JP2019152531A - 形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバー内部の温度を短時間で安定させて高精度な測定を行う形状測定装置を提供する。【解決手段】装置本体を囲繞する第1カバーと、温調した空気を第2カバーによって区画された本体室及び被測定物室にそれぞれ第1風量及び第2風量で送風する温調機と、本体室の温度に応じて温調機の送風温度を設定する温度設定部と、被測定物室の温度に応じて第1風量及び第2風量の比率を設定する風量比設定部と、を備えた形状測定装置によって上記課題を解決する。【選択図】図2

Description

本発明は形状測定装置に係り、特にカバーによって覆われた形状測定装置に関する。
被測定物であるワークに接触子を接触させ、ワークと接触子とを相対移動させることでワークの形状を測定する形状測定装置が知られている。例えば、ワークの真円度を測定する形状測定装置として、真円度測定機が知られている(特許文献1参照)。真円度測定機は、ベースと、ベースに配置され、上面にワークを載置して回転する回転テーブルと、ベースに立設されたコラムと、鉛直方向に移動自在にコラムに支持されたキャリッジと、水平方向に移動自在にキャリッジに支持されたアームと、アームに支持され、回転テーブルに載置されたワークの表面に接触する測定子の変位を検出する検出器と、を備えている。
特開2016−65751号公報
真円度測定機は、測定環境下の熱及び風の外乱の影響によりベース及びコラムに温度勾配が発生すると、測定精度が悪化する。これを防止するため、装置本体をカバーで覆い、カバー内を温調機によって温調することが考えられる。
しかしながら、温調されたカバー内部の温度とは異なる温度の被測定物が回転テーブルに載置されると、その温度が装置本体に伝達されることでベース及びコラムに温度勾配が発生し、測定精度が悪化するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カバー内部の温度を短時間で安定させて高精度な測定を行う形状測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために形状測定装置の一の態様は、被測定物に接触子を接触させ、被測定物と接触子とを相対移動させて被測定物の形状を測定する形状測定装置において、装置本体を囲繞する第1カバーと、第1カバーの内部の空間を、少なくとも装置本体の一部が配置される本体室と少なくとも被測定物が配置される被測定物室とに区画し、装置本体の一部が挿通する開口部を有する第2カバーと、送風温度に温調した空気を本体室及び被測定物室にそれぞれ第1風量及び第2風量で送風する温調機と、本体室の温度を測定する第1温度計と、被測定物室の温度を測定する第2温度計と、本体室の温度に応じて送風温度を設定する温度設定部と、被測定物室の温度に応じて第1風量及び第2風量の比率を設定する風量比設定部と、を備えた形状測定装置である。
本態様によれば、本体室の温度に応じて温調機の送風温度を制御し、被測定物室の温度に応じて第1風量及び第2風量を制御するようにしたので、カバー内部の温度を短時間で安定させて高精度な測定を行うことができる。
風量比設定部は、被測定物室の温度が一定範囲内の場合は第2風量よりも第1風量を大きくし、被測定物室の温度が一定範囲を超えた場合は第1風量よりも第2風量を大きくすることが好ましい。これにより、カバー内部の温度を短時間で安定させることができる。
第1カバーの外部と本体室とを連通する排気口を備え、被測定物室に送風された空気は、開口部及び本体室を経由して排気口から排気されることが好ましい。これにより、本体室の温度を短時間で安定させることができる。
温調機は、単一の温調機であることが好ましい。なお、送風温度に温調した空気を本体室に第1風量で送風する第1温調機と送風温度に温調した空気を被測定物室に第2風量で送風する第2温調機との2台の温調機を用いる態様も可能である。
