JP2019149653A - ワイヤレスマイクシステム及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信の親機としての受信機から子機としてのワイヤレスマイクに送信される制御信号の受信時における通信品質の安定化を支援する。【解決手段】マイク子機2は、無線通信の1フレームにおいて、アンテナWAから送信された制御信号scAをマイクアンテナW1,W2により受信する。マイク子機2は、制御信号scAの受信品質に基づいて通信信号の送信に用いるアンテナをマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2から選択する。マイク子機2は、選択されたアンテナを用いて通信信号を送信する。マイク子機2は、アンテナWBから送信された制御信号scBをマイクアンテナW1,W2により受信する。マイク子機2は、制御信号scBの受信品質に基づいて通信信号の送信に用いるアンテナをマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2から選択する。マイク子機2は、選択されたアンテナを用いて通信信号を送信する。【選択図】図1

Description

本開示は、複数のマイクのそれぞれとの間で時分割多重通信を用いて送信された音声信号を受信するワイヤレスマイクシステム及び無線通信方法に関する。
マイク(例えば、ワイヤレスマイク)を用いたワイヤレスマイクシステムの無線通信では、1フレーム期間に、例えば24個のスロットを用いて親機(例えば受信機)とそれぞれのマイク子機(例えばワイヤレスマイク)との間で無線信号が送受信される。一般に、ワイヤレスマイクから見てダウンリンク用のスロットS0〜スロットS11は、親機からマイク子機への通信に使用される。ワイヤレスマイクから見てアップリンク用のスロットS12〜スロットS23は、マイク子機から親機への通信に使用される。また、1つのスロット(例えばスロットS0)は、親機からマイク子機への制御信号を送るために使用される。
ここで、一般的なダイバーシティ方式により無線通信を行う場合、親機は少なくとも2つの親機アンテナを有する。同様に、マイク子機は、少なくとも2つのマイクアンテナを有する。例えば、親機が上述したダウンリンク用のスロットS0〜S11のうちスロットS4で親機アンテナの一方を用いて通信信号を送信すると、マイク子機は、2つのマイクアンテナのそれぞれを用いて親機からの通信信号を受信する。マイク子機は、2つのマイクアンテナのうち、通信品質が良好なマイクアンテナ(例えば受信レベルが高い方のマイクアンテナ)を選択する。マイク子機は、その選択されたマイクアンテナを用いて、上述したアップリンク用のスロットS12〜S23のうちスロットS16で通信信号を送信する。
親機は、2つの親機アンテナを用いてマイク子機からの通信信号を受信する。親機は、2つの親機アンテナのうち、通信品質が良好な親機アンテナ(例えば受信レベルが高い方の親機アンテナ)を選択する。親機は、その選択された親機アンテナを用いて、次の1フレーム期間で制御信号及び通信信号を送信する。上述した1フレーム期間での動作手順が繰り返され、親機とマイク子機の間で安定した無線通信が行われる。
特許文献1には、1つの親機と複数のマイク子機とを備え、親機は各マイク子機と時分割多重通信方式で無線通信を行う無線通信システムが開示されている。この無線通信システムでは、親機は、他の無線通信システムへの電波干渉を抑制するために、遠方のマイク子機への送信電力を通信維持可能な程度に抑制する。
特開2015−50727号公報
ここで、上述した前半のダウンリンク用のスロットでマイク子機が親機からの信号を受信し、かつ後半のアップリンク用のスロットでマイク子機が親機に信号を送信する対称型の通信方式ではなく、高品質な音声信号を親機に送信するために1フレーム期間の前半のスロットでもマイク子機が音声信号(例えば、ワイヤレスマイクが収音した音声の信号)を親機に送信するワイヤレスマイクシステムを想定してみる。すると、1フレーム期間のうち、上述したスロットS4は、マイク子機から親機へ音声信号を送信する送信スロットに使用される。このため、マイク子機は、スロットS4より前に親機から通信信号を受信できないので、2つのマイクアンテナのうち通信品質が良好なマイクアンテナ(例えば受信レベルが高いマイクアンテナ)を選択する処理を実行できない。
従って、例えば後半のアップリンク用のスロットS16では、マイク子機は、受信レベルの高低が不定なマイクアンテナを用いて親機へ音声信号を送信することになる。一方、親機は、スロットS16で受信レベルの高低が不定なマイクアンテナを使用してマイク子機から送信された通信信号を基に、次のフレームのスロットS0の時点で使用する2つの親機アンテナのいずれかを選択しなければならない。なお、スロットS0では、親機は複数のマイク子機のそれぞれのうちどのマイク子機と通信するか等を定めた制御信号をそれぞれのマイク子機に送信する必要がある。
この結果、親機は、スロットS0の時点で制御信号をそれぞれのマイク子機に送信する際、アンテナダイバーシティを実行できていない上で選択した親機アンテナ(つまり、通信品質に応じた適応的な親機アンテナと判断されていない親機アンテナ)を用いることがあった。言い換えると、それぞれのマイク子機は、スロットS0の時点で親機からの制御信号を安定的に受信できないという課題がある。
また、上述した特許文献1では、1つの親機が複数のマイク子機と無線通信を行う場合、送信電力を下げることで、他の無線通信システムへの干渉を抑制することは開示されるが、上述したダイバーシティ方式による無線通信においてマイク子機において親機からの制御信号を安定的に受信することの対策については特に考慮されていない。
