JP2019148135A - 水洗大便器装置 - Google Patents
水洗大便器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019148135A JP2019148135A JP2018034361A JP2018034361A JP2019148135A JP 2019148135 A JP2019148135 A JP 2019148135A JP 2018034361 A JP2018034361 A JP 2018034361A JP 2018034361 A JP2018034361 A JP 2018034361A JP 2019148135 A JP2019148135 A JP 2019148135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket member
- drain
- flush toilet
- drain socket
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
Description
従って、本発明は、水洗大便器本体を持ち上げることなく、排水トラップ管路の出口開口と、床面に設けられた排水配管を容易に接続することができる水洗大便器装置を提供することを目的としている。
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施形態による水洗大便器装置を説明する。図1は本実施形態による水洗大便器装置の側面図であり、図2は本実施形態における水洗大便器本体を後方から見た斜視図である。図3は、本実施形態による水洗大便器装置に備えられた第1排水ソケット部材及び第2排水ソケット部材を拡大して示す断面図である。図4は、本実施形態による水洗大便器装置に備えられた第2排水ソケット部材の上面図である。図5は、本実施形態による水洗大便器装置における第1排水ソケット部材と第2排水ソケット部材の接続を説明する図である。
本実施形態の水洗大便器装置1は、トイレ室の床面Fに設けられた排水配管10に第2ソケット部材8を取り付け、水洗大便器本体2の排水トラップ管路に第1ソケット部材6を取り付けておき、水洗大便器本体2を床面F上でスライドさせることにより第1ソケット部材6と第2ソケット部材8を接続することができるように構成されている。
図3に示すように、第1ソケット部材6は、概ね円筒状の部材であり、排水トラップ管路2bの下流端に水密的に接続されるように構成されている。第1ソケット部材6は、排水トラップ管路2bの下流端を受け入れる大径部6aと、この大径部6aの下端から延びるソケット本体部6bと、このソケット本体部6bの下端部に設けられたフランジ部6cと、を有する。
ソケット本体部6bは、大径部6aと連通するように形成された円筒形の部分であり、大径部6aよりも内径が小さく形成されている。この構成により、排水トラップ管路2bの下流端の出口開口2dから流出した汚物及び洗浄水は、全てソケット本体部6bに流入する。
フランジ部6cは、ソケット本体部6bの下端部外周に形成されたドーナツ板状の部分である。フランジ部6cは、ソケット本体部6bに対して直角に延びているので、ソケット本体部6bが鉛直方向に向けられた状態においては、フランジ部6cは概ね水平方向に向けられる。
ベース部12は、床面Fに埋設された排水配管10の近傍に、2本のビス12aによって床面Fに固定される直方体状の部材であり、このベース部12によってシャフト12bが水平方向に向けて支持されている。
板状部14aは、概ね長方形板状の部分であり、その1つの辺が、ベース部12のシャフト12bによって回動可能に支持されている。このため、板状部14aは、水平方向に向けられたシャフト12bを中心に所定角度回動することができ、第1ソケット部材6と第2ソケット部材8が水密的に接続された状態では、板状部14aは、フランジ部6cと概ね平行に、ほぼ水平方向に向けられる。
水洗大便器装置1を設置する場合には、まず、水洗大便器本体2に設けられた排水トラップ管路2b下流端の出口開口2dに、第1ソケット部材6を取り付ける。即ち、第1ソケット部材6の大径部6aに排水トラップ管路2bの下流端を差し込んで接着し、第1ソケット部材6を排水トラップ管路2bに水密的に取り付ける。図5の左欄に示すように、この状態において、水洗大便器本体2を床面F上に配置すると、第1ソケット部材6下流端のフランジ部6cは、床面Fから所定距離上方に、ほぼ水平に配置される。
本実施形態の水洗大便器装置は、排水ソケットの構成が、上述した第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本発明の第2実施形態の、第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成、作用、効果については説明を省略する。
ソケット本体部106bは、大径部106aと連通するように形成された円筒形の部分であり、大径部106aよりも内径が小さく形成されている。この構成により、排水トラップ管路2bの下流端の出口開口2dから流出した汚物及び洗浄水は、全てソケット本体部106bに流入する。
フランジ部106cは、ソケット本体部106bの下端部外周に形成された長方形板状の部分である。フランジ部106cは、ソケット本体部106bに対して直角に延びているので、ソケット本体部106bが鉛直方向に向けられた状態においては、フランジ部106cは概ね水平方向に向けられる。
ベース部112は、床面Fに埋設された排水配管10の近傍に、2本のビス112aによって床面Fに固定される直方体状の部材であり、このベース部112によってシャフト112bが水平方向に向けて支持されている。
板状部114aは、概ね長方形板状の部分であり、その1つの辺が、ベース部112のシャフト112bによって回動可能に支持されている。このため、板状部114aは、水平方向に向けられたシャフト112bを中心に所定角度回動することができ、第1ソケット部材106と第2ソケット部材108が水密的に接続された状態では、板状部114aは、フランジ部106cと概ね平行に、ほぼ水平方向に向けられる。
水洗大便器装置を設置する場合には、まず、水洗大便器本体2に設けられた排水トラップ管路2b下流端の出口開口2dに、第1ソケット部材106を取り付ける。
