例えば、shellスクリプトまたはbatchスクリプトであってよい。
(実績情報)
図3は、実績情報記憶部52が記憶している実績情報の一例を示す。図3に示すように、実績情報は、処理名およびリソース使用量を示す情報を含む。
処理名は、業務処理の名称である。あるいは、実績情報は、処理名を示す情報の代わりに、処理ID(IDentifier)を含んでいてもよい。あるいは、実績情報は、業務処理の実行に成功したかどうかを示す情報、および、出力結果をさらに含んでいてもよい。
リソース使用量は、業務処理実行部36が業務処理を実行するためにどれだけのリソースを使用するかを示す指標である。本実施形態では、リソース使用量は、業務処理実行部36が業務処理を実行するために要する時間である。しかしながら、リソース使用量は、この例に限定されない。例えば、リソース使用量は、業務処理実行部36が業務処理を実行するために使用するメモリの容量またはCPU(Central Processing Unit)の使用率であってもよい。
(業務処理実行部36)
業務処理実行部36は、後述する業務管理部31からの指示にしたがって、業務処理を実行する。また、業務処理実行部36は、業務処理の実行結果を示す情報を、実績情報(図3参照)として、実績情報記憶部52に格納する。
(業務管理部31)
業務管理部31は、作業端末40から、業務処理の実行要求または定義ファイルの更新依頼を受信する。業務管理部31は、作業端末40から受信した依頼または要求に応じて、以下の処理を実行する。なお、業務管理部31は受信手段の一例である。
(1) 業務処理の実行依頼を受信した場合
業務管理部31は、作業端末40から依頼された業務処理を実行するように、業務処理実行部36に指示する。
(2) システムの更新要求を受信した場合
業務管理部31は、現在の定義ファイルを新しい定義ファイルに更新するように、定義ファイル更新部35に指示する。ここで、現在の定義ファイルとは、定義ファイル記憶部51が記憶している定義ファイルのうち、更新の対象となる一つ以上の定義ファイルである。新しい定義ファイルとは、システム管理者によって作業端末40に入力された、更新後の定義ファイルである。
(共通処理抽出部32)
共通処理抽出部32は、更新要求を受信するごとに、あるいは、定義ファイル記憶部51が記憶する定義ファイルが更新されるごとに、定義ファイル記憶部51(図1参照)にアクセスして、定義ファイルの組を生成する。定義ファイルの組とは、少なくとも2つの定義ファイルの組み合わせのことである。
共通処理抽出部32は、こうして生成した定義ファイルの各組ごとに、共通処理を抽出する。定義ファイルの組は、2つ以上の定義ファイルで構成されていてよい。ここで、共通処理とは、定義ファイルの組に含まれる各定義ファイルにおいて規定されている同じ処理のことである。共通処理抽出部32は、抽出した共通処理を示す情報(共通処理情報)を生成して、生成した共通処理情報を共通処理情報記憶部53(図1参照)に格納する。
(共通処理情報)
図4は、共通処理情報を抽出する処理の一例を示す。図4に示す定義ファイルAおよびBは、どちらも、「./backup」、「./check_service」、および「./send_mail」の3つのスクリプトを含む。「./backup」「./check_service」および「./send_mail」は、それぞれ、業務処理実行部36が実行する業務処理a、b、cと対応している。
この例において、業務処理a、b、cは、上述した共通処理に該当する。共通処理抽出部32は、共通処理a、b、cを示す情報を、共通処理情報として、共通処理情報記憶部53に格納する。
(差分抽出部33)
差分抽出部33は、定義ファイル記憶部51から、更新の対象となる現在の定義ファイル(図2参照)を取得し、現在の定義ファイルと、定義ファイル更新部35から取得した新しい定義ファイルとの間の差分を抽出する。そして、差分抽出部33は、差分の抽出結果を、差分処理情報として、影響情報生成部34に送信する。
(差分処理情報)
図5は、差分処理情報の一例を示す。図5に示す現在の定義ファイル(図4の定義ファイルAに対応)と新しい定義ファイルは、2つの異なるスクリプトを含む。現在の定義ファイルの「./backup」は、新しい定義ファイルの「./backup2」と対応する。現在の定義ファイルの「./ check_service」に対応するスクリプトは、新しい定義ファイルには含まれていない。
この例において、差分抽出部33は、現在の定義ファイルの「./backup」の消去(“−”)と、新しい定義ファイルの「./backup2」の追加(“+”)とを、差分処理Xとして抽出し、また現在の定義ファイルの「./ check_service」の消去(“−”)を、差分処理Yとして抽出する。差分抽出部33は、差分処理XおよびYを示す情報を含む差分処理情報を、影響情報生成部34に送信する。
(影響情報生成部34)
影響情報生成部34は、業務管理部31からの指示にしたがって、影響情報を生成する。そして、影響情報生成部34は、生成した影響情報を作業端末40へ送信する。本実施形態では、影響情報生成部34は、作業端末40の表示部42に、生成した影響情報を表示させる。影響情報は、現在の定義ファイルを更新した場合に、更新の対象ではない他の定義ファイルがどのようなまたはどれぐらいの影響を受けるかを示す情報である。影響情報の具体例を後で説明する。
図1に示すように、影響情報生成部34は、影響範囲判定部341、影響度判定部342、および影響情報提示部343を含んでいる。
(影響範囲判定部341)
影響範囲判定部341は、差分抽出部33から差分処理情報(図5参照)を取得する。また、影響範囲判定部341は、共通処理情報記憶部53に格納された共通処理情報(図4参照)を取得する。
影響範囲判定部341は、こうして取得した差分処理情報および共通処理情報を用いて、定義ファイルが更新された場合の影響範囲を判定する。ここで、影響範囲は、ある業務処理の内容が更新された場合に通信システム1の動作に及ぶ影響の大きさまたは広さを表す指標である。本実施形態では、影響範囲を示す情報には、更新の対象である定義ファイルと同じ処理を規定している定義ファイルが含まれる。
(影響範囲の判定)
図6を参照して、影響範囲判定部341が、差分処理情報および共通処理情報を用いて、影響範囲をどのように判定するのかを説明する。
図6に示す例では、影響範囲判定部341が差分抽出部33から取得した差分処理情報は、差分処理Xおよび差分処理Yを示す情報を含んでいる。また、影響範囲判定部341が共通処理情報記憶部53から取得した共通処理情報は、共通処理a、b、c、・・・を示す情報を含んでいる。
図6に示す差分処理情報と共通処理情報とを比較すると、差分処理Xは共通処理aと対応している。また、差分処理Yは共通処理bと対応している。この場合、影響範囲判定部341は、共通処理aおよび共通処理bの少なくとも一方を含む定義ファイルを定義ファイル記憶部51から検索し、ヒット(発見)した定義ファイル(図6では定義ファイルB、C)が影響範囲に含まれると判定する。
(影響度判定部342)
影響度判定部342は、影響範囲判定部341が判定した影響範囲(図6参照)に含まれる定義ファイルの影響度を判定する。影響度は、定義ファイルにおいて規定されている業務処理を(業務処理実行部36が)実行した場合のリソース使用量を表す指標である。リソース使用量とは、例えば、処理時間、メモリの容量、またはCPUの使用率である。影響度判定部342は、図3に示す定義情報を参照することによって、定義ファイルにおける各処理でのリソース使用量を算出する。
本実施形態では、リソース使用量は処理時間である。影響度判定部342は、定義ファイルにおいて規定される業務処理を実行した場合の処理時間が閾値を超える場合、影響度は「大」であると判定し、処理時間が閾値以下である場合、影響度は「小」であると判定する。あるいは、影響度は、例えば数値で表されてもよい。
(影響情報提示部343)
影響情報提示部343は、影響範囲判定部341が判定した影響範囲を示す情報と、影響度判定部342が判定した影響度を示す情報とを含む影響情報を生成する。影響情報提示部343は、生成した影響情報を作業端末40に送信し、作業端末40の表示部42に影響情報を表示させる。
(影響情報)
図7および図8を参照して、影響情報生成部34が生成し、作業端末40の表示部42に表示させる影響情報の例を説明する。作業端末40の表示部42には、図7に示す影響情報を含む画面がまず表示される。
図7に示すように、影響情報は、影響範囲判定部341が判定した影響範囲を示す情報、および、影響度判定部342が判定した影響度を示す情報に加えて、「更新予定」および「推奨される更新」を示す情報を含む。「更新予定」は、現時点において、保留されている定義ファイルの更新があるか否かを示す。「推奨される更新」は、更新予定のない定義ファイルに関して、新しい定義ファイルの提案を示す。
例えば、システム管理者が、作業端末40の入力部41を用いて、定義ファイルBの「推奨される更新」を確認するための入力操作(例えば、タッチまたはクリック)を行った場合、図8に示すように、新しい定義ファイルBの提案が表示される。
図8に示された新しい定義ファイルBの提案と、図2に示された現在の定義ファイルBとを比較すると、現在の定義ファイルBの「./backup」は、新しい定義ファイルBの「./backup2」と対応する。また、現在の定義ファイルBの「./check_service」に対応するスクリプトは、新しい定義ファイルBには含まれていない。
(定義ファイル更新部35)
定義ファイル更新部35は、業務管理部31からの指示にしたがって、現在の定義ファイルを更新する。本実施形態では、作業端末40からシステムの更新要求を受信したとき、定義ファイル更新部35は、まず、現在の定義ファイルと新しい定義ファイルとの差分を差分抽出部33に判定させる。その後、作業端末40から、影響情報生成部34が生成した影響情報を確認したことの確証(2度目の更新要求)を受信したとき、定義ファイル更新部35は、定義ファイル記憶部51が記憶している定義ファイルを更新する。すなわち、定義ファイル更新部35は、以下のように動作する。
(1) システムの更新要求を受信した場合
定義ファイル更新部35は、差分抽出部33に対して、更新の対象である現在の定義ファイルと、新しい定義ファイルとの差分を判定するように指示する。
(2) 更新要求の確証(2度目の更新要求)を受信した場合
定義ファイル更新部35は、定義ファイル記憶部51が記憶する現在の定義ファイルを、新しい定義ファイルに書き換える。
(定義ファイル更新処理)
図9を参照して、システム管理装置30が実行する定義ファイル更新処理の流れを説明する。図9は、定義ファイル更新処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、業務管理部31は、作業端末40から、入力部41に対するシステム管理者による入力操作の内容を示す情報を受信する(S1)。
業務管理部31は、受信した入力操作の内容が、(A)業務処理の依頼であるか、それとも(B)システムの更新要求であるかを判定する(S2)。
業務管理部31が受信した入力操作の内容が業務処理の依頼である場合(S2でA)、業務管理部31は、業務処理実行部36に対して、依頼された業務処理を実行するように指示する。業務処理実行部36は、業務管理部31からの指示にしたがって、業務処理を実行する(S3)。
ステップS3の後、業務処理実行部36は、業務処理の結果を示す実績情報を生成して、実績情報記憶部52に実績情報を格納する(S4)。そして、定義ファイル更新処理は終了する。この場合、定義ファイル記憶部51が記憶する定義ファイルは更新されない。
一方、業務管理部31が受信した入力操作の内容がシステムの更新要求である場合(S2でB)、差分抽出部33は、更新の対象である現在の定義ファイルと、新しい定義ファイル(すなわち更新後の定義ファイル)との差分を判定する(S5)。
続いて、影響情報生成部34の影響範囲判定部341が、共通処理情報記憶部53が記憶する共通処理情報(図4参照)と、差分抽出部33から受信した差分処理情報(図5参照)とを取得して、定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定する(S6)。
影響情報生成部34の影響度判定部342は、実績情報記憶部52が記憶する実績情報(図3参照)を取得する。そして、影響度判定部342は、影響範囲判定部341が判定した影響範囲に含まれる各定義ファイルの影響度を判定する(S7)。
影響情報生成部34の影響情報提示部343は、ステップS6において得られた影響範囲を示す情報、および、ステップS7において得られた影響度を示す情報を用いて、影響情報を生成する。そして、影響情報提示部343は、生成した影響情報を、作業端末40の表示部42に表示させる(S8)。
システム管理者は、作業端末40の表示部42に表示された影響情報を確認する。そして、新しい定義ファイルの提案が適切であるかどうかを判断する。影響情報提示部343が提案する更新案が適切であると判断した場合、システム管理者は、作業端末40を用いて、2度目のシステムの更新要求をシステム管理装置30へ送信する。
定義ファイル更新部35は、作業端末40から、2度目のシステムの更新要求を受信した場合(S9でYes)、定義ファイル記憶部51が記憶する現在の定義ファイルを、新しい定義ファイルで書き換える(S10)。
なお、図示しないが、ステップS10の後、共通処理抽出部32は、書き換えられた定義ファイルを参照して、新たな共通処理情報を生成して、共通処理情報記憶部53に格納する。業務管理部31が新たな入力操作を受信したとき(S1)、ステップS2からステップS10までの処理が繰り返される。
以上で、定義ファイル更新処理は終了する。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、システム管理者が定義ファイルを更新するための入力操作を行ったとき、更新の影響範囲を判定するとともに、影響範囲に含まれる各定義ファイルの影響度を判定する。そして、影響範囲および影響度を示す情報を含む影響情報を生成して、システム管理者の作業端末に影響情報を提示させる。これにより、定義ファイルの更新(システムの更新)に伴う影響を、システム管理者に対して分かりやすく提示することができる。
加えて、推奨される新しい定義ファイルを作成して、システム管理者に提示する。これにより、システム管理者が新しい定義ファイルを作成する手間およびコストを削減することができる。
〔実施形態2〕
本実施形態では、通信システムを用いて、システムのバグなどの問題を修復する方法を説明する。本実施形態に係わる通信システム1の構成は、前記実施形態1に係わる通信システム1(図1参照)と同じである。
本実施形態では、通信システム1の運用中に何らかのバグが発生した場合、定義ファイル更新部35は、実績情報記憶部52が記憶する実績情報(図3参照)を参照することによって、業務処理実行部36が最後に(つまりバグが発生する直前に)実行した業務処理(「最後の業務処理」と呼ぶ)を特定する。また、定義ファイル更新部35は、定義ファイル記憶部51が記憶している定義ファイルの中から、最後の業務処理に対応する定義ファイルを特定する。
次に、定義ファイル更新部35は、特定された最後の業務処理に関する差分処理情報を、差分抽出部33から取得する。ここで、差分処理情報は、図示しないメモリに一時的に格納されていてよい。
定義ファイル更新部35は、差分抽出部33から取得した差分処理情報を用いて、バグが発生する直前の定義ファイルを復元する。これにより、システムを修復することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、通信システムにバグ等の問題が発生した場合、バグが発生する直前の定義ファイルを復元する。これにより、通信システムの問題を迅速に修復することができる。
〔実施形態3〕
本実施形態では、課題を解決するための最小構成を備えたシステム管理装置について説明する。
(システム管理装置230)
図10は、本実施形態に係わるシステム管理装置230の構成を示すブロック図である。図10に示すように、システム管理装置230は、受信部231と、影響範囲判定部232と、情報提示部233とを備えている。
受信部231は、図示しない作業端末等から、システムの更新要求を受信する。
影響範囲判定部232は、更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定する。
情報提示部233は、影響範囲判定部232が判定した影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを、図示しない作業端末等に提示させる。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、システムの更新要求を受信したとき、更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定して、判定結果を提示する。システム管理者は、作業端末等を用いて、提示された影響範囲を確認する。これにより、システムの更新に伴う影響を分かりやすく提示することができる。
〔実施形態4〕
(ハードウェア構成について)
本開示の各実施形態において、各装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素の一部又は全部は、例えば図11に示すような情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。図11は、各装置の各構成要素を実現する情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、前記実施形態1から3に係わる通信システムのシステム管理装置と同様に機能する。換言すれば、前記実施形態1から3に係わる通信システムのシステム管理装置は、本実施形態に係わる情報処理装置900の構成要素によって実現することができる。
図11に示すように、情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)901またはプロセッサ
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インタフェース908
・データの入出力を行う入出力インタフェース910
・各構成要素を接続するバス911
各実施形態における各装置の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901またはプロセッサが取得して実行することで実現される。各装置の各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やROM902に格納されており、必要に応じてCPU901またはプロセッサがRAM903にロードして実行する。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901またはプロセッサに供給してもよい。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、前記実施形態1から3に係わるシステム管理装置と同等の機能を持つ。したがって、前記実施形態1から3において説明したシステム管理装置と同様の効果を奏することができる。
1 通信システム
30 システム管理装置
31 業務管理部
32 共通処理抽出部
230 システム管理装置
341 影響範囲判定部
342 影響度判定部
343 影響情報提示部

Claims (8)

  1. システムの更新要求を受信する受信手段と、
    前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定する影響範囲判定手段と、
    前記影響範囲判定手段が判定した前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示する情報提示手段とを備えた
    システム管理装置。
  2. 前記影響範囲は、前記更新要求の対象である定義ファイルが定義する処理のうち少なくとも一部と共通する処理を定義する他の定義ファイルを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム管理装置。
  3. 複数の定義ファイルにおいて共通して定義されている共通処理を抽出する共通処理抽出手段をさらに備え、
    前記影響範囲判定手段は、前記共通処理抽出手段が抽出した前記共通処理を示す情報に基づき、前記影響範囲を判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシステム管理装置。
  4. 前記更新要求の対象である定義ファイルを更新した場合の影響度を判定する影響度判定手段をさらに備え、
    前記情報提示手段は、前記影響度判定手段が判定した前記影響度を示す情報をさらに提示する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム管理装置。
  5. 前記影響度は、前記更新要求の対象である定義ファイルが定義する処理を実行した場合のリソース使用量を表す指標である
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム管理装置。
  6. 前記情報提示手段は、前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルの更新案をさらに提示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム管理装置。
  7. システムの更新要求を受信し、
    前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定し、
    前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示する
    システム管理方法。
  8. システムの更新要求を受信すること、
    前記更新要求の対象である定義ファイルの更新に伴う影響範囲を判定することと、
    前記影響範囲に含まれる一または複数の定義ファイルを提示することと、
    をコンピュータ装置に実行させるためのプログラム。
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