本開示は、上述した従来の状況に鑑みて案出され、無線通信の親機としての受信機から子機としてのワイヤレスマイクに送信される制御信号の受信時における通信品質の安定化を支援し、高品質な音声信号を提供するワイヤレスマイクシステム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本開示は、第1アンテナ及び第2アンテナを有し、時分割多重通信方式に準じた無線通信が可能なマイクと、第3アンテナ及び第4アンテナを有し、前記無線通信が可能な受信機と、を備え、前記マイクは、前記無線通信の1フレームにおいて、前記第3アンテナから送信された第1制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第1制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行い、前記第4アンテナから送信された第2制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第2制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、ワイヤレスマイクシステムを提供する。
本開示は、第1アンテナ及び第2アンテナを有し、時分割多重通信方式に準じた無線通信が可能なマイクと、第3アンテナ及び第4アンテナを有し、前記無線通信が可能な受信機と、を備えたワイヤレスマイクシステムにおける無線通信方法であって、前記マイクは、前記無線通信の1フレームにおいて、前記第3アンテナから送信された第1制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第1制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行い、前記第4アンテナから送信された第2制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第2制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、無線通信方法を提供する。
本開示によれば、無線通信の親機としての受信機から子機としてのワイヤレスマイクに送信される制御信号の受信時における通信品質の安定化を支援でき、高品質な音声信号を提供できる。
実施の形態1に係るワイヤレスマイクシステムのシステム構成例を概略的に示す図 DECT方式の通信で使用されるキャリアの周波数帯域を説明する図 受信機とマイク子機との間で無線信号が送受信されるタイムスロットを示す図 DECT通信における信号のフレーム構成を示す図 マイク子機のハードウェア構成例を示すブロック図 受信機のハードウェア構成例を示すブロック図 制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。 通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図 受信機とマイク子機との間における無線通信の手順を示すシーケンス図 実施の形態2に係る制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図 実施の形態3に係る制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図 通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図 実施の形態4における制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図 通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図 実施の形態4におけるマイク子機の動作手順を示すフローチャート 実施の形態4の変形例におけるマイク子機の動作手順を示すフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係るワイヤレスマイクシステム及び無線通信方法を具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るワイヤレスマイクシステム5のシステム構成例を概略的に示す図である。ワイヤレスマイクシステム5は、複数(例えば、m個)のマイク子機(ワイヤレスマイク)2と、親機としての複数の受信機3と、ミキサー受信機8と、を含む構成である。mは2以上の整数である。以下の説明において、複数のマイク子機2C1,2C2,…,2Cmのそれぞれを特に区別しない場合、マイク子機2という。図1では、例えばマイク子機2C1とマイク子機2C2は、受信機3w1に属する(つまり、受信機3w1を無線通信の相手(つまり、親機)として認識している)。また、マイク子機2C3とマイク子機2C4は、受信機3w2に属する(つまり、受信機3w2を無線通信の相手(つまり、親機)として認識している)。マイク子機2Cm−1とマイク子機2Cmは、受信機3wkに属する(つまり、受信機3wkを無線通信の相手(つまり、親機)として認識している)。なお、1つの親機に属するマイク子機の数は、任意の数でよい。また、各マイク子機2は、複数の受信機3w1〜3wkに重複して属してもよい。例えば、全てのマイク子機2が全ての受信機3w1〜3wkに属してもよい。
マイク子機2とマイク子機2が属する受信機3との間では、無線信号(例えば、音声信号もしくは制御信号)が、時分割多元接続方式の通信規格(例えば、時分割多重通信方式)に則った無線回線を通じて送受信される。マイク子機2の使用者(ユーザ)はマイク子機2に音声を入力する(例えば声を発する)と、マイク子機2により収音された音声信号は、無線回線を通じて受信機3に送信される。各実施の形態において、時分割多重通信方式の通信規格として、例えば2011年に策定されたディジタルコードレス電話機の標準規格である周波数帯1.9GHzのDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)方式を用いる。
複数の受信機3は、それぞれの受信機3に属するマイク子機2から受信した音声信号をミキサー受信機8に出力する。ミキサー受信機8の筐体8zには、複数の受信機3にそれぞれ接続される信号線140が接続可能な複数のポートP(P1,P2,…,Pm)が配置される。ミキサー受信機8は、複数のポートPにそれぞれ接続された複数の受信機3から入力した1つ以上の音声信号を合成し、音声合成後の音声信号を外部のスピーカSPK1から出力する。なお、各受信機3は、ミキサー受信機8に音声信号を送信すると共に、自機に接続されたスピーカSPK(図6参照)で音声を再生してもよい。
図2は、DECT方式の通信で使用されるキャリアの周波数帯域を説明する図である。DECT方式の通信は、1.9GHz帯(具体的には、1895,616MHz〜1902.528MHz)において5つの周波数帯域が使用される。5つの周波数帯域は、具体的には、f1(1895.616MHz)を中心周波数とするキャリア(つまり、搬送波。以下同様。)と、f2(1897.344MHz)を中心周波数とするキャリアと、f3(1899.072MHz)を中心周波数とするキャリアと、f4(1900.800MHz)を中心周波数とするキャリアと、f5(1902.528MHz)を中心周波数とするキャリアと、f6(1904.256MHz)を中心周波数とするキャリアである。
これらの周波数帯域は、重ならないので、電波干渉が起こりにくく、通信障害を低減できる。また、1.9GHz帯を用いるDECT通信は、例えば無線LAN(Local Area Network)や電子レンジ等の機器が発する電波とも干渉しないので、ワイヤレスマイクシステムの音声品質を維持できる。また、受信機3は、DECT通信の1フレーム期間毎に、各周波数帯域のチャネルの使用状況(例えば、キャリアやスロットなどのリソースの空き具合)を常時モニタリングしており、最適な周波数帯域のチャネルを選択することで、1.9GHz帯を効率良く利用できる。
図3は、受信機3とマイク子機2との間で無線信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。以下、タイムスロットを「スロット」と略記する。図4は、DECT通信における信号のフレーム構成を示す図である。受信機3とそれぞれのマイク子機2との間では、1フレーム期間毎に、通信規格に従って定まる既定数(例えば、n個)のスロットを用いて無線信号が送受信される。通信規格がDECT方式である場合、1フレーム期間が10msに対応し、例えばn=24スロット(つまり、ダウンリンク用に12スロット、アップリンク用に12スロット)で構成される。
DECT方式を用いた無線通信(以下、「DECT通信」という)では、一般的に、ダウンリンク用のスロットS0〜スロットS11は、受信機3からマイク子機2への通信に使用される。アップリンク用のスロットS12〜スロットS23は、マイク子機2から受信機3への通信に使用される。受信機3とマイク子機2との間の通信では、スロットS0とスロットS12、スロットS1とスロットS13などのように、1/2周期に対応する5ms離れた位置関係にあるスロットを組み合わせて(ペアスロットで)使用される。このペアスロットは、1つのチャネル(例えば、制御情報を送受信するための制御チャネル、音声信号を送受信するための通信チャネル)を構成する。
また、受信機3からマイク子機2へ送信が行われる12スロット中、少なくとも1つのスロット(例えばスロットS0)は、受信機3からマイク子機2への制御情報が含まれた制御信号を送るための制御スロットとされる。制御信号は、1フレーム期間を構成する既定数のスロットのうち1つのスロットを用いて、受信機3からそれぞれのマイク子機2に送信される。なお、受信機3からマイク子機2への制御信号の送信中に電波干渉が発生した場合、空きスロット(言い換えると、未使用のスロット)を制御スロットとして使用してもよい。例えば、スロットS0で電波干渉等が発生した場合、受信機3は、制御スロットをスロットS0から他の空いているスロット(例えば、後述する切替用のスロット)に切り替えて使用してもよい。これと連動して、制御スロットに対する応答スロット(つまり、制御スロットに対する応答に用いられ、マイク子機2から受信機3への送信に使用されるスロット)は、スロットS12から他の空いているスロット(例えば、同様に後述する切替用のスロット)に変更される。このように、受信機3は、DECT通信の1フレーム期間毎に、制御チャネルや通信チャネルとして使用するスロットを、受信機3とマイク子機2のそれぞれとの間の電波状況等に応じて動的に決定する。例えば、コードレスフォン等の機器では、前半のスロットS0〜S11では受信機が送信側でマイク子機が受信側であり、後半のスロットS12〜S23では受信機が受信側でマイク子機が送信側である。
一方、ワイヤレスマイクシステム5では、受信機3は、複数のマイク子機2のそれぞれから送信される音声信号を受信する。また、受信機3は、各マイク子機2に対して1フレーム期間中に1回、制御信号を送信すればよい。従って、本実施の形態では、前半のスロットS0〜S11を、マイク子機2が送信側となるアップリンク用のスロット(通信スロット)として使用できるように、受信機3は、スロットS0〜S11を動的に決める。
例えば、受信機3は、1フレーム期間内のスロットS0を制御信号を送るための制御チャネルとして決め、この制御チャネルを通じて制御信号をマイク子機2に送信する。制御信号に含まれる制御情報には、例えばシステム情報、スロット情報、キャリア情報である。具体的には、制御情報は、例えば、キャリアかつスロットを用いた通信相手であるマイク子機2の識別情報とそのキャリアやスロットの識別情報、各スロットのビジー状態、使用可能な空きスロットの指定、接続されているマイク子機の数、受信機の無線エラー状況、無線干渉によるスロット切り換え等の情報が含まれる。
DECT通信の1フレームを構成するそれぞれのスロットは、416.67μs(=10ms/24)の時間幅で規定され、具体的には、同期信号フィールドと制御ビットフィールドとCRC1フィールドとデータビットフィールドとCRC2フィールドとから構成される。同期信号フィールドは、プリアンブル区間と同期ビットとから構成される。同期信号フィールドは、ビット同期を取るためのデータ列(プリアンブル区間)とスロットの同期を取るためのデータ列(同期ビット)とから構成される固定データを含む。ダイバーシティ方式による無線通信を行う場合、プリアンブル区間において、2つのアンテナを切り替え、通信品質の良い(例えば受信レベルが大きい)アンテナが選択され、同期ビット以降のフィールドを受信する動作が行われる。制御ビットフィールドは、上述した制御信号を含む。制御信号に含まれる制御情報の量が多くなる場合、例えば制御ビットフィールドだけではなく、データビットフィールドの領域の一部を使用してもよい。CRC1フィールドは、制御ビットフィールドのデータ列に基づいて算出されたCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)符号を含み、制御ビットフィールドの伝送誤り検出に用いられる。データビットフィールドは音声通信に用いられる。CRC2フィールドは、データビットフィールドのデータ列に基づいて算出されたCRC符号を含み、データビットフィールドの伝送誤り検出に用いられる。
図5は、マイク子機2のハードウェア構成例を示すブロック図である。マイクの一例としてのマイク子機2は、マイク制御部10と、マイク無線部11と、アンテナ切替スイッチ12と、2本のマイクアンテナW1,W2とを含む構成である。マイク子機2は、2本のマイクアンテナW1,W2を用いて、受信機3との間でダイバーシティ方式による無線通信を行う。アンテナ切替スイッチ12は、マイク制御部10からの指示に従い、マイクアンテナW1及びマイクアンテナW2のどちらかを選択し、マイク無線部11に接続されるアンテナを、選択されたマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2に切り替える。
また、マイク子機2は、ユーザインタフェースとしての音質設定ボタンや電源をON/OFFするスイッチを含む操作部13と、操作部13による設定内容等を表示する表示部14と、不揮発性メモリで構成された記憶部15とを有する。記憶部15には、信号の受信レベルと比較される閾値、及び信号の受信エラー回数と比較される所定数が記憶されている。受信エラー回数は、例えば、各スロットに含まれるCRC1フィールド、CRC2フィールドを用いて行われるCRC(巡回冗長検査)を用いて計数される。閾値は、通信品質を維持するために受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)の下限値に設定される。所定数は、通信品質を維持するために受信エラー回数の上限値に設定される。
また、マイク子機2は、マイク子機2の各部に電力を供給する電池16と、デュアルポートRAM(Random Access Memory)で構成され、リングバッファとして機能するメモリ17と、マイク音声処理部18と、音声を入力するマイクロフォン19とを含む構成を有する。
マイク制御部10は、記憶部15とバス等で結合されるCPU(Central Processing Unit)を備える。マイク制御部10は、マイク子機2の各部の動作を制御し、例えば音質設定ボタンが押下されたことを検出する。また、マイク制御部10は、マイク無線部11やマイク音声処理部18に対し、これらの動作タイミングを設定する。
図6は、受信機3のハードウェア構成例を示すブロック図である。受信機3は、マイク子機2と無線通信を行う受信機であり、受信機とも称される。受信機3は、各部を制御する制御部の一例としての制御部20と、無線制御部31と、無線部21と、アンテナ切替スイッチ22と、2本のアンテナWA,WBと、メモリ27とを含む構成を有する。受信機3は、2本のアンテナWA,WBを用いて、マイク子機2との間でダイバーシティ方式による無線通信を行うことが可能である。アンテナ切替スイッチ22は、制御部20からの指示に従い、アンテナWA及びアンテナWBのどちらかを選択し、無線部21に接続されるアンテナを、選択されたアンテナWA又はアンテナWBに切り替える。
また、受信機3は、操作部23と、表示部24と、記憶部25とを含む構成である。操作部23は、ユーザインタフェースとしての音量ボリュームや電源スイッチを含む。表示部24は、操作部23による設定内容等を表示する。記憶部25は、不揮発性メモリで構成される。また、受信機3は、電源26と、音声処理部28と、音声出力部29と、有線通信部30とを含む構成である。
電源26は、受信機3の各部に電力を供給する。電源26は、ミキサー受信機8から信号線140を通じて供給される電圧を受電する。また、電源26は、商用化電源やACアダプタ等の外部入力から構成してもよい。音声出力部29は、外部のスピーカSPK2と接続して音声を再生する。有線通信部30は、信号線140を介してミキサー受信機8に接続され、受信機3で音声処理されたマイク子機2からの音声信号をミキサー受信機8に伝送する。
制御部20は、記憶部25とバス等で結合されている。制御部20は、受信機3の各部の動作を制御し、操作部23を介して入力された操作内容を取得する。
また、制御部20は、マイク子機2から送信された圧縮信号の伝送エラーを検出する。具体的に、制御部20は、無線部21がマイク子機2から送信された圧縮信号を受信した際、エラー検出フィールドであるCRC2フィールド54を参照することで、伝送エラーの有無を検出する。制御部20は、無線通信のクロックを無線制御部31に供給する。無線制御部31は、マイク子機2との無線接続を制御し、制御部20から指定されたキャリア及びスロットを、無線部21に指示する。つまり、無線制御部31は、指定されたキャリアかつスロットに対応付けられたマイク子機2と通信を行うように、無線部21を制御する。無線部21(無線通信部の一例)は、アンテナWA又はアンテナWBを介して、指定されたキャリア及びスロットでマイク子機2との間で通信を行う。また、無線部21は、ワイヤレスマイクシステムの同期を制御するための無線制御信号を生成し、定期的に送信可能である。また、無線制御部31は、マイク子機2からの音声信号をメモリ27に記憶する。メモリ27は、デュアルポートRAMで構成され、リングバッファとして機能する。
次に、高品質ワイヤレスマイクシステムにおける非対称通信を示す。図7は、制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。図8は、通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。
受信機3は、1フレーム期間において、スロットS0でアンテナWAを使用して制御信号を送信する。マイク子機2は、スロットS0のプリアンブル区間でマイクアンテナW1,W2で制御信号を受信し、マイクアンテナW1,W2のうち、受信レベルが大きい方のマイクアンテナを選択する。例えば、マイクアンテナW1が選択されたことを想定する。
マイク子機(ワイヤレスマイク)2は、スロットS0で選択されたマイクアンテナW1を使用し、スロットS4で通信信号を送信する。受信機3は、スロットS4のプリアンブル区間でアンテナWA,WBで通信信号を受信し、アンテナWA,WBのうち、受信レベルが大きい方のアンテナを選択し、通信信号を取得する。例えば、アンテナWBが選択されたことを想定する。なお、受信機3は、同じ1フレーム期間におけるスロットS12で、選択したアンテナWBを使用し、制御信号を送信してもよい。
また、1フレーム期間におけるスロットS12で、受信機3は、送信に使用するアンテナをアンテナWAからアンテナWBに切り替え(入れ替え)、アンテナWBを使用して制御信号を送信する。マイク子機2は、スロットS12のプリアンブル区間でマイクアンテナW1,W2で制御信号を受信し、マイクアンテナW1,W2のうち、受信レベルが大きい方のマイクアンテナを選択する。例えば、マイクアンテナW2が選択されたことを想定する。
マイク子機2は、スロットS12で選択されたマイクアンテナW2を使用し、スロットS16で通信信号を送信する。受信機3は、スロットS16のプリアンブル区間でアンテナWA,WBで通信信号を受信し、アンテナWA,WBのうち、受信レベルが大きい方のアンテナを選択し、通信信号を取得する。例えば、アンテナWAが選択されたことを想定する。なお、受信機3は、次の1フレーム期間におけるスロットS0で、選択したアンテナWAを使用し、制御信号を送信してもよい。
図9は、受信機3とマイク子機2との間における無線通信の手順を示すシーケンス図である。N番目の1フレームの前半では、受信機3は、スロットS0でアンテナWAを使用して制御信号scAをマイク子機2に送信する。マイク子機2は、スロットS0でアンテナWAから送信される制御信号scAを、マイクアンテナW1,W2の双方で受信し、通信品質の良いアンテナを選択する(T1)。通信品質の良いアンテナは、受信レベルの大きいアンテナであってもよいし、通信エラーの無い方のアンテナであってもよい。
マイク子機2は、スロットS0で選択されたマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS4で通信信号を送信する(T2)。受信機3は、スロットS4でマイクアンテナW1,W2の一方を使用して送信された通信信号(通話信号)を、アンテナWA,WBの双方で受信する。
N番目の1フレームの後半では、受信機3は、スロットS12でアンテナWBを使用して制御信号scBをマイク子機2に送信する。マイク子機2は、スロットS12でアンテナWBから送信される制御信号scBを、マイクアンテナW1,W2の双方で受信し、通信品質の良いアンテナを選択する(T3)。通信品質の良いアンテナは、受信レベルの大きいアンテナであってもよいし、通信エラーの無い方のアンテナであってもよい。
マイク子機2は、スロットS12で選択されたマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS16で通信信号を送信する(T4)。受信機3は、スロットS16でマイクアンテナW1,W2の一方を使用して送信された通信信号を、アンテナWA,WBの双方で受信する。
N+1番目の1フレームにおいても、上記手順T1〜T4と同様の手順T5〜T8で無線通信が行われる。
このように、受信機3は、2つのアンテナWA,WBを有し、制御信号の受信の不安定さを解消するために、2つのアンテナWA,WBのうち、スロットS0で一方のアンテナで制御信号を送信し、スロットS12で他方のアンテナで制御信号を送信する動作を行う。スロットS12の制御信号の送信の追加によって、マイク子機2は、安定して制御信号を受信できる。
また、マイク子機2は、スロットS0,S12で受信した制御信号の受信レベルを基に、受信レベルの高いマイクアンテナW1,W2を選択し、選択されたマイクアンテナを使用し、通信信号を受信機3に送信する。従って、高品質ワイヤレスマイクシステムのマイク子機においても、ダイバーシティを実現でき、通信品質の良い通信信号を受信機に送信できる。
また、上記例では、受信機3は、2つのアンテナWA,WBのうち、スロットS12でアンテナWAからアンテナWBに強制的に切り替えて制御信号を送信していた。この切り替えによることなく、受信機3は、スロットS4,S16で受信した通信信号の受信レベルを基に、受信レベルの高いアンテナWA,WBを選択し、選択されたアンテナを使用し、制御信号をマイク子機2に送信することも可能である。この場合、スロットS4とS12で同じアンテナを使用することもあり得る。これにより、受信機3及びマイク子機2の双方で、ダイバーシティを実現でき、通信品質の良いアンテナを使用し、マイク子機2に制御信号を安定して送信できる。
以上により、実施の形態1に係るワイヤレスマイクシステム5は、マイクアンテナW1(第1アンテナの一例)及びマイクアンテナW2(第2アンテナの一例)を有し、時分割多重通信方式に準じた無線通信が可能なマイク子機2(マイクの一例)と、アンテナWA(第3アンテナの一例)及びアンテナWB(第4アンテナの一例)を有し、無線通信が可能な受信機3と、を備える。マイク子機2は、無線通信の1フレームにおいて、アンテナWAから送信された制御信号scA(第1制御信号の一例)をマイクアンテナW1及びマイクアンテナW2により受信する。マイク子機2は、制御信号scAの受信品質に基づいて通信信号の送信(データ送信の一例)に用いるマイクアンテナをマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2から選択する。マイク子機2は、選択されたマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2を用いて通信信号を送信する。また、マイク子機2は、アンテナWBから送信された制御信号scB(第2制御信号の一例)をマイクアンテナW1及びマイクアンテナW2により受信する。マイク子機2は、制御信号scBの受信品質に基づいて通信信号の送信に用いるマイクアンテナをマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2から選択する。マイク子機2は、選択されたマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2を用いて通信信号を送信する。
このように、マイク子機は、DECT方式の無線通信の1フレーム期間において、受信機に備わる複数のアンテナ(ここでは、2つのアンテナ)からの制御信号を受信することによって、通信品質の良好なアンテナを選択するアンテナダイバーシティを行うことができる。これにより、ワイヤレスマイクにおいて受信機からの制御信号を安定的な受信でき、ワイヤレスマイクと受信機との安定的な無線通信が実現される。
また、ワイヤレスマイクシステム5では、受信機3は、無線通信の1フレームの前半期間において、制御信号scAをアンテナWAから送信する。受信機3は、無線通信の1フレームの後半期間において、制御信号scBをアンテナWBから送信する。これにより、通信ペアで使用するマイクアンテナを1フレームの半分の区間でそれぞれ最適なものにできる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、1フレーム期間の前半(スロットS0〜S11)で使用されるアンテナは、アンテナWAであり、後半(スロットS12〜S23)で使用されるアンテナは、アンテナWBであることに固定されていた。実施の形態2では、前半及び後半で使用されるアンテナを、例えば一定時間毎に切り替える。
図10は、実施の形態2に係る制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。スロットS0〜S11の間で使用するアンテナを、一定時間が経過すると、アンテナWAからアンテナWBに切り替え、再び一定時間が経過すると、アンテナWBからアンテナWAに切り替える動作を繰り返す。つまり、受信機3は、スロットS0〜S11において、N番目の一定時間では、アンテナWAを使用して制御信号scAをマイク子機2に送信し、N+1番目の一定時間では、アンテナWBを使用して制御信号scAをマイク子機2に送信する。
同様に、スロットS12〜S23の間で使用するアンテナを、一定時間が経過すると、アンテナWBからアンテナWAに切り替え、再び一定時間が経過すると、アンテナWAからアンテナWBに切り替える動作を繰り返す。つまり、受信機3は、スロットS12〜S23において、N番目の一定時間では、アンテナWBを使用して制御信号scBをマイク子機2に送信し、N+1番目の一定時間では、アンテナWAを使用して制御信号scBをマイク子機2に送信する。
ここで、一定時間は、任意の時間でよく、例えば20フレームの期間に相当する200msecが挙げられる。なお、所定時間は、一定時間でなく、不規則な値を出力する乱数に相当する時間、つまり特に定まっていない時間であってもよい。
以上により、実施の形態2に係るワイヤレスマイクシステム5では、受信機3は、所定時間の経過後に、アンテナWA及びアンテナWBの一方に切り替えて制御信号scAを送信し、アンテナWA及びアンテナWBの他方に切り替えて制御信号scBを送信する、動作を繰り返す。これにより、緩やかなアンテナWA,WB間の受信レベルの変動を吸収することができ、ワイヤレスマイクシステムの通信を安定させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、受信機が2回目の制御信号を送信するスロットは、スロットS12であった。実施の形態3では、受信機が2回目の制御信号を送信するスロットを、実施の形態1よりも前に設定する場合を示す。
図11は、実施の形態3に係る制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。受信機3は、スロットS0でアンテナWAを使用して制御信号scAを送信する。マイク子機2は、スロットS0でマイクアンテナW1,W2を使用して制御信号scAを受信し、通信品質の良いマイクアンテナW1,W2を選択する。
また、受信機3は、スロットS0で使用したアンテナWAからアンテナWBに切り替え、スロットS6で2回目の制御信号scBを送信する。マイク子機2は、スロットS6でマイクアンテナW1,W2を使用して制御信号scBを受信し、通信品質の良いマイクアンテナW1,W2を選択する。なお、受信機3が2回目の制御信号を送信するスロットは、スロットS6に限定されず、任意のスロットでよい。
図12は、通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。マイク子機2は、スロットS0で選択した通信品質の良いマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS4で通信信号を送信する。また、マイク子機2は、スロットS6で選択した通信品質の良いマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS16で通信信号を送信する。
以上により、実施の形態3に係るワイヤレスマイクシステム5では、受信機3は、無線通信の1フレームの前半期間において、制御信号scAをアンテナWAから送信する。受信機3は、無線通信の1フレームの前半期間において、制御信号scBをアンテナWBから送信する。
これにより、受信機3は、1フレームの前半期間(送信用スロット)でアンテナWA,WBを使用してどちらからも制御信号を送信する。これにより、受信機3は、通信ペアで使用するマイクアンテナを1フレームの区間でそれぞれ最適なものにできる。また、例えば1回目の制御信号scAを送出後、直ぐに2回目の制御信号scBを送出し、その後マイクの通信信号を送信するようなケースでも、制御信号はscAとscBの受信状態に応じて適宜選択され、また、マイク子機2が送信に使用するアンテナは、送信スロットの直前の制御信号の受信時に選択したアンテナで送信することで同様の効果を得ることができ、設計の自由度が高まる。
(実施の形態4)
図13は、実施の形態4における制御信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。受信機3は、スロットS0でアンテナWAを使用して制御信号scAを送信する。マイク子機2は、スロットS0でマイクアンテナW1,W2を使用して制御信号scAを受信し、通信品質の良いマイクアンテナW1,W2を選択する。
また、受信機3は、スロットS0で使用したアンテナWAからアンテナWBに切り替え、スロットS6で2回目の制御信号scBを送信する。一方、マイク子機2は、スロットS0でアンテナWAを使用して受信機3から送信される制御信号の受信レベルを受信信号強度で計測し、受信レベルが閾値を超えるか否かを判別する。受信レベルが閾値を超える場合、マイク子機2は、受信機3がスロットS6でアンテナWBを使用して送信される2回目の制御信号scAを受信しない(図中、破線で受信しないことを表示)。
また、マイク子機2は、スロットS0でアンテナWAを使用して受信機3から送信される制御信号の受信レベルが閾値以下である場合、スロットS6でアンテナWBを使用して送信される2回目の制御信号scBを受信する。マイク子機2は、2回目の制御信号scBの受信レベルを基に、送信に使用するマイクアンテナW1,W2のうち一方を選択する。
図14は、通信信号が送受信されるタイムスロットを示す図である。マイク子機2は、スロットS0で選択したマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS4で通信信号を送信する。また、マイク子機2は、スロットS6で2回目の制御信号scBを受信しない場合、スロットS0で選択したマイクアンテナW1,W2の一方を使用し、スロットS16で通信信号を送信する。
図15は、実施の形態4におけるマイク子機2の動作手順を示すフローチャートである。マイク子機2のマイク制御部10は、受信機3との無線通信中、前回のフレームで制御信号scAを受信したか否かを判別する(ST1)。制御信号scAは、アンテナWAを使用して送信される制御信号である。
前回のフレームで制御信号scAを受信した場合、マイク制御部10は、今回のフレームで制御信号scAを受信する(ST2)。マイク制御部10は、受信した制御信号scAの受信レベルが記憶部15に記憶された閾値以下であるか否かを判別する(ST3)。閾値以下である場合、マイク制御部10は、制御信号scBを受信する(ST4)。
マイク制御部10は、受信した制御信号scBの受信レベルが制御信号scAの受信レベルより高いか否かを判別する(ST5)。制御信号scBの受信レベルが制御信号scAの受信レベルより高い場合、マイク制御部10は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scBに変更する(ST6)。この後、マイク制御部10は、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST5で制御信号scBの受信レベルが制御信号scAの受信レベル以下である場合、また、ステップST3で制御信号scAが記憶部15に記憶された閾値を超える場合、マイク子機2は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scAとする(ST7)。この後、マイク制御部10は、ステップST1の処理に戻る。
また、ステップST1で前回のフレームで制御信号scAを受信していない場合、マイク制御部10は、今回のフレームで制御信号scBを受信する(ST8)。マイク制御部10は、受信した制御信号scBの受信レベルが記憶部15に記憶された閾値以下であるか否かを判別する(ST9)。閾値以下である場合、マイク制御部10は、制御信号scAを受信する(ST10)。
マイク制御部10は、受信した制御信号scAの受信レベルが制御信号scBの受信レベルより高いか否かを判別する(ST11)。制御信号scAの受信レベルが制御信号scBの受信レベルより高い場合、マイク制御部10は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scAに変更する(ST12)。この後、マイク制御部10は、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST11で制御信号scAの受信レベルが制御信号scBの受信レベル以下である場合、また、ステップST9で制御信号scBの受信レベルが記憶部15に記憶された閾値を超える場合、マイク子機2は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scBとする(ST13)。この後、マイク制御部10は、ステップST1の処理に戻る。
以上により、実施の形態4に係るワイヤレスマイクシステム5では、マイク子機2は、受信した制御信号scAの受信レベルが閾値を超える場合、制御信号scBを受信しない。マイク子機2は、受信した制御信号scAの受信レベルが閾値以下である場合、制御信号scBを受信する。マイク子機2は、制御信号scBの受信品質に基づいて選択されたマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2を用いて通信信号を送信する。
このように、1回目の制御信号の受信レベルが閾値を超える場合、マイク子機は、1フレーム期間内の2回目の制御信号を受信しない。従って、マイク子機が2回目の制御信号を受信するために要する使用電力を抑えることができ、電池の長寿命化に繋がる。
(実施の形態4の変形例)
図16は、実施の形態4の変形例におけるマイク子機2の動作手順を示すフローチャートである。マイク子機2のマイク制御部10は、受信機3との無線通信中、前回のフレームで制御信号scAを受信したか否かを判別する(ST21)。
前回のフレームで制御信号scAを受信した場合、マイク制御部10は、今回のフレームで制御信号scAを受信する(ST22)。マイク制御部10は、受信した制御信号scAの受信エラー回数が記憶部15に記憶された所定数以上であるか否かを判別する(ST23)。制御信号scAの受信エラー回数は、スロットのCRC1フィールド、CRC2フィールドにおけるCRC(巡回冗長検査)の結果から得られる。受信エラー回数が所定数以上である場合、マイク制御部10は、制御信号scBを受信する(ST24)。
マイク制御部10は、受信した制御信号scBの受信エラー回数が所定数以下であるか否かを判別する(ST25)。制御信号scBの受信エラー回数が所定数以下である場合、マイク制御部10は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scBに変更する(ST26)。この後、マイク制御部10は、ステップST21の処理に戻る。
一方、ステップST25で制御信号scBの受信エラー回数が所定数を超える場合、また、ステップST23で制御信号scAの受信エラー回数が所定数未満である場合、マイク子機2は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scAとする(ST27)。この後、マイク制御部10は、ステップST21の処理に戻る。
また、ステップST21で前回のフレームで制御信号scAを受信していない場合、マイク制御部10は、今回のフレームで制御信号scBを受信する(ST28)。マイク制御部10は、受信した制御信号scBの受信エラー回数が記憶部15に記憶された所定数以上であるか否かを判別する(ST29)。所定数以上である場合、マイク制御部10は、制御信号scAを受信する(ST30)。
マイク制御部10は、受信した制御信号scAの受信エラー回数が所定数以下であるか否かを判別する(ST31)。制御信号scAの受信エラー回数が所定数以下である場合、マイク制御部10は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scAに変更する(ST32)。この後、マイク制御部10は、ステップST21の処理に戻る。
一方、ステップST31で制御信号scAの受信エラー回数が所定数を超える場合、また、ステップST9で制御信号scBが所定数未満である場合、マイク子機2は、マイクアンテナW1,W2の選択に使用する制御信号を制御信号scBとする(ST33)。この後、マイク制御部10は、ステップST21の処理に戻る。
以上により、実施の形態4の変形例に係るワイヤレスマイクシステム5では、マイク子機2は、受信した制御信号scAの受信エラー回数が所定数未満である場合、制御信号scBを受信しない。マイク子機2は、受信した制御信号scAの受信エラー回数が所定数以上である場合、制御信号scBを受信する。マイク子機2は、制御信号scBの受信品質に基づいて選択されたマイクアンテナW1又はマイクアンテナW2を用いて通信信号を送信する。
このように、1回目の制御信号の受信エラー回数が所定数未満である場合、マイク子機は、1フレーム期間内の2回目の制御信号を受信しない。従って、マイク子機が2回目の制御信号を受信するために要する使用電力を抑えることができ、電池の長寿命化に繋がる。
また、制御信号の受信レベルが大きい場合でもノイズが多い環境では受信エラーが発生することがある。従って、受信エラー回数の多寡によって2回目の制御信号の受信を決定することは、実際の使用環境に適している。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記実施の形態では、受信機及びマイク子機は、それぞれ2つのアンテナを用いてダイバーシティ方式による通信を行ったが、3つ以上のアンテナを用いてダイバーシティ方式による通信を行ってもよい。
本開示は、無線通信の親機としての受信機から子機としてのワイヤレスマイクに送信される制御信号の受信時における通信品質の安定化を支援し、高品質な音声信号を提供するワイヤレスマイクシステム及び無線通信方法として有用である。
2 マイク子機
3 受信機
5 ワイヤレスマイクシステム
10 マイク制御部
20 制御部
W1、W2 マイクアンテナ
WA、WB アンテナ

Claims (7)

  1. 第1アンテナ及び第2アンテナを有し、時分割多重通信方式に準じた無線通信が可能なマイクと、
    第3アンテナ及び第4アンテナを有し、前記無線通信が可能な受信機と、を備え、
    前記マイクは、前記無線通信の1フレームにおいて、
    前記第3アンテナから送信された第1制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第1制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行い、
    前記第4アンテナから送信された第2制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第2制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、
    ワイヤレスマイクシステム。
  2. 前記受信機は、
    前記無線通信の1フレームの前半期間において、前記第1制御信号を前記第3アンテナから送信し、
    前記無線通信の1フレームの後半期間において、前記第2制御信号を前記第4アンテナから送信する、
    請求項1に記載のワイヤレスマイクシステム。
  3. 前記受信機は、
    前記第1制御信号、前記第2制御信号をそれぞれ送信するためのアンテナを、前記第3アンテナ及び前記第4アンテナを互いに入れ替える動作を所定時間の経過毎に繰り返す、
    請求項1に記載のワイヤレスマイクシステム。
  4. 前記受信機は、
    前記無線通信の1フレームの前半期間において、前記第1制御信号を前記第3アンテナから送信し、
    前記無線通信の1フレームの前半期間において、前記第2制御信号を前記第4アンテナから送信する、
    請求項1に記載のワイヤレスマイクシステム。
  5. 前記マイクは、
    前記受信機から送信された前記第1制御信号の受信レベルが閾値以下である場合に、前記第2制御信号を受信し、その受信された前記第2制御信号の受信品質に基づいて選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、
    請求項1に記載のワイヤレスマイクシステム。
  6. 前記マイクは、
    前記受信機から送信された前記第1制御信号の受信エラー回数が所定数以上である場合に、前記第2制御信号を受信し、その受信された前記第2制御信号の受信品質に基づいて選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、
    請求項1に記載のワイヤレスマイクシステム。
  7. 第1アンテナ及び第2アンテナを有し、時分割多重通信方式に準じた無線通信が可能なマイクと、
    第3アンテナ及び第4アンテナを有し、前記無線通信が可能な受信機と、を備えたワイヤレスマイクシステムにおける無線通信方法であって、
    前記マイクは、前記無線通信の1フレームにおいて、
    前記第3アンテナから送信された第1制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第1制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行い、
    前記第4アンテナから送信された第2制御信号を前記第1アンテナ及び前記第2アンテナにより受信し、前記第2制御信号の受信品質に基づいてデータ送信に用いるアンテナを前記第1アンテナ又は前記第2アンテナから選択し、選択された前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを用いて前記データ送信を行う、
    無線通信方法。
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