なお、変形例として、第1排水ソケット部材にガイド凹部を設け、第2排水ソケット部材にガイド凸部を設けるように、本発明を構成することもできる。
本実施形態の水洗大便器装置は、排水ソケット及び水洗大便器の一部の構成が、上述した第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本発明の第3実施形態の、第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成、作用、効果については説明を省略する。
図11に示すように、第1ソケット部材206は、概ね円筒状の部材であり、排水トラップ管路202bの下流端に水密的に接続されるように構成されている。第1ソケット部材206は、排水トラップ管路202bの下流端を受け入れる大径部206aと、この大径部206aの下端から延びるソケット本体部206bと、このソケット本体部206bの下端部に設けられたフランジ部206cと、を有する。
ベース部212は、床面Fに埋設された排水配管10の近傍で、床面Fに固定される板状の部材である。このベース部212には、鉛直上方に向けて突出するように4本の摺動ピン212aが取り付けられている。これらの摺動ピン212aは、第2ソケット部材208の板状部214aに設けられた4つのピン受け孔214dに夫々挿入されている。
板状部14aは、概ね長方形板状の部分であり、ベース部212の各摺動ピン212aと夫々整合する位置にピン受け孔214dが形成されている。これらのピン受け孔214dが各摺動ピン212aを受け入れることにより、板状部214aは各摺動ピン212aに沿って鉛直方向(上下方向)に摺動可能に支持される。
水洗大便器装置を設置する場合には、まず、水洗大便器本体202に設けられた排水トラップ管路202b下流端の出口開口202dに、第1ソケット部材206を取り付ける。図11の左欄に示すように、この状態において、水洗大便器本体202を床面F上に配置すると、第1ソケット部材206下流端のフランジ部206cは、床面Fから所定距離上方に、ほぼ水平に配置される。
1 水洗大便器装置
2 水洗大便器本体
2a ボウル部
2b 排水トラップ管路
2c スカート部
2d 出口開口
2e 切欠
4 貯水タンク
6 第1ソケット部材
6a 大径部
6b ソケット本体部
6c フランジ部
8 第2ソケット部材
10 排水配管
12 ベース部
12a ビス
12b シャフト
14 可動部
14a 板状部(可動式シール部材)
14b 伸縮部
14c 排水配管接続部
14d ガイド縁部
14e 突出部(自動可動機構)
16 ガスケット
106 第1ソケット部材
106a 大径部
106b ソケット本体部
106c フランジ部
106d ガイド凸部(ガイド機構)
108 第2ソケット部材
112 ベース部
112a ビス
112b シャフト
114 可動部
114a 板状部
114b 伸縮部
114c 排水配管接続部
114d ガイド凹部(ガイド機構)
116 ガスケット
118 シール操作部材(接続解除機構)
118a 垂直部
118b 脚部
118c 突起部
202 水洗大便器本体
202a ボウル部
202b 排水トラップ管路
202c スカート部
202f 底部フランジ
202g 切り込み部
206 第1ソケット部材
206a 大径部
206b ソケット本体部
206c フランジ部
208 第2ソケット部材
212 ベース部
212a 摺動ピン
214 可動部
214a 板状部(可動式シール部材)
214b 伸縮部
214c 排水配管接続部
214d ピン受け孔
214e ガイド突起
216 ガスケット
218 固定ボルト
218a 固定ナット
Claims (7)
- 床面に設置して使用する水洗大便器装置であって、
汚物を受けるボウル部と、このボウル部の底部から延び、下流端の出口開口が床面に向けて開口した排水トラップ管路と、を備えた水洗大便器本体と、
上記排水トラップ管路の上記出口開口に水密的に取り付けられる第1排水ソケット部材と、
上記水洗大便器本体を設置すべき床面に設けられた排水配管に水密的に取り付けられ、上記第1排水ソケット部材に接続可能な第2排水ソケット部材と、
上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間の水密性を確保するための可動式シール部材と、を有し、
上記水洗大便器本体の底部には切欠が設けられており、上記排水トラップ管路に取り付けた第1排水ソケット部材が、排水配管に取り付けられた上記第2排水ソケット部材と整合するように、上記水洗大便器本体を床面上でスライドさせる際、上記切欠の中を上記第2排水ソケット部材が通過し、
上記可動式シール部材は上下方向に移動して、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材が整合した状態において、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間をシールするように構成されていることを特徴とする水洗大便器装置。 - さらに、自動可動機構を備え、この自動可動機構は、上記水洗大便器本体を床面上でスライドさせることにより上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材を整合させる際、自動的に上記可動式シール部材を移動させ上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間をシールする請求項1記載の水洗大便器装置。
- さらに、上記可動式シール部材を移動させるためのシール操作部材を有し、上記シール操作部材を操作することにより、上記可動式シール部材が移動され、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間がシールされる請求項1記載の水洗大便器装置。
- 上記シール操作部材は、上記水洗大便器本体の上記切欠を通して上記可動式シール部材を移動させるように構成され、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間がシールされる位置に上記シール操作部材を移動させると、上記水洗大便器本体の上記切欠が上記シール操作部材によって塞がれる請求項3記載の水洗大便器装置。