装置本体は、ベースと、ベースに配置され、上面にワークを載置して回転する回転テーブルと、ベースに立設されたコラムと、鉛直方向に移動自在にコラムに支持されたキャリッジと、水平方向に移動自在にキャリッジに支持されたアームと、アームに支持される検出器であって、回転テーブルに載置されたワークの表面に接触する測定子の変位を検出する検出器と、を有し、第2カバーの開口部は、回転テーブルが挿通する第1開口部及びアームが挿通する第2開口部を有し、第2カバーは、ベース及びコラムに支持されることが好ましい。これにより、真円度測定を行う形状測定装置に適用することができる。
本発明によれば、カバー内部の温度を安定させて高精度な測定を行うことができる。
真円度測定機の外観斜視図 真円度測定機の構成概要図 真円度測定機の電気的構成を示すブロック図 真円度測定機の温調制御の処理を示すフローチャート 真円度測定機の各位置の温度の遷移を示す図 真円度測定機の各位置の温度の遷移を示す図 真円度測定機の構成概要図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。
〔第1の実施形態〕
<真円度測定機の構成>
図1は、本実施形態に係る形状測定装置の一例である真円度測定機10の外観斜視図である。また、図2は、真円度測定機10の構成概要図である。
図1及び図2に示すように、真円度測定機10は、本体ベース12、回転テーブル14、コラム16、キャリッジ18、アーム20、検出器22、及び測定子24からなる本体部26(装置本体の一例)、除振台28、第1カバー30、第2カバー50、及び精密温調機70等を備えて構成される。なお、図1では精密温調機70の図示を省略している。
除振台28は、パッシブ式又はアクティブ式の除振装置である。除振台28は、上面の除振面28Aの振動を低減する。本体ベース12は、除振台28の除振面28Aに載置される。これにより、外乱により本体ベース12に発生する振動が抑制される。
本体ベース12には、被測定物であるワークWを載置する回転テーブル14が設けられている。回転テーブル14は、±X方向微動つまみ(不図示)及び±Y方向微動つまみ(不図示)によって±X方向及び±Y方向に微動送りがされ、±X方向傾斜つまみ(不図示)及び±Y方向傾斜つまみ(不図示)によって±X方向及び±Y方向に傾斜が調整されるようになっている。
なお、±X方向、±Y方向、及び±Z方向は互いに直交する方向であり、±X方向は水平方向(後述するアーム20の移動方向)、±Y方向は±X方向に直交する水平方向、±Z方向は鉛直方向(後述するキャリッジ18の移動方向)である。以下において、+X方向を左、−X方向を右、+Y方向を手前、−Y方向を奥、+Z方向を上、−Z方向を下、と表記する場合があるが、これらの語句は説明のために便宜上使用するものであり、装置を使用する際の向きを限定するものではない。
本体ベース12の内部には、回転テーブル14に連結されるモータ(不図示)が備えられている。回転テーブル14は、±Z方向に平行な回転軸を中心に回転する。
回転テーブル14の上面には、ワークWが載置される。ワークWは、その中心軸が回転テーブル14の回転軸と同軸上となるように載置される。回転テーブル14に載置されたワークWは、回転テーブル14とともに回転軸を中心に回転する。
また、本体ベース12上には、±Z方向に延びるコラム16が立設され、コラム16にはキャリッジ18が±Z方向に移動自在に支持されている。キャリッジ18は、モータ(不図示)の駆動により±Z方向に移動する。
キャリッジ18には、アーム20が±X方向に移動自在に支持されている。アーム20は、モータ(不図示)の駆動により±X方向に移動する。
アーム20の先端には検出器22が着脱可能に取り付けられる。検出器22は、ワークWの表面に接触する測定子24を備えている。検出器22は、例えば、差動変圧器を用いた電気マイクロメータが使用される。検出器22は、回転テーブル14とともに回転するワークWの表面に測定子24を接触させ、測定子24の変位を検出することで、ワークWの表面性状を測定する。
キャリッジ18の±Z方向の移動及びアーム20の±X方向の移動により、検出器22の±Z方向及び±X方向の位置を変更することができる。
真円度測定機10は、床1の設置面1Aに載置される。詳細には、除振台28及び第1カバー30がXY平面に平行な設置面1Aに載置される。
第1カバー30は、本体部26及び除振台28の、前方向、後方向、右方向、左方向、及び上方向を囲繞する。第1カバー30は、それぞれ板状の部材で構成される前面カバー32、背面カバー34、左側面カバー36、右側面カバー38、及び上面カバー40を備えている。
前面カバー32及び背面カバー34は、それぞれXZ平面に平行に、かつ一定の間隔を持って立設される。左側面カバー36及び右側面カバー38は、それぞれYZ平面に平行に、かつ一定の間隔を持って立設される。左側面カバー36及び右側面カバー38は、それぞれ前面カバー32及び背面カバー34を連結する。上面カバー40は、XY平面に平行に配置され、前面カバー32、背面カバー34、左側面カバー36、及び右側面カバー38の上端を連結する。
左側面カバー36の下部には、第1カバー30の外部と本体室60Aとを連通する第1排気口30Cが設けられている。右側面カバー38の下部には、第1カバー30の外部と本体室60Aとを連通する第2排気口30Dが設けられている。また、右側面カバー38は、その上部に左側に傾斜する傾斜部38Aを有しており、傾斜部38Aにおいて上面カバー40と連結される。
第1カバー30には断熱材が設けられる。ここでは、第1カバー30の内側に断熱材が貼り付けられている。
第1カバー30の外面は白色である。また、第1カバー30の外面は、光及び赤外線の反射率の高い、光及び赤外線の非吸収材料で塗装されている。さらに、第1カバー30の外面は、コラム16の上端の高さの位置から本体ベース12の下端の高さの位置まで、±Z方向に平行に設けられた無段差形状である。
真円度測定機10は、第2カバー50を備えている。第2カバー50は、光及び赤外線を透過させない素材によって構成される。第2カバー50は、第1カバー30の内部を少なくとも本体ベース12、コラム16、キャリッジ18(装置本体の一部の一例)、及び除振台28を収容する本体室60Aと、少なくともワークWを収容するワーク室60B(被測定物室の一例)とに区画する。
第2カバー50は、水平部50A及び垂直部50Bから構成される。水平部50AはXY平面に水平に配置される。また、垂直部50BはYZ平面に水平に配置される。ワーク室60Bの背面、左側面、右側面、上面、及び底面は、それぞれ背面カバー34、左側面カバー36、垂直部50B、上面カバー40、及び水平部50Aによって構成される。なお、ワーク室60Bの前面については後述する。
第2カバー50は、除振台28の除振面28Aに連動して支持される。ここでは、第2カバー50は、水平部50Aが支持部52Aにより本体ベース12に支持され、垂直部50Bが支持部52Bによりコラム16に支持される。
また、第2カバー50には、水平部50Aに開口部54A(第1開口部の一例)が、垂直部50Bに開口部54B(第2開口部の一例)が設けられている。開口部54Aには回転テーブル14が挿通し、開口部54Bには、アーム20が挿通する。開口部54A及び54Bは、それぞれ本体ベース12及びコラム16を基準として位置合わせされている。
第1カバー30と第2カバー50とは、可撓性を有する材質を用いて接続される。ここでは、第1カバー30の左側面カバー36と第2カバー50の水平部50Aとが可撓性部材56Aによって接続され、第1カバー30の上面カバー40と第2カバー50の垂直部50Bとが可撓性部材56Bによって接続されている。可撓性部材56A及び56Bは、それぞれ略気密性を有している。
このように、真円度測定機10は、第1カバー30及び第2カバー50により、本体部26が外部の熱、光、及び風から遮断されている。
前面カバー32は、本体室60Aの前面を覆っている。前面カバー32は、左側面カバー36と連結される左前面カバー32A、及び右側面カバー38と連結される右前面カバー32Bから構成される。
左前面カバー32A及び右前面カバー32Bは、それぞれXZ平面に平行に配置される。また、右前面カバー32Bは、左前面カバー32Aよりも手前側に配置される。右前面カバー32Bの左端には奥側に向けて傾斜する傾斜部32Cが設けられており、右前面カバー32Bは、傾斜部32Cにおいて左前面カバー32Aと連結される。
第1カバー30のワーク室60Bの前面には、ワーク室60BにワークWを出し入れするための開閉機構である扉32Dが設けられている。扉32Dは、透明な部材で構成される窓部32Eを有している。ここでは、扉32Dの全体を透明な部材で構成し、扉32D全体が窓部32Eとして機能している。
第1カバー30の内側には、扉32Dを第1カバー30の内面に沿ってスライドさせるためのガイド部(不図示)が設けられている。ユーザが扉32Dを左側にスライドすると、扉32Dはガイド部に沿って移動し開状態となり、ワーク室60Bが開放される。図1は、扉32Dが開状態の様子を示している。
ワーク室60Bの扉32Dを挟んだ位置には、操作部32Fが設けられている。操作部32Fは、ユーザが真円度測定機10を操作するための入力インターフェースである。
上面カバー40には、第1吸気口30A及び第2吸気口30Bが設けられている。第1吸気口30Aは、第1カバー30の外部と本体室60Aとを連通している。第2吸気口30Bは、第1カバー30の外部とワーク室60Bとを連通している。
精密温調機70は、所望の温度に対して例えば±0.1℃、又はそれ以上の精度で空気を温調して供給する単一の温調機である。精密温調機70は、第1送風口70A及び第2送風口70Bが設けられている。精密温調機70は、第1送風口70A及び第2送風口70Bから、それぞれ所望の送風量の温調空気を吹き出して供給する。
第1送風口70A及び第1吸気口30Aは、第1ダクト72Aによって接続されている。また、第2送風口70B及び第2吸気口30Bは、第2ダクト72Bによって接続されている。これにより、精密温調機70は、本体室60A及びワーク室60Bにそれぞれ温調空気を供給することができる。
なお、精密温調機70は、後述するように温調の主対象を本体室60A及びワーク室60Bのいずれかに切り替えることができる。
本体室60Aに供給された温調空気は、第1排気口30C及び第2排気口30Dから第1カバー30の外部へ排出される。また、ワーク室60Bに供給された温調空気は、第2カバー50に設けられた開口部54A及び54Bから本体室60Aを経由して、第1排気口30C及び第2排気口30Dから第1カバー30の外部へ排出される。
本体室60Aには、本体室60Aの内部の温度を測定するための第1温度計62Aが設けられている。第1温度計62Aは、例えば本体ベース12及びコラム16に近接する位置に配置される。
ワーク室60Bには、ワーク室60Bの内部の温度を測定するための第2温度計62Bが設けられている。第2温度計62Bは、例えばワークWに近接する位置に配置される。
第1温度計62A及び第2温度計62Bは、それぞれサーミスタ等の温度センサが用いられ、測定結果をデジタル信号として出力する。
<真円度測定機の電気的構成>
図3は、真円度測定機10の電気的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、精密温調機70は、加熱冷却部74及び風量比変更部76を有している。加熱冷却部74は、第1カバー30の外部から取り込んだ空気を加熱する不図示のヒータと、第1カバー30の外部から取り込んだ空気を低圧冷媒と熱交換させて冷却する不図示の熱交換器と、を含んで構成される。
風量比変更部76は、加熱冷却部74によって温調された温調空気を第1ダクト72A及び第2ダクト72Bから送風する不図示のファンと、第1ダクト72Aから送風される第1送風量及び第2ダクト72Bから送風される第2送風量の比率を変更するための不図示のルーバーと、を備えている。
また、図3に示すように、真円度測定機10は制御部80を備えている。制御部80は、真円度測定制御部82、温度設定部84、及び風量比設定部86を有している。
真円度測定制御部82は、本体部26の回転テーブル14、キャリッジ18、及びアーム20を制御して検出器22をワークWの所望の位置に接触させるとともに、測定子24の変位を検出してワークWの真円度測定を行う。
温度設定部84は、第1温度計62Aの測定結果に応じて加熱冷却部74を制御し、送風する空気の温度を調整する。風量比設定部86は、第2温度計62Bの測定結果に応じて風量比変更部76を制御し、第1風量及び第2風量の比率を調整する。
制御部80としては、例えば汎用的なCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。1つのCPUで真円度測定制御部82、温度設定部84、及び風量比設定部86の機能を実現してもよいし、真円度測定制御部82、温度設定部84、及び風量比設定部86にそれぞれ対応するCPUによってそれぞれの機能を実現してもよい。CPUは、ROM(Read Only Memory)に記憶されている各種プログラムをRAM(Random Access Memory)に展開し、RAMに展開されたプログラムを実行する。CPUに代えて、又はCPUとともに、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を用いてもよい。
<真円度測定機の温調制御>
図4は、制御部80による真円度測定機10の温調制御の処理を示すフローチャートである。真円度測定機10の電源が投入されると、制御部80は、真円度測定の有無にかかわらず、精密温調機70による本体室60A及びワーク室60Bの温調制御を開始する。
ステップS1では、制御部80は、精密温調機70を初期設定する。ここでは、温度設定部84は、送風する空気の温度である送風温度Tを本体室60Aの設定温度Tに設定する。また、風量比設定部86は、不図示のファンによる全風量を100とした場合の本体室60Aへの第1風量を80、ワーク室60Bへの第2風量を20として振り分ける。即ち、第1風量と第2風量との比率を80:20に設定する。
第1温度計62A及び第2温度計62Bは、それぞれ本体室60A及びワーク室60Bの温度を随時測定する。ステップS2では、温度設定部84は第1温度計62Aの測定結果を取得し、風量比設定部86は第2温度計62Bの測定結果を取得する。
ステップS3では、温度設定部84は、第1温度計62Aの測定結果である本体室60Aの測定温度Tに基づいて送風温度Tを設定する。例えば、設定温度Tよりも測定温度Tの方が高い場合は、送風温度Tを設定温度Tよりも低い温度に設定する。逆に、設定温度Tよりも測定温度Tの方が低い場合は、送風温度Tを設定温度Tよりも高い温度に設定する。加熱冷却部74は、設定された送風温度Tに基づいてヒータ及び熱交換器を制御する。
ステップS4では、風量比設定部86は、第2温度計62Bの測定結果であるワーク室60Bの測定温度Tが、予め定められた一定範囲内の温度であるか否かを判定する。この一定範囲は、制御部80の不図示のROMに記憶されている。ここでは、ワーク室60Bの測定温度Tが設定温度T±0.2℃の範囲の温度であるか否かを判定する。
ワークWを出し入れするために扉32D(図1参照)の開閉動作が行われてワーク室60Bの内部の空気が大量に入れ替わった場合、及び回転テーブル14に新たに載置されたワークWの温度がワーク室60Bの内部の温度と異なる場合には、ワーク室60Bの温度が大きく変動する場合がある。風量比設定部86は、ワーク室60Bの測定温度Tが予め定められた一定範囲内の温度であるか否かを判定することで、この温度変動の有無を検出する。
ステップS4において、風量比設定部86が、ワーク室60Bの温度が予め定められた一定範囲内の温度であると判断した場合は、ステップS5に移行する。ワーク室60Bの温度が予め定められた一定範囲を超えたと判断した場合は、ステップS6に移行する。
ステップS5では、第2風量よりも第1風量を大きくする。ここでは、風量比設定部86は、風量比変更部76の不図示のルーバーを制御し、第1風量と第2風量との比率を80:20に設定する。即ち、精密温調機70から送風される全風量のうち、80%を本体室60Aに、20%をワーク室60Bに送風する。このように、ワーク室60Bの温度が設定温度付近で安定している場合は、本体室60Aを重点的に温調する。
一方、ステップS6では、第1風量よりも第2風量を大きくする。ここでは、風量比設定部86は、風量比変更部76の不図示のルーバー制御し、第1風量と第2風量との比率を20:80に設定する。即ち、精密温調機70から送風される全風量のうち、20%を本体室60Aに、80%をワーク室60Bに送風する。このように、ワーク室60Bの温度が変動した場合は、ワーク室60Bを重点的に温調する。
最後に、制御部80は、ステップS7において温調制御を終了するか否かを判定する。例えば、真円度測定機10の電源が遮断された場合には、温調制御を終了する。
温調制御を終了する場合は、本フローチャートの処理を終了する。終了しない場合はステップS2に戻り、同様の処理を繰り返す。
<温調制御の効果>
図5及び図6は、時間tにおいて設定温度Tより高い温度である温度TのワークWがワーク室60Bに搬入された際の真円度測定機10の各位置の温度の遷移を示す図である。図5及び図6に示す温度TはワークW(図2に示す位置P)の温度、温度Tは本体ベース12の回転テーブル14に近い側(図2に示す位置P)の温度、温度Tは本体ベース12のコラム16に近い側(図2に示す位置P)の温度である。図5は第1風量と第2風量との比率を80:20の一定として送風を行った場合の温度遷移を示しており、図6は図4を用いて説明した温調制御を行った場合の温度遷移を示している。
温度TのワークWがワーク室60Bに搬入されると、この温度がワークWから回転テーブル14に伝達される。さらに、回転テーブル14から本体ベース12の回転テーブル14に近い側に伝達され、本体ベース12を伝達して本体ベース12のコラム16に近い側に伝達される。
図5に示す例では、ワークWの温度Tは、時間の経過とともに設定温度Tに近づいている。また、本体ベース12の左側の温度Tは、時間tから時間tまで上昇し、その後設定温度Tに向かって低下している。本体ベース12の右側の温度Tは、時間tから時間tまで上昇し、その後設定温度Tに向かって低下している。
本体ベース12の左右の温度差T−Tは、時間tにおいて左側が高いピークとなり、時間tにおいて右側が高いピークとなる。その後、温度が均一化され、時間tにおいて安定する。
このように、温調制御を行わず、温度の伝導のみで温度を均一化させる場合には、均一化に時間を要し、その間の測定精度低下が大きくなる。
一方、本実施形態に係る真円度測定機10は、温度TのワークWがワーク室60Bに搬入されてワーク室60Bの温度が変動すると、精密温調機70が風量比を変更し、ワーク室60Bを重点的に温調する。このため、ワーク室60Bの温度は、温調制御を行わない場合よりも短時間で設定温度Tに近づく。したがって、図6に示す例では、ワークWの温度Tは、図5に示す例よりも短時間で設定温度Tに近づいている。
また、図6に示すように、本体ベース12の左側の温度Tは、時間tから時間t11まで上昇し、その後設定温度Tに向かって低下している。本体ベース12の右側の温度Tは、時間tから時間t12まで上昇し、その後設定温度Tに向かって低下している。本体ベース12の左右の温度差T−Tは、時間t13において左側が高いピークとなり、時間t14において右側が高いピークとなる。その後、時間t15において安定している。ワークWの温度Tが図5に示す例よりも短時間で設定温度Tに近づくため、t>t11、t>t12、t>t13、t>t14、t>t15となっている。
このように、ワーク室60Bの温度が変動した場合にワーク室60Bを重点的に温調する温調制御を行うことで、ワーク室60Bの温度及びワークWの温度が短時間で設定温度Tに安定するため、本体部26の温度がより短時間で均一化され、測定精度への影響が小さくなる。
また、真円度測定機10によれば、ワーク室60Bに供給された温調空気は、本体室60Aを経由して排出される。このため、本体ベース12の温度がより早く定常状態へ移行する。このため、精度低下が最小限に抑えられ、本体部26の定常温度状態への復帰が早くなる。
本実施形態では、風量の比率を、温調の主対象を80%、他方を20%としたが、この数値に限定されず、適宜決定することができる。即ち、本体室60Aを重点的に温調する場合は本体室60Aの風量の比率を51%以上とし、ワーク室60Bを重点的に温調する場合はワーク室60Bの風量の比率が51%以上とすればよい。
本実施形態では、1台の精密温調機70を用いた構成としたが、これに限定されず、本体室60Aを温調する精密温調機とワーク室60Bを温調する精密温調機との2台の精密温調機を用いた構成としてもよい。ただし、2台の精密温調機を用いた構成の場合は、コストが増加する。また、それぞれの精密温調機からの送風温度を厳密に一致させることは困難であり、本体室60Aとワーク室60Bとに温度ムラが発生し、測定精度の低下を引き起こす可能性がある。したがって、本実施形態のように1台の精密温調機を用いた構成が好ましい。
〔第2の実施形態〕
<真円度測定機の構成>
図7は、第2の実施形態の真円度測定機100の構成概要図である。なお、図2に示す構成概要図と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図7に示すように、真円度測定機100は、本体ベース12、回転テーブル14、コラム16、キャリッジ18、アーム20、検出器22、測定子24、除振台28、精密温調機70、第1カバー102、及び第2カバー104等を備えて構成される。
真円度測定機100は、床1の設置面1Aに載置される。詳細には、除振台28及び第1カバー102が設置面1Aに載置される。
第1カバー102は、設置面1Aに載置される。第1カバー102は、本体ベース12、回転テーブル14、コラム16、キャリッジ18、アーム20、検出器22、及び測定子24からなる本体部26と除振台28との、前方向、後方向、右方向、左方向、及び上方向を囲繞する。
第2カバー104は、除振台28の除振面28Aに載置される。第2カバー104は、本体部26のうち少なくとも本体ベース12、コラム16、及びキャリッジ18を囲繞する。
また、第2カバー104には、回転テーブル14が挿通する開口部104A、及びアーム20が挿通する開口部104Bが設けられている。
第1カバー102の内部の空間は、第2カバー104の内部の空間であり、少なくとも本体部26の一部が配置される本体室110Aと、第2カバー104の外部の空間であり、少なくともワークWが配置されるワーク室110Bとに区画される。
第1カバー102には、ワーク室110Bを開放する不図示の開口部と、ワーク室110BへのワークWの出し入れを行うための不図示の扉が設けられている。
第1カバー102の上面には、第1吸気口102A及び第2吸気口102Bが設けられている。また、第2カバー104の上面には、第3吸気口104Cが設けられている。
精密温調機70の第1送風口70A及び第3吸気口104Cは、第1吸気口102Aを介して第1ダクト72Aによって接続されている。また、精密温調機70の第2送風口70B及び第2吸気口102Bは、第2ダクト72Bによって接続されている。これにより、精密温調機70は、本体室110A及びワーク室110Bにそれぞれ温調空気を供給することができる。
また、第1カバー102の左側面下部及び右側面下部には、第1カバー102の外部とワーク室110Bとを連通する第1排気口102C及び第2排気口102Dが設けられている。
本体室110Aに供給された温調空気は、第2カバー104に設けられた開口部104A及び104Bからワーク室110Bを経由して、第1排気口102C及び第2排気口102Dから第1カバー30の外部へ排出される。また、ワーク室110Bに供給された温調空気は、第1排気口30C及び第2排気口30Dから第1カバー30の外部へ排出される。
本体室110Aには、本体室110Aの内部の温度を測定するための第1温度計62Aが設けられている。ワーク室110Bには、ワーク室110Bの内部の温度を測定するための第2温度計62Bが設けられている。
真円度測定機100の電気的構成は、図3に示したブロック図と同様である。また、真円度測定機100の温調制御の処理は、図4に示した温調制御の処理と同様である。即ち、ワーク室110Bの温度が安定している場合には、精密温調機70によって本体室110Aを重点的に温調し、ワーク室110Bの温度が変動すると精密温調機70によってワーク室110Bを重点的に温調する。
このように制御することで、本体部26の温度がより短時間で均一化され、測定精度への影響が小さくなる。
<その他>
ここでは、真円度測定機について説明したが、被測定物に接触子を接触させ、被測定物と接触子とを相対移動させて被測定物の形状を測定する形状測定装置に適用することができる。
本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。
1 床
1A 設置面
10 真円度測定機
12 本体ベース
14 回転テーブル
16 コラム
18 キャリッジ
20 アーム
22 検出器
24 測定子
26 本体部
28 除振台
28A 除振面
30 第1カバー
30A 第1吸気口
30B 第2吸気口
30C 第1排気口
30D 第2排気口
32 前面カバー
32A 左前面カバー
32B 右前面カバー
32C 傾斜部
32D 扉
32E 窓部
32F 操作部
34 背面カバー
36 左側面カバー
38 右側面カバー
38A 傾斜部
40 上面カバー
50 第2カバー
50A 水平部
50B 垂直部
52A 支持部
52B 支持部
54A 開口部
54B 開口部
56A 可撓性部材
56B 可撓性部材
60A 本体室
60B ワーク室
62A 第1温度計
62B 第2温度計
70 精密温調機
70A 第1送風口
70B 第2送風口
72A 第1ダクト
72B 第2ダクト
74 加熱冷却部
76 風量比変更部
80 制御部
82 真円度測定制御部
84 温度設定部
86 風量比設定部
100 真円度測定機
102 第1カバー
102A 第1吸気口
102B 第2吸気口
102C 第1排気口
102D 第2排気口
104 第2カバー
104A 開口部
104B 開口部
104C 第3吸気口
110A 本体室
110B ワーク室
位置
位置
位置
W ワーク

Claims (5)

  1. 被測定物に接触子を接触させ、前記被測定物と前記接触子とを相対移動させて前記被測定物の形状を測定する形状測定装置において、
    装置本体を囲繞する第1カバーと、
    前記第1カバーの内部の空間を、少なくとも前記装置本体の一部が配置される本体室と少なくとも前記被測定物が配置される被測定物室とに区画し、前記装置本体の一部が挿通する開口部を有する第2カバーと、
    送風温度に温調した空気を前記本体室及び前記被測定物室にそれぞれ第1風量及び第2風量で送風する温調機と、
    前記本体室の温度を測定する第1温度計と、
    前記被測定物室の温度を測定する第2温度計と、
    前記本体室の温度に応じて前記送風温度を設定する温度設定部と、
    前記被測定物室の温度に応じて前記第1風量及び前記第2風量の比率を設定する風量比設定部と、
    を備えた形状測定装置。
  2. 前記風量比設定部は、前記被測定物室の温度が一定範囲内の場合は前記第2風量よりも前記第1風量を大きくし、前記被測定物室の温度が前記一定範囲を超えた場合は前記第1風量よりも前記第2風量を大きくする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記第1カバーの外部と前記本体室とを連通する排気口を備え、
    前記被測定物室に送風された空気は、前記開口部及び前記本体室を経由して前記排気口から排気される請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  4. 前記温調機は、単一の温調機である請求項1から3のいずれか1項に記載の形状測定装置。
  5. 前記装置本体は、ベースと、前記ベースに配置され、上面にワークを載置して回転する回転テーブルと、前記ベースに立設されたコラムと、鉛直方向に移動自在に前記コラムに支持されたキャリッジと、水平方向に移動自在に前記キャリッジに支持されたアームと、前記アームに支持される検出器であって、前記回転テーブルに載置された前記ワークの表面に接触する測定子の変位を検出する検出器と、を有し、
    前記第2カバーの開口部は、前記回転テーブルが挿通する第1開口部及び前記アームが挿通する第2開口部を有し、
    前記第2カバーは、前記ベース及び前記コラムに支持される請求項1から4のいずれか1項に記載の形状測定装置。
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