- さらに、ガイド機構を有し、このガイド機構は、上記第1排水ソケット部材を取り付けた上記水洗大便器本体が床面上でスライドされるとき、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材が整合するように上記水洗大便器本体のスライドを案内する請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器装置。
- 上記ガイド機構は、上記第1排水ソケット部材及び上記第2排水ソケット部材の何れか一方に設けられたガイド凹部と、上記第1排水ソケット部材及び上記第2排水ソケット部材の他方に設けられ、上記ガイド凹部と係合するガイド凸部から構成されている請求項5記載の水洗大便器装置。
- さらに、接続解除機構を有し、この接続解除機構は、上記可動式シール部材を、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間がシールされる位置から、上記第1排水ソケット部材と上記第2排水ソケット部材の間がシールされない位置へ移動させる請求項1乃至6の何れか1項に記載の水洗大便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018034361A JP6982278B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 水洗大便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018034361A JP6982278B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 水洗大便器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019148135A true JP2019148135A (ja) | 2019-09-05 |
JP6982278B2 JP6982278B2 (ja) | 2021-12-17 |
Family
ID=67850363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018034361A Active JP6982278B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | 水洗大便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6982278B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10597232B2 (en) | 2017-11-02 | 2020-03-24 | Duplo Seiko Corporation | Sheet bundle conveying apparatus |
-
2018
- 2018-02-28 JP JP2018034361A patent/JP6982278B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10597232B2 (en) | 2017-11-02 | 2020-03-24 | Duplo Seiko Corporation | Sheet bundle conveying apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6982278B2 (ja) | 2021-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10119263B2 (en) | Universal height absorbing toilet seal | |
US20170051489A1 (en) | Toilet apparatus | |
JP6579373B2 (ja) | 便器装置 | |
KR101798582B1 (ko) | 벽체 매립형 다층식 수전함 | |
JP2019148135A (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP2975300B2 (ja) | 電気式水栓用のはね防止囲い構造 | |
KR100733868B1 (ko) | 가변형 변기용 접속유닛 | |
JP2006291569A (ja) | 排水ソケット、及びそれを備えた水洗大便器及び水洗大便器スタンド | |
NO20150209A1 (en) | Concealed toilet cistern assembly | |
JP2012012838A (ja) | 槽体と排水器との接続構造 | |
CN103866837A (zh) | 卫生装置 | |
US928523A (en) | Fastening device for water-closets. | |
JP4713910B2 (ja) | 配管固定具 | |
JP2007162305A (ja) | 便器の排水口と排水管との接続装置 | |
KR102286404B1 (ko) | 배관 교체가 가능한 구조체 매립 배수이중배관 시스템 | |
WO2017118759A1 (en) | Concealed toilet cistern assembly and associated method | |
KR101713125B1 (ko) | 세면기용 폽업장치 | |
JP5277398B2 (ja) | 浴室の排水構造 | |
JP2009030293A (ja) | 排水ソケット | |
KR102059926B1 (ko) | 욕실용 선반식 벽체 구조물 | |
KR102036008B1 (ko) | 벽걸이형 소변기 조립체 | |
JP7223527B2 (ja) | 排水接続具、水洗式便器、水洗式便器の施工方法及び固定具 | |
US742866A (en) | Water-closet. | |
JP2017031703A (ja) | 排水ソケット | |
JP2008291615A (ja) | ターントラップ式水洗便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6982278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |